JP7394286B2 - 推論システム、推論方法、推論プログラム、及びデータ構造 - Google Patents

推論システム、推論方法、推論プログラム、及びデータ構造 Download PDF

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特許法第30条第2項適用 1.[発行者名] 株式会社イーエムシステムズ [刊行物名] 薬局向け業務支援システム「MAPs for PHARMACY」記者会見のご案内 [発行日] 平成31年4月16日 2.[集会名] 「MAPs for PHARMACY」発表記者会見 [開催場所] 東京都千代田区神田錦町3-6 共同ビル2F 株式会社イーエムシステムズプレゼンテーションルーム [開催日] 令和元年5月15日 3.[発行者名] 株式会社薬事日報社 [刊行物名] 薬事日報第8面 [発行日] 令和元年6月5日
本発明は、推論システム、推論方法、及び推論プログラムに関し、特に、機械学習により処方箋データから処方薬の服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを推論する推論システム、推論方法、推論プログラム、及びデータ構造に関する。
病院やクリニックで診療を受けた患者は、病院やクリニックから発行された処方箋を薬局に持参し、処方箋に基づいて薬剤を受け取り、用法用量についての説明や服薬指導を薬剤師から受ける。
しかしながら、薬剤に関する副作用や注意事項は多岐にわたり、新しい薬剤が次々に上市されるため、経験の浅い薬剤師や新しい薬剤に疎い薬剤師にとって、適切な服薬指導を行ったり、薬剤の重要度に応じて服薬指導を行ったりすることが困難であった。
このような課題に鑑み、薬剤コードをキーとして服薬指示データベースを検索する服薬指示書作成装置が開示されている(特許文献1)。
特開平8-63519号公報
しかしながら、特許文献1に示される服薬指示書作成装置では、服薬指示データベースから検索できるにすぎず、多岐にわたる薬剤の副作用や注意事項から適切な服薬指導文を高精度で推論することはできない。
本発明の推論システムは、プロセッサと記憶装置を含み、前記プロセッサが処方薬の服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを推論する推論システムであって、前記プロセッサは、処方箋データと服薬指導文データとが関連付けられた第1の学習用データ及び前記処方箋データと前記処方薬の重要度データとが関連付けられた第2の学習用データの少なくとも1つに基づいて、機械学習により学習済みモデルを生成する機械学習部と、前記学習済みモデルに入力された推論用の処方箋データから前記服薬指導文及び前記重要度の少なくとも1つを推論する推論部と、を備える。
本発明によれば、機械学習により処方箋データから処方薬の服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを総合的に推論するため、服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを高精度で推論することができる。
本実施形態の推論システムのシステム構成の例を示すブロック図である。 本実施形態の人工知能サーバのシステム構成の例を示すブロック図である。 本実施形態の学習用データベースサーバのシステム構成の例を示すブロック図である。 本実施形態のコンピュータのシステム構成の例を示すブロック図である。 服薬指導文候補データから服薬指導文データを選択し、重要度データを入力する第1の例を示す図である。 服薬指導文候補データから服薬指導文データを選択し、重要度データを入力する第2の例を示す図である。 第1の学習用データとして格納されるデータの例を示す図である。 処方箋データの少なくとの1つを複数のグループに分類することにより拡張された第1の学習用データについて説明する図である。 第2の学習用データとして格納されるデータの例を示す図である。 本実施形態の推論方法の例を示すフローチャートである。 各種データの取得及び前処理、並びに学習済みモデルの生成及び格納の動作の例を示すシーケンス図である。 学習済みモデルによる推論及び推論結果の決定の動作の例を示すシーケンス図である。 コンピュータのディスプレイに表示された推論結果の例を示す図である。
本発明の実施形態の推論システムについて、図面を用いて説明する。図1は、本実施形態の推論システムのシステム構成の例を示すブロック図である。推論システム1は、処方薬の服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを推論する。
図1に示すように、推論システム1は、ネットワーク2を介して電気的に接続され、相互に通信可能な人工知能サーバ3、学習用データベースサーバ4、及びコンピュータ(PC)5を備える。
図2は、本実施形態の人工知能サーバのシステム構成の例を示すブロック図である。図2に示すように、人工知能サーバ3は、プロセッサ21、記憶装置(例えば、ROMやRAMやHDD等)22、入力装置23、インターフェース24、及び出力装置25を備える。
プロセッサ21は、CPUやMPUやGPU等の制御装置であり、データ取得部32、機械学習部34、学習済みモデル格納部35、及び推論部36を備える。データ取得部32、前処理部33、機械学習部34、学習済みモデル格納部35、及び推論部36はバス(図示せず)により電気的に接続され、相互に通信可能である。
図3は、本実施形態の学習用データベースサーバのシステム構成の例を示すブロック図である。図3に示すように、学習用データベースサーバ4は、プロセッサ37、学習用データベース41、記憶装置(例えば、ROMやRAMやHDD等)42、入力装置43、インターフェース44、及び出力装置45を備える。プロセッサ37は、CPUやMPUやGPU等の制御装置であり、データ格納部38、データ取得部39、及び前処理部40を備える。学習用データベース41は、服薬指導文候補データ46、処方箋データ48、第1の学習用データ80、及び第2の学習用データ81を含む。処方箋データ48は、処方薬のデータ(図示せず)、患者の属性データ480、処方薬の重要度データ481、及び患者の傷病名データ482を含む。
服薬指導文候補データ46は、薬剤データ47を含み、薬剤ごとに複数の服薬指導文データを格納している。なお、本実施形態では、服薬指導文は、診断項目及び計画項目を含む文章である。一般に、薬歴は、問題指向型診療記録(POMR;Problem Oriented Medical Record)に係るSOAP方式に従って分類された項目ごとに必要な情報が記録されるものが多い。すなわち、服薬指導内容を薬歴情報に記録する場合においても、SOAP方式に従って服薬指導内容を記録する必要がある。本実施形態では、服薬指導文がSOAP方式に従って構成されている。
