JP5627046B1 - 埋設管の水密性検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性に優れ速やかに水密性の良否を判定できる埋設管の水密性検査機及び埋設管の水密性検査方法を提供する。【解決手段】可撓性を有する非通気性の薄板状とし、且つ埋設管9の管内周面91に両筒端部12を筒周方向に当接させることができる筒状の覆い体1と、覆い体1と一体化して、両筒端部12で筒周方向に一周する押圧部21を設け、押圧部21を筒端部12の筒半径外方へ向け押圧作動させて、筒端部12を一周する筒周回部分123を管内面に密着させシールするようにした押圧具2と、ノズル基端口30を覆い体1の筒外面1b側に露出させて、ノズル本体31が筒内面1aに立設した吸引用ノズル3と、ノズル3に接続される吸引装置4と、を具備し、覆い体1で検査箇所6を管内面9a側から覆うと共に、押圧部21で両筒端部12を管内周面91に密着シールさせ、検査箇所6を含めて管内周面91と覆い体1とに囲まれた空間Sを、吸引装置4で減圧吸引して、検査箇所6の水密性有無を調べる。【選択図】図1

Description

本発明は、埋設管のパッキンが在る管接続箇所、又は埋設管の傷んだ部位を管内面側から止水装置で修理した修繕箇所が、水密性を確保しているかを調べる埋設管の水密性検査方法に関する。
上水,雨水,下水の埋設管や、農業用水,工業用水などの埋設管は、老朽化に伴って又は地震等によって損傷を受ける。この損傷を受けた部分に対して、埋設管の管内面側から修復する技術、例えば特開2002-122287号公報,特開2011−179555等が提案されている。当該技術は、埋設管を掘り起こすことがなく、修復費用の低廉化,工期の短縮化等に貢献する。そして、止水装置で修復施工を終えた箇所が、修復目的たる水密性を達成しているかどうかを調べる試験装置の発明も提案されている(例えば特許文献1)。
特開2005−214898号公報
しかるに、特許文献1の発明は以下のような問題を抱えていた。
特許文献1の段落0023に記載の「耐圧試験のために加圧器38を用いて、装着を完了したテストバンドにより水密状態とされている管継手部13の密封空間に、耐圧ホース39及び圧力注入口41を経由し、加圧し、圧力計40により減圧の程度を確認することとなる。」のごとく、加圧試験のために作業の安全対策の費用負担,労力負担が大きく、また加圧に耐えるよう装置も高コストになっている。
特許文献1に限らず、埋設管の管内面側から水密性良否を調べる従来法は、埋設管の傷んだ部位を管内面側から止水装置で修理した修繕箇所を、覆い部材で覆った後、覆われた閉空間内を加圧してシール性可否の判定が行われてきた。該修繕箇所の検査だけでなく、埋設管のパッキンが在る管接続箇所で、年数が経ったパッキンのシール性を調べる際も、パッキンが在る管接続箇所を、覆い部材で覆った後、覆われた閉空間内を加圧してシール性可否の判定が行われてきた。
シールがうまくいかなかった場合、加圧していることから、作業者への心理的不安が大きく、作業者等への安全性確保のための対策が十分配慮されなければならなかった。
本発明は、上記問題点を解決するもので、安全性確保に優れ、速やかに水密性の良否を判定できる埋設管の水密性検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明の要旨は、埋設管(9)の検査箇所(6)の水密性有無を調べる埋設管の水密性検査方法において、可撓性を有する非通気性のシート状又は薄板状とし、且つ埋設管(9)の管内周面(91)に少なくとも両筒端部(12,12)を筒周方向に当接させることができる筒状の覆い体(1)と、該覆い体(1)と別体又は一体化して、前記両筒端部(12,12)で筒周方向に一周する押圧部(21)をそれぞれ設け、該押圧部(21)を筒端部(12)の筒半径外方へ向け押圧作動させて、該筒端部(12)を一周する筒周回部分(123)を管内面(9a)に密着させシールするようにした押圧具(2)と、ノズル基端口(30)を前記覆い体(1)の筒外面(1b)側に露出させて、ノズル本体(31)が筒内面(1a)に立設する吸引用ノズル(3)と、該ノズル(3)に接続される吸引装置(4)と、を備える埋設管の水密性検査機を用い、前記検査箇所(6)を覆い体(1)で管内面(9a)側から覆った後、前記押圧部(21)で両筒端部(12,12)をそれぞれ管内周面(91)に密着シールさせ、次いで、この密着シールによって、検査箇所(6)を含めて、管内周面(91)と覆い体(1)とに取り囲まれた空間(S)を、前記吸引装置(4)で減圧吸引して、検査箇所(6)上及びその周りの管内周面(91)上へ覆い体(1)を寄せつけ、その後、減圧吸引を止めて、該覆い体(1)の寄せつけ状態が維持されるか否かで検査箇所(6)の水密性有無を判定することを特徴とする埋設管の水密性検査方法にある。
