JP2019139787A - 画像形成装置および情報出力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エラーを解消するためにユーザに提示された教育内容の実践結果に応じて教育内容を変更すること。【解決手段】サーバ150は、画像形成装置100で発生したエラーの発生頻度またはエラーのレベルであるエラー評価値を取得し、エラーを解消するための教育内容をユーザに通知する。サーバ150は、教育内容をユーザに通知した後に発生したエラーについてのエラー評価値を取得する。サーバ150は、教育後のエラー評価値に応じて教育内容を変更してユーザに通知する。【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に発生するエラーの対処方法についてのユーザへの教育機能に関する。
従来、画像形成装置に発生したエラーを解消するには習熟度の高いユーザや保守担当者の手助けが必要であった。特許文献1によれば、不具合情報に基づきユーザに対して最適運用の提案を提示することが記載されている。特許文献2によれば、障害の対処方法を画像形成装置に表示しても障害が解消しなかった場合には保安要員を要請することが提案されている。
特開2004−7477号公報 特開2006−92183号公報
しかし、画像形成装置のエラーが解消しない場合に保安要員を要請するのはエラーの解消に時間がかかる。また、エラーの対処方法をユーザに提示して教育しても、ユーザが対処方法を正しく理解して実行しているかどうかは不明であった。たとえば、第一の対処方法でエラーが解消しなかったときに、第二の対処方法を提案することができれば、保安要員を要請する必要はないだろう。また、第二の対処方法によって早期にエラーが解消することもあろう。そこで、本発明は、エラーを解消するためにユーザに提示された教育内容の実践結果に応じて教育内容を変更することを目的とする。
本発明は、たとえば、
画像形成装置で発生したエラーの発生頻度またはエラーのレベルであるエラー評価値を取得する取得手段と、
前記エラーを解消するための教育内容をユーザに通知する通知手段と、
前記教育内容を前記ユーザに通知した後に発生した前記エラーについてのエラー評価値に応じて前記教育内容を変更し、前記変更された教育内容を前記通知手段に通知させる変更手段と
を有することを特徴とする画像形成システムを提供する。
本発明によれば、エラーを解消するためにユーザに提示された教育内容の実践結果に応じて教育内容を変更することが可能となる。
画像形成システムを示す図 画像形成装置を示す図 画像形成装置の制御部を示す図 規制板を説明する図 サーバやパーソナルコンピュータの内部構成を示す図 エラー評価を示すフローチャート 教育モードを示すフローチャート エラー評価を示すフローチャート 教育モードを示すフローチャート エラーの監視機能および教育機能を示す図
[実施例1]
本発明の教育機能は画像形成装置に組み込まれてもよいし、画像形成装置に接続された情報処理装置(サーバなど)に組み込まれてもよい。つまり、画像形成装置を含む画像形成システムに教育機能が組み込まれていればよい。実施例1ではサーバに教育機能が組み込まれているものとする。
<画像形成システム>
図1を使用して画像形成システム1について説明する。ネットワーク2を介して1つ以上の画像形成装置100と1つ以上の情報処理装置が接続されている。ここでは4つの画像形成装置100を区別するために参照符号の末尾にa〜dを付与しているが、いずれも教育機能に関しては同一である。画像形成装置100は、プリンタ、複合機、複写機などのいずれであってもよい。サーバ150は、オプションの情報処理装置であるが、実施例1では教育機能を提供する情報処理装置である。ユーザが使用する情報処理装置として2つのPC160が例示されているが、これらを区別するために参照符号の末尾にa、bが付与されている。PCはパーソナルコンピュータの略称である。
実施例1においてサーバ150はプリントサーバである。PC160が発行したプリントジョブはサーバ150に送信され、サーバ150が画像形成装置100にプリントジョブを転送する。サーバ150は、画像形成装置100と通信することで、画像形成装置100の稼働状況を監視している。たとえば、サーバ150は、プリントジョブが完了したかどうかや、画像形成装置100にエラーが発生しているかどうかなどの情報を収集している。サーバ150は、画像形成装置100ごとにエラーの種類とその発生頻度を取得し、エラーの発生頻度に応じた教育情報(教育内容)を、画像形成装置100を通じてユーザに提示する。教育内容にはエラーを解消するための対処方法が含まれている。サーバ150は、第一の教育内容を提示した後のエラーの評価値(エラーの発生頻度やエラーのレベル)に応じて教育内容を第二の教育内容に変更してもよい。エラーの評価値は教育効果を直接的または間接的に示す評価値である。このように、サーバ150の教育機能は、エラーの発生頻度などに基づき教育内容の適正さを評価し、評価結果に応じて別の教育内容をユーザに提示する。
<画像形成装置>
図2を用いて画像形成装置100について説明する。ここでは、画像形成方式を電子写真方式と仮定するが、インクジェット方式、熱転写方式などが採用されてもよい。画像形成装置100はコントローラ110により制御される。コントローラ110には演算装置であるCPU101が搭載されている。シートであるところの記録材Pは給紙カセット218に積載されている。給紙ユニット230は、給紙カセット218、後端規制板219、給紙ローラ216、搬送ローラ215を有している。後端規制板219によって、記録材Pの後端の位置が規制される。記録材Pの後端とは、記録材Pの搬送方向における後方側の端部である。CPU101は所定のタイミングで給紙ローラ216を駆動してシートを1枚ずつ搬送路へ給紙する。搬送ローラ215および搬送ローラ214は記録材Pをさらに下流へと搬送し、転写部に送り込む。転写部は、像担持体であるところの感光ドラム206と転写ローラ205とにより形成されている。CPU101は、搬送路に設置されたシートセンサ213を用いて記録材Pが所定位置に到達しているか否かを検知する。CPU101は、給紙ローラ216の駆動を開始したタイミングから、記録材Pの先端がシートセンサ213に到達したタイミングまでの時間(到達時間T)を測定する。CPU101はタイマーやカウンタを用いて到達時間Tを測定してもよい。CPU101は、到達時間Tと所定の条件とを比較することで、記録材Pの搬送に関するエラーが発生しているかどうかを判定する。CPU101は、プリントジョブが完了したときに完了報告をサーバ150に送信するが、エラーを検知したときにはエラー報告をサーバ150に送信する。完了報告やエラー報告は稼働状況報告の一種である。
