JP2019140652A - ドアベル - Google Patents

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Abstract

【課題】初期設置をより簡易に行うことができるWi−Fiドアベルの設定方法を提供することを目的とする。【解決手段】二次元コードを読み取ることが可能なカメラを備えるWi−Fiドアベル2と、二次元コードを表示可能な表示部6を備える移動通信端末4と、を用いるWi−Fiドアベル2の設定方法であって、表示部6に、Wi−Fiドアベル2がWi−Fiルータ20を介してネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報が埋め込まれた二次元コードを表示させるステップと、二次元コードをWi−Fiドアベル2のカメラ9が読み取るステップと、読み取られた二次元コードに基づいて、Wi−Fiドアベル2が、Wi−Fiルータを介して、遠隔配置されるサーバ3と通信可能な状態に設定されるステップと、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、Wi−Fiドアベルの設定方法に関する。
遠隔配置されるコンピューティング・デバイスと無線通信できるドアベルを用いて、第1の無線ネットワークを検出し、その後、ドアベルと遠隔配置されるコンピューティング・デバイスとの間における第2の無線ネットワークを作ることにより、第2の無線ネットワークを介して、ドアベルとコンピューティング・デバイスが直接通信できるようにする方法が知られている(特許文献1参照)。
米国特許第9094584号明細書 米国特許第8872915号明細書 米国特許第9237318号明細書 米国特許第8144183号明細書 米国特許第9432638号明細書 米国特許第9485478号明細書 米国特許第9516284号明細書
近年、居室親機を持たない簡易的なインターホンシステムが普及してきている。このようなインターホンシステムにおいては、ドアベルとデバイスとを、例えばWi−Fiにより通信可能とし、ドアベルからの呼び出しがデバイスから通知されるように構成されている(Wi−Fiドアベル)。多くのWi−Fiドアベル(Wi−Fiドアベルシステム)は、ユーザ自らが組み立てて設置している。このため、WIFIドアベルの初期設置をより簡易に行いたいというユーザ側のニーズが存在する。
本発明は、初期設置をより簡易に行うことができるWi−Fiドアベルの設定方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るWi−Fiドアベルの設定方法は、
二次元コードを読み取ることが可能なカメラを備えるWi−Fiドアベルと、二次元コードを表示可能な表示部を備える移動通信端末と、を用いるWi−Fiドアベルの設定方法であって、
前記表示部に、前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態になるためのパスワード情報が埋め込まれた二次元コードを表示させるステップと、
前記二次元コードを前記Wi−Fiドアベルのカメラが読み取るステップと、
読み取られた前記二次元コードに基づいて、前記Wi−Fiドアベルが、前記Wi−Fiルータを介して、遠隔配置されるサーバと通信可能な状態に設定されるステップと、を含む。
上記構成によれば、移動通信端末の表示部に表示された二次元コードをWi−Fiドアベルのカメラで読み取るだけで、Wi−Fiドアベルとサーバが通信可能な状態になり、Wi−Fiドアベルの初期設定は完了する。これにより、ユーザはより簡便にWi−Fiドアベルの初期設定ができるので、Wi−Fiドアベルの設置に伴うユーザ側の負担が軽減される。
このように、上記構成によれば、初期設置をより簡易に行うことができるWi−Fiドアベルの設定方法を提供することができる。
また、本発明の一態様に係るWi−Fiドアベルの設定方法において、
前記二次元コードには、前記Wi−Fiドアベルの初期設置時の位置情報が埋め込まれている。
上記構成によれば、Wi−Fiドアベルは初期設置時の位置情報を保有しているため、万が一、Wi−Fiドアベルが盗まれたとしても、盗難品か否かの特定が容易にできる。このため、Wi−Fiドアベルの不正使用や不正転売を予防することができる。
このように、上記構成によれば、より防犯性を高くするWi−Fiドアベルの設定方法を提供することができる。
また、本発明の一態様に係るWi−Fiドアベルの設定方法において、
前記Wi−Fiドアベルは、初期設定時に、前記Wi−Fiドアベルのカメラにより人物画像を読み取ることで、前記サーバに特定の人物を記憶させることが可能であり、
前記Wi−Fiドアベルは、前記サーバに記憶された前記人物画像に基づいて、呼び出し可否を判断することが可能となる。
上記構成によれば、ユーザはWi−Fiドアベルの初期設定時に、ユーザ自身やユーザの友人といった特定の人物の顔等をWi−Fiドアベルに記憶させることができる。これにより、呼び出しに応じても問題ない相手については、スムースに屋内へ通すことができる。また、反対に、不審者といった屋内へ通したくない相手に対しては、ユーザの呼出を行わなくなるため、訪問者が来るたびにユーザを呼び出すということがなくなる。
このように、上記構成によれば、不必要にユーザを呼び出すことのないWi−Fiドアベルの設定方法を提供することができる。
また、本発明の一態様に係るWi−Fiドアベルの設定方法は、
音声認識部を備えるWi−Fiドアベルを用いるWi−Fiドアベルの設定方法であって、
