JP2019131583A - イオン性液体中において1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する方法 - Google Patents
イオン性液体中において1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019131583A JP2019131583A JP2019071101A JP2019071101A JP2019131583A JP 2019131583 A JP2019131583 A JP 2019131583A JP 2019071101 A JP2019071101 A JP 2019071101A JP 2019071101 A JP2019071101 A JP 2019071101A JP 2019131583 A JP2019131583 A JP 2019131583A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- butyl
- ionic liquid
- methylimidazolium
- reactor
- dimethylimidazolium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/093—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
- C07C17/20—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
- C07C17/202—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction
- C07C17/206—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction the other compound being HX
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/25—Preparation of halogenated hydrocarbons by splitting-off hydrogen halides from halogenated hydrocarbons
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07B—GENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
- C07B2200/00—Indexing scheme relating to specific properties of organic compounds
- C07B2200/09—Geometrical isomers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
Description
(a)1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン(HCC−240fa)、1,1,3,3−テトラクロロプロペン、及び1,1,1,3−テトラクロロプロペンからなる群から選択される出発材料を、単独か又は組み合わせて、液相反応器内において、I−、Br−、Cl−、F−、(HF)nF−(ここで、n=1.0〜4.0である)、及びこれらの組合せから選択されるアニオン、並びにアンモニウム、スルホニウム、ホスホニウム、イミダゾリウム、ピリジニウム、ピロリジニウム、チアゾリウム、トリアゾリウム、オキサゾリウム、ピラゾリウム、及びこれらの組合せから選択されるカチオンを有するイオン性液体の存在下で、触媒を用いるか又は用いないで無水フッ化水素と反応させて、HCFO−1233zd(E)、HCFO−1233zd(Z)、HF、及びHClを含む生成物流を生成させ;
(b)場合によっては、工程(a)によって生成するHClを除去し;
(c)工程(b)の後に存在するHFを回収し;そして
(d)工程(c)の結果物から、HCFO−1233zd(E)、HCFO−1233zd(Z)、又は両方を蒸留によって回収する;
ことを含むHCFO−1233zdの製造方法を提供する。
生成させる。幾つかの態様においては、アニオン(HF)nF−(ここで、n=1.0〜4.0である)は、反応器内におけるアニオンとしてCl−を有するイオン性液体とHFの相互作用によって形成される。
(a)1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン(HCC−240fa)、1,1,3,3−テトラクロロプロペン、及び1,1,1,3−テトラクロロプロペンからなる群から選択される出発材料を、単独か又は組み合わせて、イオン性液体の存在下で、HFを用いて、同時に副生成物のHCl及び生成物の1233zd(E+Z)を取り出しながらフッ素化し;
(b)副生成物のHClを分離及び精製し;
(c)過剰のHFを分離して工程(a)に戻し;そして
(d)最終生成物の1233zd(E)、1233zd(Z)、又はこれらの2つの異性体の混合物を精製する;
工程を含む、1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd)の形成方法である。
とができる。
ば、(HF)nF−(ここで、n=1.0〜4.0である)は、反応器内におけるアニオンとしてCl−を有するイオン性液体とHFの相互作用によって形成することができる。
約5モル%である。
分な無水フッ化水素(AHF)と一緒に)排出することを可能にする随意的な精留カラムを更に装備する。精留カラムは凝縮器を装備した充填管であり、この工程は、凝縮器の温度を約20℃〜約100℃の範囲に調節することによって行う。精留カラムの最適な運転を有効にするためには、冷却剤の適切な温度制御、及び十分な還流作用が望ましい。
