JP2019127139A - 車両用操作装置 - Google Patents

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歩実 古川
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Abstract

【課題】インストルメントパネルからの突出高さが変更可能なスイッチを備えるスイッチ装置の意匠性を向上させる。【解決手段】スイッチパネル9およびスイッチ7を覆う表皮11と、車室内の人の手がスイッチ7に近付いたことを感知する人感センサ55と、人感センサ55からの感知信号に基づいてスイッチ7をスイッチパネル9の表面から突出させる駆動部13と設ける。そして、表皮11をスイッチ7の突出の有無に応じて、意匠面が変形するように構成する。【選択図】図5

Description

本発明は、車室内で人が操作する車両用操作装置に関するものである。
この種の車両用操作装置として、従来、例えば特許文献1には、車両のインストルメントパネルに取り付けられる操作装置が開示されている。この操作装置は、ダイアル操作部を突出位置と退避位置との間で進退駆動する進退駆動機構と、ダイアル操作部への接近物の有無を検知する接近物検知部とを備えている。そして、接近物検知部の検知状態に応じて進退駆動機構によるダイアル操作部の進退駆動制御を行うようにしている。
特開2007−261335号公報
しかし、特許文献1のものは、ダイアル操作部が進退するものの常時車室内に露出しており、それが目立つことで意匠性に改善の余地があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インストルメントパネルなどの車両用内装品からの突出高さが変更可能な操作部を備える操作装置の意匠性を向上させることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、操作部を覆う表皮を設けることとした。
具体的には、第1の発明は、車両用内装品の一部を構成しかつ開口部が形成されたパネルと、上記パネルの開口部内にパネル表面から突出可能に配設され、車室内の人が操作する操作部と、上記パネルおよび上記操作部を覆う表皮と、車室内の人の手が上記操作部に近付いたことを感知する人感センサと、上記人感センサからの感知信号に基づいて上記操作部を上記パネルの表面から突出させる駆動部とを備え、上記操作部の突出の有無に応じて、上記表皮の意匠面が変形するように構成されていることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、上記操作部は、周囲角部が断面円弧状に形成されていることを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、上記操作部は、発光部からの光を透過するスイッチ本体と、上記スイッチ本体の表面に形成され、光の透過を阻害する阻害層とを備え、上記表皮は、上記発光部からの光を透過することを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明において、上記発光部は、上記操作部が上記パネルの表面から突出した状態で発光することを特徴とする。
第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれか1つにおいて、上記操作部は、機械式のプッシュスイッチを備えていることを特徴とする。
第6の発明は、第1〜第5の発明のいずれか1つにおいて、上記表皮は、織目を有するポリエステル製の布であることを特徴とする。
第1の発明によれば、突出可能に設けられた操作部が表皮によって覆われて、非突出状態では目立ち難くなっており、その突出により操作部の位置が明確になる。このため、操作部を備える車両用操作装置の意匠性を向上させることができる。また、表皮は操作部の突出の有無に応じて意匠面が変形するので、操作部が突出可能に設けられていても、表皮が操作部の突出を阻害することを抑制することができる。
第2の発明によれば、操作部の周囲角部の断面形状が円弧状である。このため、操作部の突出動作の際に操作部の周囲角部と表皮とが擦れあうことによる、表皮の摩耗を抑えることができる。さらに、操作部の突出状態において、操作部の周囲角部と表皮とが密着しやすくなるので、操作部の形状が車室内から確認しやすくなり、操作部の視認性が向上する。
第3の発明によれば、スイッチ本体および表皮が発光部からの光を透過するので、操作部が表皮に覆われている場合でも、車室内から、発光部からの光を視認することができる。このため、操作部が表皮に覆われていても、車室内から操作部の位置を認識することができる。また、スイッチ本体と阻害層とによりスイッチ本体の表面上で任意の形状に光を表示させることができる。このため、車両用操作装置の意匠性が更に向上する。
