JP2019135686A - Led用電源装置及びled照明装置 - Google Patents

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祐哉 山崎
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Abstract

【課題】出力LED回路における出力電力の増加及び大幅な設計変更を回避しつつ合計光量を増加させることができるLED用電源装置を提供する。【解決手段】LED用電源装置1は、入力電圧を全波整流する全波整流回路10と、全波整流回路10の全波整流出力が入力されるインダクタ要素21pをスイッチング素子22によってスイッチングすることによって所定の直流出力電流を生成してその直流出力電流を出力LED回路40に供給するスイッチング回路20と、全波整流回路10の高電位側出力端子Dhからインダクタ要素21p及びスイッチング素子22を介して全波整流回路10の低電位側出力端子Dgに到達する電流経路に挿入接続された追加LED回路50とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、LED用電源装置及びそれを用いたLED照明装置に関する。
特許文献1のLED点灯装置は、整流回路及びDC/DCコンバータ(スイッチング回路)を備える。スイッチング回路はフライバックコンバータからなり、整流回路の出力端子間に、フライバックコンバータのトランスの一次巻線及びスイッチング素子が接続される。トランスの二次巻線はダイオードを介してコンデンサに接続され、負荷となる出力LED回路がコンデンサに並列接続される。
特開2014−239629号公報
特許文献1のようなスイッチング回路からの出力電流を出力LED回路に供給するLED用電源装置では、光量を増加させるために出力LED回路のLED素子を増加させると、スイッチング回路の設計変更が必要となってしまう。この設計変更においては、スイッチング回路の回路部品、特にインダクタ(トランスなど)の変更が必要となる。そのため、設計変更前のインダクタが廃棄され、設計変更後のインダクタが新たに設計及び製造されることになる。しかし、このような設計変更に伴う旧部品の廃棄並びに新部品の設計及び製造に起因して、LED用電源装置が高コスト化してしまうという問題がある。また、設計変更の結果としてトランスが大型化すると、装置全体の回路部品配置又は筐体設計の変更も必要となり、更なる高コスト化の問題も生じ得る。
そこで、本発明は、出力LED回路における出力電力の増加及びそれに伴う大幅な設計変更を回避しつつ合計光量を増加させることができるLED用電源装置及びそれを用いたLED照明装置を提供することを課題とする。
本発明の第1の形態のLED用電源装置は、入力電圧を全波整流する全波整流回路と、全波整流回路の全波整流出力が入力されるインダクタ要素をスイッチング素子によってスイッチングすることによって所定の直流出力電流を生成してその直流出力電流を出力LED回路に供給するスイッチング回路と、全波整流回路の高電位側出力端子からインダクタ要素及びスイッチング素子を介して全波整流回路の低電位側出力端子に到達する電流経路に挿入接続された追加LED回路とを備える。
上記第1の形態のLED用電源装置によると、追加LED回路が、全波整流回路の高電位側出力端子からインダクタ要素及びスイッチング素子を介して全波整流回路の低電位側出力端子に到達する電流経路に挿入接続される。これにより、スイッチング回路の出力側の回路を変更することなく追加の光量を得ることができる。したがって、出力LED回路における出力電力の増加及びそれに伴う大幅な設計変更を回避しつつ合計光量を増加させることができるLED用電源装置が実現される。
本発明の第2の形態のLED用電源装置は、入力電圧を全波整流する全波整流回路と、全波整流回路の全波整流出力が入力されるインダクタ要素をスイッチング素子によってスイッチングすることによって所定の直流出力電流を生成してその直流出力電流を出力LED回路に供給するスイッチング回路と、全波整流回路の高電位側出力端子からインダクタ要素及びスイッチング素子を介して全波整流回路の低電位側出力端子に到達する電流経路に挿入接続される追加LED回路を接続可能な追加接続端子とを備える。
上記第2の形態のLED用電源装置によると、追加接続端子が、全波整流回路の高電位側出力端子からインダクタ要素及びスイッチング素子を介して全波整流回路の低電位側出力端子に到達する電流経路に挿入接続される追加LED回路を接続可能な態様で設けられる。これにより、スイッチング回路の出力側の回路を変更することなく、変更可能な追加の光量を得ることができる。したがって、出力LED回路における出力電力の増加及びそれに伴う実質的な設計変更を回避しつつ合計光量を増加させることができるLED用電源装置が実現される。