前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態にするために読み上げられた音声パスワードを、前記音声認識部により認識された前記パスワードに基づき、前記Wi−Fiドアベルが前記Wi−Fiルータと接続されるステップと、
前記Wi−Fiドアベルが、前記Wi−Fiルータを介して、遠隔配置されるサーバと通信可能な状態に設定されるステップと、を含む。
上記構成によれば、ユーザは、Wi−FiドアベルとWi−Fiルータとを接続するためのパスワードを読み上げるだけで、Wi−Fiドアベルの初期設定を完了させることができる。これにより、ユーザはより簡便にWi−Fiドアベルの初期設定ができるので、Wi−Fiドアベルの設置に伴うユーザ側の負担が軽減される。
このように、上記構成によれば、初期設置をより簡易に行うことができるWi−Fiドアベルの設定方法を提供することができる。
また、本発明の一態様に係るWi−Fiドアベルの設定方法は、
光線検出部を備えるWi−Fiドアベルを用いるWi−Fiドアベルの設定方法であって、
前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態にするためのパスワード情報を、光通信により、前記Wi−Fiドアベルへ伝達するステップと、
前記パスワード情報により、前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態になるステップと、
前記Wi−Fiドアベルが、前記Wi−Fiルータを介して、遠隔配置されるサーバと通信可能な状態に設定されるステップと、を含む。
上記構成によれば、ユーザは、Wi−Fiドアベルの光線検出部に向けて、端末から光線をWi−Fiドアベルに射出するだけで、Wi−Fiドアベルの初期設定を完了させることができる。これにより、ユーザはより簡便にWi−Fiドアベルの初期設定ができるので、Wi−Fiドアベルの設置に伴うユーザ側の負担が軽減される。
このように、上記構成によれば、初期設置をより簡易に行うことができるWi−Fiドアベルの設定方法を提供することができる。
また、本発明の一態様に係るWi−Fiドアベルの設定方法は、
超音波検出部を備えるWi−Fiドアベルを用いるWi−Fiドアベルの設定方法であって、
前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態にするためのパスワード情報を、超音波通信により、前記Wi−Fiドアベルへ伝達するステップと、
前記パスワード情報により、前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態になるステップと、
前記Wi−Fiドアベルが、前記Wi−Fiルータを介して、遠隔配置されるサーバと通信可能な状態に設定されるステップと、を含む。
上記構成によれば、ユーザは、Wi−Fiドアベルの超音波検出部に向けて、端末から超音波を射出するだけで、Wi−Fiドアベルの初期設定を完了させることができる。これにより、ユーザはより簡便にWi−Fiドアベルの初期設定ができるので、Wi−Fiドアベルの設置に伴うユーザ側の負担が軽減される。
このように、上記構成によれば、初期設置をより簡易に行うことができるWi−Fiドアベルの設定方法を提供することができる。
本発明によれば、初期設置をより簡易に行うことができるWi−Fiドアベルの設定方法を提供することができる。
本発明の一形態に係るシステム模式図である。 本発明の一形態に係るドアベルの機能ブロック図である。 二次元コードを用いたドアベルの初期設定に係る流れを示すフロー図である。 ドアベルの初期設定に用いるアプリケーションを起動された時に、移動通信端末の表示部に表示される画面を示す図である。 二次元コードを移動通信端末の表示部に表示させた状態を示す図である。 移動通信端末の表示部に表示させた二次元コードを、ドアベルに読み取らせている状態を示す図である。 音声パスワードを用いたドアベルの初期設定に係る流れを示すフロー図である。 可視光通信を用いたドアベルの初期設定に係る流れを示すフロー図である。 超音波通信を用いたドアベルの初期設定に係る流れを示すフロー図である。
<全体構成>
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るドアベルシステム1を示している。図1に示すように、ドアベルシステム1は、ドアベル2(Wi−Fiドアベル2とも呼ぶ。)と、サーバ3と、移動通信端末4(端末4とも呼ぶ。)と、を有している。ドアベル2と移動通信端末4は、ネットワーク5を介して、サーバ3と通信可能である。ドアベル2及び移動通信端末4とネットワーク5を中継する通信機器としては、例えば、ルータ20(Wi−Fiルータ20とも呼ぶ。)が用いられ得る。また、移動通信端末4としては、例えば、ノートPC、タブレット端末、スマートフォン等の電子機器が利用され得る。
サーバ3は、記憶部(図示せず)を有している。当該記憶部は、ドアベル2のユーザ(居住者)や来訪者に関する情報、ドアベル2の位置情報等を記憶可能である。
移動通信端末4は、表示部6と、発光部(図示せず)と、発振部(図示せず)と、を有している。表示部6は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等のタッチスクリーン型のディスプレイであって、画像(操作画像や二次元コード等)を表示するように構成されている。発光部は、赤外線等の可視光線を射出可能である。当該可視光線は、可視光通信に用いられ得る。発振部は、超音波を発振可能である。当該超音波は、超音波通信に用いられ得る。
