JP2019133245A - 異常判定装置、無線システム、異常判定方法及びプログラム - Google Patents

異常判定装置、無線システム、異常判定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線端末に異常があるか否かを判定できる異常判定装置、無線システム、異常判定方法及びプログラムを提供する。【解決手段】受信部31は、無線センサ端末からセンサ情報を受信する。照度取得部33は、照明器具から照度情報を取得する。異常判定部35は、受信部31によるセンサ情報の受信が途絶えている無線センサ端末があるかを判定する。異常判定部35は、照度情報が示す照度が閾値以上であるにも関わらず受信部31によるセンサ情報の受信が途絶えている無線センサ端末があるとき、当該無線センサ端末に異常があると判定する。【選択図】図3

Description

本発明は、異常判定装置、無線システム、異常判定方法及びプログラムに関する。
近年、エネルギーハーベスト技術を用いた、電池なしで動作する無線端末が注目されている。特許文献1には、太陽電池、温度差発電素子、振動発電素子などの環境発電素子によって生み出された電力によって動作する無線センサ端末と受信装置とを備えるセンサネットワークシステムが開示されている。無線センサ端末は、センサによって得られた環境情報を無線通信により受信装置に送信する。
特開2015−28439号公報
特許文献1に記載の無線センサ端末において、環境発電素子として太陽電池を用いた場合、無線センサ端末周辺の照度が十分でないときには電力不足により、無線センサ端末は動作しなくなる。一方、無線センサ端末は、故障、回路の設計不良等を原因とする異常が生じたときにも動作しなくなる。
無線センサ端末が動作しなくなったとき、無線センサ端末は環境情報を受信装置に送信できなくなる。したがって、受信装置は、無線センサ端末が動作しているか否かを判定できる。
しかし、特許文献1に記載のセンサネットワークシステムでは、無線センサ端末が動作していないことを検出できても、異常が生じたことが原因で動作しなくなったか否かを判定できない。
本発明の目的は、上記の事情に鑑み、無線端末に異常があるか否かを判定できる異常判定装置、無線システム、異常判定方法及びプログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明に係る異常判定装置は、
光エネルギーにより動作する無線端末が送信する情報を受信する受信手段と、
前記無線端末の周辺の照度を示す照度情報を取得する照度取得手段と、
前記照度情報が示す照度が前記無線端末を動作させるのに十分な照度であるにも関わらず前記受信手段による情報の受信が途絶えたときに、前記無線端末に異常があると判定する異常判定手段と、
を備える。
本発明によれば、無線端末を動作させるのに十分な照度のときに、無線端末が送信する情報の受信が途絶えたか否かを判定することで、無線端末に異常があるか否かを判定できる。
本発明の実施の形態1に係る無線センサシステムの構成図 本発明の実施の形態1に係る無線センサ端末の機能的構成図 本発明の実施の形態1に係る管理装置の機能的構成図 本発明の実施の形態1に係る管理装置のハードウェア構成の一例を示す図 本発明の実施の形態1に係る管理装置の異常判定部による異常報知の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係る無線センサシステムの構成図 本発明の実施の形態2に係る管理装置の機能的構成図 本発明の実施の形態3に係る無線センサシステムの構成図 本発明の実施の形態3に係る管理装置の機能的構成図 本発明の実施の形態4に係る管理装置の機能的構成図
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る無線センサシステムについて説明する。各図面においては、同一又は同等の部分に同一の符号を付す。
(実施の形態1)
図1を参照しながら、実施の形態1に係る無線センサシステム1の構成について説明する。無線センサシステム1は、無線センサ端末10と、無線ゲートウェイ20と、管理装置30と、照明器具40と、照度センサ50と、を備える。また、管理装置30は、設備機器60と接続されている。設備機器60は、例えば空調機器、加湿器、換気扇など、室内環境を調整する機器である。
無線センサシステム1は、本発明に係る無線システムの一例である。無線センサシステム1によれば、無線センサ端末10に異常があるか否かを判定できる。無線センサ端末10は、本発明に係る無線端末の一例である。管理装置30は、本発明に係る異常判定装置の一例である。管理装置30が、無線センサ端末10に異常があるか否かを判定する。
