JP2019127860A - ターボチャージャ - Google Patents

ターボチャージャ Download PDF

Info

Publication number
JP2019127860A
JP2019127860A JP2018008861A JP2018008861A JP2019127860A JP 2019127860 A JP2019127860 A JP 2019127860A JP 2018008861 A JP2018008861 A JP 2018008861A JP 2018008861 A JP2018008861 A JP 2018008861A JP 2019127860 A JP2019127860 A JP 2019127860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
impeller
flow path
compressor housing
abradable seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018008861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6891827B2 (ja
Inventor
達哉 荒川
Tatsuya Arakawa
達哉 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2018008861A priority Critical patent/JP6891827B2/ja
Publication of JP2019127860A publication Critical patent/JP2019127860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6891827B2 publication Critical patent/JP6891827B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Supercharger (AREA)

Abstract

【課題】圧縮効率を高めることができるとともにサージングの発生を抑制しつつも、冷却用流路を容易に形成すること。【解決手段】還流流路70の一部がアブレダブルシール55に形成されている。また、アブレダブルシール55と協働して還流流路70を形成する流路形成部材80がコンプレッサハウジング40に取り付けられている。コンプレッサハウジング40は、流路形成部材80の一部である筒状の挿入部84が挿入される環状の挿入凹部40aを有している。冷却用流路60は、挿入凹部40aに挿入部84が挿入されることにより形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ターボチャージャに関する。
ターボチャージャは、内燃機関から排出された排ガスによって回転するタービンインペラと、インペラシャフトを介してタービンインペラと一体的に回転するコンプレッサインペラと、を備えている。そして、内燃機関から排出された排ガスによってタービンインペラが回転して、コンプレッサインペラがインペラシャフトを介してタービンインペラと一体的に回転すると、コンプレッサハウジングを流れる吸気が、コンプレッサインペラの回転によって圧縮される。圧縮された吸気は、コンプレッサインペラの周囲で環状に延びるディフューザ流路を通過する際に減速され、吸気の速度エネルギーが圧力エネルギーに変換される。そして、高圧となった吸気がスクロール流路に吐出され、内燃機関に供給される。このようなターボチャージャによる内燃機関への吸気の過給が行われることで、内燃機関の吸気効率が高まり、内燃機関の性能が向上する。
このようなターボチャージャにおいては、コンプレッサハウジングにおけるコンプレッサインペラと対向するシュラウド面とコンプレッサインペラとの隙間を可能な限り小さくすることで、コンプレッサインペラの回転による圧縮効率を高めることができる。しかしながら、シュラウド面とコンプレッサインペラとの隙間を小さくすると、例えば、コンプレッサインペラの振れ等によってコンプレッサインペラがシュラウド面に接触して、コンプレッサインペラが損傷してしまう虞がある。そこで、例えば特許文献1のように、シュラウド面を形成するアブレダブルシールをコンプレッサハウジングに取り付けることが知られている。アブレダブルシールは、コンプレッサインペラよりも軟質な樹脂等で形成されている。よって、例えば、コンプレッサインペラがシュラウド面に接触しても、コンプレッサインペラが損傷せずに、シュラウド面が削られるだけであるため、シュラウド面とコンプレッサインペラとの隙間が小さい状態で維持される。
また、コンプレッサハウジングにおいて、ディフューザ流路に面した壁面であるディフューザ面は、コンプレッサインペラの回転によって圧縮された吸気がディフューザ流路を通過することにより高温となる。すると、例えば、吸気にオイルが混入されている場合、ディフューザ面でオイルが炭化してディフューザ流路に堆積し、ディフューザ流路の流路断面積が小さくなって、ターボチャージャによる内燃機関への吸気の過給が行われ難くなる。そこで、例えば特許文献2のターボチャージャでは、コンプレッサハウジングに冷却用流路を形成し、冷却用流路を流れる流体によってディフューザ面を冷却している。これによれば、ディフューザ面が高温となることが抑制され、ディフューザ面でオイルが炭化してしまうことが抑制される。