移動通信端末4は、ドアベル2とサーバ3を接続可能にするためのパスワード情報を表示部6に表示させ、又は送信することができる。パスワード情報の表示形式は二次元コード、音声パスワードとして読み上げられるための文字等であって、送信形式としては、可視光線通信、超音波通信等である。
また、ユーザは、ドアベル2の初期設定用のアプリケーションをダウンロードした移動通信端末4及びネットワーク5を介して、来訪者の受け入れ可否の条件設定の登録やドアベル2の位置情報をサーバ3に登録することができる。
図2は、ドアベル2の機能ブロック図である。図2に示すように、ドアベル2は、制御部7と、通信IF(インターフェース)8と、カメラ9と、操作部10と、マイク12と、スピーカ13と、人感センサ14と、映像処理部15と、音声認識部17と、光線検出部18と、超音波検出部19と、記憶部21と、人工知能部22と、条件記憶部23と、判断部24と、呼出通知部25と、保存部26と、モーションセンサ27と、接触認識部29と、GPS(Global Positioning System)(図示せず)を有している。これらはバス11を介して互いに通信可能に接続されている。
制御部7は、ドアベル2の各部の動作を制御するための制御部であり、1以上のプロセッサと1以上のメモリを含む少なくとも一つのマイクロコントローラと、トランジスタ等のアクティブ素子およびパッシブ素子を含むその他電子回路を含んでもよい。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)および/またはTPU(Tensor Processing Unit)である。CPUは、複数のCPUコアによって構成されてもよい。CPUは、例えば、人感センサ14が来訪者を検知すると、カメラ9が来訪者の撮像を開始するように制御する。GPUは、複数のGPUコアによって構成されてもよい。メモリは、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)を含む。ROMには、ドアベル制御プログラムが記憶されてもよい。RAMには、ドアベル制御プログラムが一時的に記憶されてもよい。プロセッサは、記憶装置またはROMに記憶されたドアベル制御プログラムから指定されたプログラムをRAM上に展開し、RAMとの協働で各種処理を実行するように構成されてもよい。
また、制御部7は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field−Programammable Gate Array)等の集積回路(ハードウェア資源)によって構成されてもよい。さらに、制御部7は、少なくとも一つのマイクロコントローラと集積回路との組み合わせによって構成されてもよい。
制御部7は、後述する光線検出部18や超音波検出部19から受信した信号が、ドアベル2がネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報を含んでいる場合、当該信号からパスワード情報を認識し、その認識したパスワード情報を通信IF8に伝達する。
通信IF8は、ルータ20を介して、ネットワーク5への接続を可能にする装置あるいはインターフェースである。通信IF8を介して、ドアベル2は、ネットワーク5に接続されたサーバ3と適宜に通信することができる。
通信IF8は、送受信機能を有している。送信機能に着目すれば、通信IF8は、例えば、ドアベル2の位置情報を、ネットワーク5を介してサーバ3に送信する送信手段の一例として機能する。
また、受信機能に着目すれば、通信IF8は、例えば、ドアベル2の位置情報を、ネットワーク5を介してサーバ3から受信する受信手段の一例として機能する。
カメラ9は、ドアベル2の前方を含む周囲を撮影する。カメラ9の撮像範囲に来訪者が存在している場合、カメラ9は、その来訪者を撮影する。さらに、カメラ9は、二次元コードの読み取りも可能である。また、マイク12は、ドアベル2の周辺の来訪者の声等の音声を捉える。スピーカ13は、ユーザの端末、例えば、インターホン親機のマイクで捉えられたユーザの声等の音声を発する。
操作部10は、来訪者の各種入力操作を受け付ける。各種入力操作には、例えば、ユーザの呼出等が含まれる。
人感センサ14は、赤外線等により、来訪者を検知するように構成されている。人感センサ14は、来訪者を検知すると、来訪者がドアベル2に接近していることを制御部7に伝達する。
映像処理部15は、制御部7に備わっているプロセッサと同様のプロセッサにより構成され得る。映像処理部15は、カメラ9が撮像や読み込み等をしたデータを処理して、処理結果を通信IF8に伝達する。映像処理部15は、カメラ9が撮像した画像を分析するためのソフトウェアを備えている。映像処理部15は、来訪者により、操作部10の呼出ボタンが押下されると、後述する条件記憶部23に記憶された条件に基づいてカメラ9により撮像された画像を分析することも可能である。
音声認識部17は、制御部7に備わっているプロセッサと同様のプロセッサにより構成され得る。音声認識部17は、マイク12が捉えた声等の音声データを受信する。受信した音声データが、例えば、ドアベル2がネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報に関するものであった場合、音声認識部17は、受信した音声データからパスワード情報を認識し、その認識したパスワード情報を通信IF8に伝達する。