第4の発明によれば、操作部はパネル表面から突出した状態で発光する。このため、スイッチがパネル表面から突出していない状態では、表皮における操作部の位置が認識し辛くなり、意匠性が向上する。そして、車室内の人の手が操作部に近づいて、操作部が突出した状態では、発光部が発光して操作部の存在が明確になり、操作が容易となる。このため、操作部が操作されるときに操作部の視認性を向上させることができる。
第5の発明によれば、操作部を押して操作する車室内の人に対して、クリック感を付与することができる。
第6の発明によれば、表皮に伸縮性および光透過性を付与することができる。
本発明の実施形態1に係る車両用操作装置を含むインストルメントパネルの一部を拡大して示す斜視図である。 操作部としてのスイッチの収容状態における、スイッチおよびその周辺部を示す正面図である。 スイッチの収容状態を示す図1のIII-III線断面図である。 スイッチの突出状態を示す図2相当図である。 スイッチの突出状態を示す図3相当図である。 スイッチパネルの内部を示す正面図である。 制御系統を示すブロック図である。 制御部の制御フローを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態1)
−スイッチ装置−
図1は、本発明の実施形態1に係る車両用操作装置としてのスイッチ装置5及びその周辺を示す。スイッチ装置5は、例えば車両用内装品としてのインストルメントパネル1の右側のエアコン吹出口3の真下のクラスタースイッチを構成している。図1は、スイッチ装置5の後述するスイッチ7がインストルメントパネル1から突出していない収納状態を示している。なお、図1では、説明を理解しやすくするために操作部としてのスイッチ7の位置を記載しているが、収納時は、スイッチ7は外観に現れず(その位置も判らない)、インストルメントパネル1が見えるだけの外観となっている。尚、図2においても同様である。
車両用スイッチ装置5は、本発明でいうパネルとしてのスイッチパネル9と、スイッチ7と、表皮11と、駆動部13と、制御部15とを備えている。
〈スイッチパネル〉
スイッチパネル9は樹脂成形品である。スイッチパネル9は、インストルメントパネル1のうち、右側のエアコン吹出口3の真下の部分を構成している。図3にも示すように、スイッチパネル9には、車幅方向に並んだ3つの矩形状の開口部9aが形成されている。スイッチパネル9の外周縁には、フランジ部17が形成されている。スイッチパネル9は、このフランジ部17で周囲のインストルメントパネル1に固定されている。
〈スイッチ〉
操作部としてのスイッチ7は、スイッチパネル9の各開口部9aに取り付けられている。各スイッチ7は、スイッチパネル9の裏側に設けられたベース板19に支持されている。図6に示すように、ベース板19は、例えば車幅方向に延びる矩形状の樹脂成形品である。本実施形態では、1つのベース板19上に3つのスイッチ7が設けられている。
スイッチ7は、スイッチ本体としての押圧部21と、プッシュスイッチ23とを備えている。押圧部21は、スイッチ7の表面を構成している。押圧部21は、スイッチパネル9表面から突出可能に配置され車室内の人によって操作される。押圧部21は、後述するLED25からの光を透過する透明の樹脂成形品である。
図3に示すように、押圧部21は、スイッチパネル9の表面から突出していない収納状態では、表面がスイッチパネル9の表面と面一になっている。押圧部21は、矩形状に形成され車室内の人によって操作される表面部27と、表面部27の外周縁の内側寄りの位置から表面部27とベース板19との中間部まで裏面側へ延びる周壁部29とを備えている。表面部27の外周縁から裏面側へ向かう周囲角部31は、断面円弧状に形成されている。周壁部29の先端縁のうち車幅方向に延びる上下の部分において、車幅方向中間部には、裏面側へ延びるフック部33が取り付けられている。フック部33は、その先端がベース板19の貫通孔34に挿通されて、ベース板19の裏面に係止している。このことにより、押圧部21とベース板19との間隔が所定の寸法以上離れることを防止することができる。
図4に示すように、押圧部21の表面には、二色成形や塗装などにより阻害層35が形成されている。阻害層35は、例えば黒色の合成樹脂であり、押圧部21の表面で光の透過を阻害する。阻害層35は、光が透過しないか透過し難い材料を樹脂中に配置したものを用いてもよい。押圧部21の表面のうち、阻害層35が形成されていない透過部37は、任意の文字や柄を形成している(例えば、図示例のようなONなど)。この構成により、透過部37から後述するLED25の光が透過して、押圧部21の表面部27にスイッチ7の操作内容を示す文字や柄が現れるようにしている。
プッシュスイッチ23は、押圧部21の裏側に配置された機械式のスイッチである。プッシュスイッチ23は、ベース板19に取り付けられる基台部39と、押圧部21の裏面に表面が当接するボタン部41とを備えている。押圧部21が車室内の人に押されることにより、ボタン部41が凹んでスイッチ7の操作内容が実行される。