本発明の埋設管の水密性検査方法は、簡単に且つ速やかに水密性の良否を判定できるだけでなく、安全性に極めて優れ、さらに作業性向上を果たし、比較的低コストの簡便機にできるなど多大な効を奏する。
実施形態1で、水密性検査機に係る覆い体の概略斜視図である。 図1の水密性検査機と、止水装置の概略縦断面図である。 (イ)が図2の損傷部位を管内面側から止水装置で修復し、該止水装置に覆い体を被せた縦断面図、(ロ)が(イ)のリング孔に圧注入した縦断面図である。 (イ)が図3(イ)のリング孔周りの拡大断面図、(ロ)が図3(ロ)のリング孔周りの拡大断面図である。 図3(ロ)の後に、検査箇所を含めて、管内周面と覆い体とに取り囲まれた空間を吸引装置で減圧吸引した縦断面図であるである。 実施形態2で、覆い体を埋設管内に配した概略説明断面図である。 図6の筒端部を管内面に密着シールさせると共に、検査箇所を含めて、管内周面と覆い体とに取り囲まれた空間を減圧吸引した説明断面図である。 実施形態3で、覆い体を埋設管内に配した説明断面図で、図3(イ)に対応する図である。 図8の押圧部の拡大図で、(イ)が図8の左側に在る押圧部の拡大側面図、(ロ)が図8の右側に在る押圧部の拡大側面図、(ハ)が(ロ)のIX-IX線矢視図である。
以下、本発明に係る埋設管の水密性検査方法について詳述する。
(1)実施形態1
図1〜図5は本発明に係る埋設管の水密性検査方法(以下、単に「水密性検査方法」ともいう。)の一形態で、図1は水密性検査機に係る覆い体の斜視図、図2は図1の水密性検査機と止水装置の縦断面図、図3は(イ)が図2の損傷部位を管内面側から止水装置で修繕し、該止水装置に覆い体を被せた縦断面図、(ロ)が(イ)のリング孔に圧注入した縦断面図、図4は(イ)が図3(イ)のリング孔周りの拡大図、(ロ)が図3(ロ)のリング孔周りの拡大図、図5は図3(ロ)の後に管内周面と覆い体とに取り囲まれた空間を吸引装置で減圧吸引した縦断面図である。尚、図面を判り易くするため、図2の円内拡大図,図4の拡大図,サポート部83を除き、断面を示すハッチングの図示を省く。
(1−1)埋設管の水密性検査機
水密性検査機は覆い体1と押圧具2とノズル3と吸引装置4とを具備する(図3,図5)。
覆い体1は、可撓性を有するシート状又は薄板状の非通気性筒状体である。且つ、埋設管9の管内周面91に少なくとも両筒端部12を筒周方向に当接させることができる筒状体である。「筒端部12を筒周方向に当接させることができる」には、管内周面91に覆い体1を配設した段階で、筒端部12を筒周方向に当接させることが可能なものだけでなく、管内周面91に覆い体1を配設後、押圧具2によって筒端部12を筒周方向に当接させることができるのも含む。
本実施形態の覆い体1は、2mm〜10mm厚の範囲にして伸縮性を有し、弾性変形可能なゴム製筒状体とし、筒長は止水装置8Bの管長方向長さを越え、該止水装置8Bを覆うことができる筒長さになっている。該覆い体1は、筒軸方向(筒長方向)に沿って筒外径を同径にしてもよいが、図1のごとく、筒軸方向の中央筒外径D1を両筒端部12の筒外径D2よりも小さくするのがより好ましい。止水装置8Bで修復した箇所に覆い体1を円滑に被せられるからである。符号115は両筒端部12から中央筒外径D1の筒本体11をつなぐテーパ部を示す。本発明の水密性検査機では、筒端部12の外径が本検査機の対象となる埋設管9の管径800mmφ〜1800mmφにそれぞれ合わせた大きさの覆い体1をラインアップする。本水密性検査機の対象となる埋設管9は、通称、300型,390型,600型,800型等の配管である。
