JP2019133553A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】患者に対して処方される複数の薬剤の組合せを改善することにより処方の再設計を行うことのできる情報処理装置を提供する。【解決手段】ユーザ端末20Aに通信ネットワークを介して接続された情報処理装置10であって、患者に対する薬剤の処方に関する情報である1次処方情報を取得する取得部131と、薬剤の効能に関する情報である効能情報を含む所定の効能副作用データベース30に基づいて、取得された1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより処方の再設計を行う処方再設計部132と、処方再設計部132による処方の再設計の結果をユーザ端末20Aに送信する送信部133と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
患者は通常、身体の不調を覚えた場合には、当該不調を専門に取り扱う医師から診察を受ける。そして、医師は、診察の結果に応じて、服用すべき薬の種類及び用法・用量等を記載した処方箋を患者に対して処方する。例えば、特許文献1には、作成された処方箋等の第1文書と連携して、注意喚起又は服薬指導文書等の第2文書を作成することができる情報処理装置が開示されている。
特開2017−27512号公報
複数の病気を患っている患者に対しては、複数の医師から多くの様々な薬が処方される場合がある。多くの薬が処方されると、相互作用により有害事象が生じ、それを治すために更に薬が追加で処方される場合がある。また、処方されている薬の情報が一元的に管理されずに、同一の効能を有する異なる薬が患者に処方されてしまう場合もある。このように、多くの薬が処方されると、国際的に定義されている10剤以上の処方である多剤処方(ポリファーマシー)や不適切な処方がなされ、患者に薬による有害事象を惹起する可能性が高くなる。また、現状では、その有害事象を惹起する可能性についての根拠となる情報を有するデータベースへのアクセスは容易ではない。
本発明のいくつかの態様は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、患者に対して処方される複数の薬剤の組合せを改善することにより処方の再設計を行うことのできる情報処理装置を提供することを目的とする。また、本発明のいくつかの態様は、処方の再設計を行い、且つ改善させるための根拠を示すデータベースにアクセスし、当該根拠となる情報を表示することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、ユーザ端末に通信ネットワークを介して接続された情報処理装置であって、患者に対する薬剤の処方に関する情報である1次処方情報を取得する取得部と、薬剤の効能に関する情報である効能情報を含む所定の効能副作用データベースに基づいて、取得された1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより処方の再設計を行う処方再設計部と、処方再設計部による処方の再設計の結果をユーザ端末に送信する送信部と、を備える。ここで、効能情報は、薬剤の副作用に関する情報である副作用情報を含んでもよい。
また、本発明の他の一態様に係る情報処理装置においては、処方再設計部は、所定の効能副作用データベースに基づいて、取得された1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより少なくとも一の2次処方情報を生成する生成部を含み、送信部は、生成された少なくとも一の2次処方情報をユーザ端末に送信する。
これら態様によれば、情報処理装置は、1次処方情報を取得し、薬剤の効能情報を含む所定のデータベースに基づいて、1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより、少なくとも一の2次処方情報を生成すること等によって処方の再設計を行う。そして、情報処理装置は、当該2次処方情報等の処方の再設計の結果を、通信ネットワークを介して接続されたユーザ端末に送信する。したがって、1次処方情報に含まれる多剤処方や不適切な処方が見直され、患者に対して処方される複数の薬剤の組合せが改善される。そのため、患者の処方の再設計を行うことが可能となる。
また、本発明の他の一態様に係る情報処理装置においては、所定の効能副作用データベースは、効能情報の根拠に関する情報である根拠情報を含み、生成部は、更に、所定の効能副作用データベースに基づいて、2次処方情報において種類及び/又は量が調整された薬剤に係る根拠情報を生成し、送信部は、生成された少なくとも一の2次処方情報及び根拠情報をユーザ端末に送信する。
