JP2019133580A - 区画線検出装置、区画線検出システム、及び区画線検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】目標駐車位置を含む駐車区画に隣接する駐車区画に駐車されている車両の影響で目標駐車位置が正しい位置からずれることを低減できる区画線検出技術を提供する。【解決手段】区画線検出装置は、カメラ撮影画像から第1,2の区画線を検出する検出部と、第1の区画線及び第2の区画線の間に目標駐車位置を算出する位置算出部と、第1の区画線を第1の新たな区画線に更新する更新部と、を備える。更新部は、検出部が目標駐車位置から第1の区画線を跨いだ位置に第1の新たな区画線を検出した場合に、第1の新たな区画線の車両側の端部に対応する端点と第2の区画線の車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、第2の区画線とのなす第1の角が第1の所定範囲外であれば、第1の区画線を第1の新たな区画線に更新しない。【選択図】図1
Description
本発明は、駐車区画を示す区画線を検出する技術に関する。
特許文献1で提案されている車載画像処理装置は、直線検出部によって検出された複数の直線から選択された2つの直線によって構成される直線の組が所定の条件を満たす場合、当該直線の組を駐車枠候補として検出している。
特許文献1では、上記所定の条件として、直線同士の幅の長さが所定の範囲内に属することと、直線同士のなす角の平行の程度が所定の範囲内に属することが例示されている。そして、上記所定の条件に含まれる追加条件として、直線同士の輝度が一致する、コントラストが一致する、長さが一致する、太さが一致する、色が一致する、及び直線同士の幅の長さが所定の範囲内に属する直線の組が連続して出現することの少なくとも1つが例示されている。
特許文献1で提案されている車載画像処理装置では、目標駐車位置を含む駐車区画に隣接する駐車区画に駐車されている車両のボディラインが、直線検出部によって検出された複数の直線から選択された2つの直線の1つとなり、上記所定の条件を満たすおそれがあった。すなわち、隣接する駐車区画に駐車されている車両のボディラインを駐車枠の一部として誤検出する場合があった。このような場合、目標駐車位置を含む駐車区画に隣接する駐車区画に駐車されている車両の影響で目標駐車位置が正しい位置からずれることになる。
本発明は、上記の課題に鑑み、目標駐車位置を含む駐車区画に隣接する駐車区画に駐車されている車両の影響で目標駐車位置が正しい位置からずれることを低減できる区画線検出技術を提供することを目的とする。
本発明に係る区画線検出装置は、車両の周辺を撮影するカメラで得られた撮影画像から第1の区画線及び第2の区画線を検出する検出部と、前記第1の区画線及び前記第2の区画線の間に目標駐車位置を算出する位置算出部と、前記第1の区画線を第1の新たな区画線に更新する更新部と、を備え、前記更新部は、前記検出部が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記第1の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第2の区画線とのなす第1の角が第1の所定範囲内であれば、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新し、前記第1の角が前記第1の所定範囲外であれば、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新しない構成(第1の構成)である。
また、上記第1の構成の区画線検出装置において、前記第1の角が鋭角であり、前記第1の所定範囲が第1の閾角度以上である構成(第2の構成)であってもよい。
また、上記第1又は第2の構成の区画線検出装置において、前記更新部は、前記検出部が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記第1の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第2の区画線の垂線とのなす角を算出する構成(第3の構成)であってもよい。なお、上記第3の構成の代わりに、前記更新部は、前記検出部が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記第1の角を算出する構成であってもよい。
また、上記第1〜第3いずれかの構成の区画線検出装置において、前記検出部は、前記第1の区画線の前記車両側の端部に対応する端点を基準として、前記第1の新たな区画線の検出範囲を設定する構成(第4の構成)であってもよい。
また、上記第1〜第4いずれかの構成の区画線検出装置において、前記更新部は、前記検出部が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記撮影画像に基づいて算出される前記第1の新たな区画線の信頼度から前記撮影画像に基づいて算出される前記第1の区画線の信頼度を引いた値が第1の所定値以下であれば、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新しない構成(第5の構成)であってもよい。