また、管理装置30は、無線ゲートウェイ20を介して、無線センサ端末10が送信したセンサ情報を受信し、受信したセンサ情報に基づいて照明器具40及び設備機器60を制御する。
なお、図1では、無線センサ端末10、照明器具40、照度センサ50、及び設備機器60を複数示しているが、これらは単数であってもよい。
以下、無線センサシステム1が備える各構成要素について説明する。
無線センサ端末10は、光エネルギーにより動作する無線端末である。無線センサ端末10は、環境情報を取得する。無線センサ端末10は、取得した環境情報を無線通信により無線ゲートウェイ20に送信する。
図2を参照しながら、無線センサ端末10の機能的構成を説明する。図2に示すとおり、無線センサ端末10は、光電変換部11と、充電回路12と、センサ部13と、無線通信部14と、を備える。
光電変換部11は、無線センサ端末10周囲の光エネルギーを電力に変換し出力する。光電変換部11は、例えば太陽電池を備える。太陽電池により、光エネルギーが電力に変換される。また、後述する、センサ部13による環境情報の取得及び無線通信部14による無線通信のために十分な電力が得られるものであれば、太陽電池の代わりに他の光電変換素子を採用してもよい。
充電回路12は、光電変換部11が出力した電力を充電する。充電回路12が充電した電力は、センサ部13による環境情報の取得及び無線通信部14による無線通信により使用される。充電回路12は、例えばコンデンサを備える。コンデンサにより、光電変換部11が出力した電力を充電する。また、コンデンサの代わりに二次電池を採用してもよい。
無線センサ端末10周辺の照度が小さい場合、充電回路12に充電される電力よりもセンサ部13及び無線通信部14の動作に必要な電力のほうが大きくなるため、無線センサ端末10は動作できなくなる。
センサ部13は、温度センサ、湿度センサ、気圧センサ、人感センサなどの環境センサを備える。センサ部13は、環境センサが出力した信号に基づいて環境情報を生成し、無線通信部14に送信する。センサ部13は、充電回路12から、動作に必要な電力を取得する。
無線通信部14は、センサ部13から取得した環境情報及び無線センサ端末10を識別するための識別情報を含むセンサ情報を無線信号に重畳し、無線通信により無線ゲートウェイ20に送信する。無線通信は、例えば10秒間隔、1分間隔など、定期的に行う。なお、無線センサ端末10による無線通信が途絶えているか否かを後述の管理装置30が判定できるのであれば、通信のタイミングは等間隔でなくてもかまわない。例えば、充電回路12に充電されている電力の残量が少ないときには間隔を長くしてもよい。
無線通信部14は、例えば、EnOcean(登録商標)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)など、消費電力の低い無線通信方式により無線通信を行う。なお、充電回路12から取得する電力が十分であれば、他の無線通信方式であってもよい。また、赤外線通信、音波通信など、電波以外による無線通信方式であってもよい。
無線センサ端末10を識別するための識別情報とは、例えば無線センサ端末10の製造時に個別に設定された製造番号である。識別情報は、例えば無線センサ端末10の製造時に、無線センサ端末10に設けられたROM(Read-Only Memory)に書き込まれる。無線通信部14は、当該ROMから識別情報を読み込む。
無線センサ端末10の各機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit: 特定用途向け集積回路)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、FPAA(Field Programmable Analog Array)などを用いた専用回路により実現される。また、無線センサ端末10の機能の一部を、低消費電力で動作するマイクロコントローラにより実現してもよい。
再び図1を参照する。無線ゲートウェイ20は、管理装置30と接続されている。無線ゲートウェイ20は、無線通信により無線センサ端末10からセンサ情報を受信する。無線ゲートウェイ20は、無線センサ端末10から受信したセンサ情報を管理装置30に送信する。つまり、無線ゲートウェイ20は、無線センサ端末10が送信したセンサ情報を管理装置30に転送する。
無線ゲートウェイ20と管理装置30との通信経路は、例えばLAN(Local Area Network)ケーブル、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどを用いた有線通信により構築されている。なお、安定した通信ができるのであれば、無線通信によって無線ゲートウェイ20と管理装置30との通信経路を構築してもよい。