さらに、ターボチャージャにおいては、コンプレッサハウジングに吸入される吸気の流量が減少すると、吸気の逆流によるサージングが発生することがある。サージングが発生すると、ターボチャージャの運転が不能になる。そこで、例えば特許文献3のように、コンプレッサインペラの回転により吸入される吸気の一部を、コンプレッサハウジング内におけるコンプレッサインペラよりも吸気の流れ方向の上流側へ還流させる。これによれば、コンプレッサハウジングに吸入される吸気の流量が減少しても、サージングが発生し難くなり、コンプレッサハウジングに吸入される吸気が小流量である運転状況でのターボチャージャの運転領域を拡大させることができる。
特許第5533060号公報 特許第5359403号公報 特開2013−224584号公報
ところで、特許文献2のように、冷却用流路がコンプレッサハウジングの壁部の厚み内に形成されている場合、コンプレッサハウジングを、中子を用いた複雑な構造の鋳型を用いて製造する必要があるため、コンプレッサハウジングの壁部の厚み内に冷却用流路を形成するために手間が掛かっていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、圧縮効率を高めることができるとともにサージングの発生を抑制しつつも、冷却用流路を容易に形成することができるターボチャージャを提供することにある。
上記課題を解決するターボチャージャは、内燃機関に供給される吸気が吸入されるコンプレッサハウジングと、前記コンプレッサハウジング内に収容されるとともに前記吸気を圧縮するコンプレッサインペラと、前記コンプレッサインペラと対向するシュラウド面を形成するとともに前記コンプレッサインペラよりも軟質な材質で形成されているアブレダブルシールと、前記コンプレッサインペラの周囲で環状に延びるとともに前記コンプレッサインペラによって圧縮された吸気が通過するディフューザ流路と、前記コンプレッサハウジングの一部であるとともに前記ディフューザ流路に面した壁面であるディフューザ面と、前記ディフューザ面を冷却する流体が流れる冷却用流路と、前記コンプレッサハウジングに吸入された吸気の一部を前記コンプレッサハウジング内における前記コンプレッサインペラよりも前記吸気の流れ方向の上流側へ還流させる還流流路と、を有しているターボチャージャであって、前記還流流路の一部が前記アブレダブルシールに形成されるとともに、前記アブレダブルシールと協働して前記還流流路を形成する流路形成部材が前記コンプレッサハウジングに取り付けられ、前記コンプレッサハウジングは、前記流路形成部材の一部である筒状の挿入部が挿入される環状の挿入凹部を有し、前記冷却用流路は、前記挿入凹部に前記挿入部が挿入されることにより形成されている。
これによれば、例えば、コンプレッサインペラがシュラウド面に接触しても、コンプレッサインペラが損傷せずに、シュラウド面が削られるだけであるため、シュラウド面とコンプレッサインペラとの隙間を可能な限り小さくすることができ、コンプレッサインペラの回転による圧縮効率を高めることができる。また、アブレダブルシールは還流流路の一部を形成し、コンプレッサハウジングに取り付けられる流路形成部材が、アブレダブルシールと協働して還流流路を形成する。そして、この還流流路によって、コンプレッサハウジングに吸入された吸気の一部がコンプレッサハウジング内におけるコンプレッサインペラよりも吸気の流れ方向の上流側へ還流される。よって、コンプレッサハウジングに吸入される吸気の流量が減少しても、サージングが発生し難くなる。また、還流流路を形成する流路形成部材の一部である挿入部をコンプレッサハウジングの挿入凹部に挿入した状態で、流路形成部材をコンプレッサハウジングに取り付けるだけで、冷却用流路を形成することができる。よって、冷却用流路がコンプレッサハウジングの壁部の厚み内に形成されている場合のように、コンプレッサハウジングを、中子を用いた複雑な構造の鋳型を用いて製造する必要が無い。以上のことから、圧縮効率を高めることができるとともにサージングの発生を抑制しつつも、冷却用流路を容易に形成することができる。
上記ターボチャージャにおいて、前記アブレダブルシールは、前記コンプレッサハウジングに対して螺子締結されており、前記アブレダブルシールが前記コンプレッサハウジングに対して螺退する際の前記アブレダブルシールの回転方向は、前記コンプレッサインペラの回転方向とは逆方向であるとよい。
これによれば、アブレダブルシールがコンプレッサハウジングに対して螺退する際の前記アブレダブルシールの回転方向が、コンプレッサインペラの回転方向と同じ方向である場合に比べると、アブレダブルシールにおけるコンプレッサハウジングに対する螺子締結の状態が緩んでしまうことを抑制することができる。よって、アブレダブルシールにおけるコンプレッサハウジングに対する螺子締結状態を強固なものとすることができる。
この発明によれば、圧縮効率を高めることができるとともにサージングの発生を抑制しつつも、冷却用流路を容易に形成することができる。
実施形態におけるターボチャージャを示す側断面図。 ターボチャージャの一部を拡大して示す側断面図。
以下、ターボチャージャを具体化した一実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。
図1に示すように、ターボチャージャ10のハウジング11は、ベアリングハウジング20、タービンハウジング30、及びコンプレッサハウジング40を有している。コンプレッサハウジング40の内部には、内燃機関Eに供給される吸気が吸入される。タービンハウジング30の内部には、内燃機関Eから排出された排ガスが流れる。