処方箋データ48は、処方薬の薬剤データ(薬剤名や薬剤コード)を含み(図示せず)、処方箋データ48の薬剤データが薬剤データ47と関連付けられている。これにより、処方箋データ48は、服薬指導文候補データ46と関連付けられている。処方箋データ48の属性データ480は、処方箋を発行された患者の属性(年齢や性別等)のデータを含む。処方箋データ48の傷病名データ482は、処方箋を発行された患者の傷病名のデータを含む。傷病名データ482は、コンピュータ5又は入力装置43により医療機関のカルテデータ又は患者の聞き取りから入力される。
処方箋データ48の重要度データ481は、服薬指導における処方薬の重要度(例えば、レベル0~5)のデータを含む。これにより、処方箋ごとに処方箋データ48と処方薬の重要度データ481とが関連付けられている。また、処方箋データ48は、処方箋ごとに患者の傷病名データ482を含み、重要度データ481は、患者の傷病名に応じた処方薬の重要度のデータを含む。これにより、処方箋データ48の処方薬及び患者の傷病名データが処方薬の重要度データ481と関連付けられている。
薬剤データ47を介して処方箋ごとに服薬指導文候補データ46から選択された服薬指導データと処方箋データ48とが関連付けられた第1の学習用データ80が、学習用データベース41に格納される。処方箋ごとに処方箋データ48と処方薬の重要度データ481とが関連付けられた第2の学習用データ81が、学習用データベース41に格納される。第1の学習用データ80及び第2の学習用データ81は、人工知能サーバ3の機械学習部34の機械学習に用いられるデータである。
なお、図3では、服薬指導文候補データ46及び処方箋データ48には、薬剤データ(薬剤名や薬剤コード)が含まれるが、服薬指導文候補データ46及び処方箋データ48が薬剤データを含む代わりに、服薬指導文候補データ46及び処方箋データ48とは別に薬剤データが学習用データベース41に格納されて、当該薬剤データが服薬指導文候補データ46及び処方箋データ48とそれぞれ関連付けられてもよい。
図4は、本実施形態のコンピュータのシステム構成の例を示すブロック図である。図4に示すように、コンピュータ5は、プロセッサ501、記憶装置(例えば、ROMやRAMやHDD等)522、入力装置523、インターフェース524、及び出力装置525を備える。プロセッサ501は、CPUやMPUやGPU等の制御装置であり、データ取得部502、重要度入力部504、選択部505、及び決定/修正部506を備える。
コンピュータ5は、データ取得部502により処方箋データ48を取得し、処方箋データ48を出力装置525のディスプレイに表示する。そして、コンピュータ5は、ディスプレイに表示された処方箋データ48を見ながら操作者(例えば、薬剤師)により操作され、重要度入力部504により、処方薬の重要度データ481を入力する。また、コンピュータ5は、ディスプレイに表示された処方箋データ48を見ながら操作者(例えば、薬剤師)により操作され、選択部505により、服薬指導文候補データ46から服薬指導文データを選択し、処方箋データ48と選択された服薬指導文データとを関連付ける。
図5及び図6は、コンピュータ5のディスプレイに表示される処方箋データ48において、服薬指導文候補データ46から服薬指導文データを選択し、重要度データ481を入力する例を示す図である。図5及び図6に示すように、コンピュータ5のディスプレイには、処方箋データ48が、患者の属性領域600,700、処方薬/用法/用量領域601,602,701,702、及び処方薬/重要度領域604,705に表示される。また、処方箋データ48の傷病名データ482がコンピュータ5の出力装置(ディスプレイ)525に表示される。
また、処方薬の薬剤データに対応する服薬指導文候補データ46が、服薬指導カテゴリー領域603,703及び服薬指導文候補領域605,706に表示される。服薬指導カテゴリー領域603,703には、例えば、「薬効・薬理」、「年齢・性別」、「回避」、「飲み方・保管方法」、「副作用・症状」、及び「生活」のカテゴリーに分類され、カテゴリーごとの服薬指導文候補の数が表示される。服薬指導文候補領域605,706には、カテゴリーごとの服薬指導文候補の数及び服薬指導文候補606A,606B,707A,707Bが表示される。本実施形態では、服薬指導文候補606A,606B,707A,707B及び選択される服薬指導文は、SOAP方式に従った「A(assessment):評価」及び「P(plan): 計画(治療)」の2つの項目からなる。
操作者(例えば、薬剤師)は、処方箋データ48を見ながら、入力装置523を操作し、選択部505を介して、処方箋データ48に基づいて服薬指導文候補606A,606B,707A,707Bから適切な服薬指導文を選択する。これにより、処方箋データ48と服薬指導文データとが関連付けられた第1の学習用データ80が生成され、学習用データベース41に格納される。また、処方薬に加えて、処方薬の用法、用量、処方履歴、処方種別、診療日、及び診療科名の少なくとも1つを含む処方箋データ48と服薬指導文データとが関連付けられた第1の学習用データ80が生成され、学習用データベース41に格納される。
また、操作者(例えば、薬剤師)は、処方箋データ48の属性領域600,700を見ながら、入力装置523を操作し、選択部505を介して、処方箋データ48の患者の属性データ480に基づいて服薬指導文候補606A,606B,707A,707Bから適切な服薬指導文を選択する。これにより、患者の属性データ480を含む処方箋データ48と服薬指導文データとを関連付けることにより拡張された第1の学習用データ80が生成され、学習用データベース41に格納される。
また、操作者(例えば、薬剤師)は、同じ薬剤(同じ薬剤名又は同じ薬剤コード)が同じ患者に対して初回に処方された場合(初診)に適切な服薬指導文であるか、2回目以上の継続して処方された場合(継続)に適切な服薬指導文であるかを判断し、入力装置523を操作し、選択部505を介して、初診又は/及び継続のチェックボックスを指定したうえで、服薬指導文候補606A,606B,707A,707Bから適切な服薬指導文を選択する。これにより、処方履歴を含む処方箋データ48と服薬指導文データとを関連付けることにより拡張された第1の学習用データ80が生成され、学習用データベース41に格納される。
また、操作者(例えば、薬剤師)は、処方箋データ48を見ながら、入力装置523を操作し、重要度入力部504を介して、処方箋データ48の処方薬に基づいて処方薬の重要度データ481(レベル:星0~5)を入力する。これにより、処方箋データ48と重要度データ481とが関連付けられた第2の学習用データ81が生成され、学習用データベース41に格納される。
また、操作者(例えば、薬剤師)は、処方箋データ48の傷病名データ482を見ながら、入力装置523を操作し、重要度入力部504を介して、処方箋データ48の処方薬に基づいて処方薬の重要度データ481(レベル:星0~5)を入力する。これにより、処方薬に加えて、患者の傷病名データ482と重要度データ481とが関連付けられた第2の学習用データ81が生成され、学習用データベース41に格納される。