無線ゲートウェイ20は、安定した無線通信をするために、無線センサ端末10と同一の室内に設置されていることが好ましい。一方、無線ゲートウェイ20と管理装置30とは、必ずしも同一の室内に設置されていなくてもよい。
管理装置30は、無線ゲートウェイ20、照明器具40、照度センサ50及び設備機器60と接続されている。管理装置30は、無線ゲートウェイ20から、無線センサ端末10が送信したセンサ情報を受信する。管理装置30は、受信したセンサ情報に基づいて、照明器具40及び設備機器60を制御する。管理装置30は、無線センサ端末10に異常があるか否かを判定し、異常がある場合にはその旨を報知する。
管理装置30と、照明器具40、照度センサ50及び設備機器60とは、例えば電気機器間の通信に用いられる専用の通信線により接続されている。
図3を参照しながら、管理装置30の機能的構成を説明する。図3に示すとおり、管理装置30は、受信部31と、機器通信部32と、照度取得部33と、機器制御部34と、異常判定部35と、報知部36と、を備える。
受信部31は、無線ゲートウェイ20から、無線センサ端末10が送信したセンサ情報を受信する。つまり、受信部31は、無線ゲートウェイ20を介して、無線センサ端末10が送信したセンサ情報を受信する。受信部31は、センサ情報を機器制御部34に送信する。受信部31は、センサ情報に含まれる識別情報を異常判定部35に送信する。受信部31は、本発明に係る受信手段の一例である。
機器通信部32は、照明器具40、照度センサ50及び設備機器60との通信を行う。機器通信部32は、機器制御部34から受信した制御情報を照明器具40及び設備機器60に送信する。機器通信部32は、照度センサ50から受信した照度情報を照度取得部33に送信する。
照度取得部33は、機器通信部32を介して、照度センサ50から照度情報を取得する。照度情報とは、照度センサ50が検出した照度を示す情報である。つまり、照度センサ50の設置位置周辺の照度を示す情報である。照度取得部33は、取得した照度情報を異常判定部35に送信する。照度取得部33は、本発明に係る照度取得手段の一例である。
なお、無線センサシステム1が複数の照度センサ50を備える場合、例えば、全ての照度センサ50から取得した照度の平均値を照度情報として異常判定部35に送信してもよいし、全ての照度センサ50から取得した照度のうち最も小さい値あるいは最も大きい値を、照度情報として異常判定部35に送信してもよい。無線センサ端末10の設置位置、照度センサ50の設置位置などに応じて最も好ましいものを選択すればよい。
機器制御部34は、受信部31からセンサ情報を受信する。機器制御部34は、受信したセンサ情報に含まれる環境情報に基づいて、照明器具40及び設備機器60を制御するための制御情報を作成する。機器制御部34は、機器通信部32を介して、制御情報を照明器具40及び設備機器60に送信することにより、照明器具40及び設備機器60を制御する。
機器制御部34は、受信したセンサ情報に含まれる環境情報に応じて、照明器具40及び設備機器60を制御することにより室内環境を調整する。例えば、環境情報が、室内の湿度が低いことを示す情報であったとき、機器制御部34は、設備機器60である加湿器を制御することにより室内の加湿を行う。また、例えば、環境情報が、室内に人が存在しないことを示す情報であったとき、機器制御部34は、照明器具40を制御し、照明器具40の消灯を行う。
異常判定部35は、受信部31から、センサ情報に含まれる識別情報を受信する。異常判定部35は、受信した識別情報に基づいて、無線センサシステム1に設けられた無線センサ端末10のうち、受信部31によるセンサ情報の受信が途絶えている無線センサ端末10を特定する。異常判定部35は、照度取得部33から照度情報を取得する。異常判定部35は、取得した照度情報に基づいて、前述の特定した無線センサ端末10に異常があるか否かを判定する。異常判定部35は、特定した無線センサ端末10に異常があると判定したとき、当該無線センサ端末10を示す識別情報を報知部36に送信する。
センサ情報の受信が途絶えている無線センサ端末10の特定及び異常があるか否かの判定については動作の説明の際に後述する。異常判定部35は、本発明に係る異常判定手段の一例である。
報知部36は、異常判定部35から、異常があると判定された無線センサ端末10を示す識別情報を受信する。報知部36は、受信した識別情報に基づいて、当該無線センサ端末10に異常がある旨をユーザに報知する。
報知部36は、例えば、液晶ディスプレイ、ブラウン管ディスプレイなどの図示しない表示器と接続されている。報知部36は、当該無線センサ端末10に異常がある旨を表示器に表示させることにより、異常がある旨をユーザに報知する。
