JP2019137978A - 躯体用補強部材および建造物 - Google Patents

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Abstract

【課題】躯体に対する補強の確実性を高めること。【解決手段】躯体用補強部材5は、軌道用のレール100を用いた躯体200におけるレール100に締結部材111を介して締結される本体部10を備える。本体部10は、レール100におけるウェブ101の高さ方向Xの両側に形成された一対のフランジ102,103の両方に対して内側から接触するフランジ接触部11を含む。フランジ接触部11は、ウェブ対向面11aと、一対のフランジ対向面11b,11cと、挿入孔11hとを含む。ウェブ101の幅方向Yに沿う第1の方向Dに対する傾きを勾配αとすると、一方のフランジ対向面11b,11cの勾配αは、一方のフランジ対向面11b,11cが対向する一方のテーパー面102b,103cの勾配αと異なる。【選択図】図4

Description

本発明は、躯体の補強に用いられる躯体用補強部材および躯体用補強部材を備える建造物に関する。
従来、軌道用のレールを躯体に使用した建物などの建造物が知られている。また、躯体の一部を四方から囲むとともに斜材に接合される金属製の囲い板を用いることで、躯体の耐震補強を行う耐震補強構造が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2017−043911号公報
本発明は、躯体に対する補強の確実性を高める躯体用補強部材および躯体用補強部材を備える建造物を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、軌道用のレールを用いた躯体におけるレールに締結部材を介して締結される本体部を備える躯体用補強部材である。本体部は、レールにおけるウェブの高さ方向の両側に形成された一対のフランジの両方に対して内側から接触するフランジ接触部を含む。フランジ接触部は、ウェブに対して距離を隔てて対向するウェブ対向面と、ウェブ対向面に連なるとともに、一対のフランジの内側に形成された一対のテーパー面に対して対向する一対のフランジ対向面と、締結部材を挿入するためにウェブ対向面を貫くように形成された挿入孔とを含む。ウェブの幅方向に沿う第1の方向に対する傾きを勾配とすると、一方のフランジ対向面の勾配は、一方のフランジ対向面が対向する一方のテーパー面の勾配と異なる。
上記した躯体用補強部材においては、一対のフランジ対向面のうち一方の勾配が、対向するテーパー面の勾配と異なるため、フランジ接触部を、ウェブに接触させずに、両方のフランジに対して内側から接触させやすい。このため、躯体に作用する外力に起因してレールのフランジに作用する応力を、フランジ接触部を介して両方のフランジの内側同士で伝達させやすい。すなわち、ウェブとは別に、両方のフランジの内側同士を結ぶ応力伝達経路を形成しやすい。したがって、躯体に対する補強の確実性を高めることができる。
他方のフランジ対向面の勾配は、他方のフランジ対向面が対向する他方のテーパー面の勾配と異なることが好ましい。両方のフランジ対向面の勾配を、それぞれが対向するテーパー面の勾配と異ならせることで、両方のフランジの内側同士を結ぶ応力伝達経路をより一層形成しやすい。
一方のテーパー面が形成された一方のフランジの幅は、他方のテーパー面が形成された他方のフランジの幅よりも狭く、一方のフランジ対向面の勾配は、一方のテーパー面の勾配よりも急勾配であり、他方のフランジ対向面の勾配は、他方のテーパー面の勾配よりも緩勾配であることが好ましい。幅狭のフランジのテーパー面に対向するフランジ対向面をこのテーパー面よりも急勾配とすることで、フランジ接触部を幅狭のフランジの端部側に接触させやすいので、フランジ接触部とウェブとの接触をより一層抑制することができる。また、幅広のフランジのテーパー面に対向するフランジ対向面をこのテーパー面よりも緩勾配とすることで、フランジ接触部が幅広のフランジの端部側に接触することを抑制しやすいので、本体部のレールへの締結に伴うフランジの変形を抑制することができる。
フランジ接触部は、他方のテーパー面のウェブ寄りに接触することが好ましい。フランジ接触部を、幅広のフランジのテーパー面におけるウェブ寄りの位置に接触させることで、幅広のフランジの変形をより一層抑制することができる。
本体部は、一方のフランジに対して第1の方向に対向する鍔部を含むことが好ましい。本体部の鍔部を一方のフランジに対して第1の方向に対向させることで、本体部の断面積をウェブの高さ方向に沿って拡大できる。したがって、本体部の曲げ剛性を高めることができる。
