JP2019131987A - 雌型継手金具の固定構造 - Google Patents

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【課題】主桁に固定されるリング継手の雌型継手金具に作用するせん断力や引張力が主桁との溶接強度およびその品質や、セグメント鋼殻内に中詰めされるコンクリートへの定着に期待せず、かつ主桁の厚さによってリング継手部材の仕様が影響されない雌型継手金具の固定構造を提供する。【解決手段】一方のセグメントの主桁に固定された雄型継手金具81の凸部811を他方のセグメントの主桁に固定された雌型継手金具82の凹部821に挿入することで互いに嵌合して両方のセグメントの主桁同士を接合させる雌型継手金具82の固定構造は、雌型継手金具82の一部を主桁に設けた貫通孔3bB1に主桁の背面側から挿通し、係止させた状態で、雌型継手金具82を主桁の背面側から溶接固定する。【選択図】図5

Description

本発明は、シールドトンネルの外殻覆工体であるセグメントの一方側の主桁に固定された雄型継手金物と、他方側の主桁に固定された雌型継手金物とを互いに嵌合して両方のセグメントを接合させるセグメントのリング継手構造のうち、雌型継手金具の主桁への固定構造に関する。
近年シールド工事においては、セグメントの締結作業の省力化と工期短縮等によるコスト縮減が課題となっており、従来のボルト・ナットによるセグメント締結に代わり、自動施工に適するワンタッチで締結できるいわゆるワンパス継手の開発がメーカー各社によって行われてきている。
これらワンパス継手のうち、セグメント周方向の締結(以下、「セグメント継手」と略記する。)には、セグメントをトンネルリング軸方向にスライドすることにより継手の締結が完了するスライド式嵌合継手が、セグメントリング間の締結(以下、「リング継手」と略記する。)には、一方のセグメントに設けられた凸部状の雄型継手金具を他方のセグメントに設けられた凹部状の雌型継手金具に対してトンネル軸方向に挿入することにより継手の締結が完了するピン挿入式嵌合継手が、それぞれ主流となっている。
これまでワンパス継手は、特に高速化施工が求められる大口径長距離シールド工事における安価なRCセグメント(鉄筋コンクリートセグメント)区間に多用されてきた。しかしながら、近年の都市部における構造物の輻輳化に伴い、耐震上不利であっても、部分的に軟弱な地盤を有する浅深度での施工を余儀なくされるケースが増えてきており、係るケースにおいて合成セグメントがその実績を伸ばしている。
合成セグメントは鋼殻内部にコンクリートを中詰めし、鋼殻とコンクリートが外力に対し一体的に挙動することを前提として評価することができるため、一般的なRCセグメントに比べ、セグメントの高剛性かつ高耐力化を可能としている。
合成セグメントにワンパス継手を適用するためには、セグメント継手であれば継手板に、リング継手であれば主桁に、それぞれ継手同士を嵌合するための貫通孔を設けなければならない。すなわち、ワンパス継手の配置において、RCセグメントであれば継手端面をセグメントの継手面に合わせて配置すれば良いが、合成セグメント(スチールセグメントを含む。)の場合、継手板や主桁の厚さを考慮した配置を検討しなければならない。
ワンパス継手のうち、リング継手については、トンネル断面方向に作用する常時土圧や水圧等の外荷重の他に、地震時の応答変位に対応すべく、各トンネルリング間に作用するせん断力および引張り力に対して所定の耐力を有することがその性能として求められる。
特許文献1では、鋼製セグメントのリング継手における雌型継手金具(筒)の主桁(セグメントの端面板C1)への固定構造が開示されている。
また、特許文献2では、雌型継手金具(雌型継手金具3)の継手側端面が主桁の継手面に合うように挿通された状態で主桁に固定された固定構造が開示されている。
特開2009−203684号公報 特開2016−61038号公報
特許文献1における雌型継手金具の固定構造では、雌型継手金具が固定される主桁の厚さによって、雄型継手金具の雌型継手金具への挿入長が変化するため、要求性能によっては主桁の厚さに応じて雄型継手金具の長さや径を変更する必要が生じる。そこで、トンネルの区間ごとに複数の主桁厚を採用する場合は、その厚さごとに雌型継手金具の変更も検討しなければならない。
また、特許文献1の雌型継手金具は主桁背面側に溶接された鋼板24,25を介して固定されるため、嵌合された雄型継手金具を引き抜こうとする引張力が作用しても、その引張力は雌型継手金具が固定された主桁に直接伝達されるが、せん断力は鋼板24,25の溶接を介して主桁に伝達されるため、要求されるせん断耐力に応じた溶接長の確保や溶接への高い品質が求められる。
