JP2019129863A - 点眼器 - Google Patents

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久吉 新宅
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Abstract

【課題】全てのユーザーが簡単かつ正確に目薬を目の中心に滴下できる構造とする。簡単かつ容易に照準器を目薬容器の正確な位置に連結する。【解決手段】点眼器は、目薬3を充填してなる目薬容器2と、この目薬容器2に連結される点眼用の照準器1とを備える。照準器1は、目薬容器2に連結されるケーシング10と、ケーシング10に固定されて目薬容器2の底から目薬3を透過して注液孔21に向かって可視光線を照射するLED11と、LED11に電力を供給する電池12とを備える。目薬容器2は、ケーシング10を定位置に配置する嵌合凹部20を底面に備え、ケーシング10を定位置に配置する嵌合凹部20は、ケーシング10に設けたLED11が可視光線を注液孔21に向かって照射する位置に設けられており、嵌合凹部20にケーシング10を配置してなる照準器1が、LED11の可視光線を注液孔21に向かって照射するようにしている。【選択図】図1

Description

本発明は、目薬を目に正確にさすための点眼器に関する。
点眼用の照準器を備える点眼器は開発されている(特許文献1参照)。
従来の点眼器の照準器を図7に示す。この図の照準器は、注液孔95に接近してLED92を固定している。LED92を発光させる電池93とスイッチ94も目薬容器91に固定している。この照準器は、スイッチ94をオン状態としてLED92を発光させて、注液孔95から目に点眼する。
アメリカ特許第5558653号
図7に示す従来の点眼用の照準器は、LED92を点光源の照準として点眼する。この照準器は、LED92の点光源が注液孔95とは異なる位置にあるので、ユーザーは点光源のLED92を目の中心に接近して点眼すると、目薬90が目の中心からずれた位置に滴下される。目薬を正確に目の中心に滴下するには、LED92を目の中心からずらせた位置に配置して、目薬90を滴下する必要があるが、この状態で点眼するには、LED92の位置を微妙に目の中心からずらせた位置に調整する必要があり、さらにこの調整には個人差があるので、全てのユーザーが目薬を目の中心に正確に滴下するのは極めて難しい欠点がある。
本発明は、以上の欠点を解消することを目的として開発されたもので、本発明は、全てのユーザーが簡単かつ正確に目薬を目の中心に正確に滴下できる点眼器を提供することにある。
さらに、本発明の他の大切な目的は、簡単かつ容易に、しかも全てのユーザーが照準器を目薬容器の正確な位置に連結して、照準器のLEDの可視光線で注液孔を正確に照射して、注液孔を明るい点光源として、正確に目薬を目に滴下できる点眼器を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の点眼器は、目薬3を充填してなる目薬容器2と、この目薬容器2に連結される点眼用の照準器1とを備えている。照準器1は、目薬容器2に連結されるケーシング10と、ケーシング10に固定されて目薬容器2の底から目薬3を透過して注液孔21に向かって可視光線を照射するLED11と、ケーシング10に設けられてLED11に電力を供給して発光させる電池12とを備えている。目薬容器2は、ケーシング10を定位置に配置する嵌合凹部20を底面に設けており、ケーシング10を定位置に配置する嵌合凹部20は、ケーシング10に設けてなるLED11が可視光線を注液孔21に向かって照射する位置に設けられており、嵌合凹部20にケーシング10を配置してなる照準器1が、LED11の可視光線を注液孔21に向かって照射するようにしている。