本体部は、他方のフランジに対して第1の方向に対向する鍔部を含むことが好ましい。本体部の鍔部を他方のフランジに対して第1の方向に対向させることで、本体部の断面積をウェブの高さ方向に沿って拡大できる。したがって、本体部の曲げ剛性を高めることができる。
ウェブを第1の方向の両側から挟む一対の本体部を備え、一対の本体部は、締結部材を介して一体に締結されることが好ましい。両方のフランジの内側同士を結ぶ応力伝達経路を、ウェブの第1の方向の両側に形成しやすい。したがって、ウェブへの負荷を抑えつつ、躯体に対する補強の確実性をより一層高めることができる。
本発明の他の態様は、上記の躯体用補強部材と、躯体用補強部材が取り付けられた躯体とを備える建造物である。上記の躯体用補強部材を用いることで、躯体に対する補強の確実性を高めることができる。したがって、強固な建造物を提供することができる。
本発明によれば、躯体に対する補強の確実性を高める躯体用補強部材および躯体用補強部材を備える建造物を提供することができる。
図1は、建造物の斜視模式図である。 図2は、躯体用補強部材で補強されたレールの斜視図である。 図3は、図2のIII方向視における側面図である。 図4は、図3のIV−IV線における断面図である。 図5は、図2に示した躯体用補強部材の分解斜視図である。 図6は、図2のVI方向視における側面図である。 図7は、図2のVII方向視における側面図である。 図8は、本体部のバリエーションその1を示す説明図である。 図9は、本体部のバリエーションその2を示す説明図である。 図10は、本体部のバリエーションその3を示す説明図である。 図11は、本体部のバリエーションその4を示す説明図である。 図12は、本体部のバリエーションその5を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する躯体用補強部材および躯体用補強部材を備える建造物の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
また、以下に示す実施形態では、「対称」、「平行」、「垂直」あるいは「同じ」といった表現を用いるが、厳密に「対称」、「平行」、「垂直」あるいは「同じ」であることを要しない。すなわち、上記した各表現は、製造精度、設置精度などのずれを許容するものとする。
まず、実施形態に係る躯体用補強部材5が取り付けられた躯体200を備えた建造物1について図1を用いて説明する。図1は、建造物1の斜視模式図である。なお、図1では、鉄道における旅客ホームに建造された建造物(旅客上家)1を例示したが、建造物1の建造場所を限定するものではない。すなわち、建造物1は、一般的な建造物が建造されるいかなる場所にも建造することができる。
図1に示すように、建造物1は、床体500に埋め込まれるなどして固定される軌道用のレール100を含む躯体200と、躯体200により支持される屋根体600とを備える。躯体200の一例は、レール100を柱や梁に含むものである。なお、図1には、途中で屈曲するレール100を示したが、レール100は直線状であってもよい。また、躯体200が、直線状のレールと、途中で屈曲するレール100とを含むこととしてもよい。
図1に示したように、躯体200に含まれるレール100は、躯体用補強部材5で補強されている。なお、図1では、説明を簡略化する観点から1つの躯体用補強部材5を示したが、任意の個数の躯体用補強部材5でレール100を補強することとしてもよい。また、図1では、レール100の直線部位に躯体用補強部材5を取り付ける場合を示したが、屈曲部位に躯体用補強部材5を取り付けることとしてもよい。また、複数のレール100の接続部位に躯体用補強部材5を取り付けることとしてもよい。
このように、レール100における任意の位置に躯体用補強部材5を取り付けることにより、亀裂等の傷みが生じた部位を選択的に補強したり、レール100の基端部や、屈曲部などの特定の部位を補強したりすることができる。また、複数の躯体用補強部材5を並べて取り付けることで、レール100を全体的に補強することもできる。
躯体用補強部材5は、躯体200に作用する外力に起因してレール100に作用する応力を伝達する応力伝達経路を形成しやすい形状を有しており、躯体200に対する補強の確実性を高め、強固な建造物1を提供することができるが、かかる形状の詳細については、図4等を用いて後述する。