上記第1又は第2の形態のLED用電源装置において、全波整流回路とスイッチング回路との間に、全波整流回路の出力端間に接続された第1のコンデンサ、スイッチング回路の入力端間に接続された第2のコンデンサ、及び第1のコンデンサと第2のコンデンサの間において上記電流経路に挿入接続されたコイルを含むフィルタ回路がさらに設けられ、追加LED回路又は追加接続端子は、フィルタ回路内、フィルタ回路の前段又はフィルタ回路の後段のいずれかに接続され得る。追加LED回路又は追加接続端子がフィルタ回路の前段に接続される場合、追加LED回路はスイッチング素子のスイッチングに伴う過渡的な影響を受けにくくなるため、LED用電源装置の信頼性確保が容易となる。追加LED回路又は追加接続端子がフィルタ回路の後段に接続される場合、谷部の比較的高い脈流電圧が追加LED回路に入力されることになる。したがって、入力電圧の交流周期に起因する追加LED回路のオフ期間が短くなり、より高力率のLED用電源装置が構成され得る。また、追加LED回路又は追加接続端子がフィルタ回路内に配置される場合、スイッチング素子のスイッチングに伴う追加LED回路への過渡的な影響の緩和と、入力電圧の交流周期に起因する追加LED回路のオフ期間の短縮化の抑制とのバランスをとることができ、LED用電源装置の信頼性確保及び力率向上が実現される。
上記第1又は第2の形態のLED用電源装置において、スイッチング回路は直流出力電流を定電流制御するようにスイッチング素子を駆動する駆動制御回路を含み、入力電圧の低下又は上昇に対して直流出力電流をそれぞれ減少又は増加させるように駆動制御回路を動作させる補償回路がさらに設けられる。これにより、スイッチング回路が定電流制御される場合であっても、入力電圧の低下/上昇に対する追加LED回路の電流の増加/減少に起因する全体光量の増加/減少を抑制可能なLED用電源装置が実現される。
上記第1又は第2の形態のLED用電源装置において、スイッチング回路はフライバックコンバータからなり、インダクタ要素はフライバックコンバータを構成するトランスの一次巻線を含み、追加LED回路又は追加接続端子は一次巻線及びスイッチング素子に直列接続されることが好ましい。このように、部品数が少なく汎用的なフライバックコンバータのスイッチング回路においても、その主部品であるトランスの設計を変更することなく合計光量が増加可能となり、その汎用性が担保される。
本発明のLED照明装置は、上記第1の形態のLED用電源装置と、出力LED回路とを備える。これにより、第1の形態に関して上述した効果を有するLED照明装置が実現される。
ここで、発光面において、出力LED回路を構成する第1のLED素子群の重心位置と追加LED回路を構成する第2のLED素子群の重心位置が実質的に一致するように第1のLED素子群及び第2のLED素子群が配置されることが好ましい。これにより、各第1のLED素子の輝度と各第2のLED素子の輝度が異なっていても、発光面及びそれにより照射される照射面における配光の対称性が高まり、使用者において視覚的違和感の少ないLED照明装置が実現される。
また、発光面において、出力LED回路を構成する第1のLED素子群によって画定される領域と追加LED回路を構成する第2のLED素子群によって画定される領域とが重なるように第1のLED素子群及び第2のLED素子群が配置されることが好ましい。これにより、第1のLED素子群の発光と第2のLED素子群の発光とが混在する。したがって、各第1のLED素子の輝度と各第2のLED素子の輝度が異なっていても、発光面及びそれにより照射される照射面における輝度の均一性が高まり、あるいは不連続性が減少し、使用者において視覚的違和感の少ないLED照明装置が実現される。
本発明のLED照明装置は、上記第2の形態のLED用電源装置と、出力LED回路とを備える。また、本発明のLED照明装置は、追加接続端子に接続された追加LED回路をさらに備える。これにより、第2の形態に関して上述した効果を有するLED照明装置が実現される。
第1の実施形態のLED用電源装置及びLED照明装置の回路図である。 第1の実施形態の代替例のLED用電源装置及びLED照明装置の回路図である。 第1の実施形態の代替例のLED用電源装置及びLED照明装置の回路図である。 第1の実施形態のLED照明装置における出力LED回路及び追加LED回路のLED素子の配置を説明する図である。 第1の実施形態のLED照明装置における出力LED回路及び追加LED回路のLED素子の配置を説明する図である。 第2の実施形態のLED用電源装置及びLED照明装置の回路図である。 第3の実施形態のLED用電源装置及びLED照明装置の回路図である。 変形例によるLED用電源装置及びLED照明装置の回路図である。
<第1の実施形態>
図1に、第1の実施形態によるLED用電源装置1及びLED照明装置2の回路図を示す。LED照明装置2は、LED用電源装置1及び出力LED回路40を含む。LED用電源装置1は、商用電源等の交流電源ACからの入力電圧を受けて直流出力電流を出力LED回路40に供給する。出力LED回路40は直列接続された複数のLED素子41を含み、そのアノード端及びカソード端がそれぞれ出力接続端子T1及びT2においてLED用電源装置1に接続される。LED用電源装置1は、全波整流回路10、フィルタ回路15、スイッチング回路20及び追加LED回路50を備える。
全波整流回路10は、ダイオードブリッジからなり、入力電圧を全波整流する。なお、全波整流回路10の前段にノイズフィルタ(コンデンサ11のみ図示)、電流ヒューズ(不図示)などが接続され得る。以下の説明において、全波整流回路10の整流出力電圧を電圧V1というものとする。全波整流回路10の共通カソード端子及び共通アノード端子をそれぞれ高電位側出力端子Dh及び低電位側出力端子Dgといい、低電位側出力端子Dgと同電位の回路点を一次側グランドG1という。
