JP2019140794A - 充放電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタがたとえば水没した場合においても、リーク電流によってコネクタが破損する可能性をなくすことができる充放電装置を得ること。【解決手段】充放電装置1は、蓄電池と電力の授受を行う充放電器2と、複数の端子を備え、蓄電池に設けられたプラグ53に接続されるコネクタ3と、コネクタ3と充放電器2とを接続するケーブル4とを備え、充放電器2は、コネクタ3の複数の端子のうちの特定の端子と電源との間に配される車両電源接続スイッチと、コネクタ3とプラグ53とが接続の状態のときは、車両電源接続スイッチを閉状態に制御し、コネクタ3とプラグ53とが非接続の状態のときは、車両電源接続スイッチを開状態に制御する充放電制御器21とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電気自動車などに搭載された蓄電池の充放電を制御する充放電装置に関する。
電気自動車などに搭載された蓄電池の充放電を制御する充放電装置は、充放電器と、コネクタと、充放電器とコネクタとを接続するケーブルとを備える。コネクタは、電気自動車などに搭載された蓄電池に設けられたプラグに接続される。コネクタは、複数のピンを有する。コネクタとプラグとが非接続の状態では、コネクタの複数のピンは露出する。
たとえば、特許文献1では、コネクタとプラグとの接続部分が水に濡れた状態で接続されても、互いの端子間でリークすることを防止する技術が提案されている。特許文献1では、コネクタとプラグとの接続面に防水シールなどを設けている。
特開平7−135043号公報
しかしながら、従来の充放電装置のコネクタの特定のピンには、常に一定の電圧が印加されているため、上述した防水シールなどがコネクタとプラグとの接続面に設けられている場合であっても、コネクタとプラグとが非接続の状態で、コネクタがたとえば水没したときには、特定のピンに印加されている電圧によってリーク電流が流れ、コネクタが破損する可能性がある、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コネクタがたとえば水没した場合においても、リーク電流によってコネクタが破損する可能性をなくすことができる充放電装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる充放電装置は、蓄電池と電力の授受を行う充放電器を備える。充放電装置は、複数の端子を備え、蓄電池に設けられたプラグに接続されるコネクタを備える。充放電装置は、コネクタと充放電器とを接続するケーブルを備える。充放電器は、コネクタの複数の端子のうちの特定の端子と電源との間に配される開閉器を備える。充放電器は、コネクタとプラグとが接続の状態のときは、開閉器を閉状態に制御し、コネクタとプラグとが非接続の状態のときは、開閉器を開状態に制御する制御部を備える。
本発明によれば、コネクタがたとえば水没した場合においても、リーク電流によってコネクタが破損する可能性をなくすことができる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる充放電装置に電気自動車が接続された構成を示す図 図1に示す充放電装置に電気自動車が接続された形態のインタフェースの構成を示す図 図1に示す充放電器および電気自動車が実行する充放電制御シーケンスの一例を示す概念図 図3に示す充放電制御シーケンスのタイミングチャート 本発明の実施の形態2にかかる充放電装置に電気自動車が接続された構成を示す図 図5に示す充放電装置に電気自動車が接続された形態のインタフェースの構成を示す図 図5に示す充放電器および電気自動車が実行する充放電制御シーケンスの一例を示す概念図 図7に示す充放電制御シーケンスのタイミングチャート 本発明の実施の形態3にかかる充放電装置に電気自動車が接続された形態のインタフェースの一部の構成を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる充放電装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1にかかる充放電装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる充放電装置に電気自動車が接続された構成を示す図である。
