JP3130697U - 照明付耳掻き - Google Patents
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Abstract
【課題】耳掻き本体の先端部や耳掻き部位を良好に照明することができるとともに、耳掻き本体の先端部や耳掻き部位を適宜拡大視して効率よく耳掻き作業を行うことができる。
【解決手段】本考案は、両端を開口した中空の軸筒20と、軸筒20の一端部に配設され、上記軸筒20内を通じかつ当該軸筒20の他端部に向けて光を照射する照明部30と、軸筒20の他端部に配設され、耳掻き用部材62aの基端部が取り付けられて、照明部30から照射された光を当該耳掻き用部材62aに向けて照射するための光照射部61からなる耳掻き本体60と、軸筒20の両端部間で摺動自在に支持されて、耳掻き用部材62aの先端部を拡大視するための拡大レンズ50とを有することを特徴としている。
【選択図】図1
【解決手段】本考案は、両端を開口した中空の軸筒20と、軸筒20の一端部に配設され、上記軸筒20内を通じかつ当該軸筒20の他端部に向けて光を照射する照明部30と、軸筒20の他端部に配設され、耳掻き用部材62aの基端部が取り付けられて、照明部30から照射された光を当該耳掻き用部材62aに向けて照射するための光照射部61からなる耳掻き本体60と、軸筒20の両端部間で摺動自在に支持されて、耳掻き用部材62aの先端部を拡大視するための拡大レンズ50とを有することを特徴としている。
【選択図】図1
Description
本考案は、耳掻きをする際に使用する照明付耳掻きに関する。
この種の照明付耳掻きとして、例えば特許文献1に記載されたものがある。
特許文献1に記載されている従来の照明付耳掻きは、本体部とカバーとからなるものであり、本体部は、耳かき棒の基部に電池収納部を、また、当該耳かき棒の先部に耳かき部を透明樹脂で一体に形成した構成のものである。
特許文献1に記載されている従来の照明付耳掻きは、本体部とカバーとからなるものであり、本体部は、耳かき棒の基部に電池収納部を、また、当該耳かき棒の先部に耳かき部を透明樹脂で一体に形成した構成のものである。
電池収納部は上面が開口した凹状に形成されており、その内部に円盤状のコイン型電池を収納した構成になっている。なお、電池収納部と耳かき棒との境には、発光ダイオードが収納されている。
特開2002−497号公報
しかしながら、上記従来の照明付耳掻きは、耳かき棒を透明樹脂で形成しているために、発光ダイオードの点灯による光は、耳かき棒内を透過して耳かき部の周面から外部に向けて発光する。このために、当該樹脂によって発光量が減衰し、必ずしも耳掻きしようとしている部位若しくはその周囲を良好に照明することができないものである。
また、電池収納部と耳かき棒とを樹脂により一体に形成しているために、耳かき部が汚損したときにも、その汚損した部分だけを交換することができず、また、新たな照明付耳掻きの購入をすることになって不経済でもある。
さらに、耳穴を照明することができるものの、耳掻き作業を裸眼目視のみで行わなければならず、視力の度合いによっては耳掃除が難しい場合があるとともに耳穴内を傷つける虞もある。
さらに、耳穴を照明することができるものの、耳掻き作業を裸眼目視のみで行わなければならず、視力の度合いによっては耳掃除が難しい場合があるとともに耳穴内を傷つける虞もある。
そこで本考案は、耳掻き本体の先端部や耳掻き部位を良好に照明することができるとともに、耳掻き本体の先端部や耳掻き部位を適宜拡大視して効率よく耳掻き作業を行うことができる照明付耳掻きの提供を目的としている。
上記目的を達成するための本考案の構成は、次のとおりである。
請求項1に記載した考案は、両端を開口した中空の軸筒と、軸筒の一端部に配設され、上記軸筒内を通じかつ当該軸筒の他端部に向けて光を照射する照明部と、軸筒の他端部に配設され、耳掻き用部材の基端部が取り付けられて、照明部から照射された光を当該耳掻き用部材に向けて照射するための光照射部からなる耳掻き本体と、軸筒の両端部間で摺動自在に支持されて、耳掻き用部材の先端部を拡大視するための拡大レンズとを有していることを特徴としている。
