JP2019132622A - 分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】試料気化室の温度をより精密に制御する。【解決手段】分析装置は、試料が注入され、試料が液体試料の場合には注入された液体試料を気化する試料気化室と、試料気化室の温度を調節する第1温度調節部および第2温度調節部と、試料気化室と接続され、気体状態の試料を分離する分離カラムと、分離カラムで分離された試料を検出する検出部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、分析装置に関する。
ガスクロマトグラフィでは、気体状態となっている試料(以下、試料ガスと呼ぶ)が試料気化室を介し分離カラムに導入され、分離カラムにおいて当該試料ガスの各成分が分離される。このとき、沸点の異なる様々な試料ガスの成分を効率よく分離カラムに導入したり、分離カラムでより精密に試料ガスの各成分を分離するために、試料気化室の温度を調節する方法が提案されている。
例えば、特許文献1の方法では、伝熱ブロックの少なくとも一部を分割構造とし、該分割構造の隙間部分を調節する部材を配設してなる試料気化室が提案されている。
特開2005−10102号公報
特許文献1の方法では、伝熱ブロックの隙間部分を調節するため試料気化室の構造等に一定の制約がある。試料気化室の温度を制御する更なる提案がなされることが望ましい。
本発明の好ましい実施形態による分析装置は、試料が注入され、前記試料が液体試料の場合には注入された前記液体試料を気化する試料気化室と、前記試料気化室の温度を調節する第1温度調節部および第2温度調節部と、前記試料気化室と接続され、気体状態の前記試料を分離する分離カラムと、前記分離カラムで分離された前記試料を検出する検出部とを備える。
さらに好ましい実施形態では、前記第1温度調節部は、前記試料気化室の第1部分の温度を調節し、前記第2温度調節部は、前記試料気化室の、前記第1部分とは異なる第2部分の温度を調節する。
さらに好ましい実施形態では、前記第1温度調節部は、前記第1部分の温度を上昇および/または下降させるように調節可能であり、前記第1部分は、前記第2部分と比較して、前記分離カラムからより遠い位置に配置されている。
さらに好ましい実施形態では、前記第2温度調節部は、前記第2部分の温度を上昇および/または下降させるように調節可能である。
さらに好ましい実施形態では、前記第2温度調節部は、加熱器の熱を利用して前記第2部分の温度を上昇させる。
さらに好ましい実施形態では、前記第2温度調節部は、冷却機構および/または不燃性の液化ガスにより前記第2部分の温度を下降させる。
さらに好ましい実施形態では、前記第1温度調節部は、前記第1部分に対向する第1伝熱体を介して前記第1部分の温度を調節し、前記第2温度調節部は、前記第2部分に対向し、前記第1伝熱体とは異なる第2伝熱体を介して前記第2部分の温度を調節する。
さらに好ましい実施形態では、前記第2温度調節部は、送風機により、加熱器で熱せられた気体、ならびに/または、冷却機構および/若しくは不燃性の液化ガスにより冷却された気体を前記第2伝熱体に吹き付けて前記第2部分を冷却する。
さらに好ましい実施形態では、前記第1伝熱体および前記第2伝熱体は、温度センサが配置された金属ブロックをそれぞれ備える。
さらに好ましい実施形態では、前記第1部分および前記第2部分の設定温度をそれぞれ入力する入力部を備える。
さらに好ましい実施形態では、ガスクロマトグラフを備える。
本発明によれば、試料気化室の複数の部分の温度を調節できる等、試料気化室の温度を精密に調節することができる。
図1は、第1実施形態の分析装置の概略構成を示す図である。 図2は、第1実施形態の分析装置の試料導入部の概略構成を示す図である。 図3は、第1実施形態の分析装置に係る分析方法の流れを示すフローチャートの一例である。 図4は、第2実施形態の分析装置の試料導入部の概略構成を示す図である。 図5は、第3実施形態の分析装置の試料導入部の概略構成を示す図である。 図6は、第4実施形態の分析装置の試料導入部の概略構成を示すと共に、試料導入部の加熱方法を模式的に示す図である。 図7は、第4実施形態の分析装置の試料導入部の冷却方法を模式的に示す図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
