JP2019138037A - 間仕切りパネル用支持具及び移動式間仕切り - Google Patents

間仕切りパネル用支持具及び移動式間仕切り Download PDF

Info

Publication number
JP2019138037A
JP2019138037A JP2018021166A JP2018021166A JP2019138037A JP 2019138037 A JP2019138037 A JP 2019138037A JP 2018021166 A JP2018021166 A JP 2018021166A JP 2018021166 A JP2018021166 A JP 2018021166A JP 2019138037 A JP2019138037 A JP 2019138037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
panel
partition
panel member
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018021166A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7000188B2 (ja
Inventor
雄太 野月
Yuta Nozuki
雄太 野月
雄介 林
Yusuke Hayashi
雄介 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bunka Shutter Co Ltd
Original Assignee
Bunka Shutter Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bunka Shutter Co Ltd filed Critical Bunka Shutter Co Ltd
Priority to JP2018021166A priority Critical patent/JP7000188B2/ja
Publication of JP2019138037A publication Critical patent/JP2019138037A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7000188B2 publication Critical patent/JP7000188B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)

Abstract

【課題】パネル部材を室内の側壁間に亘って容易に設置できる間仕切り用パネル支持具及び移動式間仕切りを提供する。【解決手段】本発明の間仕切り用パネル支持具15は、室内Rの側壁面W,W間に亘って設置するパネル部材2の側端部2sの両偏平面2e,2eの少なくともいずれか一方に対向配置させる第1の支持面と、少なくともパネル部材2の偏平面2eから離間する方向に延び、室内Rの側壁面Wに対向配置させる第2の支持面とを有し、パネル部材2の側端部2sに第1の支持面を当てるとともに、室内Rの側壁面Wに第2の支持面を配してパネル部材2を支持する支持部材3と、支持部材3の上端面又は下端面に設けられ、支持部材3の移動を規制する固定部材4を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、間仕切りパネル用支持具及び移動式間仕切りに関する。
部屋の側壁面間に亘ってパネルを配置し、室内空間を区切る様々な間仕切りが知られている(例えば下記特許文献1)。
特許文献1等の従来の間仕切りは、天井や床にレールを施工したり、固定部材を打ち付けたりしてパネルを立設した状態で保持していた。
特開2017−86417号公報
従来の間仕切りは、レールの設置や固定部材の打ち付け等のために業者による大掛かりな設置工事を要していた。
そこで本発明は、パネル部材を室内の側壁面間に亘って容易に設置し、移動できる間仕切りパネル用支持具及び移動式間仕切りを提供する。
本発明の間仕切りパネル用支持具は、室内の側壁面間に亘って設置するパネル部材の側端部の両偏平面の少なくともいずれか一方に対向配置させる第1の支持面と、少なくとも前記パネル部材の前記偏平面から離間する方向に延び、前記室内の前記側壁面に対向配置させる第2の支持面とを有し、前記パネル部材の前記側端部に前記第1の支持面を当てるとともに、前記室内の前記側壁面に前記第2の支持面を配して前記パネル部材を支持する支持部材と、前記支持部材の上端面及び/又は下端面に設けられ、前記支持部材の移動を規制する固定部材とを備えている。
この構成によれば、支持部材と室内の側壁面とによりパネル部材を異なる角度から支持できるため、パネル部材をシンプルな部材で安定的に立設及び固定することができる。
本発明の間仕切りパネル用支持具の前記支持部材は、前記パネル部材の前記側端部に着脱自在に固定されていてもよい。
この構成によれば、パネル部材及び支持部材を分けて容易に搬入し又は収納することが可能となる。また、この構成によれば、板状のパネルであればどのようなものであっても容易に立設することができる。
本発明の間仕切りパネル用支持具の前記支持部材は、前記第1の支持面を前記パネル部材の前記側端部の上端から下端に亘って配して前記パネル部材を支持するものであってもよい。
この構成によれば、より安定的かつ簡便にパネル部材を支持することができる。