請求項1に記載した考案は、両端を開口した中空の軸筒と、軸筒の一端部に配設され、上記軸筒内を通じかつ当該軸筒の他端部に向けて光を照射する照明部と、軸筒の他端部に配設され、耳掻き用部材の基端部が取り付けられて、照明部から照射された光を当該耳掻き用部材に向けて照射するための光照射部からなる耳掻き本体と、軸筒の両端部間で摺動自在に支持されて、耳掻き用部材の先端部を拡大視するための拡大レンズとを有していることを特徴としている。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載した耳掻き本体が、軸筒の他端部に着脱自在にして装着されていることを特徴としている。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載した耳掻き本体が、光照射部に耳掻き用部材を固着してなることを特徴としている。
請求項4に記載の考案は、請求項1〜3のいずれかに記載した照明部が、軸筒の一端部に着脱自在に配設されていることを特徴としている。
請求項1に記載した考案によれば、軸筒の一端部に配設された照明部から発せられた光が、軸筒内を通じ、当該軸筒の他端部に配設されている光照射部を介して耳掻き本体を照らすようになる。
また、耳掻き本体の先端部を拡大して視たいときには、拡大レンズを軸筒に沿って摺動させて、好みの大きさに拡大する。
これにより、耳掻き本体の先端部や耳掻き部位を良好に照明することができるとともに、耳掻き本体の先端部や耳掻き部位を適宜拡大視して効率よく耳掻き作業を行うことができる。
また、耳掻き本体の先端部を拡大して視たいときには、拡大レンズを軸筒に沿って摺動させて、好みの大きさに拡大する。
これにより、耳掻き本体の先端部や耳掻き部位を良好に照明することができるとともに、耳掻き本体の先端部や耳掻き部位を適宜拡大視して効率よく耳掻き作業を行うことができる。
請求項1に記載の考案で得られる上記効果に加え、各請求項に記載した考案によれば次の各効果を得ることができる。
請求項2に記載の考案によれば、耳掻き本体が、軸筒の他端部に着脱自在にして配設されているので、耳掻き本体のみを交換することができる。従って、耳掻き本体を汚損若しくは破損したときにも経済的であるとともに衛生的である。
請求項3に記載の考案によれば、耳掻き本体が、光照射部に耳掻き用部材を固着して構成されているので、光照射部が汚損若しくは破損したときにも交換を容易に行うことができる。
請求項4に記載の考案によれば、照明部が、軸筒の一端部に着脱自在に配設されているので、照明部のみを交換することができる。従って、例えば当該照明部が故障した場合にも、照明部のみを交換することによって使用することができて経済的である。
以下に、本考案を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本考案の一実施形態に係る照明付耳掻きの斜視図、図2は、その一実施形態に係る照明付耳掻きの分解斜視図、図3は、その一実施形態に係る照明付耳掻きの断面図、図4は、照明部を拡大して示すものであり、(A)は、その照明部の縦断面図、(B)は、その照明部の平断面図である。
本考案の一実施形態に係る照明付耳掻きAは、軸筒20、照明部30、拡大レンズ50、及び耳掻き本体60を有している。
軸筒20は、両端を開口しかつ両端部間にわたり同一の内外径にした中空円筒形に形成されているとともに、軸筒20の一端部に照明装着部24が、また、他端部に同じく耳掻き装着部23が形成されている。
照明装着部24は、詳細を後述する照明部30を着脱自在に装着するためのものであり、軸筒20よりも小径の円筒形にして形成されている。
耳掻き装着部23は、詳細を後述する耳掻き本体60を着脱自在に装着するためのものであり、上記照明装着部24と同じく軸筒20よりも小径の円筒形にして形成されている。
本実施形態においては、照明装着部23と耳掻き装着部24とを互いに異なる外径値にしているが、それらを同一の外径値にしてもよい。
耳掻き装着部23は、詳細を後述する耳掻き本体60を着脱自在に装着するためのものであり、上記照明装着部24と同じく軸筒20よりも小径の円筒形にして形成されている。
本実施形態においては、照明装着部23と耳掻き装着部24とを互いに異なる外径値にしているが、それらを同一の外径値にしてもよい。
軸筒20の外周面には、両装着部23,24間にわたり、凹凸模様25が中心軸線Oを中心とした一定の角度間隔で形成されており、これにより、拡大レンズ50が不時に軸筒20周りに回動することを防止している。