押圧具2は、覆い体1と別体又は該覆い体1に一体化され、埋設管内面9aに配された覆い体1の筒周縁部分を、押圧部21で管内周面91に押圧,密着させる押圧機器である。前記両筒端部12で、筒周方向に一周する押圧部21をそれぞれ設け、該押圧部21を筒端部12の筒半径外方へ向け押圧作動させて、該筒端部12を一周する外側の筒周回部分123と管内面9aとを密着させ、その押圧力でシールする。
本実施形態の押圧具2は、押圧部21と短管23と圧発生装置25とを備える(図3)。押圧部21は、両筒端部12に周回形成されるリング孔210を有して覆い体1に一体化する環体部21aになっている。該環体部21aは、覆い体1の筒端部12で筒周方向に一周する環状、ドーナツ形にして、ゴム製のリング状チューブ管とする。
短管23は前記リング孔210内に先端口230が露出して該筒端部12の筒内側表面12aに立設する細管である。自転車用タイヤに納まるインナーチューブに手押し空気入れ用細管が取着され、該細管に空気入れの先端をつなぎインナーチューブに空気を送り込み、タイヤを膨らませるが、あたかもインナーチューブが前記押圧部21に相当し、細管が該短管23に相当する形になっている。該細管の基端に、自転車用タイヤのインナーチューブへ取付け固定する金具が設けられているのと同様、短管23の基端には押圧部21へ取付け固定する金具が設けられるが、該金具の図示を省略する。
ここでは、環体部21aが覆い体1の成形時に両筒端部12に埋設一体化され、短管23が覆い体1の筒内面1aに図1のごとく一本立設する。図2の円内拡大図のように、環体部21aを包む覆い体1の筒外面1b側の厚みは薄くしており、リング孔210内に圧力媒体ARが注入されると、該圧力媒体ARが押圧部21を筒端部12の筒半径外方へ向け押圧作動させる。環体部21aが膨らむと、海水浴で見る浮き輪のように円形リング状に形づくる。筒端部12の側面視を円形ドーナツ形に保形させると共に、環体部21aの外面212側が膨らんで、筒端部外径D2を大きくする。図4(イ)の状態から図4(ロ)の状態へと進み、筒端部12の筒外面12bを筒半径外方へ向かわせ、筒端部12を管内面9aへ密着させ、その密着部分を圧力媒体ARの押圧で接合,シールする。尚、環体部21aが覆い体1にインサート成形されることによって、覆い体1の筒本体11が薄板状でも両筒端部12の環体部21aが在る領域は板厚が増す。
前記圧発生装置25は公知の圧供給装置で、空圧器や油圧器などである(ここでは空圧器を採用)。図2,図3(イ)のごとく埋設管9の管内面9aに覆い体1を配設後、圧発生装置25と短管23とを導管チューブ26でつなぎ、圧発生装置25から圧縮エア等の圧力媒体ARを押圧部21のリング孔210内に供給すると、押圧部21の外面212側が膨らむ。図3(イ)のごとく水密性の有無を調べる埋設管9の検査箇所6を覆い体1で管内面9a側から覆った後、圧発生装置25からリング孔210への圧力媒体ARの供給で、押圧部21が両筒端部12の筒外面12bをそれぞれ管内周面91に密着させ封止できる(図3のロ)。押圧部21たる環体部21aを被覆する筒端部12は、図2の円内拡大図のごとく、筒端部12の筒内面1a側の被覆部分121に厚みをもたせ、筒外面1b側の被覆部分121eは薄くする。且つ膨出抑制用のガラス繊維等の強化材fを筒内面側被覆部分121側だけに混入させたゴム製複合材料で成形されている。リング孔210内への圧縮空気の圧注入により環体部21aがリング形浮き輪のごとく膨らむ際、筒端部12の筒内面12a側よりも筒外面12b側の方が速やかに且つ大きく膨らむ。環体部21aが膨らんで環状形成すると共に埋設管9の管内面9aとの隙間εを埋め、両筒端部12が管内面9aに密着シールして、管内周面91と覆い体1とに取り囲まれた閉じた空間Sを円滑形成する。尚、圧発生装置25が用いられるが、シール用であり、且つ容量の小さな環体部21aのみに充填する僅かな圧力媒体ARの量であり、作業安全上問題にならない。図中、符号126は被覆部分121e側に設けた突起で、該突起は筒端部外面12bに周回形成する。シールSLをし易くするためである。符号27は弁、符号261は圧発生装置25に接続する導管チューブ26の先端、符号262は短管23に接続する導管チューブ26の基端を示す。