本発明の間仕切りパネル用支持具の前記支持部材は、前記パネル部材の前記側端部の少なくとも下部に取り付けられるものであり、前記支持部材の下端面から突出するキャスターを有していてもよい。
この構成によれば、支持部材及びパネル部材の移動が容易となる。
本発明の間仕切りパネル用支持具の前記固定部材は、前記キャスターを挟み込んで動きを止める部材であってもよい。
この構成によれば、床面に固定具又はレール等を施工することなく、容易に支持部材の移動を規制することができる。
本発明の間仕切りパネル用支持具の前記支持部材は、前記パネル部材の前記側端部の少なくとも上部に取り付けられるものであり、前記固定部材は、前記支持部材の上端面から突出及び収納自在に設けられ、天井に密着可能であってもよい。
この構成によれば、天井に固定具等を施工することなく、容易に支持部材の移動を規制することができる。
本発明の移動式間仕切りは、前記いずれか一に記載の間仕切り用パネル支持具と、室内の側壁面間に亘って設置されるパネル部材とを有している。
この構成によれば、上記いずれかの作用及び機能を奏する。
本発明の移動式間仕切りの前記パネル部材の端面には、前記側壁面間に設置された際に、前記側壁面、床面及び天井の少なくともいずれかとの隙間を小さくする圧着部材が設けられていてもよい。
この構成によれば、区画した室内の密閉性を高めることができる。
本発明の移動式間仕切りは、天井、側壁面、床面に傷を付けることを防止しつつ容易に設置することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態の移動式間仕切りを概略的に示す斜視図である。 図1をY−Y線で矢視した一部断面図である。 本発明の一実施形態の移動式間仕切りの設置状態の一部を示す斜視図である。 (a)本発明の一実施形態の間仕切りパネル用支持具の支持部材の下部を示す側面図である。(b)本発明の一実施形態の間仕切りパネル用支持具の支持部材の下部を示す正面図である。 (a)本発明の一実施形態の間仕切りパネル用支持具の支持部材の動きを固定部材により規制した状態を示す上面図である。(b)本発明の一実施形態の間仕切りパネル用支持具の固定部材を示す側面図である。(c)本発明の一実施形態の間仕切りパネル用支持具の固定部材を示す上面図である。 本発明の一実施形態の移動式間仕切りの他の例を概略的に示す斜視図である。 図1をY−Y線で矢視したパネル部材の他の例を示した一部断面図である。
以下、図を参照して本発明の間仕切りパネル用支持具及びこの間仕切りパネル用支持具を備えた移動式間仕切りの実施形態について説明する。
図1に示すように、本発明の移動式間仕切り1は、室内Rの側壁面W,W間に亘って配置するパネル部材2と、パネル部材2の両側端部2sを挟みこんでパネル部材2を支持する支持部材3と、支持部材3を天井C又は床面Fに固定する固定部材4,8(固定部材8は、図4参照)とを備えている。
パネル部材2は、特に限定されないが、木材、鋼材、アルミ形材又は樹脂形材などからなる骨枠部材と、グラスウール、ロックウール、ペーパーコア、ゴムシートなどとを組み合わせた略中実の芯材の表面に、木合板、鋼板、樹脂ボード、ケイ酸カルシウム板などの表面材を貼り合わせて形成されたものを好適に用いることができる。芯材は、骨枠部材のみからなる略中空のものであってもよい。このパネル部材2は、厚さのある偏平な板状の分割パネル2aを複数連結させて1枚に形成されている。
分割パネル2aは、略矩形に形成されている。
分割パネル2aの側端面2dには、分割パネル2a同士を連結自在とする不図示の連結手段が設けられている。パネル部材2は、室内Rの対向する側壁面W,W同士の間に亘って立設される。
図2に示すように、分割パネル2aの下端面2cの一方の偏平面2e寄りには、キャスター5が取り付けられている。キャスター5は、パネル部材2の厚さ方向に回転する向きに設けられている。なお、キャスター5は、パネル部材2の厚さ方向や幅方向に回転の向きを自在に変化できるものでもよい。
図1又は図2に示すように、パネル部材2の両側端面及び上下端面には、室内Rの側壁面W、天井C及び床面Fとの隙間を極力小さくして密閉性を高める圧着部材6が配されている。
圧着部材6は、パネル部材2の各端面の長手方向に沿って略連続的に設けられている。
圧着部材6は、例えば、内部に気体等の流動体を収容し、流動体の体積の増減により、パネル部材2の各端面から天井C、側壁面W及び床面Fに向かって伸長及び収縮自在になるチューブ型の部材であってもよい。
なお、パネル部材2の下端面2cの厚さ方向の一方の偏平面2e寄りにキャスター5が設けられているため、少なくともパネル部材2の下端面2cに配される圧着部材6は、パネル部材2の厚さ方向の他方の偏平面2e寄りに設けられている。
図1に示すように、支持部材3は、パネル部材2の上下端に亘って延びる長尺で偏平な板状の部材である。
図3に示すように、支持部材3は、略直方体形状で偏平な板状に形成されている。支持部材3は、パネル部材2の側端部2sの偏平面2eに対向配置させる第1の支持面3Aと、少なくともパネル部材2の偏平面2eから離間する方向に延び、室内Rの側壁面Wに対向配置させる第2の支持面3Bとを有している。
第1の支持面3Aは、偏平な板状の部材の側端面、すなわち支持部材3の長手方向に延びる端面からなっている。第1の支持面3Aは、図1に示すように、パネル部材2の上下端に亘ってパネル部材2の両側端部2s,2sの両偏平面2e,2eに配される。なお、ここで「配される」とは、ごく僅かな隙間を持って又はぴったりと密着するように「当てられる」ことを意味する。