図5では、「メイラックス錠1mg」の処方薬について、「生活」のカテゴリーから服薬指導文候補606A,606Bのうちすべてが継続時に適切な服薬指導文として選択されている。選択は、服薬指導文候補606A,606Bの所定の位置を指定する(例えば、入力装置523のマウスでクリックする)ことにより、「追加」の表示が「追加済」と表示されることで実行される。また、「セパゾン錠1 1mg」及び「メイラックス錠1mg」の処方薬について、それぞれの重要度として「星4」及び「星3」が入力されている。入力は、処方薬/重要度領域604の星マークの所定の位置を指定する(例えば、左から4番目の星マークを入力装置523のマウスでクリックする)ことにより、星マークの表示が変化することで実行される。
図6では、「メイラックス錠1mg」の処方薬について、「生活」のカテゴリーから服薬指導文候補707A,707Bのうち服薬指導文候補707Aが継続時に適切な服薬指導文として選択されており、服薬指導文候補707Bは不適切な服薬指導文として選択されていない。また、「メイラックス錠1mg」の処方薬について、重要度として「星0」が入力されている。
図7は、第1の学習用データ80として格納されるデータの例を示す図である。まず、図3の服薬指導文候補データ46及び処方箋データ48が患者や処方箋等を特定するID50で関連付けられている。データ取得部39が、服薬指導文候補データ46及び処方箋データ48を取得する。前処理部40が、薬剤データ47の薬剤名や薬剤コードに基づいて服薬指導文候補データ46と処方箋データ48とを関連付ける。
選択部505が、服薬指導文候補データ46から適切な服薬指導文データを選択すると、前処理部40により、選択された服薬指導文データ(服薬指導文データ51及び服薬指導文データ51を特定する服薬指導文ID52)と処方箋データ48が関連付けられ、第1の学習用データ80として格納される。また、前処理部40により、処方箋データ48に基づいて、薬剤名(薬名)53、薬剤コード54、処方履歴55、用法/用量56、診療日57、診療科58、及び患者属性59が服薬指導文データ(服薬指導文データ51及び服薬指導文データ51を特定する服薬指導文ID52)と関連付けられ、第1の学習用データ80として格納される。関連付けられたデータは、第1の学習用データ80として学習用データベース41に格納される。このように、患者の属性データ(患者属性)59を含む処方箋データ53~59と服薬指導文データ51,52とが関連付けられて、第1の学習用データ80が生成される。
図7では、ID50が「1」の第1の学習用データ80について、複数の処方薬(アムロジン錠5mg及びクレストール錠5mg)が処方されており、それぞれの処方薬に2つの服薬指導文データ51,52が選択されて、処方箋データ53~59と関連付けられている。これは、1つの処方箋に複数の処方薬が含まれている例である。なお、「アムロジン」及び「クレストール」は登録商標である。
処方履歴55には、同じ薬剤(同じ薬剤名又は同じ薬剤コード)が同じ患者に対して初回の処方(初診)であるか2回目以上の継続の処方(継続)であるかがデータとして格納される。
用法/用量56の用法には、処方薬の処方日数(服薬日数)、処方回数(服薬回数)、服薬時点(食前、食後、及び食間等)、投与経路/部位(右眼に点眼、患部に塗布等)、及び投与量等がデータとして格納されており、用量には、1日分、1回分、もしくは1日分の投与量と、1日の投与回数がデータとして格納されている。
本実施形態では、用法/用量56として、処方薬の処方日数、処方回数、及び処方種別が格納される。例えば、処方種別は、内滴、内服、浸煎、湯、頓服、外用、注射、自費、及び器材等に分類される。
患者属性59として、患者の年齢、性別、コンプライアンス/アドヒアランス、授乳中か否か、体重、妊娠の有無、既往症、副作用歴、アレルギー歴、併用薬、生活習慣、嗜好、及び家族既往歴が格納される。このように、患者の年齢、性別、コンプライアンス/アドヒアランス、授乳中か否か、体重、妊娠の有無、既往症、副作用歴、アレルギー歴、併用薬、生活習慣、嗜好、及び家族既往歴の少なくとも1つを含む属性データ(患者属性)59を服薬指導文データ51,52と関連付けることにより、第1の学習用データ80が拡張される。ここで、コンプライアンス/アドヒアランスは、処方薬の服薬に対する患者の遵守度又は積極度を表し、コンピュータ5又は入力装置43により患者の聞き取りから入力される。
また、図7において、傷病名データ482が第1の学習用データ80として格納されてもよい。この場合、図3において、患者や処方箋等を特定するID50により、前処理部40が、処方箋ごとに処方箋データ48と傷病名データ482とを関連付ける。選択部505が、服薬指導文候補データ46から適切な服薬指導文データを選択すると、前処理部40により、選択された服薬指導文データ(服薬指導文データ51及び服薬指導文データ51を特定する服薬指導文ID52)と傷病名データ61が関連付けられ、第1の学習用データ80として格納される。
図8は、処方箋データ53~59の少なくとの1つを複数のグループに分類することにより拡張された第1の学習用データ80について説明する図である。
図8(a)に示すように、属性データ(患者属性)59の年齢64を複数のグループ(新生児65、乳幼児66、小児67、高齢68)に分類することにより、第1の学習用データ80が拡張される。また、コンプライアンス/アドヒアランスを複数のグループ(「未記入:0」、「良い:1」、「普通:2」、「良くない:3」、及び「返答なし:4」)に分類してもよい。また、体重を複数のグループに分類してもよい。また、生活習慣(飲酒や喫煙の頻度及び睡眠時間等)を複数のグループに分類してもよい。このように、属性データ(患者属性)59を複数のグループに分類することにより、第1の学習用データ80が拡張される。
図8(b)に示すように、処方日数75を複数のグループ(「適用なし=2」、「急性=1」、及び「慢性=0」)に分類することにより、第1の学習用データ80が拡張される。処方種別に頓服や注射等を表すデータが格納されている場合や用法に処方日数(服薬日数)を表すデータが格納されていない場合は、「適用なし」を表すデータ「0」が格納される。また、用法に処方日数(服薬日数)を表すデータが格納されており、処方日数(服薬日数)が所定の日数(例えば、14日)未満であれば、「急性」を表すデータ「1」が格納され、所定の日数(例えば、14日)以上であれば、「慢性」を表すデータ「2」が格納される。所定の日数は、処方薬等に応じて変動可能である。また、処方回数を複数のグループに分類することにより、第1の学習用データ80が拡張されてもよい。
図8(c)に示すように、診療日57を複数のグループ(季節又は四半期77、月78、及び曜日79)に分類することにより、第1の学習用データ80が拡張される。診療日57を季節、四半期、月、及び曜日の少なくとも1つに分類するデータを用いることにより、第1の学習用データ80が拡張される。