音声認識部17は、マイク12を介して捉えられた来訪者の音声データが、居住者を呼び出すための音声、例えば、「ごめんください。阿部様いらっしゃいますか。」というような音声に関する音声データであるかどうかを認識することができる。音声認識部17は、居住者を呼び出すための音声データを認識した場合、呼出通知部25又は制御部7に呼出があったことを示す検出信号を送信する。
さらに、音声認識部17は、受信した音声データが居住者を呼び出すための音声に関するデータであった場合、受信した音声データを人工知能部22に伝達することもできる。
光線検出部18は、検出センサを備えている。光線検出部18は、例えば、移動通信端末4から射出された光線(例えば、可視光光線)を検出する。光線検出部18は、検出された光線を信号に変換し、当該信号を制御部7に送信する。
超音波検出部19は、超音波マイクを有している。超音波検出部19は、例えば、移動通信端末4から射出された超音波を検出する。超音波検出部19は、検出された超音波を信号に変換し、当該信号を制御部7に送信する。
記憶部21は、人物に関するデータが記憶されている。人物に関するデータとは、個人を特定するのに有用なデータである。例えば、氏名、性別、年齢、身長、音声、身体的特徴等に関する画像、動画等がこれに当たる。例えば、ユーザがネットワーク5を介して、移動通信端末4から記憶部21に画像データを送ることで、記憶部21は画像データを記憶することができる。
人工知能部22は、プロセッサ、メモリ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)等のハードウェア構成要素を有している。また、人工知能部22は、一般的に人工知能エンジンと呼ばれるソフトウェアを有している。
人工知能部22は、過去に蓄積された複数のデータや学習済みモデルを蓄積可能である。また、人工知能部22は、ニューラルネットワークやディープラーニング等のフレームワークによる機械学習も可能である。
このため、人工知能部22は、例えば、単語、イントネーション、会話の文法等の会話に関する情報を記憶することができる。マイク12が捉えた来訪者の音声を分析し、その意味内容を解釈することができる。そして、人工知能部22は、音声認識部17又は人工知能部22によって解釈された意味内容に基づき、適切なメッセージを生成する。当該メッセージは、音声データとしてスピーカ13に送信される。このように、人工知能部22は、来訪者と対話可能である。
人工知能部22は、映像処理部15によって処理された画像データやマイク12を介して音声認識部17が認識した音声データと、記憶部21に記録されたデータとの一致度を数値化(照合)することができる。
照合にあたり、ユーザは、対応付けができたかできなかったのかの基準を人工知能部22に学習又は記憶させることができる。当該基準としては、例えば、上述した数値化された一致度が所定の閾値以上であれば、その来訪者からの呼出をユーザの端末4に通知するといった基準である。
人工知能部22は、映像処理部15によって処理された画像データや、マイク12を介して音声認識部17が認識した音声データと、記憶部21に記録されたデータとを照合する。映像処理部15によって処理された画像データや、マイク12を介して音声認識部17が受信した音声データと、記憶部21に記録されたデータとの一致度が、所定の閾値以上である場合、その来訪者からの呼出は、ユーザの端末4に通知される。
条件記憶部23は、ユーザの端末4への通知を行わない条件を記憶するためのメモリを有している。当該条件は、ユーザが、自身の端末4を介して設定する。当該条件は、呼び出しを許可する来訪者又は呼び出しを許可しない来訪者に関する情報である。呼び出しを許可しない来訪者とは、端末4への通知を行わないよう、ユーザが予め設定した者や、端末4への通知を行うよう、ユーザが予め条件記憶部23に記憶させた条件を満たさない者をいう。来訪者が不審者であるか否かの判断基準には、例えば、来訪者がキョロキョロしているか否かといった基準を含んでも良い。また、条件記憶部23は、後述する不審者度数に基づいて、ユーザへの端末4への通知を行うか否かを判断するための閾値を記憶可能である。なお、条件記憶部23に記憶される閾値は、ユーザが任意に設定できる。
判断部24は、制御部7に備わっているプロセッサと同様のプロセッサにより構成され得る。判断部24は、映像処理部15による分析結果に基づいて、不審者度数を算出することができる。不審者度数は、例えば、設定された判断基準に対する、該当する判断基準の数を、百分率を用いて算出される。本実施形態では、この方法を用いて不審者度数を算定する。
判断部24は、判断部24が算出した不審者度数と、条件記憶部23に記憶された閾値とを比較する。比較した結果に基づき、判断部24は、居住者を呼び出すか否かの判断をする。
また、判断部24は、後述する保存部26に保存されている、撮像画像及び不審者度数と、映像処理部15による分析結果とを比較し、その比較結果も利用して、居住者を呼び出すか否かの判断をすることもできる。
判断部24は、モーションセンサ27から出力された検知信号に基づいて、来訪者がモーションセンサ27に向かって接近しているかどうかの判断を行うことができる。例えば、来訪者がモーションセンサ27に向かって前進していることを示す検知信号が出力された場合、判断部24は、来訪者がモーションセンサ27に向かって接近していると判断する。判断部24によってなされた判断結果は、制御部7へ伝達される。