また、上記第5の構成の区画線検出装置において、前記更新部は、前記検出部が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記撮影画像に基づいて算出される前記第1の新たな区画線の信頼度から前記撮影画像に基づいて算出される前記第1の区画線の信頼度を引いた値が第1の所定値以下であれば、前記第1の角を算出しない構成(第6の構成)であってもよい。
また、上記第6の構成の区画線検出装置において、前記更新部は、前記検出部が前記目標駐車位置から前記第2の区画線を跨いだ位置に第2の新たな区画線を検出した場合に、前記第2の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第1の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第1の区画線とのなす第2の角が第2の所定範囲内であれば、前記第2の区画線を前記第2の新たな区画線に更新し、前記第2の角が前記第2の所定範囲外であれば、前記第2の区画線を前記第2の新たな区画線に更新せず、前記検出部が前記目標駐車位置から前記第2の区画線を跨いだ位置に前記第2の新たな区画線を検出した場合に、前記撮影画像に基づいて算出される前記第2の新たな区画線の信頼度から前記撮影画像に基づいて算出される前記第2の区画線の信頼度を引いた値が第2の所定値以下であれば、前記第2の区画線を前記第2の新たな区画線に更新せず且つ前記第2の角を算出せず、前記検出部は、前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点を基準として、前記第2の新たな区画線の検出範囲を設定する構成(第7の構成)であってもよい。
本発明に係る他の区画線検出装置は、車両の周辺を撮影するカメラで得られた撮影画像から第1の区画線及び第2の区画線を検出する検出部と、前記第1の区画線及び前記第2の区画線の間に目標駐車位置を算出する位置算出部と、前記第1の区画線を第1の新たな区画線に更新する更新部と、を備え、前記更新部は、前記検出部が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記第1の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第2の区画線の垂線とのなす第1の鋭角が減少した場合に、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新し、前記第1の鋭角が増加した場合に、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新しない構成(第8の構成)である。
本発明に係る区画線検出システムは、車両の周辺を撮影するカメラと、上記第1〜第8いずれかの構成の区画線検出装置と、を備える構成(第9の構成)である。
本発明に係る区画線検出方法は、車両の周辺を撮影するカメラで得られた撮影画像から第1の区画線及び第2の区画線を検出する検出工程と、前記第1の区画線及び前記第2の区画線の間に目標駐車位置を算出する位置算出工程と、前記第1の区画線を第1の新たな区画線に更新する更新工程と、を備え、前記更新工程は、前記検出工程が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記第1の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第2の区画線とのなす第1の角が第1の所定範囲内であれば、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新し、前記第1の角が前記第1の所定範囲外であれば、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新しない構成(第10の構成)である。
本発明に係る他の区画線検出方法は、車両の周辺を撮影するカメラで得られた撮影画像から第1の区画線及び第2の区画線を検出する検出工程と、前記第1の区画線及び前記第2の区画線の間に目標駐車位置を算出する位置算出工程と、前記第1の区画線を第1の新たな区画線に更新する更新工程と、を備え、前記更新工程は、前記検出工程が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記第1の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第2の区画線の垂線とのなす第1の鋭角が減少した場合に、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新し、前記第1の鋭角が増加した場合に、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新しない構成(第11の構成)である。