図3に示すように、第2の支持面3Bは、偏平な板状の部材の偏平面を形成する面からなっている。第2の支持面3Bは、図1に示す室内Rの側壁面Wと略接するように対向配置される。第2の支持面3Bには、室内Rの側壁面Wに対して円滑に摺動し、室内Rの側壁面Wに傷等を付けることを防止する樹脂又は布地等が配されていてもよい。
支持部材3の上端部には、支持部材3の上端面3tから突出させ及び支持部材3内に収納自在な上側固定部材4が設けられている。上側固定部材4は、支持部材3の上端面3tから突出した場合に、その先端が図1に示す天井Cを押し付けつつ密着して支持部材3の動きを止める。上側固定部材4には、先端に天井Cとの密着性を高めるゴム部材等を配したフランス落とし等を好適に用いることができる。
図4(a),(b)に示すように、支持部材3の下部3bには、支持部材3の下端面3cから突出するキャスター5が設けられている。
キャスター5は、戸車5aと、戸車5aを支持部材3の下端面3cに取り付ける取付部材5bとを備えている。キャスター5は、パネル部材2の厚さ方向に回転する向き、すなわち第2の支持面3Bに沿う方向に設けられている。なお、キャスター5は、回転の向きを自在に変化できるものでもよい。
支持部材3の下端面3cには、キャスター5の戸車5aの一部を下面から突出させて収納するキャスター収納凹部7が形成されている。キャスター収納凹部7の天面7cにキャスター5の取付部材5bが取り付けられている。キャスター5は、キャスター軸5cを挿通させた状態で取付部材5bに固定されている。
図5(a)に示すように、キャスター5は、図4(a)に示すキャスター5の戸車5aを側面及び戸車5aの周面に対向させてキャスター5の動きを止めるキャスター止め(下側固定部材)8により固定される。
図5(a)−(c)に示すように、キャスター止め8は、戸車5aの周面を当てさせて戸車5aの回転を防止する止め部9と、止め部9の両端から互いに平行に延び戸車5aの両側面に配する挟持部10とを有している。なお、止め部9は、戸車5aの周面と対向する面が戸車5aを受ける側に向かって傾斜した傾斜面9aを有していてもよい。この場合、傾斜面9aは、戸車5aと床面Fとの間に止め部9の一部が挿入し得る角度で形成されている。
キャスター止め8は、ゴム部材、合成樹脂部材又はアルミなどの金属部材等により形成されている。キャスター止め8の下面8bは平滑に形成されている。
図1に示すように、支持部材3,固定部材4及び図4に示す固定部材8とは、室内Rの側壁面W,W間に亘って設置されるパネル部材2を立設させて固定する間仕切りパネル用支持具15を構成している。また、パネル部材2と間仕切りパネル用支持具15とにより移動式間仕切り1を構成している。
次に、本発明の移動式間仕切り1を設置する方法について説明する。
まず、支持部材3を4本用意し、パネル部材2により区画される室内Rの双方に2本ずつ置いておく。
搬入した分割パネル2aの側端面2d,2d同士を側端面2dに設けられた不図示の連結手段によって連結させ、室内Rの対向する側壁面W,W間に延びるパネル部材2を形成する。
下端面2cを下方にして立ち上げてパネル部材2を保持しておく。支持部材3の第2の支持面3Bを側壁面Wに向け、第1の支持面3Aをパネル部材2の側端部2sの偏平面2eに向けて突き当てる。この状態で、上側固定部材4を突出させて天井Cに固定するとともに、図4(a)に示すようにキャスター5にキャスター止め8を嵌め込み、床面F上でキャスター5の動きを固定する。これにより、支持部材3は、上側固定部材4の天井Cに対する突っ張り及びキャスター止め8によるパネル部材2への押し付けにより固定される。
このように支持部材3と固定部材4,8の設置をパネル部材2の両側端部2sの偏平面2eに行うことで移動式間仕切り1の設置が完了する。
移動式間仕切り1の設置後、室内Rを区分する位置を変えたい場合には、上側固定部材4を支持部材3内に収納して固定を解除し、キャスター止め8をキャスター5から取り外してキャスター5の固定を解除する。
そして、支持部材3及びパネル部材2を室内Rを分けたい位置まで移動させて、再び上側固定部材4を天井Cに向けて突出させ、キャスター5にキャスター止め8を嵌めて支持部材3の上下を天井Cと床面Fにしっかりと固定する。
このように、本発明の間仕切りパネル用支持具15及び移動式間仕切り1は、天井C、床面F及び側壁面Wにレールや固定部材4を施工することなく、極めて容易に室内Rに設置、移動及び取り外しをすることができるという効果を奏する。
そして、間仕切りパネル用支持具15は、支持部材3が偏平な板状の部材により形成され、端面で形成された第1の支持面3Aをパネル部材2に突き当て、偏平な第2の支持面3Bをパネル部材2の偏平面2eから離間する方向に延在させて固定されるようになっている。
したがって、支持部材3がパネル部材2の側端部2sに形成されたフランジのように設けられ、側壁面Wと共にパネル部材2を異なる角度(本実施形態では直交する方向)から支持し、安定的に固定することができる。
そして、パネル部材2の側端面及び支持部材3の第2の支持面3Bを共に室内Rの側壁面Wに当てる構成となっているため、設置した移動式間仕切り1がより安定的に保持されるという効果を奏する。