この態様によれば、情報処理装置は、処方の再設計の結果と共に根拠情報を生成し、ユーザ端末に送信することが可能となる。したがって、ユーザは、処方の再設計の結果の根拠を把握することができるため、納得感をもって処方の再設計を行うことが可能となる。
本発明によれば、患者に対して処方される複数の薬剤の組合せを改善することにより処方の再設計を行うことのできる情報処理装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る処方再設計システム1の一例を示すネットワーク構成図である。 サーバ10の機能上の構成を示すブロック図である。 ユーザ端末20Aの機能上の構成を示すブロック図である。 処方再設計システム1の動作の一例を示す動作フロー図である。 1次処方情報の一例を示す図である。 2次処方情報の一例を示す図である。 2次処方情報画面100の一例を示す図である。 他の2次処方情報画面200の一例を示す図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。(なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。)
(1)処方再設計システム1の構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る処方再設計システム1の一例を示すネットワーク構成図である。
処方再設計システム1は、患者に対する薬剤の処方に関する情報である1次処方情報に基づいて、例えば、当該1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量が調整された少なくとも一の2次処方情報を生成することにより、処方の再設計を行うためのシステムである。ここで、1次処方情報は、具体的には、患者の識別情報に紐付けられた、当該患者に対して処方された薬剤に関する情報であって、処方日時、処方者、処方時の診察結果、処方された薬剤の種類や用法・用量等の情報を含んでもよい。1次処方情報は、例えば、処方箋である。しかしながら、1次処方情報は、処方箋に限らず、患者に対する薬剤の処方に関する任意の情報を含んでもよい。処方再設計システム1は、インターネット等の通信ネットワーク2を介して互いに通信可能に接続された、サーバ10と、ユーザ端末20A、20B、20Cと、効能副作用データベース30と、保険者データベース40とを備える。サーバ10は、処方の再設計を行う情報処理装置の一例であって、例えば、ユーザ端末20A等から患者に対する薬剤の処方に係る1次処方情報を受け付け、当該1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより、少なくとも一の2次処方情報を生成し、ユーザ端末20A等に送信する。ユーザ端末20A、20B、20Cは、患者や医療関係者等が利用するための端末であり、1次処方情報等の入力を受け付け、2次処方情報等の処方の再設計の結果を表示する。サーバ10、及びユーザ端末20A、20B、20Cの構成については、後述する。
効能副作用データベース30は、薬剤の効能に関する情報である効能情報を含むデータベースである。効能情報は、例えば、患者の症状に対する薬剤の一般的な効果に関する情報だけでなく、薬剤の副作用に関する情報(副作用情報)を含む。ここで、副作用情報とは、例えば、ある薬剤の効能が他の薬剤の効能に及ぼす影響、ある薬剤の効能と他の薬剤の効能との類似度、及びある薬剤の効能が患者に対して与える悪影響等の情報を含むが、この限りではない。効能副作用データベース30は、副作用情報のデータベースとして、例えば、併用禁忌データベース、重複データベース、及びクライテリアデータベース等を含む。併用禁忌データベースは、互いの効能に対して悪影響を及ぼす薬剤の組合せに関するデータベースである。重複データベースは、同一又は類似する効能を有する薬剤の組合せに関するデータベースである。クライテリアデータベースは、所定の基準に基づいて服用を避けるべきと認定された薬剤に関するデータベース(例えば、公知の「Beers基準」、「高齢者薬物治療ガイドライン2015」、及び「STOP&START」等)である。また、効能副作用データベース30は、例えば、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が公表する医薬品効能副作用データベース(JADER)に含まれる情報、米国の食品医薬品庁(FDA)が公表するFDA有害事象報告システム(FAERS)に含まれる情報、日本病院薬剤師会データベースに含まれる情報、PubMed等の学術文献データベースに含まれる情報、添付文書の情報等を含む。なお、効能副作用データベース30は、上述したデータベース等に含まれる情報には限られず、薬剤の効能に関する任意の情報を含んでもよい。
