JP2019127767A - 支持金具用取付け工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】先行配線工事のケーブル等を支持する支持金具を、高所の吊りボルトに安全且つ容易に取付けることが可能な支持金具用取付け工具を提供する。【解決手段】金具保持体20に保持部21を上下スライド自在に設ける。該保持部21で連結体P1の上下端部を保持する。連結体P1の上下端部を圧縮した状態の保持部21を固定する固定解除部22を設ける。この固定解除部22で保持部21の圧縮状態を解除するように設ける。固定解除部22に連結した紐体30を引くと固定解除部22が移動するように設ける。保持部21が解除されると、棒状体Qに支持金具Pが固定するように構成する。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば先行配線工事に使用するケーブル支持金具等を、吊りボルト等に安全且つ容易に取付けることができる支持金具用取付け工具に関するものである。
例えば、オフィスビルなどで、天井が貼られる前にケーブルを敷設する先行配線工事が行われることがある。この工事では、天井から吊下げられた吊りボルトに、予め支持金具を装着し、この支持金具にケーブルを配線する作業が行われている。
ケーブルを配線する際の支持金具のひとつとして、例えば当出願人が先に提案したケーブル脱落防止具がある(特許文献1)。この支持金具は、吊りボルトの側面に固定する連結体と、ケーブルを支持する支持体とを備え、吊りボルトの側面にケーブルを支持する支持金具である。
この支持金具の連結体は、弾性を有する帯状金具の長手側面に、上下一対の切欠係止口を形成した構成を成している。そして、吊りボルトに連結体を取付ける作業は、帯状金具の長手端部を圧縮した状態で上下の切欠係止口に吊りボルトを通し、圧縮状態を解除すると、帯状金具の弾性力で復元する際に、吊りボルトに上下の切欠係止口が係止し、連結体が吊りボルトに固定状態となるものである。
このような取付け作業を天井に近い高所で行う場合、作業者は脚立などを使用しながら手作業で行うことになる。ところが、ケーブル配線工事には多数の吊りボルトにそれぞれ支持金具を装着するので、移動とセッティングを繰り返す作業工程となり、作業時間がかかる工事になっている。しかも、帯状金具の連結体を吊りボルトに取付ける作業は、帯状金具の長手端部を手指で強く圧縮した状態を保ちながらの作業になり、手指による大きな握力が必要なため、多数の金具を取付けるには大変な労力がかかる。特に、高所での作業のため、常に落下等の危険が伴う作業になる。
このような高所作業において、作業員の安全性を確保するには、脚立等を使用せず、伸縮棒などで床上からの作業ができるようにすることが必要である。従来の高所作業用取付け工具として、例えば特許文献2に記載の取着工具が提案されている。
特許文献2の取着工具は、二重天井等から垂設された吊りボルトに対してケーブル等を支持する支持具を固定する取着工具である。この支持具は、上下一対の抱込部を備え、この抱込部内に吊りボルトを互い違いに抱え込む構成である。そのため、支持具を吊りボルトに固定するには、取着工具に装着した支持具を吊りボルトに対して傾動させ、一対の抱込部の間に吊りボルトを配置した後支持具を垂直に戻すと、吊りボルトに支持具が固定状態になるというものである。
特許第4441764号公報 特許第5882663号公報
ケーブル等を支持する支持金具の中でも、弾性力を有する帯状金具を吊りボルトの側面に取付ける構成の支持金具は、帯状金具を圧縮する作業で簡単に装着できるので、これまで極めて多くの工事に使用された実績がある。ところが、特許文献2のごとく、上下の抱込部の内部にボルト体を固定する支持金具の取着工具は提案されていても、帯状金具を圧縮する作業で簡単に装着できる構成の支持金具を高所に取付ける工具はこれまで提案されていなかった。
特に、支持金具の連結体を圧縮する作業は、帯状金具の長手端部を手指で圧縮した状態を保ちながら、上下の係止口に吊りボルトを通し、手を離して圧縮状態を解除する操作になっている。このような操作は、手作業において単純な作業になるが、この一連の作業を、脚立等を使用せずに床上から行うには、帯状金具の弾性力を遠隔操作しながら吊りボルトに取り付ける必要がある。そのため、この種の支持金具を高所に取付ける工具はこれまで提案されていなかった。