また、凹凸模様25を中心軸線Oを中心とした一定の角度間隔で形成することにより、中心軸線Oに沿う方向での摺動抵抗を低減できるため、詳細を後述する拡大レンズ50を、手操作により軸筒20に沿って容易に摺動できるようにしているとともに、軸筒20を持つ指の滑りを防止できるためグリップ性を高めることもできる。
また、凹凸模様25を中心軸線Oを中心とした一定の角度間隔で形成することにより、中心軸線Oに沿う方向での摺動抵抗を低減できるため、詳細を後述する拡大レンズ50を、手操作により軸筒20に沿って容易に摺動できるようにしているとともに、軸筒20を持つ指の滑りを防止できるためグリップ性を高めることもできる。
軸筒20の内周面は、照明部30から照射された光を反射する反射面として機能するようになっており、これにより照明部30から照射された光は、内周面によって反射されながら耳掻き装着部23に向けて導かれるようになっている。
すなわち、照明部30から照射された光は、耳掻き装着部24に直接的に導かれるとともに、軸筒20の内周面に反射することによっても耳掻き装着部24に間接的に導かれるようになっている。
すなわち、照明部30から照射された光は、耳掻き装着部24に直接的に導かれるとともに、軸筒20の内周面に反射することによっても耳掻き装着部24に間接的に導かれるようになっている。
上記軸筒20は、本実施形態においては、断面半円弧形にした合成樹脂製の2つの分割体21,22を互いに結合することにより形成されている。このような分割体21,22として形成することにより、成型を容易に行うことができる。
分割体21は、断面半円弧形の本体21aの両端部に、本体21aよりも小さい半円弧形の装着片21bと装着片21cを形成している。
本体21aの周壁21dの当接端面21d′,21d′には、これらの内辺縁に沿って嵌合用突片21e,21eが、当該本体21aの両端部間にわたり一定の高さにして凸設されている。
分割体22は、断面半円弧形の本体22aの両端部に、本体22aよりも小さい半円弧形の装着片22bと装着片22cを形成している。
本体21aの周壁21dの当接端面21d′,21d′には、これらの内辺縁に沿って嵌合用突片21e,21eが、当該本体21aの両端部間にわたり一定の高さにして凸設されている。
分割体22は、断面半円弧形の本体22aの両端部に、本体22aよりも小さい半円弧形の装着片22bと装着片22cを形成している。
上記の分割体21,22の当接端面どうしを当接結合させると、分割体21の嵌合用突片21e,21eが分割体22の周壁内面に当接して、2つの分割体21,22を正確に位置決めして結合できる。
また、装着片21bと装着片22bを結合することにより、上記した円筒形の耳掻き装着部23が軸筒20の他端部に、また、装着片21cと装着片22cを結合することにより同じく円筒形の照明装着部24が軸筒20の一端部にそれぞれ形成される。
また、装着片21bと装着片22bを結合することにより、上記した円筒形の耳掻き装着部23が軸筒20の他端部に、また、装着片21cと装着片22cを結合することにより同じく円筒形の照明装着部24が軸筒20の一端部にそれぞれ形成される。
分割体21,22どうしは、互いの当接端面どうしを例えば接着剤等で固着しているが、後述する拡大レンズ50を軸筒20に嵌挿することにより固定してもよい。この場合、接着剤等が不要となり、また、接着工程を省略できるためコストの低減を図ることができる。
なお、上記軸筒としては、断面半円弧形にした上記2つの分割体を互いに結合することにより形成したものに限らず、一体に形成した構成にしてもよい。
なお、上記軸筒としては、断面半円弧形にした上記2つの分割体を互いに結合することにより形成したものに限らず、一体に形成した構成にしてもよい。
照明部30は、図2〜4に示すように、ケース31内にボタン型電池32,32、スライドスイッチ33、及び絶縁用板39、及び光源であるLED(Light Emitting Diode)40を内蔵したものである。
ケース31は、円形にした側壁35a,36aの周囲に一定幅の周壁35b,36bを起立形成した合成樹脂製のものであり、本実施形態においては、2つの分割器体35,36を互いに結合することにより略円筒形に形成されている。
分割器体36の側壁36aには、平面視において中心軸線Oに一致しかつ中心軸線Oに沿って長いスイッチ用長孔36cが形成されており、このスイッチ用長孔36cを介して、後記するスライドスイッチ33のスライド用突起42bを外方に突出させている。