以上の目薬の点眼器は、目薬容器の正確な位置に照準器を連結して、照準器のLEDが可視光線を正確に注液孔に照射できる特徴がある。注液孔が可視光線で明るく照射される点眼器は、注液孔を明るい点光源の照準として目薬容器を目に接近できるので、ユーザーは点光源を目視しながらこれを目標とし、注液孔が目の真上から位置ずれしないように接近して、目薬を正確に滴下できる特徴がある。目薬容器の正確な位置に配置している照準器が、注液孔に向かって可視光線を照射し、照射される可視光線が目薬を透過して注液孔を明るい点光源として明確に表示するからである。したがって、この点眼器は、大人から老人まで幅広いユーザーに使用されて、全てのユーザーが目薬を外部に漏らすことなく、正確に目に滴下できる特徴がある。とくに、以上の点眼器は、照準器を目薬容器の正確な位置に連結できるので、目薬容器の定位置に配置される照準器のLEDが、可視光線を正確に注液孔に向かって照射して、注液孔を明るい点光源の照準として明示するので、全てのユーザーに使用されて、正確に目薬を漏らさず滴下できる特徴がある。とくに本発明の点眼器は、目薬を滴下する注液孔を明るい点光源の照準として明示するので、全てのユーザーに使用されて目薬を正確に点眼できる特徴を実現する。また、目薬容器に設けた嵌合凹部に照準器のケーシングを案内して定位置に配置するので、極めて簡単な構造としながら、あらゆるユーザーに使用されて、照準器を目薬容器の正確に位置に連結して、誰もが簡単かつ容易に、しかも正確に漏らさず目薬を目にさすことができる特徴を実現する。
また、本発明の点眼器は、目薬容器2が、照準器1のケーシング10を嵌合凹部20に挿入する状態で、嵌合凹部20の内面がケーシング10に弾性的に押圧されて、ケーシング10を嵌合凹部20の定位置に保持することができる。
さらに、本発明の点眼器は、ケーシング10が、嵌合凹部20の内面を弾性的に押圧する弾性アーム15を有し、弾性アーム15が嵌合凹部20の内面を押圧して定位置に配置することができる。
さらに、本発明の点眼器は、照準器1が、LED11と電池12との間に接続されてなるスイッチ13を備えて、スイッチ13が、嵌合凹部20から露出するケーシング10の底面に、スイッチ13をオンオフに切り換える押圧部10Bを備え、押圧部10Bが押されて、スイッチ13がオン状態に切り換えられてLED11を点灯することができる。
さらに、本発明の点眼器は、ケーシング10が嵌合凹部20に挿入される筒状で、LED11と電池12を、筒状のケーシング10の軸方向に離して配置し、LED11に接続してなる第1の接点14Aと、電池12又は電池12に接続してなる第2の接点14Bとを対向位置に配置し、LED11と電池12との間には、第1の接点14と第2の接点14とを分離する方向に付勢するスイッチ13用の弾性体18を配置し、LED11と電池12は、ケーシング10の軸方向に相対移動できる状態でケーシング10内に配置し、第1の接点14A及び第2の接点14Bと、スイッチ13用の弾性体18とで、LED11を電池12に接続するスイッチ13を構成し、押圧部10Bが押されて、電池12とLED11とが互いに接近して、第2の接点14Bが第1の接点14Aに接触してLED11が点灯される構成とすることができる。
さらに、本発明の点眼器は、LED11をケーシング10の先端部に軸方向に移動自在に配置し、押圧部10Bが押されて、ケーシング10が軸方向に移動して、LED11が嵌合凹部20の底面に押圧されて、LED11が電池12に向かって移動して、第2の接点14Bが第1の接点14Aに接触してLED11が点灯される構成とすることができる。
さらにまた、本発明の点眼器は、電池12がケーシング10の後端部に軸方向に移動自在に配置されて、押圧部10Bが押されて、電池12がLED11に向かって移動して、第2の接点14Bが第1の接点14Aに接触して、LED11が点灯される構成とすることができる。
本発明の一実施形態にかかる点眼器の断面図である。 本発明の他の実施形態にかかる点眼器の断面図である。 図1に示す点眼器の底面図である。 本発明の他の実施形態にかかる点眼器の側面図である。 図4に示す点眼器の底面図である。 従来の点眼器の断面図である
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための点眼器を例示するものであって、本発明は点眼器を以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1と図2に示す点眼器100、200は、目薬3を充填している目薬容器2と、この目薬容器2の定位置に連結される照準器1とを備える。照準器1は、目薬容器2の底部に連結されるケーシング10と、ケーシング10に連結されて、目薬容器2の底から目薬3を透過して注液孔21に向かって可視光線を照射するLED11と、ケーシング10に内蔵されて、LED11に電力を供給して発光させる電池12とを備える。