フィルタ回路15は、コンデンサ16、コイル17及びコンデンサ18を含むπ型フィルタ回路である。コンデンサ16は全波整流回路10の出力端子Dh−Dg間に接続され、コンデンサ18はスイッチング回路20の入力端間に接続される。コイル17は、全波整流回路10とスイッチング回路20の間の主電流回路において、コンデンサ16とコンデンサ18の間に挿入接続される。コンデンサ16に現れる電圧V1は、若干平滑された脈流電圧となる。
スイッチング回路20は、トランス21、スイッチング素子22、ダイオード23、コンデンサ24、電流検出抵抗25及び駆動制御回路30を含み、スイッチング素子22は駆動制御回路30によってPWM駆動される。なお、スイッチング素子22は、例えばMOSFETからなるので、以下においてFET22ともいう。スイッチング回路20は、力率改善機能を有するいわゆるワンコンバータ方式のフライバック回路を構成し、すなわち、出力側のコンデンサ24が平滑コンデンサとして機能し、その容量が入力側のコンデンサ16及び18の容量よりも大きい。FET22のオン期間にトランス21の一次巻線21pにエネルギーが蓄積され、FET22のオフ期間にそのエネルギーがトランス21の二次巻線21sからダイオード23を介してコンデンサ24及び出力LED回路40に出力される。したがって、FET22のオン期間には、コンデンサ24からの放電電流が出力LED回路40に直流出力電流(LED電流)として供給され、FET22のオフ期間には、ダイオード23を通過する電流がコンデンサ24の充電電流及びLED電流となる。これにより、スイッチング回路20は、後述の追加LED回路50によって電圧降下されてフィルタ回路15によってフィルタリングされた後の整流出力電圧を所定の直流出力電流に変換し、この直流出力電流を出力接続端子T1及びT2を介して出力LED回路40に供給する。なお、コンデンサ24の低電位側電極と同電位の回路点を二次側グランドG2という。
電流検出抵抗25は、出力LED回路40のカソード端と二次側グランドG2との間に接続された低抵抗素子である。電流検出抵抗25には、LED電流に比例した電圧である電流検出値が発生する。この電流検出値は、駆動制御回路30に入力される。
駆動制御回路30は、定電流制御部31、フォトカプラ32及びPWM駆動部33を含む。定電流制御部31はオペアンプ(不図示)などを含み、このオペアンプに電流検出抵抗25によって生成された電流検出値が入力される。オペアンプはこの電流検出値が電流目標値に一致するようにフィードバック信号を生成し、このフィードバック信号が定電流制御部31からフォトカプラ32に入力される。フィードバック信号は、フォトカプラ32によって基準電位変換及び信号レベル調整され、PWM駆動部33に入力される。なお、定電流制御部31及びフォトカプラ32のフォトダイオード側の基準電位は二次側グランドG2であり、PWM駆動部33及びフォトカプラ32のフォトトランジスタ側の基準電位は一次側グランドG1である。PWM駆動部33は、フィードバック信号に応じたオン幅でFET22をPWM駆動する。上記動作によって、LED電流が定電流制御される。
追加LED回路50は、本実施形態では、直列接続されたLED素子51からなる。なお、図1(及び以降の各図)においてLED素子51は直列接続されているが、LED素子51は並列接続されていてもよいし、直並列接続されていてもよい。いずれの場合であっても、追加LED回路50は、全波整流回路10の高電位側出力端子Dhから一次巻線21p及びFET22を介して全波整流回路10の低電位側出力端子Dgに到達する電流経路に、LED素子51に順方向電流が流れるように挿入接続される。すなわち、追加LED回路50は、トランス21の一次巻線21p及びFET22に直列接続される。本実施形態では、フィルタ回路15内において、コンデンサ16とコンデンサ18の間でコイル17に直列接続される。
これにより、FET22がオンする期間において、実質的に全波整流回路10の整流出力電圧V1とコンデンサ18の電圧との電位差がLED素子51の順方向電圧Vfの合計値以上となる期間において、追加LED回路50はオンして発光する。また、上記以外の期間、例えば、FET22がオフしている期間(スイッチング動作中のオン/オフサイクル中のオフ期間又は出力LED回路40の消灯のための継続的なオフ期間)であってコンデンサ18が充電されない期間には、追加LED回路50はオフして消灯する。すなわち、追加LED回路50はスイッチング周波数(数10k〜数100kHz)でオン/オフされ得るが、このような高周波スイッチングにおいては、追加LED回路50は視覚的には連続点灯しているように見える。
代替例として、図2に示すように、追加LED回路50は、フィルタ回路15の前段に接続されてもよい。この場合、FET22と追加LED回路50の間にフィルタ回路15が配置されることから、図1の場合と比較して、追加LED回路50はFET22のスイッチングに伴う過渡的な影響を受けにくくなる。したがって、追加LED回路50及びそれを含むLED用電源装置1の信頼性確保が容易となる。ただし、入力電源周波数の2倍である100Hz又は120Hzで現れる整流出力電圧V1の谷部では追加LED回路50はオフする。
