JP2019127077A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動体の運転者が移動体の周囲の安全を容易に確認しつつ、運転者の操舵の操作を支援する表示装置を提供する。【解決手段】表示装置は、移動体の操舵に関する操作を受け付ける操作受付手段と、前記移動体の運転位置からみて前記操作受付手段の後方に前記操作受付手段に対する操作に関する情報である操作情報を表示する表示手段と、前記移動体の周囲の画像を取得する画像取得部と、を有する。前記表示手段は、前記操作情報の周辺に前記画像取得部が取得した前記画像を表示する。【選択図】図12
Description
本発明は、移動体に搭載される表示装置に関する。
自動車等の移動体の操舵に関する操作を支援する装置の開発が進められている。例えば、自動車のドライバが、ナビゲーションシステムのディスプレイに表示されたハンドルの操作量を示すアイコンに従って当該自動車のハンドルを操作することによって、自動車の駐車時の操舵に関する操作を支援する装置がある。
具体的には、インストルメントパネルに配置されるナビゲーションシステムのディスプレイに、ハンドルのアイコンと、ステアリングハンドルの操作量を示すアイコンと、を表示する駐車支援装置が特許文献1に開示されている。
しかしながら、特許文献1の駐車支援装置は、自動車のドライバが、ナビゲーションシステムのディスプレイに表示されたアイコンを見ながらステアリングハンドルを操作しなければならない。
例えば、自動車が後方へ移動する際、ドライバは自動車の周囲の安全を確認するために様々な位置に視線を移動しながら操作をしなければならないため、運転支援のガイダンス表示が分かりにくかったという問題が課題の一例として挙げられる。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、移動体の運転者が移動体の周囲の安全を容易に確認しつつ、運転者の操舵の操作を支援する表示装置を提供すること課題の1つとする。
本願請求項1に記載の表示装置は、移動体の操舵に関する操作を受け付ける操作受付手段と、前記移動体の運転位置からみて前記操作受付手段の後方に前記操作受付手段に対する操作に関する情報である操作情報を表示する表示手段と、前記移動体の周囲の画像を取得する画像取得部と、を有し、前記表示手段は、前記操作情報の周辺に前記画像取得部が取得した前記画像を表示することを特徴とする。
表示装置は、自動車等の移動体に搭載されている。移動体は、自転車、バイク、飛行機、船舶、移動する人等、自動車以外の移動体であっても良い。本実施例においては、移動体の一例である自動車に表示装置を搭載した場合を説明する。
図1は、自動車AMの上面図である。自動車AMは、自動車AMの周囲に存在する障害物を検知する障害物検知手段としての複数の車載カメラCMを有する。
車載カメラCMは、例えば、自動車AMの前方の領域を撮像するフロントカメラFCと、自動車AMの後方の領域を撮像するリアカメラRCと、自動車AMの側方の領域を撮像する右サイドカメラRSC及び左サイドカメラLSCと、を含んで構成されている。
これらのフロントカメラFC、リアカメラRC、右サイドカメラRSC及び、左サイドカメラLSCは、例えば180°程度の画角を有する広角カメラである。これらの車載カメラCMは、例えば、自動車AMの全周が撮像されるように配置されている。具体的には、フロントカメラFCは、図1に示した自動車AMのフロントグリルGRに設置される。リアカメラRCは、図1に示した自動車AMのルーフスポイラーRSに設置される。右サイドカメラRSC及び左サイドカメラLSCは、それぞれ図1に示した自動車AMのサイドミラーSMに設置される。
尚、障害物検知手段としては、車載カメラCMに限られず、例えば、ミリ波レーダー等のレーダーや、赤外線レーザーを自動車AMの周囲に照射することにより障害物を検知するセンサであってもよい。また、これらのセンサや車載カメラCMを複合的に用いて検知手段を構築してもよい。さらに、車載カメラCMの撮像範囲は、自動車AMの全方位でなくてもよく、自動車の前方、後方、右側方、又は左側方のうち少なくとも1つの方向を撮像することができればよい。