図8(d)に示すように、診療科58を複数のグループ(複数の診療区分70)に分類することにより、第1の学習用データ80が拡張される。所定の基準診療科名が診療科58の診療科名と部分一致する場合に、一致する部分ごとに診療科名を設定することにより、複数のグループに分類することで、第1の学習用データ80が拡張される。基準診療科名は、厚生労働省の診療科区分から「科」を除いたものが用いられてもよいし、データベース化された他の診療科区分が用いられてもよい。厚生労働省の診療科区分としては、内(科)、整形外(科)、眼(科)心療内(科)形成外(科)、耳鼻咽喉(科)、及び精神(科)等の診療科区分がある。例えば、図8(d)に示すように、診療科58が「神経内科」である場合は、基準診療科名「内(科)」と「精神(科)」が「神経内科」と部分一致するため、「神経内科」は複数のグループ「内科」と「精神科」に分類され、診療区分70には、「内科」と「精神科」を表すデータが格納される。
また、処方薬のデータとして医薬品コードを用い、医薬品コードの一部を抽出することにより、複数のグループに分類することで、第1の学習用データ80が拡張されてもよい。医薬品コードとして、薬価基準収載医薬品コード又はYJコードが用いられてもよい。YJコードを用いる場合、YJコードを上1桁、上2桁、上3桁、上4桁、上5~7桁目、上8桁目、及び上9桁に分類することにより、第1の学習用データ80が拡張されてもよい。例えば、ロキソプロフェンナトリウム水和物錠の60mg/1錠のYJコードは、「1149019F1242」であるので、「1」、「11」、「114」、「1149」、「019」、「F」、及び「1149019F1」に分類されることにより、第1の学習用データ80が拡張される。
このように、処方箋データ53~59を複数のグループに分類することにより、第1の学習用データ80が拡張される。
図9は、第2の学習用データとして格納されるデータの例を示す図である。まず、図3において、患者や処方箋等を特定するID50により、前処理部40が、処方箋の処方薬ごとに処方箋データ48と重要度データ481とを関連付ける。また、患者や処方箋等を特定するID50により、前処理部40が、処方箋ごとに処方箋データ48と傷病名データ482とを関連付ける。
重要度入力部504が、処方薬の重要度データ481を入力すると、前処理部40により、入力された重要度データ60と処方箋データ48が関連付けられ、第2の学習用データ81として格納される。また、前処理部40により、処方箋データ48の傷病名データ482に基づいて、傷病名データ61が重要度データ60と関連付けられ、第2の学習用データ81として格納される。関連付けられたデータは、第2の学習用データ81として学習用データベース41に格納される。このように、処方薬(薬剤名53、薬剤コード54)に加えて、傷病名データ61と重要度データ60とが関連付けられて、第2の学習用データ81が生成される。
図9では、ID50が「1」の第2の学習用データ81について、複数の処方薬(アムロジン錠5mg及びクレストール錠5mg)が処方されており、それぞれの処方薬に重要度データ60(「レベル:星5」及び「レベル:星1」)が入力されて、処方箋データ53,54と関連付けられている。また、それぞれの処方薬の重要度データ60(「レベル:星5」及び「レベル:星1」)が傷病名データ61と関連付けられている。
図10は、本実施形態の推論方法の例を示すフローチャートである。図11及び図12は、本実施形態の推論プログラムにより実行される動作の例を示すシーケンス図である。図11は、各種データの取得及び前処理、並びに学習済みモデルの生成及び格納の動作の例を示すシーケンス図である。図12は、学習済みモデルによる推論及び推論結果の決定の動作の例を示すシーケンス図である。推論プログラムは記録媒体に搭載されてもよい。
図10及び図11に示すように、ステップS1において、コンピュータ5のプロセッサ501が、各種データの格納命令を学習用データベースサーバ4へ送信し(110)、学習用データベースサーバ4のデータ格納部38は、各種データの格納命令を実行し(111)、コンピュータ5又は入力装置43から入力された各種データを学習用データベース41に格納する。格納される各種データには、服薬指導文候補データ46、薬剤データ47、処方箋データ48、属性データ480、重要度データ481、及び傷病名データ482が含まれる。
コンピュータ5のプロセッサ501が、各種データの取得命令及び送信命令を学習用データベースサーバ4へ送信する(112)。ステップS2において、学習用データベースサーバ4のデータ取得部39は、各種データの取得命令及び送信命令を実行し(113)、各種データを学習用データベース41から取得し、インターフェース44を介して、各種データをコンピュータ5へ送信する。
ステップS3において、コンピュータ5は、データ取得部502により各種データを取得し、出力装置525のディスプレイに表示する。ステップS4において、コンピュータ5の重要度入力部504は、処方箋データ48に基づいて、処方薬の重要度データ481を入力する(114)。また、コンピュータ5の選択部505は、処方箋データ48に基づいて、服薬指導文候補データ46から服薬指導文データを選択する(114)。
ステップS5において、コンピュータ5のプロセッサ501が、前処理命令を学習用データベースサーバ4へ送信し(115)、学習用データベースサーバ4の前処理部40は、各種データの関連付け命令を実行する。そして、前処理部40が、学習用データの生成命令を実行し、服薬指導文候補データ46から選択された服薬指導データと処方箋データ48とを関連付けることにより、第1の学習用データ80を生成する(116)。また、前処理部40が、学習用データの生成命令を実行し、処方箋ごとに処方箋データ48と処方薬の重要度データ481とを関連付けることにより、第2の学習用データ81を生成する(116)。
ステップS6において、データ格納部38が、第1の学習用データ80及び第2の学習用データ81を学習用データベース41に格納し、前処理部40が、第1の学習用データ80の拡張命令を実行し(117)、第1の学習用データ80を拡張する。前処理部40が、患者の属性データ(患者属性)59と処方箋データ53~58とを関連付けることにより、第1の学習用データ80をデータ拡張する。前処理部40が、患者の年齢、性別、コンプライアンス/アドヒアランス、授乳中か否か、体重、妊娠の有無、既往症、副作用歴、アレルギー歴、併用薬、生活習慣、嗜好、及び家族既往歴の少なくとも1つを含む属性データ(患者属性)59を処方箋データ53~58と関連付けることにより、第1の学習用データ80をデータ拡張する。
また、前処理部40が、処方箋データ53~58及び属性データ(患者属性)59の少なくとの1つを複数のグループに分類することにより、第1の学習用データ80をデータ拡張する。前処理部40が、処方薬に加えて、処方薬の用法、用量、処方履歴、処方種別、診療日、診療科名、及び患者の属性データの少なくとも1つを分類することにより、第1の学習用データ80をデータ拡張する。例えば、前処理部40が、属性データ(患者属性)59の年齢64を複数のグループ(新生児65、乳幼児66、小児67、高齢68)に分類することにより、第1の学習用データ80をデータ拡張する。前処理部40が、処方日数75を複数のグループ(適用なし=2、急性=1、及び慢性=0)に分類することにより、第1の学習用データ80をデータ拡張する。前処理部40が、診療日57を季節、四半期、月、及び曜日の少なくとも1つに分類するデータを用いることにより、第1の学習用データ80をデータ拡張する。前処理部40が、診療科58を複数のグループ(複数の診療区分70)に分類することにより、第1の学習用データ80をデータ拡張する。前処理部40が、処方薬のデータとして医薬品コードを用い、医薬品コードの一部を抽出することにより、第1の学習用データ80をデータ拡張する。
