JP2019134649A - インバータ - Google Patents

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【課題】インバータ装置の入力端子の加工を行いやすくする。【解決手段】インバータは、パワー基板と、制御基板と、コンデンサ基板と、を備える。インバータは、パワー基板に実装された2つの入力端子25を備える。入力端子25は、基部26と、基部26から突出する柱状部27と、柱状部27の外周面から突出する台座部28と、を備える。台座部28には、制御基板が搭載される。基部26の板厚方向の両面のうち、パワー基板に向かい合う面の反対面29は、搭載面30を備える。基部26は、台座部28を柱状部27の軸線方向に投影した部分に設けられた凹部31を備える。凹部31は、搭載面30から凹んでいる。【選択図】図4

Description

本発明は、インバータに関する。
直流電力を交流電力に変換して出力するインバータとしては、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載のインバータは、パワー素子が実装されたパワー基板と、コンデンサが実装されたコンデンサ基板と、制御基板と、を備える。また、インバータは、パワー基板に実装された2つの入力端子を備える。入力端子は、パワー基板に固定される基部と、基部からパワー基板の板厚方向に延びる柱状部と、柱状部の外周面から突出する台座部と、を備える。基部には、コンデンサ基板が搭載されている。これにより、入力端子とコンデンサ基板とが電気的に接続されている。また、台座部には制御基板が搭載されている。このように、入力端子にコンデンサ基板と、制御基板とを支持させることで、パワー基板、コンデンサ基板、及び、制御基板は、互いに間隔を空けて配置されている。
ここで、コンデンサ基板と基部の界面に生じる接触抵抗を減らすため、基部のうちコンデンサ基板と接触する面については、面が滑らかになるように加工を施している。この加工は、加工具によって行われる。
特開2017−22908号公報
ところで、インバータを小型化するため、コンデンサ基板とパワー基板との間隔を短くすると、台座部を基部に近付ける必要がある。すると、台座部と基部との間の間隔が短くなり、台座部と基部との間に加工具が入りにくくなる。
本発明の目的は、入力端子の加工を行いやすいインバータを提供することにある。
上記課題を解決するインバータは、パワー素子が実装されたパワー基板と、コンデンサが実装されたコンデンサ基板と、前記パワー素子を制御する電子部品が実装された制御基板と、前記パワー基板に実装された2つの入力端子と、を備え、前記入力端子は、前記パワー基板に固定される基部と、前記基部から前記パワー基板の板厚方向に延びる柱状部と、前記柱状部の外周面から突出し、前記制御基板が搭載される台座部と、を備え、前記基部は、前記パワー基板に向かい合う面の反対面に設けられ、前記コンデンサ基板が搭載されることで前記コンデンサ基板と電気的に接続される搭載面と、前記基部において、前記台座部を前記柱状部の軸線方向に投影した部分に設けられ、前記搭載面から凹む凹部と、を備え、前記搭載面は、前記凹部の底面に比べて平滑である。
コンデンサ基板は、搭載面に搭載されるため、搭載面よりも凹む凹部を設けた部分にはコンデンサ基板が接触しない。したがって、コンデンサ基板と接触しない非接触面となる凹部の底面には、接触抵抗を減らすために加工を施す必要がない。搭載面は、加工が施されることで、凹部の底面よりも平滑となっている。これにより、入力端子とコンデンサ基板との接触抵抗は低減されている。基部において、台座部を投影した部分がコンデンサ基板と接触しないようにすることで、加工を施すために台座部と基部との間に加工具を挿入する必要がない。このため、入力端子の加工が容易となる。
上記インバータについて、前記コンデンサと、前記制御基板とは、前記制御基板の板厚方向の面に沿う方向に重ねて配置されていてもよい。
これによれば、制御基板とコンデンサ基板との間にコンデンサを配置する場合に比べて、制御基板の板厚方向に対するインバータの小型化が図られる。
本発明によれば、入力端子の加工が行いやすくなる。