つの生成物として単離する。酸を含まない粗生成物は、まず蒸留カラムに送って、カラムの頂部から1233zd(E)を、1233zd(E)よりも低い沸点を有する幾つかの軽質成分と一緒に排出し、一方、カラムの底部から1233zd(Z)を、1233zd(Z)よりも高い沸点を有する幾つかの重質成分と一緒に排出する。次に、塔頂流及び塔底流を、更なる精製のために2つの別々のカラムに送って、1233zd(E)及び1233zd(Z)生成物を得る。
1ガロンの撹拌ハステロイ−C−Parr反応器を用い、反応をバッチモードで運転した。300グラムのAHF、及び250グラムのHCC−240fa(1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン)(HF:240faのモル比=13.0:1)、並びに6グラムのEMIm(HF)2.3F(EMImは1−エチル−3−メチルイミダゾリウムを指す
)イオン性液体(240faの量に対して約3.0モル%)を、室温において反応器に充填した。次に撹拌機を始動して、反応器の内容物がよく混合されることを確保した。次に、反応器を所望の温度に加熱した。加熱すると、フッ素化反応の結果としてHCl副生成物が生成するにつれて圧力が上昇し始めた。反応器を約110℃に数時間かけて加熱し、その温度に保持した。圧力は、反応中に生成するHClをドライアイストラップ(DIT)に排気することによって、275psig〜350psigの範囲に制御した。
6gのEMIm(HF)F(EMImは1−エチル−3−メチルイミダゾリウムを指す)イオン性液体を用いたことを除いて、全ての条件は実施例1と同じであった。反応は同じParr反応器内で行い、実施例1に記載したものと同じ手順にしたがった。
モネル吸収シリンダー(ドライアイス中で冷凍)中に移した。吸収シリンダーを室温に加温し、シリンダー内で形成された有機層(排出すると、シリンダー内には水性層と有機層が存在していた)の試料を採取し、ガスクロマトグラフィー(GC)によって分析した。GCの結果は、2.5GC%の245fa、93.3GC%の1233zd(E)、0.2GC%の244fa、3.2GC%の1233zd(Z)を示した。その後、異なる相の更なる分析によって回収された有機化合物の量を定量したところ、約80グラムであった。
6gのEMImCl(EMImは1−エチル−3−メチルイミダゾリウムを指す)イオン性液体を用いたことを除いて、全ての条件は実施例1と同じであった。反応は同じParr反応器内で行い、実施例1に記載したものと同じ手順にしたがった。
この実験は、実施例1に記載したものと同じ1ガロンの撹拌ハステロイ−C−Parr反応器を用い、同様にバッチモードで運転した。300グラムのAHF、及び250グラムのHCC−240fa(1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン)(HF:240faのモル比=13.0:1)を、室温において反応器に充填した。次に撹拌機を始動して、反応器の内容物がよく混合されることを確保した。次に、反応器を所望の温度に加熱した。加熱すると、フッ素化反応の結果としてHCl副生成物が生成するにつれて圧力が上昇
し始めた。反応器を約110℃に数時間かけて加熱し、その温度に保持した。圧力は、反応中に生成するHClをドライアイストラップ(DIT)に排気することによって、275psig〜350psigの範囲に制御した。
本発明は以下の態様を含む。
[1]
1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン(HCC−240fa)、1,1,3,3−テトラクロロプロペン、及び1,1,1,3−テトラクロロプロペンからなる群から選択される出発材料を、単独か又は組み合わせて、液相反応器内においてイオン性液体の存在下でフッ化水素と反応させることを含む、1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd)の形成方法。
[2]
出発材料が、1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン(HCC−240fa)、1,1,3,3−テトラクロロプロペン、及び1,1,1,3−テトラクロロプロペンからなる群から選択される出発材料の2つ又は3つの混合物を含む、[1]に記載の方法。
[3]
イオン性液体が、I−、Br−、Cl−、F−、(HF)nF−(ここで、n=1.0〜4.0である)、及びこれらの組合せからなる群から選択されるアニオンを含む、[1]に記載の方法。
[4]
イオン性液体中のアニオンを外部からプロセス中に導入する、[3]に記載の方法。
[5]
イオン性液体中のアニオンをin-situで生成させる、[3]に記載の方法。
[6]
アニオン(HF)nF−(ここで、n=1.0〜4.0である)が、反応器内におけるアニオンとしてCl−を有するイオン性液体とHFの相互作用によって形成される、[3]に記載の方法。
[7]
イオン性液体が、アンモニウム、スルホニウム、ホスホニウム、イミダゾリウム、ピリジニウム、ピロリジニウム、チアゾリウム、トリアゾリウム、オキサゾリウム、ピラゾリウム、及びこれらの組合せからなる群から選択されるカチオンを含む、[1]に記載の方法。
[8]
イオン性液体が、1−メチルイミダゾリウム、1−エチルイミダゾリウム、1−プロピルイミダゾリウム、1−ブチルイミダゾリウム、1,2−ジメチルイミダゾリウム、1,3−ジメチルイミダゾリウム、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム、1−n−ブチル−3−メチルイミダゾリウム、1−n−ブチル−3−エチルイミダゾリウム、1,3−ジ−n−ブチルイミダゾリウム、1−メチル−3−オクチルイミダゾリウム、1−デシル−3−メチルイミダゾリウム、3−ブチル−1−メチルイミダゾリウム、3−ブチル−1−エチルイミダゾリウム、3−メチル−2−エチルイミダゾリウム、3−ブチル−2−メチルイミダゾリウム、3−ブチル−2−エチルイミダゾリウム、3,4−ジメチルイミダゾリウム、3−ブチル−4−メチルイミダゾリウム、1,2,3−トリメチルイミダゾリウム、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1,3−ジブチル−2−メチルイミダゾリウム、3−ブチル−1,2−ジメチルイミダゾリウム、1,3,4−トリメチルイミダゾリウム、3−ブチル−1,4−ジメチルイミダゾリウム、2−エチル−3,4−ジメチルイミダゾリウム、3−ブチル−2−エチル−4−メチルイミダゾリウム、1,3,4,5−テトラメチルイミダゾリウム、3−ブチル−1,4,5−トリメチルイミダゾリウム、及びこれらの組合せからなる群から選択されるイミダゾリウムカチオンを含む、[1]に記載の方法。