感光ドラム206は矢印の方向に回転する。CPU101は所定のタイミングで帯電ローラ220に帯電バイアスを印加するとともに、現像ローラ204に現像バイアスを印加する。感光ドラム206は帯電ローラ220によって一様に帯電する。CPU101が所定のタイミングでレーザスキャナユニット212にレーザ光を出力させる。レーザスキャナユニット212から出力されたレーザ光は感光ドラム206へ照射され、感光ドラム206上に静電潜像が形成される。トナー容器202にはトナーが充填されている。現像ローラ204が回転することでトナーが感光ドラム206上に供給され、静電潜像がトナー像として顕像化される。転写ローラ205は、感光ドラム206と協働して記録材Pを挟持しながら、搬送する。CPU101は転写ローラ205にトナーの極性と異極性の電圧を転写バイアスとして印加する。これにより、感光ドラム206上のトナー像が記録材Pに転写される。トナー像を転写された記録材Pは定着部であるところの定着ユニット210に搬送される。定着ユニット210は記録材Pとトナー像に熱と圧力を加え、トナー像を記録材P上に定着させる。トナー像が定着した記録材Pは搬送ローラ211によって画像形成装置100の外に排出される。
CPU101は、ユーザに対して教育内容などの情報を表示するオペレーションパネル251を有している。オペレーションパネル251は表示装置と、情報を入力するための入力装置を有している。
図3は画像形成装置100の制御部など電気的な構成部品の一部を示す図である。コントローラ110は、CPU101に加え、RAMやROMなどの記憶装置102と、ネットワーク2と接続してサーバ150などと通信するための通信インタフェース103を有している。CPU101は搬送モータ233を駆動することで給紙ローラ216を一回転させる。CPU101はソレノイド234を駆動することで給紙ローラ216を回転させる。CPU101はシートセンサ213の検知状態を入力する。
<記録材の搬送動作と到達時間の計測方法>
CPU101は通信インタフェース103を介してプリントジョブを受信すると、搬送モータ233を駆動して搬送ローラ215は回転させる。給紙開始のタイミングが到来すると、CPU101は、タイマーをスタートさせるとともに、ソレノイド234を駆動して給紙ローラ216を一回転させる。給紙カセット218に収納された複数の記録材Pのうち、最も上に位置している一枚の記録材Pが給紙ローラ216に当接して搬送路へ給紙され、搬送ローラ215まで搬送される。記録材Pは搬送ローラ215によりシートセンサ213まで搬送される。CPU101は、シートセンサ213が記録材Pの先端を検知したことを示す検知信号を受信するとタイマーを停止させ、タイマーの計時値を取得する。この計時値が到達時間Tである。このように、到達時間Tは、記録材Pの先端が給紙カセット218を出発し、シートセンサ213に到着するまでに要した移動時間である。
到達時間Tの理論値Tcは、給紙カセット218からシートセンサ213までに存在する搬送路の距離と搬送速度とから計算される値である。ところで、搬送ローラ215では記録材Pの滑りは生じにくいが、給紙ローラ216では滑りが生じることがある。これは、到達時間Tが理論値Tcよりも長くなりうることを意味する。給紙ローラ216に対する記録材Pの滑りは、給紙ローラ216の摩耗や、記録材Pの種類(坪量、コートの有無など)に応じて発生する。一方、先行する記録材Pによって後続の記録材Pが一緒に給紙カセット218から連れ出されてしまうこともある。この場合、後続の記録材Pの先端位置は、給紙カセット218における規定位置よりも搬送路側にシフトしている。よって、到達時間Tが理論値Tcよりも短くなり得ることを意味する。
CPU101は、記録材Pの搬送にエラーが生じているかどうかを判定するために、到達時間Tを閾値時間と比較する。たとえば、CPU101は、到達時間TがTfからTdまでの範囲内であれば、エラーなしと判定する。閾値時間Tfは最短の許容到達時間である。閾値時間Tdは最長の許容到達時間である。これらは予め実験やシミュレーションによって決定される。
一方、到達時間TがTf以下、または、Td以上となった場合、CPU101は、エラーが発生したと判定し、画像形成動作を停止する。一般に、記録材Pの搬送エラーはジャムと呼ばれる。TfやTdは、搬送速度、給紙ローラ216の摩耗状態、記録材Pの種類に応じて予め決定され、記憶装置102に記憶されている。CPU101は給紙ローラ216の稼働時間や画像形成枚数から給紙ローラ216の摩耗状態を推定する。CPU101は、オペレーションパネル251から入力された情報に基づき記録材Pの種類を特定する。なお、搬送路や給紙カセット218に設けられたメディアセンサによってCPU101は記録材Pの種類を特定してもよい。
図4(A)、図4(B)は給紙カセット218の規制板を示す平面図である。図4(C)は給紙カセット218を示す断面図である。給紙カセット218内に設けられた後端規制板219は給紙カセット218に積載された複数の記録材Pの位置を規制する部材である。とりわけ、後端規制板219は記録材Pの搬送方向に対する記録材Pの後端を規制している。後端規制板219は給紙カセット218に積載される記録材Pのサイズに合わせて移動可能である。給紙カセット218には、たとえば、B5、A4、A4R、B4といったサイズに応じて複数の固定部材が設けられている。後端規制板219は複数の固定部材のいずれか1つに固定される。サイド規制板231、232は搬送方向と直交する方向において記録材Pの位置を規制する部材である。
図4(A)では、後端規制板219が記録材Pのサイズに適した固定位置に設置されているが、図4(B)では、後端規制板219が記録材Pのサイズに適さない固定位置に設置されている。図4(B)や図4(C)が示すように、後端規制板219が正規の位置からずれている場合、記録材Pは搬送方向において正規位置よりも後方に載置されてしまうことがある。この場合、給紙カセット218に載置された記録材Pの先端からシートセンサ213までの搬送距離が理想距離よりも長くなり、到達時間Tが理論値Tcよりも長くなる。CPU101は、到達時間Tが閾値時間Td以上となると、ジャムが発生したと判定し、オペレーションパネル251にジャムメッセージを表示する。ジャムメッセージには、ジャム(紙詰まり)が発生したことや記録材Pを除去する手順などが含まれる。なお、ジャムメッセージはサーバ150から受信した教育内容であってもよい。
ユーザはジャム処理を行ったときにジャムの原因まで探究することはまれであろう。たとえば、ユーザは、給紙カセット218内の記録材Pの位置、つまり、後端規制板219の設置位置を確認しない可能性がある。給紙カセット218内の後端規制板219の設置位置が正規位置に修正されない場合、ジャム処理後のプリントでも再びジャムが発生する可能性がある。また、給紙カセット218内で後端規制板219の設置位置が正規位置でない場合、図4(C)が示すように複数の記録材Pの各先端位置にはばらつきが生じうる。この場合、給紙時に記録材Pの挙動が安定しないため、給紙不良や搬送不良が発生しやすい。その結果、ジャムの発生率が所定閾値よりも高くなりうる。
