JP2019140523A - D級増幅器 - Google Patents

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【課題】ワイヤレス給電中に音声信号に生じるビートノイズを抑制するD級増幅器を提供する。【解決手段】デジタルアンプ10は、送電コイルを有し、送電コイルに高周波電流を流すことで受電装置Dに対してワイヤレス給電を行うワイヤレス給電部20と、クロック信号に基づいて音声信号を増幅するデジタル増幅部12と、高周波電流の周波数の1以上の整数倍の周波数を有する第1クロック信号をデジタル増幅部に供給する第1クロック信号供給部22とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、D級増幅器に関し、特に、ワイヤレス給電機能を有するD級増幅器に関する。
従来、D級増幅器が知られている。D級増幅器とは、入力音声信号を0、1のデジタル信号(パルス信号)に変換し、当該パルス信号に基づいて大電圧をスイッチングすることで増幅信号を得た後、当該増幅信号をローパスフィルタに通すことにより増幅されたアナログの音声信号を得るものである。ちなみに、入力音声信号のパルス信号への変換には、パルス幅変調(PWM)あるいはΔΣ変調などが用いられるのが一般的である。
D級増幅器に含まれ、増幅処理を行うデジタル増幅部は、クロック信号に基づいてスイッチング動作を行うことで音声信号の増幅を行う。したがって、目的の周波数の信号を選択するチューナを備えるD級増幅器においては、チューナと、デジタル増幅部のクロック信号との間で干渉が生じるおそれがある。従来、チューナと、デジタル増幅部のクロック信号との間の干渉を抑制する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、チューナからの音声信号をD級増幅器で増幅する放送波受信システムであって、放送波の受信周波数に応じてD級増幅器のクロック信号の周波数を変更することで、D級増幅器におけるスイッチング動作周波数によってチューナの受信が妨害されないようにするシステムが開示されている。
一方、従来、受電装置と送電装置とをケーブルなどで接続せずに送電装置から受電装置へ電力を供給するワイヤレス給電技術が知られている。ワイヤレス給電の方式としては、例えば、電磁誘導方式と磁界共鳴方式とが知られている。いずれの方式においても、送電装置内に設けられた送電コイルに高周波電流を流すことで磁界を発生させ、受電装置内に設けられた受電コイルが当該磁界を受け取って受電装置に電力を生じさせることで、送電装置から受電装置へ電力が供給される。
特開2011−71720号公報
D級増幅器にワイヤレス給電機能を設けることが考えられる。その場合、ワイヤレス給電機能を発揮するために送電コイルに流れる高周波電流が、デジタル増幅部のクロック信号に干渉して、デジタル増幅部が出力する音声信号にノイズが生じるおそれがある。
具体的には、送電コイルに流れる高周波電流あるいはその高調波の周波数と、デジタル増幅部のクロック信号の周波数との間にわずかな差があると、当該差分の周波数を有するビートノイズ(うなり)が、デジタル増幅部の出力音声信号に生じるおそれがある。例えば、高周波電流の周波数が145kHzであり、デジタル増幅部のクロック信号の周波数が600kHzである場合、高周波電流の4次高調波の周波数である580kHzとクロック信号の周波数である600kHzの差である20kHzのビートノイズが発生し得る。ビートノイズの周波数が可聴帯域外であったとしても、数十kHz程度であれば音質の悪化につながる。
本発明の目的は、D級増幅器において、ワイヤレス給電中に音声信号に生じるビートノイズを抑制することにある。
本発明は、送電コイルを有し、前記送電コイルに高周波電流を流すことで受電装置に対してワイヤレス給電を行うワイヤレス給電部と、クロック信号に基づいて音声信号を増幅するデジタル増幅部と、前記高周波電流の周波数の1以上の整数倍の周波数を有する第1クロック信号を前記デジタル増幅部に供給する第1クロック信号供給部と、を備えることを特徴とするD級増幅器である。
望ましくは、前記ワイヤレス給電部は、前記受電装置の負荷に応じて前記高周波電流の周波数を変化させ、前記第1クロック信号供給部は、前記高周波電流の周波数の変化に応じて、前記第1クロック信号の周波数を変化させる、ことを特徴とする。