ベアリングハウジング20は、インペラシャフト12を回転可能に支持する。インペラシャフト12の回転軸線方向の一端には、コンプレッサインペラ13が連結されている。インペラシャフト12の回転軸線方向の他端には、タービンインペラ14が連結されている。
コンプレッサハウジング40とベアリングハウジング20におけるインペラシャフト12の回転軸線方向の一端との間には、シールプレート50が介在されている。コンプレッサハウジング40は、シールプレート50を介してベアリングハウジング20におけるインペラシャフト12の回転軸線方向の一端に連結されている。タービンハウジング30は、ベアリングハウジング20におけるインペラシャフト12の回転軸線方向の他端に連結されている。
ベアリングハウジング20は、インペラシャフト12が挿通される挿通孔21hが形成された筒状の本体部21を有している。本体部21は、挿通孔21hに挿通されたインペラシャフト12を、ラジアル軸受15を介して回転可能に支持している。本体部21の軸線方向は、インペラシャフト12の回転軸線方向に一致する。
本体部21は、本体部21におけるインペラシャフト12の回転軸線方向に位置する一端面21bに凹設される円孔状の凹部21cを有している。挿通孔21hは、凹部21cの底面に開口している。凹部21cの孔径は、挿通孔21hの孔径よりも大きい。凹部21cの軸心は、挿通孔21hの軸心に一致している。凹部21c内には、スラスト軸受16が収容されている。スラスト軸受16は、凹部21cの底面に接した状態で凹部21c内に収容されている。
ベアリングハウジング20は、本体部21の外周面における本体部21の軸線方向の一端部からインペラシャフト12の径方向外側に突出する第1フランジ部22と、本体部21の外周面における本体部21の軸線方向の他端部からインペラシャフト12の径方向外側に突出する第2フランジ部23と、を有している。第1フランジ部22及び第2フランジ部23は、円環状である。
タービンハウジング30は、螺子17によって第2フランジ部23に取り付けられている。タービンハウジング30は、タービン筒状部32を有している。タービン筒状部32内には、吐出口32aが形成されている。吐出口32aは、インペラシャフト12の回転軸線方向に延びている。吐出口32aの軸心は、インペラシャフト12の回転軸線に一致している。
タービンハウジング30内には、タービン室33、連通路34、及びタービンスクロール流路35が形成されている。タービンインペラ14は、タービン室33に収容されている。タービンスクロール流路35は、タービン室33の外周を渦巻状に周回している。よって、タービンスクロール流路35は、タービン室33の周囲を取り囲む。タービンスクロール流路35には、内燃機関Eから排出された排ガスが流入する。連通路34は、タービン室33の周囲で環状に延びるとともに、タービンスクロール流路35とタービン室33とを連通する。タービン室33は、吐出口32aに連通している。吐出口32aは、タービン室33を通過した排ガスが導かれる。
タービンインペラ14は、挿通孔21hに向けて突出する嵌合凸部14fを有している。インペラシャフト12における回転軸線方向の他端面には、嵌合凸部14fが嵌合可能な嵌合凹部12fが形成されている。そして、タービンインペラ14は、嵌合凸部14fがインペラシャフト12の嵌合凹部12fに嵌合された状態で、インペラシャフト12と一体的に回転可能となるように、溶接などによりインペラシャフト12に取り付けられている。タービンインペラ14は、タービン室33に導入された排ガスによって回転し、このタービンインペラ14の回転に伴ってインペラシャフト12が一体的に回転する。
シールプレート50は、インペラシャフト12が挿通される挿通孔51を有している。シールプレート50におけるコンプレッサハウジング40とは反対側の面における挿通孔51の周囲には、円筒状の挿入筒部52が突出している。挿入筒部52は、凹部21cに挿入されている。スラスト軸受16は、インペラシャフト12の回転軸線方向において挿入筒部52と凹部21cの底面との間であって、且つ挿入筒部52よりもインペラシャフト12の径方向内側に位置している。
コンプレッサハウジング40は、有底筒状である。コンプレッサハウジング40は、第1フランジ部22及びシールプレート50を貫挿した螺子19がねじ込まれることで、コンプレッサハウジング40における開口側の端部とベアリングハウジング20との間にシールプレート50が介在された状態で、ベアリングハウジング20におけるインペラシャフト12の回転軸線方向の一端に連結されている。コンプレッサハウジング40の開口は、シールプレート50によって閉塞されている。
図2に示すように、コンプレッサハウジング40は、コンプレッサハウジング40の開口側とは反対側に突出する円筒状のコンプレッサ筒状部42を有している。また、コンプレッサハウジング40は、コンプレッサ筒状部42の内側に位置する円筒状の取付部43を有している。コンプレッサ筒状部42の軸心と取付部43の軸心とは一致しており、コンプレッサ筒状部42の軸心及び取付部43の軸心は、インペラシャフト12の回転軸線に一致している。コンプレッサハウジング40は、アルミダイカスト成型で製造されている。
コンプレッサ筒状部42は、小径部42aと、小径部42aよりも孔径が大きい大径部42bと、を有している。小径部42aは、大径部42bよりもシールプレート50側に位置している。
コンプレッサ筒状部42と取付部43とは円環状に延びるディフューザ壁44によって連結されている。ディフューザ壁44は、コンプレッサ筒状部42の小径部42aの内周面におけるシールプレート50側の周端部と取付部43の外周面におけるシールプレート50側の周端部とを繋いでいる。ディフューザ壁44は、インペラシャフト12の径方向に延びている。取付部43におけるディフューザ壁44からの突出長さは、コンプレッサ筒状部42におけるディフューザ壁44からの突出長さよりも短い。小径部42aは、取付部43におけるディフューザ壁44からの突出先端面43fよりもディフューザ壁44とは反対側へ突出する位置まで延びている。
