JP2019138645A - 利用者位置測定方法 - Google Patents

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伸也 田中
栄二 河野
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栄二 河野
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Yasuo Kitai
泰生 北井
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Abstract

【課題】空間内における利用者又は被測定者の行動履歴を把握することができる利用者位置測定システム及び被測定者位置測定システムの技術を提供する。【解決手段】利用者位置測定システム100は、空間内に配置された複数のICタグ20と、複数のICタグ20のそれぞれから識別情報を取得可能な位置に配置されたICタグリーダ30と、所定の時間範囲において、複数のICタグ20のうちのICタグリーダ30が識別情報を取得しなかったICタグ20に基づいて、空間における利用者の位置を判定する判定装置と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、利用者位置測定システム及び被測定者位置測定システムの技術に関する。
室内に人体が存在することを検知する技術が存在する。例えば、トイレの入口付近に2個の赤外線センサを設置し、トイレ使用者が横切ったときに2個の赤外線センサがそれぞれ発生する信号の時間的ずれにより、トイレの部屋の中にトイレ使用者が存在することを検知するトイレ使用状態検知装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平1−121422号公報
しかし、特許文献1の検知技術は、赤外線センサによって利用者の在又は不在を検知するのみであり、室内における利用者の行動履歴は判らなかった。また、映像による行動履歴の観察は、プラバシー保護又は個人情報保護の観点から好ましくない。
そこで、本発明は、空間における利用者又は被測定者の行動履歴を把握することができる利用者位置測定システム及び被測定者位置測定システムの技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る利用者位置測定システムは、空間内に配置された複数のICタグと、複数のICタグのそれぞれから識別情報を取得可能な位置に配置されたICタグリーダと、所定の時間範囲において、複数のICタグのうちのICタグリーダが識別情報を取得しなかったICタグに基づいて、空間における利用者の位置を判定する判定装置と、を備える。
この態様によれば、ICタグリーダは、複数のICタグの識別情報を取得可能な位置に配置されている。ICタグリーダといずれかのICタグとの間に利用者が介在すると、そのICタグの識別情報の取得が遮られる。空間内において利用者が移動すると、識別情報を取得しえないICタグが時間と共に変化することになる。判定装置は、ICタグリーダが識別情報を取得しなかったICタグに基づいて、空間における利用者の位置を判定する。したがって、この態様に係る利用者位置測定システムは、所定の時間範囲において、空間における利用者の行動履歴を把握することができる。
上記の利用者位置測定システムにおいて、ICタグリーダは、所定時間ごとにICタグから識別情報を取得し、取得した識別情報に取得時間情報を付与することが好ましい。
判定装置は、空間における各ICタグの位置が記憶された記憶部を含むことが好ましい。
本発明の他の態様に係る利用者位置測定方法は、複数のICタグから識別情報を取得するステップと、所定の時間範囲において、各ICタグの前記識別情報の取得の有無を保存するステップと、識別情報を取得しなかったICタグに基づいて、空間内における利用者の位置を判定するステップと、を有する。
本発明の他の態様に係る被測定者位置測定システムは、飛行機内に配置された複数のICタグと、被測定者に保持され、ICタグから識別情報と受信強度情報とを取得可能なICタグリーダと、識別情報と受信強度情報とに基づいて、飛行機内における被測定者の位置を判定する判定装置と、を備える。