ノズル3は、ノズル基端口30を前記覆い体1の筒外面1b側に露出させて、ノズル本体31が筒内面1a側に立設する吸引用細管である。一本のノズル3が覆い体1の筒本体11の中央域に設けられる。覆い体1の成形時にノズル3の基端部が埋設一体化される。ノズル3の基端にも、前記短管23と同様、埋設一体化を容易にする取付け金具が設けられているが、図示を省略する。
吸引装置4は公知の真空装置(減圧装置)である。該真空装置に配管42の基端部422を接続し、前記ノズル3に配管42の先端部421を接続して、吸引装置4を作動させるとノズル基端口30から空気を吸い込む(図5)。埋設管9の検査箇所6を覆い体1で管内面9a側から覆い、押圧部21で両筒端部12をそれぞれ管内周面91に密着シールさせ、さらにノズル3に接続した吸引装置4を作動させ、検査箇所6を含めて、管内周面91と覆い体1とに取り囲まれた空間Sを減圧吸引すると、図3(ロ)の状態から図5の状態へと進み、空間S内の空気が除かれる。該空間S内の空気が取り除かれ、減圧吸引が進むと、図5のごとく止水装置8Bの上に覆い体1が密着する。斯かる状態下、バルブ43を閉め、減圧吸引を止め放置すれば、検査箇所6の水密性有無を調べる水密性検査機として機能する。
例えば、図5は該減圧吸引を終え、埋設管9の傷んだ部位8Aを管内面9a側から止水装置8Bで修理した検査箇所6及びその周囲の管内面9a上に、覆い体1が被さって密着した状態を示すが、止水装置8Bによる修繕が不完全であると、傷んだ部位8A、止水装置8Bの隙間を通り埋設管9の管内面9a側へ空気や地下水などが侵入し、同図鎖線のごとく覆い体1が膨らむ。止水装置8Bによる修繕が完全であると、埋設管9の外側から加わる大気圧等の空圧や地下水の水圧(白抜き矢印)が加わる状況下でも、それらの圧力を伴った侵入を止水装置8Bで封止,阻止するので、所定時間経過しても覆い体1が止水装置8Bに密着する図5の状態が維持される。
こうして、上記構成された水密性検査機を用い、ノズル3に接続した吸引装置4で、検査箇所6を含めて、管内周面91と覆い体1とが対面して、両者に取り囲まれた空間Sを減圧吸引して、検査箇所6の水密性有無を調べることができる。埋設管9の傷んだ部位8Aを管内面9a側から止水装置8Bで修理した修繕箇所8の水密性良否を、円滑且つ的確に判定できる。尚、本発明でいう覆い体1のゴム製には、ゴムを主要成分とする複合材料のものを含む。また、合成樹脂製のシート状覆い体1とすることもできるが、ゴム製覆い体1の方がより好ましい。ゴムのもつ軟らかくて粘り強く、且つよく伸びる性質が、管内周面91に密着シールさせるのに効果的に働くからである。
(1−2)埋設管の水密性検査方法
次に、前記水密性検査機を使用して、埋設管9の検査箇所6の水密性有無を調べる埋設管の一水密性検査方法を説明する。検査箇所6とは、埋設管9のパッキン71が在る管接続箇所7や、埋設管9の傷んだ部位8Aを管内面9a側から止水装置8Bで修理した修繕箇所8である。
ここでの検査箇所6は、図2のような管損傷部位8Aを止水装置8Bで修復した修繕箇所8とする。水密性検査機は、既述のごとく、可撓性を有する非通気性のシート状又は薄板状とし、且つ埋設管9の管内周面91に少なくとも両筒端部12を筒周方向に当接させることができる筒状の覆い体1と、該覆い体1と別体又は一体化して、前記両筒端部12で筒周方向に一周する押圧部21をそれぞれ設け、該押圧部21を筒端部12の筒半径外方へ向け押圧作動させて、該筒端部12を一周する筒周回部分123の外側を管内面9aに密着させシールするようにした押圧具2と、ノズル基端口30を前記覆い体1の筒外面1b側に露出させて、ノズル本体31が筒内面1aに立設する吸引用ノズル3と、該ノズル3に接続される吸引装置4と、を備える。
埋設管の水密性検査方法は、この実施に先立ち、止水装置8Bによる補修が行われる。管径800mmφ以上の埋設管9には人孔(図示せず)が設けられており、該人孔から埋設管9へ作業者が入ってその傷んだ箇所を図2のような公知(特開2010−19383号公報,特開2011−179555号公報等)の止水装置8Bで修理する(図2)。損傷箇所8Aに管内面9a側から通称、内面バンドと称されるゴムバンド81を周回するようにあてがい、該ゴムバンド81にサポート部83を取付けた後、締付けバンド82や補助バンド84でゴムバンド81が損傷箇所域の管内面9aに固定保持されるようにし、止水処理を完了する。この止水装置8Bの取付け作業終了後、埋設管9の傷んだ箇所8Aを通じて、管外から管内への地下水等の流入、或いは管外へ管内流体の漏れが収まったかどうかを確認する必要があるが、本埋設管の水密性検査方法によって円滑且つ的確に判断できる。