CPU101はジャムを検知すると、ジャムが発生したことを示すエラー報告をサーバ150に送信する。サーバ150は、エラー報告を送信してきた画像形成装置100についてジャム発生率を演算する。ジャム発生率はエラー発生頻度の一例である。サーバ150はジャム発生率が所定の閾値よりも高ければ、画像形成装置100が給紙不良や搬送不良が発生しやすい状態にあると判定する。この場合、サーバ150はPC160または画像形成装置100を通じて、ユーザに教育内容を通知する。なお、サーバ150は教育内容を通知するトリガーとなったジャム発生率を記憶する。このときのジャム発生率は教育内容による教育効果を評価する上での基準となりうる。
<サーバとPC>
図5を用いてサーバ150とPC160の構成を示す。サーバ150とPC160はいずれも情報処理装置であるため、ほぼ同様の構成を備える。CPU151は、演算処理ユニットであり、サーバ150またはPC160を統括的に制御する制御ユニットである。記憶装置152は、ROM、RAM、HDD(ハードティスクドライブ)、SSD(ソリッドステートドライブ)などを含む。記憶装置152には、制御プログラムに加え、画像形成装置100の稼働状況を示すログや複数の教育内容などが記憶されている。稼働状況としては、たとえば、画像形成枚数、稼働時間、エラーの種類、エラー発生時刻、エラー発生頻度などが含まれてもよい。サーバ150のCPU151は、エラーの種類や発生率に応じて教育内容を選択したり、変更したりする。また、サーバ150のCPU151は、教育内容を通知した後の教育効果を、エラー発生頻度などに基づいて評価して、教育内容を選択しなおたり、変更したりしてもよい。通信インタフェース153はネットワーク2を介して他の情報処理装置や画像形成装置100と通信するための通信回路である。サーバ150の通信インタフェース153はPC160からプリントジョブのデータ(画像データや印刷設定など)を受信し、画像形成装置100に転送する。サーバ150の通信インタフェース153は画像形成装置100からプリントジョブの実行結果や稼働状況なども受信する。サーバ150の通信インタフェース153はPC160や画像形成装置100に教育内容を送信してもよい。表示装置154はサーバ管理者やユーザに情報を表示するデバイスである。PC160のCPU151は通信インタフェース153により教育内容を受信すると表示装置154に教育内容を表示する。入力装置155はサーバ管理者やユーザからの指示を入力するデバイスである。サーバ150では表示装置154や入力装置155といったハードウエアは省略されてもよい。
<エラーの検知>
図6を用いてサーバ150の処理について説明する。S1でサーバ150のCPU151は、画像形成装置100から送信される稼働状況報告を受信すると、記憶装置152に記憶しているログデータに蓄積する。S2でCPU151は画像形成装置100からエラー報告を受信したかどうかを判定する。エラー報告を受信していなければ、CPU151は、S2に戻る。エラー報告を受信したのであれば、CPU151は、S3に進む。
S3でCPU151はエラー報告をログデータに蓄積する。エラー報告には、エラーの種類やエラーが発生したときの画像形成枚数、エラーの発生時刻などが含まれてもよい。S4でCPU151はエラー報告に基づいてエラーの発生頻度を取得する。たとえば、CPU151はエラー報告に含まれていたエラーの種類に基づきログデータを検索し、同一の種類のエラーが発生した時刻または画像形成枚数Niを抽出する。CPU151はエラー報告に含まれていた画像形成枚数とログデータから抽出された前回のエラーが発生したときの画像形成枚数Ni−1の差分Δiを演算する。CPU151は、差分Δiの逆数を、エラー発生頻度Fiとして求める。なお、差分Δiはエラー報告に含まれていたエラー発生時刻とログデータから抽出された前回のエラーが発生したときの時刻との差分であってもよい。
S5でCPU151はエラー発生頻度Fiが所定のエラー閾値Fth1を超えているかどうかを判定する。エラー閾値Fth1は、たとえば、1/500である。エラー発生頻度Fiがエラー閾値Fth1を超えていなければ、教育は不要であるため、CPU151は図6に示した処理を終了する。一方で、エラー発生頻度Fiがエラー閾値Fth1を超えていれば、エラーを解消するための教育が必要であるため、CPU151はS6に進む。
S6でCPU151は現在のエラー発生頻度Fiを教育前発生頻度Fbとして記憶装置152に記憶させる。S7でCPU151は、エラーの種類に応じた教育内容を記憶装置152から読み出してPC160または画像形成装置100に送信することで、教育内容をユーザに通知する。ここで送信される教育内容は最もベーシックな教育内容である。たとえば、エラーの種類が給紙エラーであれば、最初に通知される教育内容は、後端規制板219を正しい位置にセットするよう促すメッセージを含む。S8でCPU151は教育モードに遷移する。
<教育モード>
図7を用いて教育モードについて説明する。教育モードはエラーの種類に応じて個別に実行される。たとえば、2種類のエラーが発生していれば、2つの教育モードが並列に実行される。
S11でCPU151は教育開始時からの画像形成枚数Mを取得する。CPU151は、画像形成装置100においてプリントジョブが実行されるたびに画像形成枚数を積算し、トータルの画像形成枚数Mを記憶装置152に記憶させている。このようにCPU151は画像形成枚数Mの取得部として機能する。
S12でCPU151は、記憶装置152から取得した画像形成枚数Mが評価開始条件を満たしているかどうかを判定する。評価開始条件は教育評価を開始するための条件であり、たとえば、枚数閾値Mth(例:2400枚)によって定義されてもよい。評価開始条件が満たされていればCPU151はS16に進む。一方で評価開始条件が満たされていなければ、CPU151はS13に進む。このようにCPU151は評価開始の判定部として機能する。
S13でCPU151は画像形成装置100からエラー報告を受信したかどうかを判定する。エラー報告を受信していなければCPU151はS11に戻る。一方で、エラー報告を受信していればCPU151はS14に進む。このようにCPU151はエラー報告の判定部として機能する。
S14でCPU151はエラー回数Eを更新する。エラー回数Eも記憶装置152に保持されており、エラー報告を受信する度に1つずつインクリメントされる。このようにCPU151はエラー回数の更新部として機能する。
S15でCPU151はエラー回数Eが評価開始条件を満たしているかどうかを判定する。開始条件は教育評価を開始するための条件であり、たとえば、回数閾値Eth(例:4回)によって定義されてもよい。評価開始条件が満たされていればCPU151はS16に進む。一方で評価開始条件が満たされていなければ、CPU151はS11に戻る。
S16でCPU151は教育開始時からのエラー回数Eと教育開始時からの画像形成枚数Mとに基づき教育後におけるエラーの発生頻度Faを取得する。たとえば、CPU151は、教育開始時からのエラー回数Eを教育開始時からの画像形成枚数Mで除算することで教育後の発生頻度Faを演算してもよい。教育後の発生頻度Faは記憶装置152に記憶される。このようにCPU151は教育後の発生頻度Faを取得する取得部または演算部として機能する。