−第1の実施形態−
図1は、本実施形態の分析装置の概略構成を示す図である。分析装置1は、ガスクロマトグラフであり、測定部10と、情報処理部30とを備える。
測定部10は、キャリアガス格納容器Gと、流量制御部11と、試料Sが注入される試料導入部20と、分離カラム12と、検出部13とを備える。
情報処理部30は、入力部31と、通信部32と、記憶部33と、表示部34と、制御部40とを備える。制御部40は、装置制御部41と、データ処理部42とを備える。装置制御部41は、温度制御部410を備える。
測定部10は、試料Sに含まれる成分を物理的および/または化学的特性に基づいて分離する。試料Sは、気体状態で分離カラム12において分離されるが、上述の通り気体状態の試料Sを試料ガスと呼ぶ。
分離部10のキャリアガス格納容器Gは、キャリアガスを格納する。キャリアガスの組成は、反応性の低いガスを含むことが好ましいが特に限定されず、水素、ヘリウム、窒素ガス等を適宜選択して使用することができる。キャリアガス格納容器Gから流出したキャリアガスは、流量制御部11に導入される。
分離部10の流量制御部11は、調圧器、流量制御弁、圧力計、流量計等を適宜備える流量調節器を含んで構成され、キャリアガスの流量を制御する。流量制御部11から流出したキャリアガスは、試料導入部20に導入される。
分離部10の試料導入部20は、試料導入部20に注入された試料Sを分離カラム12に導入する。
図2は、試料導入部20の構成を模式的に示す断面図である。試料導入部20は、試料気化室200と、第1伝熱体201aと、第2伝熱体201bと、第1加熱部202aと、第2加熱部202bと、第1熱電対203aと、第2熱電対203bと、冷却部204とを備える。
試料気化室200は、開口部21と、セプタム22と、セプタム押さえナット23と、中空部24と、キャリアガス流路25と、挿入体26と、側壁27と、スプリット流路29とを備える。試料気化室200を構成する部分であってその側壁の少なくとも一部が第1伝熱体201aと対向する部分を第1部分28aとし、試料気化室200を構成する部分であってその側壁の少なくとも一部が第2伝熱体201bと対向する部分を第2部分28bとする。第1部分28aは、第2部分28bと比較して、分離カラム12からより遠い位置、特に分離カラム12の試料気化室側の端部からより遠い位置に配置されている。
試料Sは、マイクロシリンジや気体用シリンジ等のシリンジに格納される。当該シリンジの針が、セプタム押さえナット23の開口部21およびセプタム22を貫通して試料気化室200の中空部24に挿入され、当該針を介して試料Sが試料気化室200に注入される。試料気化室200に注入された試料Sは、円筒形状のガラス管であるガラスインサート等の挿入体26の内部に滞留する。
なお、ヘッドスペース法やパージ&トラップ法等で捕集した試料Sを気体状態で試料気化室200に注入してもよい。
試料気化室200は、注入された試料Sを、予め定められた温度、速度等の条件にしたがって分離カラム12に導入する。試料Sを分離カラム12に導入する際、導入された試料Sが、分離カラム12における試料気化室側の入り口付近で、分離カラム12の長軸(図2の一点鎖線Ax)方向に沿って広がってしまうと、試料Sの各成分を分離する分離能が低下する。その結果、得られるクロマトグラムのピーク幅が広がり、検出精度が低下する。
この点に関し、例えば、試料気化室200で気化した試料Sを分離カラム12の試料気化室側の入り口付近で再凝縮することで、分離能を高めることができる。そのため、従来から行われている方法では、分離カラム12の温度を調節するオーブン等の設定温度を試料気化室よりも低くして、試料気化室200のカラム接続部側をなるべく冷却するようにしているが、試料気化室200の各部の温度の調節には限界があった。