取付部43の内周面の一部は、雌ねじ孔43hになっている。雌ねじ孔43hの一端は、取付部43の突出先端面43fに連続している。雌ねじ孔43hの他端は、取付部43の軸心方向の中央部に位置している。
ターボチャージャ10は、コンプレッサインペラ13と対向するシュラウド面55aを形成するアブレダブルシール55を有している。アブレダブルシール55は、コンプレッサインペラ13よりも軟質な材質で形成された円筒状である。アブレダブルシール55は、例えば、樹脂製である。
アブレダブルシール55の外周面には、雌ねじ孔43hに螺合される雄ねじ55bが形成されている。アブレダブルシール55は、雄ねじ55bが雌ねじ孔43hに螺合されることにより、取付部43に取り付けられている。よって、アブレダブルシール55は、コンプレッサハウジング40に対して螺子締結されている。アブレダブルシール55がコンプレッサハウジング40に対して螺退する際のアブレダブルシール55の回転方向は、コンプレッサインペラ13の回転方向とは逆方向である。
ターボチャージャ10は、コンプレッサインペラ室45、ディフューザ流路46、及びコンプレッサスクロール流路47を有している。コンプレッサインペラ室45は、コンプレッサインペラ13を収容する。コンプレッサスクロール流路47は、コンプレッサインペラ室45の外周を渦巻状に周回している。ディフューザ流路46は、コンプレッサインペラ13の周囲で環状に延びるとともに、コンプレッサインペラ室45とコンプレッサスクロール流路47とを連通する。
コンプレッサインペラ室45は、アブレダブルシール55のシュラウド面55aと、シールプレート50におけるコンプレッサハウジング40側の面の挿通孔51の周囲とで囲まれた空間である。したがって、コンプレッサインペラ13は、アブレダブルシール55の内側に配置されている。よって、コンプレッサインペラ13は、コンプレッサハウジング40内に収容されるとともにコンプレッサインペラ室45に吸入された吸気を圧縮する。
シールプレート50におけるコンプレッサハウジング40側の面の一部は、ディフューザ壁44に対してインペラシャフト12の回転軸線方向で対向する対向面53になっている。対向面53は、ディフューザ壁44に沿って延びる円環状である。そして、ディフューザ流路46は、インペラシャフト12の回転軸線方向において、ディフューザ壁44と対向面53との間に形成されている。よって、ディフューザ壁44における対向面53と対向する面は、コンプレッサハウジング40の一部であるとともにディフューザ流路46に面した壁面であるディフューザ面44aである。ディフューザ面44aにおけるコンプレッサインペラ室45側の縁部は、シュラウド面55aに連続している。ディフューザ流路46は、コンプレッサインペラ13によって圧縮された吸気が通過する。
コンプレッサスクロール流路47は、コンプレッサハウジング40の内底面、及びシールプレート50におけるコンプレッサハウジング40側の面によって形成されている。コンプレッサスクロール流路47には、ディフューザ流路46を通過した吸気が吐出される。コンプレッサスクロール流路47に吐出された吸気は、内燃機関Eに供給される。
図1に示すように、コンプレッサインペラ13は、インペラシャフト12の回転軸線方向に延び、且つ、インペラシャフト12が挿通可能なシャフト挿通孔13hを有している。インペラシャフト12の回転軸線方向の一端部は、コンプレッサインペラ室45に突出している。そして、コンプレッサインペラ13は、インペラシャフト12におけるコンプレッサインペラ室45に突出している部分がシャフト挿通孔13hに挿通された状態で、インペラシャフト12と一体的に回転可能となるように、ナット12aなどを介してインペラシャフト12に取り付けられている。コンプレッサインペラ13におけるベアリングハウジング20側の端部は、シールリングカラー48及びスラストカラー49を介してスラスト軸受16により支持されている。スラスト軸受16は、コンプレッサインペラ13に作用するスラスト方向の荷重を受ける。
図2に示すように、コンプレッサ筒状部42の小径部42aの内周面と取付部43の外周面とは、ディフューザ壁44がインペラシャフト12の径方向に延びている分だけ離れている。そして、コンプレッサ筒状部42の小径部42aの内周面、取付部43の外周面、及びディフューザ壁44におけるディフューザ面44aとは反対側の面によって、環状の挿入凹部40aが形成されている。よって、コンプレッサハウジング40は、挿入凹部40aを有している。
ディフューザ壁44におけるディフューザ面44aとは反対側の面は、挿入凹部40aの底面40bを形成している。取付部43の外周面は、挿入凹部40aの内側内面40cを形成している。コンプレッサ筒状部42の小径部42aの内周面の一部は、挿入凹部40aの外側内面40dを形成している。
ターボチャージャ10は、冷却用流路60及び還流流路70を有している。冷却用流路60には、ディフューザ面44aを冷却する流体が流れる。
アブレダブルシール55には、還流流路70の還流吸入口71、及び還流吸入口71と還流流路70の還流排出口72とを繋ぐ連通流路73の双方が形成されている。よって、アブレダブルシール55は、還流流路70の一部を形成している。還流吸入口71は、アブレダブルシール55の径方向に延びている。還流吸入口71は、コンプレッサインペラ室45に連通している。連通流路73は、アブレダブルシール55の軸心方向に延びている。
