JP2019132284A - 配管接続構造 - Google Patents

配管接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2019132284A
JP2019132284A JP2018012214A JP2018012214A JP2019132284A JP 2019132284 A JP2019132284 A JP 2019132284A JP 2018012214 A JP2018012214 A JP 2018012214A JP 2018012214 A JP2018012214 A JP 2018012214A JP 2019132284 A JP2019132284 A JP 2019132284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
wall
connection structure
hole
elbow member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018012214A
Other languages
English (en)
Inventor
拓哉 小川
Takuya Ogawa
拓哉 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2018012214A priority Critical patent/JP2019132284A/ja
Publication of JP2019132284A publication Critical patent/JP2019132284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

【課題】エルボ部材及び第2配管の屋内側への突出を抑えることができる配管接続構造を提供する。【解決手段】建造物の壁部2に設けられた壁貫通孔10を通して配設される第1配管4と壁部2に沿って配設される第2配管8とをエルボ部材6を介して接続する配管接続構造。壁部2の壁貫通孔10の開口部にはエルボ部材6の接続部18の少なくとも一部を収容するための収容凹部35が設けられ、第1配管4の雄ねじ部22の基部が収容凹部35に位置している。この収容凹部35には、流込み防止部材34を配設するのが好ましく、この流込み防止部材34により、充填材32の壁貫通孔10からの流れ込みを抑えることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、建築物の壁部を貫通して配管を配設する配管接続構造に関する。
建造物の壁部を通して配管を配設する配管接続構造では、配管接続後に充填される充填材(例えば、モルタル)が接続部を覆わないように構成されている。例えば、壁部内に保護管が配設され、この保護管内に配管及びエルボ部材が配設され、保護管内で配管及びエルボ部材が接続される(例えば、特許文献1参照)。このような配管接続構造においては、この保護管と壁部との間に充填材が充填されるが、保護管の内側に配管及びエルボ部材が配置されるので、充填された充填材が保護管内に流入することがなく、その結果、配管及びエルボ部材の接続部が充填材で埋まることがない。
しかし、このような保護管を用いた配管接続構造は、新築の建造物、具体的にはコンクリート打設前の壁部にしか適用することができず、既設の建造物には適用することができないという問題がある。
そこで、既設の建造物では、図11で示す配管接続構造が適用されている。図11において、この配管接続構造では、建造物の壁部102を貫通して壁貫通孔104が設けられ、この壁貫通孔104を通して第1配管106が配設される。この第1配管106の一端側は、壁部102を通して屋内110に突出し、この突出部にエルボ部材112を介して第2配管が接続される。そして、壁部102と第1配管との間に充填材108(例えば、モルタル)が充填され、充填された充填材108によって、壁貫通孔104が閉塞される。
特開昭63−300167号公報
しかしながら、上述した従来の配管接続構造では、エルボ部材112が壁部102の壁面から屋内110側に突出しているので、第2配管114が屋内110側に大きく突出し、エルボ部材112及び/又は第2配管114に接触するおそれがあるとともに、壁部102に沿って延びる第2配管114と壁部102との間に無駄なスペースが生じる。
