WO2022124218A1 - 検出装置、検出システム、検出方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体 - Google Patents

検出装置、検出システム、検出方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体 Download PDF

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Abstract

店舗内の顧客の状況を適切に把握することが可能な検出装置を提供することを目的とする。本開示にかかる検出装置(1)は、複数のビーコンのそれぞれで測定された電波強度を取得する取得部(11)と、取得した電波強度の時間変化に基づいて、複数のビーコン間における人の移動を検出する検出部(12)と、を備える。

Description

検出装置、検出システム、検出方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体
 本開示は検出装置、検出システム、検出方法、及びプログラムに関する。
 ビーコン(Beacon)を用いて取得した位置情報を活用する技術が知られている。中でも、近年では、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)通信を用いた屋内測位技術が知られている。
 BLE通信の利用例として、例えば、スーパーマーケットやデパートなどの店舗に来店した顧客に対し、顧客の位置情報に応じた情報提供を行うシステムがある。
 このようなシステムでは、顧客は、専用のアプリケーションプログラム(以下、アプリと称する)がインストールされたスマートフォンなどの携帯端末を携帯している。システムは、店舗内の要所に設置されたビーコンの近くを顧客が通った場合に、専用アプリを介して、顧客の行動に関する情報を収集する。システムは、例えば、その顧客がどのような経路で売り場を移動したか、どのような商品を見たか、などのデータを収集する。
 このようにすることで、店舗は、収集したデータをマーケティングの参考にすることができる。また、例えば、買い物中の顧客がビーコン近傍を通った際に、顧客のスマートフォンに商品のお知らせや割引クーポンなどをプッシュ通知することができる。
 関連する技術として、例えば、特許文献1には、ビーコンで動作する端末の位置情報を処理する管理サーバが開示されている。この管理サーバは、信号を送受信する送受信部と、モバイル端末に対するモバイル端末ID、及びビーコン端末によりブロードキャスティングされるビーコン端末に対するビーコン端末IDをモバイル端末から受信する制御部と、を有している。制御部は、モバイル端末ID及びビーコン端末IDに関連し、モバイル端末の推定位置を示す第1位置情報を生成する。また、制御部は、第1位置情報に基づいてコンテンツ情報を生成し、コンテンツ情報をモバイル端末に伝送するように制御を行う。
 このような構成により、特許文献1で開示される管理サーバは、モバイル端末の推定された位置(又は予想経路)に関連した公共交通利用情報、商品割引情報、又はクーポン情報などのコンテンツ情報をモバイル端末に伝送することができる。
特開2017-188904号公報
 特許文献1で開示されるような技術において、顧客は、ビーコン端末から送信される信号を受信するために、スマートフォンなどの携帯端末を所持している必要がある。また、その携帯端末には、専用アプリがインストールされていなければならない。しかしながら、これらの店舗に偶然立ち寄った、クーポンには興味がない、などの理由により、顧客が携帯端末に専用アプリをインストールしていない場合がある。また、顧客が携帯端末自体を所有していない場合もある。
 店舗は、専用アプリをインストールしている顧客の情報しか取得することができないため、専用アプリを用いて取得した情報と、実際の店舗内の状況とが乖離する可能性がある。例えば、店舗内の顧客の人数を把握する場合、専用アプリを用いて取得した顧客の数と、実際に来店している顧客の数とが乖離する可能性がある。特に、高齢者や子供などの携帯端末を所持しない顧客が多い売り場においては、両者の乖離が大きくなるおそれがある。
 このような場合、店舗は、顧客がどのように店舗内を移動しているか、又は店舗内のどの領域に顧客が集まっているか、などの情報を正しく把握することができない。
 特許文献1では、このような問題については考慮されていない。
 本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、店舗内の顧客の状況を適切に把握することが可能な検出装置、検出システム、検出方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
 本開示にかかる検出装置は、