図2は、自動車AMの前席部分を示す図である。図2に示すように、自動車AMは、一対のAピラーP間に配されたダッシュボードDBを有する。ダッシュボードDBのフロントガラスFGを向いた表面Sは、言い換えれば、表面Sは、自動車AMの後方から前方に向かって上るような傾斜を形成している。
ダッシュボードDBには、ステアリングハンドル11が設けられている。ステアリングハンドル11は、ステアリング機構の一部であって、ステアリングシャフト(図示せず)の軸周りに回動する。本実施例において、ステアリングハンドル11は、四角の枠形状を有しているが、ステアリングシャフトの軸周りに回動するものであればよく、例えば、円環状であってもよい。
運転位置12は、ステアリングハンドル11と対向した領域にある。運転位置12には、自動車AMの運転席(図示せず)が設けられている。
ダッシュボードDBには、フロントガラスFGに面した表面Sのステアリングハンドル11の前方の位置に、すなわち運転位置12から見てステアリングハンドル11の奥側に、凹部REが形成されている。凹部RE内には、例えば、自動車AMの走行速度を表示する速度計、自動車AMのエンジンの回転数を表示する回転計等の計器が設けられている。言い換えれば、凹部RE内には、計器情報表示手段が設けられ、凹部RE内は計器情報表示領域となっている。
シェードSHは、ダッシュボードDBの上方において自動車AMの前方側から後方にかけて突出し、ダッシュボードDBの表面S上を覆う部材である。
シェードSHには、ダッシュボードDBの表面Sに映像を投影可能なプロジェクタ等の投影装置PJが設けられている。言い換えれば、ダッシュボードDBの表面Sは、投影装置PJによる映像が投影される投影面となっている。すなわち、ダッシュボードDBと投影装置PJとで表示手段が形成されている。なお、表面S内の、投影装置PJによって映像が投影可能な領域を表示領域20として説明する。
シェードSHには、自動車AMの運転者の視線の位置(運転者が運転席に着座したときの目の高さや視線方向)を検知する位置センサPSが設けられている。位置センサPSは、例えば図2に示すようにダッシュボードDBの表示領域20に投影される情報において、運転者が視認している情報を特定すること、視認している情報を運転者が操作する可能性が高い操作対象情報であること等を特定することができる。なお、シェードSHは、ダッシュボードDBと形成されていても良いし、ダッシュボードDBと別の部材として設けられていてもよい。
以下の説明において、表示領域20のうち、表面SのダッシュボードDBの凹部REを囲う領域、すなわち凹部REの周辺の領域をステアリングハンドル11の操作に関する情報である操作情報を表示する操作情報表示領域22aとする。言い換えれば、操作情報表示領域22aは、運転位置12からみてステアリングハンドル11の奥側に設けられている。尚、操作情報表示領域22aに操作情報を表示する一例としては、2つの矢印が運転位置12からみてステアリングハンドル11を指すように表示することが挙げられる。このように、操作情報を表示することで運転者にステアリングハンドル11を把持するように促すことができる。
また、以下の説明において、表示領域20のうち、操作情報表示領域22a以外の領域を、エンターテイメント情報や運転支援情報を含む種々の情報を表示するマルチ情報表示領域22bとして説明する。
操作情報は、例えば、ステアリングハンドル11への推奨される操作量である。
凹部REと、操作情報表示領域22aと、は、自動車AMの運転位置12からみてステアリングハンドル11の後方に設けられている。マルチ情報表示領域22bは、操作情報表示領域22aと、を囲うように設けられている。
図3は、実施例1に係る表示装置10の機能ブロックを示す。
自動車AMは、自動車AMの自動走行を制御する運転制御部40を備える。運転制御部40は、自動車AMの走行を自動で行う自動運転モードと、自動車AMの走行の操作を全て運転者が行う手動運転モードと、を含む制御モードを備える。
自動運転モードは、自動車AMの操舵の操作を自動で行う操舵モードと、自動車AMの加速を自動で行う加速モードと、自動車AMの減速を自動で行う減速モードと、を備え、これらの操舵モード、加速モード、及び減速モードを組み合わせて制御を行う。