次に、躯体用補強部材5について図2等を用いて詳細に説明する。図2は、躯体用補強部材5で補強されたレール100の斜視図である。ここで、図2には、レール100におけるウェブ101の高さ方向に沿うX軸、ウェブ101の幅方向に沿うY軸およびウェブ101の延伸方向に沿うZ軸の3次元の直交座標系を示している。
なお、以下では、上記した高さ方向を「高さ方向X」、上記した幅方向を「幅方向Y」および上記した延伸方向を「延伸方向Z」と記載することとする。また、図2に示した直交座標系は、他の図面においても示す場合がある。
図2に示すように、レール100は、ウェブ101と、ウェブ101の高さ方向Xの両側に形成された一対のフランジ102,103とを備える。ここで、一方のフランジ102は、他方のフランジ103よりも幅狭である。なお、レール100の一例は、電車等の車輪が、幅狭なフランジ102上を転がり、幅広なフランジ103が、地面側に固定される、軌道用の古レールを再利用したものである。
図2に示したように、躯体用補強部材5は、ウェブ101の幅方向Yに沿う第1の方向Dの両側からウェブ101を挟む一対の本体部10と、本体部10をレール100に締結する締結具110とを備える。本体部10は、一対のフランジ102,103の両方に対して内側から接触するフランジ接触部11を含む。また、一対の本体部10は、締結具110を介してウェブ101に対して一体に締結される。
したがって、躯体用補強部材5は、両方のフランジ102,103の内側同士を結ぶ応力伝達経路を、ウェブ101における第1の方向Dの両側に形成しやすい。つまり、ウェブ101への負荷を抑えつつ、躯体200(図1参照)に対する補強の確実性をより一層高めることができる。なお、図2には、4つの締結具110が延伸方向Zに沿って設けられる場合を示したが、締結具110の個数は任意の個数とすることができる。
また、図2に示したように、本体部10は、フランジ102およびフランジ103のそれぞれに対して第1の方向Dに対向する鍔部12および鍔部13を備える。すなわち、鍔部12は、フランジ102を第1の方向Dの両側から挟むように配置され、鍔部13は、フランジ103を第1の方向Dの両側から挟むように配置される。なお、鍔部12および鍔部13の少なくとも一方を省略することとしてもよい。
ここで、躯体用補強部材5の一対の本体部10は、溶融させた鉄や合金などの金属を鋳型に流し込むことで製造される鋳鉄製であるため、形状自由度が高く、鋳造による一体成形が可能である。したがって、形状違いのレール100にも幅広く対応することができる。
次に、図2に示した躯体用補強部材5を図2とは異なる方向からみた場合について図3を用いて説明する。図3は、図2のIII方向視における側面図である。
図3に示すように、本体部10は、4つの締結具110である締結具110a〜110dで、レール100に対して締結されている。また、本体部10は、一対のフランジ102,103の両方に対して内側から接触するフランジ接触部11を備えている。
なお、図3では、締結具110aおよび締結具110bの距離と、締結具110cおよび締結具110dの距離が同等で、両方の距離が締結具110bおよび締結具110cの距離よりも大きい場合を示したが、両方または一方の距離を締結具110bおよび締結具110cの距離と同等もしくは小さくしてもよい。また、隣り合う締結具110間の距離をすべて同等としてもよい。
次に、躯体用補強部材5の断面形状について図4を用いて説明する。図4は、図3のIV−IV線における断面図である。なお、図4には、躯体用補強部材5の断面形状とあわせてレール100の断面形状を示している。また、図4には、レール100のウェブ101を第1の方向Dの両側から挟む一対の本体部10である、本体部10Aおよび本体部10Bを示している。また、本体部10Aおよび本体部10Bをレール100に対して一体に締結する締結具110を示している。
また、図4には、説明を簡略化するために、第1の方向D(図2参照)として2つの第1の方向D2,D3を示しているが、これらは同一の方向を指している。なお、図2に示した第1の方向Dの両矢印については記載を省略している。また、以下では、第1の方向Dに対する傾きである勾配αをそれぞれ区別する場合には、勾配α1、勾配α2のように記載することとする。
なお、図4には、高さ方向Xおよび幅方向Yに平行なXY平面におけるレール100の対称線SPを参考のため示している。ウェブ101には、ウェブ101を幅方向Yに貫く貫通孔101hが設けられている。なお、貫通孔101hの中心線VPを参考のため示している。また、図4では、対称線SPと中心線VPとが垂直な場合を示したが、両者を垂直としなくてもよい。つまり、中心線VPをXY平面と平行な平面上で傾けたり、YZ平面と平行な平面上で傾けたりすることとしてもよい。