 複数のビーコンのそれぞれで測定された電波強度を取得する取得部と、
 前記取得した電波強度の時間変化に基づいて、前記複数のビーコン間における人の移動を検出する検出部と、を備えるものである。
 本開示にかかる検出システムは、
 検出装置と、
 受信した電波の電波強度を測定し、測定結果を前記検出装置に送信する複数のビーコンと、
 を備え、
 前記検出装置は、
 前記複数のビーコンのそれぞれで測定された前記電波強度を取得する取得部と、
 前記取得した電波強度の時間変化に基づいて、前記複数のビーコン間における人の移動を検出する検出部と、を有するものである。
 本開示にかかる検出方法は、
 複数のビーコンのそれぞれで測定された電波強度を取得する取得ステップと、
 前記取得した電波強度の時間変化に基づいて、前記複数のビーコン間における人の移動を検出する検出ステップと、を備えるものである。
 本開示にかかるプログラムは、
 複数のビーコンのそれぞれで測定された電波強度を取得する取得ステップと、
 前記取得した電波強度の時間変化に基づいて、前記複数のビーコン間における人の移動を検出する検出ステップと、をコンピュータに実行させるものである。
 本開示にかかる検出装置、検出システム、検出方法、及びプログラムは、店舗内の顧客の状況を適切に把握することを可能とする。
実施形態1にかかる検出装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかる検出システムの構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかる子機の構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかる親機の構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかるサーバの構成を示すブロック図である。 実施形態2にかかる検出システムにおいて、各ビーコン間に障害物がない場合に各ビーコンで測定される電波強度の一例である。 実施形態2にかかる検出システムにおいて、ビーコン間を通行人が横切った場合の様子を示す図である。 実施形態2にかかる検出システムにおいて、各測定点におけるビーコン間の電波強度の時間偏移を示す図である。 実施形態2にかかるサーバの処理を示すフローチャートである。 実施形態2にかかるサーバ等のハードウエア構成例を示す図である。
<実施形態1>
 以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。
 図1は、本開示にかかる検出装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、検出装置1は、取得部11及び検出部12を備えている。
 取得部11は、複数のビーコンのそれぞれで測定された電波強度を取得する。
 検出部12は、取得した電波強度の時間変化に基づいて、複数のビーコン間における人の移動を検出する。
 本実施形態では、検出装置1は、複数のビーコンのそれぞれで測定された電波強度を取得する。検出装置1は、取得した電波強度の時間変化に基づいて、複数のビーコン間における人の移動を検出する。
 このようにすることで、検出装置1は、店舗内の顧客が専用アプリをインストールした携帯端末を所持しているかいないかに関わらず、複数のビーコン間における顧客の移動を検出することができる。したがって、検出装置1によれば、店舗内の顧客の状況を適切に把握することができる。
<実施形態2>
 実施形態2は、上述した実施形態1の具体例である。
 図2は、本実施形態にかかる検出システム1000の構成を示すブロック図である。同図に示すように、検出システム1000は、サーバS1、親機P1、及び子機N1~N8を備えている。
 サーバS1は、図1に示される実施形態1の検出装置に相当するものである。また、親機P1及び子機N1~N8は、実施形態1の複数のビーコンに相当するものである。以下では、親機P1及び子機N1~N8のそれぞれを、単にビーコンと称して説明することがある。
 サーバS1は、LANケーブル60を介して親機P1と接続されている。これに限らず、サーバS1は、有線又は無線により、親機P1と通信可能に接続されてよい。サーバS1は、親機P1及び子機N1~N8のそれぞれで測定された電波強度を、親機P1を介して取得する。サーバS1は、取得した電波強度の時間変化に基づいて、親機P1及び子機N1~N8のそれぞれの間における人の移動を検出する。
 図2に示すように、親機P1及び子機N1~N8は、BLE通信で互いにBluetooth meshを活用したフラッド型のメッシュネットワークを構築する。親機P1及び子機N1~N8のそれぞれは、メッシュリンク50を介して互いに通信を行う。