管理装置30のハードウェア構成の一例について、図4を参照しながら説明する。図4に示す管理装置30は、例えばパーソナルコンピュータ、マイクロコントローラなどのコンピュータにより実現される。
管理装置30は、バス1000を介して互いに接続された、プロセッサ1001と、メモリ1002と、インタフェース1003と、二次記憶装置1004と、を備える。
プロセッサ1001は、例えばCPU(Central Processing Unit: 中央演算装置)である。プロセッサ1001が、二次記憶装置1004に記憶された専用プログラムをメモリ1002に読み込んで実行することにより、管理装置30の各機能が実現される。
メモリ1002は、例えば、RAM(Random Access Memory)により構成される主記憶装置である。メモリ1002は、プロセッサ1001が二次記憶装置1004から読み込んだ専用プログラムを記憶する。また、メモリ1002は、プロセッサ1001が専用プログラムを実行する際のワークメモリとして機能する。
インタフェース1003は、例えばネットワークインタフェース、I/O(Input/Output)ポートである。無線ゲートウェイ20と接続されたインタフェース1003が受信部31として機能し、照明器具40、照度センサ50及び設備機器60と接続されたインタフェース1003が機器通信部32として機能し、表示器と接続されたインタフェース1003が報知部36として機能する。
二次記憶装置1004は、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)である。二次記憶装置1004は、プロセッサ1001が実行する専用プログラムを記憶する。
図4に示すハードウェア構成においては、管理装置30が二次記憶装置1004を備えている。しかし、これに限らず、二次記憶装置1004を管理装置30の外部に設け、インタフェース1003を介して管理装置30と二次記憶装置1004とが接続される形態としてもよい。この形態においては、USBメモリ、メモリカードなどのリムーバブルメディアも二次記憶装置1004として使用可能である。
また、図4に示すハードウェア構成に代えて、管理装置30の各機能をASIC、FPGAなどを用いた専用回路により構成してもよい。また、図4に示すハードウェア構成において、管理装置30の機能の一部を、例えばインタフェース1003に接続されたASIC、FPGAなどを用いた専用回路により実現してもよい。
再び図1を参照する。照明器具40と無線センサ端末10とは、同一の室内に設置されている。照明器具40は、管理装置30の制御に応じて、点灯、消灯、明るさの変更などを行う。照明器具40から発せられる光エネルギーが、無線センサ端末10を動作させるためのエネルギーとなる。
照度センサ50は、無線センサ端末10が設置された室内と同一の室内に設置されている。照度センサ50は、自身の周辺の照度を検出し、照度を示す照度情報を管理装置30に送信する。
設備機器60と無線センサ端末10とは、同一の室内に設置されている。設備機器60は、管理装置30の制御に応じた動作を行う。これは、無線センサ端末10が取得した環境情報に応じた動作を行う、ともいえる。
以上、無線センサシステム1が備える各構成要素について説明した。次に、図5を参照しながら、管理装置30の異常判定部35による異常報知の動作を説明する。
まず、異常判定部35は、受信部31によるセンサ情報の受信が途絶えている無線センサ端末10があるかを判定する(ステップS1)。センサ情報の受信が途絶えていることの判定は、例えば、特定の無線センサ端末10を示す識別情報が一定期間以上受信部31から受信できないことにより判定する。一定期間とは、無線センサ端末10がセンサ情報を送信する間隔より長い期間であり、例えば5分間である。この動作は、無線センサ端末10から信号を受信できないことを判定する、ともいえる。
受信が途絶えている無線センサ端末10がない場合(ステップS1:No)、ステップS1の動作に戻る。つまり、受信が途絶えている無線センサ端末10が現れるまでステップS1の動作を繰り返す。
受信が途絶えている無線センサ端末10がある場合(ステップS1:Yes)、異常判定部35は、受信が途絶えている無線センサ端末10のうち1つを選択する(ステップS2)。無線センサ端末10の選択は、例えば識別情報に基づいて行う。
次に、異常判定部35は、照度取得部33から照度情報を取得し、照度が閾値以上かを判定する(ステップS3)。閾値としては、選択した無線センサ端末10が動作するのに十分な照度値が使用される。この動作は、当該無線センサ端末10の周辺の照度が当該無線センサ端末10を動作させるのに十分な照度であるか否かを判定する、ともいえる。