図4に示した本体部10Aと、本体部10Bとは、取り付け向きが対称線SPについて逆向きであるが、形状については同形状であるので、以下では、本体部10Aの形状について説明することとする。
本体部10Aは、フランジ102およびフランジ103の両方に対して内側から接触するフランジ接触部11を含む。フランジ接触部11は、ウェブ101に対して距離を隔てて対向するウェブ対向面11aを含む。
また、フランジ接触部11は、一方のフランジ102の内側に形成された一方のテーパー面102bに対向するフランジ対向面11bと、他方のフランジ103の内側に形成された他方のテーパー面103cに対向するフランジ対向面11cとを含む。フランジ対向面11b,11cは、ウェブ対向面11aに連なるように形成されている。
なお、ウェブ対向面11aとフランジ対向面11bとが連続する部位は角状としてもよくR状としてもよい。ウェブ対向面11aとフランジ対向面11cとが連続する部位についても同様である。
また、フランジ接触部11は、締結具110のボルト(締結部材)111を挿入するためにウェブ対向面11aを貫くように形成された挿入孔11hを含む。挿入孔11hは、フランジ接触部11を第1の方向Dに貫くように形成されている。締結具110は、ボルト(締結部材)111と、ナット112と、ワッシャ113とを含む。
ボルト111は、一対の本体部10A,10Bの挿入孔11hおよび一対の本体部10A,10Bに挟まれたレール100の貫通孔101hに挿入される。そして、一対の本体部10A,10Bおよびレール100は、ボルト111の頭部とは反対側で、ワッシャ113を挟んでボルト111に取り付けられるナット112によって一体的に締結される。なお、本例では、締結部材111としてトルシア型高力ボルトを用いる場合を示したが、六角高力ボルト等を用いるようにしてもよい。以降においても同様である。
ここで、ウェブ101の幅方向Yに沿う第1の方向Dに対する傾きを勾配αとすると、フランジ対向面11b,11cのうち一方の勾配αは、一方(フランジ対向面11bまたはフランジ対向面11c)が対向するテーパー面102bまたはテーパー面103cの勾配αと異なる。
このような勾配αとすることで、フランジ接触部11を、ウェブ101に接触させずに、両方のフランジ102,103に対して内側から高さ方向Xに接触させやすい。このため、躯体200(図1参照)に作用する外力に起因してレール100のフランジ102,103に作用する応力を、フランジ接触部11を介して両方のフランジ102,103の内側同士で伝達させやすい。すなわち、ウェブ101とは別に、両方のフランジ102,103の内側同士を結ぶ応力伝達経路を形成しやすい。したがって、躯体200に対する補強の確実性を高めることができる。
また、図4では、フランジ対向面11b,11cの勾配αは、フランジ対向面11b,11cがそれぞれ対向するテーパー面102b,103cの勾配αと異なる。このように、両方のフランジ対向面11b,11cの勾配αを、それぞれが対向するテーパー面102b,103cの勾配αと異ならせることで、両方のフランジ102,103の内側同士を結ぶ応力伝達経路をより一層形成しやすい。
また、図4では、フランジ対向面11bの勾配α1がテーパー面102bの勾配α2よりも急勾配であり、フランジ対向面11cの勾配α3がテーパー面103cの勾配α4よりも緩勾配である。つまり、「勾配α1>勾配α2」で、「勾配α3<勾配α4」である。
このように、フランジ対向面11bをテーパー面102bよりも急勾配とすることで、フランジ接触部11を幅狭のフランジ102の端部側に接触させやすい。したがって、フランジ接触部11とウェブ101との接触を抑制することができる。
また、フランジ対向面11cをテーパー面103cよりも緩勾配とすることで、フランジ接触部11が幅広のフランジ103の端部側に接触することを抑制しやすい。したがって、本体部10Aのレール100への締結に伴うフランジ103の変形を抑制することができる。
また、図4に示したように、フランジ接触部11は、幅広のフランジ103におけるテーパー面103cのウェブ101寄りに接触する。このように、接触位置P3をウェブ101寄りとすることで、幅広のフランジ103の変形をより一層抑制することができる。
本例では、フランジ対向面11bをテーパー面102bよりも急勾配とすることで、フランジ対向面11bをフランジ102の端部に形成された角部に対して接触させることができる。したがって、締結具110により本体部10をウェブ101に締結する際に、一対の本体部10が第1の方向Dにおいて互いに引き寄せられた場合であっても、ウェブ対向面11aとウェブ101との接触を抑制することができる。