本実施形態の分析装置1では、試料気化室200の第1部分28aおよび第2部分28bが、異なる複数の温度調節部によりそれぞれ温度が調整される。第1部分28aの温度は、第1加熱部202aにより上昇するように調節され、周囲の空気へ熱を放散することにより冷やされる自然冷却により下降するように調節される。第2部分28bの温度は、第2加熱部202bにより上昇するように調節され、冷却部204により下降するように調節される。すなわち、第1加熱部202aが第1部分28aの温度を調節する第1温度調節部100aを構成し、第2加熱部202bおよび冷却部204が第2部分28bの温度を調節する第2温度調節部100bを構成する。
第1加熱部202aは、加熱器等の発熱体を備え、温度制御部410の制御の下に第1伝熱体201aを加熱する。第1伝熱体201aは、アルミニウム等の金属を主成分とする金属ブロック等を含んで構成され、第1加熱部202aおよび第1熱電対203aと接して配置されており、第1加熱部202aから発した熱を試料気化室200の第1部分28aに伝える。
第2加熱部202bは、加熱器等の発熱体を備え、温度制御部410の制御の下に第2伝熱体201bを加熱する。冷却部204は、ペルチェ素子等の吸熱体を備え、温度制御部410の制御の下に第2伝熱体201bを冷却する。第2伝熱体201bは、アルミニウム等の金属を主成分とする金属ブロック等を含んで構成され、第2加熱部202b、冷却部204および第2熱電対203bと接して配置されている。第2伝熱体201bは、第2加熱部202bから発した熱を試料気化室200の第2部分28bに伝えたり、第2部分28bから発した熱を冷却部204に伝えたりする。
キャリアガス流路25は、流量制御部11(図1)で流量が制御されたキャリアガスが流れる(図2では、キャリアガスの流れを矢印A25で模式的に示した)。キャリアガスの一部は、セプタム22から放出される低分子シリコンや可塑剤と共にセプタム22近傍に設けられた不図示のパージ流路から排気される。挿入体26の内部に滞留している試料ガスの一部については、予め定められたスプリット比に基づいて、スプリット流路29から排出され、残りが分離カラム12に導入される。分離カラム12に導入された試料ガスの流れを矢印A3で、スプリット流路29から排出されるガスの流れを矢印A29で模式的に示した。
なお、本実施形態の分析装置1はスプリット注入法以外の注入法にも適用でき、特にスプリットレス注入法に好適に使用できる。
図1において、測定部10の分離カラム12は、キャピラリーカラムや充填カラム等のカラムを備える。キャピラリーカラムは試料負荷容量が充填カラムより小さく、試料ガスを導入したときの試料ガスの各成分の広がりを抑える必要性が高いため、本実施形態の分析装置1がより好適である。試料ガスの各成分は、キャリアガスを含む移動相と、分離カラム12の固定相との間の分配係数等に基づいて分離され、分離された試料ガスの各成分は異なる時間に分離カラム12から流出し、検出部13に導入される。
検出部13は、水素炎イオン化検出器、熱伝導度検出器、電子捕獲検出器、熱イオン化検出器、炎光光度検出器、パルス形炎光光度検出器、化学発光検出器、光イオン化検出器、原子発光検出器等の、ガスクロマトグラフに用いられる任意の検出器を備える。検出部13は、分離カラム12で分離され、分離カラム12から異なる時間に流出した試料ガスの各成分を検出し、検出信号を不図示のA/D変換器でデジタル化して情報処理部30に出力する(矢印A1)。
なお、検出部13として、質量分析計またはフーリエ変換赤外分光光度計等のガスクロマトグラフと接続可能な装置を用い、分析装置1をガスクロマトグラフ‐質量分析計またはガスクロマトグラフ‐フーリエ変換赤外分光光度計等として構成してもよい。
情報処理部30は、電子計算機等の情報処理装置を備え、ユーザとのインターフェースを有する他、様々なデータに関する通信、記憶、演算等の処理を行う。
なお、情報処理部30は、測定部10と一体となった一つの装置として構成してもよい。また、情報処理部30が用いるデータの一部は遠隔のサーバ等に保存してもよく、情報処理部30が行う演算処理の一部は遠隔のサーバ等で行ってもよい。