また、代替例として、図3に示すように、追加LED回路50は、フィルタ回路15の後段に接続されてもよい。あるいは、追加LED回路50はトランス21の一次巻線21pとFET22のドレインとの間に接続されてもよい。この場合、全波整流回路10と追加LED回路50の間にフィルタ回路15が配置されることから、図1の場合と比較して、谷部の高い脈流電圧が追加LED回路50に入力されることになる。したがって、入力電圧の交流周期に起因する追加LED回路50のオフ期間が短くなり、より力率(有効な電力の割合)の高いLED用電源装置1が構成され得る。
言い換えると、図1に示すように追加LED回路50がフィルタ回路15内に配置される構成では、FET22のスイッチングに伴う追加LED回路50への過渡的な影響の緩和と、交流入力電圧の周期に起因する追加LED回路50のオフ期間の短縮化とのバランスをとることができる。したがって、図1に示す構成では、LED用電源装置1の信頼性確保及び力率向上が実現される。
また、図1〜図3では、追加LED回路50が全波整流回路10とスイッチング回路20の間の高電位側の配線上に挿入接続される構成を示すが、全波整流回路10とスイッチング回路20の間の低電位側の配線上に挿入接続されてもよい。すなわち、この場合では、追加LED回路50のアノード端が全波整流回路10の低電位出力端子Dg側に、カソード端がスイッチング回路20のFET22側に接続される。ただし、この場合、追加LED回路50の順方向降下電圧Vfを考慮して、一次側グランドG1は、追加LED回路50のアノード端側に設定される。
表1に、LED用電源装置1を含むLED照明装置2の電気特性の測定結果を示す。測定は、入力電圧が100Vacの場合の出力LED回路40、追加LED回路50及びLED照明装置2全体の各電気特性に関するものである。出力LED回路40は、直列接続された20個のLED素子41からなる。追加LED回路50は直列接続されたn個のLED素子51からなり、n=2、4、6、8及び10である。なお、n=0は比較例、すなわち、一般的なフライバックコンバータの構成に対応する。
Figure 2019135686
表1から分かるように、追加LED回路50のLED素子数nの増加に対して、出力LED回路40の電気特性(LED電圧:54.8V、LED電流:183mA、LED電力10.1W)が維持された状態で、追加LED回路50のLED電流及びLED電力が単調増加する。nの増加に対する追加LED回路50のLED電流の増加は、追加LED回路50の順方向電圧降下Vfの増加に伴ってスイッチング回路20の入力電圧が低下し、その低下分に応じて一次巻線21pにより多くの電流が流れることに起因する。このように、追加LED回路50のLED素子数nの増加に対してLED用電源装置1の総LED電力及び回路効率も増加する。すなわち、LED照明装置2として、追加LED回路50によって回路効率を上昇させつつ全体光量が増加していることが分かる。
ここで、本実施形態のように、スイッチング回路20がフライバックコンバータである場合、そのコストのうちの比較的大きな部分を占めるのはトランス21となる。一般に、このようなフライバックコンバータのトランスについては、出力電流及び出力電圧に応じて、コア及びボビンのサイズ、一次巻線数、二次巻線数、コアのギャップなどを設計する必要がある。さらに、コア及びボビンのサイズの大型化の度合いによっては、LED用電源装置1の回路部品配置又は筐体設計を変更する必要が生じてしまう。一方、一般にフライバックコンバータでは広い入力電圧範囲を設定可能であり、入力電圧の変動に対する実質的な設計変更は不要である。したがって、本実施形態の構成によると、このようにLED用電源装置1の主部品となるトランス21の設計を変更することなく合計光量が増加可能となるので、設計変更に伴う上記不都合が回避される。
ところで、出力LED回路40の各LED素子41には同じLED電流が流れるので、LED素子41はそれぞれ同じ明るさを有する。また、追加LED回路50の各LED素子51には同じLED電流が流れるので、LED素子51はそれぞれ同じ明るさを有する。しかし、出力LED回路40のLED電流と追加LED回路50のLED電流とは異なり得るため、各LED素子41の明るさと各LED素子51の明るさとは異なる可能性が高い。したがって、この明るさの差が、LED照明装置2において適切に調整されることが好ましい。
図4A及び図4Bに、出力LED回路40がLED用電源装置1に一体形成された場合のLED照明装置2の発光面3におけるLED素子41(第1のLED素子群)及びLED素子51(第2のLED素子群)の配置例を示す。各図において、各LED素子41を白丸で示し、各LED素子51を黒丸で示す。これらの配置例は、上記のLED素子41の明るさとLED素子51の明るさとの差に対する輝度分布を調整するためのものである。この配置例は無数に存在するが、図4A及び図4Bはそのうちの一部を例示するものである。また、各図において20個のLED素子41及び10個のLED素子51を示すが、LED素子数はこれに限られない。なお、各図は、LED素子41及び51の配置を概略的に示すものであり、寸法通りとは限らない。