望ましくは、前記第1クロック信号供給部は、前記送電コイルに印加される高周波電圧が入力される整形回路であって前記高周波電圧を整形する整形回路を含み、前記整形回路において整形された信号を前記第1クロック信号として前記デジタル増幅部に供給する、ことを特徴とする。
望ましくは、前記第1クロック信号とは異なる第2クロック信号を前記デジタル増幅部に供給する第2クロック信号供給部と、をさらに備え、前記デジタル増幅部は、前記ワイヤレス給電部が給電中の場合には、前記第1クロック信号に基づいて音声信号を増幅し、前記ワイヤレス給電部が給電中でない場合には、前記第2クロック信号に基づいて音声信号を増幅する、ことを特徴とする。
望ましくは、前記ワイヤレス給電部と前記デジタル増幅部は、共通の電源ラインから電源が供給される、ことを特徴とする。
望ましくは、前記ワイヤレス給電部と前記デジタル増幅部は、グラウンドラインが共通である、ことを特徴とする。
本発明によれば、D級増幅器において、ワイヤレス給電中に音声信号に生じるビートノイズを抑制することができる。
基本実施形態に係るデジタルアンプの構成概略図である。 基本実施形態に係るデジタルアンプの一部の具体的な回路構成を示す図である。 変形実施形態に係るデジタルアンプの構成概略図である。 変形実施形態に係るデジタルアンプの一部の第1の具体的な回路構成を示す図である。 変形実施形態に係るデジタルアンプの一部の第2の具体的な回路構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<基本実施形態>
図1は、基本実施形態に係るD級増幅器としてのデジタルアンプ10の構成概略図である。また、図2は、基本実施形態に係るデジタルアンプ10の一部の具体的な回路構成を示す図である。図1及び図2を参照しながら、デジタルアンプ10の各部の詳細を説明する。
デジタルアンプ10は、入力されたアナログ音声信号をパルス信号に変換し、当該パルス信号に基づいて大電圧をスイッチングすることで増幅信号を得て、当該増幅信号をローパスフィルタに通すことにより増幅されたアナログの音声信号を出力するものである。また、デジタルアンプ10は、受電装置Dに対してワイヤレス給電を行うワイヤレス給電機能を備えている。
デジタル増幅部12は、入力された音声信号を増幅する。具体的には、デジタル増幅部12は、音声入力端子14から入力されるアナログ音声信号をパルス信号に変換し、当該パルス信号を増幅して出力する。本実施形態では、デジタル増幅部12はクラスDアンプIC30(図2参照)を含んで構成される。
クラスDアンプIC30は、クロック信号に基づいて動作する。基本実施形態においては、クラスDアンプIC30は、後述する第1クロック信号供給部22により供給される第1クロック信号に基づいて動作する。
ローパスフィルタ16は、低域周波数のみを通過させるフィルタであり、例えばコイルとコンデンサを含んで構成される。ローパスフィルタ16は、デジタル増幅部12から出力される増幅されたパルス信号に対してローパスフィルタ処理を施すことにより、当該パルス信号(音声信号)をアナログ信号に変換する。変換されたアナログ音声信号はスピーカ出力端子18からスピーカに向けて出力される。
ワイヤレス給電部20は、受電装置Dに対してワイヤレス給電を行う。ワイヤレス給電部20は、ワイヤレス給電制御IC32及び送電コイル34(図2参照)を含んで構成される。ワイヤレス給電制御IC32は、送電コイル34の両端に高周波電圧を印加することで、送電コイル34に高周波電流を流す。これにより、送電コイル34に磁界を発生させる。受電装置Dに設けられた受電コイル(不図示)が当該磁界を受け取ることで受電装置Dにおいて電力が発生し、すなわち受電装置Dが充電される。なお、送電コイル34の両端に印加される高周波電圧の周波数と、送電コイル34に流れる高周波電流の周波数は同じである。
本実施形態においては、ワイヤレス給電部20は、電磁誘導方式によってワイヤレス給電を行うが、送電コイル34に高周波電流を流すその他の方式、例えば磁界共鳴方式によりワイヤレス給電を行うようにしてもよい。なお、一般に、磁界共鳴方式においては、電磁誘導方式よりも高い周波数の電流が送電コイル34に流される。