この態様によれば、飛行機内に複数のICタグが配置される。被測定者は、ICタグリーダを保持して飛行機内を移動する。判定装置は、識別情報と受信強度情報とに基づいて、飛行機内における被測定者の位置を判定する。したがって、この態様に係る被測定者位置測定システムは、飛行機内における被測定者の行動履歴を把握することができる。
上記の利用者位置測定システムにおいて、ICタグリーダは、所定時間ごとにICタグから前記識別情報を取得し、取得した識別情報に取得時間情報を付与する。
ICタグリーダは、所定時間ごとにICタグから識別情報を取得し、取得した識別情報に取得時間情報を付与することが好ましい。
判定装置は、飛行機における各ICタグの位置が記憶された記憶部を含むことが好ましい。
本発明の他の態様に係る被測定者位置測定方法は、複数のICタグから識別情報と受信強度情報とを取得するステップと、各ICタグの識別情報と受信強度情報とを保存するステップと、識別情報と受信強度情報とに基づいて、飛行機内における被測定者の位置を判定するステップと、を有する。
本発明によれば、空間における利用者又は被測定者の行動履歴を把握することができる利用者位置測定システム及び被測定者位置測定システムの技術を提供することができる。
第1実施形態に係る利用者位置測定システムの全体構成図である。 第1実施形態のICタグ及びICタグリーダの配置図である。 第1実施形態において、トイレ内に利用者が不在の場合の概略図である。 第1実施形態において、トイレ内に利用者が不在の場合の読み取り状況及びステイタスの説明図である。 第1実施形態において、利用者がトイレ入室時の概略図である。 第1実施形態において、利用者がトイレ入室時の読み取り状況及びステイタスの説明図である。 第1実施形態において、利用者が室内移動中の概略図である。 第1実施形態において、利用者が室内移動中の読み取り状況及びステイタスの説明図である。 第1実施形態において、利用者が便器使用中の概略図である。 第1実施形態において、利用者が便器使用中の読み取り状況及びステイタスの説明図である。 第1実施形態において、利用者が洗面所使用中の概略図である。 第1実施形態において、利用者が洗面所中の読み取り状況及びステイタスの説明図である。 第1実施形態において、利用者がトイレ退室時の概略図である。 第1実施形態において、利用者がトイレ退室時の読み取り状況及びステイタスの説明図である。 第1実施形態に係る利用者位置測定方法のフローチャートである。 第2実施形態に係る被測定者位置測定システムの全体構成図である。 第2実施形態に係る被測定者位置測定方法のフローチャートである。 第2実施形態のICタグの配置及び読み取り方式の説明図である。 第2実施形態のICタグの読み取り判定の説明図である。 第2実施形態の被測定者の移動中のICタグ読み取りの説明図である。 第2実施形態の被測定者の移動中のICタグの読み取り判定の説明図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
[第1実施形態]
(利用者位置測定システムの構成)
図1及び図2を参照して、第1実施形態に係る利用者位置測定システムの構成について説明する。図1は第1実施形態に係る利用者位置測定システムの全体構成図である。図2は第1実施形態に係る利用者位置測定システムのICタグ及びICタグリーダの配置図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る利用者位置測定システム100は、ICタグ20、ICタグリーダ30及び判定装置50を主構成要素として備える。以下、各構成要素ごとに説明する。
ICタグ20は、識別情報(ID情報)を含むシート状タグであり、室内等の空間内に複数配置される。本実施形態では、ICタグ20は、空間において利用者の行動により、ICタグリーダ30からの読み取りが阻害されると想定される複数箇所に配置される。図2に示すように、ICタグ20は、トイレ70内において、例えば、利用者の入退室口であるドア71の下部、ドア71の設けられた内壁72の下部、鏡73、洗面所74の下部、便器75のタンク及びキャビネット76近くの内壁77に貼付される。各ICタグ20のID情報は、ドア71に貼付したものをA、内壁72に貼付したものをB、鏡73に貼付したものをC、洗面所74に貼付したものをD、便器75のタンクに貼付したものをE及び内壁77に貼付したものをFとする。なお、図2において、78は電灯である。