コンプレッサハウジング40には、アブレダブルシール55と協働して還流流路70を形成する流路形成部材80が取り付けられている。流路形成部材80は、円筒状である。流路形成部材80は、アルミダイカスト成型で製造されている。流路形成部材80は、コンプレッサ筒状部42の内側に挿入されている。流路形成部材80は、本体部83及び挿入部84を有している。本体部83は、円筒状であるとともに内側に吸気口83aを形成している。吸気口83aは、インペラシャフト12の回転軸線方向に延びている。吸気口83aの軸心は、インペラシャフト12の回転軸線に一致している。
吸気口83aは、コンプレッサ筒状部42の内側に挿入されている流路形成部材80に形成されているため、コンプレッサ筒状部42の内側に形成されているとも言える。よって、吸気口83aは、コンプレッサハウジング40内におけるコンプレッサインペラ13よりも吸気の流れ方向の上流側に位置していると言える。
挿入部84は円筒状であるとともに挿入凹部40aに挿入されている。したがって、挿入凹部40aには、流路形成部材80の一部である挿入部84が挿入される。冷却用流路60は、挿入部84と挿入凹部40aとによって区画されている。冷却用流路60は、環状に延びている。
挿入部84の孔径は、本体部83の孔径よりも大きい。よって、流路形成部材80において、本体部83の内周面と挿入部84の内周面との間には円環状の段差部80aが形成されている。段差部80aは、取付部43の突出先端面43fに当接している。
本体部83の外周面には、環状の装着凹部83bが形成されている。装着凹部83bには、ゴム製である環状のシール部材83sが装着されている。シール部材83sは、装着凹部83b、及びコンプレッサ筒状部42の大径部42bの内周面に密着し、本体部83の外周面とコンプレッサ筒状部42の大径部42bの内周面との間をシールしている。これにより、本体部83の外周面とコンプレッサ筒状部42の大径部42bの内周面との間を介した冷却用流路60からの流体の洩れが抑制されている。
挿入部84の内周面には、環状の装着凹部84fが形成されている。装着凹部84fには、ゴム製である環状のシール部材84sが装着されている。シール部材84sは、装着凹部84f、及び取付部43の外周面に密着し、挿入部84の内周面と取付部43の外周面との間をシールしている。これにより、挿入部84の内周面と取付部43の外周面との間を介した冷却用流路60からの流体の洩れが抑制されている。
流路形成部材80は、アブレダブルシール55と協働して還流排出口72を形成する排出口形成面81を有している。排出口形成面81は、段差部80aに連続している。排出口形成面81は、インペラシャフト12の回転軸線方向でアブレダブルシール55の端面55eと対向している。排出口形成面81は、アブレダブルシール55の端面55eと協働して還流排出口72を形成している。よって、流路形成部材80は、アブレダブルシール55と協働して還流排出口72を形成する。
還流排出口72はインペラシャフト12の径方向に延びている。還流排出口72は、吸気口83aに連通している。そして、還流流路70は、コンプレッサハウジング40に吸入されてコンプレッサインペラ13の回転によりコンプレッサインペラ室45内に吸入された吸気の一部を、コンプレッサハウジング40内におけるコンプレッサインペラ13よりも吸気の流れ方向の上流側である吸気口83aへ還流させる。
流路形成部材80は、流路形成部材80をコンプレッサ筒状部42の内側に挿入した状態で、コンプレッサ筒状部42の先端部の一部を流路形成部材80に向けて変形させてなるかしめ部41を、流路形成部材80の外周面にかしめることにより、コンプレッサハウジング40に取り付けられている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
内燃機関Eから排出された排ガスは、タービンスクロール流路35に供給され、連通路34を介してタービン室33に導かれる。タービン室33に排ガスが導入されると、タービンインペラ14は、タービン室33に導入された排ガスによって回転する。そして、タービンインペラ14に回転に伴って、コンプレッサインペラ13がインペラシャフト12を介してタービンインペラ14と一体的に回転する。コンプレッサインペラ13が回転すると、吸気口83aを介してコンプレッサインペラ室45に導入された吸気が、コンプレッサインペラ13の回転によって圧縮されるとともに、ディフューザ流路46を通過する際に減速され、吸気の速度エネルギーが圧力エネルギーに変換される。そして、高圧となった吸気がコンプレッサスクロール流路47に吐出され、内燃機関Eに供給される。このようなターボチャージャ10による内燃機関Eへの吸気の過給が行われることで、内燃機関Eの吸気効率が高まり、内燃機関Eの性能が向上する。
コンプレッサハウジング40において、ディフューザ流路46に面したディフューザ面44aは、コンプレッサインペラ13の回転によって圧縮された吸気がディフューザ流路46を通過することにより温度が上昇する。このとき、冷却用流路60を流れる流体によってディフューザ壁44が冷却されているため、ディフューザ面44aが高温となることが抑制されている。
また、還流流路70によって、コンプレッサハウジング40に吸入されてコンプレッサインペラ13の回転によりコンプレッサインペラ室45内に吸入された吸気の一部が、コンプレッサハウジング40内におけるコンプレッサインペラ13よりも吸気の流れ方向の上流側である吸気口83aへ還流される。よって、コンプレッサハウジング40に吸入される吸気の流量が減少しても、サージングが発生し難くなる。