インバータの分解斜視図。 パワー基板及びコンデンサ基板の斜視図。 インバータの側面図。 入力端子の斜視図。 入力端子の基部を拡大して示す斜視図。 入力端子の正面図。 入力端子をパワー基板に実装するときの図。 比較例のインバータの側面図。
以下、インバータの一実施形態について説明する。なお、本実施形態のインバータは、バッテリ式の産業車両(フォークリフトなど)に搭載されるインバータである。インバータは、バッテリから入力された直流電力を交流電力(三相交流)に変換して、三相モータに出力する。これにより、三相モータが駆動する。
図1、図2、及び、図3に示すように、インバータ10は、ヒートシンク11を備える。ヒートシンク11は、アルミニウム系金属や銅等の金属製である。ヒートシンク11は、板状の固定部12と、固定部12の板厚方向の一面から突出するフィン13と、を備える。
インバータ10は、パワー基板20と、制御基板60と、コンデンサ基板50と、を備える。制御基板60は、パワー基板20の板厚方向に対して、パワー基板20と間隔を空けて配置されている。コンデンサ基板50は、パワー基板20と、制御基板60との間に配置されている。パワー基板20の板厚方向と、制御基板60の板厚方向と、コンデンサ基板50の板厚方向は一致している。ヒートシンク11、及び、3つの基板20,50,60は、層状に配置されているといえる。
パワー基板20は、固定部12の板厚方向の両面のうちフィン13が設けられた面の反対面に固定されている。本実施形態のパワー基板20は、絶縁金属基板(IMS基板)であり、金属製のベースに絶縁層を設けたものである。パワー基板20は、図示しない導体パターンを備える。
インバータ10は、複数のパワー素子24と、2つの入力端子25と、3つの出力端子35と、2つのスペーサ40と、ピンヘッダ46と、を備える。パワー素子24、入力端子25、出力端子35、スペーサ40、及び、ピンヘッダ46は、パワー基板20に実装されている。本実施形態のパワー素子24は、MOSFETである。なお、パワー素子24としては、MOSFET以外のスイッチング素子(例えば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)を用いることもできる。複数のパワー素子24は、6つのパワー素子群G1,G2,G3,G4,G5,G6に分かれて配置されている。各パワー素子群G1〜G6において、各パワー素子24は、一列に並んでいる。以下、各パワー素子群G1〜G6を構成するパワー素子24の並ぶ方向を第1方向とする。
各パワー素子群G1〜G6は、間隔を空けて並んで配置されている。詳細にいえば、各パワー素子群G1〜G6は、パワー基板20の板厚方向の面に沿う方向のうち、第1方向に交差する方向に並んでいる。以下、各パワー素子群G1〜G6の並ぶ方向を第2方向とする。各パワー素子群G1〜G6は、インバータ10における三相の上下アームを構成している。
2つの入力端子25と、3つの出力端子35は、第2方向に間隔を空けて並んでいる。2つの入力端子25は、各パワー素子群G1〜G6を挟んで配置されている。即ち、入力端子25は、第2方向において、パワー素子群G1〜G6よりもパワー基板20の外縁に寄って配置されている。3つの出力端子35は、2つの入力端子25同士の間に配置されている。入力端子25、及び、出力端子35は、アルミニウム系金属製である。入力端子25、及び、出力端子35は、ダイカスト成型によって製造されている。
図4、及び、図5に示すように、入力端子25は、基部26と、基部26から突出する柱状部27と、柱状部27の外周面から突出する台座部28と、を備える。
基部26は、板状である。基部26の板厚方向の両面のうち、パワー基板20に向かい合う面は、パワー基板20の導体パターンに電気的に接続される。基部26の板厚方向の両面のうち、パワー基板20に向かい合う面の反対面29は、搭載面30を備える。搭載面30は、台座部28を柱状部27の軸線方向に対して基部26に投影した場合に、台座部28が投影されない位置に設けられている。搭載面30と、台座部28とは向かい合わないようになっている。