また、本例では、フランジ対向面11cをテーパー面103cよりも緩勾配とすることで、フランジ対向面11cの端部(ウェブ対向面11aとの接続部)をテーパー面103cの端部を除く部分に対して接触させることができる。したがって、フランジ103の変形を抑制するとともに、ウェブ対向面11aとウェブ101との接触を抑制することができる。
また、図4に示したように、ウェブ対向面11aは、突起等のない平面状に形成されている。このため、締結具110により本体部10をウェブ101に締結する際に、一方のフランジ対向面11b(または11c)とウェブ対向面11aとの2箇所がレール100に対して接触した状態で締結されることを抑制することができる。したがって、一対のフランジ対向面11b,11cを一対のテーパー面102b,103cに対して確実に接触させた状態で締結することができ、補強の確実性を向上させることができる。
なお、図4では、フランジ対向面11bとフランジ102との接触位置P2よりも、フランジ対向面11cとフランジ103との接触位置P3のほうがウェブ101寄りである場合を示したが、逆の位置関係としたり、同じ位置関係としたりすることとしてもよい。
また、図4では、フランジ対向面11bの勾配α1が、テーパー面102bの勾配α2と異なり、かつ、フランジ対向面11cの勾配α3が、テーパー面103cの勾配α4と異なる場合を示したが、フランジ対向面11b,11cの勾配αのうち一方を、フランジ対向面11b,11cと対向するテーパー面102b,103cの勾配αと等しくしてもよい。なお、フランジ接触部11における勾配αのバリエーションについては図8以降を用いて後述する。
また、本体部10Aは、図2を用いて既に説明したように、フランジ102に対して第1の方向Dについて対向する鍔部12と、フランジ103に対して第1の方向Dについて対向する鍔部13とを含む。なお、上記したように、鍔部12および鍔部13の少なくとも一方を省略することとしてもよい。
幅狭のフランジ102に対向する鍔部12を本体部10に設けることで、本体部10の断面積をウェブ101の高さ方向Xに沿って拡大できる。したがって、本体部10の曲げ剛性を高めることができる。
また、幅広のフランジ103に対向する鍔部13を本体部10に設けることで、本体部10の断面積をウェブ101の高さ方向Xに沿って拡大できる。したがって、本体部10の曲げ剛性をより一層高めることができる。
なお、鍔部12が対向するフランジ102のほうが、鍔部13が対向するフランジ103よりも幅狭であるので、鍔部12のほうが鍔部13よりも幅方向Yについて断面積を確保しやすい。したがって、鍔部12,13のうち一方を省略する場合には、鍔部13を省略したほうが相対的に本体部10の曲げ剛性を高めることができる。
図4に示したように、鍔部12は、幅狭のフランジ102に対して第1の方向Dに対向するとともに、高さ方向Xにおけるフランジ102の厚み(寸法)の範囲内に収まるように形成されている。また、鍔部13は、幅広のフランジ103に対して第1の方向Dに対向するとともに、高さ方向Xにおけるフランジ103の厚み(寸法)の範囲内に収まるように形成されている。このため、鍔部12,13がレール100に対して高さ方向Xにはみ出ることがない。したがって、レール100の高さ方向Xの両側または片側に他の構造物等が設置されている場合であっても、他の構造物等に干渉することなく、躯体用補強部材5をレール100に対して容易に取り付けることができ、レール100を効率よく補強することができる。
また、本体部10Aは、フランジ接触部11の背面側(ウェブ101とは反対側)において、フランジ接触部11と、フランジ接触部11の高さ方向Xの両側に設けられた鍔部12,13とにより囲まれるように形成された窪み(凹部)15を含む。このように窪み15を形成することで、本体部10Aを肉薄とすることができ、本体部10Aの軽量化を図ることが可能となる。また、窪み15に締結具110を収容することで意匠性を向上させることができる。
なお、図4では、ボルト111が、窪み15からはみ出している場合を示しているが、ボルト111の長さを窪み15に収容される長さとすることとしてもよい。このように、ボルト111の長さを調整することで、躯体用補強部材5をよりコンパクト化することができる。