具体的には、制御モードは、自動車AMの操舵に関する操作を運転位置12に搭乗する運転者に依存する手動操舵モードを少なくとも含んでいる。すなわち、制御モードは、自動車AMの走行に関する操作の自動化の程度によって異なる複数の制御モードを含んでいる。
例えば、手動運転モードは、自動運転レベル0に相当する。自動運転モードは、自動運転レベル1乃至5に相当する。ここで、自動運転レベルは、日本政府や米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)で定義される自動運転レベルである。
データ収集部30は、運転制御部40、車載カメラCM、自動車AMの速度情報を取得する速度センサSS、位置センサPSのそれぞれからデータを取得可能に接続されているインターフェース部である。表示装置10は、データ収集部30を介して速度センサSS、位置センサPS、車載カメラCMのそれぞれからデータを受信する。
出力部31は、投影装置PJに接続されているインターフェース部である。投影装置PJに操作情報又は画像情報を送信して表示させたりすることが可能である。
記憶装置32は、例えばハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどにより構成されている。記憶装置32は、BIOS(Basic Input Output System)、ソフトウェア等の各種プログラムを記憶する。また、記憶装置32は、操作情報を生成するための情報を格納可能である。具体的には、記憶装置32は、地図情報を格納した地図DB(Data base)と、自動車AMが走行する経路情報と、を格納可能である。
制御部33は、演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)33aと、主記憶装置としてのROM(Read Only Memory)33bと、RAM(Random Access Memory)33cと、を有するコンピュータによって実現される。CPU33aは、ROM33bや記憶装置32から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM33cに展開し、展開したプログラムと協働して、各種機能を実現する。
制御部33、データ収集部30、出力部31、記憶装置32の各々は、システムバス34を介して互いに接続されている。
制御部33は、データ収集部30を介して受信したそれぞれのデータに基づいて、操作情報を生成することが可能である。
制御部33は、自動車の自動走行に関する制御モード情報を、データ収集部を介して取得可能である。
また、制御部33は、位置センサPSが検知した運転者の目の高さである位置データに基づいて、操作情報表示領域における操作情報の表示位置を変更可能に投影装置PJを制御することが可能である。
図4は、制御部33が生成する操作情報を表示する処理フローを示している。図4に示すように、制御部33は、取得した制御モード情報に基づいて制御モードが手動運転モード又は手動操舵モードであるかを判断する(ステップS01)。
ステップS01において、制御部33は、制御モードが手動運転モード又は手動操舵モードであると判断した場合(ステップS01:Y)、制御部33は、自動車AMの車速データ、自動車AMの進行方向の画像データに基づいて、自動車AMがカーブ等を走行する際に必要なステアリングハンドル11の操作量を算出する(ステップS02)。具体的には、制御部33は、カーブ等を走行する際に理想的な軌道を計算し、現在の自動車AMの車速等に応じて自動車AMがカーブ等を走行する際に必要なステアリングハンドル11の操作量を算出する。
尚、ステアリングハンドル11の操作量を算出する処理は、自動車AMがカーブを走行する場合だけでなく、例えば、車線変更を行う場合、道路上に障害物があり当該障害物を避ける場合、対向車とすれ違う場合等の運転者がステアリングハンドル11の操作を行う場合に行われるとよい。また、操作量の算出処理は、自動車AMの画像データだけでなく、地図情報、経路情報を参照してもよい。
制御部33は、ステップS02で算出した操作量に応じた操作情報を生成する(ステップS03)。