図1に示す、充放電装置1は、充放電器2と、コネクタ3と、充放電器2とコネクタ3とを接続するケーブル4とを備える。電気自動車5と充放電器2とは、コネクタ3とケーブル4とを介して接続される。
電気自動車5は、図示しない蓄電池を備える。電気自動車5は、車両制御器51と、接続検出器52と、プラグ53とを備える。車両制御器51は、電気自動車5の駆動、および蓄電池の充放電を制御する。接続検出器52は、コネクタ3とプラグ53との接続を検出する。車両制御器51と接続検出器52とをまとめて車両制御部54と称する。
充放電器2は、電気自動車5の蓄電池と電力の授受を行う。充放電器2は、充放電制御器21と、d1リレー22とを備える。充放電制御器21は、電気自動車5の蓄電池の充放電を制御する。充放電制御器21は、制御部の一例である。充放電器2は、電気自動車5の蓄電池の充放電を制御するために、電気自動車5の車両制御器51とCAN(Controller Area Network)通信を行う。充放電器2は、ケーブル4内の通信線41を用いてデジタル信号の入出力を行い、電気自動車5の蓄電池の充放電の制御シーケンス(以下、「充放電制御シーケンス」という。)を管理することができる。充放電制御器21とd1リレー22とをまとめて充放電制御部23と称する。
ケーブル4は、少なくとも、通信線41と、作動開始停止線42と、コネクタ接続確認線43と、図示しない電力線とを備える。ケーブル4は、コネクタ3を介して電気自動車5のプラグ53に接続される。
本実施の形態では、充放電装置1に電気自動車5が接続されるが、充放電装置1の接続対象は電気自動車5に限られない。充放電装置1の接続対象は、充放電器2が充放電を制御可能な蓄電池を電力供給源として搭載する自動車であればよく、内燃機関を搭載したハイブリッドカー、プラグインハイブリッドカーまたはレンジエクステンダーEV(Electric Vehicles)であってもよい。
図2は、図1に示す充放電装置に電気自動車が接続された形態のインタフェースの構成を示す図である。
図2に示すインタフェースの構成では、充放電器2側に、d1リレー22、d2リレー24、入力部25および送受信器26が配され、電気自動車5側に、接続検出器52、コンタクタ55、コンタクタ駆動リレー56、d1リレー検出器57、d2リレー検出器58、出力部59、車載バッテリ60および送受信器61が配されている。充放電器2と電気自動車5との間は、第1の作動開始停止線40a、第2の作動開始停止線40b、コネクタ接続確認線40c、充放電許可禁止線40d、接地線40e、第1のCAN通信線40fおよび第2のCAN通信線40gによって接続されている。充放電器2側において、充放電の許可または禁止を通知する充放電許可禁止信号の送信に用いられる充放電許可禁止線40dに、車両電源接続スイッチ27が配され、CAN通信に用いられる第1のCAN通信線40fに、車両電源接続スイッチ28が配され、CAN通信に用いられる第2のCAN通信線40gに、車両電源接続スイッチ29が配されている。車両電源接続スイッチ27,28,29は、開閉器の一例である。第1の作動開始停止線40aは、図1における作動開始停止線42に相当し、コネクタ接続確認線40cは、図1におけるコネクタ接続確認線43に相当し、第1のCAN通信線40fおよび第2のCAN通信線40gは、図1における通信線41に相当する。