本発明の区画線検出技術によれば、目標駐車位置から第1の区画線を跨いだ位置に第1の新たな区画線が検出された場合に、第1の新たな区画線の車両側の端部に対応する端点と第2の区画線の車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、第2の区画線とのなす第1の角が第1の所定範囲外であれば、第1の区画線を第1の新たな区画線に更新しない。これにより、目標駐車位置を含む駐車区画に隣接する駐車区画に駐車されている車両のボディラインが第1の新たな区画線として検出された場合には第1の区画線が更新されない。したがって、目標駐車位置を含む駐車区画に隣接する駐車区画に駐車されている車両の影響で目標駐車位置が正しい位置からずれることを低減できる。
本発明の他の区画線検出技術によれば、目標駐車位置から第1の区画線を跨いだ位置に第1の新たな区画線が検出された場合に、第1の新たな区画線の車両側の端部に対応する端点と第2の区画線の車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、第1の区画線の垂線とのなす第1の鋭角が増加した場合に、第1の区画線を第1の新たな区画線に更新しない。これにより、他車両が隣接駐車区画に移動して駐車し、第1の区画線として認識されるオブジェクトが隣接駐車区画の駐車枠から他車両のボディラインへ移動した場合、第1の区画線が更新されない。したがって、目標駐車位置を含む駐車区画に隣接する駐車区画に駐車されている車両の影響で目標駐車位置が正しい位置からずれることを低減できる。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明では、車両の直進進行方向であって、運転席からステアリングに向かう方向を「前方向」と呼ぶ。また、車両の直進進行方向であって、ステアリングから運転席に向かう方向を「後方向」と呼ぶ。また、車両の直進進行方向及び鉛直線に垂直な方向であって、前方向を向いている運転手の右側から左側に向かう方向を「左方向」と呼ぶ。また、車両の直進進行方向及び鉛直線に垂直な方向であって、前方向を向いている運転手の左側から右側に向かう方向を「右方向」と呼ぶ。
また、本実施形態では、区画線検出装置を搭載している車両の特定点を原点とした座標系(ワールド座標系)を用いる。車両の特定点は、車両の前端から後方向に有効長(車両の全長からリアオーバーハングを引いた長さ)離れており、且つ、車両の左右方向の中央である点としている。そして、車両の前後方向をZ軸方向(後方向がZ軸の正方向)とし、車両の左右方向をX軸方向(左方向がX軸の正方向)としている。
<1.区画線検出装置の構成>
図1は、区画線検出装置の構成例を示す図である。区画線検出装置の一例である区画線検出ECU(Electric Control Unit)1は、撮影部2に接続されるとともに、車両制御ECU3などにCAN(Controller Area Network)などの車載ネットワーク4を介して接続される。そして、区画線検出ECU1及び撮影部2によって区画線検出システムが構成される。
図1は、区画線検出装置の構成例を示す図である。区画線検出装置の一例である区画線検出ECU(Electric Control Unit)1は、撮影部2に接続されるとともに、車両制御ECU3などにCAN(Controller Area Network)などの車載ネットワーク4を介して接続される。そして、区画線検出ECU1及び撮影部2によって区画線検出システムが構成される。
撮影部2は、3つのカメラ21〜23を備える。カメラ21は車両の後端に設けられる。このため、カメラ21をバックカメラ21とも呼ぶ。バックカメラ21の光軸は上面視で車両の前後方向に沿っている。バックカメラ21は車両の後方向を撮影する。バックカメラ21の取付位置は、車両の左右中央であることが望ましいが、左右中央から左右方向に多少ずれた位置であってもよい。
カメラ22は車両の左側ドアミラーに設けられる。このため、カメラ22を左サイドカメラ22とも呼ぶ。また車両がいわゆるドアミラーレス車である場合には、左サイドカメラ22は、左サイドドアの回転軸(ヒンジ部)の周辺にドアミラーを介することなく取り付けられる。左サイドカメラ22の光軸は上面視で車両の左右方向に沿っている。左サイドカメラ22は車両の左方向を撮影する。カメラ23は車両の右側ドアミラーに設けられる。このため、カメラ23を右サイドカメラ23とも呼ぶ。また車両がいわゆるドアミラーレス車である場合には、右サイドカメラ23は、右サイドドアの回転軸(ヒンジ部)の周辺にドアミラーを介することなく取り付けられる。右サイドカメラ23の光軸は上面視で車両の左右方向に沿っている。右サイドカメラ23は車両の右方向を撮影する。
本実施形態では区画線検出ECU1が各カメラ21〜23の撮影画像を取得するが、撮影部2から左サイドカメラ22及び右サイドカメラ23を除いて区画線検出ECU1がバックカメラ21の撮影画像のみを取得する構成にしてもよい。