そこで本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、帯状金具等の弾性金具を圧縮して装着する構成の支持金具を遠隔操作することが可能になり、脚立等を使用せずに床上から高所の取付け作業ができる支持金具用取付け工具の提供を目的とする。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、棒状体Qの側面に固定する弾性金具の連結体P1とケーブルR又は配管を支持する支持体P2とを備え、連結体P1の弾性力で連結体P1が棒状体Qに固定状態となる支持金具Pを、棒状体Qに取付ける支持金具用取付け工具であって、該支持金具用取付け工具は、伸縮自在な操作ポール10と、該操作ポール10の上端部に設けられた金具保持体20と、該金具保持体20を遠隔操作する紐体30とで構成され、金具保持体20は、連結体P1の屈曲端部を圧縮して保持する保持部21と、連結体P1を圧縮した状態の保持部21を固定すると共に、保持部21の固定状態を解除する固定解除部22とを備え、該固定解除部22に連結した紐体30を引くと保持部21の固定状態を解除するように構成し、保持部21の固定状態が解除されると、圧縮された連結体P1の弾性力で復元する際に、棒状体に支持金具Pが固定されるように構成したことにある。
第2の手段は、前記支持金具Pは、棒状体Qの側面に固定する帯状金具の連結体P1とケーブルR又は配管を支持する支持体P2とを備え、連結体P1の長手側面に形成された上下一対の切欠係止口P3に棒状体Qを通すと連結体P1の弾性力で連結体P1が棒状体Qに固定状態となる支持金具Pとするものである。
第3の手段において、前記保持部21は、前記連結体P1の下端部を載置する載置部21Aと、前記連結体P1の上端部から圧縮する方向に上下スライド自在に設けられた係止部21Bと、を備え、
前記固定解除部22が係止部21Bの圧縮位置を固定し又は解除するように構成し、
前記固定解除部22が係止部21Bの圧縮位置を解除すると、前記連結体P1の弾性力にて係止部21Bが上方にスライド移動するように構成している。
第4の手段の前記固定解除部22は、略倒コ字状を成して前記金具保持体20に揺動自在に設けられ、前記連結体P1の上端部を圧縮した位置の前記係止部21Bの上部に重ねて固定すると共に、前記紐体30の遠隔操作で前記固定解除部22が前記係止部21Bの上部から外れるように構成したものである。
第5の手段の前記固定解除部22は、横向きの杆体状を成して前記係止部21Bの側面に差し込み自在に設けられ、前記連結体P1の上端部を圧縮した位置の前記係止部21Bの側面に差し込んで前記係止部21Bを固定すると共に、前記紐体30の遠隔操作で前記固定解除部22が前記係止部21Bの側面から外れるように構成している。
本発明の請求項1のように、固定解除部22に連結した紐体30を引くと保持部21の固定状態を解除するように構成し、保持部21の固定状態が解除されると、圧縮された連結体P1の弾性力で復元する際に、棒状体に支持金具Pが固定されるように構成したことにより、弾性金具を圧縮する構成の支持金具を遠隔操作することが可能になった、この結果、圧縮する作業で簡単に装着できる構成の支持金具を、脚立等を使用せずに床上から高所への取付け作業が簡単にできるようになった。
請求項2のごとく、固定解除部22に連結した紐体30を引くと、保持部21の圧縮状態が解除され、連結体P1の弾性力で保持部21をスライド移動させながら復元する際に、連結体P1の切欠係止口P3に通した棒状体Q側面に支持金具Pを固定するように構成したことにより、帯状金具を圧縮する構成の支持金具を遠隔操作することが可能になった、この結果、圧縮する作業で簡単に装着できる構成の支持金具を、脚立等を使用せずに床上から高所への取付け作業が簡単にできるようになった。
請求項3のように、固定解除部22が係止部21Bの圧縮位置を固定又は解除するように構成し、固定解除部22が係止部21Bの圧縮位置を解除すると、連結体P1の弾性力にて係止部21Bが上方にスライド移動するように構成しているので、支持金具Pの切欠係止口P3に棒状体Qを通すまで、保持部21内の連結体P1を圧縮したまま操作することができる。この結果、帯状金具を圧縮する作業で装着する構成の支持金具Pを、素手で保持し続ける必要がないため、指を痛めることなく、連続して取付けることが容易にできる。また、高所の棒状体Qへ取付けることが可能になった。