目薬容器2は、照準器1のケーシング10を定位置に配置する嵌合凹部20を底面に設けている。嵌合凹部20は、照準器1のケーシング10を挿入する状態で、照準器1のLED11が照射する集束された可視光線の光ビームが、注液孔21に向かって照射する位置に設けている。照準器1のケーシング10が嵌合凹部20に案内される状態で、LED11の可視光線は注液孔21に向かって照射して、注液孔21を明るい点光源とし表示する。
図3の底面図に示す目薬容器2は、照準器1のケーシング10の外径よりも薄く、照準器1のケーシング10を両面に露出する状態で嵌合凹部20に挿入している。この目薬容器2は、露出部10Xを掴んで照準器1を簡単に嵌合凹部20に脱着できる。
図1と図2は、LED11を点灯するためのスイッチ13の構造が異なる点眼器を例示している。図1の点眼器100は、LED11をケーシング10の軸方向に移動するようにケーシング10に内蔵している。図2の点眼器200は、電池12をケーシング10の内部に軸方向に移動できるように内蔵する。図1の点眼器100は、使用時に、ユーザーがケーシング10の底面の押圧部10Bを押して照準器1を嵌合凹部20の内部に押し込むと、嵌合凹部20の底面に設けた突出部22がLED11を押し上げて、スイッチ13の接点14を接触させてLED11が点灯する。図2の点眼器200は、電池12をケーシング10に軸方向に移動できるようにケーシング10に内蔵している。この点眼器200は、ケーシング10の底面に設けた押圧部10Bをユーザーが押し下げると、電池12が押し下げられて接点14が接触してLED11が点灯する。これ等の図に示す点眼器100、200は、ユーザーが使用時に押圧部10Bを押すると、内蔵するスイッチ13がオン状態に切り換えられてLED11を点灯するので、便利に使用できる。ただ、図1と図2は、スイッチ13の具体例を例示するものであって、スイッチ13の構造を図1と図2に示す構造に特定しない。LED11のスイッチ13には、現在使用され、あるいはこれから開発される種々のスイッチが使用できるからである。
目薬容器2の嵌合凹部20は、照準器1のケーシング10を位置ずれしない状態で挿入できる内形に成形される。目薬容器2は照準器1のケーシング10を嵌合凹部20に挿入する状態で、嵌合凹部20の内面でケーシング10を弾性的に押圧して、ケーシング10を定位置に保持している。この目薬容器2は、嵌合凹部20の内形が多少は変形できる弾性のある厚さにプラスチックを成形している。目薬容器2は、それ自体が弾性変形することで、嵌合凹部20の内形を弾性的に変形させて、照準器1を位置ずれしないように挿入できる大きさに成形している。図1の目薬容器2は、照準器1をケーシング10の軸方向に移動できるように挿入するので、嵌合凹部20は、その内形を、挿入される照準器1を、位置ずれすることなく軸方向に移動できる形状に成形している。図2の目薬容器2は、照準器1をケーシング10の軸方向に移動させる必要がないので、嵌合凹部20の内形を、ケーシング10を軸方向に移動できない大きさに成形できる。この嵌合凹部20は、内形を小さくして照準器1を挿入する状態では、内面がケーシング10表面を弾性的に強く押圧して脱着できない状態でセットする大きさに成形される。目薬容器2は、目薬3が漏れない状態で嵌合凹部20を設けるので、製造工程において、底面を嵌合凹部20のある形状に成形して、内部に目薬3を充填して使用される。
図1と図2の目薬容器2の嵌合凹部20は、照準器1のほぼ全体を挿入できる深さとしている。この目薬容器2は、照準器1を正確に位置ずれしない状態で連結できる。図示しないが、嵌合凹部20は必ずしも照準器1のケーシング10を深く挿入することなく、浅く挿入して定位置に連結することもできる。図1の断面図に示す目薬容器2は、嵌合凹部20の底面中央部に、LED11を押圧する突出部22を設けている。突出部22は、挿入される照準器1のLED11を押し上げて、後述するスイッチ13をオン状態としてLED11を点灯する。
照準器1は、目薬容器2の嵌合凹部20に挿入して定位置に連結されるケーシング10に、目薬容器2の底から注液孔21に向かって可視光線を照射するLED11と、LED11に電力を供給して発光させる電池12と、LED11を点滅させるスイッチ13とを内蔵している。