区画線検出ECU1は、映像取得部10と、検出部11と、位置算出部12と、更新部13と、端点座標算出部14と、を備える。区画線検出ECU1は、例えば制御部と記憶部とによって構成することができる。制御部は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)を備えるコンピュータである。記憶部は、区画線検出ECU1が映像取得部10、検出部11、位置算出部12、更新部13、及び端点座標算出部14として動作するために必要なコンピュータプログラム及びデータを不揮発的に記憶する。記憶部としては、例えば、EEPROM、フラッシュメモリ等を用いることができる。
映像取得部10は、各カメラ21〜23からアナログ又はデジタルの撮影画像を所定の周期(例えば、1/30秒周期)で時間的に連続して取得する。そして、取得した時間的に連続した撮影画像(取得した映像)がアナログの場合には、映像取得部10は、そのアナログの撮影画像をデジタルの撮影画像に変換(A/D変換)する。
検出部11は、映像取得部10から出力される撮影画像から駐車区画を示す第1の区画線及び第2の区画線をエッジ抽出などの画像処理を利用して検出する。第1の区画線及び第2の区画線は駐車場の路面に白線などで描かれている。図2(a)〜(d)にそれぞれ例示する駐車区画の上面図では、理想的には、グレーの点線D1で囲った部分が第1の区画線として検出され、グレーの点線D2で囲った部分が第2の区画線として検出される。
検出部11は、1回目の検出では撮影画像の全領域を関心領域(区画線を検出することができる範囲)とし、2回目以降の検出では第1の区画線の車両側の端部に対応する第1の端点座標及び第2の区画線の車両側の端部に対応する第2の端点座標に基づいて関心領域を設定する。これにより、検出部11は、2回目以降の検出において、第1の区画線及び第2の区画線を追従して検出することができる。
また、検出部11は、第1の区画線の車両側の端部に対応する第1の端点座標を基準として、第1の新たな区画線の検出範囲(例えば第1の端点座標を中心とする所定サイズの正方形領域)を設定し、第2の区画線の車両側の端部に対応する第2の端点座標を基準として、第2の新たな区画線の検出範囲(例えば第2の端点座標を中心とする所定サイズの正方形領域)を設定する。このように、第1の新たな区画線の検出範囲及び第2の新たな区画線の検出範囲を絞ることによって、第1の新たな区画線及び第1の新たな区画線の誤検出を低減することができる。
位置算出部12は、第1の区画線の車両側の端部に対応する第1の端点座標及び第2の区画線の車両側の端部に対応する第2の端点座標に基づいて、第1の区画線と第2の区画線の間に目標駐車位置を算出する。なお、第1の区画線が幅を持つ線として検出された場合、例えば車両側の端部の幅方向中央位置を第1の端点座標とすればよい。同様に、第2の区画線が幅を持つ線として検出された場合、例えば車両側の端部の幅方向中央位置を第2の端点座標とすればよい。
更新部13は、検出部11が第1の新たな区画線を検出した場合に、所定の条件を満たせば第1の区画線を第1の新たな区画線に更新し、検出部11が第2の新たな区画線を検出した場合に、所定の条件を満たせば第2の区画線を第2の新たな区画線に更新する。
端点座標算出部14は、第1の区画線の車両側の端部に対応する第1の端点座標及び第2の区画線の車両側の端部に対応する第2の端点座標を算出する。
車両制御ECU3は、ドライバーによる操作に従って例えば車両の向きや速度等を制御し、車載ネットワーク4を介して区画線検出ECU1から送られてくる情報に従って例えば車両の向き等を制御する。
区画線検出ECU1の位置算出部12は、目標駐車位置に関する情報を車両制御ECU3に出力する機能を有している。本実施形態では、位置算出部12は目標駐車位置の座標を車両制御ECU3に出力する。これにより、例えば車両を駐車区画に移動させるときに車両の向き(ステアリングの舵角)を車両制御ECU3が自動制御することができる。
<2.区画線検出装置の動作>
図3は、区画線検出装置の一例である区画線検出ECU1の動作例を示すフローチャートである。区画線検出ECU1の動作開始イベントが発生すると、区画線検出ECU1は図3に示すフローチャートの動作を開始する。区画線検出ECU1の動作開始イベントとしては、例えば、車両のシフトレバーの位置がリバースレンジに切り替わったこと等を挙げることができる。なお、区画線検出ECU1の動作開始と同時に撮影部2も動作を開始する。
図3は、区画線検出装置の一例である区画線検出ECU1の動作例を示すフローチャートである。区画線検出ECU1の動作開始イベントが発生すると、区画線検出ECU1は図3に示すフローチャートの動作を開始する。区画線検出ECU1の動作開始イベントとしては、例えば、車両のシフトレバーの位置がリバースレンジに切り替わったこと等を挙げることができる。なお、区画線検出ECU1の動作開始と同時に撮影部2も動作を開始する。
まず、検出部11が、撮影画像の全領域を関心領域として、第1の区画線及び第2の区画線の検出を試みる(ステップS1)。
第1の区画線及び第2の区画線が検出されると、位置算出部12が第1の区画線の車両側の端部に対応する第1の端点座標及び第2の区画線の車両側の端部に対応する第2の端点座標に基づいて目標駐車位置を算出する(ステップS2)。ステップS2の具体的な処理内容について図4に示すフローチャート及び図5に示す上面図を参照して説明する。