呼出通知部25は、来訪者からの呼出があったことをユーザに通知する。呼出通知部25は、操作部10の呼出ボタンが押下されることにより、ユーザの端末4に通知してもよいし、判断部24又は制御部7などからの指令に基づいて、ユーザの端末4に通知してもよい。
保存部26は、画像データや数値データ等が保存可能なメモリを有している。保存部26は、カメラ9が撮像した画像及び判断部24が算出した不審者度数を保存する手段である。
モーションセンサ27は、赤外線、マイクロ波、ミリ波等を用い、来訪者の動作を連続的に検知するように構成されている。モーションセンサ27は、人感センサ14が来訪者を検知した信号に基づいて起動する。モーションセンサ27が来訪者の動作を検知すると、モーションセンサ27は、検知結果としての検知信号を判断部24へ出力する。
接触認識部29は、例えば、圧力センサなどにより構成されており、所定の圧力負荷を検出した場合に、呼出通知部25又は制御部7に検出信号を送信する。すなわち、来訪者が接触認識部29に対してノックをすると、接触認識部29は呼出通知部25又は制御部7に検出信号を送信する。
<第一動作例>
図3から図6を参照して、二次元コードを用いたドアベル2の初期設定方法を説明する。
図3は、二次元コードを用いたドアベル2の初期設定に係る流れを示すフロー図である。図3に示すように、ドアベル2のユーザは、自身が保有する移動通信端末4に、当該初期設定専用のアプリケーションをサーバ3からダウンロードする(ステップS1)。
図4は、ドアベル2の初期設定に用いるアプリケーションが起動された時に、移動通信端末4の表示部6に表示される画面を示す図である。
図4に示すように、当該アプリケーションを起動させると、ドアベル2及びドアベル2のユーザに関する入力画面が移動通信端末4の表示部6に表示される。ユーザは、当該画面において、ドアベル2及びドアベル2のユーザに関する情報(例えば、ドアベル2の位置情報)を入力する(ステップS2)。ドアベル2の位置情報は、ドアベル2の位置情報として登録するためのユーザの住所又は端末4のGPSにより取得される位置情報である。ドアベル2の位置情報の入力が完了すると、移動通信端末4に入力情報が保存される。また、入力情報は、ネットワーク5を介して、サーバ3に送信される。
移動通信端末4にドアベル2の位置情報が入力されると、入力された情報に基づいて、ドアベル2がネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報が埋め込まれた二次元コード情報が、アプリケーションによって生成される(ステップS3)。
上述の二次元コード情報が生成されると、図5に示すように、移動通信端末4の表示部6に二次元コードが表示される(ステップS4)。
次に、ユーザは、図6に示すように、移動通信端末4の表示部6に表示された二次元コードをカメラ9に読み取らせる(ステップS5)。
カメラ9が撮像した画像について、映像処理部15が二次元コードを認識する。それにより、映像処理部15は、二次元コードから、二次元コードに埋め込まれた上述のパスワードを取得する(ステップS6)。
映像処理部15が当該パスワードを取得すると、当該パスワードは通信IF8に伝達される。通信IF8は、受信したパスワードをルータ20に送信する。ルータ20は受信したパスワードを認証する。ルータ20が、パスワードが有効であると判断した場合、ルータ20は、ドアベル2とネットワーク5を中継する(ステップS7)。
その結果、ドアベル2は、ネットワーク5を介して、サーバ3と通信可能な状態になる(ステップS8)。これにより、ドアベル2と端末4とのペアリングが設定される。これをもって、ドアベル2の初期設定は完了となる(ステップS9)。
上記構成によれば、移動通信端末4の表示部6に表示された二次元コードをドアベル2のカメラ9で読み取るだけで、ドアベル2とサーバ3が通信可能な状態になり、ドアベル2の初期設定は完了する。これにより、ユーザはより簡便にドアベル2の初期設定ができるので、ドアベル2の設置に伴うユーザ側の負担が軽減される。
このように、上記構成によれば、初期設置をより簡易に行うことができるドアベル2の設定方法を提供することができる。
また、上記構成によれば、ドアベル2は初期設置時の位置情報を保有しているため、ドアベル2が盗まれたとしても、盗難品か否かの特定が容易にできる。このため、ドアベル2の不正使用や不正転売を予防することができる。
このように、上記構成によれば、より防犯性を高くするドアベル2の設定方法を提供することができる。
<第二動作例>
次に、図7を参照して、第二実施形態に係るドアベル2の初期設定方法について説明する。図7は、音声パスワードを用いたドアベル2の初期設定に係る流れを示すフロー図である。
第二動作例は、ドアベル2がネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報を、音声でドアベル2に伝達している点で第一動作例と異なっている。
図7のステップS11からS12は、図3のステップS1からS2と同様なので、説明を割愛する。また、ステップS18及びS19についても、図3のステップS8及びS9と同様なので、説明を割愛する。
移動通信端末4にドアベル2の位置情報が入力されると、入力された情報に基づいて、ドアベル2がネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報がアプリケーションによって生成される(ステップS13)。パスワード情報は文字データとして、表示部6に表示される(ステップS14)。