照度が閾値以上でない場合(ステップS3:No)、受信が途絶えた原因が照度不足か当該無線センサ端末10の異常か不明なため、異常判定部35は、ステップS4及びステップS5の動作を飛ばしてステップS6以降の動作を行う。
照度が閾値以上である場合(ステップS3:Yes)、受信が途絶えた原因が照度不足ではないといえるため、異常判定部35は、当該無線センサ端末10に異常があると判定する(ステップS4)。そして、異常判定部35は、当該無線センサ端末10を示す識別情報を報知部36に送信することにより、当該無線センサ端末10に異常がある旨を報知する(ステップS5)。
ステップS2にて選択されていない無線センサ端末10がまだある場合(ステップS6:Yes)、ステップS2による無線センサ端末10の選択からの動作の流れを繰り返す。ステップS2にて選択されていない無線センサ端末10がもうない場合(ステップS6:No)、ステップS1からの動作の流れを繰り返す。なお、この際、再びステップS2で無線センサ端末10を選択するときには、以前に選択された無線センサ端末10も再び選択対象となる。
以上、異常判定部35による異常報知の動作の流れについて説明した。まとめると、異常判定部35は、照度取得部33から取得した照度情報が示す照度が無線センサ端末10を動作させるのに十分な照度であるにも関わらず受信部31によるセンサ情報の受信が途絶えたときに、当該無線センサ端末10に異常があると判定する。
なお、上記の動作の説明においては、先に受信が途絶えている無線センサ端末10があるかを判定してから、照度が閾値以上かを判定しているが、先に照度が閾値以上かを判定してもよい。この場合、閾値としては、例えば、全ての無線センサ端末10が動作するのに十分な照度値を使用する。
以上、実施の形態1に係る無線センサシステム1について説明した。無線センサシステム1によれば、無線センサ端末10を動作させるのに十分な照度のときに、無線センサ端末10が送信するセンサ情報の受信が途絶えたか否かを判定することで、無線センサ端末10に異常があるか否かを判定できる。
(実施の形態2)
図6を参照しながら、実施の形態2に係る無線センサシステム1Bについて説明する。実施の形態1と同一の符号を用いている構成要素については実施の形態1と同様であるため説明を省略する。また、異常判定部35の動作についても実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
無線センサシステム1Bは、実施の形態1に係る無線センサシステム1と異なり、照度センサ50を備えていない。また、無線センサシステム1Bは、管理装置30に代えて管理装置30Bを備える。無線センサシステム1Bは、照度センサを用いずに照度を取得し、無線センサ端末10に異常があるかを判定する。
図7を参照しながら、管理装置30Bの構成について説明する。管理装置30Bは、照度取得部33に代えて照度取得部33Bを備え、機器制御部34に代えて機器制御部34Bを備える。
機器制御部34Bは、機器制御部34の機能に加え、照明器具40に対する制御内容を示す情報を照度取得部33Bに送信する機能を有する。機器制御部34Bは、本発明に係る照明制御手段の一例である。
照度取得部33Bは、機器制御部34Bから、照明器具40に対する制御内容を示す情報を受信する。照度取得部33Bは、照明器具40に対する制御内容に基づいて照度を取得する。照明器具40に対する制御内容とは、例えば、照明器具40に設定する明るさである。この場合、照度取得部33Bは、明るさに基づいて照度を推測することにより、照度を取得する。
以上、実施の形態2に係る無線センサシステム1B及び管理装置30Bについて説明した。管理装置30Bは、機器制御部34B及び照度取得部33Bにより、照度センサがなくとも照度を取得できる。そのため、無線センサシステム1Bによれば、無線センサシステム1と同様に、無線センサ端末10に異常があるかを判定できる。
(実施の形態3)
図8を参照しながら、実施の形態3に係る無線センサシステム1Cについて説明する。実施の形態1と同一の符号を用いている構成要素については実施の形態1と同様であるため説明を省略する。また、異常判定部35の動作についても実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
実施の形態1に係る無線センサシステム1においては、例えば、照度センサ50が照明器具40の近くに設置され、無線センサ端末10が物陰に設置されている場合、照度センサ50が検出する照度が無線センサ端末10周辺の実際の照度より大きくなりうる。そのため、異常判定部35による異常判定において、実際には照度不足であるにも関わらず、無線センサ端末10に異常があると判定されるおそれがある。また、逆に、照度センサ50が物陰に設置され、無線センサ端末10が照明器具40の近くに設置されている場合、実際には無線センサ端末10に異常があるにも関わらず、照度不足と判定されるおそれがある。実施の形態3に係る無線センサシステム1Cでは、この問題を解消する。