制御部33は、運転者の目の高さである位置データを取得して、投影装置PJに生成された操作情報を操作情報表示領域22aに表示させる(ステップS04)。具体的には、制御部33は、位置センサPSが検知した運転者の目の高さに応じて操作情報の操作情報表示領域22aにおける表示位置を変更するように投影装置PJを制御する。
ステップS01において、制御部33は、手動運転モード又は手動操舵モードでないと判断した場合(ステップS01:N)、制御部33は、処理を終了する。
ここで、自動車AMの進行方向にカーブが存在する場合に表示される操作情報について説明する。
図5は、自動車AMがカーブを走行する場合の操作情報表示領域22aにおける操作情報の表示態様を示している。図中の矢印は、ステアリングハンドル11の回動方向を示している。
図5に示すように、ステアリングハンドル11には基準標示11aが表示されている。基準標示11aは、ステアリングハンドル11の操作の基準となる位置を示す印である。基準標示11aは、例えば、ステアリングハンドル11に〇や△等の模様が施されるものであってもよい。また、基準標示11aは、液晶等のディスプレイをステアリングハンドル11に設け、当該ディスプレイに基準標示11aを表示するようにしてもよい。
ダッシュボードDBの操作情報表示領域22aには、操作情報として基準標示11aが合わせられるべき位置(合わせ位置)MPが表示されている。合わせ位置MPは操作表示領域において表示される〇や△等の記号、模様である。
したがって、自動車AMの運転者は、基準標示11aを合わせ位置MPにあわせてステアリングハンドル11を回動させると、自動車AMの舵角が進行方向に対して最適な角度となる。
制御部33による運転者の目の高さである位置データに応じた表示位置の変更については、合わせ位置MPの全体がステアリングハンドル11によって見えなくなる位置を避けるように行われる。例えば、運転者の目の位置に応じて表示位置を記録したテーブル(図示せず)が記憶装置32に予め格納されており、制御部33は、当該テーブルを参照して操作情報の表示位置を変更する。
尚、合わせ位置MPは運転者がその一部を認識することができなくても基準標示11aと合わせる位置を認識することができればよい。例えば、合わせ位置MPをバーの記号(―)で表記した場合を想定する。この際、合わせ位置MPの一部がハンドルの死角に表示された場合でも、バーの延長線上に残りの合わせ位置MPが表示されていれば、運転者は基準標示11aと位置合わせを行うことが可能となる。したがって、合わせ位置MPは、少なくとも合わせ位置MPの全体が運転者の目の位置から操作情報表示領域22aを見た際にステアリングハンドル11の死角とならない位置に表示することができればよい。
以上のように本実施例の表示装置10によれば、操作情報表示領域22aは、自動車AMの運転位置12からみてステアリングハンドル11の後方に設けられている。従って、自動車AMの運転者は、運転位置12からステアリングハンドル11の視線上にある操作情報を見ながら操舵の操作を行うことができる。この結果、自動車AMの運転者は、目線を大きく動かすことなく適切な実際のステアリングハンドル11の操作が可能となる。また、自動車AMの運転者の感覚に頼ることなく操舵の操作が可能となるため、運転スキルによらないステアリングハンドル11の操作を行うことができる。
また、自動車AMが後退する場合においては、ステアリングハンドル11の操作を伴うか否かによらず、自動車AMが前方に進む場合よりも運転者の感覚、運転スキルに操舵の操作が依存する。このような状況下においても、操作情報を操作情報表示領域22aに表示することで、運転者は安心して操舵の操作を行うことが可能となる。
尚、本実施例においては、ステアリングハンドル11の操作量を操作情報として表示した。しかし、操作情報は、物理的なステアリングハンドル11の操作量に限られず、ステアリングハンドル11の操作量に必要な視線位置を検知して運転者の視線位置を誘導するようにしてもよい。例えば、運転者の視線を検知する視線センサを設け、ステアリングハンドル11の操作量に応じて運転者の視線方向を適切な方向に誘導するように矢印やマーク等を操作情報として表示するようにしてもよい。