一方、特許文献2における雌型継手金具の固定構造では、雌型継手金具の一部が主桁に挿通されているため、せん断外力は直接主桁に伝達されるが、引張力に対しては、雌型継手金具の主桁背面等への溶接や中詰めコンクリートへの定着によって抵抗しなければならない。
所定のせん断耐力を雌型継手金具の主桁背面等への溶接に期待する場合は、前記と同様、要求性能に応じた溶接長の確保や溶接への高い品質が求められ、中詰めコンクリートへの定着に期待する場合は、地震時の繰り返し荷重等に対し、定着部のコンクリートが脆性的な破壊を生じないように、鉄筋や鋼材等による補強が必要となる。
本発明は、前記の問題点を解決するためになされたものであって、主桁に固定されるリング継手の雌型継手金具に作用するせん断力や引張力が主桁との溶接強度およびその品質や、セグメント鋼殻内に中詰めされるコンクリートへの定着に期待せず、かつ主桁の厚さによってリング継手部材の仕様が影響されない雌型継手金具の固定構造を提案することを課題とする。
前記の課題を解決するために、本発明の雌型継手金具の固定構造は、一方のセグメントの主桁に固定された雄型継手金具の凸部を他方のセグメントの主桁に固定された雌型継手金具の凹部に挿入することで互いに嵌合して両方のセグメントの主桁同士を接合させる雌型継手金具の固定構造であって、前記雌型継手金具の一部を前記主桁に設けた貫通孔に該主桁の背面側から挿通し、係止させた状態で、前記雌型継手金具を前記主桁の背面側から溶接固定されたことを特徴とする。
また、本発明の雌型継手金具の固定構造は、前記雌型継手金具の継手側端部から前記主桁の厚さ以下の挿通範囲の該雌型継手金具の外径が前記貫通孔の径程度であり、前記挿通範囲を除く前記雌型継手金具の外径が前記貫通孔の径より大きい方が望ましい。
さらに、前記セグメントは複数を組み合わせることによってトンネルの外殻を形成するセグメントであって、トンネルの外周面を形成するスキンプレートと、前記トンネルの軸方向に間隔を置いて前記スキンプレートの両側縁に立設される主桁と、前記トンネルの周方向に間隔を置いて前記スキンプレートの両端縁に立設される継手板と、前記継手板に並行に前記スキンプレートの面上で前記主桁間に延設されるリブと、前記周方向のセグメント間の連結を行うために前記継手板に設けられるセグメント継手と、少なくとも前記スキンプレートと前記主桁と前記継手板とに囲まれた空間に充填されてトンネルの内周面を形成するコンクリート部とを備えていても良い。
本発明の雌型継手金具の固定構造によれば、セグメントの主桁に固定されるリング継手の雌型継手金具に作用するせん断力や引張力が主桁との溶接強度およびその品質や、セグメント鋼殻内に中詰めされるコンクリートへの定着に期待せず、かつ主桁の厚さによってリング継手部材の仕様が影響されない。
本発明の実施の形態のセグメントの構成を説明するために一部破断した説明図である。 セグメントをトンネルの外周面側から見た斜視図である。 セグメントをトンネルの内周面側から見た斜視図である。 セグメント継手部周辺の構成を説明するために一部破断した説明図である。 本発明の実施の形態の雌型継手金具の固定構造を適用するセグメントの構成を説明するために一部破断した説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1−3は、本実施の形態を適用するセグメント1の構成を説明する斜視図である。このセグメント1は円弧板状の部材で、複数のセグメント1,・・・を組み合わせることによってトンネルの円筒状の覆工(外殻)が形成される。
以下、トンネルが延伸される方向をトンネルの軸方向といい、円筒状のトンネルの円弧方向をトンネルの周方向といい、覆工の地山側をトンネルの外周面といい、覆工の内空側をトンネルの内周面といい、対向するセグメント1,1同士の接合面を継手面という。
このセグメント1は、トンネルの外周面の一部を形成するスキンプレート2と、スキンプレート2の両側縁に立設される主桁3,3と、スキンプレート2の両端縁に立設される継手面部としての継手板4,4と、スキンプレート2の面上で主桁3,3間に延設されるリブ5,5Aと、内空に充填されるコンクリート部6とを主に備えた合成セグメントである。
このスキンプレート2は、薄肉の矩形の鋼板を側面視円弧状に曲げ加工することによって成形される。このスキンプレート2は、長辺がトンネルの周方向となり、短辺がトンネルの軸方向となる。
また、スキンプレート2の長辺側となる側縁に沿って円弧状の主桁3が立設される。
すなわち、主桁3,3は、トンネルの軸方向に間隔をおいて並行に立設される。