また、間仕切りパネル用支持具15及び移動式間仕切り1は、天井C又は床面Fに対して摩擦力により移動を防止し得る上側固定部材4及びキャスター止め(下側固定部材)8を用いているため、天井C、床面F及び側面に傷をつけることを防止することができるという効果を奏する。
また、本発明の間仕切りパネル用支持具15によれば、本発明の移動式間仕切り1に用いられるパネル部材2でなくても、室内Rのサイズに合うどのようなパネルでも容易に設置することができるという効果を奏する。
また、本発明の移動式間仕切り1は、パネル部材2に対して支持部材3及び固定部材4,8を着脱自在に設けているため、パネル部材2、支持部材3及び固定部材4,8の搬入及び設置が容易となる。また移動式間仕切り1は、分割パネル2a、支持部材3及び固定部材8に分けてコンパクトに収納することができるという効果を奏する。
なお、図3に示す第1の支持面3Aには、パネル部材2の偏平面2eに着脱自在に取り付けて固定するための係止機構20が設けられているとなおよい。この場合、図示しないが、第1の支持面3Aを対向配置させるパネル部材2の側端部2sの偏平面2eにも第1の支持面3Aの係止機構20に対応する係止機構が設けられる。また、第1の支持面3Aには、必須ではないが、パネル部材2との密着性又は密閉性を高めるための弾性部材が配されていてもよい。
この場合、支持部材3は、第1の支持面3Aにおいてパネル部材2の側端部2sに対し係止機構20により固定されているため、移動式間仕切り1の移動時に、支持部材3を取り付けたパネル部材2をそのまま押すだけでパネル部材2に支持部材3を固定して立設させたまま安定的に移動式間仕切り1を移動させることができ、移動式間仕切り1の移動が極めて容易になるという効果を奏する。
また、上記実施形態において、支持部材3としてパネル部材2の上端から下端に連続して延びる偏平な板状の部材を用いたが、支持部材3は、図6に示すように、パネル部材2の側端部2sの上端部及び下端部にそれぞれ設けられる限り一体となっていなくてもよい。但し、この場合は、パネル部材2の側端部2sの上端部に設けられる支持部材3(以下「上側支持部材3」という)及び同下端に設けられる支持部材3(以下「下側支持部材3」という)共に、パネル部材2の側端部2sの偏平面2eに固定される図3に例示するような係止機構20が必須となる。
係止機構20の具体的な構成は、特に限定されるものではなく、不用意に外れてしまわない限り、掛止による係合関係、嵌合関係を構成、又は、取付フレームの利用など公知のどのような手段でも用いることができる。なお、上側支持部材3及び下側支持部材3は、パネル部材2の側端部2sに対して簡便に着脱できる手段を用いるとよい。
また、パネル部材2は、必ずしも両側端部2s,2sを夫々2つの支持部材3で挟み込んで支持する必要はなく、パネル部材2の側端部2sの偏平面2eのいずれかが家具等で安定的かつ確実に支持され得るのであれば、支持部材3は、家具等で支持された以外の側端部2sの偏平面2eに設置されればよい。
また、上側固定部材4及び下側固定部材8は、上述した実施形態で示したものに限定されず、支持部材3のパネル部材2から離間する方向への移動を天井C及び床面Fとの摩擦により防止できる限りどのような部材で固定するものであってもよい。
パネル部材2は、室内Rに搬入することができる限り、必ずしも分割パネル2aを組み合わせて形成されるものでなく一枚のパネルからなっていてもよい。
また、パネル部材2又は分割パネル2aの下面にキャスター5を設けていない場合には、パネル部材2又は分割パネル2aの下面に、パネル部材2を立設した状態で摺動容易とするすべりの良い部材、例えばフェルト生地やその他の樹脂材等からなるすべり材が配されているとよい。
上記実施形態において、圧着部材6としてチューブ型の物を例示したが、圧着部材6は、図7に示すように、ヒレゴム等により構成され、パネル部材2の端面と天井C、側壁面W及び床面Fとの隙間を塞ぐものであってもよい。
また、支持部材3は、パネル部材2の偏平面2eに突き当てる第1の支持面3Aと室内の側壁面Wに対向させる第2の支持面3Bを有していれば、パネル部材2の側端面と側壁面Wとの間に介装されるパネル側端面受部を有していてもかまわない。
また、図示しないが、パネル部材2の側端部2sの偏平面2eには、支持部材3の第1の支持面3Aを有する端部を嵌合させる嵌合凹所が形成されていてもよい。この構成によれば、パネル部材2に対して支持部材3の位置決めが容易になり、パネル部材2を支持部材3によりより安定的に支持することが可能となる。
また、支持部材3の下端面3cには必ずしもキャスター5が設けられていなくてもよく、キャスター5の代わりに支持部材3の摺動を容易にするすべりの良い部材、例えばフェルト生地やその他の樹脂材等からなるすべり材が配されていてもよい。
また、図示しないが、支持部材3の固定強化のために、支持部材3の下面から突出及び収納自在で床面Fとの摩擦で支持部材3の動きを止める固定補助部が下側固定部材8に加えて設けられていてもよい。
また、パネル部材2には、窓やパネル部材2により区分けされた部屋間を連通させ得るドア等を組み込む開口部が設けられていてもよい。また、パネル部材2は、単なる板材でなくとも、比較的厚さ(ないし奥行き)の大き過ぎない、物を置く棚等の家具を融合させて形成されたものであってもよい。
1 移動式間仕切り
2 パネル部材
2s 側端部
2e 側端部の偏平面
3 支持部材
3A 第1の支持面
3B 第2の支持面
4 固定部材
5 キャスター
8 キャスター止め(固定部材)
6 圧着部材
C 天井
F 底面
W 側壁面

