JP2019135482A - ガス漏れ検知装置 - Google Patents

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光晴 岩田
Mitsuharu Iwata
光晴 岩田
上野 佳祐
Keisuke Ueno
佳祐 上野
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Abstract

【課題】 気体を搬送する配管を接続するフランジ間の空隙部を密閉するカバー部材に前記空隙部と前記カバー部材の外側空間とを連通させる孔を形成させて、該孔内に収容される突出部材を漏れるガス圧により孔から放出させて、これを検出することによりガス漏れを確実に検知できるガス漏れ検出装置を提供しようとするものである。。【解決手段】 配管の接続部であるフランジ部材の外表面に取付けられ対向するフランジ間の空隙部を密閉可能なカバー部材と、該カバー部材に形成され前記空隙部と該カバー部材の外側空間とを連通させる孔内に進退可能に収容され前記空隙部から漏れるガス圧により該孔からカバー部材の外側空間に放出される突出部材を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、気体を搬送する配管のフランジ接続部から発生するガス漏れの箇所を発見するためのガス漏れ検知装置に関する。
気体を運ぶ配管のフランジ接続部から発生するガス漏れの箇所を発見するための技術の一例として、特開2009−192470号公報に「フランジ用アタッチメント、ガス漏れ検知システムおよびコンピュータプログラム」が開示されている。
ここでは、配管のフランジ接続部外表面へ固定するためのアタッチメント固定部材と、そのアタッチメント固定部材から前記フランジから離れる方向に立脚させた支持脚と、その支持脚に支持されると共に前記フランジとに隙間を隔てて覆うカバー部材と、を備え、そのカバー部材は、そのカバー部材の外側空間と前記隙間との通気性を確保した通気部を備えると共に、その通気部には、通気によって動くように形成されたタフトを備えた構成とされており、前記フランジ部から漏れたガスが前記通気部を介して外側空間に逃げ出す際の風圧により前記タフトが揺らめく現象を目視又は画像センサで捉えることにより、ガス漏れがある旨を発見できるとされている。
しかしながら、次のような欠点がある。
1、屋外の場合、無風状態は極めて少なく、遅い風速でも大体は風が吹いている。この自然風によってタフトが揺れるのを検知してガス漏れしていないのに「ガス漏れ」と誤報を出してしまう。
2、一方、屋内の場合、工場内で冷暖房設備が備えられた場所では冷暖房設備が発する気流や冷房設備が無く窓を開けて外の冷気を取り込む際に流れる自然風により同様の誤報を出してしまうという問題があった。
特開2009−192470号
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、フランジ間の空隙部を密閉するカバー部材に前記空隙部と前記カバー部材の外側空間とを連通させる孔を形成させて、該孔内に収容される突出部材を漏れるガス圧により孔から放出させて、これを検出することによりガス漏れを検知できるガス漏れ検出装置を提供しようとするものである。
つまり、ガス漏れ前はカバー部材の外部に何もなかった状態からガス漏れ後は目視可能な突出物が存在するようにしたので確実に視認できるばかりでなく各種センサにより検出可能とされるものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1に示すガス漏れ検知装置は、配管の接続部であるフランジ部材の外表面に取付けられ対向するフランジ間の空隙部を密閉可能なカバー部材と、該カバー部材に形成され前記空隙部と該カバー部材の外側空間とを連通させる孔内に進退可能に収容され前記空隙部から漏れるガス圧により該孔からカバー部材の外側空間に放出される突出部材と、が備えられることを特徴とする。