S17でCPU151は教育後の発生頻度Faに基づき、ユーザに提示された教育内容による教育効果が高いかどうかを判定または評価する。たとえば、CPU151は、教育後の発生頻度Faが頻度閾値fth1を下回っているかどうかを判定する。このようにCPU151は教育効果の判定部または評価部として機能する。なお、頻度閾値fth1は、教育前の発生頻度Fbに1未満の係数(例:0.8)を乗算することでCPU151によって決定されてもよい。このようにCPU151は閾値の決定部または演算部として機能する。教育効果が高い場(エラーの発生頻度が減少した場合)、CPU151はS18に進む。
S18でCPU151はユーザに提示する教育内容を、教育効果が高いケースの教育内容に変更する。このようにCPU151は教育内容の選択部、決定部または変更部として機能する。S19でCPU151は教育効果が高いケースの教育内容を記憶装置152から読み出して画像形成装置100またはPC160に送信することでユーザに教育内容を通知する。S20でCPU151は教育モードを終了する。
S17で教育内容が高くはなかったと判定すると、CPU151はS21に進む。S21でCPU151は教育前よりもエラーが顕著に増加したかどうかを判定する。たとえば、CPU151は教育後の発生頻度Faが頻度閾値fth2を下回っているかどうかを判定する。なお、頻度閾値fth2は、教育前の発生頻度Fbに1を超える係数(例:1.2)を乗算することでCPU151によって決定されてもよい。教育前よりもエラーが顕著に増加していなければ、CPU151はS22に進む。
S22でCPU151はユーザに提示する教育内容を、教育効果が低いケースの教育内容に変更する。S23でCPU151は教育効果が低いケースの教育内容を記憶装置152から読み出して画像形成装置100またはPC160に送信することでユーザに教育内容を通知する。S24でCPU151は画像形成枚数Mとエラー回数Eを0にリセットする。その後、CPU151はS11に戻る。
S21で教育前よりもエラーが顕著に増加していれば、CPU151はS25に進む。S25でCPU151はユーザに提示する教育内容を、教育効果が逆効果であるケースの教育内容に変更する。S26でCPU151は逆効果のケースの教育内容を記憶装置152から読み出して画像形成装置100またはPC160に送信することでユーザに教育内容を通知する。その後、CPU151はS24に進む。
<教育内容>
以下ではエラーがジャムである場合の教育内容の一例を紹介する。ジャムが発生したときに最初に通知される教育内容は、たとえば、「後端規制板の位置を用紙のサイズに合わせ、用紙の前後に隙間が空かないようにしてください。」といったメッセージであってもよい。教育効果が高いケースで通知される教育内容としては、たとえば、「後端規制板が正しく設定されました。今後も後端規制板の位置に注意してください。」といったメッセージが考えられる。これにより、ユーザの対処が正しかったことをユーザは認識できるようになろう。
教育効果が低いケースで通知される教育内容としては、たとえば、次のような教育メッセージが考えられる。このメッセージは、ユーザに第1のエラー原因に対する対処方法の実施を促すとともに、第2のエラー原因に対する対処方法を提示するメッセージであってもよい。エラーの発生頻度が顕著に減少していなかったり、エラーの発生頻度が微増したりしているケースでは、ユーザの対処の誤りだけでなく、別の要因が存在する可能性も考えられる。たとえば、後端規制板219の位置が正常位置であるにもかかわらず、ジャムの発生率が増加する要因としては、給紙カセット218への記録材Pの過積載がある。そこで、教育効果が低いケースで通知される教育内容として、たとえば、「後端規制板の位置は正しく用紙のサイズに合わせてありますか?用紙の積載量が多すぎることのないように注意してください。」といったメッージが採用されてもよい。これにより、ユーザに再度対処を促し、かつ第2の可能性を示唆することが可能となる。
教育効果が逆効果であったケースでは、たとえば、以下のような教育内容が採用されてもよい。この教育内容としては、ユーザの対処が逆効果であったことを通知し、再度、正しい対処方法を提示するとともに、第3の可能性に対する対処方法を提示する内容であってもよい。ジャム発生率が増加する原因としては、ユーザが後端規制板219をさらに後方に移動させてしまったこと考えられる。また、ユーザが後端規制板219とサイド規制板231を勘違いし、サイド規制板231を移動してしまったケースも疑われる。とりわけ、サイド規制板231とサイド規制板232との間を狭くしてしまうと、記録材Pが強く保持されてしまう。その結果、給紙ローラ216での滑りが増加し、到達時間Tが長くなってしまう。そこで、教育内容は、たとえば、「後端規制板の位置の修正方法を間違えたようです。後端規制板の位置は正しく用紙のサイズに合わせてください。2枚のサイド規制板の間が狭すぎることのないように注意してください。」といった内容であてもよい。これにより、ユーザの実施した対処方法が逆効果であったことをユーザに認識させ、かつ正しい対処方法をユーザに認識させるとともに、第3の可能性を示唆することが可能となろう。
以上説明したように、本実施例によれば、教育内容を通知した前後でのエラー発生頻度の変化に応じて教育内容が変更される。これによりユーザが実施した対処方法についてのフィードバックが可能となる。ユーザはがエラーに対する正しい対処方法を学習することが可能となり、画像形成装置100についてのオペレーションについて習熟度が増加しよう。
[実施例2]
実施例1では、サーバ150がプリントジョブを蓄積し、エラー発生頻度の取得、教育内容の保存と変更を実行していた。しかし、サーバ150の機能は画像形成装置100に実装されてもよい。つまり、サーバ150のCPU151が実行した各処理は画像形成装置100のCPU101によって実行されてもよい。ただし、サーバ150と画像形成装置100に関する通信が省略されることになる。たとえば、S2、S13はエラーが発生しているかどうかをCPU101により判定するステップとなる。S7、S19、S23およびS26はCPU101が教育内容をオペレーションパネル251に表示させたり、PC160に送信したりする処理となる。なお、PC160はネットワーク2を介して直接的に画像形成装置100にプリントジョブを送信する。これにより、実施例2でも実施例1と同様の効果が発揮されるようになる。
[実施例3]
実施例1ではエラー報告に基づいて教育内容が決定された。実施例1でも附言したように、同一の種類のエラーであっても発生原因が異なることがある。そこで、実施例3ではCPU151が画像形成装置100からより詳細な稼働状況を取得して、エラーの発生原因を推定し、より適切な教育内容を決定する。実施例3で用いられる変数や定数を以下のように定義する。
Tf…到達時間の最小許容時間であり、正常範囲として許容される到達時間のうちで最小(最短)の時間である。