基部26は、台座部28を柱状部27の軸線方向に投影した部分に設けられた凹部31を備える。凹部31は、コンデンサ基板50を間に挟んで、台座部28と対向している部分に設けられているとも言える。凹部31は、搭載面30から凹んでいる。凹部31を設けることで、反対面29は、搭載面30と、柱状部27の軸線方向に対して搭載面30よりも台座部28から離間した非接触面32と、を備える。非接触面32は、凹部31の底面となる。
搭載面30には、表面を滑らかにする加工(切削加工や研削加工)が施されている。これにより、ダイカスト成型によって製造された段階よりも、搭載面30は滑らかとなっている。一方で、非接触面32には、加工が施されていない。したがって、搭載面30は、非接触面32に比べて平滑である。入力端子25は、基部26に設けられた挿通孔33と、台座部28に設けられた締結穴34と、を備える。
図1に示すように、出力端子35は、基部36と、基部36から突出する柱状部37と、を備える。入力端子25の基部26、及び、出力端子35の基部36は、パワー基板20の導体パターンに接続されている。入力端子25には、バッテリが接続される。出力端子35には、三相モータが接続される。2つのスペーサ40は、第2方向に間隔を空けて並んでいる。各スペーサ40は、出力端子35同士の間に配置されている。スペーサ40は、アルミニウム系金属や銅などの金属製である。ピンヘッダ46は、第1方向において、パワー素子群G1〜G6よりもパワー基板20の外縁に寄って配置されている。
コンデンサ基板50は、入力端子25の基部26、出力端子35の基部36、及び、スペーサ40に重ねて配置されている。コンデンサ基板50は、導体パターン52を備える。コンデンサ基板50は、板厚方向に貫通した第1挿通孔H1を備える。入力端子25の基部26、及び、スペーサ40を介して、コンデンサ基板50とパワー基板20とは、電気的に接続されている。
図6に示すように、コンデンサ基板50は、基部26の搭載面30に接触することで入力端子25に電気的に接続される。一方で、非接触面32は、搭載面30よりもコンデンサ基板50から離間しており、コンデンサ基板50に接触していない。
図1に示すように、インバータ10は、コンデンサ基板50に実装された複数のコンデンサ54を備える。コンデンサ54は、円柱状であり、軸線方向とコンデンサ基板50の板厚方向とが一致するように配置されている。コンデンサ54は、コンデンサ基板50に立設しているといえる。本実施形態において、コンデンサ54は、コンデンサ基板50の一端に集約して配置されている。詳細にいえば、コンデンサ基板50において、第1方向の両縁部のうち一方の縁部に沿って複数のコンデンサ54が配置されている。これにより、コンデンサ基板50において、コンデンサ54が配置されない領域を形成している。
制御基板60は、コンデンサ基板50のうち、コンデンサ54が配置されない領域と向かい合うように配置されている。制御基板60は、板厚方向の面に沿う方向(板厚方向に直交する方向)にコンデンサ54と重なり合うように配置されている。制御基板60は、台座部28に搭載されている。
制御基板60は、板厚方向に貫通した出力孔61を3つ備える。出力端子35の柱状部37は、出力孔61を挿通している。制御基板60は、ピンヘッダ46が挿入されるスルーホール62を備える。制御基板60は、板厚方向に貫通した第2挿通孔H2を複数備える。インバータ10は、制御基板60に実装された複数の電子部品63、電流センサ65、及び、接続部67を備える。電子部品63は、各パワー素子群G1〜G6を制御する制御回路を構成している。制御回路により各パワー素子群G1〜G6が制御(スイッチング制御)されることで、電力変換が行われる。
スルーホール62にピンヘッダ46が挿入されることで、制御基板60とパワー基板20との接続が行われる。電流センサ65は、3つの出力端子35のうちの2つに設けられている。電流センサ65は、コア66と、図示しないホール素子と、を備える。接続部67は、制御基板60の板厚方向の両面のうちパワー基板20に向かい合う面の反対面に設けられている。接続部67は、インバータ10を制御する制御装置(上位制御装置)とインバータ10とを接続するコネクタが挿入される雌コネクタである。