ケーシング10は金属又はプラスチックを筒状に成形している。筒状のケーシング10は、先端の外周縁にリング状の鍔10Cを設けて、LED11を内部に配置している。筒状のケーシング10は軸方向に離して、先端側にはLED11を後端側には電池12を配置して、LED11と電池12との間にスイッチ13の接点14を配置している。図1の断面図に示すケーシング10は、嵌合凹部20に挿入された状態で軸方向に移動できるように、嵌合凹部20の内面を弾性的に押圧する弾性アーム15を設けている。この照準器1は、スムーズに嵌合凹部20に挿入して定位置に配置でき、また弾性アーム15が嵌合凹部20の内面を弾性的に押圧する状態で、弾性アーム15を嵌合凹部20の内面に摺動させて、嵌合凹部20の内部でスムーズに軸方向に移動できる特徴がある。
LED11は、可視光線を集光して注液孔21を照射する。LED11の発光色は白色が適しているが、赤色、緑色、青色のLED11も使用できる。LED11は、点光源の発光チップ前面に、凸レンズを集光レンズとして配置している。凸レンズは発光チップから照射される可視光線を所定の照射角に集光して注液孔21を照射する。本発明の点眼器は、LED11で注液孔21を明るい点光源として照射する。ユーザーは明るい点光源をターゲットとして注液孔21を目の真上に配置して、目薬3を正確に目に滴下できる。LED11は、半径を1mm程度とする注液孔21を照射するので、放射角を極めて小さくして、注液孔21を明るく照射できる。ただ、照準器1は、注液孔21のみでなく、注液孔21の周囲をLED11で照射して、注液孔21をターゲットとして明確に確認できるので、注液孔21の近傍を照射する広い放射角とすることもでき、さらに、凸レンズの集光レンズを設けないLED11で広い範囲に可視光線を照射して、注液孔21をターゲットとして確認することもできる。
ケーシング10は、絶縁材16を介してLED11を内部に配置している。図1と図2の点眼器100、200は、図に示す倒立姿勢において、注液孔21の真上にLED11を配置している。この照準器1は、注液する目薬容器2の倒立姿勢において、LED11が注液孔21の真上にあって、真下に向かって可視光線を照射する。この照準器1は、LED11の可視光線で明るく注液孔21を照射して、注液孔21を明確な点光源のターゲットとして明示できる。ただ、LED11は、必ずしも倒立姿勢において注液孔21の真上に配置する必要はない。それは、LED11の可視光線が所定の放射角で照射するので、真上からずれた位置に配置されるLED11も、注液孔21を照射できるからである。LED11の可視光線は、目薬容器2と目薬3を透過して注液孔21を照射する。
LED11は、絶縁材16を介してケーシング10内の定位置に配置される。絶縁材16は、プラスチックを成形して中央部にLED11を固定している。絶縁材16は、ケーシング10の内形にほぼ等しい外形の円柱状で、ケーシング10の内側に挿入されてLED11を定位置に配置する。図1の絶縁材16は、ケーシング10内に軸方向に移動できるように、外径をケーシング10の内径よりも僅かに小さい柱状に成形している。図2の絶縁材16は、ケーシング10内に軸方向に移動することなく嵌合状態で挿入されて、LED11を定位置に配置する。図2の絶縁材16は、両面接着テープ17を介してケーシング10に固定している。LED11のスイッチ13は、嵌合凹部20の開口部に露出するケーシング10の底面を、LED11をオンオフに切り換える押圧部10Bとしている。このスイッチ13は、押圧部10Bが押されてスイッチ13をオン状態に切り換えてLED11を点灯する。
図1と図2の点眼器100、200は、LED11と電池12を、筒状のケーシング10の軸方向に離して配置して、LED11に接続している第1の接点14Aと、ボタン電池12Aの一方の表面を第2の接点14Bとして、第1の接点14Aと第2の接点14Bとを対向位置に配置している。第1の接点14AはLED11を固定している絶縁材16の下面に突出して設けている。第2の接点14Bは、ボタン電池12Aの表面電極である。ボタン電池12Aは、両面接着テープ17でケーシング10の底面に固定されて、一方の電極を第2の接点14Bとしている。図1と図2の点眼器100、200は、ボタン電池12Aの表面電極を第2の接点14Bとするので、簡単な構造としながら、第2の接点14Bと電池12との接続カ所の接触不良を皆無にできる特徴がある。ただ、図示しないが、第2の接点は、ボタン電池の表面に絶縁材を配置して、この絶縁材の表面に突出して設けることもできる。この第2の接点は、リード線(図示せず)を介して電池の電極に接続される。