分割器体35,36には、互いの周壁35b,36bに、互いに結合することにより円筒形の光照射部37を形成する断面半円弧形の装着片35d,36dが一体に突設されている。
光照射部37は、前記した軸筒20の照明装着部24に着脱できる内径に形成されているとともに、基端側には全周にわたりリング用溝37aが凹設されている。38はリング用溝37aに環装されたゴム製のリングであり、これにより、照明部30の軸筒20に対する脱着操作を行う際、指の滑りを防止することもできる。
なお、本実施形態においては、分割器体35,36どうしを接着剤で固着しているが、リング38を光照射部37に環装することにより分割器体35,36どうしを固定するようにしてもよい。
光照射部37の基端部内には、上記LED40を支持するための突起37bが内方に向けて環状に突設されている。
なお、本実施形態においては、分割器体35,36どうしを接着剤で固着しているが、リング38を光照射部37に環装することにより分割器体35,36どうしを固定するようにしてもよい。
光照射部37の基端部内には、上記LED40を支持するための突起37bが内方に向けて環状に突設されている。
ケース31内には、LED40から導出された2本のリード線41,41が、分割器体35,36の側壁35a,36aの内面に沿い、かつ、平面視において中心軸線O1に一致して延出されている。
2本のリード線41,41のうちの一方のものには、直列接続したボタン型電池32,32の一方のものの電極32aが電気的に接触され、また、他方のリード線41はスライドスイッチ33に接続されている。
2本のリード線41,41のうちの一方のものには、直列接続したボタン型電池32,32の一方のものの電極32aが電気的に接触され、また、他方のリード線41はスライドスイッチ33に接続されている。
スライドスイッチ33は、スイッチ本体42と、弾性変形するオン/オフ用導電板43とからなる。
スイッチ本体42は、平面視略E字形に形成した本体部42aの上壁面に、スライド用突起42bを形成されており、そのスライド用突起42bがスイッチ用長孔36cを介してケース31の外方に突出するようになっている。
また、本体部42aの下面には、LED40の他方のリード線41を挿入するための電極用溝42cが、平面視において中心軸線Oと一致して形成されている。すなわち、スライドスイッチ33がリード線41に沿って、中心軸線Oに沿って摺動できるようにしている。
スイッチ本体42は、平面視略E字形に形成した本体部42aの上壁面に、スライド用突起42bを形成されており、そのスライド用突起42bがスイッチ用長孔36cを介してケース31の外方に突出するようになっている。
また、本体部42aの下面には、LED40の他方のリード線41を挿入するための電極用溝42cが、平面視において中心軸線Oと一致して形成されている。すなわち、スライドスイッチ33がリード線41に沿って、中心軸線Oに沿って摺動できるようにしている。
オン/オフ用導電板43は平面視Т字形に形成されており、これの基部43aが本体部42aの下面に固着され、かつ、ボタン型電池32の電極との接点となる開放端部43bが本体部42aの下面から斜め下方に傾斜して離間した状態にしている。なお、開放端部43b下面には、接点43cが下方(ボタン型電池32)に向けて突設されている。
また、本体42aの電極用溝42cにLED40の他方のリード線41を挿入することにより、LED40の他方のリード線41をオン/オフ用導電板43に電気的に接続した状態になっている。
また、本体42aの電極用溝42cにLED40の他方のリード線41を挿入することにより、LED40の他方のリード線41をオン/オフ用導電板43に電気的に接続した状態になっている。
絶縁用板39は電気的な絶縁材によりなるものであり、ボタン型電池32の外径とほぼ同じ外径にし、かつ、中央部に円形の接触用孔39aを形成したものである。
すなわち、オン/オフ用導電板43の接点43cが、絶縁用板39の接触用孔39aに対向するようにスライドスイッチ33を移動させることにより、当該接点43cがボタン型電池32の電極に接触し、LED40が点灯する。
すなわち、オン/オフ用導電板43の接点43cが、絶縁用板39の接触用孔39aに対向するようにスライドスイッチ33を移動させることにより、当該接点43cがボタン型電池32の電極に接触し、LED40が点灯する。