Claims (8)

  1. 室内の側壁面間に亘って設置するパネル部材の側端部の両偏平面の少なくともいずれか一方に対向配置させる第1の支持面と、少なくとも前記パネル部材の前記偏平面から離間する方向に延び、前記室内の前記側壁面に対向配置させる第2の支持面とを有し、前記パネル部材の前記側端部に前記第1の支持面を当てるとともに、前記室内の前記側壁面に前記第2の支持面を配して前記パネル部材を支持する支持部材と、
    前記支持部材の上端面及び/又は下端面に設けられ、前記支持部材の移動を規制する固定部材とを備えた間仕切りパネル用支持具。
  2. 前記支持部材は、前記パネル部材の前記側端部に着脱自在に固定される請求項1に記載の間仕切りパネル用支持具。
  3. 前記支持部材は、前記第1の支持面を前記パネル部材の前記側端部の上端から下端に亘って配して前記パネル部材を支持する請求項1又は2に記載の間仕切りパネル用支持具。
  4. 前記支持部材は、前記パネル部材の前記側端部の少なくとも下部に取り付けられるものであり、前記支持部材の下端面から突出するキャスターを有している請求項1から3のいずれか一項に記載の間仕切りパネル用支持具。
  5. 前記固定部材は、前記キャスターを挟み込んで動きを止める部材である請求項4に記載の間仕切りパネル用支持具。
  6. 前記支持部材は、前記パネル部材の前記側端部の少なくとも上部に取り付けられるものであり、
    前記固定部材は、前記支持部材の上端面から突出及び収納自在に設けられ、天井に密着可能である請求項1から3のいずれか一項に記載の間仕切りパネル用支持具。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の間仕切り用パネル支持具と、
    室内の側壁面間に亘って設置されるパネル部材とを有した移動式間仕切り。
  8. 前記パネル部材の端面には、前記側壁面間に設置された際に、前記側壁面、床面及び天井の少なくともいずれかとの隙間を小さくする圧着部材が設けられている請求項7に記載の移動式間仕切り。
JP2018021166A 2018-02-08 2018-02-08 間仕切りパネル用支持具及び移動式間仕切り Active JP7000188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018021166A JP7000188B2 (ja) 2018-02-08 2018-02-08 間仕切りパネル用支持具及び移動式間仕切り