ICタグ20としては、例えば、ID情報を埋め込んだRFタグ(RFID:Radio Frequency Identifier)を採用する。RFIDは、電磁界や電波などの近距離無線通信を用いてID情報を読み取ることができる。交信距離は、周波数帯によって数cm〜数m程度である。
ICタグリーダ30は、近距離無線通信を用いて、ICタグ20に埋め込まれたID情報を読み取るための装置である。ICタグリーダ30は、複数のICタグ20のそれぞれからID情報を読み取り可能な位置に配置される。本実施形態では、トイレ70内において、例えば、キャビネット76の上部に配置され、各ICタグ20のID情報を取得可能な向きに設定されている。
ICタグリーダ30の受信強度は、ICタグリーダ30を配置する室内の広さに応じて設定される。具体的には、130〜135KHz、13.56MHz、433MHz、900MHz及び2.45GHzの周波数帯が挙げられ、これらの周波数帯の中から、長距離の読み取りが可能な900MHz帯を使用し、ICタグリーダ30の電源出力を調整することで、受信強度を調整することができる。本実施形態のようにトイレ70に配置する場合、少なくともトイレ70の対角線距離を補える受信強度に設定する。ICタグリーダ30とICタグ20との間に利用者が介在したときには、ICタグリーダ30は当該ICタグ20のID情報を取得することができない。
ICタグリーダ30は、取得情報を保存するためのメモリ40を備える。メモリ40は、所定の時間範囲において、各ICタグ20のID情報の取得の有無を保存する。ICタグリーダ30は、取得したID情報に取得時間情報を付与する。
判定装置50は、空間における利用者の位置を判定するための装置である。判定装置50は、所定の時間範囲において、複数のICタグ20のうちのICタグリーダ30がID情報を取得しなかったICタグ20に基づいて、トイレ70内における利用者の位置を判定する。判定装置50としては、例えば、サーバ等のコンピュータを採用する。
判定装置50は、空間における各ICタグ20の位置が記憶された記憶部60を含んでいる。記憶装置60としては、ハードディスク(HDD)やSSD等の読み書き可能な記憶媒体が好適に用いられる。
(利用者位置測定システムの動作)
次に、図1から図15を参照して、第1実施形態に係る利用者位置測定方法と共に、第1実施形態に係る利用者位置測定システムの動作について説明する。図15は第1実施形態に係る利用者位置測定方法のフローチャートである。
第1実施形態に係る利用者位置測定方法は、複数のICタグからID情報を取得するステップと、所定の時間範囲において、各ICタグのID情報の取得の有無を保存するステップと、ID情報を取得しなかったICタグに基づいて、空間における利用者の位置を判定するステップと、を有する。以下、具体的に説明する。
まず、図3、図4及び図15を参照して、トイレ内に利用者が不在の状態について説明する。図3は第1実施形態において、トイレ内に利用者が不在の場合の概略図である。図4は第1実施形態において、トイレ内に利用者が不在の場合の読み取り状況及びステイタスの説明図である。図3に示すように、測定空間としてのトイレ70内に利用者が不在(トイレ空き)の場合には、トイレ70の電灯78は消灯状態となっている。利用者不在時において(S110)、例えば、キャビネット76上にICタグリーダ30を設置し、ICタグ20のID情報の取得を開始する(S120)。この利用者不在の状態においても、ICタグリーダ30は、全てのICタグ20の受信を続けている。この場合、図4に示すように、全てのICタグID(A〜F)を読み取ることができ、「トイレ空き」の状態がメモリ40に保存されることになる(S140)。
次に、図5、図6及び図15を参照して、利用者がトイレ入室時の状態について説明する。図5は第1実施形態に係る利用者位置測定システムにおいて、利用者がトイレ入室時の概略図である。図6は利用者がトイレ入室時の読み取り状況及びステイタスの説明図である。図5に示すように、利用者80がトイレ70内に入室すると、不図示の赤外線センサ等が利用者80の存在を検知して、電灯78が点灯する。利用者80の入室により、ICタグリーダ30は、ICタグ20の受信有無の情報を順次取得する(S130)。利用者80が入室すると、図5に示すように、トイレ70のドア71に貼付されたICタグ20とICタグリーダ30との間に利用者80が介在するため、まず、ICタグID(A)の読み取りができなくなる。この場合、図6に示すように、ICタグID(A)の読み取りができず、他のICタグID(B〜F)を読み取りができるので、「トイレ入室」の状態がメモリ40に保存されることになる(S140)。