効能副作用データベース30は、更に、上述した効能情報の根拠(エビデンス)に関する情報である根拠情報を含んでいてもよい。根拠情報は、効能情報に関する実験データや臨床試験データ等の客観的なエビデンスとなる情報であり、例えば、文献(書誌情報及び本文等を含む)、当該文献の添付文書、クライテリア、症例報告等を含んでもよい。根拠情報は、例えば、上述したJADER、FAERS、日本病院薬剤師会データベース、及びPubmed等に含まれる情報を含んでもよい。
保険者データベース40は、患者に対する薬剤の処方に係る1次処方情報を記憶して、当該1次処方情報を一元的に管理するデータベース(処方情報データベース)である。保険者データベース40は、例えば、健康保険事業の運営主体(都道府県や市町村等の国民健康保険の運営主体や、全国健康保険協会及び健康保険組合等、その他任意の運営主体を含む)が利用するデータベースである。保険者データベース40は、例えば、サーバ10からの要求に応じて、当該1次処方情報をサーバ10に提供することができる。
図2は、サーバ10の機能上の構成を示すブロック図である。サーバ10は、サーバ通信部11と、サーバ記憶部12と、サーバ処理部13とを備える。
サーバ通信部11は、サーバ10を通信ネットワーク2に接続するための通信インターフェース回路を備え、通信ネットワーク2との間で通信を行う。そして、サーバ通信部11は、ユーザ端末20A、20B、20C、効能副作用データベース30及び保険者データベース40等から受信したデータをサーバ処理部13に供給する。また、サーバ通信部11は、サーバ処理部13から供給されたデータを、ユーザ端末20A、20B、20C、効能副作用データベース30及び保険者データベース40等に送信する。
サーバ記憶部12は、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備え、サーバ処理部13での処理に用いられるコンピュータプログラム及びデータ等を記憶する。例えば、サーバ記憶部12は、コンピュータプログラムとして、処方の再設計に係るアプリケーションプログラムを記憶する。
サーバ処理部13は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。サーバ処理部13は、例えばCPUであり、サーバ10の全体的な動作を統括的に制御する。サーバ処理部13は、サーバ記憶部12に記憶されているプログラム等に基づいてサーバ10の各種処理が適切な手順で実行されるように、サーバ10の各部の動作を制御する。
サーバ処理部13は、取得部131と、生成部132と、送信部133とを備える。これらの各部は、サーバ記憶部12に記憶された処方の再設計に係るアプリケーションプログラムに基づいて、サーバ処理部13が備えるプロセッサで実行される機能モジュールである。取得部131は、ユーザ端末20A、20B、20C及び保険者データベース40等から、患者に対する薬剤の処方に係る1次処方情報等を取得する。送信部133は、後述する処方再設計部による処方の再設計の結果(例えば、生成部132により生成された2次処方情報等)をユーザ端末20A、20B、20C等に送信する。
生成部132は、所定の効能副作用データベースに基づいて1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより処方の再設計を行う処方再設計部の一例である。生成部132は、例えば、上述した効能副作用データベース30に含まれる所定のデータベースに基づいて生成されたアルゴリズムである。そして、当該アルゴリズムは、取得部131が取得した1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより少なくとも一の2次処方情報を生成するためのアルゴリズムである。ここで、「薬剤の種類及び/又は量を調整する」とは、ある薬剤の量の一部を削減することの他、ある薬剤の量の全部を削除すること(当該薬剤の処方自体を削除すること)、ある薬剤を代替薬剤に変更すること、薬剤の種類を変更すること、及び薬剤の種類の組み合わせを変更すること等を含むものとする。例えば、生成部132は、予想される有害事象の重篤度にしたがって重み付けを行い、重篤度が強いものから薬剤の量が削減された複数の2次処方情報を生成してもよい。また、例えば、生成部132は、患者に係る検査値(腎機能や肝機能に関する検査値)が利用可能な場合、当該検査値に照らし合わせて薬剤の種類、量などを検討した上で、2次処方情報を生成してもよい。当該検査値は、任意の機能を評価するための任意の評価式によって算出される値を含んでもよい。例えば、腎機能を評価するためのCLcr値は、年齢に基づいて、{(年齢−25)×1.0%}の評価式により算出される。或いは、当該CLcr値は、性別、年齢、体重、及び血清クレアチニン値に基づいて、男性の場合は{(140−年齢)×体重(kg)}/{72×血清クレアチニン値(mg/dL)}の評価式により、女性の場合は上記男性のCLcr値×0.8の評価式により、それぞれ算出される(Cockroft−Caultの式)。