[9]
存在する出発材料の量に対する用いるイオン性液体の量が約0.001〜約10モル%である、[1]に記載の方法。
[10]
TiCl4、SnCl4、SbCl5、TaCl5、AlCl3、FeCl3、及びこれらの組合せからなる群から選択されるフッ素化触媒を更に含む、[1]に記載の方法。
Claims (10)
- 1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン(HCC−240fa)、1,1,3,3−テトラクロロプロペン、及び1,1,1,3−テトラクロロプロペンからなる群から選択される出発材料を、単独か又は組み合わせて、液相反応器内においてイオン性液体の存在下でフッ化水素と反応させることを含む、1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFO−1233zd)の形成方法。
- 出発材料が、1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン(HCC−240fa)、1,1,3,3−テトラクロロプロペン、及び1,1,1,3−テトラクロロプロペンからなる群から選択される出発材料の2つ又は3つの混合物を含む、請求項1に記載の方法。
- イオン性液体が、I−、Br−、Cl−、F−、(HF)nF−(ここで、n=1.0〜4.0である)、及びこれらの組合せからなる群から選択されるアニオンを含む、請求項1に記載の方法。
- イオン性液体中のアニオンを外部からプロセス中に導入する、請求項3に記載の方法。
- イオン性液体中のアニオンをin-situで生成させる、請求項3に記載の方法。
- アニオン(HF)nF−(ここで、n=1.0〜4.0である)が、反応器内におけるアニオンとしてCl−を有するイオン性液体とHFの相互作用によって形成される、請求項3に記載の方法。
- イオン性液体が、アンモニウム、スルホニウム、ホスホニウム、イミダゾリウム、ピリジニウム、ピロリジニウム、チアゾリウム、トリアゾリウム、オキサゾリウム、ピラゾリウム、及びこれらの組合せからなる群から選択されるカチオンを含む、請求項1に記載の方法。
- イオン性液体が、1−メチルイミダゾリウム、1−エチルイミダゾリウム、1−プロピルイミダゾリウム、1−ブチルイミダゾリウム、1,2−ジメチルイミダゾリウム、1,3−ジメチルイミダゾリウム、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム、1−n−ブチル−3−メチルイミダゾリウム、1−n−ブチル−3−エチルイミダゾリウム、1,3−ジ−n−ブチルイミダゾリウム、1−メチル−3−オクチルイミダゾリウム、1−デシル−3−メチルイミダゾリウム、3−ブチル−1−メチルイミダゾリウム、3−ブチル−1−エチルイミダゾリウム、3−メチル−2−エチルイミダゾリウム、3−ブチル−2−メチルイミダゾリウム、3−ブチル−2−エチルイミダゾリウム、3,4−ジメチルイミダゾリウム、3−ブチル−4−メチルイミダゾリウム、1,2,3−トリメチルイミダゾリウム、1−ブチル−2,3−ジメチルイミダゾリウム、1,3−ジブチル−2−メチルイミダゾリウム、3−ブチル−1,2−ジメチルイミダゾリウム、1,3,4−トリメチルイミダゾリウム、3−ブチル−1,4−ジメチルイミダゾリウム、2−エチル−3,4−ジメチルイミダゾリウム、3−ブチル−2−エチル−4−メチルイミダゾリウム、1,3,4,5−テトラメチルイミダゾリウム、3−ブチル−1,4,5−トリメチルイミダゾリウム、及びこれらの組合せからなる群から選択されるイミダゾリウムカチオンを含む、請求項1に記載の方法。
- 存在する出発材料の量に対する用いるイオン性液体の量が約0.001〜約10モル%である、請求項1に記載の方法。
- TiCl4、SnCl4、SbCl5、TaCl5、AlCl3、FeCl3、及びこ
れらの組合せからなる群から選択されるフッ素化触媒を更に含む、請求項1に記載の方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201361891184P | 2013-10-15 | 2013-10-15 | |
US61/891,184 | 2013-10-15 | ||
US14/507,914 US9272967B2 (en) | 2013-10-15 | 2014-10-07 | Process for producing 1-chloro-3,3,3-trifluoropropene in an ionic liquid |
US14/507,914 | 2014-10-07 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016523211A Division JP2016537319A (ja) | 2013-10-15 | 2014-10-09 | イオン性液体中において1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019131583A true JP2019131583A (ja) | 2019-08-08 |
Family
ID=52810223
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016523211A Pending JP2016537319A (ja) | 2013-10-15 | 2014-10-09 | イオン性液体中において1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する方法 |