図4Aでは、発光面3において、出力LED回路40のLED素子41の重心位置g1と、追加LED回路50のLED素子51の重心位置g2が実質的に一致するように、LED素子41及びLED素子51が配置される。これにより、各LED素子41の輝度と各LED素子51の輝度とが異なっていても、発光面3及びそれにより照射される照射面における配光の対称性が高まり、使用者において視覚的違和感の少ないLED照明装置2が実現される。
図4Bでは、発光面3において、出力LED回路40のLED素子41によって画定される領域R1(点線)と追加LED回路50のLED素子51によって画定される領域R2(破線)とが重なるようにLED素子41及びLED素子51が配置される。これにより、LED素子41の発光とLED素子51の発光とが混在することになる。したがって、各LED素子41の輝度と各LED素子51の輝度とが異なっていても、発光面3及びそれにより照射される照射面における輝度の均一性が高まり、あるいは不連続性が減少し、使用者において視覚的違和感の少ないLED照明装置2が実現される。
なお、図4A及び図4Bにおいては、LED素子41及び51が格子状に配列される構成を示したが、LED素子41及び51の配列はこれに限られない。例えば、LED素子41及び51は、同心円状、放射状、直線状、螺旋状などの種々の形態で配列され得る。あるいは、LED素子41が所定のパターン(例えば、同心円パターン)で配列され、LED素子51が他のパターン(例えば、放射状パターン)で配列されてもよい。
以上のように、本実施形態のLED用電源装置1は、入力電圧を全波整流する全波整流回路10と、全波整流回路10の全波整流出力が入力されるトランス21の一次巻線21p(インダクタ要素)をFET22によってスイッチングすることによって所定の直流出力電流を生成してその直流出力電流を出力LED回路40に供給するスイッチング回路20と、全波整流回路10の高電位側出力端子Dhから一次巻線21p及びFET22を介して低電位側出力端子Dgに到達する電流経路に挿入接続された追加LED回路50とを備える。
このように、追加LED回路50が、全波整流回路10の高電位側出力端子Dhから一次巻線21p及びFET22を介して低電位側出力端子Dgに到達する電流経路に挿入接続される。これにより、スイッチング回路20の出力側の回路を変更することなく追加の光量を得ることができる。したがって、出力LED回路40における出力電力の増加及びそれに伴う大幅な設計変更を回避しつつ合計光量を増加させることができるLED用電源装置1及びLED照明装置2が実現される。
<第2の実施形態>
上記第1の実施形態では、追加LED回路がLED用電源装置1に一体形成される構成を示したが、本実施形態では、追加LED回路がLED用電源装置1に対して交換可能に外部接続される構成を示す。
図5に、本実施形態によるLED用電源装置1及びLED照明装置2の回路図を示す。本実施形態において、第1の実施形態と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その重複する説明を省略する。本実施形態では、第1の実施形態において追加LED回路50が接続されていた箇所に追加接続端子T3及びT4が接続される。追加接続端子T3及びT4は、仮に追加接続端子T3−T4間を短絡したとした場合に第1の実施形態の表1に関して説明した比較例と等価な回路が形成されるように設けられる。
追加接続端子T3及びT4には、追加LED回路55が接続される。追加LED回路55は、追加LED回路50と同様に、直列、並列又は直並列されたLED素子56を備える。例えば、追加LED回路55として、直列接続された2個のLED素子56を含む追加LED回路55、直列接続された4個のLED素子56を含む追加LED回路55、・・・直列接続された10個のLED素子56を含む追加LED回路55などが予め容易されていることが好ましい。これにより、既に仕様が決定されている出力LED回路40に対して、所望数のLED素子56を有する追加LED回路55が交換可能に追加出力端子T3及びT4に接続され得る。追加LED回路55が追加出力端子T3及びT4に接続された場合のLED用電源装置1及びLED照明装置2の動作は、第1の実施形態で説明したものと同様である。
以上のように、本実施形態のLED用電源装置1は、入力電圧を全波整流する全波整流回路10と、全波整流回路10の全波整流出力が入力されるトランス21の一次巻線21p(インダクタ要素)をFET22によってスイッチングすることによって所定の直流出力電流を生成してその直流出力電流を出力LED回路40に供給するスイッチング回路20と、全波整流回路10の高電位側出力端子Dhから一次巻線21p及びFET22を介して全波整流回路10の低電位側出力端子Dgに到達する電流経路に挿入接続される追加LED回路55を接続可能な追加接続端子T3及びT4とを備える。
このように、追加接続端子T3及びT4が、全波整流回路10の高電位側出力端子Dhから一次巻線21p及びFET22を介して全波整流回路10の低電位側出力端子Dgに到達する電流経路に挿入接続される追加LED回路55を接続可能な態様で設けられる。これにより、スイッチング回路20の出力側の回路を変更することなく、変更可能な追加の光量を得ることができる。したがって、出力LED回路40における出力電力の増加及びそれに伴う実質的な設計変更を回避しつつ合計光量を増加させることができるLED用電源装置1及びLED照明装置2が実現される。