本実施の形態では、充放電器2および電気自動車5による充放電制御シーケンスが実行されていないときは、充放電制御器21による制御により、車両電源接続スイッチ27,28,29はオフ(開状態)となる。これにより、充放電器2および電気自動車5による充放電制御シーケンスが実行されていないときは、コネクタ3が有する充放電許可禁止線40dの接続ピン31と、コネクタ3が有する第1のCAN通信線40fの接続ピン32と、コネクタ3が有する第2のCAN通信線40gの接続ピン33とにそれぞれ電圧が印加されないようになる。コネクタ3が有する充放電許可禁止線40dの接続ピン31は、コネクタが備える複数の端子のうちの特定の端子の一例である。コネクタ3が有する第1のCAN通信線40fの接続ピン32は、コネクタが備える複数の端子のうちの特定の端子の一例である。コネクタ3が有する第2のCAN通信線40gの接続ピン33は、コネクタが備える複数の端子のうちの特定の端子の一例である。充放電器2および電気自動車5による充放電制御シーケンスは、コネクタ3とプラグ53とが接続の状態のときに実行される。このため、コネクタ3とプラグ53とが非接続の状態のときに、接続ピン31,32,33に電圧が印加されないようになるため、コネクタ3とプラグ53とが非接続の状態で、コネクタ3がたとえば水没した場合においても、接続ピン31,32,33に印加されている電圧によってリーク電流が流れることはなく、リーク電流によってコネクタ3が破損する可能性をなくすことができる。
本実施の形態では、車両電源接続スイッチ27,28,29を充放電制御器21によって制御することができ、コネクタ3に印加される各電圧を個別に遮断することが可能となる。
図3は、図1に示す充放電器2および電気自動車5が実行する充放電制御シーケンスの一例を示す概念図である。図3に示す充放電制御シーケンスは、ユーザの設定および操作による充放電器2からのトリガで開始する。
ステップS1:
充放電器2は、充放電制御を開始する。
ステップS2:
充放電器2は、車両電源接続スイッチ27,28,29をオン(閉状態)にする。これにより、充放電器電源からのたとえば12Vの電圧が充放電許可禁止線40dに印加され、IC電源からの電圧が第1のCAN通信線40fおよび第2のCAN通信線40gに印加される。
ステップS3:
充放電器2は、充放電制御の開始を電気自動車5に通知する。このとき、d1リレー22がオンとなり、充放電器2から電気自動車5へ第1の作動開始停止信号が送信される。電気自動車5は、充放電制御の開始を検知する。
ステップS4:
充放電器2と電気自動車5とは、CAN通信を開始する。
ステップS5:
充放電器2と電気自動車5とは、充放電開始前に、CAN通信によって情報交換を行う。この情報交換により、充放電器2と電気自動車5とは、たとえば、放電の可否を判断する。
ステップS6:
電気自動車5は、準備完了を充放電器2に通知する。このとき、電気自動車5から充放電器2へ充放電許可禁止信号が送信される。充放電器2は、コネクタ3がロックされていることを確認する。
ステップS7:
充放電器2は、出力端子の電圧に基づき、電気自動車5のコンタクタ55がオフ(開状態)になっていることを確認する。
ステップS8:
充放電器2は、充放電主回路の絶縁を判断する絶縁診断を実施する。
ステップS9:
充放電器2は、絶縁診断の完了を電気自動車5に通知する。このとき、d2リレーがオンとなり、充放電器2から電気自動車5へ第2の作動開始停止信号が送信される。電気自動車5は、コンタクタ55をオン(閉状態)にする。
ステップS10:
充放電器2は、出力端子の電圧に基づき、電気自動車5のコンタクタ55がオン(閉状態)になっていることを確認する。
ステップS11:
コンタクタ55が閉じられる際、電気自動車5側から充放電器2内部の容量成分へ突入電流が流れる可能性がある。充放電器2は、そのような突入電流を防止する機能を使用する。
ステップS12:
電気自動車5は、CAN通信によって、充放電電流上限値を充放電器2に通知する。充放電器2は、その充放電電流上限値で規定される範囲内で、電流の入出力を開始する。
ステップS13:
充放電器2と電気自動車5とは、電流の入出力を行う。この間、充放電器2は、CAN通信によって、現在の充放電電流値を電気自動車5に通知する。
ステップS14:
充放電器2において、充放電計画が終了する。
ステップS15:
充放電器2は、CAN通信によって、出力停止を電気自動車5に通知する。電気自動車5は、充放電指示を終了する。
ステップS16:
電気自動車5は、充放電指示の終了を充放電器2に通知する。このとき、電気自動車5から充放電器2へ充放電許可禁止信号が送信される。充放電器2は、電流の入出力を停止する。
ステップS17:
充放電器2は、出力端子の電圧を確認する。電気自動車5は、主回路電流を確認する。
ステップS18:
充放電器2は、コネクタ3のロックを解除する。電気自動車5は、コンタクタ55をオフ(開状態)にする。
ステップS19:
充放電器2と電気自動車5とは、CAN通信を終了する。
ステップS20:
充放電器2は、車両電源接続スイッチ27,28,29をオフ(開状態)にする。これにより、充放電器電源からのたとえば12Vの電圧が充放電許可禁止線40dに印加されないようになり、IC電源からの電圧が第1のCAN通信線40fおよび第2のCAN通信線40gに印加されないようになる。
図3に示す、充放電制御シーケンスに示されるように、充放電器2および電気自動車5による充放電制御シーケンスが実行されていないときは、コネクタ3が有する充放電許可禁止線40dの接続ピン31と、コネクタ3が有する第1のCAN通信線40fの接続ピン32と、コネクタ3が有する第2のCAN通信線40gの接続ピン33とにそれぞれ電圧が印加されないようになる。
図4は、図3に示す充放電制御シーケンスのタイミングチャートである。
図4に示す、タイミング71は充放電制御シーケンスを開始するタイミングであり、タイミング72は車両電源接続スイッチ27,28,29をオンにするタイミングであり、タイミング73は充放電制御シーケンスを終了するタイミングであり車両電源接続スイッチ27,28,29をオフにするタイミングである。
以上に説明されたように、本実施の形態では、充放電器2および電気自動車5による充放電制御シーケンスが実行されていないときは、充放電制御器21による制御により、車両電源接続スイッチ27,28,29はオフ(開状態)となる。これにより、充放電器2および電気自動車5による充放電制御シーケンスが実行されていないときは、コネクタ3が有する充放電許可禁止線40dの接続ピン31と、コネクタ3が有する第1のCAN通信線40fの接続ピン32と、コネクタ3が有する第2のCAN通信線40gの接続ピン33とにそれぞれ電圧が印加されないようになる。充放電器2および電気自動車5による充放電制御シーケンスは、コネクタ3とプラグ53とが接続の状態のときに実行される。このため、コネクタ3とプラグ53とが非接続の状態のときに、接続ピン31,32,33に電圧が印加されないようになるため、コネクタ3とプラグ53とが非接続の状態で、コネクタ3がたとえば水没した場合においても、接続ピン31,32,33に印加されている電圧によってリーク電流が流れることはなく、リーク電流によってコネクタ3が破損する可能性をなくすことができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2にかかる充放電装置について説明する。図5は、本発明の実施の形態2にかかる充放電装置に電気自動車が接続された構成を示す図である。本実施の形態にかかる充放電装置1Aは、充放電器2Aが接続検出器30を備える点が、上述した実施の形態1と異なる。実施の形態1と重複した構成および作用については説明を省略し、以下に異なる構成および作用についての説明を行う。
図5に示す、充放電装置1Aは、充放電器2Aを備える。充放電器2Aは、接続検出器30を備える。接続検出器30は、コネクタ3とプラグ53との接続を検出する。充放電制御器21とd1リレー22と接続検出器30をまとめて充放電制御部23Aと称する。
図6は、図5に示す充放電装置に電気自動車が接続された形態のインタフェースの構成を示す図である。
図6に示すインタフェースの構成では、充放電器2A側に、接続検出器30が配されている。
本実施の形態では、充放電器2Aが接続検出器30を備える。接続検出器30は、コネクタ3とプラグ53とが接続された際に、接続検出器52を介して印加される電圧を検知することにより、コネクタ3とプラグ53との接続を検出し、当該接続が確認されたことを示すコネクタ接続確認信号を充放電制御器21に送信する。本実施の形態では、充放電器2Aは、上述した充放電制御シーケンスを実行する前に、コネクタ接続確認信号を得ることができ、電気自動車5との接続状態を充放電器2A側で判断することが可能となる。