ベース板19における各プッシュスイッチ23の左右両側には、発光部としてのLED25が設けられている。各LED25は、後述する制御部15の制御によりスイッチ7がスイッチパネル9の表面から突出した状態である突出状態において発光する。
ベース板19とスイッチパネル9との間には、巻バネ43(圧縮コイルバネ)が設けられている。巻バネ43は、一端がスイッチパネル9の裏面に、他端がベース板19の表面にボス部などにより嵌められている。巻バネ43は、後述する各ねじ45の内側に4箇所設けられている。これらの巻バネ43は、ベース板19とスイッチパネル9との間隔が広がるように付勢している。そして、図3に示すように、収納状態では、前述したフック部33は、巻バネ43の付勢力に抗して押圧部21とベース板19との間隔を維持している。
ベース板19の車幅方向の各端縁には、さらに車幅方向に突出する突出部47が上下に1つずつ設けられている。すなわち、突出部47は4つ設けられている。これらの突出部47は、後述するガイドレール49に対して摺動可能に嵌合している。
〈表皮〉
表皮11は、スイッチパネル9およびスイッチ7の表面を覆っている。表皮11は、織目を有するポリエステル製の布である。すなわち、表皮11は伸縮性および透光性を有している。
図3および図5に示すように、スイッチパネル9の表面のうちスイッチ7の周辺部を除く部分と表皮11の裏面とは、接着層51により接着されている。一方、スイッチパネル9の表面のうちスイッチ7の周辺部および押圧部21の表面部27と表皮11の裏面との間は、接着層51が設けられていない非接着部53である。尚、図2および図4において、この非接着部53に対応する箇所には、ドットハッチングを付して記載している。このため、スイッチ7がスイッチパネル9から突出するときには、表皮11のうち非接着部53に対応する部分が伸びて、表皮11は、スイッチパネル9およびスイッチ7の表面形状に沿うようになっている。すなわち、表皮11は、スイッチ7の突出の有無に応じて、意匠面が変形するように構成されている。
〈駆動部〉
ベース板19の裏側には、駆動部13が設けられている。駆動部13は、後述する人感センサ55からの感知信号に基づいてスイッチ7をスイッチパネル9の表面から突出させる。駆動部13は、押出板57と、スライダーベース59と、スライダー61と、アクチュエータ63とを備えている。
押出板57は、ベース板19の裏側にベース板19と間隔を空けてかつ平行に延びるように配置されている。押出板57は、ベース板19と同じ大きさに形成されている。押出板57とベース板19とは、それぞれの四隅において、ねじ45により固定されている。ねじ45は、押出板57の四隅に形成されかつ表面側に突出するボス部65内のねじ孔に挿通されている。また、押出板57の中央部にもボス部65が形成されている。これらのボス部65によって、押出板57とベース板19との間に隙間が空けられている。押出板57における、ベース板19の上記貫通孔34に対応する部分には、貫通孔67が形成されている。このことにより、押出板57とフック部33とが干渉することを抑えることができる。
図3に示すように、スライダーベース59は、押出板57の裏側に配置されている。スライダーベース59はその四隅でスイッチパネル9のフランジ部17に固定されている。スライダーベース59は、縦断面視で、押出板57と交差するように設けられている。スライダーベース59と押出板57との交点は、それぞれの上端よりもさらに上方に位置している。スライダーベース59における、押出板57およびベース板19の車幅方向両端縁に対応する部分には、表面側へ突出する側壁部71がそれぞれ形成されている。各側壁部71の互いに対向する内面にはそれぞれ上下に凹状のガイドレール49が形成されている。ガイドレール49は、ベース板19と直交するようにベース板19の裏面側から表面側へ延びている。また、図示は省略するが、スライダーベース59の表面におけるスライダー61の裏側には、表面側に突出しかつ上下方向に延びる凸部が2つ形成されている。
スライダーベース59と押出板57との間には、スライダーベース59および押出板57に対して摺動可能にスライダー61が設けられている。図6にも示すように、スライダー61は、スライダーベース59の表面と重なる基板部73と、基板部73の下端縁から表面側へ延びる取付板部75と、基板部73の下端から上端へかけて表面側へ突出形成されたテーパ板部77とを備えている。テーパ板部77は、スライダー61の車幅方向両端部および中間部に合計4つ形成されている。各テーパ板部77は、下端部から上端部にかけて徐々に表面側への突出寸法が小さくなる先細りのテーパ形状である。図3に示すように、各テーパ板部77の先端は、押出板57の裏面に当接している。また、基板部73における左側の2つのテーパ板部77の間および右側の2つのテーパ板部77の間には、上下方向に延びる凹部79がそれぞれ形成されている。この各凹部79と上述した各凸部とが嵌合している。