<第3の実施形態>
本実施形態では、上記第1の実施形態において、入力電圧の変動に対する合計光量の変動を抑制するための補償回路がさらに付加された構成を示す。なお、本実施形態は、第2の実施形態にも同様に適用可能である。
まず、表2に、比較例のLED照明装置の電気特性を示す。比較例は、図1に示す回路から追加LED回路50を除いた(すなわち、追加LED回路50を短絡した)回路、言い換えると表1におけるn=0の回路に相当する。表2は、入力電圧を70〜100Vacの範囲で変化させた場合の各部の電気特性を示す。
Figure 2019135686
表2に示すように、スイッチング回路20が駆動制御回路30によって定電流制御されているので、入力電圧の低下に対して出力LED回路40の電気特性(LED電圧:54.8V、LED電流:183mA及びLED電力:10.1W)は一定となる。一方、入力電圧の低下に対して入力電流は単調増加する。そのため、主電流経路に追加LED回路50が接続される場合には、入力電圧の低下に対して追加LED回路50のLED電流は単調増加することになる。すなわち、入力電圧の低下に対して、出力LED回路40の光量は一定である一方で追加LED回路50の光量が増加し、その合計光量が増加することになる。したがって、本実施形態では、入力電圧の低下に対して出力LED回路40のLED電流を低減させて合計光量を略一定とするための補償回路60が設けられる。
図6に、本実施形態によるLED用電源装置1及びLED照明装置2の回路図の一例を示す。本実施形態において、第1の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付し、その重複する説明を省略する。また、本実施形態で説明する駆動制御回路30の構成は、第1及び第2の実施形態に適用可能である。なお、駆動制御回路30及び補償回路60には、一次側グランドG1を基準とする制御電源Vcc1及び二次側グランドG2を基準とする制御電源Vcc2が、トランス21の補助巻線などを利用する補助電源回路(不図示)から適宜供給されるものとする。また、スイッチング回路20において、FET22のソースと一次側グランドG1の間に電流検出抵抗26が接続される。
駆動制御回路30の定電流制御部31は、オペアンプ34、抵抗35a及び35b(以下、「抵抗分圧回路35」ともいう)並びに抵抗36を備える。オペアンプ34の反転入力端子(−)には、電流検出抵抗25からの電流検出値が入力される。オペアンプ34の非反転入力端子(+)には、抵抗分圧回路35による制御電源Vcc2の分圧値が電流目標値として入力される。オペアンプ34の反転入力端子及び出力端子間には抵抗、コンデンサなどの帰還素子Zが接続される。オペアンプ34の出力端子は、フォトカプラ32のフォトダイオードのカソードに接続され、このフォトダイオードのアノードは抵抗36を介して制御電源Vcc2に接続される。これにより、オペアンプ34は、電流検出値と電流目標値の誤差を増幅し、その増幅された誤差に応じたフィードバック信号をフォトカプラ32に発生させる。
駆動制御回路30のPWM駆動部33は、制御IC37並びに抵抗38a及び38b(以下、「抵抗分圧回路38」ともいう)を備える。制御IC37は、一般的なPWM制御用のICであればよく、例えば、少なくとも電源端子P1、グランド端子P2、ゲート出力端子P3、電流検出端子P4、フィードバック端子P5及びマルチプライア端子P6を有する。電源端子P1は制御電源Vcc1に接続され、グランド端子P2は一次側ブランドG1に接続され、ゲート出力端子P3はFET22のゲートに接続される。電流検出端子P4は電流検出抵抗26とFET22のソースとの接続点に接続され、フィードバック端子P5はフォトカプラ32のフォトトランジスタのコレクタに接続され、マルチプライア端子P6は分圧抵抗回路38の分圧点に接続される。抵抗分圧回路38はコンデンサ16に並列接続され、抵抗分圧回路38による整流出力電圧V1の分圧値がマルチプライア端子P6に入力される。なお、抵抗分圧回路38は、コンデンサ18に並列接続されてもよい。
PWM駆動におけるFET22のスイッチング動作(オン/オフサイクル)において、制御IC37(ゲート出力端子P3)がFET22をオンすると、電流検出端子P4の電圧が上昇していく。電流検出端子P4の電圧が、フィードバック端子P5の入力に応じて決定される電圧(以下、「FB電圧」という)とマルチプライア端子P6の電圧との乗算値(以下、「ピーク閾値」という)に達すると、制御IC37(ゲート出力端子P3)はFET22をオフさせる。なお、FB電圧は、内部基準電圧からフォトカプラ32のフォトトランジスタを介して流れる電流の増加に対して単調減少するように決定される。制御IC37は、FET22をオフした後の所定のオフ期間の経過後にFET22をオンする。この反復によって、FET22がPWM駆動される。なお、オフ期間の長さは、(例えば、不連続モードでは)固定の長さであってもよいし、(例えば、臨界モードでは)変動する長さであってもよい。
このように、駆動制御回路30(定電流制御部31、フォトカプラ32及びPWM駆動部33)を構成することによって、電流検出抵抗25によって検出される電流検出値が電流目標値に一致するようにFET22のPWM駆動のオン幅がフィードバックされる。