ステップS7において、前処理部40が、第1の学習用データ80のフィルタ処理命令を実行し(118)、ID50ごとにフィルタ処理を行う。前処理部40は、処方箋データ53~59が服薬指導文データ51,52又は他の処方箋データ53~59と矛盾する場合又は所定の条件を満たす場合に、そのID50の服薬指導文データ51,52又は処方箋データ53~59を第1の学習用データ80から除くことにより、フィルタ処理を行う。なお、前処理部40は、矛盾するデータ部分のみを除外してもよい。この結果、服薬指導文を高精度で推論することができる。
前処理部40は、処方箋データ53~59のグループが服薬指導文データ、処方薬、処方薬の用法、用量、処方履歴、処方種別、診療日、及び診療科名の少なくとも1つと矛盾する場合又は所定の条件を満たす場合に、そのID50の服薬指導文データ51,52又は処方箋データ53~59を第1の学習用データ80から除くことにより、フィルタ処理を行う。
属性データ(患者属性)59の年齢64が複数のグループ(新生児65、乳幼児66、小児67、高齢68)に分類されて、第1の学習用データ80がデータ拡張されており、分類が、服薬指導文データ51,52又は用法/用量56と矛盾する場合又は所定の条件を満たす場合に、前処理部40は、服薬指導文データ51,52又は処方箋データ53~59を第1の学習用データ80から除く。例えば、所定のID50の年齢64では新生児65に分類されているが、服薬指導文データ51,52には75歳以上に関する服薬指導文データ51,52が含まれている場合、前処理部40は、そのID50の処方箋データの服薬指導文データ51,52を除外する。また、所定のID50の年齢64では高齢68に分類されているが、服薬指導文データ51,52には妊婦又は授乳に関する服薬指導文データ51,52が含まれている場合、前処理部40は、そのID50の処方箋データの服薬指導文データ51,52を除外する。
また、処方日数75が複数のグループ(適用なし=2、急性=1、及び慢性=0)に分類されて、第1の学習用データ80がデータ拡張されており、分類が、服薬指導文データ51,52又は用法/用量56と矛盾する場合又は所定の条件を満たす場合に、前処理部40は、そのID50の服薬指導文データ51,52又は処方箋データ53~59を第1の学習用データ80から除く。例えば、所定のID50の処方日数66では「慢性=0」に分類されているが、服薬指導文データ51には「急性」の文字列データが含まれている場合、前処理部40は、そのID50の処方日数76の分類データを除外する。
また、性別が複数のグループ(男=1及び女=2)に分類されて、第1の学習用データ80がデータ拡張されており、分類が、服薬指導文データ51,52又は用法/用量56と矛盾する場合又は所定の条件を満たす場合に、前処理部40は、そのID50の服薬指導文データ51,52又は処方箋データ53~59を第1の学習用データ80から除く。例えば、所定のID50の性別では「女=2」に分類されているが、服薬指導文データ51,52又は用法/用量56には前立腺に関する服薬指導文のデータが含まれている場合、前処理部40は、そのID50の服薬指導文データ51,52又は用法/用量56から前立腺に関するデータを除外する。
このように、不適切なデータの組み合わせを除外して機械学習を行うことにより、服薬指導文を高精度で推論することができる。矛盾するデータの組み合わせは、服薬指導文データ51,52又は処方箋データ48に基づいて自動的に生成されてもよいし、予め作成されたデータベースとして学習用データベース41に格納されてもよい。
ステップS8において、学習済みモデルが生成される。コンピュータ5のプロセッサ501は、機械学習によるモデル生成命令を人工知能サーバ3へ送信する(120)。人工知能サーバ3のデータ取得部32は、インターフェース24を介して、第1の学習用データ80及び第2の学習用データ81の取得命令を学習用データベースサーバ4へ送信し(121)、学習用データベースサーバ4は、第1の学習用データ80及び第2の学習用データ81の送信命令を実行し、学習用データベース41に格納された第1の学習用データ80及び第2の学習用データ81を、インターフェース44を介して、人工知能サーバ3へ送信する(122)。データ取得部32は、学習用データベース41から第1の学習用データ80及び第2の学習用データ81を取得し、機械学習部34は、第1の学習用データ(拡張された第1の学習用データを含む)80及び第2の学習用データ81に基づいて、機械学習による学習済みモデルの生成命令を実行する(123)。
機械学習部34は、第1の学習用データ80に基づいて、ニューラルネットワークにより第1の学習済みモデルを生成する。機械学習部34は、処方箋データ53~59及び傷病名データ61を入力層に入力し、服薬指導文データ51,52を出力層の正解値として入力するニューラルネットワークにより第1の学習済みモデルを生成する。ニューラルネットワークの中間層には、Affine層又はConvolution層が設けられる。適宜、ダウンサンプリング処理等が行われてもよい。また、中間層の層数、ニューロン数、及び活性化関数は、推論結果が高精度となるように、最適なものが選択される。ニューラルネットワークとして、Feed Forward Neural Network(FFNN)やRecurrent Neural Network(RNN)等が用いられる。機械学習部34は、乱数等の所定の値で初期化されたパラメータ(重み)を用いて、処方箋データ53~59及び傷病名データ61が入力層に入力された際に出力層に出力された値と出力層の正解値(服薬指導文データ51,52)との乖離を表すロス関数を算出し、ロス関数の微分値を勾配として、出力層に出力された値と出力層の正解値との乖離が小さくなるように、パラメータ(重み)を変化させることで、第1の学習済みモデルを生成する。
同様に、機械学習部34は、第2の学習用データ81に基づいて、ニューラルネットワークにより第2の学習済みモデルを生成する。機械学習部34は、処方箋データ53,54及び傷病名データ61を入力層に入力し、重要度データ60を出力層の正解値として入力するニューラルネットワークにより第2の学習済みモデルを生成する。機械学習部34は、乱数等の所定の値で初期化されたパラメータ(重み)を用いて、処方箋データ53,54及び傷病名データ61が入力層に入力された際に出力層に出力された値と出力層の正解値(重要度データ60)との乖離を表すロス関数を算出し、ロス関数の微分値を勾配として、出力層に出力された値と出力層の正解値との乖離が小さくなるように、パラメータ(重み)を変化させることで、第2の学習済みモデルを生成する。なお、機械学習部34は、傷病名データ61を用いずに、処方箋データ53,54から第2の学習済みモデルを生成してもよい。