アクチュエータ63は、スライダーベース59の表面上におけるスライダー61の下方に配置されている。アクチュエータ63は上端部に可動部81を備えており、スライダーベース59の取付板部75に可動部81が固定されている。アクチュエータ63は、人感センサ55からの感知信号に基づいて、可動部81を上下に動かすことでスライダー61をスライダーベース59に対して上下に摺動させるリニアアクチュエータである。
〈制御部〉
制御部15は、ベース板19と押出板57との間の隙間に配置されたプリント基板(図示せず)に配置されている。このプリント基板には、人感センサ55と、スピーカ83とが設けられている。人感センサ55は、車室内の人の手がスイッチ7に近付いたことを感知する。スピーカ83は、人感センサ55が車室内の人の手がスイッチ7に近付いたことを感知すると、感知したことを示す短い音(例えば「ピピッ」)を車室内の人に向けて発する。
図7に示すように、制御部15は、人感センサ55からの信号に基づいてアクチュエータ63とLED25とスピーカ83とを作動させる。制御部15は、上記プリント基板が兼ねているが、別のコントローラで制御してもよい。
〈スイッチの進退動作〉
上記の構成により、図3および図5に示すように、収納状態において、アクチュエータ63の可動部81が上方へ伸びると、スライダー61が上方へ移動する。このとき、スライダー61は、基板部73がスライダーベース59に、テーパ板部の先端が押出板57にそれぞれ摺動する。
押出板57は、ベース板19に固定され、ベース板19とスイッチパネル9との間には巻バネ43が設けられている。このため、スライダー61は、巻バネ43の付勢力に抗して押出板57を変位させながら上方へ移動する。
また、ベース板19の突出部47がスライダーベース59のガイドレール49に摺動可能に嵌合している。このため、押出板57が、スライダー61によって裏面側から押されると、押出板57は、ベース板19共にガイドレール49に沿って表面側へ移動する。
そして、ベース板19が表面側へ移動すると、プッシュスイッチ23のボタン部41に押圧部21が押されて、押圧部21の表面がスイッチパネル9の表面よりも表面側へ突出する。このようにして、収納状態から突出状態に変更される。このとき、表皮11は、押圧部21の表面部27の表面形状に沿うので、表皮11の意匠面は、スイッチ7に対応する部分が盛り上がるように変形する。
一方、突出状態において、アクチュエータ63の可動部81が縮んでスライダー61と共に下方に移動すると、ベース板19および押出板57が巻バネ43に付勢されて裏面側へ移動する。そして、押圧部21が裏面側へ移動して、収納状態に変更される。そして、表皮11の意匠面は平坦になる。
〈制御部の制御動作〉
図8は上記制御部15の制御動作を示す。車室内の人がスイッチ装置5を操作する場合、まず、ステップS01において、制御部15に人感センサ55からの信号が入力されると、制御部15は、この信号値を監視する。
次いで、ステップS02において、人感センサ55の出力が所定値以上となると、人の手等がスイッチ7に近付いたことを検知する。
次いで、ステップS03において、制御部15がスピーカ83に信号を送り、スピーカ83から所定の音を出させる。そうすることで、車室内の人に人感センサ55が手を感知したことを知らせることができる。
次いで、ステップS04において、図5に示すように、制御部15がアクチュエータ63に信号を送り、アクチュエータ63の可動部81を上方へ動かす。これにより、上述したようにスイッチ7をスイッチパネル9から突出させる。
次いで、ステップS05において、図4に示すように、制御部15が各LED25に信号を送り、LED25を点灯させる。これにより、押圧部21の表面部27にスイッチ7の操作内容を示す文字や柄が現れる。
この状態で車室内の人がスイッチ7を押して操作することが可能になる。
次いで、ステップS06において、制御部15は、人感センサ55からの信号値を監視する。
次いで、ステップS07において、人感センサ55の出力が所定値未満となると、人の手等がスイッチ7から遠ざかったことを検知する。そして、この場合はスイッチ7の操作が行われない状態と判定し、ステップS08において、制御部15がアクチュエータ63に信号を送り、アクチュエータ63の可動部81をもとの位置に戻るように下方へ動かす。これにより、上述したようにスイッチ7をスイッチパネル9に収納させる。また、各LED25に信号を送り、LED25を消灯させる。これにより、押圧部21の表面部27に現れていたスイッチ7の操作内容を示す文字や柄が見えなくなる。
−実施形態1の効果−