次に、図7、図8及び図15を参照して、利用者が室内移動中の状態について説明する。図7は第1実施形態において、利用者が室内移動中の概略図である。図8は第1実施形態において、利用者が室内移動中の読み取り状況及びステイタスの説明図である。図7に示すように、ドア71から入室した利用者80が室内を移動すると、トイレ70の内壁72に貼付されたICタグ20とICタグリーダ30との間に利用者80が介在するため、ICタグID(B)の読み取りができなくなる。この場合、図8に示すように、ICタグID(B)の読み取りができず、他のICタグID(A、C〜F)を読み取りができるので、「室内移動中」の状態がメモリ40に保存されることになる(S140)。
次に、図9、図10及び図15を参照して、利用者が便器使用中の状態について説明する。図9は第1実施形態において、利用者が便器使用中の概略図である。図10は第1実施形態において、利用者が便器使用中の読み取り状況及びステイタスの説明図である。図9に示すように、利用者80が便器75を使用すると、便器75のタンクに貼付されたICタグ20とICタグリーダ30との間に利用者80が介在するため、ICタグID(E)の読み取りができなくなる。この場合、図10に示すように、ICタグID(E)の読み取りができず、他のICタグID(A〜D、F)を読み取りができるので、「便器使用中」の状態がメモリ40に保存されることになる(S140)。
次に、図11、図12及び図15を参照して、利用者が洗面所使用中の状態について説明する。図11は第1実施形態において、利用者が洗面所使用中の概略図である。図12は第1実施形態において、利用者が洗面所中の読み取り状況及びステイタスの説明図である。図11に示すように、利用者80が洗面所74を使用すると、洗面所74に貼付されたICタグ20とICタグリーダ30との間に利用者80が介在するため、ICタグID(D)の読み取りができなくなる。この場合、図12に示すように、ICタグID(D)の読み取りができず、他のICタグID(A〜C、E、F)を読み取りができるので、「洗面所使用中」の状態がメモリ40に保存されることになる(S140)。
次に、図13から図15を参照して、利用者がトイレ退室時の状態について説明する。図13は第1実施形態において、利用者がトイレ退室時の概略図である。図14は第1実施形態において、利用者がトイレ退室時の読み取り状況及びステイタスの説明図である。図13に示すように、利用者80がトイレ70は退室しようとすると、ドア71に貼付されたICタグ20とICタグリーダ30との間に利用者80が介在するため、ICタグID(A)の読み取りができなくなる。この場合、図14に示すように、ICタグID(A)の読み取りができず、他のICタグID(B〜F)を読み取りができるので、「トイレ退室」の状態がメモリ40に保存されることになる(S140)。利用者80がトイレ70内を退室すると、不図示の赤外線センサ等が利用者80の存在を検知しなくなるため、電灯78が消灯する。
ところで、図5及び図6のトイレ入室時と図13及び図14のトイレ退室時とはICタグIDの読み取り状況が同一となる。一方のトイレ入室時はそれ以前にトイレ不在状態があったこと、他方のトイレ退室時はそれ以前にトイレ内70での利用者80の挙動があったことで判定する。
再び図15を参照して、所定の時間範囲が経過するまで(S150/NO)、ICタグリーダ30は図5から図14で説明したような動作を繰り返す。所定の時間範囲が経過すると(S150/YES)、トイレ70内からICタグリーダ30を回収して、判定装置50での判定へ移行する(S150)。判定装置50は、図4、図6、図8、図10、図12及び図14の読み取り状況及びステイタスで説明したように、ID情報を取得しなかったICタグ20に基づいて、トイレ70内における利用者80の位置を判定する(S160)。
そして、判定装置50の判定結果を分析することにより、設備構築の参考にする(S150)。例えば、便器75を使用せず、鏡73や洗面所74のみを使用する利用者80が多く存在する場合は、化粧直しをする女性客が多いと分析して、洗面所74の増設を検討する。