服薬指導文は、処方薬に応じて選択されるので、処方箋データ53~59と服薬指導文は一定の関係性がある。また、処方薬の重要度は、処方薬に応じて入力されるので、処方箋データ53,54と重要度は一定の関係性がある。したがって、処方薬を学習用データとして服薬指導文又は重要度を推論する学習済みモデルを生成することにより、服薬指導文を高精度に推論することができる。特に、1つの処方箋に複数の薬剤が処方されている場合、複数の処方薬の組み合わせを機械学習すれば、より高精度に服薬指導文又は重要度を推論することができる。つまり、第1の学習用データ80及び第2の学習用データ81は、少なくとも複数の薬剤名53又は複数の薬剤コード54が服薬指導文データ51,52又は重要度データ60と関連付けられていればよい。
また、服薬指導文は、患者の傷病名に応じて選択されるので、傷病名データ61と服薬指導文は一定の関係性がある。また、処方薬の重要度は、患者の傷病名に応じて入力されるので、傷病名データ61と重要度は一定の関係性がある。したがって、傷病名データ61を学習用データとして服薬指導文又は重要度を推論する学習済みモデルを生成することにより、服薬指導文を高精度に推論することができる。
また、処方薬の用法や用量等に応じて、選択される服薬指導文が変化するため、処方箋データ55~58の処方履歴、用法、用量、処方種別、診療日、及び診療科名と服薬指導文は一定の関係性がある。例えば、同じ抗生剤であっても、眼科で処方される場合は麦粒腫に関する服薬指導文となる可能性が高く、婦人科で処方される場合は膀胱炎に関する服薬指導文となる可能性が高くなる。
また、処方履歴55が初回の場合は、処方薬の効能・効果や保管方法や投薬初期の副作用に関する服薬指導文となる可能性が高く、処方履歴55が継続の場合は、処方薬の継続の副作用に関する服薬指導文となる可能性が高くなる。
また、季節性のある傷病があったり(例えば、インフルエンザは1月~2月に流行する)、傷病に応じて患者の行動特性に影響を与える場合があったりするため、診療日57と服薬指導文は一定の関係性がある。したがって、処方薬に加えて、処方薬の処方履歴、用法、用量、処方種別、診療日、及び診療科名の少なくとも1つを含む処方箋データを第1の学習用データ80として、服薬指導文を推論する学習済みモデルを生成することにより、服薬指導文を総合的に高精度で推論することができる。
さらに、同じ処方薬であっても、患者の年齢、性別、コンプライアンス/アドヒアランス、授乳中か否か、体重、妊娠の有無、既往症、副作用歴、アレルギー歴、併用薬、生活習慣、嗜好、及び家族既往歴の患者の属性データに応じて服薬指導文が異なる場合がある。したがって、処方薬に加えて、患者の属性データ(患者属性)59を第1の学習用データ80として、服薬指導文を推論する学習済みモデルを生成することにより、服薬指導文を高精度で推論することができる。
ステップS9において、学習済みモデル格納部35は、学習済みモデルの格納命令を実行することにより、生成された第1の学習済みモデル及び第2の学習済みモデルを記憶装置22に記憶させる(123)。
ステップS10において、服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを推論するステップに進む場合は、ステップS9に進み、服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを推論するステップに進まない場合は処理を終了する。
図10及び図12に示すように、ステップS11において、コンピュータ5のプロセッサ501は、入力装置23により推論用の処方箋データ(患者の属性データ及び傷病名データを含む)を入力し、推論用の処方箋データ(患者の属性データ及び傷病名データを含む)を人工知能サーバ3へ送信する(129)。そして、コンピュータ5のプロセッサ501は、服薬指導文の推論命令を人工知能サーバ3へ送信する(130)。
ステップS12において、推論部36は、データチェック命令を実行し、コンピュータ5から送信された推論用の処方箋データ(患者の属性データを含む)のデータフォーマットを確認し、正しいデータフォーマットであるか否かを判定する(131)。誤ったデータフォーマットである場合は、推論部36は、その旨を示すデータをコンピュータ5へ送信する。
正しいデータフォーマットである場合は、ステップS13において、推論部36は、データ前処理命令を実行し、推論用の処方箋データ(患者の属性データ及び傷病名データを含む)を学習時のエンコード方針に従ってエンコードする(131)。学習時に用いられていない値が推論用の処方箋データ(患者の属性データ及び傷病名データを含む)に含まれている場合は、推論部36は、その値を除外するか、所定の条件に従って所定の値を割り当てる。例えば、第1の学習用データ80の患者の年齢64の上限が「100歳」であり、推論用の患者の年齢が「103歳」であった場合、推論部36は、推論用の処方箋データから「103歳」の年齢データを除外するか、第1の学習用データ80の上限である「100歳」を「103歳」の代わりに割り当てる。
ステップS14において、推論部36は、推論命令を実行し、記憶装置22に記憶された第1の学習済みモデルを読み出し、推論用の処方箋データ(患者の属性データ及び傷病名データを含む)を第1の学習済みモデルに入力し、第1の学習済みモデルに入力された処方箋データ(患者の属性データ及び傷病名データを含む)から服薬指導文を推論する(132)。
この場合、推論部36は、推論された服薬指導文が、第1の学習済みモデルに入力された処方箋データ(患者の属性データ及び傷病名データを含む)と矛盾する場合に、矛盾する服薬指導文を推論結果から除外する。推論部36は、矛盾する服薬指導文が出力されないように、出力に対するマスクを生成する。例えば、推論用に入力される患者の属性データの年齢が「72歳」である場合、新生児、乳幼児、及び小児に関する服薬指導文がマスクされて除外される。また、推論用に入力される患者の属性データの性別が「男」である場合、婦人病に関する服薬指導文がマスクされて除外される。この結果、服薬指導文を高精度で推論することができる。
また、推論部36は、推論命令を実行し、記憶装置22に記憶された第2の学習済みモデルを読み出し、推論用の処方箋データ(傷病名データを含む)を第2の学習済みモデルに入力し、第2の学習済みモデルに入力された処方箋データ(傷病名データを含む)から処方薬の重要度を推論する(132)。
推論部36は、インターフェース24を介して、推論結果の送信命令を実行し、推論結果をコンピュータ5へ送信する(133)。
ステップS15において、コンピュータ5のプロセッサ501は、送信結果の表示命令を実行し、出力装置525(例えば、ディスプレイ)に推論結果を表示させる(134)。
図13は、コンピュータ5のディスプレイに表示された推論結果の例を示す図である。図13に示すように、画面には、患者属性領域800、服薬指導文領域801、過去処方領域803、医療機関/診療科/医師領域804、患者情報編集領域805、表示数選択領域806、及び薬局/薬剤師領域807が表示される。