また、図4では、ボルト111を、本体部10B側から挿入する場合を示したが、本体部10A側から挿入することとしてもよい。また、図4では、一対の本体部10A,10Bを用いる場合を示したが、本体部10Aまたは本体部10Bを省略することとしてもよい。レール100における第1の方向Dの片側が狭隘部等の場合であって、一対の本体部10A,10Bによりウェブ101を挟むことができない場合には、いずれか一方の本体部10A(または10B)を用いることでレール100を補強することができる。なお、この場合、ボルト111としてワンサイドボルト等を用いてレール100の貫通孔101hに挿入して締結するようにしてもよい。
次に、図2に示した斜視図について図5、図6および図7を用いてさらに詳細に説明する。図5は、図2に示した躯体用補強部材5の分解斜視図である。また、図6は、図2のVI方向視における側面図であり、図7は、図2のVII方向視における側面図である。
図5に示すように、本体部10AはY軸負方向側から、本体部10BはY軸正方向側からレール100に取り付けられる。本体部10A,10Bは、それぞれ挿入孔11hと、ウェブ101の貫通孔101hとの位置合わせを行いつつ、挿入孔11hおよび貫通孔101hにボルト111が挿入される。
そして、ボルト111の先端側にワッシャ113が取り付けられ、次に、ナット112が取り付けられる。これにより、一対の本体部10A,10Bは、それぞれのフランジ接触部11がウェブ101に接触せず、両方のフランジ102,103に対して内側から高さ方向Xに接触した状態で、互いに第1の方向Dに締め付けられ、レール100に固定される。図5に示した場合には、4組のボルト111およびナット112をそれぞれ締結することで、躯体用補強部材5がレール100に固定される。
図6に示すように、レール100を幅広なフランジ103側からみた場合、フランジ103における幅方向Yの両側には、本体部10A,10Bの鍔部13がそれぞれ配置される。また、図7に示すように、レール100を幅狭なフランジ102側からみた場合、フランジ102における幅方向Yの両側には、本体部10A,10Bの鍔部12がそれぞれ配置される。
次に、図4等に示した本体部10のバリエーションについて図8〜図12を用いて説明する。図8〜図12は、本体部10のバリエーションその1〜その5を示す説明図である。なお、図8〜図12では、図4に示した2つの本体部10のうち片方を示している。
また、図8〜12では、図4に示した挿入孔11h、貫通孔101hおよび締結具110と、断面を示すハッチングとの記載を省略している。また、以下では、バリエーションその1〜その5の本体部10を、本体部10a、本体部10b、本体部10c、本体部10dおよび本体部10eとそれぞれ記載する。
図8に示すように、本体部10のバリエーションその1である本体部10aは、フランジ対向面11bの勾配α1が、フランジ対向面11bが対向するテーパー面102bの勾配α2よりも急勾配である。また、フランジ対向面11cの勾配α3は、フランジ対向面11cが対向するテーパー面103cの勾配α4と同じである。つまり、「勾配α1>勾配α2」で、「勾配α3=勾配α4」である。このように、本体部10aは、一方のフランジ対向面11bの勾配α1が、一方のテーパー面102bの勾配α2と異なっている。
このように、フランジ対向面11bをテーパー面102bよりも急勾配とすることで、フランジ対向面11bをフランジ102の端部に形成された角部に対して接触させることができる。したがって、ウェブ対向面11aとウェブ101との接触を抑制することができる。
また、フランジ対向面11cをテーパー面103cと同じ勾配とすることで、フランジ対向面11cとテーパー面103cとの接触面積を増やすことができる。したがって、本体部10aのレール100への締結に伴う応力を分散することができ、フランジ103の変形を抑制することが可能となる。また、本体部10aとレール100との相対姿勢を安定させることができる。
図9に示すように、本体部10のバリエーションその2である本体部10bは、フランジ対向面11bの勾配α1が、フランジ対向面11bが対向するテーパー面102bの勾配α2よりも緩勾配である。また、フランジ対向面11cの勾配α3は、フランジ対向面11cが対向するテーパー面103cの勾配α4と同じである。つまり、「勾配α1<勾配α2」で、「勾配α3=勾配α4」である。このように、本体部10bは、一方のフランジ対向面11bの勾配α1が、一方のテーパー面102bの勾配α2と異なっている。なお、図9では、勾配α1が第1の方向D2と平行、すなわち、「勾配α1=0」である場合を示したが、勾配α1を0以外の角度としてもよい。