請求項2に示すガス漏れ検知装置は、請求項1記載のカバー部材が弾性体の帯状とされ一側端の断面形状が尖端化され、該尖端を基端として他端側が尖端に重なり合わされてフランジ外周面に卷着された後、該カバー部材を介してフランジ外周面に卷着されるホースバンドによって対向するフランジ間の空隙部が密閉されるようにしたことを特徴とする。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、カバー部材にフランジ間に存する空隙部とカバー部材の外側空間とを連通させる孔を形成させて該孔内に突出部材を収納させておくと、フランジ間に挟持されるガスケット等の破損により漏出するガス圧によって孔から突出部材が放出されてカバー部材の外部に出現する。外部に出現した突出部材は容易に視認可能であるかりでなく各種センサにより容易に検出可能なので確実にガス漏れを検知できる。
請求項2においては、請求項1と同様に内蔵されていた突出部材が漏れるガス圧により孔から放出されてカバー部材の外部に出現するので確実にガス漏れを検知できる。
また、カバー部材が弾性体の帯状とされ一側端の断面形状が尖端化され、該尖端を基端として他端側が尖端に重なり合わされてフランジ外周面に卷着された後、該カバー部材を介してフランジ外周面に卷着されるホースバンドによって対向するフランジ間の空隙部を密閉できるようにしたので、接続中のフランジを離脱させることなく装着できる。これにより、近い将来ガスケットが破損してガス漏れが生じるフランジの位置を簡単に特定できる効果がある。
本発明の第一実施例を示す要部断面拡大図である。 第一実施例を示す要部断面図である。 本発明の第二実施例を示す要部断面図である。 カバー部材の第二実施例を示す正面図である。
図1、図2を用いて本発明のガス漏れ検知装置について説明する。
1は断面が略凹字状とされ対向する一対のフランジ15,15の外周面に着脱自在に周設されて凹字部内面と一対のフランジ15,15の外周面とが気密可能に密着される耐熱ゴム材から成るカバー部材。
2はカバー部材1の外周面に一体的に突設される軸部であって、カバー部材1の内面から軸部2の先端面に貫通する段付き孔1aが形成されている。
3は突出部材であって、フランジ15と対向する側に膨出部3bが形成されて対向する先端部が段付き孔1aの最小径孔に気密可能且つ進退自在に嵌装されている。
突出部材3には膨出部3bのフランジ15との対向面から段付き孔1aの最小径孔と摺接される側面に貫通するL字状の孔3aが設けられ、突出部材3が軸部2から突出されて膨出部3bが段付き孔1aの中径孔天井面1bに当接するとカバー部材1とフランジ15,15とで形成される空隙部とカバー部材1の外部空間とがL字状の孔3aによって連通されるようになっている。
また、表面はカバー部材1の外側表面色に比べて色差や明度差が大きい色が施されている。
なお、16はフランジ15,15を連結するボルト、17はシール材付座金、18はボルト16に螺合されるナット、19はフランジ15,15が両端に一体的に固着される配管である。
以上の構成においてその作用を図1を用いて説明する。
先ず、カバー部材1のフランジ15,15への取付け方法を説明する。
配管19,19を接続する前にどちらか一方の配管に取付けられたフランジ15を越してカバー部材1を配管19に載置(図2の2点鎖線で示す)させる。
続いて、配管19,19の先端部に連結されたフランジ15,15を対向させてガスケットを介してボルト16とナット18とを締結して配管19,19を接続させる。
続いて、耐熱ゴム製のカバー部材1の内径を弾性変形させて拡大させ、図1のようにカバー部材1をフランジ15,15の外周面に被せる。
これにより、カバー部材1とフランジ15,15とで形成される空隙部とカバー部材1の外部空間との連通状態が遮断される。
この後、フランジ15,15に挟持されるガスケットが破損すると配管19内の高圧気体が前記破損部から漏出しフランジ15,15とカバー部材1とで形成される空隙内の気圧が上がる。
時間経過するにつれ突出部材3のフランジ15と対向する端面の受圧力が上がり、突出部材3の先端部と軸部2に形成される段付き孔1aの最小径孔との摩擦力より大きくなると突出部材3が前進(図では上昇)し膨出部3bが段付き孔1aの中径孔天井面1bに当接して前進が停止されて、カバー部材1の軸部2の先端から突出部材3の先端側が突出されカバー部材1とフランジ15,15とで形成される空隙部とカバー部材1の外部空間とがL字状の孔3aによって連通される。
これにより、配管19内の気体がL字状の孔3aを通ってカバー部材1の外部空間に漏出される。
この際、漏出気体の漏出速度に対してL字状の孔3aの内径を適宜寸法に設定しておくと笛のような高周波数域の音が発生する。(又、L字状の孔3aの気体漏出口に対向する適宜位置に呼子笛を配設しておくと漏出気体の速度により呼子笛が鳴らされる)