埋設管の水密性検査方法は、まず、覆い体1で検査箇所6を管内面9a側から覆う。図示しない人孔から作業者が埋設管9内へ入って、覆い体1を図2のごとく修繕箇所8まで運ぶ。そして、前記検査箇所6を覆い体1で管内面9a側から覆う(図3のイ)。止水装置8Bが管内面9aから内方へ出っ張る形で取付けられているが、この止水装置8Bに外径の小さな中央筒外径D1の筒本体11の部分を配する格好にする。覆い体1の筒長手方向長さは、埋設管9の管軸方向に配される止水装置8Bの長さよりも大きくしており、覆い体1の両筒端部12が止水装置8Bよりも管軸方向外方にある管内面9aに配設される。外径D2の筒端部12が管内面9a上に配されるが、この段階では、図4(イ)のごとく筒端部12と管内面9aとの間に隙間εがある。また、筒状の覆い体1といってもゴム製薄板状であるため、図3(イ)のように覆い体1を配しても、その上部や側部に位置する部位は垂れ落ちる傾向にある。尚、図1の覆い体1は、筒内面1aから筒外面1bへ向け圧力を加えて筒状であることを模式的に図示するもので、実際の覆い体1は可撓性を有するゴム製であることから、重力で円の部分の筒孔10が潰れる傾向にある。図2のリング孔210も模式的に断面円形に図示するが、図2の状態下のリング孔210は圧力媒体の圧注入がされてないため、未だ潰れている。
埋設管9内で、損傷部位8A,止水装置8Bをほぼ管軸方向中央に、覆い体1の筒長方向中央が配されるようにして、検査箇所6を覆い体1で図3(イ)のごとく管内面9a側から覆う。次いで、押圧部21で両筒端部12をそれぞれ管内周面91に密着シールさせる。
両筒端部12に埋設一体化された押圧部21たる環体部21aのそれぞれ双方に設けた短管23へ導管チューブ26の先端をつなぎ、さらに導管チューブ26の基端を圧発生装置25につないだ後、該圧発生装置25から圧縮エアをリング孔210内へ供給する。それまで筒孔10の断面円形が扁平化状態にあった押圧部21たる環体部21aが、リング孔210内へ該圧縮エアを供給することによって、浮き輪のごとく環状に膨らんでリング環を形成し、これに伴い、覆い体1が埋設管9内で図1のような円筒状になる。と同時に、環体部21aは、図4(イ)の状態から図4(ロ)の状態へと外方に膨らんで、両筒端部12の管内面9a側に配される外面を筒半径外方へ向けて押し、筒端部12と管内周面91とを密着させシールする。リング孔210内への該圧発生装置25の圧力媒体注入により、該環体部21aの外面212側が膨らんで筒端部12の筒半径外方へ向け押圧作動し、該筒端部12の筒周回部分123の外側を管内面9aに密着させシールする。このシールSLで、止水装置8Bの検査箇所6を含んで、管内周面91と覆い体1とで周囲を取り囲んだ空間Sができる。ここで、シールSLが継続維持できれば、その後、弁27を閉にし、圧発生装置25を停止してもよい。
続いて、吸引装置4を作動させ、管内周面91と覆い体1とに取り囲まれた空間Sを減圧吸引して、止水装置8Bたる検査箇所6上及びその周りの管内周面91上へ覆い体1を寄せつける(図5)。空間S内を減圧化,真空化させて、検査箇所6上及びその周りの管内周面91上の全ての表面へ覆い体1を密着させるのが望ましいが、図5のように、ノズル3の近傍で空気が抜けきれない箇所Kが残ってもよい。検査箇所6での水密性有無の判定ができ、特に問題ないからである。
しかる後、ノズル3に近い配管に組込まれたバルブ43を閉めると共に、減圧吸引を止めて、所定時間放置し、該覆い体1の寄せつけ状態が維持されるか否かで検査箇所6の水密性有無を判定する。外周縁を筒端部12と管内面9aとを密着させてシールし、管内周面91と覆い体1とに取り囲まれた空間S内は、減圧化,真空化させて大気圧よりも低くなっている。一方、埋設管9の外側は大気圧下にあり、また地中の埋設管9にあってはさらに土圧や地下水等の水圧も加わる。