これらの問題を解消するために、図12に示すように構成することも考えられる。図12において、この配管接続構造では、第1配管106の一端部(具体的には、その雄ねじ部)が壁部102の壁貫通孔104内に位置するように構成され、この第1配管106の一端部にエルボ部材112を介して第2配管114が接続され、このように接続した第1配管106と壁部102との間に充填材108が充填される。
このように構成した場合、図11と図12とを対比することによって容易に理解される如く、エルボ部材112及び第2配管114が壁部102側に位置するので、エルボ部材112及び/又は第2配管114への接触おそれを少なくすることができるとともに、第2配管114と壁部102との間の無駄なスペースも少なく抑えることができる。
しかし、この場合、エルボ部材112と第1配管106との接続部が充填材108に埋まってしまい、それ故に、エルボ部材112を取り外すことができないという問題が発生する。
本発明の目的は、エルボ部材及び第2配管の屋内側への突出量を抑えることができる配管接続構造を提供することである。
本発明の請求項1に記載の配管接続構造は、建造物の壁部に設けられた壁貫通孔を通して配設される第1配管と前記壁部に沿って配設される第2配管とをエルボ部材を介して接続する配管接続構造であって、
前記第1配管の一端部には雄ねじ部が設けられ、前記エルボ部材の接続部には前記第1配管の前記雄ねじ部に螺着される雌ねじ部が設けられ、また、前記壁部の前記壁貫通孔の開口部には前記エルボ部材の前記接続部の少なくとも一部を収容するための収容凹部が設けられ、前記第1配管の前記雄ねじ部の基部が前記収容凹部に位置していることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の配管接続構造では、前記壁部の前記壁貫通孔と前記第1配管との間には充填材が充填され、前記収容凹部には、前記充填材の前記壁貫通孔からの流れ込みを抑えるための流込み防止部材が配設されていることを特徴とする。
更に、本発明の請求項3に記載の配管接続構造では、前記流込み防止部材は、前記収容凹部を規定する中空筒状部と、前記中空筒状部の一端部に設けられたフランジ部と、前記中空筒状部の他端部に設けられた流込み防止端壁部とを備え、前記第1配管の一端部は前記流込み防止部材の前記流込み防止端壁部を貫通して前記収容凹部に突出していることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の配管接続構造によれば、壁部の壁貫通孔の開口部に収容凹部が設けられ、エルボ部材の接続部の少なくとも一部がこの収容凹部に収容されるので、エルボ部材及びこのエルボ部材に接続される第2配管が壁部の壁面から屋内側に大きく突出することがなく、これにより、エルボ部材及び/又は第2配管への接触おそれを少なくすることができるとともに、第2配管と壁部との間の無駄なスペースも少なく抑えることができる。
また、第1配管の雄ねじ部の基部がこの収容凹部に位置しているので、第1配管と壁部との間に充填材(例えば、モルタル、コンクリートなど)を充填してもこの雄ねじ部が充填材に埋もれることがなく、これにより、エルボ部材が取外し困難となることを防止することができる。
また、本発明の請求項2に記載の配管接続構造によれば、壁部の壁貫通孔の収容凹部に流込み防止部材が配設されているので、第1配管と壁部との間に充填した充填材が収容凹部側に流れ込むのを確実に防止することができる。
更に、本発明の請求項3に記載の配管接続構造によれば、収容凹部を規定する中空筒状部の一端部にフランジ部が設けられ、その他端部に流込み防止端壁部が設けられているので、この流込み防止端壁部によって、充填した充填材の収容凹部側への流込みを確実に防止することができる。
本発明に従う配管接続構造の第1の実施形態を示す断面図。 図1の配管接続構造における流込み防止部材及びそれに関連する構成を拡大して示す部分拡大断面図。 図1の配管接続構造における流込み防止部材をフランジ部側から見た斜視図。 図3の流込み防止部材を流込み防止端壁部側から見た斜視図。 本発明に従う配管接続構造の第2実施形態を示す断面図。 図5の配管接続構造における流込み防止部材及びそれに関連する構成を拡大して示す部分拡大断面図。 図5の配管接続構造における流込み防止部材をフランジ部側から見た斜視図。 図7の流込み防止部材を流込み防止端壁部側から見た斜視図。 本発明に従う配管接続構造の第3の実施形態を示す断面図。 図9の配管接続構造における流込み防止部材をフランジ部側から見た斜視図。 従来の配管接続構造を示す断面図。 従来の配管接続構造の変形形態を示す断面図。
以下、図1〜図10を参照して、本発明に従う配管接続構造の各種実施形態について説明する。