以上説明したように、第1実施形態に係る利用者位置測定システム100では、ICタグリーダ30が複数のICタグ20のIDを取得可能な位置に配置されている。ICタグリーダ30といずれかのICタグ20との間に利用者が介在すると、当該ICタグ20のID情報の取得が遮られる。トイレ70内において利用者80が移動すると、ID情報を取得しえないICタグ20が時間と共に変化することになる。判定装置50は、ICタグリーダ30がID情報を取得しえしなかったICタグ20に基づいて、トイレ70内における利用者80の位置を判定する。したがって、第1実施形態に係る利用者位置測定システム100よれば、所定の時間範囲において、トイレ70内における利用者80の行動履歴を把握することができる。利用者80は特定されないので、プライバシーを害することもない。
また、ICタグリーダ30は、所定時間ごとにICタグ20からID情報を取得し、取得したID情報に取得時間情報を付与するので、利用者80の行動履歴を時間に対応させて把握することができる。例えば、洗面所74の使用時間を把握することにより、女性の化粧直しの平均時間を把握することができ、設備構築の参考にすることができる。
さらに、判定装置50が各ICタグ20の位置が記憶された記憶部60を含むので、ICタグ20のID情報と位置情報とをリンクさせて、利用者80の行動履歴を正確に把握することができる。
[第2実施形態]
(被測定者位置測定システムの構成)
次に、図16及び図18を参照して、第2実施形態に係る被測定者位置測定システムの構成について説明する。図16は第2実施形態に係る被測定者位置測定システムの全体構成図である。図18は第2実施形態のICタグの配置及び読み取り方式の説明図である。第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して説明する。
図16に示すように、第2実施形態に係る被測定者位置測定システム200は、ICタグ20、ICタグリーダ30及び判定装置50を主構成要素として備える。以下、各構成要素ごとに説明する。
ICタグ20は、ID情報を含むシート状タグである。ICタグ20は、飛行機201内の座席202に配置される。本実施形態では、ICタグ20は、図18に示すように、飛行機201内に配置された複数の座席202のうち、通路側座席1〜10に配置されている。なお、ICタグ20は、飛行機201内の複数の座席202のうちの通路側座席1〜10以外の座席に配置されてもよいし、飛行機201内に配置された全ての座席に配置されてもよい。また、ICタグ20は、座席にあるパンフレットに貼付されている。具体的には、「安全のしおり」に添付されている。但し、ICタグ20は、座席にあるパンフレットに貼付される場合に限定されるものではない。ICタグ20は、例えば座席にある他の備品又は座席自体に貼付されていてもよい。
ICタグ20としては、例えば、ID情報を埋め込んだRFタグ(RFID:Radio Frequency Identifier)を採用する。RFIDは、電磁界や電波などの近距離無線通信を用いて識別情報をやりとりすることができる。交信距離は、周波数帯によって数cm〜数mである。
ICタグリーダ20は、近距離無線通信を用いて、ICタグ20に埋め込まれたID情報を読み取るための装置である。本実施形態のICタグリーダ30は、携帯型として構成され、被測定者が保持する。本実施形態では、例えば、飛行機201内で勤務するCA(Cabin Attendant)が携行する。
ICタグリーダ30の周波数帯には、例えば、900MHzを採用する。900MHzのICタグリーダ30は、約1mの近距離内でICタグ20との交信が可能である。ICタグリーダ30の周波数帯は、例示の周波数帯に限定するものではない。また、飛行機201内では、複数のCAが活動している。約1mの近距離通信であるので、混信を考慮する必要はないと考えるが、混信が生じる場合には各CAの周波数帯を変えることが考えられる。
ICタグリーダ30は、取得情報を保存するためのメモリ40を備える。メモリ40は、所定の時間範囲において、各ICタグ20のID情報とRSSI(Received Signal Strength Indication)とを保存する。ICタグリーダ30は、取得したID情報及びRSSIに取得時間情報を付与する。