ところで、ターボチャージャ10においては、シュラウド面55aとコンプレッサインペラ13との隙間を可能な限り小さくすることで、コンプレッサインペラ13の回転による圧縮効率を高められる。ここで、シュラウド面55aとコンプレッサインペラ13との隙間を小さくすると、例えば、コンプレッサインペラ13の振れ等によってコンプレッサインペラ13がシュラウド面55aに接触する場合がある。そこで、本実施形態においては、シュラウド面55aが、コンプレッサインペラ13よりも軟質な樹脂で形成されたアブレダブルシール55により形成されている。よって、コンプレッサインペラ13がシュラウド面55aに接触しても、コンプレッサインペラ13が損傷せずに、シュラウド面55aが削られるだけであるため、シュラウド面55aとコンプレッサインペラ13との隙間が小さい状態に維持され、コンプレッサインペラ13の回転による圧縮効率を高められる。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)コンプレッサインペラ13がシュラウド面55aに接触しても、コンプレッサインペラ13が損傷せずに、シュラウド面55aが削られるだけであるため、シュラウド面55aとコンプレッサインペラ13との隙間を可能な限り小さくすることができ、コンプレッサインペラ13の回転による圧縮効率を高めることができる。また、アブレダブルシール55は還流流路70の一部を形成し、コンプレッサハウジング40に取り付けられる流路形成部材80が、アブレダブルシール55と協働して還流流路70を形成する。そして、この還流流路70によって、コンプレッサハウジング40に吸入された吸気の一部がコンプレッサハウジング40内におけるコンプレッサインペラ13よりも吸気の流れ方向の上流側へ還流される。よって、コンプレッサハウジング40に吸入される吸気の流量が減少しても、サージングが発生し難くなる。また、還流流路70を形成する流路形成部材80の一部である挿入部84をコンプレッサハウジング40の挿入凹部40aに挿入した状態で、流路形成部材80をコンプレッサハウジング40に取り付けるだけで、冷却用流路60を形成することができる。よって、冷却用流路60がコンプレッサハウジング40の壁部の厚み内に形成されている場合のように、コンプレッサハウジング40を、中子を用いた複雑な構造の鋳型を用いて製造する必要が無い。以上のことから、圧縮効率を高めることができるとともにサージングの発生を抑制しつつも、冷却用流路60を容易に形成することができる。
(2)アブレダブルシール55は、コンプレッサハウジング40に対して螺子締結されており、アブレダブルシール55がコンプレッサハウジング40に対して螺退する際のアブレダブルシール55の回転方向が、コンプレッサインペラ13の回転方向とは逆方向である。これによれば、アブレダブルシール55がコンプレッサハウジング40に対して螺退する際のアブレダブルシール55の回転方向が、コンプレッサインペラ13の回転方向と同じ方向である場合に比べると、アブレダブルシール55におけるコンプレッサハウジング40に対する螺子締結の状態が緩んでしまうことを抑制することができる。よって、アブレダブルシール55におけるコンプレッサハウジング40に対する螺子締結状態を強固なものとすることができる。
(3)冷却用流路60を流れる流体によってディフューザ壁44を冷却することで、ディフューザ面44aが高温となることが抑制されている。よって、例えば、吸気にオイルが混入されている場合であっても、ディフューザ面44aでオイルが炭化してしまうことを抑制することができる。したがって、オイルが炭化してディフューザ流路46に堆積し、ディフューザ流路46の流路断面積が小さくなって、ターボチャージャ10による内燃機関Eへの吸気の過給が行われ難くなることといった問題を回避することができる。
(4)コンプレッサハウジング40に吸入される吸気の流量が減少しても、サージングが発生し難くなるため、コンプレッサハウジング40に吸入される吸気が小流量である運転状況でのターボチャージャ10の運転領域を拡大させることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、アブレダブルシール55に、還流吸入口71及び連通流路73の双方が形成されていなくてもよい。そして、流路形成部材80とアブレダブルシール55とが協働して還流吸入口71、連通流路73、及び還流排出口72が形成されるようにしてもよい。要は、アブレダブルシール55は、還流流路70の一部を形成していればよい。
○ 実施形態において、アブレダブルシール55は、樹脂製でなくてもよい。要は、アブレダブルシール55は、コンプレッサインペラ13よりも軟質な材質で形成されていればよい。
○ 実施形態において、アブレダブルシール55がコンプレッサハウジング40に対して螺退する際のアブレダブルシール55の回転方向が、コンプレッサインペラ13の回転方向と同じ方向であってもよい。
○ 実施形態において、アブレダブルシール55は、コンプレッサハウジング40に対して螺子締結されていなくてもよい。例えば、アブレダブルシール55は、取付部43の内周面に対して圧入されることにより、コンプレッサハウジング40に取り付けられていてもよい。
E…内燃機関、10…ターボチャージャ、13…コンプレッサインペラ、40…コンプレッサハウジング、40a…挿入凹部、44a…ディフューザ面、46…ディフューザ流路、55…アブレダブルシール、55a…シュラウド面、60…冷却用流路、70…還流流路、80…流路形成部材、84…挿入部。