 親機P1及び子機N1~N8のそれぞれは、他のビーコンに対し、ビーコンを識別するビーコンIDを含む信号をブロードキャストする。親機P1及び子機N1~N8のそれぞれは、他のビーコンから電波を受信し、受信した電波の電波強度を測定する。親機P1及び子機N1~N8のそれぞれは、電波強度の測定結果を、測定した日時を示す日時情報及びビーコンIDと対応付けて、電波強度情報として内部のデータベースに蓄積する。
 子機N1~N8は、蓄積された電波強度情報をそれぞれ親機P1に送信する。親機P1は、子機N1~N8から受信した電波強度情報を、自身が測定した電波強度を含む電波強度情報と共に内部のデータベースに蓄積する。
 親機P1は、蓄積された電波強度情報を、所定の時間間隔でサーバS1に送信する。サーバS1は、受信した電波強度情報を用いて、各ビーコン間における人の移動を検出する。また、サーバS1は、受信した電波強度情報を用いて、人の移動に関する解析を行い、解析結果を取得する。解析結果には、人が存在する位置の情報、人の移動経路、又は人が密集している場所の情報などを含み得る。
 本実施形態では、親機P1及び子機N1~N8がメッシュネットワークを構築する例を用いて説明を行うが、ネットワークの構成は、これに限られない。ネットワークの構成には、ビーコン間の電波強度の時間変化を検出することが可能な、種々の構成が用いられてよい。例えば、スター型、リング型、フルコネクト型などのネットワーク構成が用いられてよい。
 また、親機及び子機の数は上記に限られない。親機は2つ以上設けられ、それぞれの親機に対して複数の子機が接続されてよい。子機は9つ以上設けられてよい。
 本実施形態では、検出システム1000がスーパーマーケットなどの店舗内で用いられる場合を用いて説明を行う。検出システム1000において、ビーコンとビーコンの間に電波の伝搬を妨げる障害物が存在する場合、各ビーコンで受信する電波の電波強度は低下する。障害物は、例えば、店舗内で買い物する人(以下、顧客と称する)又は物を含み得る。また、障害物がビーコン間から移動した場合、各ビーコンで受信する電波の電波強度は上昇する。検出システム1000は、各ビーコンにおいて測定される電波強度の時間変化に基づいて、ビーコン間における顧客の移動を検出する。
 検出システム1000が用いられる環境は、スーパーマーケットに限らず、デパート、コンビニエンスストア、又は個人商店などの種々の店舗の室内を含み得る。これに限らず、検出システム1000は、顧客の人数、顧客の動線、又は顧客の商品に対するニーズなどを把握することが求められる種々の環境において用いられてよい。また、検出システム1000は、室内に限らず、室外において用いられてもよい。例えば、検出システム1000は、期間限定で開催される屋外のイベントなどで用いられてもよい。
 図3は、図2に示される子機N1~N8の構成を示すブロック図である。子機N1~N8のそれぞれは、図3に示す子機Nと同様の構成を備えている。子機Nは、実施形態1のビーコンに相当するものである。
 図3に示すように、子機Nは、BLE送受信部110及び制御部120を備えている。
 BLE送受信部110は、受信部111及び送信部112を備えている。
 受信部111は、他のビーコンから電波を受信する。受信部111は、受信した電波の電波情報をBLE制御部123に出力する。
 送信部112は、他のビーコンに対し、ビーコンIDを含む信号をブロードキャストする。
 送信部112は、データベース部121に保管された電波強度情報を、自身のビーコンIDと共に親機P1(図2を参照)に送信する。送信部112は、他の子機Nを介して親機P1に電波強度情報を送信してもよい。
 制御部120は、BLE制御部123、測定部122、及びデータベース部121を備えている。
 BLE制御部123は、BLE送受信部110の通信制御を行う。BLE制御部123は、受信部111から受け取った電波情報を測定部122に出力する。
 BLE制御部123は、測定部122から電波強度の測定結果を受け取る。BLE制御部123は、受け取った測定結果、測定した日時の日時情報、及び受信した電波の発信先のビーコンのビーコンIDを対応付けて、電波強度情報としてデータベース部121に出力する。
 測定部122は、BLE制御部123から電波情報を受け取り、受信した電波の電波強度を測定する。測定部122は、測定結果をBLE制御部123に出力する。
 データベース部121は、BLE制御部123から受け取った電波強度情報を一時的に保管する。
 図4は、図2に示される親機P1の構成を示すブロック図である。親機P1は、子機N(図3を参照)と同様、実施形態1のビーコンに相当するものである。図4に示すように、親機P1は、BLE送受信部210、制御部220、及びLAN送受信部230を備えている。
 BLE送受信部210及び制御部220は、図3を用いて説明した子機NのBLE送受信部110及び制御部120にそれぞれ対応している。