Td…到達時間の最大許容時間であり、正常範囲として許容される到達時間のうちで最大(最長)の時間である。
Tσ…到達時間についての許容分散であり、実験により測定された複数の到達時間についての分散である。
Td mech-limit…給紙カセット218内で後端規制板219を最後方に位置させたとき記録材Pの到達時間である。なお、記録材Pのサイズに依存して記録材Pの先端位置が変わるため、記録材Pのサイズに応じてTd mech-limitが決定される。
Treal…画像形成装置100により報告された到達時間Tの実測値
Treal-max…所定の画像形成枚数について測定された複数の実測値Trealうちでの最大値。
Treal-min…所定の画像形成枚数について測定された複数の実測値Trealうちでの最小値。
Trealσ…所定の画像形成枚数について測定された複数の実測値Trealの分散。
Treal_after-max教育後において所定の画像形成枚数について測定された複数の実測値Trealうちでの最大値。

Treal_after-min…教育後において所定の画像形成枚数について測定された複数の実測値Trealうちでの最小値。
Treal_afterσ…教育後において所定の画像形成枚数について測定された複数の実測値Trealの分散。
なお、Tf、Td、Tσは記録材Pのサイズに依存しない値であるため、予め工場出荷時に決定され、記憶装置152に記憶されているものとする。Td mech-limitはPC160により指定された記録材Pのサイズに応じてCPU151によって決定される。
図8を用いて教育内容の選択方法について説明する。なお、図8に示した処理は、図6に示した処理と並行に実行され、S7で通知される教育内容を選択する処理である。
S31でサーバ150のCPU151は画像形成装置100から送信される稼働状況報告を受信し、稼働状況報告から到達時間Tを取得し、実測値Trealとして記憶装置152に保持させる。このようにCPU151は到達時間Tの実測値Trealを取得する取得部として機能する。
S32でCPU151は実測値Trealに基づき搬送遅延が発生したかどうかを判定する。たとえば、CPU151は、実測値Trealが最大許容時間Tdを超えているかどうかを判定する。実測値Trealが最大許容時間Tdを超えていれば、CPU151は搬送遅延が発生したと判定し、S33に進む。実測値Trealが最大許容時間Tdを超えていなければ、CPU151は搬送遅延が発生していないと判定し、S31に戻る。このようにCPU151は搬送遅延の判定部として機能する。
S33でCPU151はK個の実測値Trealに基づき最大到達時間Treal-maxと実測値Trealの分散Treal σを決定する。最大到達時間Treal-maxは、K個(例:50個)の実測値Trealのうちでの最大値である。分散TrealσはK個の実測値Trealの分散である。このようにCPU151は最大到達時間Treal-maxと分散Trealσを決定する決定部または演算部として機能する。
S34でCPU151は最大到達時間Treal-maxと分散Trealσとに基づき後端規制板219が給紙カセット218で最後方に位置しているかどうかを判定する。たとえば、CPU151は、最大到達時間Treal-maxがTd mech-limit未満であり、かつ、分散Trealσが分散閾値であるTσ以上であれば、後端規制板219が最後方に位置していると判定する。上述したようにTd mech-limitは記録材Pの搬送方向における長さに依存して異なる。CPU151はプリントジョブを解析して記録材Pの搬送方向における長さを特定し、特定した長さに対応したTd mech-limitを記憶装置152から読み出す。
後端規制板219について判定条件について図4(C)を用いて説明する。後端規制板219の位置が正規位置より後方にずれている場合には、記録材Pの位置が正規位置よりも後方にずれることがある。そのため、実測値Trealが最大許容時間Tdを超えて、搬送遅延が発生する。ただし、後端規制板219は給紙カセット218内にあるため、Treal-max < Tdmech-limitという条件が成立する。また、図4(C)から明らかなように、複数の記録材Pの後端の位置にはばらつきがある。よって、後端規制板219の位置が正規位置にあるときの分散Tσと比較して、分散Trealσは大きくなる。CPU151は後端規制板219が最後方に位置していればS35に進み、後端規制板219が最後方に位置していなければS31に戻る。このようにCPU151は後端規制板219の位置を推定する推定部または判定部として機能する。
S35でCPU151は後端規制板219が最後方の位置しているケースに対応して記憶されている教育内容を選択し、記憶装置152から読み出す。この教育内容は上述したS7で送信される。
なお、S35にも上述したS6ないしS8が組み込まれてもよい。図6によれば、S5で示した条件が満たされたときに教育モードにCPU151は遷移する。一方で、図8では後端規制板219が最後方に位置していることに起因した搬送遅延が発生したときに、CPU151は教育モードに遷移することが可能となる。たとえば、エラー発生頻度が1/500よりも低い場合(たった1回の搬送遅延エラーが発生した場合)にも、CPU151は稼働状況に基づき教育内容を確定して教育モードに遷移できるようになる。また、CPU151は非常に高い確信度で後端規制板219の位置が正規位置より後方にずれていると推定できるようになる。
<教育モード>
図9を用いて実施例3についての教育モードについて説明する。なお、CPU151は教育モードに遷移することのトリガーとなったエラーの種類(例:搬送遅延)を示す情報を記憶装置152に保持してもよい。S41でCPU151は画像形成装置100から送信される稼働状況報告を受信し、稼働状況報告から到達時間Tを取得し、実測値Trealとして記憶装置152に保持させる。S42でCPU151は実測値Trealに基づき搬送遅延が発生したかどうかを判定する。S42はS32と同等の判定処理である。CPU151は搬送遅延が発生していればS50に進み、搬送遅延が発生していなければS43に進む。
S43でCPU151は教育効果の評価を開始するための評価条件が満たされたかどうかを判定する。たとえば、CPU151は、教育内容を通知してからカウントされた画像形成枚数Mが閾値Mth2以上になったかどうかを判定する。評価条件が満たされていなければCPU151はS41に戻る。一方で、評価条件が満たされていればCPU151はS44に進む。
S44でCPU151は教育後の最大到達時間Treal_after-max、最小到達時間Treal_after-min、分散Treal_afterσを決定する。S45でCPU151は教育後の最大到達時間Treal_after-max、最小到達時間Treal_after-min、分散Treal_afterσに基づき教育効果が高いかどうかを判定する。たとえば、以下の3つの条件が満たされた場合に、CPU151は教育効果が高いと判定する。