スイッチ13は、第1の接点14Aと第2の接点14Bを接触させてオン状態となり、両接点14を離してオフ状態となる。第1の接点14Aと第2の接点14Bとを引き離すために、LED11と電池12との間には、スイッチ13用の弾性体18を配置している。図1の照準器1は、LED11を固定している絶縁材16と電池12との間にスイッチ13用の弾性体18を配置している。スイッチ13用の弾性体18は弾性変形する絶縁リング18Aである。絶縁リング18Aは、連続気泡のプラスチック発泡体、たとえば軟質ウレタンフォーム等のゴム状弾性体をリング状に成形して製作される。第1の接点14Aと第2の接点14Bは、絶縁リング18Aの内側に配置され、絶縁リング18Aが押し潰される状態で第1の接点14Aと第2の接点14Bとを接触させてLED11を点灯し、絶縁リング18Aの弾性的な復元力で第1の接点14Aと第2の接点14Bとを分離する状態でオフ状態に切り換えられてLED11を消灯する。図1の絶縁リング18Aは、LED11の絶縁材16と電池12との間に配置され、図2の絶縁リング18Aは、LED11の絶縁材16と電池12及び押圧部10Bを構成する底プレート部10Aとの間に配置される。絶縁リング18Aは、その両端面を、両面接着テープ17などで接着して絶縁材16、電池12、底プレート部10Aに固定している。
電池12はボタン電池12Aで、ケーシング10の底プレート部10Aに固定している。電池12は、両面接着テープ17や接着剤で底プレート部10Aに固定している。図1の底プレート部10Aは、外周縁に設けた周壁10aをケーシング10に固定している。図2の底プレート部10Aは、ケーシング10に軸方向に移動できるように、ケーシング10の内側に軸方向に移動する内筒10bを内面に突出して設けている。内筒10bは、ケーシング10の内径よりも小さい外径の円筒状で、内側にボタン電池12Aを固定している。図2の底プレート部10Aは、内筒10bの先端面をスイッチ13用の弾性体18である絶縁リング18Aに接着している。絶縁リング18AはLED11の絶縁材16に接着しているので、底プレート部10Aは絶縁リング18Aを介して絶縁材16とケーシング10に連結される。
図1と図2の点眼器100、200は、第1の接点14A及び第2の接点14Bとスイッチ13用の弾性体18とで、LED11を点滅するスイッチ13を構成する。このスイッチ13は、押圧部10Bが押されて、スイッチ13用の弾性体18が弾性変形して電池12とLED11とが互いに接近すると、第2の接点14Bと第1の接点14Aとが接触してLED11を点灯し、押圧部10Bが押されない状態になると、スイッチ13用の弾性体18の復元力で電池12とLED11を分離して、LED11を消灯する。図1の点眼器100は、LED11をケーシング10の先端部に軸方向に移動自在に配置しているので、押圧部10Bを押してケーシング10を嵌合凹部20の内部で軸方向に移動させると、LED11が嵌合凹部20の底面の突出部22に押されて電池12に向かって移動し、第2の接点14Bが第1の接点14Aに接触してLED11を点灯する。図2の点眼器200は、底プレート部10Aを介して電池12をケーシング10の後端部に軸方向に移動自在に配置している。この点眼器200は、押圧部10Bが押されると、電池12がLED11に向かって移動して、第2の接点14Bが第1の接点14Aに接触してLED11を点灯する。
さらに、図4と図5に示す点眼器300は、目薬容器2の外形を円柱状としており、円柱状の目薬容器2の底面に照準器1を嵌入させる嵌合凹部20を設けている。図5の底面図に示す目薬容器2は、照準器1のケーシング10よりも外径が大きく、筒状のケーシング10の全外周を露出させることなく嵌合凹部20に挿入している。この目薬容器2は、照準器1を位置ずれなく正確な位置に配置できる。さらに、図4に示す照準器は、目薬容器2の嵌合凹部20に嵌入された照準器1を取り外しやすいように、ケーシング10の全体を嵌合凹部20に挿入することなく、底プレート部10A側の底部を目薬容器2の底面から突出する状態で配置している。とくに、図4に示す照準器1は、底プレート部10Aの外周方向に突出する係止リング部10Dを設けているので、この係止リング部10Dを指先でつまんで引っ張ることで簡単に取り外しできる。
本発明の点眼器は、目薬容器に照準器を連結して、照準器でもって目の正確な位置に目薬を滴下するのに便利に使用できる。