入力部31は、マウス、キーボード、各種ボタンおよび/またはタッチパネル等の入力装置を含んで構成される。以下では、試料気化室200の第1部分28aについてユーザが設定する温度を第1設定温度とし、第2部分28bについてユーザが設定する温度を第2設定温度とする。入力部31は、第1設定温度および第2設定温度等の、測定部10の動作の制御に必要な情報、および制御部40の行う処理に必要な情報等を、ユーザから受け付ける。
通信部32は、インターネット等の無線や有線接続により通信可能な通信装置を含んで構成され、データ処理部42が作成したクロマトグラム等の、解析により得られたデータ等を送信したり、適宜必要なデータを送受信する。
記憶部33は、不揮発性の記憶媒体で構成され、上述の第1設定温度やおよび第2設定温度等の測定条件、検出部13からの検出信号に基づく測定データ、制御部40が処理を実行するためのプログラム、および解析により得られたデータ等を記憶する。
表示部34は、液晶モニタ等の表示モニタ等を含んで構成され、上述の第1設定温度やおよび第2設定温度等の測定条件、検出部13からの検出信号に基づく測定データ、および解析により得られたデータ等を、表示モニタに表示する。
表示部34は、ユーザの操作を容易にするため、上記第1設定温度および第2設定温度の入力画面を表示する。ユーザは、入力画面に表示されたテキストボックスに数値を入力したり、適宜スクロールバー等のアイコンを操作して数値を選択したりすることにより第1設定温度および第2設定温度を設定することができる。
なお、記憶部33に測定条件に合わせて上記第1設定温度および第2設定温度に対応するデータが記憶されており、温度制御部410がこのデータに基づいて第1設定温度および第2設定温度を設定してもよい。
制御部40は、CPU等のプロセッサからなり、検出部13から出力された検出信号を測定データとして処理したり、測定部10を含む分析装置1の動作を制御したりする。
装置制御部41は、測定部10の各部の動作を制御する。
装置制御部41の温度制御部410は、試料導入部20の温度調節部100aおよび100b(図2)、すなわち第1加熱部202a(第1温度調節部100a)ならびに、第2加熱部202bおよび冷却部204(第2温度調節部100b)の動作を制御する。
温度制御部410は、第1熱電対203aに生じた起電力を測定し、当該起電力に基づいて第1伝熱体201aの温度または試料気化室200の第1部分28aの温度を導出する。
温度制御部410は、導出した第1伝熱体201aの温度または第1部分28aの温度が、第1設定温度に近づくように第1加熱部202aを制御する。例えば、温度制御部410は、導出した第1伝熱体201aの温度または第1部分28aの温度が第1設定温度より低い時には第1加熱部202aの発熱量を上げるように制御し、導出した第1伝熱体201aの温度または第1部分28aの温度が第1設定温度より高い時には第1加熱部202aの発熱量を下げるように制御する。図2では、温度制御部410が第1熱電対203aを用いて温度についての情報を取得することを矢印A3aにより模式的に示した。また、温度制御部410による第1加熱部202aの制御を矢印A2aにより模式的に示した。
温度制御部410は、第2熱電対203bに生じた起電力を測定し、当該起電力に基づいて第2伝熱体201bの温度または試料気化室200の第2部分28bの温度を導出する。
温度制御部410は、導出した第2伝熱体201bの温度または第2部分28bの温度が第2設定温度に近づくように、第2加熱部202bおよび冷却部204を制御する。例えば、温度制御部410は、導出した第2伝熱体201bの温度または第2部分28bの温度が第2設定温度より低い時には第2加熱部202aの発熱量を上げたり冷却部204の吸熱量を下げるように制御し、導出した第2伝熱体201bの温度または第2部分28bの温度が第2設定温度より高い時には第2加熱部202bの発熱量を下げたり冷却部204の吸熱量を下げるように制御する。図2では、温度制御部410が第2熱電対203bを用いて温度についての情報を取得することを矢印A3bにより模式的に示した。また、温度制御部410による第2加熱部202bおよび冷却部204の制御をそれぞれ矢印A2bおよびA4により模式的に示した。