(1)Treal_after-max < Td
(2)Treal_after-min > Tf
(3)Treal_afterσ < Tσ*1.05
ここで、条件(1)、(2)は搬送遅延が許容範囲内であるための条件である。条件(3)は、到達時間のばらつきが許容範囲内であるための条件である。なお、教育効果を評価するために、条件(3)の閾値は、分散Tσに1以上の係数(例:1.05)が乗算されて決定されている。これは教育後の分散Treal_afterσがTσ*1.05未満になっていれば、教育効果があったと考えられるからである。CPU151は教育効果が高いと判定するとS46に進み、CPU151は教育効果が高くはないと判定するとS41に戻る。このようにCPU151は教育効果の判定部または評価部として機能する。
S46でCPU151はユーザに提示されている教育内容を、教育効果が高いケースの教育内容に変更する。S47でCPU151は新たな教育内容を画像形成装置100またはPC160に送信することでユーザに通知する。S48でCPU151は教育モードを終了する。
ところで、S42で再び搬送エラーが確認された場合にCPU151はS50に進む。S50でCPU151は教育後の最大到達時間Treal_after-maxを決定する。教育後の最大到達時間Treal_after-maxは、教育後に取得された到達時間Trealのうちでの最大値である。S51でCPU151は教育後の最大到達時間Treal_after-maxに基づき教育効果が逆効果であったかどうかを判定する。CPU151は教育効果が逆効果であればS52に進み、教育効果が逆効果でなければ現在の教育内容を維持したままS41に戻る。
ここで、図4(C)を用いて教育効果が逆効果のケースを説明する。後端規制板219の位置が正規位置より後方にずれているだけであれば、Treal_after-max < Td mech-limitが成立するはずである。しかし、Treal_after-max > Td mech-limitが成立するのは、サイド規制板231、231の間を狭くしすぎた可能性が高い。サイド規制板231、231の間を狭くすると、記録材Pの搬送抵抗が大きくなるため、Treal_after-max > Td mech-limitが満たされてしまうことがある。よって、ユーザは後端規制板219を調整すべきところ、誤ってサイド規制板231、231を調整してしまった可能性が高い。
S52でCPU151はユーザに通知した教育内容を逆効果のケースの教育内容に変更する。S53でCPU151は逆効果のケースの教育内容を画像形成装置100またはPC160に送信することでユーザに通知する。
このように本実施例によれば画像形成装置100の稼働状況に応じて教育内容を選択し、ユーザに通知することが可能となる。また、教育後の画像形成装置100の稼働状況に応じて教育効果が評価され、教育効果に応じて教育内容が変更される。これによりユーザが実施した対処方法についてのフィードバックが可能となる。ユーザはがエラーに対する正しい対処方法を学習することが可能となり、画像形成装置100についてのオペレーションについて習熟度が増加しよう。
[実施例4]
実施例3では、サーバ150がプリントジョブを蓄積し、エラー発生頻度の取得、教育内容の保存と変更を実行していた。しかし、サーバ150の機能は画像形成装置100に実装されてもよい。つまり、サーバ150のCPU151が実行した各処理は画像形成装置100のCPU101によって実行されてもよい。ただし、サーバ150と画像形成装置100に関する通信が省略されることになる。S35、S47、S52はCPU101が教育内容をオペレーションパネル251に表示させたり、PC160に送信したりする処理となる。なお、PC160はネットワーク2を介して直接的に画像形成装置100にプリントジョブを送信する。これにより、実施例4でも実施例3と同様の効果が発揮されるようになる。
<まとめ>
図10は画像形成装置100のCPU101が実現する機能とサーバ150のCPU151が実現する機能の一例を示したものである。実施例2、4のようにサーバ150が使用されない場合、CPU151の機能はCPU101によって実現される。
取得部310は、画像形成装置100で発生したエラーの発生頻度またはエラーのレベルであるエラー評価値を取得する。実施例1、2においてエラー評価値はエラー発生頻度Fiなどである。実施例3、4においてエラー評価値は到達時間Tなどである。S7、S19、S23、S26、S35、S47およびS53について説明したように、通知部311はエラーを解消するための教育内容をユーザに通知する。教育決定部312は、エラーを解消するための教育内容を決定または選択する。とりわけ、図7や図9を用いて説明したように、教育決定部312は、教育内容をユーザに通知した後に発生したエラーについてのエラー評価値に応じて教育内容を変更し、変更された教育内容を通知部311に通知させる変更手段して機能する。このように本実施例によればエラーを解消するためにユーザに提示された教育内容の実践結果に応じて教育内容を変更することが可能となる。
実施例1、3に関して説明したように、取得部310、通知部311および教育決定部312は画像形成装置100に対してネットワーク2を介して接続されたサーバ150に設けられていてもよい。実施例2、4に関して説明したように、取得部310、通知部311および教育決定部312は画像形成装置100に設けられていてもよい。さらに、これらはPC160に設けられてもよい。
評価部313は、ユーザに通知した教育内容に関する教育効果を評価するための様々な機能を有している。S17に関して説明したように、比較部315は、教育内容をユーザに通知した後に発生したエラーの発生頻度Faと第一閾値である頻度閾値fth1とを比較してもよい。S18について説明したように、教育決定部312は、教育内容をユーザに通知した後に発生したエラーの発生頻度Faが頻度閾値fth1を下回っているかどうかを判定してもよい。教育決定部312は、発生頻度Faが頻度閾値fth1を下回っていれば、ユーザに通知された第一教育内容を、ユーザへの教育効果が高かったことを示唆する第二教育内容に変更してもよい。これによりユーザの対処方法が正しかったことを認識させることが可能となろう。
S21、S22に関して説明したように、教育決定部312は、教育効果が低かったかどうかを評価してもよい。たとえば、教育後の発生頻度Faが頻度閾値fth1を超えているものの、頻度閾値fth1よりも大きな第二閾値である頻度閾値fth2を超えていないかどうかが判定されてもよい。教育効果が低かった場合、教育決定部312は、ユーザに通知された第一教育内容を、ユーザへの教育効果が低かったことを示唆する第三教育内容に変更してもよい。これによりユーザは教育内容の理解と実践に誤りがあったことを認識し、正しいエラー対処方法を理解して実践できるようになろう。