止水装置8Bによる修繕箇所8が不十分であると、これらの圧力を受けた空気,地下水が損傷部位8A,止水装置8Bから管内面9a側へ侵入し、図5の鎖線図示のごとく覆い体1が埋設管9内へ向け膨らむ(止水装置8Bの処理が不備な場合)。修繕箇所8が良好であれば、大気や地下水が埋設管9外から管内面9a側へ侵入するのを、止水装置8Bが阻止しており、所定時間経過しても、覆い体1が減圧吸引を止めて放置した最初の図5の姿態をとどめる(止水装置8Bの処理が良好な場合)。
こうして、止水装置8Bによる修繕工事を行った後、その止水処理がうまくいったか、本検査機を用いて水密性有無が確かめられる。
(1−3)効果
このように構成した埋設管の水密性検査方法によれば、特許文献1をはじめ、止水装置8Bで修理した修繕箇所8を覆い部材で覆った後、従来手法の覆われた閉空間S内を加圧してシール性可否を判定するのでないので、作業者の安全確保が図られる。そして、万一、止水装置8Bのシール性が不十分で、うまくいかなくても、加圧するのと違い暴発,破裂といった不測の事態も回避できる。水密性検査時の作業者に加わる心理的負担がない。シールSLがうまくいかず、漏れが発生した場合でも、作業者等への安全性確保が十分図られている。
また、使用する機材を耐圧性のものにする必要がなく、装置コストも安くなる。
さらに、止水装置8Bで修理を行った箇所の水密性可否の判定は、検査箇所6を覆い体1で覆った後、押圧部21で両筒端部12を管内周面91に押圧,シールすると共に、検査箇所を含めて管内周面91と覆い体1とに取り囲まれた空間Sを減圧吸引して、検査箇所6上及びその周りの管内周面91上へ覆い体1を寄せつけ、その後、減圧吸引を止めて覆い体1の経過状況を調べるだけであり、簡単である。検査に要する所要時間も少なく、その判断にかかる作業者負担も少ない。勿論、埋設管9が埋設された状態のまま、修繕箇所8がうまくいったかどうか判断できるので、掘り起こして調べる手法と比較すれば作業時間や労力負担は断然少ない。
加えて、減圧吸引を止めて、該覆い体1の寄せつけ状態が維持されるか否かで検査箇所6の水密性有無を判定するものであり、水密性良否の判定がはっきりと視認でき且つ簡単,明確であり、水密性有無の判定への信頼性が高いなど数々の優れた効果を発揮する。
(2)実施形態2
本実施形態は、図6,図7ごとくの水密性検査方法で、図6が覆い体1を埋設管9内に配した説明断面図で、図3(イ)に対応する図、図7が図6の筒端部12を管内面9aに密着シールさせると共に、検査箇所6を含めて、管内周面91と覆い体1とに取り囲まれた空間Sを減圧吸引した説明断面図である。
水密性検査機は、リング状チューブ管からなる当初は別体の環体部21aを、覆い体1にインサート成形で埋設一体化させる実施形態1の押圧部21でなく、図6のごとく押圧部21が当初から覆い体1の一部をなして筒端部12に形成される。他の水密性検査機の構成は実施形態1と同様で、その説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分であり、その説明を省く。
検査箇所6は、実施形態1のごとく損傷箇所を止水装置8Bで修理した修繕箇所8でなく、埋設管9のパッキン71のシール状況を検査する管接続箇所7とする。
水密性検査方法は、例えば老朽化したパッキン71から漏洩していないかどうか、或いは新規敷設した埋設管9の管接続部72,73に介在シールするパッキン71が十分機能しているかを確かめる。パッキン71の設置場所が検査箇所6であり、止水装置8Bは存在しない。
まず、人孔から作業者が埋設管9内へ入って、覆い体1を修繕箇所8まで運ぶ。そして、覆い体1の筒長方向の中央にパッキン71がある位置にし、図6のごとく管接続部72,73をカバーして、検査箇所6を覆い体1で管内面9a側から覆う。覆い体1の両筒端部12が管接続部72,73よりも管軸方向外方にある管内面9aに配設される。埋設管9内で、覆い体1の筒長方向中央にパッキン71の部位が配されるようにして、その検査箇所6を覆い体1で管内面9a側から覆う。
次いで、圧発生装置25から圧力媒体ARをリング孔210へ供給し、両筒端部12をそれぞれ管内周面91に密着シールさせる(図7)。
続いて、吸引装置4を作動させ、検査箇所6を含んだ管内周面91と覆い体1とに取り囲まれた空間Sを減圧吸引して検査箇所6上及びその周りの管内周面91上へ覆い体1を寄せつける(図7)。符号119は覆い体1のシワで、止水装置8Bがない場合、覆い体1の余剰部分が重なりシワ19になって現れる。