 BLE送受信部210は、受信部211及び送信部212を備えている。
 受信部211は、他のビーコンから電波を受信する。受信部211は、受信した電波の電波情報をBLE制御部223に出力する。
 受信部211は、子機N1~N8から電波強度情報を受信し、受信した電波強度情報をBLE制御部223に出力する。
 送信部212は、他のビーコンに対し、ビーコンIDを含む信号をブロードキャストする。
 制御部220は、BLE制御部223、測定部222、及びデータベース部221を備えている。
 BLE制御部223は、BLE送受信部210の通信制御を行う。BLE制御部223は、受信部211から受け取った電波情報を測定部222に出力する。
 BLE制御部223は、測定部222から電波強度の測定結果を受け取る。BLE制御部223は、受け取った測定結果、測定した日時の日時情報、及び受信した電波の発信先のビーコンのビーコンIDを対応付けて、電波強度情報としてデータベース部221に出力する。
 また、BLE制御部223は、受信部211から受け取った、子機N1~N8から受信した電波強度情報をデータベース部221に出力する。
 測定部222は、BLE制御部223から電波情報を受け取り、受信した電波の電波強度を測定する。測定部222は、測定結果をBLE制御部223に出力する。
 データベース部221は、BLE制御部223から受け取った電波強度情報を一時的に保管する。
 また、データベース部221は、BLE制御部223から受け取った、子機N1~N8から受信した電波強度情報を一時的に保管する。
 LAN送受信部230は、データベース部221に保管された親機P1及び子機N1~N8の電波強度情報を、所定の時間間隔でサーバS1に送信する。
 図5は、サーバS1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、サーバS1は、取得部310、検出部320、及び記憶部330を備えている。サーバS1は、図1に示される実施形態1の検出装置1に相当するものである。
 取得部310は、複数のビーコンのそれぞれで測定された電波強度を取得する。取得部310は、親機P1を介して、親機P1及び子機N1~N8から受信した電波強度情報を取得する。取得した電波強度情報には、各ビーコンにおける電波強度の測定結果、測定した日時の日時情報、及び受信した電波の発信先のビーコンのビーコンIDが少なくとも含まれる。
 また、親機P1及び子機N1~N8のそれぞれの設置場所は、ビーコンIDと対応付けられて記憶部330に記憶されている。したがって、取得部310は、記憶部330を参照することにより、電波強度情報に含まれるビーコンIDに基づいて、各ビーコンの設置場所の情報を取得することができる。
 図6は、親機P1及び子機N1~N8のそれぞれのビーコン間に障害物がない場合において、各ビーコンで測定される電波強度の一例を示す表である。図6に示す横軸のノード名がそれぞれのビーコンを表している。縦軸は、横軸に示す各ノードにおいて、周囲に存在するビーコンから受信した電波がどの程度の強度であるかを示している。なお、隣接していないビーコンについては、電波強度の表示を省略している。
 一例として、子機N3について説明する。子機N3は、子機N3の周囲に存在するビーコンから電波を受信し、受信した電波の強度を測定する。子機N3の周囲には、親機P1、子機N1、N4、N6、及びN7が存在している。子機N3が親機P1から受信した電波の強度は、-55dBmである。同様に、子機N3が、子機N1、N4、N6、及びN7のそれぞれから受信した電波の強度は、-70dBm、-60dBm、-55dBm、及び-70dBmである。
 取得部310(図5を参照)は、図6に示すような、障害物がない場合の電波強度情報を予め取得し、記憶部330に格納しておく。検出部320は、この電波強度情報を基準として、以下で説明する処理を行う。
 図5に戻り説明を続ける。検出部320は、取得した電波強度の時間変化に基づいて、複数のビーコン間における人の移動を検出する。
 図7は、ビーコン間を通行人M1が横切った場合の様子を示す図である。通行人M1は、例えば、店舗内を移動する顧客である。
 同図の矢印に示すように、通行人M1がビーコン間を移動したとする。通行人M1は、移動経路上において、複数のビーコンから送信される電波の伝搬を妨げることとなる。したがって、通行人M1の移動によって、移動経路周辺に位置するビーコンにおいて、測定される電波強度が影響を受ける。
 図7に示すように、通行人M1が移動する経路上において、通行人M1と、各ビーコン間のメッシュリンク50との交点を測定点と称して、説明を行う。取得部310は、通行人M1が測定点A~Gの各点に存在するときの電波強度情報を、各点の周辺のビーコンから取得することができる。また、検出部320は、取得した電波強度情報に含まれる電波強度の時間変化に基づいて、複数のビーコン間における通行人M1の移動を検出することができる。