尚、本実施例においては、投影装置PJを用いて表示領域に各情報を表示するようにした。しかし、投影装置PJを用いずに、例えば、液晶等のディスプレイを表示領域20に設け、ディスプレイに各情報を表示してもよい。
図6は、実施例2に係る操作情報を表示する処理フローを示すフローチャート図である。実施例2に係る表示装置10は、実施例1と同様の構成であり、操作情報を生成する処理フローが異なる。
図6に示すように、制御部33は、取得した制御モード情報に基づいて制御モードが手動運転モード又は手動操舵モードであるかを判断する(ステップS21)。
ステップS21の判断において、制御部33は、手動運転モード又は手動操舵モードではないと判断したときは(ステップS21:N)、処理を終了する。
ステップS21の判断において、制御部33は、制御モードが手動運転モード又は手動操舵モードであると判断すると(ステップS21:Y)、制御部33は、車載カメラCMから画像データを取得して、自動車AMの進行方向に障害物があるか否かを判断する(ステップS22)。
ステップS22の判断において、制御部33は、障害物を検出せず障害物がないと判断したときは(ステップS22:N)、処理を終了する。
ステップS22の判断において、制御部33は、障害物を検出し障害物があると判断したときは(ステップS22:Y)自動車AMの車速データ、自動車AMの進行方向の画像データに基づいて、障害物を回避して走行する際に必要なステアリングハンドル11の操作量を算出する(ステップS23)。
以後の処理フローは、図3の処理フローのステップS02〜ステップS04の処理と同様であるので説明を省略する。
以上のように本実施例の表示装置10によれば、手動運転モード又は手動操舵モードにおいて常に操作情報が操作情報表示領域22aに表示されることがない。従って、操舵の操作が必要なとき、すなわち障害物を検出した場合にのみ、操作情報が操作情報表示領域22aに表示されることになるため、表示装置10の処理負荷を低減することができる。
合わせ位置MPは、最適な舵角を含む最小舵角と、最大舵角と、を含む基準標示11aが合わせられるべき領域(合わせ領域)として表示してもよい。実施例3に係る表示装置10は、実施例1と同様の構成であり、操作情報を表示する態様が異なる。
すなわち、制御部33は、操作情報を生成する際に、走行する車線を逸脱しない範囲内での走行に最低限必要な最小舵角と、走行する車線を逸脱しない範囲内での最大の舵角ある最大舵角と、を算出することが可能である。
図7は、操作情報表示領域22aに合わせ領域MRを表示した態様を示している。図中の矢印は、ステアリングハンドル11の回動方向を示している。図7に示すように、合わせ領域MRは、自動車AMが走行する車線を走行する際の最小舵角と、最大舵角と、によって規定されている領域である。
ここで、合わせ領域MRは、合わせ位置MPも同時に表示するようにしてもよい。図8は、操作情報表示領域22aに合わせ領域MRと、合わせ位置MPと、を表示した態様を示している。図中の矢印は、ステアリングハンドル11の回動方向を示している。
図8に示すように、操作情報表示領域22aに合わせ領域MRと、合わせ位置MPと、を表示することにより、自動車AMの運転者は、最適な舵角を目標位置として認識しつつ、ステアリングハンドル11の操作を行うことが可能となる。
以上のように本実施例に係る表示装置10によれば、操作情報表示領域22aに合わせ領域MRを表示することで、自動車AMの運転者は基準標示11aを合わせ領域MRに合わせるようにステアリングハンドル11を操作することで適切な操舵の操作を行うことができる。従って、自動車AMの運転者は、素早く適切な舵角に操作することが可能となる。また、自動車AMの運転者は、素早く適切な舵角に操作しつつ、最も適切な舵角に微調整を行うことが可能となる。
また、本実施例に係る表示装置10において、合わせ領域MRや合わせ位置MPに対して最適な舵角となっていることを示す表示として、例えば合わせ領域MRに対して、基準標示11aが合わせ領域MR内であるか合わせ領域MR外であるかに応じて、合わせ領域内MRの色を変化させてもよい。
例えば、基準標示11aが合わせ領域MR内であれば、合わせ領域内MRを青色、基準標示11aが合わせ領域MR外であれば合わせ領域MR内を赤色に表示するとよい。