請求項4、5のごとく、紐体30の遠隔操作で固定解除部22が係止部21Bから簡単に外れるように構成しているので、支持金具Pの切欠係止口P3に棒状体Qを通した後、支持金具Pの圧縮状態を簡単に解除することができる。したがって、脚立等を使用せずに床上から高所の棒状体Qに支持金具Pを簡単に固定することが可能になる。
本発明の一実施例を示す側面図である。 本発明の金具保持体の一実施例を示す斜視図である。 本発明の金具保持体に連結体を装着する状態を示す側断面図である。 本発明の金具保持体に連結体を固定した状態を示す側断面図である。 本発明の金具保持体に支持金具を装着する側面図である。 本発明の金具保持体に支持金具を固定した側面図である。 固定した支持金具の切欠係止口に吊りボルトを入れた側面図である。 本発明の金具保持体を支持金具から解除した側面図である。 吊りボルトに連結体を固定した側面図である。 本発明の紐体の収納状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施例の解除部を示し、保持部を固定した側面図である。 図11に示す解除部で保持部を解除した側面図である。 本発明の金具保持体でケーブルを持ち上げる状態を示す側面図である。 本発明の金具保持体でケーブルを整える状態を示す側面図である。
本発明取付け工具は、高所の棒状体Qなどの線材側面に、ケーブルや配管を支持する支持金具Pを取付ける際に使用する取付け工具である。
本発明取付け工具で操作する支持金具Pは、弾性金具を圧縮する作業で簡単に装着できる構成の支持金具Pを対象とする。例えば、棒状体Qの側面に固定する帯状金具の連結体P1とケーブルR又は配管を支持する支持体P2とを備えている。また、棒状体の両側面から弾性金具の弾性力で挟着する支持金具でもよい。このとき、棒状体Qは、吊りボルトや金属線材など、支持金具Pを固定する直線状の部材から任意に選択できるものである。
図示の弾性金具は、帯状金具の連結体P1を有するものである。そして、連結体P1の長手側面に形成された上下一対の切欠係止口P3に棒状体Qを通すと連結体P1の弾性力で連結体P1が棒状体Qに固定状態となる支持金具Pである(図9参照)。
このような支持金具Pを取付ける本発明取付け工具の主要構成は、操作ポール10、金具保持体20、紐体30を備えた構成である(図1参照)。
操作ポール10は、伸縮自在な杆体の上端部に固定ねじ部11を設けた杆状部材で、この固定ねじ部11に金具保持体20を着脱自在に連結するものである(図2参照)。尚、操作ポール10と金具保持体20は、予め固定されていても良い。図示例では、この操作ポール10に、遠隔操作用の紐体30を装着している(図1参照)。すなわち、この紐体30の一端部に、後述する固定解除部22に連結する連結フック31を備えると共に、他端部をリング状のホルダー32に巻き付けている(図10参照)。
このホルダー32には、挟着部32Aが設けられており、操作ポール10の側面をこの挟着部32Aにて挟み込んでスライド自在に装着したものである。そして、操作の際は、操作ポール10に装着しているホルダー32を指で操作することで、紐体30の遠隔操作を可能にしている。尚、紐体30は、ロープやワイヤーなどを使用する他、細い棒状物を代用することも可能である。
金具保持体20は、保持部21と固定解除部22とを備えた部材である(図2参照)。保持部21は、金具保持体20に上下スライド自在に設けられ、連結体P1の上下端部を保持する部位になっている。
図示の保持部21は、載置部21Aと係止部21Bとで構成している(図3参照)。載置部21Aは、連結体P1の下端部を載置する部位で、金具保持体20の側面に形成している。一方、係止部21Bは、突起状の固定部21Cに上下移動自在に軸支された部位で、載置部21Aの上部でスライドする略L字状の部位である。そして、載置部21Aに載せた連結体P1の上端部に係止部21Bを当て、そのまま連結体P1を圧縮する方向にスライド移動させるものである(図4参照)。
更に保持部21は、操作ポール10に連結する位置よりも側面方向に突出した位置に形成している(図2参照)。この位置に保持部21を形成することで、支持金具Pを棒状体Qに取付ける際に、例えば棒状体Qがチャンネル材を懸吊している場合でも、このチャンネル材を回避しながら取付けることが可能になる。また、他の障害物が近くにあっても回避可能になり、支持金具Pの遠隔操作を容易にすることができる。