カバー部材1の軸部2の先端から突出した突出部材3はカバー部材1の色に比べて色差や明度差が大きいので容易に視認できる。又、カメラ等の機械でも確実に検出できる。
また、軸部2の先端から固体が突出するので接触式や非接触式のセンサでも確実に検出できる。
従って、ガス漏れ検知の機械化が容易になり遠隔監視が可能になる。
図3、図4を用いて本発明の請求項2に係るガス漏れ検知装置の第2実施例について説明する。
なお、第1実施例を示す図1、図2で用いた部位と同等の部位は同一の符号で示し説明を省略する。
本第2実施例の特徴とするところは、カバー部材11が耐熱ゴム材料から成り、両端を有す帯状とされて配管のフランジ15,15の外周面に卷着可能な形状とされ、一側端11bがフランジ15の外周面と当接される先端から本体側に向けて漸次板厚が増加される尖端とされる一方、対向する他端11cはフランジ15の外周面と当接される内面から先端に向けて漸次板厚が減少される尖端とされている。
これにより、配管がフランジを介して接続中の状態であってもカバー部材11をフランジ15,15の外周面に卷着できる。さらに、卷着されたカバー部材11を介してフランジ外周面に締付けバンド12を張設させるとカバー部材11とフランジ15,15とで形成される空隙部とカバー部材11の外部空間との連通状態が遮断される。
11は前述のカバー部材であり、適宜位置に大径部が内径側に開口し小径部が外周面側に開口される段付き孔11aが形成されている。
12は帯状とされ両端部が重ね合わされてリング状にされ、その重ね合わせ長さの長短によりリング内径が拡縮可能とされる締付けバンドであり軸部20が貫通される孔12aが設けられる。
20は基端部が膨出端とされ該膨出部がカバー部材に形成される段付き孔の大径部に収容され対向する先端側がカバー部材11から突出される軸部であり、膨出端に開口する大経孔と先端に開口する小径孔とで形成される段付き孔20aが形成される。
前記大径孔に突出部材3の膨出部が収容される一方対向する先端部が段付き孔20aの小径孔に気密可能且つ進退自在に嵌装されている。
以上の構成においてその作用を図3を用いて説明する。
図3において、配管19,19の先端部に連結されたフランジ15,15を対向させてガスケットを介して接続される配管のフランジ15,15の外周面に、段付き孔11aに軸部20の膨出端が収容され対向する先端はフランジ15から離反する方向に突出される軸部が配設され該軸部に形成される段付き孔20aに突出部材3が進退自在に配設されたカバー部材11を卷着する。
続いて、締付けバンド12に貫設された孔12aに軸部20を挿通させた後、両端部を重ね合わせてリング状にし重ね合わせ長さを長くしてリング内径を絞る。
これにより、カバー部材11がフランジ15に密着させられカバー部材11とフランジ15,15とで形成される空隙部とカバー部材11の外部空間との連通状態が遮断される。
この後、フランジ15,15に挟持されるガスケットが破損すると配管19内の高圧気体が前記破損部から漏出しフランジ15,15とカバー部材1とで形成される空隙内の気圧が上がる。
その後、突出部材3が軸部20から突出し実施例1と同様の作用と効果を果たす。
無色気体のパイプ搬送や有害気体又は高温気体のパイプ搬送等のガス漏れ監視工程に利用される。
1、11 カバー部材 2、20 軸部
3 突出部材 12 締付けバンド
15 フランジ 16 ボルト
17 シール材付座金 18 ナット
19 配管

Claims (2)

  1. 配管の接続部材であるフランジ同士の接続部からのガス漏れを検知するガス漏れ検知装置であって、前記フランジ部材の外表面に取付けられ対向するフランジ間の空隙部を密閉可能なカバー部材と、
    該カバー部材に形成され前記空隙部と該カバー部材の外側空間とを連通させる孔内に進退可能に収容され前記空隙部から漏れるガス圧により該孔からカバー部材の外側空間に突出される突出部材と、が備えられることを特徴とするガス漏れ検知装置
  2. 請求項1記載のカバー部材が弾性体の帯状とされ一側端の断面形状が尖端化され、
    該尖端を基端として他端側が尖端に重なり合わされてフランジ外周面に卷着された後、該カバー部材を介してフランジ外周面に卷着される締付けバンドによって対向するフランジ間の空隙部が密閉されるようにしたことを特徴とするガス漏れ検知装置
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