インバータ10は、制御基板60をヒートシンク11に固定するために設けられたブラケット70を備える。ブラケット70は、板状の本体71と、本体71の板厚方向に突出する複数の締結ボス72と、を備える。締結ボス72により、パワー基板20と、制御基板60との間隔が維持されている。ブラケット70は、アルミニウム系金属や銅などの金属製である。
インバータ10は、ブラケット70と制御基板60との間に配置された熱伝導部材91と、ブラケット70とコンデンサ基板50との間に配置された介在熱伝導部材92と、を備える。熱伝導部材91及び介在熱伝導部材92の配置箇所は、電流の集中する箇所や、発熱素子となる電子部品63の近くになるように定められている。熱伝導部材91は、制御基板60からブラケット70に熱を伝導させる。介在熱伝導部材92は、コンデンサ基板50からブラケット70に熱を伝導させる。
インバータ10は、パワー基板20、制御基板60、及び、コンデンサ基板50をヒートシンク11に固定するための複数のネジS1,S2,S3と、絶縁性のカラーCと、を備える。複数のネジS1,S2,S3は、第1ネジS1と、第2ネジS2と、第3ネジS3と、を含む。
複数の第1ネジS1は、カラーCとともにコンデンサ基板50の第1挿通孔H1と、パワー基板20とを挿通して、ヒートシンク11の固定部12に締結されている。これにより、第1ネジS1は、パワー基板20とコンデンサ基板50とを共締めしている。また、複数の第1ネジS1のうち一部の第1ネジS1は、入力端子25の挿通孔33を挿通することで、入力端子25をパワー基板20に固定している。
複数の第2ネジS2は、制御基板60の第2挿通孔H2とパワー基板20とを挿通してヒートシンク11の固定部12に締結されている。これにより、第2ネジS2は、制御基板60とパワー基板20とを共締めしている。
複数の第3ネジS3は、制御基板60の第2挿通孔H2を挿通して、入力端子25の台座部28に設けられた締結穴34に締結されている。これにより、制御基板60は、入力端子25に固定されている。また、複数の第3ネジS3のうち一部の第3ネジS3は、制御基板60の第2挿通孔H2を挿通して、ブラケット70に締結されている。
次に、本実施形態のインバータ10の作用について説明する。
図7に示すように、入力端子25をパワー基板20に実装する際には、ヒートシンク11の固定部12、パワー基板20、及び、コンデンサ基板50を位置決めした状態で、パワー基板20とコンデンサ基板50との間に基部26を挿入する。この際、台座部28と基部26との間隔が短いと、台座部28と基部26との間にコンデンサ基板50が入りにくい。凹部31を設けて、台座部28と基部26との間隔を長くすることで、コンデンサ基板50が台座部28と基部26との間に入りやすくなる。したがって、入力端子25の組み付け性が向上する。
次に、比較例のインバータについて説明する。
図8に示すように、比較例のインバータ100は、コンデンサ基板50と、制御基板60との間にコンデンサ54が配置されている。コンデンサ54は、コンデンサ基板50から立設した状態で配置されている。このため、コンデンサ基板50と、制御基板60との間隔は、コンデンサ54の軸線方向の寸法以上となっている。コンデンサ基板50と、制御基板60との間隔は、実施形態のインバータ10に比べて長い。
入力端子110は、実施形態と同様に、基部111と、柱状部112と、台座部113と、を備える。コンデンサ基板50と、制御基板60との間隔が長いため、基部111と台座部113との間隔も長くなっている。比較例のインバータ100では、各基板20,50,60の板厚方向にインバータが大型化しやすい一方で、基部26の加工を行いやすい。
これに対し、本実施形態のように、コンデンサ54と、制御基板60とを制御基板60の板厚方向の面に沿う方向に重なり合うように配置することで、インバータの小型化を図ることができる。一方で、図6に仮想線で示すように、台座部28を基部26に近付ける必要があり、台座部28と基部26との間に加工具が入りにくくなる。
本実施形態では、凹部31を設けることで、基部26の反対面29のうち台座部28に向かい合う部分はコンデンサ基板50とは接触しない。このため、凹部31の底面となる非接触面32については、接触抵抗を減らすための加工を行う必要がなく、搭載面30のみを加工すればよい。