 なお、測定点は、メッシュリンク50上に限らず、任意の点に設けられてもよい。また、図7では、隣接するビーコン間におけるメッシュリンク50のみを示しているが、これに限られない。例えば、隣接していない子機N3と子機N8との間のメッシュリンク50を用いて、通行人M1の移動を検出してもよい。
 また、本実施形態では、通行人が1名である場合を用いて説明を行うが、これに限られない。通行人は、複数いてもよい。また、通行人M1は、店舗の顧客に限られない。通行人M1は、店舗内を移動する従業員などの人物を含み得る。
 図8は、図7に示す測定点A~Gにおける、ビーコン間の電波強度の時間偏移を示す図である。図8において、ビーコン間の電波強度は、2つのビーコンがそれぞれ受信した互いの電波の電波強度を示している。例えば、同図において「N3-N6間の電波強度」は、子機N3で受信及び測定した子機N6の電波の電波強度であり、かつ、子機N6で受信及び測定した子機N3の電波の電波強度である。子機N3及び子機N6で受信及び測定した相手方の電波強度は異なっていてもよい。その場合、例えば両者の差異を補正した電波強度を、子機N3-N6間の電波強度として用いてもよい。
 検出部320(図5を参照)は、ビーコン間における電波強度が低下した場合、ビーコン間に人が移動したことを検出する。また、検出部320は、複数のビーコン間における電波強度が上昇した場合、複数のビーコン間から人が移動したことを検出する。
 ここでは、検出部320は、複数のビーコン間のメッシュリンク50上の電波強度の時間変化に基づいて、メッシュリンク50上における通行人M1の移動を検出する。
 例えば、子機N3-N6間に位置する測定点Aを通行人M1が通過したとする。このとき、子機N3-N6間には、通行人M1という障害物が発生する。そのため、子機N3-N6間の電波強度は、元の-55dBmから-60dBmへと一時的に低下する。したがって、検出部320は、通行人M1が子機N3-N6間に通行人M1が移動したことを検出する。
 また、通行人M1が、測定点Aから、子機N3-N7間に位置する測定点Bに移動したとする。このとき、子機N3-N6間の電波強度は、-60dBmから-55dBmに上昇し、当初の電波強度に戻る。したがって、検出部320は、子機N3-N6間から通行人M1が移動したことを検出する。
 検出部320は、電波強度の低下が、周辺の複数のビーコン間で連続して生じた場合に、電波強度の低下が生じた位置の時間変化に基づいて、人の移動経路を推定してもよい。
 例えば、上記で説明した通行人M1が測定点Aから測定点Bに移動する例では、子機N3-N6の電波強度が-60dBmから-55dBmに上昇すると共に、子機N3-N7間の電波強度が-70dBmから-75dBmに低下している。よって、電波強度の低下が、子機N3-N6間において生じた後に、連続して、子機N3-N7間においても生じている。したがって、検出部320は、通行人M1が測定点Aから測定点Bに移動したと推定する。なお、検出部320は、電波強度が上昇した測定点における電波強度の時間変化を用いて移動経路を推定してもよい。
 測定点Bから測定点Gへの移動においても、上記と同様に考えることができる。通行人M1が移動すると、移動前のメッシュリンク50上では電波強度が上昇し、移動後のメッシュリンク50上では電波強度が低下する。電波強度の低下が生じた位置は、時間の経過と共に、測定点Bから測定点Gに向かって連続して変化している。
 したがって、検出部320は、電波強度の低下が生じた位置の時間変化に基づいて、通行人M1の移動経路を推定することができる。上記の例では、検出部320は、通行人M1が測定点Aから測定点Gの各測定点を経由して移動したことを推定する。
 検出部320は、電波強度の低下が生じた位置の時間変化に加えて、電波強度の上昇が生じた位置の時間変化を考慮して、通行人M1の移動経路を推定してもよい。検出部320は、電波強度の上昇及び低下が、周辺に存在する複数のビーコン間で同時に生じた場合、電波強度の上昇が生じた複数のビーコン間から電波強度の低下が生じた複数のビーコン間に、人が移動したことを推定する。
 例えば、上記で説明したように、通行人M1が測定点Aから測定点Bに移動すると、子機N3-N7間では電波強度が低下するが、同時に、子機N3-N6間では電波強度が上昇する。したがって、検出部320は、通行人M1が、電波強度の上昇が生じたビーコン間から、電波強度の低下が生じたビーコン間へと移動したことを推定することができる。検出部320は、電波強度が上昇したビーコン間と電波強度が低下したビーコン間との間の距離が所定の距離以下である場合に、上記のように推定してもよい。このようにすることで、通行人M1が移動可能な範囲内に限定して、測定点間の通行人M1の移動経路を推定することができる。