Claims (2)

  1. 内燃機関に供給される吸気が吸入されるコンプレッサハウジングと、
    前記コンプレッサハウジング内に収容されるとともに前記吸気を圧縮するコンプレッサインペラと、
    前記コンプレッサインペラと対向するシュラウド面を形成するとともに前記コンプレッサインペラよりも軟質な材質で形成されているアブレダブルシールと、
    前記コンプレッサインペラの周囲で環状に延びるとともに前記コンプレッサインペラによって圧縮された吸気が通過するディフューザ流路と、
    前記コンプレッサハウジングの一部であるとともに前記ディフューザ流路に面した壁面であるディフューザ面と、
    前記ディフューザ面を冷却する流体が流れる冷却用流路と、
    前記コンプレッサハウジングに吸入された吸気の一部を前記コンプレッサハウジング内における前記コンプレッサインペラよりも前記吸気の流れ方向の上流側へ還流させる還流流路と、を有しているターボチャージャであって、
    前記還流流路の一部が前記アブレダブルシールに形成されるとともに、前記アブレダブルシールと協働して前記還流流路を形成する流路形成部材が前記コンプレッサハウジングに取り付けられ、
    前記コンプレッサハウジングは、前記流路形成部材の一部である筒状の挿入部が挿入される環状の挿入凹部を有し、
    前記冷却用流路は、前記挿入凹部に前記挿入部が挿入されることにより形成されていることを特徴とするターボチャージャ。
  2. 前記アブレダブルシールは、前記コンプレッサハウジングに対して螺子締結されており、
    前記アブレダブルシールが前記コンプレッサハウジングに対して螺退する際の前記アブレダブルシールの回転方向は、前記コンプレッサインペラの回転方向とは逆方向であることを特徴とする請求項1に記載のターボチャージャ。
JP2018008861A 2018-01-23 2018-01-23 ターボチャージャ Active JP6891827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018008861A JP6891827B2 (ja) 2018-01-23 2018-01-23 ターボチャージャ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018008861A JP6891827B2 (ja) 2018-01-23 2018-01-23 ターボチャージャ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019127860A true JP2019127860A (ja) 2019-08-01
JP6891827B2 JP6891827B2 (ja) 2021-06-18