無線センサシステム1Cは、管理装置30に代えて管理装置30Cを備える。また、無線センサ端末10は、1つの照度センサ50と関連付けられている。図8の点線で囲う部分が、無線センサ端末10と照度センサ50とが関連付けられていることを示す。関連付けについては後述する。また、無線センサ端末10は、関連付けられた照度センサ50の近辺に設置されることが好ましい。
図9を参照しながら、管理装置30Cの構成について説明する。管理装置30Cは、関連付け設定部37Cをさらに備える。また、管理装置30Cは、照度取得部33に代えて照度取得部33Cを備え、異常判定部35に代えて異常判定部35Cを備える。
異常判定部35Cは、異常判定部35の機能に加え、無線センサ端末10を示す識別情報を照度取得部33Cに送信する。また、異常判定部35Cは、送信した識別情報に対応する無線センサ端末10と関連付けられた照度センサ50についての照度情報を、照度取得部33Cから受信する。異常判定部35Cは、照度取得部33Cから受信した照度情報を使用して異常判定を行う。
照度取得部33Cは、照度取得部33の機能に代えて、異常判定部35Cから識別情報を受信し、受信した識別情報に対応する無線センサ端末10と関連付けられた照度センサ50についての照度情報を異常判定部35Cに送信する。また、照度取得部33Cは、関連付け設定部37Cから関連付け情報を受信し、これを参照することにより、無線センサ端末10と関連付けられた照度センサ50を特定することができる。
関連付け設定部37Cは、ユーザの入力に基づいて、無線センサ端末10と照度センサ50とを関連付け、関連付け情報を照度取得部33Cに送信する。関連付け設定部37Cは、例えば図示しないタッチパネルと接続され、タッチパネルを介してユーザの入力情報を受信する。
ユーザは、例えば、無線センサ端末10の製造番号及び照度センサ50の製造番号をタッチパネルによって入力することにより、無線センサ端末10と照度センサ50とを関連付ける。無線センサ端末10と関連付けられる照度センサ50は、無線センサ端末10の近くに設置されたものであることが好ましい。
また、関連付け設定部37Cは、タッチパネルに無線センサ端末10が設置される室内の間取り図を表示させることにより、無線センサ端末10及び照度センサ50の設置位置及び製造番号をユーザに入力させることにより、照度センサ50の近くに設置された無線センサ端末10を自動的に当該照度センサ50と関連付けてもよい。
以上、実施の形態3に係る無線センサシステム1C及び管理装置30Cについて説明した。管理装置30Cは、照度取得部33C、異常判定部35C及び関連付け設定部37Cにより、無線センサ端末10の近くに設置された照度センサ50から取得した照度情報を異常判定に使用することができる。そのため、実施の形態1と比較して、異常判定の精度が改善する。
(実施の形態4)
図10を参照しながら、実施の形態4に係る管理装置30Dについて説明する。実施の形態4に係る無線センサシステムは、管理装置30に代えて管理装置30Dを備える点以外は実施の形態1に係る無線センサシステム1と同様であるため、図示及び説明を省略する。また、実施の形態1と同一の符号を用いている構成要素については実施の形態1と同様であるため説明を省略する。また、異常判定部35の動作についても実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
管理装置30Dは、検査実行部38Dをさらに備える。また、管理装置30Dは、照度取得部33に代えて照度取得部33Dを備え、機器制御部34に代えて機器制御部34Dを備える。
照度取得部33Dは、照度取得部33の機能に加え、照度情報を検査実行部38Dに送信する。
機器制御部34Dは、機器制御部34の機能に加え、検査実行部38Dの要求に応じて照明器具40を制御する。機器制御部34Dは、本発明に係る照明制御手段の一例である。
検査実行部38Dは、照度取得部33Dから照度情報を受信する。検査実行部38Dは、照度が無線センサ端末10を動作させるのに十分でないと判定した場合、機器制御部34Dに、照明器具40を点灯させ、照度を十分に大きくすることを要求する。この要求は、例えば毎日深夜に1度行う。検査実行部38Dは、本発明に係る検査実行手段の一例である。
機器制御部34Dが、検査実行部38Dの要求に応じて照明器具40を点灯させ、無線センサ端末10を動作させるのに十分な照度とすることにより、強制的に無線センサ端末10周辺の照度を大きくさせ、異常判定部35による異常判定を行うことができる。つまり、検査実行部38Dにより、無線センサ端末10の検査を実行することができる。