制御部40のデータ処理部42(図1)は、検出部13からの検出信号を測定データとして処理し、解析する。データ処理部42は、検出信号の強度を保持時間と対応させたデータをクロマトグラムに対応するデータとして構築し、記憶部33に記憶させる。また、データ処理部42は、得られたクロマトグラムのデータについて、過去のデータ等に基づいて、各ピークに対応する保持時間から各ピークに対応する試料ガスの成分を同定する。データ処理部42は、各ピークのピーク強度やピークに対応する面積を算出し、試料ガスの各成分を定量する。データ処理部42は、構築したクロマトグラムのデータや解析により得られた情報を表示する表示画像を生成し、表示部34に表示させる。
図3は、本実施形態の分析方法の流れを示すフローチャートである。ステップS1001において、第1温度調節部100aおよび第2温度調節部100bは、試料気化室200の分離カラム12に近い第2部分28bを、第2部分28bと比べて分離カラム12からより遠い第1部分28aよりも低い設定温度に温度調節する。ステップS1001が終了したら、ステップS1003が開始される。ステップS1003において、ユーザにより試料Sが試料導入部20に注入される。ステップS1003が終了したらステップS1005が開始される。
なお、図3のフローチャートでは、クロマトグラムのピーク幅を狭め検出精度を上げるため、試料ガスを再凝縮させるように第2部分28bの設定温度(第2設定温度)を第1部分28aの設定温度(第1設定温度)より低くした。しかし、第1設定温度と第2設定温度は必要に応じて、例えば、第2設定温度を第1設定温度より高くしたり、第2設定温度と第1設定温度とを同じ温度に設定したり等、適宜任意の値に設定することができる。
ステップS1005において、試料導入部20は、気体状態の試料S(試料ガス)を分離カラム12に導入する。ステップS1005が終了したら、ステップS1007が開始される。ステップS1007において、分離カラム12は、分離カラム12に導入された試料ガスを分離する。ステップS1007が終了したら、ステップS1009が開始される。
ステップS1009において、検出部13は、分離カラム12で分離された試料ガスの各成分を検出する。ステップS1009が終了したら、ステップS1011が開始される ステップS1011において、データ処理部42は、ステップS1011での検出に基づいた測定データを処理する。ステップS1011が終了したら、ステップS1013に進む。
ステップS1013において、表示部34は、ステップS1011で測定データを処理して得た解析結果を表示する。ステップS1013が終了したら、処理を終了する。
上述の実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)本実施形態の分析装置は、試料気化室200の温度を調節する第1温度調節部100aおよび第2温度調節部100bを備える。これにより、試料気化室200の温度を精密に調節することができる。
(2)本実施形態の分析装置において、第1温度調節部100aは、試料気化室200の第1部分28aの温度を調節し、第2温度調節部100bは、試料気化室200の、第1部分28aとは異なる第2部分28bの温度を調節する。これにより、試料気化室200の複数の部分の温度を調節することができる。
なお、ここで「第1部分28aとは異なる第2部分28b」とは、本実施形態のように第1部分28aと第2部分28bとが重複部分を持たない場合に加え、第1部分28aと第2部分28bとが重複部分を持つが、試料気化室200の異なる部分である場合を含む。
(3)本実施形態の分析装置において、第1温度調節部100aは、第1部分28aの温度を少なくとも上昇させるように調節可能であり、第1部分28aは、第2部分28bと比較して、分離カラム12からより遠い位置に配置されている。これにより、分離カラム12からの距離に応じて、試料気化室200の複数の部分の温度を調節することができる。
(4)本実施形態の分析装置において、第2温度調節部100bは、第2部分28bの温度を上昇および/または下降させるように調節可能である。これにより、試料気化室200の分離カラム12に比較的近い部分の温度を調節することができ、試料ガスの再凝縮等をより精密に制御することができるため、クロマトグラムのピーク幅を狭め、検出精度を上げることができる。