患者属性領域800には、推論用に入力された患者の属性データが表示される。推論用に入力される患者の属性データは、患者情報編集領域805を指定することで編集可能である。服薬指導文領域801には、第1の学習済みモデルにより推論された服薬指導文が表示される。表示数選択領域806で、服薬指導文の表示数を選択することができる。
図13では、アムロジン錠5mgの服薬指導文が表示されているが、画面をスクロールすることで、アムロジン錠5mgの他の服薬指導文や他の処方薬の服薬指導文が表示される。表示される服薬指導文の順序は、第1の学習済みモデルにより推論確率が高いと推論された順序である。また、表示される処方薬の順序は、第2の学習済みモデルにより推論された重要度の順序である。このように、出力装置(出力部)525は、推論された服薬指導文を推論確率が高い順で表示し、推論された重要度の順で処方薬を表示する。
過去処方領域803には、前回処方された処方薬と、前回と今回の処方薬の比較とが、表示される。継続処方の場合は、「変化なし」と表示される。医療機関/診療科/医師領域804には、医療機関、診察科(診療科目)、及び医師名が表示される。薬局/薬剤師領域807には、薬局名及び薬剤師名が表示される。なお、図13に表示されていない、推論用の他の処方箋データ(例えば、傷病名、用法、用量、診療日、患者のコンプライアンス/アドヒアランス、授乳中か否か、体重、妊娠の有無、既往症、副作用歴、アレルギー歴、併用薬、生活習慣、嗜好、及び家族既往歴)が表示されてもよい。
ステップS16において、コンピュータ5の入力装置523が適切な服薬指導文を指定することにより、コンピュータ5の決定/修正部506が服薬指導文の決定命令を実行する(135)。図13では、カーソル等により、推論された服薬指導文(例えば、服薬指導文802)が指定されると、服薬指導文の背景の色が変化し、決定/修正部506が服薬指導文の決定命令を実行する。また、決定された服薬指導文は、決定/修正部506により修正可能である。
ステップS17において、決定/修正部506により決定された服薬指導文が服薬指導文データ51,52として、推論用の処方箋データ(患者の属性データ及び傷病名データを含む)と関連付けられて、学習用データベース41の第1の学習用データ80に格納されたか否かを、コンピュータ5が判定する。学習用データベース41の第1の学習用データ80に格納されていない場合は、コンピュータ5のプロセッサ501が、決定/修正部506により決定された服薬指導文と処方箋データ(患者の属性データ及び傷病名データを含む)とが関連付けられたデータを学習用データベースサーバ4へ送信し(136)、学習用データベースサーバ4のデータ格納部38は、学習用データの格納命令を実行し(137)、コンピュータ5から送信されたデータを学習用データベース41に格納する。これにより、学習用データベース41の第1の学習用データ80が増え、服薬指導文をさらに高精度で推論することができる。
決定/修正部506により決定された服薬指導文と処方箋データ(患者の属性データ及び傷病名データを含む)とが関連付けられたデータが学習用データベース41の第1の学習用データ80に格納されている場合は、処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、機械学習により処方箋データから処方薬の服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを総合的に推論するため、服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを高精度で推論することができる。
以上、本発明にかかる実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において変更・変形することが可能である。
本実施形態には、処方箋データ53~59,61と服薬指導文データ51,52とが関連付けられた第1の学習用データ80及び処方箋データ53,54,61と処方薬の重要度データ60とが関連付けられた第2の学習用データ81の少なくとも1つを含む、機械学習用データのデータ構造であって、ニューラルネットワークの入力層に入力可能な処方箋データ53~59,61と、ニューラルネットワークの出力層の正解値として入力可能な服薬指導文データ51,52及び重要度データ60の少なくとも1つとを備え、機械学習用データは、所定の値で初期化されたパラメータを用いて、処方箋データ53~59,61が入力層に入力された際に出力層に出力された値と正解値との乖離を表すロス関数の微分値を勾配として、乖離が小さくなるようにパラメータを変化させて学習済みモデルを生成するために用いられることを特徴とするデータ構造を含む。この場合、第1の学習用データ80は、処方薬(処方箋データ53,54)に加えて、処方薬の用法、用量、処方履歴、処方種別、診療日、及び診療科名の少なくとも1つを含む処方箋データ55~58と服薬指導文データ51,52とが関連付けられることを特徴とするデータ構造であってもよい。また、第1の学習用データ80は、処方薬(処方箋データ53,54)に加えて、患者の傷病名データ61と服薬指導文データ51,52とが関連付けられることを特徴とするデータ構造であってもよい。また、第2の学習用データ81は、処方薬(処方箋データ53,54)に加えて、患者の傷病名データ61と重要度データ60とが関連付けられることを特徴とするデータ構造であってもよい。
本発明は、機械学習により処方箋データから処方薬の服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを総合的に推論するため、服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを高精度で推論することができる推論システムとして有用である。特に、複数の薬剤を総合的に考慮し服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを高精度で推論することができる推論システムとして有用である。
3…人工知能サーバ
4…学習用データベースサーバ
5…コンピュータ
21,37,501…プロセッサ
23,43,523…入力装置
25,45,525…出力装置
33,40…前処理部
34…機械学習部
36…推論部
41…学習用データベース
46…服薬指導文候補データ
80…第1の学習用データ
81…第2の学習用データ
480…属性データ
481…重要度データ
482…傷病名データ
504…重要度入力部
505…選択部
506…修正部

Claims (17)

  1. プロセッサと記憶装置を含み、前記プロセッサが処方薬の服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを推論する推論システムであって、
    前記プロセッサは、
    処方箋データと服薬指導文データとが関連付けられた第1の学習用データ及び前記処方箋データと前記処方薬の重要度データとが関連付けられた第2の学習用データの少なくとも1つに基づいて、機械学習により学習済みモデルを生成する機械学習部と、