図7は、図5に示す充放電器2Aおよび電気自動車5が実行する充放電制御シーケンスの一例を示す概念図である。
ステップS21:
充放電器2Aは、コネクタ接続確認信号のオンにより、コネクタ3とプラグ53とが接続されたことを確認する。
ステップS22:
充放電器2Aは、車両電源接続スイッチ27,28,29をオン(閉状態)にする。これにより、充放電器電源からのたとえば12Vの電圧が充放電許可禁止線40dに印加され、IC電源からの電圧が第1のCAN通信線40fおよび第2のCAN通信線40gに印加される。
ステップS23:
充放電器2Aは、ユーザの設定および操作による充放電器2からのトリガで充放電制御を開始する。
ステップS24からステップS40は、上述したステップS3からステップS19と同様であるため、説明を省略する。
ステップS41:
充放電器2Aは、コネクタ接続確認信号のオフにより、コネクタ3とプラグ53とが非接続となったことを確認する。
ステップS42:
充放電器2Aは、車両電源接続スイッチ27,28,29をオフ(開状態)にする。これにより、充放電器電源からのたとえば12Vの電圧が充放電許可禁止線40dに印加されないようになり、IC電源からの電圧が第1のCAN通信線40fおよび第2のCAN通信線40gに印加されないようになる。
図7に示す、充放電制御シーケンスに示されるように、充放電器2Aおよび電気自動車5による充放電制御シーケンスが実行されていないときは、コネクタ3が有する充放電許可禁止線40dの接続ピン31と、コネクタ3が有する第1のCAN通信線40fの接続ピン32と、コネクタ3が有する第2のCAN通信線40gの接続ピン33とにそれぞれ電圧が印加されないようになる。
図8は、図7に示す充放電制御シーケンスのタイミングチャートである。
図8に示す、タイミング81は充放電制御シーケンスを開始するタイミングであり、タイミング82は車両電源接続スイッチ27,28,29をオンにするタイミングであり、タイミング83は充放電制御シーケンスを終了するタイミングであり車両電源接続スイッチ27,28,29をオフにするタイミングである。
以上に説明されたように、本実施の形態では、充放電器2Aおよび電気自動車5による充放電制御シーケンスが実行されていないときは、充放電制御器21による制御により、車両電源接続スイッチ27,28,29はオフ(開状態)となる。これにより、充放電器2Aおよび電気自動車5による充放電制御シーケンスが実行されていないときは、コネクタ3が有する充放電許可禁止線40dの接続ピン31と、コネクタ3が有する第1のCAN通信線40fの接続ピン32と、コネクタ3が有する第2のCAN通信線40gの接続ピン33とにそれぞれ電圧が印加されないようになる。充放電器2Aおよび電気自動車5による充放電制御シーケンスは、コネクタ3とプラグ53とが接続の状態のときに実行される。このため、上述した実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
本実施の形態によれば、コネクタ接続確認信号がオンになると、車両電源接続スイッチ27,28,29がオンになり、接続ピン31,32,33に電圧が印加され、コネクタ接続確認信号がオフになると、車両電源接続スイッチ27,28,29がオフになり、接続ピン31,32,33に電圧が印加されないようになる。この制御は電気自動車5との接続をトリガとするものであり、ユーザの設定および操作をトリガとするものではない。このため、ユーザの認識にかかわらず、コネクタ3とプラグ53とが非接続の状態のときに、接続ピン31,32,33に電圧が印加されないようになるため、コネクタ3とプラグ53とが非接続の状態で、コネクタ3がたとえば水没した場合においても、接続ピン31,32,33に印加されている電圧によってリーク電流が流れることはなく、リーク電流によってコネクタ3が破損する可能性をなくすことができる。
実施の形態3.