(5)本実施形態の分析装置において、第2温度調節部100bは、第2加熱部202bとして例えば加熱器を用い、当該加熱器の熱を利用して第2部分28bの温度を上昇させることができる。これにより、煩雑な操作や多大なコストを必要とせず、特に温度を上昇させる際に、試料気化室200の分離カラム12に近い部分の温度を調節することができる。
(6)本実施形態の分析装置において、第1温度調節部100aは、第1部分28aに対向する第1伝熱体201aを介して第1部分28aの温度を調節し、第2温度調節部100bは、第2部分28bに対向し、第1伝熱体201aとは異なる第2伝熱体201bを介して第2部分28bの温度を調節する。これにより、試料気化室200が、第1加熱部202a若しくは第2加熱部202bの発熱、または冷却部204の吸熱により急激に温度が変化することを防ぎ、試料気化室200の温度をより精密に制御することができる。
(7)本実施形態の分析装置において、第1伝熱体201aおよび第2伝熱体201bは、熱電対203aおよび203bが配置された金属ブロックをそれぞれ備える。これにより、温度制御部410は、試料気化室200の第1部分28aおよび第2部分28bの温度を測定し、当該温度に基づいて第1温度調節部100aおよび第2温度調節部100bの動作を制御することができるため、試料気化室200の温度をより精密に制御することができる。
なお、第1伝熱体201aおよび第2伝熱体201bの温度の計測には、熱電対の他、任意の温度センサを用いてもよい。
(8)本実施形態の分析装置は、第1部分28aおよび第2部分28bの設定温度をそれぞれ入力する入力画面を表示する表示部34を備える。これにより、ユーザは容易に第1部分28aおよび第2部分28bの設定温度を設定することができる。
次のような変形も本発明の範囲内であり、上述の実施形態と組み合わせることが可能である。以下の変形例において、上述の実施形態と同様の構造、機能を示す部位に関しては、同一の符号で参照し、適宜説明を省略する。
(変形例1)
上述の実施形態では、第1伝熱体201aには冷却部を設けず、試料気化室200の第1部分28aは、自然冷却により冷却される構成とした。しかし、第1伝熱体201aにペルチェ素子等を備える冷却部を設け、温度制御部410が当該冷却部による吸熱を制御することにより第1部分28aの温度を下降させる構成としてもよい。これにより、試料気化室200のセプタム22に近い側の温度をより精密に制御することができる。
(変形例2)
上述の実施形態では、ペルチェ素子等の冷媒を使用しない冷却機構を含む冷却部204により試料気化室200の第2部分28bを冷却する構成としたが、第2伝熱体201bに冷却部204を設けず、第2部分28bを自然冷却により冷却してもよい。これにより、温度制御部410による温度制御の機構が複雑になることを防ぎ、コストを安くしたり試料導入部20をよりコンパクトにしたりすることができる。
−第2の実施形態−
第2の実施形態に係る分析装置は、第1の実施形態に係る分析装置1と同様の構成を有しているが、試料気化室200の第2部分28bを冷却する冷却部の構成が、第1の実施形態とは異なっている。ここで、第1の実施形態との同一部分については第1の実施形態と同一の符号で参照し、場合に応じ説明を省略する。
図4は、第2の実施形態の分析装置における試料導入部20aの構成を模式的に示す断面図である。試料導入部20aは、液化炭酸ガスまたは液体窒素等の不燃性の液化ガスを含む液状の冷媒を格納する冷媒格納容器Lと、冷媒流量調節部221と、冷媒出口222とを備える。冷媒格納容器Lに格納された冷媒は、冷媒出口222から第2伝熱体201bに向けて噴射される。図4では、噴射された冷媒Fを三角形で模式的に示した。噴射された冷媒Fは、第2伝熱体201bに接触して第2伝熱体201bを冷却する。第2伝熱体201bは、冷却された部分へ第2部分28bの熱を伝導させることにより第2部分28bの温度を下降させる。
なお、冷却効果が得られるのであれば、冷媒出口222から噴射される冷媒Fは、液化
アルゴン等の、液化炭酸ガスや液体窒素以外の液体を用いてもよい。