また保持部21の近傍には、保持した支持金具Pを棒状体Qに装着する際に使用するガイド23が設けられている。図示のガイド23は、保持部21の片側に突設された略板状を成している(図2参照)。そして、保持部21に支持金具Pを保持した状態で、このガイド23に当てた棒状体Qが支持金具Pに近付くように金具保持体20を操作すると、支持金具Pの切欠係止口P3内に棒状体Qが容易に導入されるものである(図7参照)。尚、このガイド23は保持部21の両側に設けてもよい。
固定解除部22は、連結体P1を圧縮した状態の保持部21の位置を固定する部材である(図4参照)。また、この固定解除部22は、固定した保持部21の位置を解除する部材でもある(図3参照)。すなわち、固定解除部22に連結した紐体30を引くと、固定解除部22が圧縮状態で固定している保持部21の位置がずれて圧縮状態が解除されるように構成している。
(保持部21は、請求項の表現に合わせています。尚、係止部21Bは、0032で説明しています。)
このように、保持部21の固定位置が解除されると、連結体P1の弾性力で保持部21を上方にスライドさせながら連結体P1が復元する際に、連結体P1の切欠係止口P3に通した棒状体Qに支持金具Pが固定されるものである(図9参照)。
図示の固定解除部22は、連結体P1の上端部を圧縮した位置の係止部21Bの上部に重ねて固定する固定体22Aと、この固定体22Aを金具保持体20に揺動自在に連結する連結体22Bとを備えている(図2参照)。
固定体22Aは、揺動する方向に伸びた複数条の突起で形成されている(図2参照)。そして、固定体22Aが係止部21B上まで揺動すると、連結体P1の圧縮状態の位置で押えて連結体P1を固定するものである(図4参照)。このとき、固定体22Aを係止部21B上まで揺動させるには、作業者の手で行われる。また、図示していないが、この固定体22Aを係止部21B方向に向けて常に押圧付勢するバネ材を固定解除部22に装着することで、係止部21Bを押し下げた際に、固定体22Aが自動的に係止部21B上まで揺動するように構成することも可能である。更に、図示の固定体22Aには、係止部22Dを設けている。この係止部22Dは、係止部21Bを固定したときに、この係止部21Bの上面に凹設した係止部21Dに係止する突起状の部位である。
固定解除部22の連結体22Bは、固定体22Aと一体に設けられ、金具保持体20に設けた揺動軸22Cで揺動自在に連結された部位である(図2参照)。図示例では、固定体22Aと連結体22Bとで略倒コ字状を成した固定解除部22を形成している。そして、紐体30の遠隔操作で固定解除部22が揺動すると、係止部21Bの上部から固定体22Aが外れるように構成したものである(図3参照)。
更に、図示していないが、金具保持体20の向きを横向きにして、保持部21に装着した連結体P1を左右から挟み込むように構成すると、棒状体の両側面から弾性金具の弾性力で挟着するタイプの支持金具を操作することも可能になる。
次に、図5乃至図9に基づいて本発明取付け工具の使用手順を説明する。図5に示すように、保持部21に支持金具Pを装着する。すなわち、載置部21Aに連結体P1の下端部を載置し、上端部を係止部21Bの下に配置するように装着する。
図6に示すように、係止部21Bを下向きに押圧して連結体P1を圧縮しながら、係止部21Bの上に固定体22Aを被せて固定する。この状態では、連結体P1が圧縮された状態のままで保持部21に保持されている。
更に、図7に示すように、保持部21に保持した連結体P1の切欠係止口P3に、棒状体Qを通す。この状態ではまだ連結体P1が圧縮された状態を保っている。
そして、図8に示す如く、紐体30を遠隔操作で引くと、固定解除部22が揺動して係止部21Bの上端から固定体22Aが移動する。そうすると、圧縮状態の連結体P1は、自身の弾性力で係止部21Bを押し上げながら圧縮前の状態に復元することになる。
最後に、図9に示す如く、連結体P1の復元時の弾性力にて切欠係止口P3内に挿入していた棒状体Qに支持金具Pが固定されるものである。
図11及び図12は、固定解除部22の他の実施例を示している。すなわち、この固定解除部22は、係止部21Bの側面に形成した貫通口21Eに差し込む横向きの固定杆22Eを形成したものである。このとき、係止部21Bには、固定杆22Eを挿入する貫通口21Eを貫通形成している。そして、連結体P1の上端部を圧縮した係止部21Bの貫通口21Eに、固定杆22Eを差し込んで、この係止部21Bを固定するものである(図11参照)。また、図示していないが、この固定解除部22を貫通口21Eに向けて常に押圧付勢するバネ材を装着することで、係止部21Bを押し下げることで貫通口21Eに自動的に固定杆22Eが差し込まれるようにすることも可能である。