〈第1の実施形態〉
まず、図1〜図4を参照して、本発明に従う配管接続構造の第1の実施形態について説明する、図1において、図示の配管接続構造は、建造物の壁部2を貫通して配設される第1配管4と、この第1配管4の一端部に接続されるエルボ部材6と、このエルボ部材6を介して接続される第2配管8とを備えている。壁部2には壁貫通孔10が設けられ、この壁貫通孔10を通して第1配管4が配設される。この壁貫通孔10は、例えばホルソーなどの穴あけ工具により形成される。
この第1配管4の一端部(屋内12側の端部)には、例えば、一方のエルボ部材6(第1エルボ部材)が接続され、その他端部(屋外14側の端部)には、他方のエルボ部材16(第2エルボ部材)が接続される。エルボ部材6,16(第1及び第2エルボ部材)は実質上同一の構成であり、その一端側には一方の接続部18(第1接続部)が設けられ、その他端側には他方の接続部20(第2接続部)が設けられ、この形態では、一方の接続部18と他方の接続部20とが実質上90度の角度で設けられている。
第1配管4の一端部には一方の雄ねじ部22(第1雄ねじ部)が設けられ、一方のエルボ部材6の接続部18(第1接続部)には雌ねじ部(第1雌ねじ部)(図示せず)が設けられ、第1配管4の雄ねじ部22と一方のエルボ部材6の接続部18の雌ねじ部とが螺合されて着脱自在に接続される。
また、第2配管8の一端部には雄ねじ部24が設けられ、一方のエルボ部材6の他方の接続部20(第2接続部)には雌ねじ部(第2雌ねじ部)(図示せず)が設けられ、第2配管8の雄ねじ部24と一方のエルボ部材6の接続部20の雌ねじ部とが螺合されて着脱自在に接続される。このように第1配管4の一端部にエルボ部材6を介して第2配管8を接続すると、この第2配管8は、壁部2の屋内12側に位置し、この壁部2の内壁面に沿って下方に延びる。
更に、第1配管4の他端部には、その一端部と同様に、他方のエルボ部材16(第2エルボ部材)を介して第3配管26が接続される。即ち、第1配管4の他端部には他方の雄ねじ部28(第2雄ねじ部)が設けられ、この第1配管4の雄ねじ部28に他方のエルボ部材16の接続部18(第1接続部)の雌ねじ部(第1雌ねじ部)(図示せず)が螺合されて着脱自在に接続される。更にまた、第3配管26の一端部には雄ねじ部30が設けられ、この第3配管26の雄ねじ部30に他方のエルボ部材16の接続部20(第2接続部)の雌ねじ部(第2雌ねじ部)(図示せず)が螺合されて着脱自在に接続される。このように第1配管4の他端部に他方のエルボ部材16を介して第3配管26を接続すると、この第3配管16は、壁部2の屋外14側に位置し、この壁部2の外壁面に沿って下方に延びる。
この配管接続構造では、第1配管4と壁部2との間の間隙(即ち、壁貫通孔10内)に充填材32(例えば、モルタル、コンクリートなど)が充填され、充填された充填材32により壁部2の壁貫通孔10が閉塞される。
この実施形態では、壁部2の壁貫通孔10の一端側の開口部に流込み防止部材34が配設され、この流込み防止部材34により壁貫通孔10の開口部に収容凹部35が規定され、この収容凹部35にエルボ部材6の一端側の接続部18の少なくとも一部が収容されるように構成されている。図2〜図4をも参照して、図示の流込み防止部材34は、円筒状の中空筒状部36を備え、この中空筒状部36の一端部に径方向外方に延びる矩形状のフランジ部38が設けられ、その他端部に径方向内方に延びる流込み防止端壁部40が設けられ、この流込み防止端壁部40に挿通開口42が設けられている。また、フランジ部38の4角部には、取付孔44が設けられている。このフランジ部38は、円形状などのその他の適宜の形状に形成することができる。
この配管接続構造では、第1〜第3配管4,8,26は、例えば、次のようにして接続される。主として図1を参照して、まず、第1配管4の一端部の雄ねじ部22の全体を流込み防止部材34の流込み防止端壁部40の挿通開口42に挿通させる。そして、第1配管4の一端側の雄ねじ部22に一方のエルボ部材6(第1エルボ部材)の接続部18(第1接続部)を螺着し、その他端側の雄ねじ部28に他方のエルボ部材16(第2エルボ部材)の接続部18(第1接続部)を螺着する。
次いで、建造物の壁部2に壁貫通孔10を形成し、この壁貫通孔10の一端側開口部に流込み防止部材34を取り付ける。この流込み防止部材34の取付けは、フランジ部38の取付孔44を通して取付ねじ(図示せず)を壁部2に取り付けることにより行われ、かく取り付けた状態では、流込み防止部材34の中空筒状部36が壁貫通孔10の一端部内に挿入され、この中空筒状部36及び流込み防止端壁部40により、壁貫通孔10の開口部に、その一端側に開口する収容凹部35が設けられる。