まず、位置算出部12は、第1の端点座標EP1から車両とは逆側に向かって有効長L0(車両の全長からリアオーバーハングを引いた長さ)離れている第1の座標A1を算出する(ステップS2_1)。次に、位置算出部12は、第2の端点座標EP2から車両とは逆側に向かって有効長L0離れている第2の座標A2を算出する(ステップS2_2)。
次に、位置算出部12は、第1の区画線の長手方向と垂直な方向に第1の座標A1から第2の区画線に向かって第1の端点座標EP1と第2の区画線との距離Wの半分離れている第3の座標A3を算出し、第1の区画線の長手方向と垂直な方向に第1の座標A1から第2の区画線とは逆側に向かって距離Wの半分離れている第4の座標A4を算出する(ステップS2_3)。さらに、位置算出部12は、第2の区画線の長手方向と垂直な方向に第2の座標A2から第1の区画線側に向かって距離Wの半分離れている第5の座標A5を算出し、第2の区画線の方向と垂直な方向に第2の座標A2から第1の区画線とは逆側に向かって距離Wの半分離れている第6の座標A6を算出する(ステップS2_4)。
そして、位置算出部12は、第3の座標A3〜第6の座標A6のうち2点間距離が最小になる2つの座標を選択し(ステップS2_5)、選択した2つの座標のうち車両に近い方の座標(原点との距離が小さい方の座標)を目標駐車位置の座標とし(ステップS2_6)、目標駐車位置の座標の算出処理を終了する。
図4に示すフローチャートの処理によって、目標駐車位置の座標を第1の区画線及び第2の区画線の車両側の端部(駐車区画の入り口)から駐車区画の奥行き方向に有効長L0だけ奥に入り、且つ第1の区画線及び第2の区画線の中央である位置にすることができる。
図3に戻って、目標駐車位置の座標の算出処理が終了した後の動作について説明する。ステップS2に続くステップS3において、端点座標算出部14は、前回第1の区画線及び第2の区画線を検出したタイミングから所定時間(例えば288ms)経過したときの第1の区画線の車両側の端部に対応する第1の端点座標及び第2の区画線の車両側の端部に対応する第2の端点座標を、目標駐車位置の座標から逆算する。ステップS3の具体的な処理内容について図6に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、端点座標算出部14は、目標駐車位置の座標を補正する(ステップS3_1)。具体的には、端点座標算出部14は、車両制御ECU3から取得した情報に基づいて、前回第1の区画線及び第2の区画線を検出したタイミングから所定時間経過したときの車両の推定移動量を求め、その推定移動量に基づいて目標駐車位置の座標を補正する。
次に、端点座標算出部14は、補正後の目標駐車位置の座標から第1の区画線及び第2の区画線の長手方向に目標駐車位置から車両側に向かって有効長L0離れている中点座標を算出する(ステップS3_2)。
次に、端点座標算出部14は、第1の区画線及び第2の区画線の長手方向と垂直な方向に中点座標から第1の区画線側に向かって上述した距離Wの半分離れている第1の端点座標を算出する(ステップS3_3)。
次に、端点座標算出部14は、第1の区画線及び第2の区画線の長手方向と垂直な方向に中点座標から第2の区画線側に向かって上述した距離Wの半分離れている第2の端点座標を算出し(ステップS3_4)、端点座標の算出処理を終了する。なお、第1の区画線の長手方向と第2の区画線の長手方向とが若干異なる場合には、第1の区画線の長手方向、第2の区画線の長手方向、及び第1の区画線と第2の区画線の平均長手方向の長手方向のいずれかを、第1の区画線及び第2の区画線の長手方向とすればよい。
図3に戻って、端点座標の算出処理が終了した後の動作について説明する。ステップS3に続くステップS4において、検出部11は、端点座標算出部14によって算出される第1の端点座標及び第2の端点座標に基づいて関心領域を設定する。これにより、関心領域の範囲を狭くすることができるので、検出部11での誤検出を低減することができる。
検出部11は、端点座標算出部14によって算出される第1の端点座標を内包する第1の関心領域を設定し、端点座標算出部14によって算出される第2の端点座標を内包する第2の関心領域を設定する。
なお、第1の関心領域と第2の関心領域とは互いに分離していることが望ましい。これにより、関心領域の範囲をより一層狭くすることができるので、検出部11での誤検出をより一層低減することができる。そして、検出部11での誤検出を効果的に低減するために、第1の関心領域の上面視面積及び第2の関心領域の上面視面積はそれぞれ、少なくとも車両の上面視面積よりも小さくしておくことが望ましい。また、第1の関心領域の上面視形状を長方形とし、第1の関心領域の長手方向を第1の区画線の長手方向と一致させ、第2の関心領域の上面視形状を長方形とし、第2の関心領域の長手方向を第2の区画線の長手方向と一致させることが望ましい。この形状の工夫によっても第1の関心領域の上面視面積及び第2の関心領域の上面視面積の低減を図ることができる。
ステップS4に続くステップS5において、検出部11は、第1の区画線、第2の区画線、第1の新たな区画線、及び第2の新たな区画線の検出を試みる。