また、オン/オフ用導電板43の接点43cが絶縁用板39の接触用孔39aに対向しないようにスライドスイッチ33を移動させることにより、当該接点43cとボタン型電池32の電極との接触が阻まれ、LED40が消灯する。要約すると、スライドスイッチ33の移動操作により、LED40の点灯/消灯を行うことができる。
拡大レンズ50は、直径約45(mm)にした合成樹脂製の所謂両凸レンズ本体51と、軸筒20に嵌装するための合成樹脂製の嵌装用筒52とからなり、その嵌装用筒52は、両凸レンズ本体51の中心から偏心した位置に形成された嵌挿用孔51aに嵌着されている。すなわち、拡大レンズ50によって、耳掻き本体60の先端部、従ってまた、後記する耳掻き片62b…を拡大視することができるようにしている。
耳掻き本体60は、金属製の耳掻き用部材62と、この耳掻き用部材62の基端部が取り付けられて、上記した照明部30から照射された光を当該耳掻き用部材62に向けて照射するための光照射部61とからなるものである。
換言すると、耳掻き本体60は、軸筒20の他端部に着脱自在にして配設されるようになっているものである。
換言すると、耳掻き本体60は、軸筒20の他端部に着脱自在にして配設されるようになっているものである。
光照射部61は透明な合成樹脂製のものであり、軸筒20の耳掻き装着部23に嵌装できる外径にし、かつ、装着側半部を同一外径にしているとともに、先端側半部を先細形に形成したものであり、先端壁61aには、耳掻き用部材62の基端部を嵌着するための円筒形の嵌着部61bが内部に向けて突出して形成されている。本実施形態においては、光照射部61に耳掻き用部材62を固着している。
上記した光照射部61は、前述した照明部30からの光が詳細を後述する耳掻き用部材62の耳掻き片62b…を中心として照射されるように形成されている。換言すると、照明部30から照射された光を当該耳掻き用部材72に向けて照射できるようにしているとともに、本実施形態においては、照射する光を拡散させて耳掻き用部材72の周囲も照明できるようにしている。
耳掻き用部材62は、所定の外径にした棒体62aの先端部に、棒体62aよりも大径にした4つの円盤形の耳掻き片62b…を、互いに一定の間隔をおいて一体に形成したものである。
上記の耳掻き片62b…の大きさは、例えば大人の耳穴を大きさを想定して設定している。
上記のように、本実施形態においては、耳掻き本体60を軸筒20の一端部に着脱自在に配設できるので、例えば耳掻き用部材62や光照射部61が汚損したとき等においては、例えば未使用の他の耳掻き本体に交換することができる。
上記の耳掻き片62b…の大きさは、例えば大人の耳穴を大きさを想定して設定している。
上記のように、本実施形態においては、耳掻き本体60を軸筒20の一端部に着脱自在に配設できるので、例えば耳掻き用部材62や光照射部61が汚損したとき等においては、例えば未使用の他の耳掻き本体に交換することができる。
次に、前述した構成からなる照明付耳掻きAの使用態様について説明する。
使用に際しては、耳掻き本体60を耳穴の中に入れ、使用者がスライド用突起42bに指をかけてスライドスイッチ33を移動操作すると、オン/オフ用導電板43が絶縁用板39の接触用孔39aに対向して、LED40のリード線41が接点43cを介してボタン型電池32の電極に接触する。
使用に際しては、耳掻き本体60を耳穴の中に入れ、使用者がスライド用突起42bに指をかけてスライドスイッチ33を移動操作すると、オン/オフ用導電板43が絶縁用板39の接触用孔39aに対向して、LED40のリード線41が接点43cを介してボタン型電池32の電極に接触する。
この接触とともに、一方のリード線41がボタン型電池32の電極に常時接触しているのでLED40が点灯する。この点灯による光は、軸筒20内を通じて耳掻き本体60の光照射部61により、耳掻き部材62の耳掻き片62b…に集光され、従ってまた、耳掻き片62b…を中心として照らすとともに、その耳掻き片62b…の周囲の耳穴内を明るく照らすことができる。これにより、耳掻きを効率よく行うことができる。
さらに、耳掻き片62b…部分やその周囲を拡大して視たいときには、拡大レンズ50を軸筒20に沿って他端部に向けて摺動させ、好みの大きさに拡大する。これにより、耳穴内を明るく照らすだけではなく、耳穴内を拡大して明瞭に目視できるので耳掃除がし易く、また、耳穴内を傷つける危険性を少なくすることができる。