その後、第1配管4を図1に示す状態に保持し、第1配管4と壁部2との間隙に充填材32を充填して壁貫通孔10を閉塞する。更に、一方のエルボ部材18(第1エルボ部材)の接続部20(第2接続部)に第2配管8を螺着し、また他方のエルボ部材16(第2エルボ部材)の接続部20(第2接続部)に第3配管26を接続し、このようにして図1に示すように、第1〜第3配管4,8,26がエルボ部材6,16を介して接続される。
この壁貫通孔10に充填材32を充填するときには、流込み流入防止部材34の流込み防止端壁部40が、充填した充填材32の収容凹部35への流込みを防止する。このとき、第1配管4の雄ねじ部22の基部(換言すると、雄ねじ部22の全体)が収容凹部35内に位置するので、この雄ねじ部22に充填材32が付着するのを防止することができる。
この接続状態においては、図1から理解される如く、エルボ部材6(第1エルボ部材)の接続部18(第1接続部)の一部が壁部2の収容凹部35内に収容されるので、このエルボ部材6及び第2配管8における壁部2の内壁面からの突出量が少なくなり、これにより、エルボ部材6及び/又は第2配管8への接触おそれを少なくすることができるとともに、第2配管8と壁部2との間の無駄なスペースも少なく抑えることができる。また、第1配管4の雄ねじ部22に充填材32が付着することがなく、充填材32を介して第1配管4とエルボ部材6とが固着されるのを防ぐことができる。
この実施形態では、第1配管4の他方の雄ねじ部28の全体が壁部2の外壁面より突出し、エルボ部材16(第2エルボ部材)の全体が壁部2の外側(屋外14)に配置されるように構成しているが、このような構成に代えて、この壁部2の壁貫通孔10の他端側開口部に、上述したと同様の流込み防止部材34を取り付け、この流込み防止部材34により規定される収容凹部(図示せず)に、他方のエルボ部材16(第2エルボ部材)の接続部18(第1接続部)の少なくとも一部が収容されるように構成することもでき、このように構成した場合、エルボ部材16及び第3配管26の屋外側への突出量を少なく抑えることができる。
〈第2の実施形態〉
次に、図5〜図8を参照して、本発明に従う配管接続構造の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態においては、流込み防止部材及びこれに関連する構成に修正が施されている。尚、以下の実施形態において、上述した第1の実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図5〜図8において、この第2の実施形態の配管接続構造においては、流込み防止部材34Aは、円筒状の中空筒状部36、中空筒状部36の一端部に設けられたフランジ部38及びこの中空筒状部36の他端部に設けられた流込み防止端壁部40に加えて、この流込み防止端壁部40の内周部から更に延びるシール用筒状部52及びこのシール用筒状部52の端部に設けられた先端端壁部54を備えている。この先端端壁部54には、挿入端開口56が設けられ、またシール用筒状部52及び流込み防止端壁部54には、この挿入開口56に連通する挿通開口42Aが設けられ、この挿通開口42Aが収容凹部35に連通している。
この第2の実施形態では、流込み防止部材34Aのシール用筒状部52の内周面には、軸方向に間隔をおいて一対の環状溝部58,60が設けられ、軸方向内側の環状溝部58にシール用パッキン62が装着され、軸方向外側の環状溝部60に耐火用パッキン64が装着されている。このような構成に代えて、軸方向外側の環状溝部60にシール用パッキン62を装着し、軸方向内側の環状溝部58に耐火用パッキン64を装着するようにしてもよい。この第2の実施形態のその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
この第2の実施形態の配管接続構造においては、図5と図1とを対比することによって容易に理解される如く、第1〜第3配管4,8,26のエルボ部材6,16を介しての接続構造における基本的構成は、第1の実施形態と同様であるので、上述したと同様の作用効果が達成される。加えて、流込み防止部材34Aのシール用筒状部52の内周面にシール用パッキン62が装着されているので、第1配管4と流込み防止部材34Aとの間隙が確実にシールされ、壁貫通孔10の気密性を向上させることができる。また、このシール用筒状部52の内周面に耐火用パッキン64が装着されているので、火災などのときにはこの耐火用パッキン64が膨張して第1配管4と流込み防止部材34Aとの間が確実にシールされ、かくして、この配管接続構造の耐火性を高めることができる。