ステップS5において検出部11が第1の新たな区画線を検出した場合、更新部13は、第1の区画線を第1の新たな区画線に更新するか否かを判断する(ステップS6)。同様に、ステップS5において検出部11が第2の新たな区画線を検出した場合、更新部13は、第2の区画線を第2の新たな区画線に更新するか否かを判断する(ステップS6)。ステップS5において検出部11が第1の新たな区画線も第2の新たな区画線も検出しなかった場合、更新部13は、更新しないと判断する(ステップS6)。なお、第1の区画線を第1の新たな区画線に更新するか否かの判断と、第2の区画線を第2の新たな区画線に更新するか否かの判断とで、判断基準として用いる所定値や所定角度を共通化してもよく別々の値としてもよい。
以下、ステップS5において検出部11が第1の新たな区画線を検出した場合を例に挙げて、ステップS6の処理を説明する。
検出部11が目標駐車位置から第1の区画線を跨がない位置に第1の新たな区画線を検出した場合に、更新部13は、第1の区画線の信頼度から第1の新たな区画線の信頼度を引いた値が所定値V1以下であれば、第1の区画線を第1の新たな区画線に更新し、第1の区画線の信頼度から第1の新たな区画線の信頼度を引いた値が所定値V1より大きければ、第1の区画線を第1の新たな区画線に更新しない。
第1の区画線の信頼度は、車両の周辺を撮影するカメラで得られた撮影画像から求めることができ、例えば、第1の区画線の輝度、コントラスト、形状などに基づいて算出される。そして、第1の区画線の信頼度は、算出された後、時間経過とともに減少していくように設定すればよい。同様に、第1の新たな区画線の信頼度は、車両の周辺を撮影するカメラで得られた撮影画像から求めることができ、例えば、第1の新たな区画線の輝度、コントラスト、形状などに基づいて算出される。そして、第1の新たな区画線の信頼度は、算出された後、時間経過とともに減少していくように設定すればよい。
検出部11が目標駐車位置から第1の区画線を跨いだ位置に第1の新たな区画線を検出した場合に、更新部13は、図7に示すフローチャートの処理を実行する。
ステップS11において、更新部13は、第1の新たな区画線の信頼度R1から第1の区画線の信頼度R2を引いた値が所定値V1以下であるか否かを判定する。
第1の新たな区画線の信頼度R1から第1の区画線の信頼度R2を引いた値が所定値V1以下であれば、更新部13は、後述する鋭角θを算出することなく、第1の区画線を第1の新たな区画線に更新しないと判断し(ステップS12)、図7に示すフローチャートの処理を終了する。これにより、更新部13が不要な鋭角θの算出を行わないようにすることができるので、更新部13の処理負荷を軽減することができる。また、これにより、検出部11が目標駐車位置から第1の区画線を跨がない位置に第1の新たな区画線を検出した場合に、第1の区画線を第1の新たな区画線に更新し難くなる。したがって、駐車区画が誤って広く設定されることを低減することができる。
一方、第1の新たな区画線の信頼度R1から第1の区画線の信頼度R2を引いた値が所定値V1より大きければ、更新部13は、鋭角θを算出する(ステップS13)。なお、鋭角θは、第1の新たな区画線の車両側の端部に対応する端点座標EP3と第2の区画線の車両側の端部に対応する端点座標EP2とを結ぶ直線L1と、第2の区画線の垂線L2とのなす鋭角である。
ステップS13に続くステップS14において、更新部13は鋭角θが所定角度θ1以下であるか否かを判定する。
鋭角θが所定角度θ1以下であれば、更新部13は第1の区画線を第1の新たな区画線に更新して(ステップS15)、図7に示すフローチャートの処理を終了する。
一方、鋭角θが所定角度θ1より大きければ、更新部13は第1の区画線を第1の新たな区画線に更新しないと判断して(ステップS16)、図7に示すフローチャートの処理を終了する。これにより、例えば図8に示すように目標駐車位置を含む駐車区画に隣接する駐車区画に駐車されている車両101の前輪と後輪との間の車体下端ラインを検出部11が第1の新たな区画線L3であると誤検出した場合でも、第1の区画線を第1の新たな区画線に更新しない。したがって、目標駐車位置を含む駐車区画に隣接する駐車区画に駐車されている車両100の影響で目標駐車位置が正しい位置からずれることを低減できる。
ステップS6に続くステップS7において、区画線検出ECU1は、区画線検出ECU1の終了イベントが発生しているか否かを確認する。区画線検出ECU1の動作終了イベントとしては、例えば、目標駐車位置の座標と原点との距離が略零である所定値以下になったこと、車両のシフトレバーの位置がリバースレンジから他のレンジに切り替わったこと等を挙げることができる。
区画線検出ECU1の動作終了イベントが発生していなければ、ステップS2に戻る。一方、区画線検出ECU1の動作終了イベントが発生していれば、区画線検出ECU1は図3に示すフローチャートの動作を終了する。
なお、ステップS7を実施する代わりに、区画線検出ECU1の動作終了イベントが発生しているか否かを区画線検出ECU1がフローチャートの動作中常時監視し、区画線検出ECU1の動作終了イベントが発生すれば直ちにフローチャートの動作を終了するようにしてもよい。この場合、ステップS6の処理が終わるとステップS2に戻るようにすればよい。