しかる後、ノズル3に近い配管42に組込まれたバルブ43を閉めると共に、減圧吸引を止めて、所定時間放置し、該覆い体1の寄せつけ状態が維持されるか否かで検査箇所6のパッキン71がうまく働いているかどうか判定する。
パッキン71が不十分であると、埋設管9の管外の大気圧や地下水等がパッキン71周りの隙間から管内面9a側へ侵入し、図7の鎖線図示のごとく覆い体1の筒本体11が埋設管9内へ向け膨らむ。パッキン71が正常に働き良好であれば、大気や地下水が埋設管9外から管内面9a側へ侵入するのを、該パッキン71が阻止しており、所定時間経過しても、覆い体1が減圧吸引を止めて放置した図7の当初姿態を維持する。
こうして、パッキン71の検査箇所6について、本検査機を用いて水密性有無が確かめられる。
このように構成した埋設管の水密性検査方法によれば、パッキン71周囲の検査箇所6を覆い体1で覆った後、覆われた閉空間S内を従来のように加圧するのでなく、減圧吸引してシール性可否を判定するので、作業の安全性確保が図られる。その他、実施形態1と同様の効果が得られるだけでなく、覆い体1の成形で、リング孔210を有する押圧部21を同時に形成するので、コスト的に安くできる効果も発揮する。
(3)実施形態3
本実施形態は、図8,図9ごとくの水密性検査方法で、図8が覆い体1を埋設管9内に配した説明断面図で、図3(イ)に対応する図、図9が図8の押圧部21の拡大側面図で、(イ)が図8の左側に在る押圧部21の拡大図、(ロ)が図8の右側に在る押圧部21の拡大図、(ハ)が(ロ)のIX-IX線矢視図である。
水密性検査機は、実施形態1,2のごとく、押圧部21が覆い体1に一体化する実施形態1と異なり、覆い体1に取付け取り外し自在の押圧部21になっている。覆い体1は、可撓性を有する非通気性のシート状又は薄板状とし、且つ埋設管9の管内周面91に少なくとも両筒端部12を筒周方向に当接させることができる筒状とする。
押圧具2たる押圧部21は覆い体1と別体で、図9(イ)の押圧部21は、帯状リングを二つ割りした半割り部21mとボルトBTとからなる。半割り部21mは、帯板を側面視半円形にプレス成形した半割り主部214と、その両端で半径中心方向へ向けて鍔形成した屈曲片215,216とを備える。符号217は屈曲片216の形状維持するための補強片を示す。ボルト側屈曲片215には雌ねじ孔が設けられる。図8のごとく水密性の有無を調べる埋設管9の検査箇所6を、覆い体1で管内面9a側から覆った後、両半割り主部214で図9(イ)のような側面視円形にして、それらの外面を覆い体1の筒内面1aに対面,配置させる。しかる後、前記雌ねじ孔にボルトBTを螺合させ、ボルトBTを締めければ、ボルト先端BT3が相手側屈曲片216の板面に当たり、両半割り主部214でつくる側面視円形部分が図9(イ)の矢印のごとく半径外方へ広がる構成になっている。
また、図9(ロ)の押圧部21は、帯状リングを二つ割りした半割り部21nとボルトBTとナットNとからなる。半割り部21nは、帯板を側面視半円形にプレス成形した半割り主部214と、その両端で半径中心方向へ向けて鍔形成した屈曲片218,219とを備える。ボルト側屈曲片218およびこれに対向する屈曲片219には雌ねじ孔が設けられる。図8のごとく水密性の有無を調べる埋設管9の検査箇所6を、覆い体1で管内面9a側から覆った後、両半割り主部214で側面視円形にして、それらの外面を覆い体1の筒内面1aに対面させる。しかる後、前記雌ねじ孔にボルトBTを螺合させ、ナットNを介在させて、ボルト先端BT3を対向する半割り部21nの屈曲片219の雌ねじ孔へ螺合,貫通させる。その後、ナットNを屈曲片219側へ締めていけば、両半割り主部214でつくる側面視円形部分が図9(ロ)の矢印のごとく半径外方に広がっていく。
他の構成は実施形態1と同様で、その説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
ここでの検査箇所6は、パッキン71が傷んだ埋設管9の管接続箇所7に止水装置8Bを取付けて修理を終えた修繕箇所8とする。