このようにすることで、自動車AMの運転者は、自動車AMの前方を確認しながらも運転者の周辺視野によって自動車AMが正しく移動するための舵角となっていることを認識することが可能となる。
尚、以上の実施例1乃至3は、自動車AMが前方の方向に移動することを想定した一例である。自動車AMが後方へ移動する場合には、運転者は後方への安全確認が必要となる。その場合、合わせ領域MRや合わせ位置MPに対して最適な舵角となっていることを音によって通知するようにしても良いし、運転席を振動させるようにしても良い。自動車AMの運転者は、後方への安全確認を行いながらも自動車AMが後方へ正しく移動するための舵角となっていることを音や振動を介して認識することが可能となる。
実施例4に係る表示装置10は、実施例1乃至3に係る表示装置10と同様の構成であり、操作情報を表示する態様が異なる点で実施例1乃至3に係る表示装置10と相違する。
図9は、実施例3に係る表示装置10の操作情報を表示する処理フローを示している。図9に示すように、制御部33は、取得したモード移行情報に基づいて制御モードが、自動車AMの操舵に関する操作を運転位置12に搭乗する運転者に依存する手動運転モード又は手動操舵モードに移行するかを判断する(ステップS31)。ステップS31の判断において、手動運転モード又は手動操舵モードに移行しないと判断すると(ステップS31:N)、制御部33は、処理を終了する。
制御部33は、手動運転モード又は手動操舵モードに移行すると判断すると(ステップS31:Y)、操作情報として運転位置12に搭乗する自動車AMの運転者がステアリングハンドル11を把持することを促す情報を生成する(ステップS32)。
制御部33は、運転者の目の高さである位置データを参照し、投影装置PJに操作情報表示領域22aにステアリングハンドル11を把持すること促す表示させる(ステップS33)。
すなわち、表示手段は、手動操舵モードに移行することを示すモード移行情報に基づいて操作情報を表示する。
図10は、ステップS33において、操作情報表示領域22aにおいて表示されている操作情報を示している。図10に示すように、2つの矢印AR1,AR2が運転位置12側の方向を指し示すように操作情報表示領域22aに表示されている。この操作情報表示領域22aに表示されている操作情報は、運転者にステアリングハンドル11を把持することを促すことを意味している。尚、操作情報の表示は、制御モードが移行するまでの数分前に表示するとよい。
また、操作情報は、矢印に限らず実際に人間の手を示した画像情報を表示しても良いし、「ハンドルを握ってください」等の文字情報であってもよい。さらに、ステアリングハンドル11を把持することを促すだけでなく、アクセルペダル、ブレーキペダルに足を置くように促す表示であってもよい。
以上のように、本実施例の表示装置10によれば、自動で操舵の操作が行われている状態から、手動で操舵の操作を行う制御モードに移行する際に、運転者に対してステアリングハンドル11を把持するように促すことで、手動運転モード又は手動操舵モードのいずれかの制御モードに切り替わる準備態勢を直感的に運転者に伝えることが可能となる。この結果、運転者は、余裕を持って操舵の操作を行うことができ、より安全に操作を行うことが可能となる。
図11は、実施例5に係る表示装置10実施例3に係る表示装置10の操作情報を表示する処理フローを示している。実施例5に係る表示装置10は、実施例4に係る表示装置10と同様の構成であり、操作情報を表示する内容が異なる点で実施例4に係る表示装置10と相違する。具体的には、本実施例に係る表示装置10が表示する操作情報はステアリングハンドル11の推奨される操作量である点が実施例4に係る表示装置10とは異なる。
尚、記憶装置32は、自動車AMが走行する経路情報と、地図情報と、を格納している。
制御部33は、モード移行情報に基づいて制御モードが手動運転モード又は手動操舵モードに移行することを検知したか判断する(ステップS41)。ステップS41の判断において、制御部33は、手動運転モード又は手動操舵モードに移行しないと判断するときは(ステップS41:N)、制御部33は処理を終了する。