したがって、本実施形態では、突出可能に設けられたスイッチ7が表皮11によって覆われている。このため、スイッチ7を備えるスイッチ装置5の意匠性を向上させることができる。また、表皮11はスイッチ7の突出の有無に応じて意匠面が変形するので、スイッチ7が突出可能に設けられている場合でも、表皮11がスイッチ7の突出を阻害することを抑制することができる。
また、押圧部21の周囲角部31が断面円弧状である。このため、スイッチ7の進退移動の際に周囲角部31と表皮11とが擦れあうことによる、表皮11の摩耗を抑えることができる。さらに、スイッチ7の突出状態において、周囲角部31と表皮11とが密着しやすくなるので、スイッチ7の形状が車室内から確認しやすくなり、スイッチ7の視認性が向上する。
さらに、押圧部21および表皮11が発光部からの光を透過するので、スイッチ7が表皮11に覆われている場合でも、車室内から、LED25の光を視認することができる。このため、スイッチ7が表皮11に覆われていても、車室内からスイッチ7の位置を認識することができる。また、透過部37からLED25の光が透過して、押圧部21の表面部27にスイッチ7の操作内容を示す文字や柄を表示させることができる。このため、スイッチ装置5の意匠性および視認性が更に向上する。
また、LED25は、スイッチ7がスイッチパネル9表面から突出した状態で点灯する。このため、スイッチ7の収納状態では、表皮11におけるスイッチ7の位置がわからないので、意匠性が向上する。そして、スイッチ7の突出状態では、LED25が点灯してスイッチ7の存在が明確になり、操作が容易となる。
さらに、スイッチ7には、プッシュスイッチ23が設けられているので。スイッチ7を押して操作する車室内の人に対して、クリック感を付与することができる。
さらに、表皮11は、織目を備えるポリエステル製の布であるので、表皮11に伸縮性および光透過性を付与することができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、アクチュエータ63は、スライダー61の下方に設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、スライダー61の裏側に設けられていてもよい。すなわち、アクチュエータ63の位置は限定されない。
本発明では、例えば、車両用内装品からの突出高さが変更可能な操作部を備える操作装置の意匠性を向上させることができて有用である。
1 インストルメントパネル(車両用内装品)
5 スイッチ装置(車両用操作装置)
7 スイッチ(操作部)
9 スイッチパネル(パネル)
9a 開口部
11 表皮
13 駆動部
15 制御部
21 押圧部(スイッチ本体)
23 プッシュスイッチ
25 LED(発光部)
31 周囲角部
35 阻害層
55 人感センサ

Claims (6)

  1. 車両用内装品の一部を構成しかつ開口部(9a)が形成されたパネル(9)と、
    上記パネル(9)の開口部(9a)内にパネル(9)表面から突出可能に配設され、車室内の人が操作する操作部(7)と、
    上記パネル(9)および上記操作部(7)を覆う表皮(11)と、
    車室内の人の手が上記操作部(7)に近付いたことを感知する人感センサ(55)と、
    上記人感センサ(55)からの感知信号に基づいて上記操作部(7)を上記パネル(9)の表面から突出させる駆動部(13)とを備え、
    上記操作部(7)の突出の有無に応じて、上記表皮(11)の意匠面が変形するように構成されていることを特徴とする車両用操作装置。
  2. 請求項1に記載の車両用操作装置において、
    上記操作部(7)は、周囲角部(31)が断面円弧状に形成されていることを特徴とする車両用操作装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用操作装置において、
    上記操作部(7)は、発光部(25)からの光を透過するスイッチ本体(21)と、
    上記スイッチ本体(21)の表面に形成され、光の透過を阻害する阻害層(35)とを備え、
    上記表皮(11)は、上記発光部(25)からの光を透過することを特徴とする車両用操作装置。
  4. 請求項3に記載の車両用操作装置において、
    上記発光部(25)は、上記操作部(7)が上記パネル(9)の表面から突出した状態で発光することを特徴とする車両用操作装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用操作装置において、
    上記操作部(7)は、機械式のプッシュスイッチ(23)を備えていることを特徴とする車両用操作装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用操作装置において、
    上記表皮(11)は、織目を有するポリエステル製の布であることを特徴とする車両用操作装置。
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