係止部21Bの固定を解除するには、紐体30の遠隔操作で固定解除部22を引くと、貫通口21Eから固定杆22Eが抜き取られる(図12参照)。そうすると、圧縮状態の連結体P1の弾性力で元の形状の連結体P1に復帰するものである。
図13及び図14は、金具保持体20の他の使用例を示している。すなわち、この金具保持体20には、ケーブルRを操作する操作体40を設けている。この操作体40は、更に上部係止部41と下部係止部42を備えている。
上部係止部41は、金具保持体20から上方に突出した突起状を成し、ケーブルRを持ち上げて支持金具Pの支持体P2に係止する際に使用する(図13参照)。一方、下部係止部42は、金具保持体20から下方に突出した突起状を成し、支持体P2に係止したケーブルRを整える際に使用するものである(図14参照)。
尚、本発明の操作ポール10、金具保持体20、紐体30の構成、更には保持部21、固定解除部22等の構成は図示例に限定されるものではない。また、本発明の取付け対象とする支持金具Pはケーブル支持用に限らず、配管支持用の支持金具Pも含むもので、支持体P2の形状は任意に変更することができる。このように本発明の要旨を変更しない範囲での設計変更は自由である。
P 支持金具
P1 連結体
P2 支持体
Q 棒状体
R ケーブル
10 操作ポール
11 固定ねじ部
20 金具保持体
21 保持部
21A 載置部
21B 係止部
21C 固定軸
21D 係止部
21E 貫通口
22 固定解除部
22A 固定体
22B 連結体
22C 揺動軸
22D 係止部
22E 固定杆
23 ガイド
30 紐体
31 連結フック
32 ホルダー
32A 挟着部
40 操作体
41 上部係止部
42 下部係止部

Claims (5)

  1. 棒状体の側面に固定する弾性金具の連結体とケーブル又は配管を支持する支持体とを備え、連結体の弾性力で連結体が棒状体に固定状態となる支持金具を、棒状体に取付ける支持金具用取付け工具であって、
    該支持金具用取付け工具は、伸縮自在な操作ポールと、該操作ポールの上端部に設けられた金具保持体と、該金具保持体を遠隔操作する紐体とで構成され、
    金具保持体は、連結体の屈曲端部を圧縮して保持する保持部と、
    連結体を圧縮した状態の保持部を固定すると共に、保持部の固定状態を解除する固定解除部とを備え、
    該固定解除部に連結した紐体を引くと保持部の固定状態を解除するように構成し、
    保持部の固定状態が解除されると、圧縮された連結体の弾性力で復元する際に、棒状体に支持金具が固定されるように構成したことを特徴とする支持金具用取付け工具。
  2. 前記支持金具は、棒状体の側面に固定する帯状金具の連結体とケーブル又は配管を支持する支持体とを備え、連結体の長手側面に形成された上下一対の切欠係止口に棒状体を通すと連結体の弾性力で連結体が棒状体に固定状態となる支持金具とする請求項1記載の支持金具用取付け工具。
  3. 前記保持部は、前記連結体の下端部を載置する載置部と、前記連結体の上端部から圧縮する方向に上下スライド自在に設けられた係止部とを備え、前記固定解除部が係止部の圧縮位置を固定し又は解除するように構成し、前記固定解除部が係止部の圧縮位置を解除すると、前記連結体の弾性力にて係止部が上方にスライド移動するように構成した請求項2記載の支持金具用取付け工具。
  4. 前記固定解除部は、略倒コ字状を成して前記金具保持体に揺動自在に設けられ、前記連結体の上端部を圧縮した位置の前記係止部の上部に重ねて固定すると共に、前記紐体の遠隔操作で前記固定解除部が前記係止部の上部から外れるように構成した請求項2又は3記載の支持金具用取付け工具。
  5. 前記固定解除部は、横向きの杆体状を成して前記係止部の側面に差し込み自在に設けられ、前記連結体の上端部を圧縮した位置の前記係止部の側面に差し込んで前記係止部を固定すると共に、前記紐体の遠隔操作で前記固定解除部が前記係止部の側面から外れるように構成した請求項2又は3記載の支持金具用取付け工具。
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