Family

ID=67471117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018008861A Active JP6891827B2 (ja) 2018-01-23 2018-01-23 ターボチャージャ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6891827B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019148224A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 ダイハツ工業株式会社 排気ターボ過給機
JPWO2021084871A1 (ja) * 2019-10-30 2021-05-06

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11173153A (ja) * 1997-12-10 1999-06-29 Kyoritsu:Kk 滑り部材付きターボチャージャ
US20140093354A1 (en) * 2011-05-10 2014-04-03 Borgwarner Inc. Compressor of an exhaust-gas turbocharger
JP2015068172A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 株式会社オティックス 過給機用のコンプレッサハウジング及びその製造方法
JP2016176353A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 株式会社豊田自動織機 ターボチャージャ
DE102016210112A1 (de) * 2016-06-08 2017-12-14 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Abgasturbolader

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11173153A (ja) * 1997-12-10 1999-06-29 Kyoritsu:Kk 滑り部材付きターボチャージャ
US20140093354A1 (en) * 2011-05-10 2014-04-03 Borgwarner Inc. Compressor of an exhaust-gas turbocharger
JP2015068172A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 株式会社オティックス 過給機用のコンプレッサハウジング及びその製造方法
JP2016176353A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 株式会社豊田自動織機 ターボチャージャ
DE102016210112A1 (de) * 2016-06-08 2017-12-14 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Abgasturbolader

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019148224A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 ダイハツ工業株式会社 排気ターボ過給機
JPWO2021084871A1 (ja) * 2019-10-30 2021-05-06
CN114585803A (zh) * 2019-10-30 2022-06-03 株式会社Ihi 冷却结构体及增压器
JP7315019B2 (ja) 2019-10-30 2023-07-26 株式会社Ihi 冷却構造体および過給機
US11732606B2 (en) 2019-10-30 2023-08-22 Ihi Corporation Cooling structure and turbocharger

Also Published As

Publication number Publication date
JP6891827B2 (ja) 2021-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6834501B1 (en) Turbocharger compressor with non-axisymmetric deswirl vanes
US10125793B2 (en) Centrifugal compressor
RU2389907C2 (ru) Спиральный наддув воздуха
US20070196206A1 (en) Pressure load compressor diffuser
KR101831089B1 (ko) 터빈
JPWO2014030248A1 (ja) 遠心圧縮機
JP2016525183A (ja) 線対称の供給キャビティを備えたターボ過給機パージシール
JP6891827B2 (ja) ターボチャージャ
JP2001234753A (ja) 過給機用コンプレッサハウジング
CN113677878A (zh) 涡轮机外壳及增压器
US20190226393A1 (en) Turbocharger
JP6883247B2 (ja) ターボチャージャ
JP2015068172A (ja) 過給機用のコンプレッサハウジング及びその製造方法
US10774675B2 (en) Internal combustion engine
US4382747A (en) Compressor of a turbocharger
JP6848890B2 (ja) ターボチャージャ
JPWO2017169496A1 (ja) 回転機械
US11181113B2 (en) Rotary machine
US11293450B2 (en) Centrifugal compressor
WO2018174166A1 (ja) 遠心圧縮機
CN107407292B (zh) 用于机动车的涡轮增压器
JP7146554B2 (ja) 過給機
JP2018053838A (ja) 排気ターボ過給機
JP2023174296A (ja) 給気ユニット
US11781560B2 (en) Turbo compressor assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210510

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6891827

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151