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018021166A JP7000188B2 (ja) 2018-02-08 2018-02-08 間仕切りパネル用支持具及び移動式間仕切り

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019138037A true JP2019138037A (ja) 2019-08-22
JP7000188B2 JP7000188B2 (ja) 2022-02-10

Family

ID=67693372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018021166A Active JP7000188B2 (ja) 2018-02-08 2018-02-08 間仕切りパネル用支持具及び移動式間仕切り

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7000188B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52126609U (ja) * 1976-03-23 1977-09-27
JPH07238612A (ja) * 1994-02-25 1995-09-12 Uchida Yoko Co Ltd パーティションの終端レール装置
JP2011094447A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Access:Kk 移動式壁

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52126609U (ja) * 1976-03-23 1977-09-27
JPH07238612A (ja) * 1994-02-25 1995-09-12 Uchida Yoko Co Ltd パーティションの終端レール装置
JP2011094447A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Access:Kk 移動式壁

Also Published As

Publication number Publication date
JP7000188B2 (ja) 2022-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002509465A (ja) 家具組立部材
BR112016014971B1 (pt) Método para montar um jogo de painéis para obter um componente de mobília
JP3190051U (ja) 仕切体保持具および仕切体構造
JP2012132296A (ja) ガラスパネルの取付構造
JP2019138037A (ja) 間仕切りパネル用支持具及び移動式間仕切り
TWM556773U (zh) 門框
TWI702900B (zh) 機櫃及其滑軌套件
US9364090B2 (en) Bracket for a pilaster
JP7201202B2 (ja) 取付ユニット
JP6128479B2 (ja) 下端ガイド装置
JP6083513B2 (ja) 上枠及びこれを備えた建具装置
JP6521657B2 (ja) 間仕切パネルの組立方法
KR102486091B1 (ko) 가구 선반 조립구조
JP3989912B2 (ja) 間仕切りパネル
SE538258C2 (sv) Mounting assembly for mounting devices on a surface
CN108104398A (zh) 一种挂装结构及应用有该挂装结构的挂装系统
JP2010007227A (ja) 収納室構造
TWI739434B (zh) 機櫃及其滑軌套件
TWI751085B (zh) 機櫃及其滑軌套件
JP7079458B2 (ja) 可動間仕切壁パネルの固定装置及び可動間仕切壁
JP2006263380A (ja) 洗面化粧台の壁面への取付け方法
JP2017179919A (ja) 間仕切りシステム
KR101885577B1 (ko) 바닥재
JP2017203310A (ja) 間仕切りシステム
JP6083512B2 (ja) 上枠及びこれを備えた建具装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210112

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7000188

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150