 なお、電波強度の上昇及び低下の発生日時に差異があった場合でも、検出部320は、発生日時の差異が所定の時間内であれば、電波強度の上昇及び低下が同時に生じたと判定してもよい。
 なお、電波強度の低下が、一部のビーコン間において連続的でない場合、検出部320は、連続的でない部分を考慮して、通行人M1の移動経路を推定してもよい。例えば、通行人が多い場合には、電波強度の低下が連続しない場合があると考えられる。このような場合、検出部320は、電波強度の低下が途切れた部分を、周辺の測定点における電波強度の低下を考慮することにより、補完して、通行人M1の移動経路を推定してもよい。
 検出部320は、通行人M1が同じ位置に留まっていることを検出してもよい。検出部320は、ある測定点において電波強度が低下した状態が所定の時間継続している場合に、その測定点に通行人M1が留まっていることを検出する。このようにすることで、例えば、通行人M1が興味を示した売り場を検出することができる。
 検出部320は、メッシュリンク50上で電波強度が低下している測定点の情報を用いて、通行人M1がどのあたりを通過したかを逆算して特定してもよい。検出部320は、例えば、電波強度の低下が生じた位置の時間変化に基づいて、通行人M1の移動速度を算出する。検出部320は、算出した移動速度に基づいて、通行人M1が過去に通過した位置を特定する。このようにすることで、通行人M1の移動経路の傾向を把握することができる。
 検出部320は、メッシュリンク50上の電波強度の低下の程度に基づいて、通行人が密集している位置を検出してもよい。例えば、検出部320は、複数のビーコン間における電波強度が閾値を下回った場合に、通行人が集中していると判定し、通行人の密集を検出する。
 密集を判定するための閾値は、障害物が全くないときの電波強度を用いて設けられてもよいし、所定の状態を基準として設けられてもよい。閾値は、例えば、店舗の平均的な混雑時における電波強度を用いて設けられてもよい。また、測定点ごとに異なる閾値が設けられてもよい。このようにすることで、売り場ごとに異なる条件で混雑状況を判断できる。また、得られた情報を、売り場ごとのマーケティングや、各売り場への適切な人員配置などに活用することができる。
 また、店舗内の混雑状況を考慮して、携帯端末にアプリをインストールしている顧客へのクーポン配信などを行うこともできる。したがって、例えば、人の密集が顕著な場所においては、クーポンの配信を見合わせるなどの調整を行うことができる。また、人が密集していない売り場のクーポンを配信することで、その売り場への移動を促してもよい。
 なお、上述の説明では、検出部320は、2つのビーコン間における電波強度の時間変化に基づいて通行人M1の移動を検出したが、これに限られない。検出部320は、3つ以上のビーコン間において同様の処理を行ってもよい。このようにすることで、通行人M1の移動を、より精度よく検出することができる。
 記憶部330は、ビーコンIDと、ビーコンの設置場所と、を対応付けて記憶する。ビーコンの設置場所は、絶対位置(例えば、経度及び緯度)でもよいし、相対位置でもよい。
 記憶部330は、取得部310が取得した各ビーコンの電波強度情報を記憶する。記憶部330は、各ビーコン間に障害物がない場合における、各ビーコン間の電波強度を予め記憶する。
 図9は、サーバS1が行う処理を示すフローチャートである。取得部310(図5を参照)は、親機P1及び子機N1~N8のそれぞれで測定された電波強度を含む電波強度情報を取得する(ステップS101)。電波強度情報には、各ビーコンで測定した電波強度、測定した日時の日時情報、及び受信した電波の発信先のビーコンのビーコンIDが含まれている。
 検出部320は、取得した電波強度の時間変化に基づいて、親機P1及び子機N1~N8間における人の移動を検出する(ステップS102)。検出部320は、各ビーコン間の電波強度が低下した場合に、各ビーコン間に人が移動したことを検出する。また、検出部320は、各ビーコン間の電波強度が上昇した場合に、各ビーコン間から人が移動したことを検出する。検出部320は、電波強度が変化する位置の時間変化に基づいて、人の移動経路を推定してもよい。また、検出部320は、電波強度の低下の程度によって、人の密集を検出してもよい。
 サーバS1は、検出結果を表示する表示情報を生成し、生成した表示情報を表示装置(不図示)などに出力してもよい。このようにすることで、例えば、店舗の管理者は、リアルタイムで店舗内の顧客の人数、動線、又は混雑状況などを把握することができる。
 以上説明したように、本実施形態にかかる検出システム1000では、親機P1及び子機N1~N8のそれぞれで測定された電波強度の時間変化に基づいて、ビーコン間における人の移動を検出することができる。このようにすることで、専用アプリをインストールした携帯端末を所持していない顧客についても、各顧客の正確な位置情報を取得することなく、その移動状況を把握することができる。