判定装置50は、飛行機201内におけるCAの位置を判定するための装置である。判定装置50は、所定の時間範囲において、ICタグリーダ30が取得したID情報とRSSIとに基づいて、飛行機201内におけるCAの位置を判定する。本実施形態では、ICタグリーダ30の受信強度が一番強い座席位置をCAの位置であると判定する。判定装置50としては、例えば、サーバ等のコンピュータを採用する。
判定装置50は、飛行機201内における各ICタグ20の位置が記憶された記憶部60を含んでいる。記憶装置60としては、ハードディスク(HDD)やSSD等の読み書き可能な記憶媒体が好適に用いられる。
(被測定者位置測定システムの動作)
次に、図16及び図17を参照して、第2実施形態に係る被測定者位置測定方法と共に、第2実施形態に係る被測定者位置測定システムの動作について説明する。図17は第2実施形態に係る被測定者位置測定方法のフローチャートである。
第2実施形態に係る被測定者位置測定方法は、複数のICタグからID情報とRSSIとを取得するステップと、各ICタグのID情報とRSSIとを保存するステップと、ID情報とRSSIとに基づいて、飛行機内における被測定者の位置を判定するステップと、を有する。以下、具体的に説明する。
飛行機201内には、例えば、13名のCAが搭乗しており、座席区間ごとにチームを組んで勤務している。図16及び図17に示すように、旅客全員の搭乗が完了すると(S210)、CAの移動に伴って、携帯型ICタグリーダ30が通路側座席1〜10にあるパンフレットに貼付されたICタグ20のID情報の取得を開始する(S220)。
ICタグリーダ30は、各ICタグ20のID情報及びRSSIを取得し、取得したに取得時間情報を付与する(S230)。ICタグリーダ30は、ID情報、RSSI及び取得時間情報をメモリ40に保存する(S240)。
CAは飛行機201内の通路を移動するため、時間の経過に伴って、ICタグリーダ30で取得するID情報及びRSSIが変化する。S220からS240までのステップは、所定の時間範囲が経過するまで継続される(S250/NO)。ここで、所定の時間範囲は、飛行機201への搭乗者の搭乗が完了してから目的地に着陸し、搭乗者が飛行機201内から降りるまででもよいし、特定のシフト時間で区切っても構わない。
所定の時間範囲が経過すると(S250/YES)、判定装置50は、メモリ40に保存されたID情報とRSSIとに基づいて、飛行機201内におけるCAの位置を判定する。CAの位置は取得時間情報と共に記録されているので、判定装置50の判定に基づいて、CAの勤務シフト計画や人員数の調整等の参考にされる(S270)。
(被測定者位置測定システムの測定実験)
次に、第2実施形態に係る被測定者位置測定システム200の位置測定の有効性を判断するため、以下のような測定実験を行った。まず、基本測定実験として、CAが座席210間の通路に立っている場合にセンシング可能であるか否か実験を行った。図18は第2実施形態のICタグの配置及び読み取り方式の説明図である。図18に示すように、CAは座席5、6、7、8の近傍に立っている。座席3、4に配置したICタグIDは、CAから離れているので、ICタグリーダ30の受信強度の範囲外に存在する。座席5に配置したICタグIDは、CA自身に遮られて、ICタグリーダ30が読み取ることができない。これに対し、座席6、7、8に配置したICタグIDは、ICタグリーダ30で読み取ることができた。
図19は第2実施形態のICタグの読み取り判定の説明図である。図19に示すように、判定装置50は、ICタグリーダ30が受信した座席6、7、8に配置されたICタグ20の製造コード(EPC:Electronic Product Code)及びRSSIに基づいて判定した。図19において、座席6のRSSIは−65、座席7のRSSIは−81及び座席8のRSSIは−75の値である。よって、RSSIが一番強い座席6の位置がCAの現在位置であると判定した。
次に、上記の基本測定実験の知見に基づいて、CAがICタグリーダを携行して座席210間の通路を移動する場合のセンシングについて測定実験を行った。図20は第2実施形態の被測定者の移動中のICタグ読み取りの説明図である。図20に示すように、CAは座席1、2側から座席9、10側へと移動する。CAの移動に伴い、ICタグリーダ30によるICタグ20の読み取りが変化する。その際、ICタグリーダ30は、所定時間ごとにICタグ20からID情報を取得し、取得したID情報に取得時間情報を付与する。