ユーザは、表示部6に表示されたパスワード情報を、マイク12に向かって読み上げる(ステップS15)。
音声認識部17は、マイク12が捉えた来訪者の音声から音声データを受信する。音声認識部17は、受信した音声データを認識して、パスワード情報を取得する(ステップS16)。
取得されたパスワード情報は、通信IF8に伝達される。通信IF8は、受信したパスワードをルータ20に送信する。ルータ20は受信したパスワードに基づいて、ドアベル2とネットワーク5を中継する(ステップS17)。
上記構成によれば、ユーザは、ドアベル2とルータ20とを接続するためのパスワードを読み上げるだけで、ドアベル2の初期設定を完了させることができる。これにより、ユーザはより簡便にドアベル2の初期設定ができるので、ドアベル2の設置に伴うユーザ側の負担が軽減される。
このように、上記構成によれば、初期設置をより簡易に行うことができるドアベル2の設定方法を提供することができる。
<第三動作例>
次に、図8を参照して、第三動作例に係るドアベル2の初期設定方法について説明する。図8は、可視光通信を用いたドアベル2の初期設定に係る流れを示すフロー図である。
第三動作例は、ドアベル2がネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報を、可視光光線通信を用いて、ドアベル2に伝達している点で第一動作例と異なっている。
図8のステップS21からS22は、図3のステップS1からS2と同様なので、説明を割愛する。また、ステップS28及びS29についても、図3のステップS8及びS9と同様なので、説明を割愛する。
移動通信端末4にドアベル2の位置情報が入力されると、入力された情報に基づいて、ドアベル2がネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報がアプリケーションによって生成される(ステップS23)。
上述のパスワード情報が生成されると、移動通信端末4は、当該パスワード情報を含んだ可視光線や赤外線等を射出することが可能になる(ステップS24)。
ユーザは、端末4によって、パスワード情報を含んだ光線を、光線検出部18に向かって射出する(ステップS25)。
光線検出部18は、パスワード情報を含んだ光線を検出する。光線検出部18は、検出した光線を信号に変換し、制御部7に当該信号を送信する。制御部7は、当該信号から、パスワード情報を取得する(ステップS26)。
取得されたパスワード情報は、通信IF8に伝達される。通信IF8は、受信したパスワードをルータ20に送信する。ルータ20は受信したパスワードに基づいて、ドアベル2とネットワーク5を中継する(ステップS27)。
上記構成によれば、ユーザは、ドアベル2の光線検出部18に向けて、光線をドアベル2に射出するだけで、ドアベル2の初期設定を完了させることができる。これにより、ユーザはより簡便にドアベル2の初期設定ができるので、ドアベル2の設置に伴うユーザ側の負担が軽減される。
このように、上記構成によれば、初期設置をより簡易に行うことができるドアベル2の設定方法を提供することができる。
<第四動作例>
次に、図9を参照して、第四動作例に係るドアベル2の初期設定方法について説明する。図9は、超音波通信を用いたドアベル2の初期設定に係る流れを示すフロー図である。
第四動作例は、ドアベル2がネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報を、超音波通信を用いて、ドアベル2に伝達している点で第一動作例と異なっている。
図9のステップS31からS32は、図3のステップS1からS2と同様なので、説明を割愛する。また、ステップS38及びS39についても、図3のステップS8及びS9と同様なので、説明を割愛する。
移動通信端末4にドアベル2の位置情報が入力されると、入力された情報に基づいて、ドアベル2がネットワーク5と接続可能な状態になるためのパスワード情報がアプリケーションによって生成される(ステップS33)。
上述のパスワード情報が生成されると、移動通信端末4は、当該パスワード情報を含んだ超音波を射出することが可能になる(ステップS34)。
ユーザは、端末4によって、パスワード情報を含んだ超音波を超音波検出部19に向かって射出する(ステップS35)。
超音波検出部19は、パスワード情報を含んだ超音波を検出する。超音波検出部19は、検出した光線を信号に変換し、制御部7に当該信号を送信する。制御部7は、当該信号から、パスワード情報を取得する(ステップS36)。
取得されたパスワード情報は、通信IF8に伝達される。通信IF8は、受信したパスワードをルータ20に送信する。ルータ20は受信したパスワードに基づいて、ドアベル2とネットワーク5を中継する(ステップS37)。
上記構成によれば、ユーザは、ドアベル2の超音波検出部19に向けて、ドアベル2に超音波を射出するだけで、ドアベル2の初期設定を完了させることができる。これにより、ユーザはより簡便にドアベル2の初期設定ができるので、ドアベル2の設置に伴うユーザ側の負担が軽減される。
このように、上記構成によれば、初期設置をより簡易に行うことができるドアベル2の設定方法を提供することができる。
上記第一動作例では、カメラ9が二次元コードを読み取る例を用いて説明したが、この例に限られない。例えば、カメラ9は人物画像を読み取ることもできる。人物画像は、例えば、写真等である。写真等の人物画像をカメラ9に読み取らせると、映像処理部15に人物画像のデータが送信される。映像処理部15は、人物画像を分析し、その人物の例えば、身体的特徴を抽出する。人物画像及びその人物の身体的特徴に関するデータ等は、通信IF8及びネットワーク5を介して、サーバ3に送信される。サーバ3は、受信したデータを記録する。