S21、S25に関して説明したように、教育決定部312は、教育後の発生頻度Faが頻度閾値fth2を超えているかどうかを判定してもよい。発生頻度Faが頻度閾値fth2を超えていれば、ユーザに通知された第一教育内容が、ユーザへの教育効果が逆効果であったことを示唆する第四教育内容に変更されてもよい。これによりユーザは教育内容の理解と実践に誤りがあったことを認識し、正しいエラー対処方法を理解して実践できるようになろう。
閾値決定部314は第一教育内容をユーザに通知するトリガーとなったエラーの発生頻度よりも小さくなるように頻度閾値fth1を決定してもよい。これにより、エラーの発生頻度が減少したときに教育効果が高かったことを示唆する第二教育内容が選択されるようになろう。閾値決定部314は第一教育内容をユーザに通知するトリガーとなったエラーの発生頻度よりも大きくなるように頻度閾値fth2を決定してもよい。これにより、エラーの発生頻度が増加したときに教育効果が低かったことを示唆する第三教育内容や教育効果が逆効果であったことを示唆する第四教育内容が選択されるようになろう。
S11などを用いて説明したように、第一カウンタ317は、教育内容をユーザに通知した後における画像形成枚数Mを計数する第一計数手段として機能する。S14などを用いて説明したように、第二カウンタ318は教育内容をユーザに通知した後におけるエラーの発生回数であるエラー回数Eを計数する第二計数手段として機能する。S16に関して説明したように、頻度演算部316は、第一カウンタ317によりカウントされた画像形成枚数Mが所定枚数(枚数閾値Mth)に到達したかどうかを監視してもよい。頻度演算部316は、画像形成枚数Mが枚数閾値Mthに到達すると、第二カウンタ318により計数されたエラー回数Eと所定枚数Mthに基づき、教育後の発生頻度を演算してもよい。
実施例3、4のS31などに関して説明したように、取得部310は、画像形成に伴う所定の動作時間(到達時間T)を計測することでエラーの評価値を取得してもよい。なお、動作時間の計時は計時部301によって実行される。報告部302は動作時間を含む稼働状況報告またはエラー報告を作成し、取得部310に出力する。
図4(A)ないし図4(C)を用いて説明したように、画像形成装置100は、シートである記録材Pを積載する積載手段である給紙カセット218を有していてもよい。さらに、画像形成装置100は、給紙カセット218に積載された記録材Pの後端位置を規制する規制手段である後端規制板219を有していてもよい。S35に関して説明したように、通知部311は、後端規制板219に関するエラーを解消するための教育内容をユーザに通知する。これにより、後端規制板219の位置を正しく調整する必要があることを認識できるであろう。教育内容には給紙カセット218に積載された記録材Pを規制する後端規制板219の位置のずれに関する情報が含まれてもよい。なお、エラーは記録材Pの搬送に関するエラーを含む。
計時部301は、給紙カセット218から記録材Pが搬送路に給紙されたタイミングから記録材Pが搬送路における所定位置に到達したタイミングまでの到達時間Tを動作時間として計時してもよい。計時部301はカウンタやタイマーによって実現されうる。S33に関して説明したように、分散演算部320は複数の到達時間の分散Trealσを演算する。分散演算部320は所定期間または所定枚数の画像を形成した期間において計時部301により計時された複数の到達時間Trealのうちの最大時間である最大到達時間Treal-maxを演算する演算機能を有していてもよい。これらの統計値もエラーの評価値の一例である。判定部321は、最大到達時間Treal-maxが時間閾値(最大許容時間Td)を超えており、かつ、分散Trealσが分散閾値以上であることに基づいてエラーが発生したことを判定してもよい。S34に関して説明したように、判定部321は、最大到達時間Treal-maxが最大許容時間Tdを超えており、かつ、分散Trealσが分散閾値(分散Tσ)以上であるかどうかを判定する。判定部321は、この条件が満たされているときに、記録材Pの搬送方向において後端規制板219が給紙カセット218の内部の最後方に位置していることに起因したエラーが発生している判定してもよい。これにより精度よく、後端規制板219の位置に起因した搬送遅延を検知できるようになろう。
実施例3、4のS44、S45に関して説明したように、評価部313は、ユーザに第一教育内容を通知した後に計時された複数の到達時間Trealから求められた評価値を使用して第一教育内容による教育効果を評価してもよい。評価値は、たとえば、複数の到達時間Trealのうちの最大到達時間Treal_after-max、複数の到達時間Trealのうちの最小時間である最小到達時間Treal_after-min、分散Treal_afterσである。S46に関して説明したように、教育決定部312は、教育効果が高ければ第一教育内容を第二教育内容に変更してもよい。第二教育内容は、ユーザに通知された第一教育内容に代わって通知される教育内容であって、ユーザへの教育効果が高かったことを示唆する教育内容である。
S50、S51に関して説明したように、評価部313は、最大到達時間Treal_after-maxを評価値として使用して第一教育内容による教育効果を評価してもよい。S52に関して説明したように、教育決定部312は、教育効果が逆効果であれば第一教育内容を第四教育内容に変更してもよい。第四教育内容は教育効果が逆効果であったことを示唆する教育内容である。
1‥‥画像形成システム、2‥‥ネットワーク、100a〜100d‥‥画像形成装置、150‥‥サーバ、160a,160b‥‥情報処理装置(PC)
151‥‥CPU、152‥‥記憶装置、153‥‥通信インタフェース
本発明は、たとえば、
記録材に画像を形成するための画像形成装置において、
前記画像形成装置に関するエラーが発生した場合に、ユーザの操作に関する第一情報を出力する出力手段と、
前記第一情報を出力した後に、前記エラーの評価値に関する情報を求め、求めた前記エラーの評価値に関する情報に基づき、前記第一情報とは異なる、前記ユーザに関する他の情報を出力するように前記出力手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置を提供する。

Claims (19)

  1. 画像形成装置で発生したエラーの発生頻度またはエラーのレベルであるエラー評価値を取得する取得手段と、
    前記エラーを解消するための教育内容をユーザに通知する通知手段と、
    前記教育内容を前記ユーザに通知した後に発生した前記エラーについてのエラー評価値に応じて前記教育内容を変更し、前記変更された教育内容を前記通知手段に通知させる変更手段と
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記取得手段、前記通知手段および前記変更手段は前記画像形成装置に対してネットワークを介して接続されたサーバに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記取得手段、前記通知手段および前記変更手段は前記画像形成装置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 前記教育内容を前記ユーザに通知した後に発生した前記エラーの発生頻度と第一閾値とを比較する比較手段をさらに有し、