この主桁3は、図4に示すように、トンネルの外周面側と内周面側とに並行に配置される一対のフランジ3a,3aと、そのフランジ3a,3a間を繋ぐウェブ3bとによって、断面視略コ字形に成形される。
このフランジ3a,3aとウェブ3bは、例えば帯状の鋼板によって形成されており、これらを略直交させて溶接などによって接合させる。また、ウェブ3bは、トンネルの内周面側のフランジ3aよりも僅かに内周面側に突出するように接合されている。
また、継手板4は、図1−3に示すように、トンネルの周方向の主桁3,3の端部間を繋ぐように、スキンプレート2の短辺側となる端縁に沿って立設される。この継手板4は、例えば矩形の鋼板によって形成され、主桁3,3の端部に溶接などによって接合される。
この継手板4には、図1に示すようにセグメント継手部7が設けられる。このセグメント継手部7は、挿入金具71と受け金具72とによって構成される。すなわち、このセグメント1に対して周方向に連結させる別のセグメント1の継手板4には、この挿入金具71に対峙する位置に受け金具72が取り付けられ、この受け金具72に対峙する位置には挿入金具71が取り付けられている。そして、挿入金具71を受け金具72にそれぞれ嵌入させることによって、2つのセグメント1,1間の周方向の連結が行われる。
また、図4に示すように、継手板4には受け金具72の収容部72bに連通する挿入口72cが設けられており、この挿入口72cに連結させるセグメント1の挿入金具71の挿入部71bを差し込んで、セグメント1をトンネルの軸方向に移動させると、挿入金具71がが受け金具72に嵌入される。
また、コンクリート部6は、スキンプレート2とその縁部に立設される主桁3,3及び継手板4,4とによって形成される箱型の空間、及び補強鉄筋61,・・・が埋没する位置までコンクリートを充填することによって形成される。
ここで、図2,3に示すように、主桁3よりもトンネル内周面側に層状に形成されるコンクリート部6は、耐火代部6aであって、トンネル内部で発生した熱が、鋼製の主桁3に伝達されるのを防ぐことができる厚さに設定される。
また、コンクリート部6は、ポリプロピレン繊維又はビニロン繊維などの合成樹脂系繊維が混入された耐火性能の高いコンクリートによって成形することができる。
続いて、図5を参照しながら、セグメント1のトンネル軸方向の継手となるリング継手部8の詳細な構成について説明する。
このリング継手部8は、トンネル軸方向の引張力と、それに直交する例えばトンネル径方向(トンネル内外方向)のせん断力に抵抗可能な継手である。
このリング継手部8は、図5(a)に示すとおり、一方のセグメント1A側に設けられる雄型継手金具81と、図5(b)に示すとおり、他方のセグメント1B側に設けられる雌型継手金具82とによって構成される。
この雄型継手金具81は、少なくとも主桁3のウェブ3bAから突出させる圧入ピン部811と、セグメント1の内部に埋設させる固定部812とを備えている。また、雌型継手金具82は、少なくとも雄型継手金具81の圧入ピン部811が押し込まれると引き抜き力に対して抵抗となるインサート部821と、インサート部821を収納するケーシング部822とを備えている。
雄型継手金具81の固定部812と圧入ピン部811とは、圧入ピン部811の固定側に設けられた螺合部811aに固定部812を螺着させることで接合する。ウェブ3bAには、圧入ピン部811を挿入可能に圧入ピン部811の外径と同径以上の径を有する貫通孔3bA1が設けられ、固定部812を回転することで、圧入ピン部811の継手面ウェブ3bA2からの突出長を調整することができる。突出長の調整後、固定部812をウェブ3bAに密着させた状態で、圧入ピン部811と固定部812および固定部812とウェブ3bAと、によって形成される隅角部を隅肉溶接する。
なお、圧入ピン部811の突出長さの調整が不要であれば、圧入ピン部811と固定部812は一体に成型されていても良い。
雌型継手金具82のケーシング部822の継手側端部からウェブ3bBの厚さ以下の挿通範囲には、段差部822aを設ける。段差部822aの外径をウェブ3bBに設けた貫通孔3bB1の径と同程度とすることで、段差部822aを貫通孔3bB1内に挿通し、係止部822bをウェブ3bBの背面に係止させた状態で、ケーシング部822とウェブ3bBの背面に形成される隅角部を隅肉溶接する。
このリング継手部8を連結させるに際しては、まず、図5(a)に示す一方のセグメント1Aの雄型継手金具81に対して、図5(b)に示す他方のセグメント1Bのリング継手部8を対峙させ、セグメント1Bをトンネルの軸方向に移動させてセグメント1A,1Bのウェブ3bA,3bB同士を当接させる。