    前記学習済みモデルに入力された推論用の処方箋データから前記服薬指導文及び前記重要度の少なくとも1つを推論する推論部と、
    を備えることを特徴とする推論システム。
  2. 前記機械学習部は、前記処方薬に加えて、前記処方薬の用法、用量、処方履歴、処方種別、診療日、及び診療科名の少なくとも1つを含む前記処方箋データと前記服薬指導文データとが関連付けられた前記第1の学習用データに基づいて、前記機械学習により前記学習済みモデルを生成することを特徴とする請求項1に記載の推論システム。
  3. 前記機械学習部は、前記処方薬に加えて、患者の傷病名データと前記服薬指導文データとが関連付けられた前記第1の学習用データ、及び前記処方薬に加えて、前記傷病名データと前記重要度データとが関連付けられた前記第2の学習用データの少なくとも1つに基づいて、前記機械学習により前記学習済みモデルを生成し、
    前記推論部は、推論用の患者の傷病名データを含む前記推論用の処方箋データを前記学習済みモデルに入力することにより、前記服薬指導文及び前記重要度の少なくとも1つを推論することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の推論システム。
  4. 前記機械学習部は、患者の属性データを含む前記処方箋データと前記服薬指導文データとを関連付けることにより拡張された前記第1の学習用データに基づいて、前記機械学習により前記学習済みモデルを生成し、
    前記推論部は、推論用の患者の属性データを含む前記推論用の処方箋データを前記学習済みモデルに入力することにより前記服薬指導文を推論することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の推論システム。
  5. 前記機械学習部は、前記患者の年齢、性別、体重、妊娠の有無、授乳中か否か、アドヒアランス、コンプライアンス、既往症、副作用歴、アレルギー歴、併用薬、生活習慣、嗜好、及び家族既往歴の少なくとも1つを含む前記属性データを前記服薬指導文データと関連付けることにより拡張された前記第1の学習用データに基づいて、前記機械学習により前記学習済みモデルを生成することを特徴とする請求項4に記載の推論システム。
  6. 前記機械学習部は、前記処方箋データを複数のグループに分類することにより拡張された前記第1の学習用データに基づいて、前記機械学習により前記学習済みモデルを生成することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の推論システム。
  7. 前記機械学習部は、用法の処方日数、処方回数、診療日を複数の前記グループに分類することにより拡張された前記第1の学習用データに基づいて、前記機械学習により前記学習済みモデルを生成することを特徴とする請求項6に記載の推論システム。
  8. 前記機械学習部は、診療日を季節、四半期、月、及び曜日の少なくとも1つに分類するデータを用いることにより拡張された前記第1の学習用データに基づいて、前記機械学習により前記学習済みモデルを生成することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の推論システム。
  9. 前記機械学習部は、所定の基準診療科名が診療科名と部分一致する場合に、一致する部分ごとに診療科名を設定することにより、複数の前記グループに分類することで拡張された前記第1の学習用データに基づいて、前記機械学習により前記学習済みモデルを生成することを特徴とする請求項6乃至請求項8に記載の推論システム。
  10. 前記機械学習部は、前記処方薬のデータとして医薬品コードを用い、前記医薬品コードの一部を抽出することにより、複数の前記グループに分類することで拡張された前記第1の学習用データに基づいて、前記機械学習により前記学習済みモデルを生成することを特徴とする請求項6乃至請求項9に記載の推論システム。
  11. 前記機械学習部は、前記処方箋データが前記服薬指導文データ又は他の前記処方箋データと矛盾する場合又は前記矛盾を規定する所定の条件を満たす場合に、前記処方箋データ又は前記服薬指導文データを前記第1の学習用データとして用いずに、前記機械学習により前記学習済みモデルを生成することを特徴とする請求項1乃至請求項10に記載の推論システム。
  12. 前記機械学習部は、前記処方箋データのグループが前記服薬指導文データ、前記処方薬、前記処方薬の用法、用量、処方履歴、処方種別、診療日、及び診療科名の少なくとも1つと矛盾する場合又は前記矛盾を規定する所定の条件を満たす場合に、前記処方箋データ又は前記服薬指導文データを前記第1の学習用データに用いずに、前記機械学習により前記学習済みモデルを生成することを特徴とする請求項1乃至請求項10に記載の推論システム。
  13. 前記機械学習部は、前記処方箋データを入力層として前記服薬指導文データ又は前記重要度データを出力層とするニューラルネットワークにより前記学習済みモデルを生成する請求項1乃至請求項12の何れか1項に記載の推論システム。
  14. 前記推論部は、推論された前記服薬指導文が、前記学習済みモデルに入力された前記処方箋データの患者の属性データと矛盾する場合又は前記矛盾を規定する所定の条件を満たす場合に、矛盾する前記服薬指導文を推論結果から除外することを特徴とする請求項1乃至請求項13の何れか1項に記載の推論システム。
  15. 前記推論された服薬指導文を推論確率が高い順で表示し、前記推論された重要度の順で前記処方薬を表示する出力部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項14の何れか1項に記載の推論システム。
  16. プロセッサが処方薬の服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを推論する推論方法であって、
    処方箋データと服薬指導文データとが関連付けられた第1の学習用データ及び前記処方箋データと前記処方薬の重要度データとが関連付けられた第2の学習用データの少なくとも1つに基づいて、機械学習により学習済みモデルを生成するステップと、
    前記学習済みモデルに入力された推論用の処方箋データから前記服薬指導文及び前記重要度の少なくとも1つを推論するステップと、
    を備えることを特徴とする推論方法。
  17. プロセッサが処方薬の服薬指導文及び重要度の少なくとも1つを推論するコンピュータで実行される推論システムであって、
    前記コンピュータは、
    処方箋データと服薬指導文データとが関連付けられた第1の学習用データ及び前記処方箋データと前記処方薬の重要度データとが関連付けられた第2の学習用データの少なくとも1つに基づいて、機械学習により学習済みモデルを生成する機械学習機能と、
    前記学習済みモデルに入力された推論用の処方箋データから前記服薬指導文及び前記重要度の少なくとも1つを推論する推論機能と、
    を実現させることを特徴とする推論プログラム。
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