冷媒流量調節部221は、冷媒格納容器Lから流出し冷媒出口222から第2伝熱体201bに向けて噴射される冷媒Fの流量を調節する。温度制御部410は、冷媒流量調節部221による冷媒Fの流量の調節を制御することにより第2部分28bの温度を制御する(矢印A31)。本実施形態では、冷媒流量制御部221が冷却部を構成し、第2加熱部202bおよび冷媒流量制御部221が第2温度調節部101bを構成する。
本実施形態の分析装置において、第2温度調節部101bは、液状の冷媒Fにより試料気化室200の第2部分28bの温度を下降させる。この場合、予め冷却された低温の吸熱体を用いるため、より強力に第2部分28bの温度を下降させることができる。
−第3の実施形態−
第3の実施形態に係る分析装置は、第1の実施形態に係る分析装置1と同様の構成を有しているが、試料気化室200の第2部分28bを冷却する冷却部の構成が、第1の実施形態とは異なっている。ここで、第1の実施形態との同一部分については第1の実施形態と同一の符号で参照し、場合に応じ説明を省略する。
図5は、第3の実施形態の分析装置における試料導入部20bの構成を模式的に示す断面図である。試料導入部20bは、送風機231を備える。送風機は、第2伝熱体201bに空気を吹き付ける。図5では、送風機からの空気Wを台形で模式的に示した。送風機からの空気Wは、第2伝熱体201bから熱を受け取り、第2伝熱体201bを冷却する。第2伝熱体201bは、冷却された部分へ第2部分28bの熱を伝導させることにより第2部分28bの温度を下降させる。
なお、図5では、送風機は第2伝熱体201bから物理的に離れた位置に配置されているが、送風機として冷却ファン等を第1伝熱体201bの側面に設けてもよい。
送風機231は、第2伝熱体201bに吹き付ける空気Wの量を制御する。本実施形態では、送風機231が冷却部を構成し、第2加熱部202bおよび送風機231が第2温度調節部102bを構成する。
本実施形態の分析装置において、第2温度調節部102bは、送風機231からの風により試料気化室200の第2部分28bの温度を下降させる。これにより、冷媒を必要とせず、効率的に第2部分28bの温度を下降させることができる。
−第4の実施形態−
第4の実施形態に係る分析装置は、第1の実施形態に係る分析装置1と同様の構成を有しているが、試料気化室200の第2部分28bを加熱する第2加熱部、および第2部分28bを冷却する冷却部の構成が、第1の実施形態とは異なっている。ここで、第1の実施形態との同一部分については第1の実施形態と同一の符号で参照し、場合に応じ説明を省略する。
図6は、第3の実施形態の分析装置における試料導入部20cの構成を模式的に示す断面図である。試料導入部20cは、液化炭酸ガスまたは液体窒素等の液状の冷媒を格納する冷媒格納容器Lと、冷媒流量調節部221と、冷媒出口222と、送風機231と、加熱器232とを備える。
図6では、温度制御部410が、試料気化室200の第2部分28bの温度を上昇させるように制御する場合の概念図を示している。加熱器232により加熱された空気Hを、送風機231が第2伝熱体201bに吹き付けることにより、第2伝熱体201bが加熱される。第2伝熱体201bは、熱を試料気化室200の第2部分28bに伝導させ、第2部分28bの温度を上昇させる。温度制御部410は、加熱器232の発熱量と、送風機231の出力を制御することにより、第2部分28bの温度の上昇を制御する(それぞれ矢印A32、A31で模式的に示した)。
図7では、温度制御部410が、試料気化室200の第2部分28bの温度を下降させるように制御する場合を示している。冷媒格納容器Lから流出し、冷媒出口222から噴射された冷媒Fにより冷却された空気を、送風機231が第2伝熱体201bに吹き付けることにより、第2伝熱体201bが冷却される。第2伝熱体201bは、試料気化室200の第2部分28bの熱を冷却された部分に伝導させ、第2部分28bの温度を下降させる。冷媒の噴射量は、冷媒流量調節部221により調節される。温度制御部410は、冷媒流量調節部221の流量の調節と、送風機231の出力を制御することにより、第2部分28bの温度の下降を制御する(それぞれ矢印A21、A31で模式的に示した)。