<3.留意事項>
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
例えば、区画線検出ECU1が、第1の区画線及び第2の区画線に関連する情報を表示装置に出力し、その表示装置がカメラ映像に第1の区画線と、第2の区画線と、第1の区画線及び第2の区画線に基づいて設定される駐車枠と、を重畳して表示してもよい。この重畳表示によって車両のドライバーは駐車区画を明確に認識することができる。
また、上記実施形態では、鋭角θが所定角度θ1以下であれば第1の区画線を第1の新たな区画線に更新し、鋭角θが所定角度θ1より大きければ第1の区画線を第1の新たな区画線に更新しないとした。しかし、鋭角θが減少した場合に第1の区画線を第1の新たな区画線に更新し、鋭角θが増加した場合に第1の区画線を第1の新たな区画線に更新しないとしてもよい。鋭角θが減少した場合とは、駐車していた隣接車両が移動して第1の区画線として認識されるオブジェクトが隣接車両のボディラインから駐車枠へ移動した場合である。また、鋭角θが増加した場合とは、他車両が隣接駐車区画に移動して駐車し、第1の区画線として認識されるオブジェクトが隣接駐車区画の駐車枠から他車両のボディラインへ移動した場合である。
1 区画線検出ECU
10 映像取得部
11 検出部
12 位置算出部
13 更新部
14 端点座標算出部
2 撮影部
21〜23 カメラ
3 車両制御ECU
4 車載ネットワーク
10 映像取得部
11 検出部
12 位置算出部
13 更新部
14 端点座標算出部
2 撮影部
21〜23 カメラ
3 車両制御ECU
4 車載ネットワーク
Claims (11)
- 車両の周辺を撮影するカメラで得られた撮影画像から第1の区画線及び第2の区画線を検出する検出部と、
前記第1の区画線及び前記第2の区画線の間に目標駐車位置を算出する位置算出部と、
前記第1の区画線を第1の新たな区画線に更新する更新部と、を備え、
前記更新部は、
前記検出部が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記第1の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第2の区画線とのなす第1の角が第1の所定範囲内であれば、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新し、前記第1の角が前記第1の所定範囲外であれば、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新しない、区画線検出装置。 - 前記第1の角が鋭角であり、
前記第1の所定範囲が第1の閾角度以上である、請求項1に記載の区画線検出装置。 - 前記更新部は、
前記検出部が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記第1の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第2の区画線の垂線とのなす角を算出する、請求項1又は請求項2に記載の区画線検出装置。 - 前記検出部は、
前記第1の区画線の前記車両側の端部に対応する端点を基準として、前記第1の新たな区画線の検出範囲を設定する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の区画線検出装置。 - 前記更新部は、
前記検出部が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記撮影画像に基づいて算出される前記第1の新たな区画線の信頼度から前記撮影画像に基づいて算出される前記第1の区画線の信頼度を引いた値が第1の所定値以下であれば、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新しない、請求項1〜4のいずれか一項に記載の区画線検出装置。 - 前記更新部は、
前記検出部が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記撮影画像に基づいて算出される前記第1の新たな区画線の信頼度から前記撮影画像に基づいて算出される前記第1の区画線の信頼度を引いた値が第1の所定値以下であれば、前記第1の角を算出しない、請求項5に記載の区画線検出装置。 - 前記更新部は、
前記検出部が前記目標駐車位置から前記第2の区画線を跨いだ位置に第2の新たな区画線を検出した場合に、前記第2の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第1の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第1の区画線とのなす第2の角が第2の所定範囲内であれば、前記第2の区画線を前記第2の新たな区画線に更新し、前記第2の角が前記第2の所定範囲外であれば、前記第2の区画線を前記第2の新たな区画線に更新せず、