また、例えば、生成部132は、患者の希望や好みを反映させてもよく、安全性を最優先した2次処方情報、患者の好みを反映させた2次処方情報、バランスを重んじた2次処方情報等の複数の2次処方情報を生成してもよい。また、例えば、生成部132は、単純に個々の薬剤について発現しやすい有害事象を避けて2次処方情報を生成してもよい。また、例えば、生成部132は、性別、年齢、体重、腎機能、肝機能など薬物代謝や排出に関する基本項目を組み入れて2次処方情報を生成してもよい。
生成部132が備える上述したアルゴリズムは、例えば、効能副作用データベース30に含まれる所定の情報に基づいて機械学習により生成されたアルゴリズムであってもよい。当該機械学習は、教師あり学習、教師なし学習、強化学習、ニューラルネットワーク、遺伝的プログラミング、サポートベクターマシン、クラスタリング、ベイジアンネットワーク等の任意の方式により実行されるものであってよい。或いは、当該アルゴリズムは、効能副作用データベース30に含まれる複数の情報を統合して新たに生成されたデータベースに基づいて、1次処方情報の入力に対して2次処方情報を出力するアルゴリズムであってもよい。
図3は、ユーザ端末20Aの機能上の構成を示すブロック図である。例えば、ユーザ端末20Aは、患者Aが利用する端末であり、ユーザ端末20Bは、医師Bが利用する端末であり、ユーザ端末20Cは、薬剤師Cが利用する端末である。以下では、ユーザ端末20Aについて説明する。なお、ユーザ端末20B及び20Cの構成は、ユーザ端末20Aの構成と同様であるため、説明を省略する。なお、ユーザ端末20A〜20Cを利用する主体は、上述した者に限られず、看護師その他の医療従事者や、保険者、その他の任意の者であってよい。
ユーザ端末20Aは、サーバ10から2次処方情報等を取得し、当該2次処方情報等を利用者に対して表示する。そのために、ユーザ端末20Aは、ユーザ端末通信部21Aと、ユーザ端末記憶部22Aと、ユーザ端末処理部23Aと、ユーザ端末操作部24Aと、ユーザ端末表示部25Aとを備える。
ユーザ端末通信部21Aは、ユーザ端末20Aを通信ネットワーク2に接続するための通信インターフェース回路を備え、通信ネットワーク2との間で通信を行う。そして、ユーザ端末通信部21Aは、サーバ10等から受信したデータをユーザ端末処理部23Aに供給する。また、ユーザ端末通信部21Aは、ユーザ端末処理部23Aから供給されたデータをサーバ10等に送信する。
ユーザ端末記憶部22Aは、例えば、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備える。ユーザ端末記憶部22Aは、ユーザ端末処理部23Aでの処理に用いられるコンピュータプログラム及びデータ等を記憶する。例えば、ユーザ端末記憶部22Aは、コンピュータプログラムとして、1次処方情報等を入力することにより、サーバ10等から取得された2次処方情報等を表示するアプリケーションプログラムを記憶する。また,ユーザ端末記憶部22Aは、データとして、患者に対する薬剤の処方に係る1次処方情報を記憶してもよい。当該1次処方情報は、具体的には、患者の識別情報に紐付けられた、当該患者に対して処方された薬剤に関する情報であって、処方日時、処方者、処方時の診察結果、処方された薬剤の種類や用法・用量等の情報を含んでもよい。
ユーザ端末処理部23Aは、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を備える。ユーザ端末処理部23Aは、例えばCPUであり、ユーザ端末20Aの全体的な動作を統括的に制御する。ユーザ端末処理部23Aは、ユーザ端末記憶部22Aに記憶されているプログラム等に基づいてユーザ端末20Aの各種処理が適切な手順で実行されるように、ユーザ端末20Aの各部の動作を制御する。ユーザ端末処理部23Aは、例えば、後述するユーザ端末操作部24Aの操作により入力された患者に対する薬剤の処方に係る情報(1次処方情報)をサーバ10に送信する。また、ユーザ端末処理部23Aは、サーバ10から受信した、1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより生成された2次処方情報を、後述するユーザ端末表示部25Aに表示する。