以上、実施の形態4に係る管理装置30Dについて説明した。管理装置30Dによれば、強制的に照度を大きくすることにより、無線センサ端末10の検査を実行することができる。
(変形例)
実施の形態1において、照明器具40を管理装置30により制御しているが、照明器具40が管理装置30から独立した形態であってもよい。つまり、無線センサシステム1が照明器具を備えない形態であってもよい。この形態においても、管理装置30は照度センサ50から照度情報を取得できるため、異常判定を行うことができる。
また、実施の形態2において、無線センサシステム1Bは照度センサ50を備えないものとしたが、照度センサ50を備える形態としてもよい。この場合、照度取得部33Bは、機器通信部32を介して照度センサ50からも照度情報を受信する。そして、状況に応じて、照度センサ50から受信した照度情報を使用して異常判定を行ってもよいし、機器制御部34から受信した制御内容に基づいて取得した照度情報を使用して異常判定を行ってもよい。例えば、太陽光が入射する時間帯においては照度センサ50から受信した照度情報を使用し、その他の時間帯においては機器制御部34から受信した制御内容に基づいた照度情報を使用する。
また、上述の実施の形態及び変形例を適切に複数組み合わせた形態としてもよい。例えば、実施の形態3と実施の形態4とを組み合わせることにより、無線センサ端末10と照度センサ50とを関連付けしつつ、検査を実行することができる。
1、1B、1C 無線センサシステム、10 無線センサ端末、11 光電変換部、12 充電回路、13 センサ部、14 無線通信部、20 無線ゲートウェイ、30、30B、30C、30D 管理装置、31 受信部、32 機器通信部、33、33B、33C、33D 照度取得部、34、34B、34C 機器制御部、35、35C 異常判定部、36 報知部、37C 関連付け設定部、38D 検査実行部、40 照明器具、50 照度センサ、60 設備機器、1000 バス、1001 プロセッサ、1002 メモリ、1003 インタフェース、1004 二次記憶装置。

Claims (7)

  1. 光エネルギーにより動作する無線端末が送信する情報を受信する受信手段と、
    前記無線端末の周辺の照度を示す照度情報を取得する照度取得手段と、
    前記照度情報が示す照度が前記無線端末を動作させるのに十分な照度であるにも関わらず前記受信手段による情報の受信が途絶えたときに、前記無線端末に異常があると判定する異常判定手段と、
    を備える異常判定装置。
  2. 前記照度取得手段は、照度センサから照度情報を取得する、
    請求項1に記載の異常判定装置。
  3. 照明器具を制御する照明制御手段をさらに備え、
    前記照度取得手段は、前記照明制御手段による制御内容に基づいて照度情報を取得する、
    請求項1に記載の異常判定装置。
  4. 照明器具を制御する照明制御手段と、
    前記照度情報が示す照度が前記無線端末を動作させるのに十分な照度でないときに、前記照明制御手段に前記照明器具を制御させて前記無線端末を動作させるのに十分な照度とする検査実行手段と、
    をさらに備える請求項1または2に記載の異常判定装置。
  5. 光エネルギーにより動作する無線端末と、
    異常判定装置と、
    を備え、
    前記異常判定装置は、
    前記無線端末が送信する情報を受信する受信手段と、
    前記無線端末の周辺の照度を示す照度情報を取得する照度取得手段と、
    前記照度情報が示す照度が前記無線端末を動作させるのに十分な照度であるにも関わらず前記受信手段による情報の受信が途絶えたときに、前記無線端末に異常があると判定する異常判定手段と、
    を備える無線システム。
  6. 光エネルギーにより動作する無線端末から信号を受信できるか否かを判定し、
    前記無線端末の周辺の照度が前記無線端末を動作させるのに十分な照度であるにも関わらず前記無線端末から信号を受信できないと判定したときに、前記無線端末に異常があると判定する、
    異常判定方法。
  7. コンピュータを、
    光エネルギーにより動作する無線端末が送信する情報を受信する受信手段、
    前記無線端末の周辺の照度を示す照度情報を取得する照度取得手段、
    前記照度情報が示す照度が前記無線端末を動作させるのに十分な照度であるにも関わらず前記受信手段による情報の受信が途絶えたときに、前記無線端末に異常があると判定する異常判定手段、
    として機能させるプログラム。
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