ユーザは、カメラ9に読み込ませた人物画像に対し、呼び出しを許可する人物か、それとも呼び出しに応じない人物かの情報(呼出可否条件に関する情報)を、移動通信端末4を介してサーバ3に伝達できる。サーバ3は、受信した当該呼出可否条件に関する情報を記録する。
上記構成によれば、ユーザはドアベル2の初期設定時に、ユーザ自身やユーザの友人といった特定の人物の顔等をサーバ3に記憶させることができる。これにより、呼び出しに応じても問題ない相手については、スムースに屋内へ通すことができる。また、反対に、不審者といった屋内へ通したくない相手に対しては、ユーザの呼出を行わなくなるため、訪問者が来るたびにユーザを呼び出すということがなくなる。
このように、上記構成によれば、不必要にユーザを呼び出すことのないドアベル2の設定方法を提供することができる。
<初期設定の変形例>
ドアベルシステム1において、ドアベル2を新規に設定する場合の構成及び設定方法の一例を説明する。
図1のドアベルシステム1において、2つの無線ネットワークを有していてもよい。第一の無線ネットワークは、ルータ20から発することができる。第二の無線ネットワークは、端末4(例えば、携帯電話)から発することができる。第一の無線ネットワークは、ルータ20またはサーバ3を介して、ドアベル2と端末4との間の間接的な無線通信を可能にすることができる。第二の無線ネットワークは、ドアベル2と端末4との間の直接的な無線通信を可能にすることができる。端末4は、第二の無線ネットワークを介して、ドアベル2にパスワード及び第一のワイヤレスネットワークの名前を送信することができる。なお、第二の無線ネットワークはパスワードを必要としなくても良い。
ドアベル2は、認識可能なネットワーク名(例えば、サービスセット識別子)を有するそれ自体の無線ネットワーク(例えば、Wi-Fiネットワーク)を作成する。端末4のアプリケーションが認識可能なネットワーク名を有する新しい無線ネットワークを検出すると、ユーザは、初期設定に関する指示を、端末4を介して入力できる。この初期設定に関する指示は、端末4をドアベル2の無線ネットワークに一時的に接続させるものである。ユーザは、端末4から対象となる無線ネットワーク(第一の無線ネットワーク)の名前およびパスワードを選択し、ドアベル2に送信することができる。ドアベル2は、第一の無線ネットワーク(例えば、セキュリティシステムが取り付けられている建物の無線ネットワーク)に接続し、自身の無線ネットワーク(第二の無線ネットワーク)を切断することができる。
ユーザが、第一の無線ネットワークの名前とパスワードを端末4に入力すると、第一の無線ネットワークの名前とパスワードはドアベル2に伝達される。なお、端末4は、ドアベル2のネットワーク(第二の無線ネットワーク)の名前を認識し、自動的にドアベル2のネットワークに接続し、第一の無線ネットワークの名前とパスワードをドアベル2に送信するようにしても良い。
端末4は、第一の無線ネットワークの名前およびパスワード、またはこれらを伝達するための画像(例えば、高速応答コード)を表示可能である。端末4は、例えば、タッチスクリーン上に白黒画像を点滅させることによって、光のパルスを生成し、第一の無線ネットワークの名前またはパスワードに関する画像を表示することができる。ドアベル2は、カメラ9と映像処理部15によって当該画像(例えば、高速応答コード)をスキャンしてデコードし、第一の無線ネットワークの名前とパスワードを特定する。ドアベル2は、特定した第一の無線ネットワークの名前とパスワードを使用して、第一の無線ネットワークに接続することができる。なお、第一の無線ネットワークのパスワードのみがドアベル2に伝達されるようにしても良い。ドアベル2は、検出された各無線ネットワークを、端末4から取得したパスワードを用いてテストすることで、接続可能な無線ネットワークを識別するようにしても良い。
また、端末4は、第一の無線ネットワークの名前および/またはパスワードに対応する音声信号を生成し報音しても良い。この場合、ドアベル2は、マイク12および音声認識部17によって、端末4から報音された音声信号を分析および復号して、第一の無線ネットワークの名前および/またはパスワードを受け取ることができる。
また、端末4は、モールスコードを介して(例えば、光パルスを使用して)第一の無線ネットワークの名前および/またはパスワードをドアベル2に送信しても良い。さらに、ドアベル2は、Bluetooth(登録商標)を介して端末4とペアリングされても良い。すなわち、端末4は、Bluetooth(登録商標)を介して第一の無線ネットワークの名前および/またはパスワードをドアベル2に送信することができる。
また、端末4は、赤外線を射出して、第一の無線ネットワークの名前および/またはパスワードをドアベル2に送信するようにしても良い。赤外線通信は、端末4が有する発光部を用いてドアベル2に送信することができる。
次に、ドアベル2の初期設定方法について説明する。ドアベル2の初期設定として、ドアベル2と端末4とを第一の無線ネットワークを介して接続するために、ドアベル2のユーザは、セットアップモードを実行する必要がある。このセッアップモードは、例えば、ネットワーク接続モードを備える。