ユーザ端末操作部24Aは、例えば、操作パネルに設けられた操作ボタン等によって実現される。ユーザ端末操作部24Aは、ユーザ端末20Aの操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパッド、キーボード、ボタン等である。ユーザ端末操作部24Aは、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、ユーザの指示として、ユーザ端末処理部23Aに供給される。
ユーザ端末表示部25Aは、映像や画像等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。ユーザ端末表示部25Aは、ユーザ端末処理部23Aから供給された画像データに応じた画像等を表示する。
(2)処方再設計システム1の動作
図4は、処方再設計システム1の動作の一例を示す動作フロー図である。以下では、ユーザ端末20Bを利用する医師Bが、サーバ10にアクセスし、患者Aの1次処方情報に基づいて生成された少なくとも一の2次処方情報を参照し、患者Aの処方の見直し(再設計)を行う利用シーンを例として説明する。なお、利用シーンは、これに限られず、例えば、患者Aがユーザ端末20Aを介してサーバ10にアクセスし、自ら処方の再設計を行う場合や、薬剤師Cがユーザ端末20Cを介してサーバ10にアクセスし、患者Aの処方の再設計を行う場合等であってもよい。
(ステップS10)
まず、医師Bが、患者Aに対するヒアリングを行った上で患者Aに対する薬剤の処方に係る情報(1次処方情報)をユーザ端末操作部24Bの操作により入力すると、ユーザ端末処理部23Bは当該1次処方情報を受け付ける。
図5は、1次処方情報の一例を示す図である(今井博久、徳田安春編集「解消!ポリファーマシー 上手なくすりの減らし方」じほう、2016年8月31日、p.44−53頁)。例えば、患者Aに対して、複数の医師や病院から異なる時期に複数の薬剤が処方されているものとする。その結果、図5に示すとおり、現在、内科及び整形外科において以下に示す合計16種類の薬剤(括弧内は当該薬剤の用法や用量等である)が、患者Aに対して処方されているものとする。
<内科>
1.アリセプト錠(5mg 1錠)
2.アムロジン錠(5mg 1錠)
3.オルメテック錠(20mg 1錠)
4.ラシックス錠(20mg 1錠)
5.バファリン配合錠A81(1錠 1日1回朝食後28日分)
6.リスモダンR錠(150mg 2錠 1日2回朝夕食後28日分)
7.ガスター錠(10mg 2錠 1日2回朝食後・就寝前28日分)
8.デパス錠(0.5mg 1錠 1日1回就寝前28日分)
9.メチコバール錠(500μg 3錠)
10.ガスモチン錠(5mg 3錠)
11.マグミット錠(330mg 3錠 1日3回朝夕食後28日分)
12.リポバス錠(5mg 1日1回朝食後28日分)
13.イトラコナゾール錠(50mg 1錠 1日1回朝食後28日分)
<整形外科>
14.ロキソニン錠(60mg 3錠)
15.ムコスタ錠(100mg 3錠 1日3回朝昼夕食後28日分)
16.モーラステープL(40mg 1日1回腰に貼付 28枚)
なお、ステップS10においては、ユーザ端末20Bのユーザ端末処理部23Bは、1次処方情報の他に、患者の状態に係る情報(状態情報)を受け付けてもよい。当該状態情報は、例えば、患者Aの現病名、年齢、性別、身長、体重、及び既往歴等の情報(属性情報)や、患者Aが表明した様々な訴え(副作用症状や希望等を含む)に関する情報(訴え情報)や、患者の検査により取得される臨床検査値等の情報(検査情報)等の任意の情報を含んでもよい。
(ステップS11)
次に、ユーザ端末20Bのユーザ端末処理部23Bは、ステップS10で受け付けた1次処方情報を、サーバ10に送信する。このとき、ステップS10において、1次処方情報の他に患者Aの状態情報も受け付けている場合は、ユーザ端末処理部23Bは、1次処方情報と共に当該状態情報もサーバ10に送信する。そして、サーバ10の取得部131は、1次処方情報(及び状態情報)を取得する。
なお、ステップS10及びS11においては、サーバ10は、ユーザ端末20Bから1次処方情報を取得するものとした。しかしながら、サーバ10は、ユーザ端末20Bから受信した要求に基づいて、1次処方情報を一元的に管理している保険者データベース40から当該1次処方情報を取得してもよい。当該構成によれば、患者Aや医師Bが患者Aに処方されている薬剤の全情報(1次処方情報)を有していない場合でも、保険者データベース40から1次処方情報を取得することができる。
(ステップS12)