JP2019071101A Pending JP2019131583A (ja) | 2013-10-15 | 2019-04-03 | イオン性液体中において1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016523211A Pending JP2016537319A (ja) | 2013-10-15 | 2014-10-09 | イオン性液体中において1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9272967B2 (ja) |
EP (1) | EP3057928A4 (ja) |
JP (2) | JP2016537319A (ja) |
CN (1) | CN105849072A (ja) |
MX (1) | MX2016004735A (ja) |
WO (1) | WO2015057476A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9156752B2 (en) * | 2011-01-04 | 2015-10-13 | Honeywell International Inc. | High purity E-1-chloro-3,3,3-trifluoropropene and methods of making the same |
FR3003567B1 (fr) | 2013-03-20 | 2015-03-06 | Arkema France | Composition comprenant hf et 3,3,3-trifluoropropene |
FR3015478B1 (fr) | 2013-12-19 | 2015-12-25 | Arkema France | Compositions azeotropiques a base de fluorure d'hydrogene et de z-3,3,3-trifluoro-1-chloropropene |
US9956552B2 (en) * | 2016-01-29 | 2018-05-01 | Chevron U.S.A. Inc. | Regeneration of acidic ionic liquid without addition of a hydrogenation catalyst |
EP3589712B1 (en) | 2017-03-02 | 2023-08-30 | Nitto Denko Corporation | Ionic compositions and related uses thereof |
EP3714017A2 (en) | 2017-11-21 | 2020-09-30 | Nitto Denko Corporation | Basic ionic liquids compositions and elements including the same |
JP7348531B2 (ja) * | 2018-02-16 | 2023-09-21 | セントラル硝子株式会社 | 1,2-ジクロロ-3,3-ジフルオロ-1-プロペンの製造方法 |
CN115572208B (zh) * | 2022-08-29 | 2024-09-17 | 西安近代化学研究所 | 一种2-氯-3,3,3-三氟丙烯的制备方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003535054A (ja) * | 2000-04-26 | 2003-11-25 | アトフィナ | チタン、ニオブ、タンタル、錫またはアンチモンをベースにしたルイス酸から得られるイオン性液体と、その使用 |
JP2007501843A (ja) * | 2003-08-08 | 2007-02-01 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFC−1233zd)の低温での製造 |
US20100191025A1 (en) * | 2007-05-31 | 2010-07-29 | Arkema France | Process for preparing (hydro)(chloro)olefins |
WO2011110889A1 (en) * | 2010-03-10 | 2011-09-15 | Arkema France | Process of fluorination in liquid phase |
JP2013520421A (ja) * | 2010-02-18 | 2013-06-06 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | (e)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する統合プロセス及び方法 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4140719A (en) | 1977-10-31 | 1979-02-20 | Merck & Co., Inc. | Solid-liquid phase transfer catalysis improved method of preparing 2,4-difluoroaniline |
JP3818398B2 (ja) | 1995-12-29 | 2006-09-06 | ダイキン工業株式会社 | 1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの製造方法 |
US5710352A (en) | 1996-09-19 | 1998-01-20 | Alliedsignal Inc. | Vapor phase process for making 1,1,1,3,3-pentafluoropropane and 1-chloro-3,3,3-trifluoropropene |