上述した実施の形態1および2にかかる充放電器2,2Aは、車両電源接続スイッチ27,28,29を備えたが、充放電器2,2Aは、電気的に開閉を制御可能な車両電源接続スイッチを備えていてもよい。たとえば、マイコンを用いた電気的な制御により車両電源接続スイッチを制御してもよい。この場合、電気的な制御により車両電源接続スイッチを制御することが可能であるため、マイコンで実行されるプログラムを更新することによってメンテナンスを実行することができるとともに、ミリ秒単位の精密な車両電源接続スイッチの制御が可能となるといった効果を奏する。また、V2H(Vehicle to Home)ガイドラインは今後変更される可能性があるため、たとえばマイコンで実行されるプログラムを更新することによって、変更後のV2Hガイドラインの規格に対応することが可能となるといった効果を奏する。
図9は、本発明の実施の形態3にかかる充放電装置に電気自動車が接続された形態のインタフェースの一部の構成を示す図である。
図9に示す、充放電器2,2Aは、マイコン(マイクロコンピュータ)91と、電源IC92と、CAN制御線93と、車両電源接続スイッチ94,95と、送受信器26とを備える。車両電源接続スイッチ94,95は、開閉器の一例である。マイコン91は、電源IC92および車両電源接続スイッチ94,95を制御する。マイコン91は、制御部の一例である。電源IC92は、送受信器26に電源を供給する。マイコン91と、車両電源接続スイッチ94,95とは、CAN制御線93で接続されている。送受信器26は、CAN通信を行うための送受信器であり、たとえばICで構成され、電源IC92から駆動電力を得て動作する。
マイコン91は、プログラムを実行することによりHigh/Lowの制御信号を電源IC92に発信することができる。電源IC92は、デジタルスイッチICであり、マイコン91から発信されるHigh/Lowの制御信号により、送受信器26に供給する電源のON/OFFを切り替えることができる。マイコン91は、CAN−H/CAN−Lの制御フラグによって、車両電源接続スイッチ94,95の開閉を制御することができる。なお、電源IC92を制御するための制御信号はHigh/Lowの制御信号でなくてもよく、たとえばアナログの制御信号であってもよい。また、マイコン91は、上述した図3または図7に示す充放電制御シーケンスを実行可能である。
本実施の形態によれば、充放電器2,2Aはマイコン91によって車両電源接続スイッチ94,95を電気的に制御することができる。
本実施の形態では、送受信器26の機能をマイコン91によって実現することができる場合には、送受信器26を備える必要はない。この場合、マイコン91がCAN−H/CAN−L信号を出力する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略および変更することも可能である。
1,1A 充放電装置、2,2A 充放電器、3 コネクタ、4 ケーブル、5 電気自動車、21 充放電制御器、22 d1リレー、23,23A 充放電制御部、24 d2リレー、25 入力部、26,61 送受信器、27,28,29,94,95 車両電源接続スイッチ、30,52 接続検出器、31,32,33 接続ピン、40a 第1の作動開始停止線、40b 第2の作動開始停止線、40c,43 コネクタ接続確認線、40d 充放電許可禁止線、40e 接地線、40f 第1のCAN通信線、40g 第2のCAN通信線、41 通信線、42 作動開始停止線、51 車両制御器、53 プラグ、54 車両制御部、55 コンタクタ、56 コンタクタ駆動リレー、57 d1リレー検出器、58 d2リレー検出器、59 出力部、60 車載バッテリ、71,72,73,81,82,83 タイミング、91 マイコン、92 電源IC、93 CAN制御線。

Claims (5)

  1. 蓄電池と電力の授受を行う充放電器と、
    複数の端子を備え、前記蓄電池に設けられたプラグに接続されるコネクタと、
    前記コネクタと前記充放電器とを接続するケーブルとを備え、
    前記充放電器は、
    前記コネクタの前記複数の端子のうちの特定の端子と電源との間に配される開閉器と、
    前記コネクタと前記プラグとが接続の状態のときは、前記開閉器を閉状態に制御し、前記コネクタと前記プラグとが非接続の状態のときは、前記開閉器を開状態に制御する制御部とを備える
    ことを特徴とする充放電装置。
  2. 前記特定の端子は、充放電の許可または禁止を通知する充放電許可禁止信号の送信に用いられる充放電許可禁止線に接続される端子、および前記充放電器の前記制御部と前記蓄電池の充放電を制御する制御部との間での通信に用いられる通信線に接続される端子である
    ことを特徴とする請求項1に記載の充放電装置。
  3. 前記制御部は、前記充放電器の充放電制御が開始されると、前記開閉器を閉状態に制御し、前記充放電器の充放電制御が終了すると、前記開閉器を開状態に制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の充放電装置。
  4. 前記充放電器は、
    前記コネクタと前記プラグとの接続を検出する接続検出器を備え、
    前記制御部は、前記接続検出器の検出結果に基づいて、前記開閉器の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の充放電装置。
  5. 前記制御部は、前記開閉器の開閉を電気的に制御する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の充放電装置。
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