次に、サーバ10の生成部132は、ステップS11で取得した1次処方情報(及び状態情報)に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより少なくとも一の2次処方情報を生成する。このとき、生成部132は、種類及び/又は量が調整された薬剤に関して、上述の効能副作用データベース30に含まれる根拠情報を2次処方情報と併せて生成してもよい。
図6は、2次処方情報の一例を示す図である。図6では、2次処方情報において処方が削除された薬剤には取り消し線が付されている。1次処方情報が16種類の薬剤を含むのと比較して、2次処方情報は、当該16種類より少ない11種類の薬剤を含んでいる。
図6に示すとおり、当該2次処方情報では、「6.リスモダンR錠」、「13.イトラコナゾール錠」、及び「14.ロキソニン錠」が削除されている。生成部132は、当該2次処方情報の生成において、例えば以下のような判断プロセスを経ている。生成部132は、効能副作用データベース30において「6.リスモダンR錠」が服用を避けるべき薬剤と認定されていることから、当該薬剤の処方を取りやめるべきものと判断する。また、生成部132は、効能副作用データベース30において「13.イトラコナゾール」は「12.リポバス錠」と併せて服用すべきではないとされていることから、当該「13.イトラコナゾール」の処方を取りやめるべきものと判断する。また、生成部132は、効能副作用データベース30において「14.ロキソニン錠」は「16.モーラステープL」と効能が類似するものとされていることから、当該「14.ロキソニン錠」の処方を取りやめるべきものと判断する。
(ステップS13)
次に、サーバ10の送信部133は、ステップS12において生成された少なくとも一の2次処方情報を、ユーザ端末20Bに送信する。このとき、送信部133は、ステップS12において根拠情報が生成されている場合、2次処方情報と共に根拠情報を、ユーザ端末20Bに送信する。
(ステップS14)
次に、ユーザ端末20Bのユーザ端末処理部23Bは、受信した少なくとも一の2次処方情報に基づいて、ユーザ端末表示部25Bに2次処方情報画面を表示する。このとき、ユーザ端末処理部23Bは、根拠情報も受信している場合は、2次処方情報画面に根拠情報を含めてもよい。また、ユーザ端末処理部23Bは、患者の状態情報を受け付けている場合は、2次処方情報画面に患者の状態情報を含めてもよい。
図7は、2次処方情報画面100の一例を示す図である。
図7に示す2次処方情報画面100は、例えば、患者Aが利用するユーザ端末20A、及び医師Bが利用するユーザ端末20B等に表示される画面である。図7に示すとおり、2次処方情報画面100は、2次処方情報領域101と、根拠情報領域102と、患者の状態情報領域103とを含む。2次処方情報領域101には、2次処方情報のA案、B案、及びC案などの複数の「処方の再設計」案として、調整の前後それぞれの薬剤と用法・用量等が表示される。例えば、A案は、16種類の薬剤を6種類に削減する案であり、B案は、16種類の薬剤を9種類に削減する案であり、C案は、16種類の薬剤を11種類に削減する案である。なお、A案、B案、及びC案のそれぞれにおいて、調整(処方の再設計)の前後を通じて同じく処方されている薬剤について、その量を削減してもよい。A案、B案、及びC案の並び順は、例えば、予想される有害事象の重篤度が強いものから薬剤の種類及び/又は量が調整された順番であってもよいが、これに限られない。
根拠情報領域102には、2次処方情報の案毎に、上述した根拠情報が表示される。根拠情報は、効能情報に関する実験データや臨床試験データ等の客観的なエビデンスとなる情報であり、例えば、文献の書誌情報や抄録その他の本文の内容、当該文献の添付文書、クライテリア、症例報告等を含んでもよい。また、根拠情報は、例えば、上述したJADER、FAERS、日本病院薬剤師会データベース、及びPubmed等に含まれる情報を含んでもよい。
患者の状態情報領域103には、上述した当該患者の状態情報が表示される。当該状態情報は、例えば、患者Aの現病名、年齢、性別、身長、体重、及び既往歴等の情報(属性情報)や、患者Aが表明した様々な訴え(副作用症状や希望等を含む)に関する情報(訴え情報)や、患者の検査により取得される臨床検査値等の情報(検査情報)等の任意の情報を含んでもよい。
図8は、他の2次処方情報画面200の一例を示す図である。