本実施形態においては、送電コイル34には150kHz周辺の周波数の高周波電流が流される。なお、本明細書における高周波電流とは、150kHz周辺以上の周波数を有する交流電流を意味する。より詳しくは、高周波電流は、150kHz周辺の周波数及び磁界共鳴方式において送電コイル34に流される電流の周波数を含む概念である。ワイヤレス給電制御IC32は、受電装置Dの負荷に応じて送電コイル34に流す高周波電流の周波数(すなわち送電コイル34の両端に印加する交流電圧の周波数)を変化させる。具体的には、受電装置Dの負荷の状態(例えば、データ書き込み動作のオン/オフや、バッテリの充電状態)によって変動する負荷端の電圧値をモニタリングし、デジタルアンプ10にフィードバックする。ワイヤレス給電部20は、あらかじめ決めておいた負荷端電圧の目標値とフィードバックされた電圧を比較し、差があるときは適応的に供給電圧を調整するように、送電コイル34に流す高周波電流の周波数を変化させる。例えば、受電装置Dの負荷が大きいほど送電コイル34に流す高周波電流の周波数を上げ、受電装置Dの負荷が小さいほど送電コイル34に流す高周波電流の周波数を下げる。なお、受電装置Dの負荷は、例えば受電装置Dの動作状況に応じて変動する。以下、送電コイル34に流れる高周波電流を単に高周波電流と記載する。
デジタルアンプ10においては、デジタル増幅部12及びワイヤレス給電部20は同一の筐体に収められている。したがって、デジタル増幅部12とワイヤレス給電部20との間の距離が比較的短くなっており、両者間の空間的な結合により、高周波電流がデジタル増幅部12(クラスDアンプIC30)の第1クロック信号に干渉し易くなっている。
また、デジタルアンプ10においては、デジタル増幅部12とワイヤレス給電部20は、共通の電源ラインから電源が供給されている。これにより、当該電源ラインを経由することで、高周波電流がデジタル増幅部12の第1クロック信号に干渉し易くなっている。さらに、デジタルアンプ10においては、デジタル増幅部12とワイヤレス給電部20は、グラウンドラインが共通となっている。これにより、グラウンドラインを経由することで、高周波電流がデジタル増幅部12の第1クロック信号に干渉し易くなっている。
第1クロック信号供給部22は、デジタル増幅部12に第1クロック信号を供給する。ここで、第1クロック信号は、高周波電流の周波数の1以上の整数倍の周波数を有するクロック信号である。以下、1以上の整数倍を単に整数倍と記載する。
また、上述のように、ワイヤレス給電部20は、受電装置Dの負荷に応じて高周波電流の周波数を変化させるところ、第1クロック信号供給部22は、第1クロック信号の周波数が高周波電流の周波数の整数倍である状態を維持するように、高周波電流の周波数の変化に応じて第1クロック信号の周波数を変化させる。
本実施形態においては、第1クロック信号供給部22は、整形回路としてのバッファ36、及び、逓倍回路38(図2参照)を含んで構成される。ワイヤレス給電制御IC32と送電コイル34との間から信号線が引き出されてバッファ36の入力に接続される。つまり、バッファ36には送電コイル34に印加される高周波電圧が入力される。
バッファ36は、当該高周波電圧を整形する機能を発揮する。後述するように、当該高周波電圧に基づく信号がクラスDアンプIC30の第1クロック信号として利用される。一般に、クラスDアンプIC30のクロック信号には比較的高い波形精度(例えば立ち上がり/立ち下がり時間が比較的短いことなど)が求められる。一方、送電コイル34に印加される高周波電圧は、一般に、高い波形精度を求められるものではない。したがって、本実施形態では、送電コイル34に印加される高周波電圧を第1クロック信号として利用するにあたり、クラスDアンプIC30がより好適に動作できるようにするために、バッファ36により高周波電圧を整形している。
バッファ36の出力は逓倍回路38に入力される。
逓倍回路38は、入力信号の周波数を整数倍して出力する回路であり、例えば、分周器を含むPLL回路などにより構成される。逓倍回路38が入力信号の周波数を何倍するかは、デジタルアンプ10の設計者などによって適宜設定されてよい。逓倍回路38からの出力信号はクラスDアンプIC30の外部クロック入力端子へ入力される。
上記のような構成により、送電コイル34に印加される高周波電圧は、整形され、且つ、周波数が整数倍された上で、クラスDアンプIC30の第1クロック信号として利用される。つまり、高周波電流の周波数あるいはその高調波の周波数と、第1クロック信号の周波数とが一致する。これにより、高周波電流の周波数あるいはその高調波の周波数と、第1クロック信号の周波数との間に、わずかな(数十kHz程度の)差分が生じることがなくなる。その結果として、クラスDアンプIC30からの出力音声信号において、ユーザが認識し得る程度の有意な影響を及ぼすビートノイズを抑制することができる。