JP3804289B2 (ja) | 1998-09-22 | 2006-08-02 | ダイキン工業株式会社 | 1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン及び/又は1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの製造方法 |
US8642818B2 (en) | 2008-11-19 | 2014-02-04 | Arkema Inc. | Process for the manufacture of hydrofluoroolefins |
CN105646135A (zh) | 2008-11-19 | 2016-06-08 | 阿科玛股份有限公司 | 用于制造氢氯氟烯烃的方法 |
US8075797B2 (en) | 2009-01-29 | 2011-12-13 | Honeywell International Inc. | Azeotrope-like compositions of pentafluoropropane, chlorotrifluoropropene, and hydrogen fluoride |
US9212321B2 (en) * | 2009-12-31 | 2015-12-15 | Chevron U.S.A. Inc. | Process for recycling hydrogen halide to a reactor comprising an ionic liquid |
WO2011135395A1 (en) | 2010-04-26 | 2011-11-03 | Arkema France | Process for the manufacture of 2-chloro-3, 3,3-trifluoropropene (hcfo1233xf) by liquid phase fluorination of pentachloropropane |
WO2011135416A1 (en) | 2010-04-26 | 2011-11-03 | Arkema France | Process for the manufacture of 2-chloro-3, 3, 3-trifluoropropene (hcfo 1233xf) by liquid phase fluorination of pentachloropropane |
US8704017B2 (en) | 2010-09-03 | 2014-04-22 | Honeywell International Inc. | Continuous low-temperature process to produce trans-1-chloro-3,3,3-trifluoropropene |
MX347872B (es) | 2010-10-22 | 2017-05-16 | Arkema France | Proceso para la preparacion de 2,3,3,3-tetrafluoropropeno. |
EP2640681B1 (en) | 2010-11-15 | 2017-10-18 | Arkema France | Process for the manufacture of 2-chloro-3,3,3-trifluoropropene (hcfo 1233xf) by liquid phase fluorination of pentachloropropane |
US9000240B2 (en) * | 2011-05-19 | 2015-04-07 | Honeywell International Inc. | Integrated process for the production of 1-chloro-3,3,3-trifluoropropene |
WO2012166393A1 (en) | 2011-05-31 | 2012-12-06 | Dow Global Technologies, Llc | Process for the production of chlorinated propenes |
US8921636B2 (en) * | 2011-09-12 | 2014-12-30 | Chevron U.S.A. Inc. | Conversion of HF alkylation units for ionic liquid catalyzed alkylation processes |
US8653310B2 (en) | 2011-12-07 | 2014-02-18 | Honeywell International Inc. | Process for making cis-1-chloro-3,3,3-trifluoropropene |
-
2014
- 2014-10-07 US US14/507,914 patent/US9272967B2/en active Active
- 2014-10-09 MX MX2016004735A patent/MX2016004735A/es unknown
- 2014-10-09 WO PCT/US2014/059823 patent/WO2015057476A1/en active Application Filing
- 2014-10-09 JP JP2016523211A patent/JP2016537319A/ja active Pending
- 2014-10-09 CN CN201480056663.3A patent/CN105849072A/zh active Pending
- 2014-10-09 EP EP14853196.5A patent/EP3057928A4/en not_active Withdrawn
-
2019
- 2019-04-03 JP JP2019071101A patent/JP2019131583A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003535054A (ja) * | 2000-04-26 | 2003-11-25 | アトフィナ | チタン、ニオブ、タンタル、錫またはアンチモンをベースにしたルイス酸から得られるイオン性液体と、その使用 |