2次処方情報画面200は、例えば、薬剤師Cが利用するユーザ端末20C等に表示される画面である。2次処方情報画面200は、薬剤に係る専門的な知識を有する薬剤師Cが参照するための画面であり、図7に示した2次処方情報画面100よりも情報量が多い。2次処方情報画面200は、2次処方情報領域201と、患者の状態情報領域203とを含む。2次処方情報領域201には、図7に示した2次処方情報領域101に表示された数よりも多い、5つの2次処方情報の案(A案、B案、C案、D案、及びE案)が表示される。また、患者の状態情報領域203には患者の状態情報領域103と同様の情報や、患者に係る各種の検査値等のグラフや、患者からのヒアリング情報等から抽出された現病名や身体状態などの、より詳細な情報が表示される。
なお、図7に示した2次処方情報画面100は、薬剤師Cが利用するユーザ端末20Cに表示されてもよい。また、図8に示した2次処方情報画面200は、患者Aが利用するユーザ端末20A、及び医師Bが利用するユーザ端末20Bに表示されてもよい。
以上のとおり、本実施形態に係る処方再設計システム1では、サーバ10は、1次処方情報を取得し、薬剤の効能情報を含む所定の効能副作用データベースに基づいて、1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより少なくとも一の2次処方情報を生成する。そして、サーバ10は、生成された少なくとも一の2次処方情報を、通信ネットワーク2を介して接続されたユーザ端末20A等に送信する。したがって、1次処方情報に含まれる多剤処方や不適切な処方が見直され、患者に対して処方される複数の薬剤の組合せが改善される。そのため、患者の処方の再設計を行うことが可能となる。
また、本実施形態に係る処方再設計システム1では、所定の効能副作用データベースは効能情報の根拠に関する情報である根拠情報を含み、サーバ10は、2次処方情報において種類及び/又は量が調整された薬剤に係る根拠情報を生成し、当該根拠情報をユーザ端末に送信してもよい。したがって、処方再設計システム1により、患者や医療関係者(医師や薬剤師)等は、客観的なエビデンスに基づく2次処方情報の提示を受けることができる。
また、本実施形態に係る処方再設計システム1では、生成部は、1次処方情報に含まれる薬剤の量の一部若しくは全部を削除し、又は当該薬剤を代替薬剤に変更することにより、少なくとも一の2次処方情報を生成してもよい。したがって、処方再設計システム1により、1次処方情報に含まれる多剤処方や不適切な処方が見直され、患者に対して処方される複数の薬剤の組合せが改善される。そのため、患者の処方の再設計を行うことが可能となる。
また、本実施形態に係る処方再設計システム1では、取得部は、1次処方情報を記憶する保険者データベース40(処方情報データベース)から、1次処方情報を取得してもよい。したがって、処方再設計システム1により、患者や医師が1次処方情報を有していない場合でも、保険者データベース40(処方情報データベース)から1次処方情報を取得することができる。
また、本実施形態に係る処方再設計システム1では、取得部は、患者の状態情報を更に取得し、生成部は、患者の状態情報に応じて、少なくとも一の2次処方情報を生成してもよい。また、患者の状態情報は、現病名や年齢などの属性情報、訴え情報、及び検査情報のうち少なくとも一を含んでもよい。したがって、処方再設計システム1により、患者の属性情報(年齢、性別等)、訴え、及び健康状態等の少なくともいずれかが考慮された2次処方情報によって、処方の再設計を行うことができる。
(3)変形例
上述した実施形態においては、ユーザ端末は、少なくとも一の2次処方情報を表示するものとした。この点、例えば、薬剤の処方権を持つ医師等が利用するユーザ端末は、サーバ10から受信した少なくとも一の2次処方情報のうち、選択された一の2次処方情報を新たな処方箋として出力してもよい。例えば、まず、当該ユーザ端末は、薬剤の処方権等の所定の権限を有するユーザ(例えば、医師)に係るユーザ識別情報の入力を受け付け、当該ユーザを認証する。このとき、例えば、ユーザ端末は、ユーザ端末に予め記憶されたユーザ識別情報のテーブルに基づいて、受け付けたユーザ識別情報を認証してもよい。或いは、ユーザ端末は、当該ユーザ識別情報を含んだ認証要求をサーバ10等の他の管理装置に送信し、当該他の管理装置において実行された認証結果を受信することにより、受け付けたユーザ識別情報を認証してもよい。そして、ユーザ端末は、サーバ10から受信した少なくとも一の2次処方情報のうちから一の2次処方情報を選択するためのユーザによる操作を受け付け、当該選択された一の2次処方情報を出力する。当該出力の態様は特に限定されないが、例えば、ユーザ端末等が備える表示部への表示、紙等の印刷物への印刷等を含んでもよい。また、ユーザ端末は、当該選択された一の2次処方情報を保険者データベース40に送信し、保険者データベース40は受信した当該2次処方情報を、当該2次処方情報に係る患者の新たな処方箋として記憶してもよい。