このように、フランジ対向面11bをテーパー面102bよりも緩勾配とすることで、フランジ対向面11bの端部(ウェブ対向面11aとの接続部)をテーパー面102bの端部を除く部分に対して接触させることができる。したがって、フランジ102の変形を抑制するとともに、ウェブ対向面11aとウェブ101との接触を抑制することができる。
また、フランジ対向面11cをテーパー面103cと同じ勾配とすることで、フランジ対向面11cとテーパー面103cとの接触面積を増やすことができる。したがって、本体部10Aのレール100への締結に伴う応力を分散することができ、フランジ103の変形を抑制することが可能となる。また、本体部10bとレール100との相対姿勢を安定させることができる。
図10に示すように、本体部10のバリエーションその3である本体部10cは、フランジ対向面11bの勾配α1が、フランジ対向面11bが対向するテーパー面102bの勾配α2と同じである。また、フランジ対向面11cの勾配α3は、フランジ対向面11cが対向するテーパー面103cの勾配α4よりも緩勾配である。つまり、「勾配α1=勾配α2」で、「勾配α3<勾配α4」である。このように、本体部10cは、一方のフランジ対向面11cの勾配α3が、一方のテーパー面103cの勾配α4と異なっている。
このように、フランジ対向面11bをテーパー面102bと同じ勾配とすることで、フランジ対向面11bとテーパー面102bとの接触面積を増やすことができる。したがって、本体部10cのレール100への締結に伴う応力を分散することができ、フランジ102の変形を抑制することが可能となる。また、本体部10aとレール100との相対姿勢を安定させることができる。
また、フランジ対向面11cをテーパー面103cよりも緩勾配とすることで、フランジ対向面11cの端部(ウェブ対向面11aとの接続部)をテーパー面103cの端部を除く部分に対して接触させることができる。したがって、フランジ103の変形を抑制するとともに、ウェブ対向面11aとウェブ101との接触を抑制することができる。
図11に示すように、本体部10のバリエーションその4である本体部10dは、フランジ対向面11bの勾配α1が、フランジ対向面11bが対向するテーパー面102bの勾配α2と同じである。また、フランジ対向面11cの勾配α3は、フランジ対向面11cが対向するテーパー面103cの勾配α4よりも急勾配である。つまり、「勾配α1=勾配α2」で、「勾配α3>勾配α4」である。このように、本体部10dは、一方のフランジ対向面11cの勾配α3が、一方のテーパー面103cの勾配α4と異なっている。
このように、フランジ対向面11bをテーパー面102bと同じ勾配とすることで、フランジ対向面11bとテーパー面102bとの接触面積を増やすことができる。したがって、本体部10dのレール100への締結に伴う応力を分散することができ、フランジ102の変形を抑制することが可能となる。また、本体部10dとレール100との相対姿勢を安定させることができる。
また、フランジ対向面11cをテーパー面103cよりも急勾配とすることで、フランジ対向面11cをフランジ103の端部に形成された角部に対して接触させることができる。したがって、ウェブ対向面11aとウェブ101との接触を抑制することができる。
図12に示すように、本体部10のバリエーションその5である本体部10eは、フランジ対向面11bの勾配α1が、フランジ対向面11bが対向するテーパー面102bの勾配α2よりも緩勾配である。また、フランジ対向面11cの勾配α3は、フランジ対向面11cが対向するテーパー面103cの勾配α4よりも緩勾配である。つまり、「勾配α1<勾配α2」で、「勾配α3<勾配α4」である。このように、本体部10eは、一方のフランジ対向面11bの勾配α1が、一方のテーパー面102bの勾配α2と異なっており、他方のフランジ対向面11cの勾配α3が、他方のテーパー面103cの勾配α4と異なっている。なお、図12では、勾配α1が第1の方向D2と平行、すなわち、「勾配α1=0」である場合を示したが、勾配α1を0以外の角度としてもよい。
このように、フランジ対向面11bをテーパー面102bよりも緩勾配とすることで、フランジ対向面11bの端部(ウェブ対向面11aとの接続部)をテーパー面102bの端部を除く部分に対して接触させることができる。したがって、フランジ102の変形を抑制するとともに、ウェブ対向面11aとウェブ101との接触を抑制することができる。
また、フランジ対向面11cをテーパー面103cよりも緩勾配とすることで、フランジ対向面11cの端部(ウェブ対向面11aとの接続部)をテーパー面103cの端部を除く部分に対して接触させることができる。したがって、フランジ103の変形を抑制するとともに、ウェブ対向面11aとウェブ101との接触を抑制することができる。