図21は第2実施形態の被測定者の移動中のICタグの読み取り判定の説明図である。図21に示すように、CAの移動に伴って、ICタグリーダ30の読み取りが追従することができ、タイプスタンプと共に取得したICタグIDが記録されていた。
以上説明したように、第2実施形態に係る被測定者位置測定システム100では、飛行機201内の複数の座席202のうち、通路側座席1〜10にあるパンフレットにICタグ20が貼付される。CAは、ICタグリーダ30を携行して飛行機201の通路を移動する。判定装置50は、ID情報とRSSIとに基づいて、飛行機201内におけるCAの位置を判定する。したがって、第2実施形態に係る被測定者位置測定システム200によれば、飛行機201内におけるCAの行動履歴を把握することができる。
また、ICタグリーダ30は、所定時間ごとにICタグ20からID情報を取得し、取得したID情報に取得時間情報を付与するので、CAの行動履歴を時間に対応させて把握することができる。このようにCAの行動履歴を把握することにより、例えば、CAの勤務シフト計画や人員調整等の参考にすることができる。
さらに、判定装置50が各ICタグ20の位置が記憶された記憶部60を含むので、ICタグ20のID情報と位置情報(座席位置情報)とをリンクさせて、CAの行動履歴を正確に把握することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
例えば、第1実施では空間としてトイレを対象に利用者の行動履歴のセンシングを行ったが、他の形式室内にも適用することができる。また、第2実施形態では空間として飛行機内を対象に被測定者の行動履歴のセンシングを行ったが、新幹線等の他の輸送形態にも適用することができる。
10…ICタグ、20…ICタグリーダ、40…判定装置、100…利用者位置測定システム、200…被測定者位置測定システム

Claims (8)

  1. 空間内に配置された複数のICタグと、
    前記複数のICタグのそれぞれから識別情報を取得可能な位置に配置されたICタグリーダと、
    所定の時間範囲において、前記複数のICタグのうちの前記ICタグリーダが前記識別情報を取得しなかったICタグに基づいて、前記空間における利用者の位置を判定する判定装置と、を備える、
    利用者位置測定システム。
  2. 前記ICタグリーダは、所定時間ごとに前記ICタグから前記識別情報を取得し、取得した識別情報に取得時間情報を付与する、
    請求項1に記載の利用者位置測定システム。
  3. 前記判定装置は、前記空間における各ICタグの位置が記憶された記憶部を含む、
    請求項1又は2に記載の利用者位置測定システム。
  4. 複数のICタグから識別情報を取得するステップと、
    所定の時間範囲において、各ICタグの前記識別情報の取得の有無を保存するステップと、
    前記識別情報を取得しなかった前記ICタグに基づいて、空間における利用者の位置を判定するステップと、を有する、
    利用者位置測定方法。
  5. 飛行機内に配置された複数のICタグと、
    被測定者に保持され、前記ICタグから識別情報と受信強度情報とを取得可能なICタグリーダと、
    前記識別情報と前記受信強度情報とに基づいて、飛行機内における前記被測定者の位置を判定する判定装置と、を備える、
    被測定者位置測定システム。
  6. 前記ICタグリーダは、所定時間ごとに前記ICタグから前記識別情報を取得し、取得した識別情報に取得時間情報を付与する、
    請求項5に記載の被測定者位置測定システム。
  7. 前記判定装置は、前記飛行機における各ICタグの位置が記憶された記憶部を含む、
    請求項5又は6に記載の被測定者位置測定システム。
  8. 複数のICタグから識別情報と受信強度情報とを取得するステップと、
    各ICタグの前記識別情報と前記受信強度情報とを保存するステップと、
    前記識別情報と前記受信強度情報とに基づいて、飛行機内における被測定者の位置を判定するステップと、を有する、
    被測定者位置測定方法。
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