上述した実施形態においては、患者に対して医師が処方の再設計を提供する場合を例として説明を行った。しかしながら、本実施形態に係る処方再設計システム1の利用シーンは、これに限られず、薬剤の処方に関わる様々なステークホルダーによる様々な利用シーンが想定され得る。とりわけ、保険者は多数の患者の処方情報を一元的に管理する立場にあるため、保険者が当該処方再設計システム1を利用することによってもたらされる効果は特に大きく、医療費の増加が問題視される昨今において特に大きな恩恵がもたらされるといえる。例えば、保険者は、ユーザ端末等を利用して少なくとも一の2次処方情報を医師に提示し、医師による新たな処方箋の発行を促すことができる。そして、当該新たな処方箋を保険者データベース40等に登録することにより、多剤処方や不適切処方を削減することができる。このように、多数の患者の処方情報を一元的に管理する保険者が処方再設計システム1を利用することにより、医療費の大幅な削減につなげることが可能となる。
1…処方再設計システム、2…通信ネットワーク、10…サーバ、11…サーバ通信部、12…サーバ記憶部、13…サーバ処理部、131…取得部、132…生成部、133…送信部、20A、20B、20C…ユーザ端末、21A…ユーザ端末通信部、22A…ユーザ端末記憶部、23A、23B…ユーザ端末処理部、24A…ユーザ端末操作部、25A、25B…ユーザ端末表示部、30…効能副作用データベース、40…保険者データベース

Claims (9)

  1. ユーザ端末に通信ネットワークを介して接続された情報処理装置であって、
    患者に対する薬剤の処方に関する情報である1次処方情報を取得する取得部と、
    薬剤の効能に関する情報である効能情報を含む所定の効能副作用データベースに基づいて、取得された前記1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより処方の再設計を行う処方再設計部と、
    前記処方再設計部による処方の再設計の結果を前記ユーザ端末に送信する送信部と、を備える情報処理装置。
  2. 前記処方再設計部は、前記所定の効能副作用データベースに基づいて、取得された前記1次処方情報に含まれる薬剤の種類及び/又は量を調整することにより少なくとも一の2次処方情報を生成する生成部を含み、
    前記送信部は、生成された前記少なくとも一の2次処方情報を前記ユーザ端末に送信する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の効能副作用データベースは、前記効能情報の根拠に関する情報である根拠情報を含み、
    前記生成部は、更に、前記所定の効能副作用データベースに基づいて、前記2次処方情報において種類及び/又は量が調整された薬剤に係る前記根拠情報を生成し、
    前記送信部は、生成された前記少なくとも一の2次処方情報及び前記根拠情報を前記ユーザ端末に送信する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 薬剤の効能に関する前記所定の効能副作用データベースは、薬剤の併用禁忌に係るデータベース、薬剤の効能の重複に係るデータベース、及び避けるべき薬剤に係るデータベースのうちの少なくとも一に含まれる情報を含む、請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記生成部は、前記1次処方情報に含まれる薬剤の量の一部若しくは全部を削除し、又は当該薬剤を代替薬剤に変更することにより前記少なくとも一の2次処方情報を生成する、請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、前記ユーザ端末、又は、前記1次処方情報を記憶する処方情報データベースから、前記1次処方情報を取得する、請求項2から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得部は、患者の状態情報を更に取得し、
    前記生成部は、前記患者の状態情報に応じて、前記少なくとも一の2次処方情報を生成する、請求項2から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記患者の状態情報は、属性情報、訴え情報、及び検査情報のうちの少なくとも一を含む、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記効能情報は、薬剤の副作用に関する情報である副作用情報を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
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