本実施形態では、加熱器232および送風機231が加熱部を構成し、冷媒流量調節部221および送風機231が冷却部を構成し、当該加熱部および当該冷却部が第2温度調節部103bを構成する。
本実施形態の分析装置において、第2温度調節部103bは、送風機231により、加熱器232で熱せられた空気Hおよび/または液状の冷媒Fにより冷却された空気を第2伝熱体201bに吹き付けて第2部分28bを冷却する。これにより、第2伝熱体201bに熱源や冷熱源を配置しなくても、第2部分28bの温度を制御することができる。
本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
1…分析装置、10…測定部、11…流量制御部、12…分離カラム、13…検出部、20,20a,20b,20c…試料導入部、28a…第1部分、28b…第2部分、30…情報処理部、40…制御部、41…装置制御部、42…データ処理部、100a…第1温度調節部、100b,101b,102b,103b…第2温度調節部、200…試料気化室、201a…第1伝熱体、201b…第2伝熱体、202a…第1加熱部、202b…第2加熱部、203a,203b…熱電対、204…冷却部、221…冷媒流量調節部、222…冷媒出口、231…送風機、232…加熱器、温度制御部410、F…冷媒、G…キャリアガス格納容器、H…加熱された空気、L…冷媒格納容器、S…試料、W…送風機からの空気。

Claims (11)

  1. 試料が注入され、前記試料が液体試料の場合には注入された前記液体試料を気化する試料気化室と、
    前記試料気化室の温度を調節する第1温度調節部および第2温度調節部と、
    前記試料気化室と接続され、気体状態の前記試料を分離する分離カラムと、
    前記分離カラムで分離された前記試料を検出する検出部と
    を備える分析装置。
  2. 請求項1に記載の分析装置において、
    前記第1温度調節部は、前記試料気化室の第1部分の温度を調節し、
    前記第2温度調節部は、前記試料気化室の、前記第1部分とは異なる第2部分の温度を調節する分析装置。
  3. 請求項2に記載の分析装置において、
    前記第1温度調節部は、前記第1部分の温度を上昇および/または下降させるように調節可能であり、
    前記第1部分は、前記第2部分と比較して、前記分離カラムからより遠い位置に配置されている分析装置。
  4. 請求項3に記載の分析装置において、
    前記第2温度調節部は、前記第2部分の温度を上昇および/または下降させるように調節可能である分析装置。
  5. 請求項4に記載の分析装置において、
    前記第2温度調節部は、加熱器の熱を利用して前記第2部分の温度を上昇させる分析装置。
  6. 請求項4または5に記載の分析装置において、
    前記第2温度調節部は、冷却機構および/または不燃性の液化ガスにより前記第2部分の温度を下降させる分析装置。
  7. 請求項4から6までのいずれか一項に記載の分析装置において、
    前記第1温度調節部は、前記第1部分に対向する第1伝熱体を介して前記第1部分の温度を調節し、
    前記第2温度調節部は、前記第2部分に対向し、前記第1伝熱体とは異なる第2伝熱体を介して前記第2部分の温度を調節する分析装置。
  8. 請求項7に記載の分析装置において、
    前記第2温度調節部は、送風機により、加熱器で熱せられた気体、ならびに/または、冷却機構および/若しくは不燃性の液化ガスにより冷却された気体を前記第2伝熱体に吹き付けて前記第2部分を冷却する分析装置。
  9. 請求項7または8に記載の分析装置において、
    前記第1伝熱体および前記第2伝熱体は、温度センサが配置された金属ブロックをそれぞれ備える分析装置。
  10. 請求項2から9までのいずれか一項に記載の分析装置において、
    前記第1部分および前記第2部分の設定温度をそれぞれ入力する入力部を備える分析装置。
  11. 請求項1から10までのいずれか一項に記載の分析装置において、
    ガスクロマトグラフを備える分析装置。
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