尚、この実施形態では、流込み防止部材34Aのシール用筒状部52にシール用パッキン62及び耐火用パッキン64の双方を設けているが、使用目的に応じて、シール用パッキン62及び耐火用パッキン64のいずれか一方のみを設けるようにしてもよく、或いはシール性(又は耐火性)をより高めるためにシール用パッキン62(耐火用パッキン64)を2列又は3列以上配設するようにしてもよい。
〈第3の実施形態〉
次に、図9及び図10を参照して、本発明に従う配管接続構造の第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態においては、ガス栓が取付け可能なように流込み防止部材に修正が施されている。
図9及び図10において、この第3の実施形態の配管接続部材においては、流込み防止部材34Bは、第1の実施形態と同様に、収容凹部35を規定する中空筒状部36と、中空筒状部36の一端部に設けられた矩形状のフランジ部38Bと、この中空筒状部36の他端部に設けられた流込み防止端壁部40とを備えており、更に、このフランジ部38Bにガス栓取付部82が一体的に設けられ、このガス栓取付部82は、フランジ部38Bから下方に延びている。
この第3の実施形態では、流込み防止部材34Bのフランジ部38Bに4つの取付孔44が設けられており、これら取付孔44を通して取付ねじ(図示せず)を壁部2に取り付けることにより、このフランジ部38Bが壁部2の内壁面に固定される。また、フランジ部38Bに続くガス栓取付部82には4つの取付ねじ孔84(図10において3つ示す)が設けられており、ガス栓86に設けられた取付孔(図示せず)を通して取付ねじ(図示せず)を取付ねじ孔84に螺着することにより、このガス栓86がガス栓取付部82に取り付けられる。
第1配管4の一端部(雄ねじ部22)は、上述したように、エルボ部材6(第1エルボ部材)の一方の接続部18(雌ねじ部)に接続され、このエルボ部材6の他方の接続部20(雌ねじ部)に第2配管6の一端部(雄ねじ部24)が接続される。また、第2配管6の他端部には雄ねじ部88が設けられており、この他端部(雄ねじ部88)がガス栓86の雌ねじ部(図示せず)に接続される。
この第3実施形態では、更に、流込み防止部材34Bのガス栓取付部82に配管固定部材90が設けられ、この配管固定部材90に第2配管8の軸方向中間部が固定されており、このように構成することにより、第2配管8を確実に固定することができる。尚、第3の実施形態におけるその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
この第3の実施形態にいては、第1〜第3配管4,8,26のエルボ部材6,16を介しての接続構造の基本的構成が第1の実施形態と同様であるので、上述したと同様の作用効果が達成される。加えて、流込み防止部材34Bのフランジ部38Bにガス栓取付部82を設け、このガス栓取付部82にガス栓86を取り付けているので、流込み防止部材34Bを利用してガス栓86を比較的簡単に取り付けることができ、またその取付けも壁部2の内壁面に沿って取り付けることができる。
尚、この実施形態では、流込み防止部材34Bのガス栓取付部82に、第2配管8を固定するための配管固定部材90を設けているが、この配管固定部材9を省略するようにしてもよい。
以上、本発明に従う配管接続構造の各種実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更乃至修正が可能である。
2,102 壁部
4,106 第1配管
6,16,112 エルボ部材
8,114 第2配管
10,104 壁貫通孔
18,20 接続部
26 第3配管
32,108 充填材
34,34A,34B 流込み防止部材
35 収容凹部
36 中空筒状部
38,38B フランジ部
40 流込み防止端壁部
52 シール用筒状部
62 シール用パッキン
64 耐火用パッキン
82 ガス栓取付部
86 ガス栓


















Claims (3)

  1. 建造物の壁部に設けられた壁貫通孔を通して配設される第1配管と前記壁部に沿って配設される第2配管とをエルボ部材を介して接続する配管接続構造であって、