このように、躯体用補強部材5における本体部10のバリエーションについて図8〜図12を用いて説明してきたが、これらのバリエーションは、数多いバリエーションの一部にすぎない。つまり、本体部10は、少なくとも一方のフランジ対向面の勾配が、一方のフランジ対向面が対向する一方のテーパー面の勾配と異なればよい。
なお、上述した実施形態では、ウェブ101を一対の本体部10で挟み込む躯体用補強部材5を示したが、ウェブ101に対して1つの本体部10を締結具110でウェブ101に一体に締結することとしてもよい。この場合、ボルト(締結部材)111は、ウェブ101を貫通する貫通孔101hを介して本体部10をウェブ101へ締結することとしてもよいし、貫通孔101hの代わりに、ウェブ101を貫通しないネジ孔を介して本体部10をウェブ101へ締結することとしてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施例に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 建造物、 5 躯体用補強部材、 10 本体部、 11 フランジ接触部、 11a ウェブ対向面、 11b フランジ対向面、 11c フランジ対向面、 11h 挿入孔、 12 鍔部、 13 鍔部、 15 窪み、 100 レール、 101 ウェブ、 101h 貫通孔、 102 フランジ、 102b テーパー面、 103c テーパー面、 103 フランジ、 110 締結具、 111 ボルト(締結部材)、 112 ナット、 113 ワッシャ、 200 躯体、 500 床体、 600 屋根体、 D 第1の方向、 SP 対称線、 VP 中心線、 X 高さ方向、 Y 幅方向、 Z 延伸方向、 α 勾配。

Claims (8)

  1. 軌道用のレールを用いた躯体における前記レールに締結部材を介して締結される本体部を備え、
    前記本体部は、前記レールにおけるウェブの高さ方向の両側に形成された一対のフランジの両方に対して内側から接触するフランジ接触部を含み、
    前記フランジ接触部は、前記ウェブに対して距離を隔てて対向するウェブ対向面と、
    前記ウェブ対向面に連なるとともに、前記一対のフランジの内側に形成された一対のテーパー面に対して対向する一対のフランジ対向面と、
    前記締結部材を挿入するために前記ウェブ対向面を貫くように形成された挿入孔とを含み、
    前記ウェブの幅方向に沿う第1の方向に対する傾きを勾配とすると、一方のフランジ対向面の前記勾配は、前記一方のフランジ対向面が対向する一方のテーパー面の前記勾配と異なる、躯体用補強部材。
  2. 他方のフランジ対向面の前記勾配は、前記他方のフランジ対向面が対向する他方のテーパー面の前記勾配と異なる、請求項1に記載の躯体用補強部材。
  3. 前記一方のテーパー面が形成された一方のフランジの幅は、前記他方のテーパー面が形成された他方のフランジの幅よりも狭く、
    前記一方のフランジ対向面の前記勾配は、前記一方のテーパー面の前記勾配よりも急勾配であり、前記他方のフランジ対向面の前記勾配は、前記他方のテーパー面の前記勾配よりも緩勾配である、請求項2に記載の躯体用補強部材。
  4. 前記フランジ接触部は、前記他方のテーパー面の前記ウェブ寄りに接触する、請求項3に記載の躯体用補強部材。
  5. 前記本体部は、一方のフランジに対して前記第1の方向に対向する鍔部を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の躯体用補強部材。
  6. 前記本体部は、他方のフランジに対して前記第1の方向に対向する鍔部を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の躯体用補強部材。
  7. 前記ウェブを前記第1の方向の両側から挟む一対の前記本体部を備え、
    前記一対の本体部は、前記締結部材を介して一体に締結される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の躯体用補強部材。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の躯体用補強部材と、
    前記躯体用補強部材が取り付けられた前記躯体とを備える、建造物。
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