制御部33は、地図情報と、経路情報と、を記憶装置32から読み出して、手動運転モード又は手動操舵モードに切り替わる位置を特定する(ステップS42)。
制御部33は、抽出した各情報に基づいて、当該手動運転モード又は手動操舵モードに切り替わる位置において自動車AMの操舵に必要な操作量を算出する(ステップS43)。
制御部33は、当該操作量に応じた操作情報を生成する(ステップS44)。
制御部33は、運転者の目の高さである位置データを参照して、投影装置PJに生成された操作情報を操作情報表示領域22aに表示させる(ステップS45)。
尚、ステップS45の処理において、操作情報と共に操作情報の位置に応じた地図情報を操作情報表示領域22aに表示するようにしてもよい。このように表示することで、運転者は、カーブ等の道路の形状を把握することが可能となる。
以上のように本実施例の表示装置10によれば、手動運転モード又は手動操舵モードに移行した直後に必要なステアリングハンドル11の操作量を示すことにより、運転者は、安心して操舵の操作を行うことができる。
図12は、自動車AMに搭載された実施例6に係る表示装置10を示している。
実施例6に係る表示装置10は、実施例1乃至3に係る表示装置10と同様の構成であり、表示領域に情報を表示する内容が異なる点で実施例1乃至3に係る表示装置10と相違する。
図12に示すように、ダッシュボードDB上の表示領域20には、自動車の周囲の画像を表示する画像表示領域23が設けられている。画像表示領域23は、操作情報表示領域22aの周囲に形成されている。具体的には、画像表示領域23は、ステアリングハンドル11の後方の領域であって、運転位置12から見て右側のAピラーPRと操作情報表示領域22aとの間に設けられている右側表示領域23Rと、運転位置12から見て左側のAピラーPLと操作情報表示領域22aとの間に設けられている左側表示領域23Lと、を有する。
制御部33は、車載カメラCMから取得した自動車の周囲の画像を取得可能である。すなわち、制御部33は、画像取得部として機能する。
制御部33は、操作情報を操作情報表示領域22aに表示するとともに、自動車AMの周囲の画像を画像表示領域23に表示可能である。
すなわち、制御部33は、記憶装置32に格納された運転者の目の高さである位置データを参照して生成された操作情報を操作情報表示領域22aに表示するともに、画像データを画像表示領域23に表示するように投影装置PJに表示させる。具体的には、制御部33は、位置センサPSが検知した運転者の目の高さに応じて操作情報の操作情報表示領域22aにおける表示位置を変更するように投影装置PJを制御する。
尚、操作情報及び画像データは、特に自動車AMが後退する際に表示させるとよい。その際、制御部33は自動車AMの後方又は、自動車AMの側方のうち少なくとも一方の画像を取得するとよい。
以上のように、本実施例の表示装置10によれば、自動車AMの周囲の画像を操作情報とともに表示することができる。このため、運転者は、目線を大きく動かさずに自動車AMの周囲の安全を確認しつつ、推奨されるステアリングハンドル11の操作量を確認して操舵の操作をすることができる。
図13は、実施例7に係る表示装置10の構成を示している。実施例7に係る表示装置10は、実施例1乃至6に係る表示装置10と同様の構成であり、ダッシュボードDB上の物体の動きを検知する検知部としての物体検知装置を備えている点で実施例1乃至6に係る表示装置10とは異なる。
図13に示すように、ダッシュボードDBは、自動車AMの運転位置12からみたときに自動車AMのダッシュボードDBから手前に突出した拡張部ETを有する。
拡張部ETは、運転位置12の周辺に位置している。より具体的には、拡張部ETは一対のAピラーPR,PL間の中間に位置するダッシュボードDBの中間領域に設けられている。例えば、ステアリングハンドル11が自動車AMの前方方向に対して右側に設けられている場合、拡張部ETはステアリングハンドル11の左側に設けられている。また、ステアリングハンドル11が自動車AMの前方方向に対して左側に設けられている場合、拡張部ETはステアリングハンドル11の右側に設けられている。