不使用時には、スライドスイッチ33を、オン/オフ用導電板43が絶縁用板39の接触用孔39aに対向しない位置に移動操作する。換言すると、オン/オフ用導電板43の接点43cが絶縁用板39に接触する位置に移動する。これにより、リード線41がコイン型電池32の電極から離間して非接触状態となってLED40が消灯する。
さらに、スライド用突起42bがスイッチ用長孔36cの端部に当接して、その摺動位置が規制されるため、確実な点灯又は消灯操作ができるとともに、部品の破損も防止することができる。
さらに、スライド用突起42bがスイッチ用長孔36cの端部に当接して、その摺動位置が規制されるため、確実な点灯又は消灯操作ができるとともに、部品の破損も防止することができる。
図5は、他例に係る耳掻き本体の斜視図である。
他例に係る耳掻き本体70は、金属製の耳掻き用部材72と、この耳掻き用部材72の基端部が取り付けられて、照明部30から照射された光を当該耳掻き用部材72に向けて照射するための光照射部71とからなるものである。
他例に係る耳掻き本体70は、金属製の耳掻き用部材72と、この耳掻き用部材72の基端部が取り付けられて、照明部30から照射された光を当該耳掻き用部材72に向けて照射するための光照射部71とからなるものである。
光照射部71は透明な合成樹脂製のものであり、前述した光照射部61と同様に、軸筒20の耳掻き装着部23に嵌装できる外径にし、かつ、装着側半部を同一外径にしているとともに、先端側半部を先細形に形成したものであり、先端壁71aには、耳掻き部材72の基端部を嵌着するための円筒形の嵌着部71bが内部に向けて突出して形成されている。
耳掻き用部材72は、一定の外径にした棒体72aの先端部に、棒体72aよりも大径にした2つの円盤形の耳掻き片72b,72cを、互いに一定の間隔をおいて一体に形成したものである。
耳掻き片72b,72cは、前記した耳掻き片62bよりも小さい外径に形成したものであり、例えば耳穴の小さな人や子供等の耳穴に対応した構成になっているものである。
従って、必要に応じて上記した耳掻き本体60に替えて、耳掻き本体70を軸筒20に装着して使用することにより、耳穴の小さな子供等であっても良好に耳掃除を行うことができる。
耳掻き片72b,72cは、前記した耳掻き片62bよりも小さい外径に形成したものであり、例えば耳穴の小さな人や子供等の耳穴に対応した構成になっているものである。
従って、必要に応じて上記した耳掻き本体60に替えて、耳掻き本体70を軸筒20に装着して使用することにより、耳穴の小さな子供等であっても良好に耳掃除を行うことができる。
なお、本考案は前述した実施形態に限るものではなく、次のような変形実施が可能である。
前述した実施形態において説明した照明部は、軸筒の一端部に着脱自在に配設している構成のものについて説明したが、軸筒と一体に構成してもよい。この場合、ボタン型電池のみを交換できる構造にするとよい。
前述した実施形態において説明した照明部は、軸筒の一端部に着脱自在に配設している構成のものについて説明したが、軸筒と一体に構成してもよい。この場合、ボタン型電池のみを交換できる構造にするとよい。
前述した実施形態においては、耳掻き用部材と、この耳掻き用部材の基端部が固着されて、照明部から照射された光を当該耳掻き用部材に向けて照射するための光照射部とからなる耳掻き本体を例として説明したが、光照射部を軸筒に固着するとともに、その光照射部に耳掻き用部材を着脱自在にした構成にしてもよい。この場合、耳掻き用部材のみを交換できるので経済的である。
軸筒として、両端を開口しかつ両端部間にわたり同一の内外径にした中空円筒形に形成したものを例として説明したが、円筒形に限るものではなく、例えば中空の楕円形や多角形にしてもよいことは勿論である。
使用の態様としては、耳掻き本体を軸筒に装着せずに、当該軸筒20の他端部を耳穴に向けた状態にするとともに、一端部に配設した照明部30を点灯することにより、耳穴内を照らして、耳穴内の状態を確認するように使用することもできる。
上記した本発明に係る照明付耳掻きの一実施例を示すと次のとおりである。
軸筒20を外径約10(mm),内径約6(mm),長さ約80(mm)、照明装着部24を長さ約6〜8(mm),外径8(mm)、耳掻き装着部23を長さ約6〜8(mm),外径7(mm)にし、また、ケース31を外径約20(mm),幅約8(mm)、拡大レンズ50を直径約45(mm)に形成することができる。
軸筒20を外径約10(mm),内径約6(mm),長さ約80(mm)、照明装着部24を長さ約6〜8(mm),外径8(mm)、耳掻き装着部23を長さ約6〜8(mm),外径7(mm)にし、また、ケース31を外径約20(mm),幅約8(mm)、拡大レンズ50を直径約45(mm)に形成することができる。