100、200、300…点眼器
1…照準器
2…目薬容器
3…目薬
10…ケーシング
10A…底プレート部
10a…周壁
10b…内筒
10B…押圧部
10C…鍔
10D…係止リング部
10X…露出部
11…LED
12…電池
12A…ボタン電池
13…スイッチ
14…接点
14A…第1の接点
14B…第2の接点
15…弾性アーム
16…絶縁材
17…両面接着テープ
18…弾性体
18A…絶縁リング
20…嵌合凹部
21…注液孔
22…突出部
90…目薬
91…目薬容器
92…LED
93…電池
94…スイッチ
95…注液孔

Claims (7)

  1. 目薬を充填してなる目薬容器と、
    前記目薬容器に連結される点眼用の照準器と、
    を備える点眼器であって、
    前記照準器は、前記目薬容器に連結されるケーシングと、
    前記ケーシングに固定されて前記目薬容器の底から目薬を透過して注液孔に向かって可視光線を照射するLEDと、
    前記ケーシングに設けられて前記LEDに電力を供給して発光させる電池とを備え、
    前記目薬容器は、前記ケーシングを定位置に配置する嵌合凹部を底面に設けており、
    前記ケーシングを定位置に配置する前記嵌合凹部は、前記ケーシングに設けてなる前記LEDが可視光線を前記注液孔に向かって照射する位置に設けられ、
    前記嵌合凹部に前記ケーシングを配置してなる照準器が、前記LEDの可視光線を前記注液孔に向かって照射するようにしてなる点眼器。
  2. 請求項1に記載される点眼器であって、
    前記目薬容器が、前記照準器のケーシングを前記嵌合凹部に挿入する状態で、前記嵌合凹部の内面が前記ケーシングに弾性的に押圧されて、前記ケーシングを前記嵌合凹部の定位置に保持してなることを特徴とする点眼器。
  3. 請求項1又は2に記載される点眼器であって、
    前記ケーシングが、前記嵌合凹部の内面を弾性的に押圧する弾性アームを有し、前記弾性アームが嵌合凹部の内面を押圧して定位置に配置されてなることを特徴とする点眼器。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載される点眼器であって、
    前記照準器が、前記LEDと前記電池との間に接続されてなるスイッチを備え、
    前記スイッチが、前記嵌合凹部から露出する前記ケーシングの底面に、前記スイッチをオンオフに切り換える押圧部を備え、
    前記押圧部が押されて、前記スイッチがオン状態に切り換えられて前記LEDを点灯するようにしてなる点眼器。
  5. 請求項4に記載される点眼器であって、
    前記ケーシングが前記嵌合凹部に挿入される筒状で、
    前記LEDと前記電池が、前記筒状ケーシングの軸方向に離して配置され、
    前記LEDに接続してなる第1の接点と、前記電池又は電池に接続してなる第2の接点とが対向位置に配置され、
    前記LEDと前記電池との間には、前記第1の接点と前記第2の接点とを分離する方向に付勢するスイッチ用の弾性体が配置され、
    前記LEDと前記電池は、前記ケーシングの軸方向に相対移動できる状態で前記ケーシング内に配置され、
    前記第1の接点及び前記第2の接点と、前記スイッチ用の弾性体とで、前記LEDを前記電池に接続するスイッチが構成され、
    前記押圧部が押されて、前記電池と前記LEDとが互いに接近して、前記第2の接点が前記第1の接点に接触して前記LEDが点灯されるようにしてなることを特徴とする点眼器。
  6. 請求項5に記載される点眼器であって、
    前記LEDが前記ケーシングの先端部に軸方向に移動自在に配置され、
    前記押圧部が押されて、前記ケーシングが軸方向に移動して、前記LEDが前記嵌合凹部の底面に押圧され、
    前記LEDが前記電池に向かって移動して、前記第2の接点が前記第1の接点に接触して前記LEDが点灯されるようにしてなることを特徴とする点眼器。
  7. 請求項5に記載される点眼器であって、
    前記電池が前記ケーシングの後端部に軸方向に移動自在に配置され、
    前記押圧部が押されて、前記電池が前記LEDに向かって移動して、前記第2の接点が前記第1の接点に接触して、前記LEDが点灯されるようにしてなることを特徴とする点眼器。
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