補償回路60は、抵抗61a及び61b(以下、「抵抗分圧回路61」ともいう)、コンデンサ62、フォトカプラ63並びに抵抗64及び65を備える。なお、分圧抵抗回路61は、図6ではコンデンサ16に並列接続されるが、コンデンサ18に並列接続されてもよい。分圧抵抗回路61による整流出力電圧V1の分圧値がコンデンサ62によって平滑され、この分圧点がフォトカプラ63のフォトダイオードのカソードに接続される。フォトカプラ63のアノードは抵抗64を介して制御電源Vcc1に接続される。フォトカプラ63のフォトトランジスタのコレクタは抵抗65を介してオペアンプ34の非反転入力端子に接続され、このフォトトランジスタのエミッタは二次側グランドG2に接続される。
これにより、入力電圧が低下すると、分圧回路61の分圧値が低下し、フォトカプラ63フォトダイオード及びフォトトランジスタにより多くの電流が流れる。これにより、抵抗65が二次側グランドG2に引き込む電流が増加し、オペアンプ34の非反転入力端子の電圧、すなわち電流目標値が低下する。これにより、オペアンプ34、フォトカプラ32及びPWM駆動部33のフィードバックループの作用によって入力電圧の低下に応じて出力LED回路40のLED電流が低下することになる。
ただし、出力LED回路40のLED電流の低下は追加LED回路50のLED電流の低下をもたらすことを考慮して、入力電圧の低下率よりも電流目標値の低下率が若干小さくなるように各回路定数が設定されることが好ましい。これにより、入力電圧の低下に伴う追加LED回路50のLED電流の増加が出力LED回路40のLED電流の減少によって相殺され、入力電圧の低下に対して合計光量が略一定に維持される。
以上のように、本実施形態のLED用電源装置1では、スイッチング回路20は直流出力電流を定電流制御するようにFET22を駆動する駆動制御回路30を含み、入力電圧の低下に対して直流出力電流を減少させるように駆動制御回路30を動作させる補償回路60がさらに設けられる。これにより、スイッチング回路20が定電流制御される場合であっても、入力電圧の低下に対する追加LED回路50のLED電流の増加に起因する全体光量の増加を抑制可能なLED用電源装置1及びLED照明装置2が実現される。
なお、本実施形態では、入力電圧の低下に対して直流出力電流(出力LED回路40のLED電流)を減少させる構成を示したが、入力電圧の上昇に対して直流出力電流を増加させる構成も可能である。これにより、入力電圧の上昇に対する追加LED回路50のLED電流の減少に起因する全体光量の減少を抑制可能なLED用電源装置1及びLED照明装置2が実現される。ただし、この場合には、入力電圧上昇時の出力LED回路40のLED電流が各LED素子41の定格値を超えないようにすることが望ましい。
<変形例>
以上に本発明の好適な実施形態を示したが、本発明は、例えば以下に示すように種々の態様に変形可能である。
(1)フィルタ回路15に関する変形
上記第1から第3の実施形態ではフィルタ回路15が設けられる構成を示したが、本発明はフィルタ回路15がない構成にも適用可能である。この場合でも、入力側のコンデンサ16は必要となるが、追加LED回路50又は追加出力端子T3及びT4(追加LED回路55)はコンデンサ16の前段に接続されてもよいし、コンデンサ16の後段に接続されてもよい。
(2)スイッチング回路20に関する変形1
上記第1から第3の実施形態ではスイッチング回路20が力率改善型のフライバックコンバータからなる構成を示した。一方、スイッチング回路20は、力率改善型でないフライバックコンバータ、すなわち、入力側のコンデンサが平滑コンデンサとして機能し、その容量が出力側のコンデンサの容量よりも大きいフライバックコンバータであってもよい。この場合も、追加LED回路50又は追加出力端子T3及びT4(追加LED回路55)は、平滑コンデンサの前段に接続されてもよいし、平滑コンデンサの後段に接続されてもよい。
(3)スイッチング回路20に関する変形2
上記第1から第3の実施形態ではスイッチング回路20がフライバックコンバータである構成を示した。一方、図7に示すように、スイッチング回路20は、昇圧コンバータ70及び降圧コンバータ80を含む構成であってもよい。昇圧コンバータ70は、コイル71(インダクタ要素)、スイッチング素子72、ダイオード73、平滑コンデンサ74及びドライバ75を備えた一般的な昇圧チョッパ回路からなる力率改善回路である。スイッチング素子72はドライバ75によってPWM駆動される。降圧コンバータ80は、例えば、バックコンバータ(降圧チョッパ回路)である。この場合も、追加LED回路50は、全波整流回路10の高電位側出力端子Dhからコイル71及びスイッチング素子72を介して低電位側出力端子Dgに到達する電流経路に挿入接続される。また、第2の実施形態と同様に、追加出力端子T3及びT4(追加LED回路55)が、全波整流回路10の高電位側出力端子Dhからコイル71及びスイッチング素子72を介して低電位側出力端子Dgに到達する電流経路に挿入接続されてもよい。
1 LED用電源装置
2 LED照明装置
3 発光面
10 全波整流回路
15 フィルタ回路
16、18 コンデンサ
17 コイル
20 スイッチング回路