20 軸筒
30 照明部
50 拡大レンズ
60,70 耳掻き本体
61 光照射部
62a 耳掻き用部材
30 照明部
50 拡大レンズ
60,70 耳掻き本体
61 光照射部
62a 耳掻き用部材
Claims (4)
- 両端を開口した中空の軸筒と、
軸筒の一端部に配設され、上記軸筒内を通じかつ当該軸筒の他端部に向けて光を照射する照明部と、
軸筒の他端部に配設されているとともに、耳掻き用部材と、この耳掻き用部材の基端部が取り付けられて、照明部から照射された光を当該耳掻き用部材に向けて照射するための光照射部とからなる耳掻き本体と、
軸筒の両端部間で摺動自在に支持されて、耳掻き用部材の先端部を拡大視するための拡大レンズとを有していることを特徴とする照明付耳掻き。 - 耳掻き本体は、軸筒の他端部に着脱自在にして配設されていることを特徴とする請求項1に記載の照明付耳掻き。
- 耳掻き本体は、光照射部に耳掻き用部材を固着してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明付耳掻き。
- 照明部は、軸筒の一端部に着脱自在に配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の照明付耳掻き。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000316U JP3130697U (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 照明付耳掻き |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000316U JP3130697U (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 照明付耳掻き |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3130697U true JP3130697U (ja) | 2007-04-05 |
Family
ID=43281535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007000316U Expired - Lifetime JP3130697U (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 照明付耳掻き |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3130697U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0575796U (ja) * | 1992-03-24 | 1993-10-15 | 株式会社河合楽器製作所 | 電子鍵盤楽器のスピーカ装置 |
JPH0621096U (ja) * | 1992-08-19 | 1994-03-18 | 株式会社河合楽器製作所 | スピーカを有する電子楽器 |
KR20190066188A (ko) * | 2017-12-05 | 2019-06-13 | 오설화 | 귓속 청소구 |
-
2007
- 2007-01-24 JP JP2007000316U patent/JP3130697U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0575796U (ja) * | 1992-03-24 | 1993-10-15 | 株式会社河合楽器製作所 | 電子鍵盤楽器のスピーカ装置 |
JPH0621096U (ja) * | 1992-08-19 | 1994-03-18 | 株式会社河合楽器製作所 | スピーカを有する電子楽器 |
KR20190066188A (ko) * | 2017-12-05 | 2019-06-13 | 오설화 | 귓속 청소구 |
KR102021092B1 (ko) | 2017-12-05 | 2019-09-11 | 오설화 | 귓속 청소구 |
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