    前記第1配管の一端部には雄ねじ部が設けられ、前記エルボ部材の接続部には前記第1配管の前記雄ねじ部に螺着される雌ねじ部が設けられ、また、前記壁部の前記壁貫通孔の開口部には前記エルボ部材の前記接続部の少なくとも一部を収容するための収容凹部が設けられ、前記第1配管の前記雄ねじ部の基部が前記収容凹部に位置していることを特徴とする配管接続構造。
  2. 前記壁部の前記壁貫通孔と前記第1配管との間には充填材が充填され、前記収容凹部には、前記充填材の前記壁貫通孔からの流れ込みを抑えるための流込み防止部材が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の配管接続構造。
  3. 前記流込み防止部材は、前記収容凹部を規定する中空筒状部と、前記中空筒状部の一端部に設けられたフランジ部と、前記中空筒状部の他端部に設けられた流込み防止端壁部とを備え、前記第1配管の一端部は前記流込み防止部材の前記流込み防止端壁部を貫通して前記収容凹部に突出していることを特徴とする請求項2に記載の配管接続構造。





JP2018012214A 2018-01-29 2018-01-29 配管接続構造 Pending JP2019132284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018012214A JP2019132284A (ja) 2018-01-29 2018-01-29 配管接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018012214A JP2019132284A (ja) 2018-01-29 2018-01-29 配管接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019132284A true JP2019132284A (ja) 2019-08-08

Family

ID=67545936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018012214A Pending JP2019132284A (ja) 2018-01-29 2018-01-29 配管接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019132284A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007285522A (ja) 配管配線用挿通ダクト
ES2288249T3 (es) Manguito para entrada de cables y penetracion de tubos.
KR101664212B1 (ko) 탈착이 용이한 밀폐식 상하수도관
IT9019756A1 (it) Collegamento a vite orientabile
JP2019132284A (ja) 配管接続構造
JP5379649B2 (ja) 鋼管用管継手
JP2007262841A (ja) 配管ボックスへの管状体の取付け構造
JP6873723B2 (ja) 管継手および脚部継手
KR100745653B1 (ko) 전방 삽입형 유니언
JPH08210567A (ja) 管継手
JP6189679B2 (ja) ヘッド取付構造
JP5384022B2 (ja) 管継手保護カバー、及び管継手保護構造
BR0312892A (pt) Conjunto de vedação para vedar um espaço anular entre um tubo interno e um tubo externo em um oleoduto submarino de parede dupla, sistema de tubos e válvula
KR102582477B1 (ko) 일체형 방폭 실링 피팅 장치 및 그 설치방법
JP6194069B1 (ja) ケーブルグランド
JP6163099B2 (ja) 調整バンド及び筒形金具の装着方法
KR200472981Y1 (ko) 벌크헤드 유니온
KR102417641B1 (ko) 연결 조인트 구조
JP2007078077A (ja) 漏出防止装置
JP4810267B2 (ja) 管継手
KR100648599B1 (ko) 소방용 연결소켓
KR20060082236A (ko) 패킹부재를 구비한 파이프 연결장치
KR101806374B1 (ko) 내진 기능을 갖는 파이프 연결 장치
JP6611493B2 (ja) 直管部材の取付構造
JP2020074831A (ja) 消火設備用管継手