なお、第1クロック信号は、高周波電流の周波数の1以上の整数倍の周波数を有するクロック信号であるが、ワイヤレス給電部20が電磁誘導方式によってワイヤレス給電を行う場合、第1クロック信号の周波数は高周波電流の周波数の3〜5倍であることが好ましく、ワイヤレス給電部20が磁界共鳴方式によってワイヤレス給電を行う場合、第1クロック信号の周波数は高周波電流の周波数の1倍であることが好ましい。
<変形実施形態>
図3は、変形実施形態に係るD級増幅器としてのデジタルアンプ50の構成概略図である。また、図4は、変形実施形態に係るデジタルアンプ50の一部の第1の具体的な回路構成を示す図である。図3及び図4を参照しながら、デジタルアンプ50の各部の詳細を説明する。
変形実施形態に係るデジタルアンプ50のうち、基本実施形態に係るデジタルアンプ10(図1及び図2参照)と同様の構成要件については、図3及び図4において同じ符号を付して、その説明を省略する。デジタルアンプ50は、デジタルアンプ10に比して、第2クロック信号供給部52を備える点において相違する。
第2クロック信号供給部52は、第1クロック信号とは異なる第2クロック信号をデジタル増幅部12に供給する。ここで、第2クロック信号の周波数あるいは波形精度は、少なくとも第1クロック信号の周波数あるいは波形精度に比して、クラスDアンプIC30の動作により適したものとなっている。すなわち、クラスDアンプIC30は、第2クロック信号で動作した場合、第1クロック信号で動作した場合に比して、出力音声信号における、クロック信号に起因する悪影響(歪みあるいはジッタノイズなど)がより小さくなる。なお、第2クロック信号の周波数は、必ずしも高周波電流の整数倍でなくてもよい。
図4に示す変形実施形態に係るクラスDアンプIC30は、逓倍回路38から供給される第1クロック信号と、クラスDアンプIC30内で生成される内部クロック信号である第2クロック信号とのいずれかで動作可能となっている。つまり、図4の例においては、クラスDアンプIC30自体が第2クロック信号供給部52を構成する。
クロック切替信号出力部60は、クラスDアンプIC30に対してクロック選択信号を出力する。本実施形態では、クロック切替信号出力部60は、クロック選択信号としてハイ信号又はロー信号を出力する。クラスDアンプIC30は、クロック切替信号出力部60からハイ信号が供給された場合には第1クロック信号供給部22から供給される第1クロック信号に基づいて動作し、クロック切替信号出力部60からロー信号が供給された場合にはクラスDアンプIC30の内部クロック信号、すなわち第2クロック信号に基づいて動作する。
クロック切替信号出力部60は、ワイヤレス給電部20がワイヤレス給電を行っているか否かを検出する。例えば、クロック切替信号出力部60は、ワイヤレス給電制御IC32が出力する信号などに基づいて、ワイヤレス給電部20がワイヤレス給電を行っているか否かを検出することができる。
そして、クロック切替信号出力部60は、ワイヤレス給電部20が給電中の場合には、クラスDアンプIC30に対してハイ信号を出力し、ワイヤレス給電部20が給電中でない場合には、クラスDアンプIC30に対してロー信号を出力する。すなわち、クラスDアンプIC30は、ワイヤレス給電部20が給電中の場合には、第1クロック信号に基づいて入力された音声信号を増幅し、ワイヤレス給電部20が給電中でない場合には、第2クロック信号に基づいて入力された音声信号を増幅する。
変形実施形態では、ワイヤレス給電部20が給電中の場合、すなわち高周波電流の干渉によるビートノイズが発生するおそれがある場合には、基本実施形態同様、クラスDアンプIC30は第1クロック信号に基づいて動作することでビートノイズを抑制する。その一方、変形実施形態においては、ワイヤレス給電部20が給電中でない場合、すなわち高周波電流の干渉によるビートノイズが発生するおそれがない場合には、クラスDアンプIC30は、第2クロック信号に基づいて動作することで、クロック信号の周波数あるいは波形精度に起因する音質の劣化を防止している。
図5は、変形実施形態に係るデジタルアンプ50の一部の第2の具体的な回路構成を示す図である。変形実施形態においては、クラスDアンプIC30の外部から入力される信号を第2クロック信号として利用してもよい。図5の例では、第2クロック信号を出力する発振回路62が設けられている。すなわち、図5の例では、発振回路62が第2クロック信号供給部52を構成する。