例えば、ドアベル2のユーザが呼出ボタンを所定の秒数だけ長押したことに基づいて、ドアベル2はネットワーク接続モードに入る。ネットワーク接続モードにおいて、制御部7は、ドアベル2を識別するための識別情報(ドアベル2に関連付けられたドアベル識別コード)を制御部7の有するメモリ等から読み出す。
次に、制御部7は、識別情報を端末4に送信するための第一の無線ネットワークを検出する。制御部7は、例えば、ドアベル2から所定距離の範囲内にある無線ネットワークを検索することにより第一の無線ネットワークを検出することができる。
次に、制御部7は、検出した第一の無線ネットワークを介して、第一の無線ネットワークに関連付けられた端末4に対して、ドアベル識別コードを送信する。ドアベル識別コードは、ドアベル2と端末4とが通信することを許可されているかどうかを確認するためのものである。
次に、端末4は、受信したドアベル識別コードに基づいて、第二の無線ネットワークを介して、ドアベル2に対して第一の無線ネットワークでの通信を許可するためのパスワードを送信する。パスワードの送信は、端末4から第二の無線ネットワークを通じてドアベル2に直接送信しても良く、サーバ等の別の電子装置を介してドアベルに間接的に送信しても良い。
次に、ドアベル2は、端末4から受信したパスワードを用いて、特定した第一の無線ネットワークに接続する。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されず、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所等は、本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1:ドアベルシステム、2:ドアベル、3:サーバ、4:移動通信端末、5:ネットワーク、6:表示部、7:制御部、8:通信IF、9:カメラ、10:操作部、12:マイク、13:スピーカ、14:人感センサ、15:映像処理部、17:音声認識部、18:光線検出部、19:超音波検出部、20:ルータ、21:記憶部、22:人工知能部、23:条件記憶部、24:判断部、25:呼出通知部、26:保存部、27:モーションセンサ、29:接触認識部

Claims (6)

  1. 二次元コードを読み取ることが可能なカメラを備えるWi−Fiドアベルと、二次元コードを表示可能な表示部を備える移動通信端末と、を用いるWi−Fiドアベルの設定方法であって、
    前記表示部に、前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態になるためのパスワード情報が埋め込まれた二次元コードを表示させるステップと、
    前記二次元コードを前記Wi−Fiドアベルのカメラが読み取るステップと、
    読み取られた前記二次元コードに基づいて、前記Wi−Fiドアベルが、前記Wi−Fiルータを介して、遠隔配置されるサーバと通信可能な状態に設定されるステップと、を含む方法。
  2. 前記二次元コードには、前記Wi−Fiドアベルの初期設置時の位置情報が埋め込まれている、請求項1に記載の方法。
  3. 前記Wi−Fiドアベルは、初期設定時に、前記Wi−Fiドアベルのカメラにより人物画像を読み取ることで、前記サーバに特定の人物を記憶させることが可能であり、
    前記Wi−Fiドアベルは、前記サーバに記憶された前記人物画像に基づいて、呼び出し可否を判断することが可能となる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 音声認識部を備えるWi−Fiドアベルを用いるWi−Fiドアベルの設定方法であって、
    前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態にするために読み上げられた音声パスワードを、前記音声認識部により認識された前記パスワードに基づき、前記Wi−Fiドアベルが前記Wi−Fiルータと接続されるステップと、
    前記Wi−Fiドアベルが、前記Wi−Fiルータを介して、遠隔配置されるサーバと通信可能な状態に設定されるステップと、を含む方法。
  5. 光線検出部を備えるWi−Fiドアベルを用いるWi−Fiドアベルの設定方法であって、
    前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態にするためのパスワード情報を、光通信により、前記Wi−Fiドアベルへ伝達するステップと、
    前記パスワード情報により、前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態になるステップと、
    前記Wi−Fiドアベルが、前記Wi−Fiルータを介して、遠隔配置されるサーバと通信可能な状態に設定されるステップと、を含む方法。
  6. 超音波検出部を備えるWi−Fiドアベルを用いるWi−Fiドアベルの設定方法であって、
    前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態にするためのパスワード情報を、超音波通信により、前記Wi−Fiドアベルへ伝達するステップと、
    前記パスワード情報により、前記Wi−FiドアベルがWi−Fiルータを介してネットワークと接続可能な状態になるステップと、
    前記Wi−Fiドアベルが、前記Wi−Fiルータを介して、遠隔配置されるサーバと通信可能な状態に設定されるステップと、を含む方法。
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