 また、検出システム1000は、電波強度の低下が周辺のビーコン間で連続して生じている場合、電波強度が変化する位置の時間偏移に基づいて、顧客の移動経路を推定することができる。さらに、検出システム1000は、電波強度の低下の程度や顧客の移動経路を把握することで、顧客が集中している場所を把握することができる。
 したがって、検出システム1000によれば、店舗内の顧客の状況を適切に把握することができる。店舗の管理者は、このようにして得られた情報を、マーケティングなどに活用することができる。
<ハードウエアの構成例>
 サーバS1等の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、サーバS1等の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
 図10は、サーバS1等を実現するコンピュータ500のハードウエア構成を例示するブロック図である。コンピュータ500は、サーバS1等を実現するために設計された専用のコンピュータであってもよいし、汎用のコンピュータであってもよい。コンピュータ500は、スマートフォンやタブレット端末などといった可搬型のコンピュータであってもよい。
 例えば、コンピュータ500に対して所定のアプリケーションをインストールすることにより、コンピュータ500で、サーバS1等の各機能が実現される。上記アプリケーションは、サーバS1等の機能構成部を実現するためのプログラムで構成される。
 コンピュータ500は、バス502、プロセッサ504、メモリ506、ストレージデバイス508、入出力インタフェース510、及びネットワークインタフェース512を有する。バス502は、プロセッサ504、メモリ506、ストレージデバイス508、入出力インタフェース510、及びネットワークインタフェース512が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ504などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
 プロセッサ504は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、又は FPGA(Field-Programmable Gate Array)などの種々のプロセッサである。メモリ506は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス508は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。
 入出力インタフェース510は、コンピュータ500と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース510には、キーボードなどの入力装置や、ディスプレイ装置などの出力装置が接続される。
 ネットワークインタフェース512は、コンピュータ500をネットワークに接続するためのインタフェースである。このネットワークは、LAN(Local Area Network)であってもよいし、WAN(Wide Area Network)であってもよい。
 ストレージデバイス508は、サーバS1等の各機能構成部を実現するプログラム(前述したアプリケーションを実現するプログラム)を記憶している。プロセッサ504は、このプログラムをメモリ506に読み出して実行することで、サーバS1等の各機能構成部を実現する。
 プロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを実行する。このプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに提供することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD(compact disc)、又はDVD(digital versatile disk)などの光ディスク媒体、半導体メモリ(例えば、マスク ROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに提供されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
 なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
 例えば、上述の説明では、専用アプリをインストールした携帯端末を所持していない顧客を用いて説明を行ったが、これに限られない。顧客は、専用アプリをインストールした携帯端末を所持していてもよい。本開示にかかる検出システムと、専用アプリとが併用されてもよい。例えば、専用アプリをインストールした携帯端末を所持した顧客の位置情報を取得しながら、それ以外の顧客の流れ又は混雑状況の情報を取得してもよい。