図5の例では、クラスDアンプIC30の外部クロック入力端子と、逓倍回路38の出力端子と、発振回路62の出力端子との間に、例えばリレーなどのスイッチ素子64が設けられる。スイッチ素子64により、クラスDアンプIC30の外部クロック入力端子に入力されるクロック信号が、逓倍回路38からの第1クロック信号と、発振回路62からの第2クロック信号との間で切り替え可能となっている。
図5の例では、クロック切替信号出力部60はスイッチ素子64の経路切り替えのための信号を出力する。具体的には、クロック切替信号出力部60は、ワイヤレス給電部20が給電中の場合には、逓倍回路38からの第1クロック信号がクラスDアンプIC30に供給されるようにスイッチ素子64を切り替え、ワイヤレス給電部20が給電中でない場合には、発振回路62からの第2クロック信号がクラスDアンプIC30に供給されるようにスイッチ素子64を切り替える。
以上、本発明に係る実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、第1クロック信号供給部22は、送電コイル34に印加される高周波電圧が入力されるバッファ36、及び、逓倍回路38を含んで構成されていたが、送電コイル34に流れる高周波電流の整数倍のクロック信号を出力できる限りにおいて、その他の構成が採用されてもよい。
また、上記実施形態では、デジタルアンプ10,50は、外部入力された音声信号を増幅して出力するものであるが、本実施形態に係るD級増幅器としては、CD,DVD,あるいはBlu−ray(登録商標)プレイヤを含むプレイヤ一体型のアンプ装置であってもよい。
10,50 デジタルアンプ、12 デジタル増幅部、14 音声入力端子、16 ローパスフィルタ、18 スピーカ出力端子、20 ワイヤレス給電部、22 第1クロック信号供給部、30 クラスDアンプIC、32 ワイヤレス給電制御IC、34 送電コイル、36 バッファ、38 逓倍回路、52 第2クロック信号供給部、60 クロック切替信号出力部、62 発振回路、64 スイッチ素子。

Claims (6)

  1. 送電コイルを有し、前記送電コイルに高周波電流を流すことで受電装置に対してワイヤレス給電を行うワイヤレス給電部と、
    クロック信号に基づいて音声信号を増幅するデジタル増幅部と、
    前記高周波電流の周波数の1以上の整数倍の周波数を有する第1クロック信号を前記デジタル増幅部に供給する第1クロック信号供給部と、
    を備えることを特徴とするD級増幅器。
  2. 前記ワイヤレス給電部は、前記受電装置の負荷に応じて前記高周波電流の周波数を変化させ、
    前記第1クロック信号供給部は、前記高周波電流の周波数の変化に応じて、前記第1クロック信号の周波数を変化させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のD級増幅器。
  3. 前記第1クロック信号供給部は、前記送電コイルに印加される高周波電圧が入力される整形回路であって前記高周波電圧を整形する整形回路を含み、前記整形回路において整形された信号を前記第1クロック信号として前記デジタル増幅部に供給する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のD級増幅器。
  4. 前記第1クロック信号とは異なる第2クロック信号を前記デジタル増幅部に供給する第2クロック信号供給部と、
    をさらに備え、
    前記デジタル増幅部は、前記ワイヤレス給電部が給電中の場合には、前記第1クロック信号に基づいて音声信号を増幅し、前記ワイヤレス給電部が給電中でない場合には、前記第2クロック信号に基づいて音声信号を増幅する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のD級増幅器。
  5. 前記ワイヤレス給電部と前記デジタル増幅部は、共通の電源ラインから電源が供給される、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のD級増幅器。
  6. 前記ワイヤレス給電部と前記デジタル増幅部は、グラウンドラインが共通である、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のD級増幅器。
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