JP2007501843A (ja) * | 2003-08-08 | 2007-02-01 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HCFC−1233zd)の低温での製造 |
US20100191025A1 (en) * | 2007-05-31 | 2010-07-29 | Arkema France | Process for preparing (hydro)(chloro)olefins |
JP2013520421A (ja) * | 2010-02-18 | 2013-06-06 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | (e)−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する統合プロセス及び方法 |
WO2011110889A1 (en) * | 2010-03-10 | 2011-09-15 | Arkema France | Process of fluorination in liquid phase |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN105849072A (zh) | 2016-08-10 |
US9272967B2 (en) | 2016-03-01 |
WO2015057476A1 (en) | 2015-04-23 |
US20150105596A1 (en) | 2015-04-16 |
EP3057928A4 (en) | 2017-05-31 |
MX2016004735A (es) | 2016-07-18 |
EP3057928A1 (en) | 2016-08-24 |
JP2016537319A (ja) | 2016-12-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2019131583A (ja) | イオン性液体中において1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する方法 | |
JP5974004B2 (ja) | トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造するための連続低温プロセス | |
JP5974003B2 (ja) | トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、及び1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを共製造するための統合方法 | |
JP7553502B2 (ja) | HCFO-1233zdの製造方法 | |
JP6084168B2 (ja) | トランス−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン、トランス−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、及び1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンを共に製造するための統合方法 | |
KR101919552B1 (ko) | 2-클로로-3,3,3-트리플루오로프로펜의 저온 제조 | |
JP6571248B2 (ja) | 相間移動触媒を用いて1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを製造する方法 | |
US9938212B2 (en) | Integrated process to coproduce trans-1-chloro-3,3,3-trifluoropropene, trans-1,3,3,3-tetrafluoropropene, and 1,1,1,3,3-pentafluoropropane | |
JP5825299B2 (ja) | 2,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造方法 | |
WO2013148170A1 (en) | Integrated process for the co-production of trans-1-chloro-3, 3, 3-trifluoropropene, trans-1, 3, 3, 3-tetrafluoropropene, and 1, 1, 1, 3, 3-pentafluoropropane | |
EP2970053A1 (en) | Process for producing 2,3,3,3-tetrafluoropropene | |
JP6583360B2 (ja) | 2,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造方法 | |
WO2023141792A1 (en) | Integrated process for making 1-chloro-3, 3, 3-trifluoropropene (hcfo-1233zd) from a mixture of high-boiling fluorinated components | |
JP2016104789A (ja) | 2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンの液相フッ素化で2−クロロ−1,1,1,2−テトラフルオロプロペンを製造する方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190419 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200402 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20201022 |