水密性検査方法は、まず、図8のごとくパッキン71が有る管接続部72,73をカバーして、検査箇所6を覆い体1で管内面9a側から覆う。覆い体1の両筒端部12が管接続部72,73、止水装置8Bよりも管軸方向外方にある管内面9aに配設される。埋設管9内で、覆い体1の筒長方向中央に止水装置8Bが配されるようにして、その検査箇所6を覆い体1で管内面9a側から覆う。
続いて、図8の左側の筒端部12は一対の半割り部21mを側面視円形にして筒端部12の筒内面1a側に載置する。その後、図9(イ)のごとくボルトBTを締め付けて半割り部21mがつくる円形を外方へ広げることによって、押圧部21で両筒端部12をそれぞれ管内周面91に密着シールさせる。
図8の右側の筒端部12は、一対の半割り部21nを側面視円形にして筒端部12の筒内面1aに対向,載置する。次いで、図9(ロ)のごとくボルトBTを屈折片218,219に螺合,貫通させる。続いて、ナットNを屈折片219側、ボルト先端BT3側へ向かわせ、半割り部21nがつくる円形を外方へ広げることによって、押圧部21で両筒端部12をそれぞれ管内周面91に密着シールさせる。
後は、実施形態2と同様、吸引装置4を作動させ、管内周面91と覆い体1とに取り囲まれた空間Sを減圧吸引して検査箇所6上及びその周りの管内周面91上へ覆い体1を寄せつける。そうして、実施形態1と同様、ノズル3に近い配管42に組込まれたバルブ43(図示せず)を閉めると共に、減圧吸引を止めて、所定時間放置し、該覆い体1の寄せつけ状態が維持されるか否かで検査箇所6たるパッキン71が働いているかどうか判定する。図7,図8では、押圧具2(押圧部21)のバリエーション説明のため、図9(イ),(ロ)の二種類の押圧具2を用いたが、一種類に限定できる。このように構成した埋設管の水密性検査方法も、実施形態1と同様に効果が得られる。その他、実施形態1,2のような圧発生装置25,導管チューブ26等がないので、より一層の低コスト化を実現できる。
尚、本発明においては前記実施形態に示すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種々変更できる。覆い体1,押圧具2,ノズル3,吸引装置4,検査箇所6等の形状,大きさ,個数,材料,材質等は用途に合わせて適宜選択できる。各実施形態で示した覆い体1や押圧具2,押圧部21の形状は一例であり、これらに限られない。実施形態1は埋設管9の損傷部位8Aを止水装置8Bで止めた箇所を検査箇所6にしたが、パッキン71の管接続箇所7に勿論適用できる。
1 覆い体
1b 筒外面
12 筒端部
123 周回部分
2 押圧具
21 押圧部
210 リング孔
212 外面
23 短管
25 圧発生装置
3 ノズル
4 吸引装置
6 検査箇所
9 埋設管
9a 管内面
91 管内周面

Claims (1)

  1. 埋設管(9)の検査箇所(6)の水密性有無を調べる埋設管の水密性検査方法において、
    可撓性を有する非通気性のシート状又は薄板状とし、且つ埋設管(9)の管内周面(91)に少なくとも両筒端部(12,12)を筒周方向に当接させることができる筒状の覆い体(1)と、該覆い体(1)と別体又は一体化して、前記両筒端部(12,12)で筒周方向に一周する押圧部(21)をそれぞれ設け、該押圧部(21)を筒端部(12)の筒半径外方へ向け押圧作動させて、該筒端部(12)を一周する筒周回部分(123)を管内面(9a)に密着させシールするようにした押圧具(2)と、ノズル基端口(30)を前記覆い体(1)の筒外面(1b)側に露出させて、ノズル本体(31)が筒内面(1a)に立設する吸引用ノズル(3)と、該ノズル(3)に接続される吸引装置(4)と、を備える埋設管の水密性検査機を用い、
    前記検査箇所(6)を覆い体(1)で管内面(9a)側から覆った後、前記押圧部(21)で両筒端部(12,12)をそれぞれ管内周面(91)に密着シールさせ、次いで、この密着シールによって、検査箇所(6)を含めて、管内周面(91)と覆い体(1)とに取り囲まれた空間(S)を、前記吸引装置(4)で減圧吸引して、検査箇所(6)上及びその周りの管内周面(91)上へ覆い体(1)を寄せつけ、その後、減圧吸引を止めて、該覆い体(1)の寄せつけ状態が維持されるか否かで検査箇所(6)の水密性有無を判定することを特徴とする埋設管の水密性検査方法。
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