21 トランス
21p 一次巻線(インダクタ要素)
22 スイッチング素子
30 駆動制御回路
40 出力LED回路
41 LED素子
50、55 追加LED回路
51、56 LED素子
60 補償回路
70 昇圧コンバータ
71 コイル(インダクタ要素)
72 スイッチング素子
Dh 高電位側出力端子
Dg 低電位側出力端子
g1、g2 重心
R1、R2 領域
T3、T4 追加接続端子

Claims (13)

  1. LED用電源装置であって、
    入力電圧を全波整流する全波整流回路と、
    前記全波整流回路の全波整流出力が入力されるインダクタ要素をスイッチング素子によってスイッチングすることによって所定の直流出力電流を生成して該直流出力電流を出力LED回路に供給するスイッチング回路と、
    前記全波整流回路の高電位側出力端子から前記インダクタ要素及び前記スイッチング素子を介して前記全波整流回路の低電位側出力端子に到達する電流経路に挿入接続された追加LED回路と
    を備えたLED用電源装置。
  2. 前記全波整流回路と前記スイッチング回路との間に、前記全波整流回路の出力端間に接続された第1のコンデンサ、前記スイッチング回路の入力端間に接続された第2のコンデンサ、及び前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサの間において前記電流経路に挿入接続されたコイルを含むフィルタ回路をさらに備え、
    前記追加LED回路が、前記フィルタ回路内、前記フィルタ回路の前段又は前記フィルタ回路の後段に接続された、請求項1に記載のLED用電源装置。
  3. 前記スイッチング回路が、前記直流出力電流を定電流制御するように前記スイッチング素子を駆動する駆動制御回路を含み、
    前記入力電圧の低下又は上昇に対して前記直流出力電流をそれぞれ減少又は増加させるように前記駆動制御回路を動作させる補償回路をさらに備えた請求項1又は2に記載のLED用電源装置。
  4. 前記スイッチング回路がフライバックコンバータからなり、前記インダクタ要素が前記フライバックコンバータを構成するトランスの一次巻線を含み、前記追加LED回路が前記一次巻線及び前記スイッチング素子に直列接続された、請求項1から3のいずれか一項に記載のLED用電源装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のLED用電源装置と、前記出力LED回路とを備えた、LED照明装置。
  6. 発光面において、前記出力LED回路を構成する第1のLED素子群の重心位置と前記追加LED回路を構成する第2のLED素子群の重心位置が実質的に一致するように前記第1のLED素子群及び前記第2のLED素子群が配置された、請求項5に記載のLED照明装置。
  7. 発光面において、前記出力LED回路を構成する第1のLED素子群によって画定される領域と前記追加LED回路を構成する第2のLED素子群によって画定される領域とが重なるように前記第1のLED素子群及び前記第2のLED素子群が配置された、請求項5又は6に記載のLED照明装置。
  8. LED用電源装置であって、
    入力電圧を全波整流する全波整流回路と、
    前記全波整流回路の全波整流出力が入力されるインダクタ要素をスイッチング素子によってスイッチングすることによって所定の直流出力電流を生成して該直流出力電流を出力LED回路に供給するスイッチング回路と、
    前記全波整流回路の高電位側出力端子から前記インダクタ要素及び前記スイッチング素子を介して前記全波整流回路の低電位側出力端子に到達する電流経路に挿入接続される追加LED回路を接続可能な追加接続端子と
    を備えたLED用電源装置。
  9. 前記全波整流回路と前記スイッチング回路との間に、前記全波整流回路の出力端間に接続された第1のコンデンサ、前記スイッチング回路の入力端間に接続された第2のコンデンサ、及び前記第1のコンデンサと前記第2のコンデンサの間において前記電流経路に挿入接続されたコイルを含むフィルタ回路をさらに備え、
    前記追加接続端子が、前記フィルタ回路内、前記フィルタ回路の前段又は前記フィルタ回路の後段に接続された、請求項8に記載のLED用電源装置。
  10. 前記スイッチング回路が、前記直流出力電流を定電流制御するように前記スイッチング素子を駆動する駆動制御回路を含み、
    前記入力電圧の低下又は上昇に対して前記直流出力電流をそれぞれ減少又は増加させるように前記駆動制御回路を動作させる補償回路をさらに備えた請求項8又は9に記載のLED用電源装置。
  11. 前記スイッチング回路がフライバックコンバータからなり、前記インダクタ要素が前記フライバックコンバータを構成するトランスの一次巻線を含み、前記追加接続端子が前記一次巻線及び前記スイッチング素子に直列接続された、請求項8から10のいずれか一項に記載のLED用電源装置。
  12. 請求項8から11のいずれか一項に記載のLED用電源装置と、前記出力LED回路とを備えた、LED照明装置。
  13. 前記追加接続端子に接続された前記追加LED回路をさらに備えた、請求項12に記載のLED照明装置。

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