JP6891827B2 - ターボチャージャ - Google Patents
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Description
図1に示すように、ターボチャージャ10のハウジング11は、ベアリングハウジング20、タービンハウジング30、及びコンプレッサハウジング40を有している。コンプレッサハウジング40の内部には、内燃機関Eに供給される吸気が吸入される。タービンハウジング30の内部には、内燃機関Eから排出された排ガスが流れる。
アブレダブルシール55には、還流流路70の還流吸入口71、及び還流吸入口71と還流流路70の還流排出口72とを繋ぐ連通流路73の双方が形成されている。よって、アブレダブルシール55は、還流流路70の一部を形成している。還流吸入口71は、アブレダブルシール55の径方向に延びている。還流吸入口71は、コンプレッサインペラ室45に連通している。連通流路73は、アブレダブルシール55の軸心方向に延びている。
内燃機関Eから排出された排ガスは、タービンスクロール流路35に供給され、連通路34を介してタービン室33に導かれる。タービン室33に排ガスが導入されると、タービンインペラ14は、タービン室33に導入された排ガスによって回転する。そして、タービンインペラ14に回転に伴って、コンプレッサインペラ13がインペラシャフト12を介してタービンインペラ14と一体的に回転する。コンプレッサインペラ13が回転すると、吸気口83aを介してコンプレッサインペラ室45に導入された吸気が、コンプレッサインペラ13の回転によって圧縮されるとともに、ディフューザ流路46を通過する際に減速され、吸気の速度エネルギーが圧力エネルギーに変換される。そして、高圧となった吸気がコンプレッサスクロール流路47に吐出され、内燃機関Eに供給される。このようなターボチャージャ10による内燃機関Eへの吸気の過給が行われることで、内燃機関Eの吸気効率が高まり、内燃機関Eの性能が向上する。
(1)コンプレッサインペラ13がシュラウド面55aに接触しても、コンプレッサインペラ13が損傷せずに、シュラウド面55aが削られるだけであるため、シュラウド面55aとコンプレッサインペラ13との隙間を可能な限り小さくすることができ、コンプレッサインペラ13の回転による圧縮効率を高めることができる。また、アブレダブルシール55は還流流路70の一部を形成し、コンプレッサハウジング40に取り付けられる流路形成部材80が、アブレダブルシール55と協働して還流流路70を形成する。そして、この還流流路70によって、コンプレッサハウジング40に吸入された吸気の一部がコンプレッサハウジング40内におけるコンプレッサインペラ13よりも吸気の流れ方向の上流側へ還流される。よって、コンプレッサハウジング40に吸入される吸気の流量が減少しても、サージングが発生し難くなる。また、還流流路70を形成する流路形成部材80の一部である挿入部84をコンプレッサハウジング40の挿入凹部40aに挿入した状態で、流路形成部材80をコンプレッサハウジング40に取り付けるだけで、冷却用流路60を形成することができる。よって、冷却用流路60がコンプレッサハウジング40の壁部の厚み内に形成されている場合のように、コンプレッサハウジング40を、中子を用いた複雑な構造の鋳型を用いて製造する必要が無い。以上のことから、圧縮効率を高めることができるとともにサージングの発生を抑制しつつも、冷却用流路60を容易に形成することができる。
○ 実施形態において、アブレダブルシール55に、還流吸入口71及び連通流路73の双方が形成されていなくてもよい。そして、流路形成部材80とアブレダブルシール55とが協働して還流吸入口71、連通流路73、及び還流排出口72が形成されるようにしてもよい。要は、アブレダブルシール55は、還流流路70の一部を形成していればよい。
Claims (2)
- 内燃機関に供給される吸気が吸入される吸気口が形成されたコンプレッサハウジングと、
前記コンプレッサハウジング内に形成されたコンプレッサインペラ室に収容されるとともに前記吸気を圧縮するコンプレッサインペラと、
前記コンプレッサインペラと対向するシュラウド面を形成するとともに前記コンプレッサインペラよりも軟質な材質で形成されているアブレダブルシールと、
前記コンプレッサインペラの周囲で環状に延びるとともに前記コンプレッサインペラによって圧縮された吸気が通過するディフューザ流路と、
前記コンプレッサハウジングの一部であるとともに前記ディフューザ流路に面した壁面であるディフューザ面と、
前記ディフューザ面を冷却する流体が流れる冷却用流路と、
前記コンプレッサハウジングに吸入された吸気の一部を前記コンプレッサハウジング内における前記コンプレッサインペラよりも前記吸気の流れ方向の上流側へ還流させる還流流路と、を有しているターボチャージャであって、
前記還流流路は、前記コンプレッサインペラ室に連通する還流吸入口と、前記吸気口に連通する還流排出口と、前記還流吸入口及び前記還流排出口を繋ぐ連通流路とからなり、
前記還流流路の前記還流吸入口及び前記連通流路が前記アブレダブルシールに形成されるとともに、前記アブレダブルシールと協働して前記還流流路を形成する流路形成部材が前記コンプレッサハウジングに取り付けられ、
前記コンプレッサハウジングは、前記流路形成部材の一部である筒状の挿入部が挿入される環状の挿入凹部を有し、
前記冷却用流路は、前記挿入凹部に前記挿入部が挿入されることにより形成されていることを特徴とするターボチャージャ。 - 前記アブレダブルシールは、前記コンプレッサハウジングに対して螺子締結されており、
前記アブレダブルシールが前記コンプレッサハウジングに対して螺退する際の前記アブレダブルシールの回転方向は、前記コンプレッサインペラの回転方向とは逆方向であることを特徴とする請求項1に記載のターボチャージャ。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2018008861A JP6891827B2 (ja) | 2018-01-23 | 2018-01-23 | ターボチャージャ |
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Family Applications (1)
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JP2018008861A Active JP6891827B2 (ja) | 2018-01-23 | 2018-01-23 | ターボチャージャ |
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