そして、ウェブ3bA,3bB同士が当接すると、雄型継手金具81のウェブ3bAから突出された圧入ピン部811が、対峙する雌型継手金具82のインサート部821に押し込まれる。これによって、セグメント1A,1B間がリング継手部8,8によって連結されることになる。
次に、本実施形態のセグメント1の雌型継手金具82の固定構造の作用について説明する。
前記のとおり構成された本実施形態の雌型継手金具82の固定構造によれば、雌型継手金具82のケーシング部822の継手側に主桁3の貫通孔3bB1に挿通可能な段差部822aと係止部822bを設けることで、雌型継手金具82を主桁3に確実に係止させることができる。これにより、雌型継手金具82と主桁3との溶接強度やその品質に依存することなく、雌型継手金具82に発生する引張り力やせん断力に対応することを可能とする。
つまり溶接は、雄型継手金具81を雌型継手金具82に圧入する際に生じる圧入力や競り等によって生じる摩擦力等の施工上必要な強度や、止水上必要な強度を保持していれば良く、引張力やせん断力といった外力で決定する必要は無い。
また、合成セグメントに適用した場合であっても、鋼殻内に中詰めされるコンクリートへの定着を期待する必要も無い。
さらに、雌型継手金具82の継手側端部を主桁3の継手面に合わせた状態で雌型継手金具82を主桁3に固定することができるので、主桁3の厚さに左右されず、常に一定の嵌合状態を確保できるため、主桁3の厚さによって継手部材の仕様が影響されない。
一般に市販されているピン挿入式嵌合継手のリング継手の雌型継手金具は、RCセグメントへの適用を想定して製作されており、コンクリートへの定着部を除く外形は等径の筒状形状を為しているものが多い。本実施形態で示した段差部822aや係止部822bは、こうした汎用品の継手側端部から主桁厚さに相当する範囲を主桁に設けた貫通孔の径に合わせて切削するだけで形成することが可能であり、汎用品を使用しても特殊な加工を必要としない。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、セグメント1の全体に亘ってコンクリート部6を形成したが、これに限定されるものではなく、スキンプレート2と主桁3,3と継手板4,4とで充分な強度を有するセグメントにあっては、スキンプレート2全面に亘ってコンクリートを充填する必要はなく、スキンプレート2と主桁3,3と継手板4と継手板4に近接して延設されたリブ5とに囲まれた空間にのみコンクリートを充填するものであってもよい。
1,1A,1B セグメント
2 スキンプレート
3 主桁部
4 継手板(継手面部)
5,5A リブ部
51 切欠部
6 コンクリート部
62 スペーサ
7 セグメント継手部
71 挿入金具
71a 定着板部(定着部)
71c 突起部
72 受け金具
72a 定着板部(定着部)
72d 突起部
8 リング継手部
81 雄型継手金具
82 雌型継手金具

Claims (3)

  1. 一方のセグメントの主桁に固定された雄型継手金具の凸部を他方のセグメントの主桁に固定された雌型継手金具の凹部に挿入することで互いに嵌合して両方のセグメントの主桁同士を接合させる雌型継手金具の固定構造であって、
    前記雌型継手金具の一部を前記主桁に設けた貫通孔に該主桁の背面側から挿通し、係止させた状態で、
    前記継手金具を前記主桁の背面側から溶接固定されたこと、を特徴とする雌型継手金具の固定構造。
  2. 前記雌型継手金具の継手側端部から前記主桁の厚さ以下の挿通範囲の該雌型継手金具の外径が前記貫通孔の径程度であり、
    前記挿通範囲を除く前記雌型継手金具の外径が前記貫通孔の径より大きいことを特徴とする請求項1に記載の雌型継手金具の固定構造。
  3. 前記セグメントは複数を組み合わせることによってトンネルの外殻を形成するセグメントであって、
    トンネルの外周面を形成するスキンプレートと、
    前記トンネルの軸方向に間隔を置いて前記スキンプレートの両側縁に立設される主桁と、
    前記トンネルの周方向に間隔を置いて前記スキンプレートの両端縁に立設される継手板と、
    前記継手板に並行に前記スキンプレートの面上で前記主桁間に延設されるリブと、
    前記周方向のセグメント間の連結を行うために前記継手板に設けられるセグメント継手と、
    少なくとも前記スキンプレートと前記主桁と前記継手板とに囲まれた空間に充填されてトンネルの内周面を形成するコンクリート部とを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の雌型継手金具の固定構造。
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