 また、上述の説明では、サーバが検出処理を行ったがこれに限られない。例えば、図2に示される実施形態2の親機P1に十分な演算性能を担保することで、サーバS1が行う処理を親機P1が行ってもよい。
 以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
 この出願は、2020年12月9日に出願された日本出願特願2020-203846を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 検出装置
11 取得部
12 検出部
50 メッシュリンク
60 LANケーブル
110 BLE送受信部
111 受信部
112 送信部
120 制御部
121 データベース部
122 測定部
123 BLE制御部
210 BLE送受信部
211 受信部
212 送信部
220 制御部
221 データベース部
222 測定部
223 BLE制御部
230 LAN送受信部
310 取得部
320 検出部
330 記憶部
500 コンピュータ
502 バス
504 プロセッサ
506 メモリ
508 ストレージデバイス
510 入出力インタフェース
512 ネットワークインタフェース
1000 検出システム
M1 通行人
N、N1~N8 子機
P1 親機
S1 サーバ

Claims (10)

  1.  複数のビーコンのそれぞれで測定された電波強度を取得する取得手段と、
     前記取得した電波強度の時間変化に基づいて、前記複数のビーコン間における人の移動を検出する検出手段と、を備える
     検出装置。
  2.  前記検出手段は、
     前記複数のビーコン間における前記電波強度が低下した場合、前記複数のビーコン間に前記人が移動したことを検出し、かつ、
     前記複数のビーコン間における前記電波強度が上昇した場合、前記複数のビーコン間から前記人が移動したことを検出する
     請求項1に記載の検出装置。
  3.  前記検出手段は、
     前記電波強度の低下が、周辺の前記複数のビーコン間で連続して生じた場合に、前記電波強度の低下が生じた位置の時間変化に基づいて、前記人の移動経路を推定する
     請求項1又は2に記載の検出装置。
  4.  前記検出手段は、
     前記電波強度の上昇及び低下が、周辺に存在する前記複数のビーコン間で同時に生じた場合、前記電波強度の上昇が生じた前記複数のビーコン間から前記電波強度の低下が生じた前記複数のビーコン間に、前記人が移動したことを推定する
     請求項1~3のいずれか1項に記載の検出装置。
  5.  前記検出手段は、
     前記複数のビーコン間における前記電波強度が閾値を下回った場合に、前記人の密集を検出する
     請求項1~4のいずれか1項に記載の検出装置。
  6.  前記複数のビーコンは、メッシュネットワークを構築し、
     前記検出手段は、前記複数のビーコン間のメッシュリンク上の電波強度の時間変化に基づいて、前記メッシュリンク上における前記人の移動を検出する
     請求項1~5のいずれか1項に記載の検出装置。
  7.  検出装置と、
     受信した電波の電波強度を測定し、測定結果を前記検出装置に送信する複数のビーコンと、
     を備え、
     前記検出装置は、
     前記複数のビーコンのそれぞれで測定された前記電波強度を取得する取得手段と、
     前記取得した電波強度の時間変化に基づいて、前記複数のビーコン間における人の移動を検出する検出手段と、を有する
     検出システム。
  8.  前記検出手段は、
     前記複数のビーコン間における前記電波強度が低下した場合、前記複数のビーコン間に前記人が移動したことを検出し、かつ、
     前記複数のビーコン間における前記電波強度が上昇した場合、前記複数のビーコン間から前記人が移動したことを検出する
     請求項7に記載の検出システム。
  9.  複数のビーコンのそれぞれで測定された電波強度を取得し、
     前記取得した電波強度の時間変化に基づいて、前記複数のビーコン間における人の移動を検出する
     検出方法。
  10.  複数のビーコンのそれぞれで測定された電波強度を取得する取得ステップと、
     前記取得した電波強度の時間変化に基づいて、前記複数のビーコン間における人の移動を検出する検出ステップと、を
     コンピュータに実行させるプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体。
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