前記検出部が前記目標駐車位置から前記第2の区画線を跨いだ位置に前記第2の新たな区画線を検出した場合に、前記撮影画像に基づいて算出される前記第2の新たな区画線の信頼度から前記撮影画像に基づいて算出される前記第2の区画線の信頼度を引いた値が第2の所定値以下であれば、前記第2の区画線を前記第2の新たな区画線に更新せず且つ前記第2の角を算出せず、
前記検出部は、
前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点を基準として、前記第2の新たな区画線の検出範囲を設定する、請求項6に記載の区画線検出装置。 - 車両の周辺を撮影するカメラで得られた撮影画像から第1の区画線及び第2の区画線を検出する検出部と、
前記第1の区画線及び前記第2の区画線の間に目標駐車位置を算出する位置算出部と、
前記第1の区画線を第1の新たな区画線に更新する更新部と、を備え、
前記更新部は、
前記検出部が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記第1の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第2の区画線の垂線とのなす第1の鋭角が減少した場合に、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新し、前記第1の鋭角が増加した場合に、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新しない、区画線検出装置。 - 車両の周辺を撮影するカメラと、
請求項1〜8のいずれか一項に記載の区画線検出装置と、を備える、区画線検出システム。 - 車両の周辺を撮影するカメラで得られた撮影画像から第1の区画線及び第2の区画線を検出する検出工程と、
前記第1の区画線及び前記第2の区画線の間に目標駐車位置を算出する位置算出工程と、
前記第1の区画線を第1の新たな区画線に更新する更新工程と、を備え、
前記更新工程は、
前記検出工程が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記第1の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第2の区画線とのなす第1の角が第1の所定範囲内であれば、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新し、前記第1の角が前記第1の所定範囲外であれば、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新しない、区画線検出方法。 - 車両の周辺を撮影するカメラで得られた撮影画像から第1の区画線及び第2の区画線を検出する検出工程と、
前記第1の区画線及び前記第2の区画線の間に目標駐車位置を算出する位置算出工程と、
前記第1の区画線を第1の新たな区画線に更新する更新工程と、を備え、
前記更新工程は、
前記検出工程が前記目標駐車位置から前記第1の区画線を跨いだ位置に前記第1の新たな区画線を検出した場合に、前記第1の新たな区画線の前記車両側の端部に対応する端点と前記第2の区画線の前記車両側の端部に対応する端点とを結ぶ直線と、前記第2の区画線の垂線とのなす第1の鋭角が減少した場合に、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新し、前記第1の鋭角が増加した場合に、前記第1の区画線を前記第1の新たな区画線に更新しない、区画線検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018017399A JP2019133580A (ja) | 2018-02-02 | 2018-02-02 | 区画線検出装置、区画線検出システム、及び区画線検出方法 |
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JP2018017399A JP2019133580A (ja) | 2018-02-02 | 2018-02-02 | 区画線検出装置、区画線検出システム、及び区画線検出方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021064146A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | アイシン精機株式会社 | 駐車支援装置 |
CN114550485A (zh) * | 2020-11-26 | 2022-05-27 | 上海汽车集团股份有限公司 | 一种车位检测方法及装置 |
-
2018
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JP7380058B2 (ja) | 2019-10-11 | 2023-11-15 | 株式会社アイシン | 駐車支援装置 |
CN114550485A (zh) * | 2020-11-26 | 2022-05-27 | 上海汽车集团股份有限公司 | 一种车位检测方法及装置 |
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