したがって、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)コンデンサ基板50は、搭載面30に搭載されている。搭載面30には、加工が施されており、非接触面32よりも平滑である。このため、入力端子25とコンデンサ基板50との接触抵抗を小さくできる。基部26において、台座部28を投影した部分には、コンデンサ基板50が接触しないように凹部31を設けている。凹部31の底面となる非接触面32には加工を施す必要がないため、パワー基板20と制御基板60との間隔を短くすることで、台座部28と基部26との間隔が短くなっても、入力端子25の加工が容易である。
なお、基部26に凹部31を設けず、台座部28を投影した部分については、加工を施さない場合、コンデンサ基板50は、加工を施していない部分にも接触することになる。加工を施していない部分は、加工を施した部分(搭載面30)よりも盛り上がっており、コンデンサ基板50ががたつく原因となる。凹部31を設けて、コンデンサ基板50と非接触面32とを非接触とすることで、コンデンサ基板50のがたつきを抑制できる。
(2)コンデンサ54と、制御基板60とは、制御基板60の板厚方向の面に沿う方向に重ねて配置されている。コンデンサ基板50と、制御基板60との間隔をコンデンサ54の軸線方向の寸法以上にする必要がなく、コンデンサ基板50と、制御基板60との間隔を短くできる。このように、コンデンサ基板50と制御基板60との間隔が短くなる配置を採用するときに、実施形態の入力端子25を用いることが好ましい。これにより、インバータ10の小型化と、入力端子25の両立を図ることができる。
なお、実施形態は、以下のように変更してもよい。
○コンデンサ54と、制御基板60とは、制御基板60の板厚方向の面に沿う方向に重なり合っていなくてもよい。この場合、例えば、コンデンサ54の軸線方向がコンデンサ基板50の板厚方向の面に沿う方向と一致するようにコンデンサ54を配置することで、言い換えれば、コンデンサ54の周面とコンデンサ基板50とが向かい合うようにコンデンサ54を配置することで、制御基板60とコンデンサ基板50との間隔を短くできる。
○入力端子25は、ダイカスト成型で製造されていればよく、例えば、マグネシウム製であってもよい。
○ヒートシンク11は、フィン13を有さない放熱板などでもよい。なお、放熱部としては、気体状の冷媒によって冷却されるものでもよいし、液状の冷媒によって冷却されるものでもよい。
○各基板20,50,60は、絶縁金属基板や、プリント基板などどのような基板であってもよい。
○インバータ10は、産業車両に搭載されるものでなくてもよい。
10…インバータ、20…パワー基板、25…入力端子、26…基部、27…柱状部、28…台座部、30…搭載面、31…凹部、32…非接触面(凹部の底面)、50…コンデンサ基板、54…コンデンサ、60…制御基板。

Claims (2)

  1. パワー素子が実装されたパワー基板と、
    コンデンサが実装されたコンデンサ基板と、
    前記パワー素子を制御する電子部品が実装された制御基板と、
    前記パワー基板に実装された2つの入力端子と、を備え、
    前記入力端子は、
    前記パワー基板に固定される基部と、
    前記基部から前記パワー基板の板厚方向に延びる柱状部と、
    前記柱状部の外周面から突出し、前記制御基板が搭載される台座部と、を備え、
    前記基部は、
    前記パワー基板に向かい合う面の反対面に設けられ、前記コンデンサ基板が搭載されることで前記コンデンサ基板と電気的に接続される搭載面と、
    前記基部において、前記台座部を前記柱状部の軸線方向に投影した部分に設けられ、前記搭載面から凹む凹部と、を備え、
    前記搭載面は、前記凹部の底面に比べて平滑であるインバータ。
  2. 前記コンデンサと、前記制御基板とは、前記制御基板の板厚方向の面に沿う方向に重ねて配置されている請求項1に記載のインバータ。
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