    前記変更手段は、前記教育内容を前記ユーザに通知した後に発生した前記エラーの発生頻度が前記第一閾値を下回っていれば、前記ユーザに通知された第一教育内容を前記ユーザへの教育効果が高かったことを示唆する第二教育内容に変更することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記変更手段は、前記教育内容を前記ユーザに通知した後に発生した前記エラーの発生頻度が前記第一閾値を超えているものの、前記第一閾値よりも大きな第二閾値を超えていなければ、前記ユーザに通知された第一教育内容を前記ユーザへの教育効果が低かったことを示唆する第三教育内容に変更することを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記変更手段は、前記教育内容を前記ユーザに通知した後に発生した前記エラーの発生頻度が前記第二閾値を超えていれば、前記ユーザに通知された第一教育内容を前記ユーザへの教育効果が逆効果であったことを示唆する第四教育内容に変更することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  7. 前記第一教育内容を前記ユーザに通知するトリガーとなった前記エラーの発生頻度よりも小さくなるように前記第一閾値を決定する決定手段をさらに有することを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記第一教育内容を前記ユーザに通知するトリガーとなった前記エラーの発生頻度よりも大きくなるように前記第二閾値を決定する決定手段をさらに有することを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成システム。
  9. 前記教育内容を前記ユーザに通知した後における画像形成枚数を計数する第一計数手段と、
    前記教育内容を前記ユーザに通知した後における前記エラーの発生回数を計数する第二計数手段と、
    前記第一計数手段によりカウントされた画像形成枚数が所定枚数に到達すると、前記第二計数手段により計数された前記エラーの発生回数と前記所定枚数に基づき、前記教育内容を前記ユーザに通知した後におけるエラーの発生頻度を演算する演算手段と
    をさらに有することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  10. 前記取得手段は、画像形成に伴う所定の動作時間を計測することで前記エラーの評価値を取得することを特徴とすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  11. 前記画像形成装置は、シートを積載する積載手段と、前記積載手段に積載されたシートの後端位置を規制する規制手段とを有し、
    前記通知手段は、前記規制手段に関するエラーを解消するための教育内容を前記ユーザに通知することを特徴とする請求項10に記載の画像形成システム。
  12. 前記積載手段からシートが搬送路に給紙されたタイミングから当該シートが前記搬送路における所定位置に到達したタイミングまでの到達時間を前記動作時間として計時する計時手段と、
    所定期間または所定枚数の画像を形成した期間において、前記計時手段により計時された複数の到達時間のうちの最大時間と、当該複数の到達時間の分散とを演算する演算手段と、
    前記最大時間が時間閾値を超えており、かつ、前記分散が分散閾値以上であることに基づいて前記エラーが発生したことを判定する判定手段と
    を有することを特徴とすることを特徴とする請求項11に記載の画像形成システム。
  13. 前記判定手段は、前記最大時間が時間閾値を超えており、かつ、前記分散が分散閾値以上であるときに、前記規制手段が搬送方向において前記積載手段の内部の最後方に位置していることに起因したエラーが発生している判定することを特徴とすることを特徴とする請求項12に記載の画像形成システム。
  14. 前記ユーザに第一教育内容を通知した後に計時された複数の到達時間のうちの最大時間、当該複数の到達時間のうちの最小時間および当該複数の到達時間の分散を評価値として使用して前記第一教育内容による教育効果を評価する評価手段をさらに有し、
    前記変更手段は、前記教育効果が高ければ前記第一教育内容を、前記教育効果が高いことを示唆する第二教育内容に変更することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  15. 前記ユーザに第一教育内容を通知した後に計時された複数の到達時間のうちの最大時間を評価値として使用して前記第一教育内容による教育効果を評価する評価手段をさらに有し、
    前記変更手段は、前記教育効果が逆効果であれば前記第一教育内容を、前記教育効果が逆効果であることを示唆する第四教育内容に変更することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
  16. 画像形成装置で発生したエラーの発生頻度またはエラーのレベルであるエラー評価値を取得する取得手段と、
    前記エラーを解消するための教育内容をユーザに通知する通知手段と、
    前記教育内容を前記ユーザに通知した後に発生した前記エラーについてのエラー評価値に応じて前記教育内容を変更し、前記変更された教育内容を前記通知手段に通知させる変更手段と
    を有することを特徴とするサーバ。
  17. シートに画像を形成するための画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成する際に発生したエラーの発生頻度またはエラーのレベルであるエラー評価値を取得する取得手段と、
    前記エラーを解消するための教育内容をユーザに通知する通知手段と、
    前記教育内容を前記ユーザに通知した後に発生した前記エラーについてのエラー評価値に応じて前記教育内容を変更し、前記変更された教育内容を前記通知手段に通知させる変更手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  18. シートを積載するための積載手段をさらに有し、
    前記教育内容は前記積載手段に積載されたシートを規制する規制板の位置のずれに関する情報を含むことを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記エラーは前記シートの搬送に関するエラーを含むことを特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
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