拡張部ETは、本実施例において矩形の板状に形成されている。拡張部ETの表面の所定領域Rは窪んでいる。拡張部ETの所定領域Rには、感圧に応じて振動する振動子(図示せず)が埋設されている。
拡張部ETの所定領域R上には、入力情報が表示される。入力情報としては、例えば、音楽再生等の入力操作、映画等のオーディオ機器の入力操作が挙げられる。
尚、拡張部ETは、ダッシュボードDBに収納可能に形成されていてもよい。例えば、スライドしてダッシュボードDBの内部に収納されるようにしてもよい。また、ヒンジ等によって拡張部ETを折り畳み可能に形成してもよい。例えば、手動運転モード又は手動操舵モードにおいては、拡張部ETを収納するようにしてもよい。
物体検知装置60は、ダッシュボードDBの拡張部ETの表面上の物体の動きを検知する。物体の動きは、例えば、自動車AMに搭乗する搭乗者の手や指の動きである。物体検知装置60は、例えば、カメラである。カメラはダッシュボードDBの拡張部ETを撮影し、撮影された物体の動きを検知する。従って、物体検知装置60は、自動車AMの搭乗者が拡張部ET上の窪んだ所定領域Rを触れたり、所定領域R上でジェスチャーしたりすることによって搭乗者の手の動きを検知する。このとき、拡張部ETに埋設した振動子が振動することにより、入力操作を行った搭乗者は、入力に対するフィードバックを受けることが可能となる。
図14は、実施例7に係る表示装置10の構成を示している。図14に示すように、入力部35は、物体検知装置60から送信された検知データを受信可能に接続されているインターフェース部である。表示装置10は、入力部35を介して物体検知装置60から検知データを受信可能である。
出力部31は、例えば、オーディオ装置AEとデータ通信可能に接続されている。表示装置10は、出力部31を介して受信した入力データをオーディオ装置AEに送信する。出力部31は、オーディオ装置AE以外の装置に接続されてもよく、例えば、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ、BD(Blu-ray(登録商標) Disk)プレーヤ等の装置に接続されていてもよい。
制御部33は、物体検知装置60による搭乗者の指の動きの検知結果に基づいて、入力を受け付けることが可能である。
図15は、拡張部ETを拡大して示している。物体検知装置60は、拡張部ETの表面上の搭乗者の指ごとの動きを検知するようにしてもよい。図15に示すように、拡張部ETの所定領域Rには、音楽の再生等を操作する入力情報が表示されている。
所定領域Rは、円弧状の外縁部を有する操作領域ROと、操作領域ROの外縁部の周囲に設けられている入力情報表示領域RIと、操作するコンテンツの情報を表示するコンテンツ情報表示領域RCと、を有する。
入力情報表示領域RIには、搭乗者の指の位置に応じて入力情報としての操作ボタンの表示がなされている。具体的には、小指の位置に再生ボタン、薬指の位置に停止ボタン、中指の位置に一時停止ボタン、人差し指の位置に巻き戻しボタン、親指の位置に早送りボタンが表示されている。
コンテンツ情報表示領域RCには、例えば、再生している曲のアーティスト名(AAAA)と、再生している曲名(BBBB)が表示されている。
物体検知装置60は、各指の位置で押圧された操作ボタンの入力データの種類を検知し、入力情報を表示装置に送信する。
また、物体検知装置60による検知は、自動車AMの搭乗者が拡張部ETの所定領域Rを触れるだけでなく、例えば、搭乗者が拡張部ET上で行うジェスチャーであってもよい。物体検知装置60は、ジェスチャーを検出するセンサとしてカメラ等を有してもよい。
図16は、実施例7に係る表示装置10の入力処理フローを示している。図16に示すように、制御部33は、物体検知装置60の検知データに基づいてダッシュボードDB上に搭乗者の手があるか判断する(ステップS51)。
制御部33は、ダッシュボードDB上に手がないと判断した場合(ステップS51:N)、処理を終了する。
制御部33は、ダッシュボードDB上に手があると判断した場合(ステップS51:Y)、検知した手が指による入力操作の動作が行われているか判断する(ステップS52)。
制御部33は、指による動作が行われていないと判断した場合(ステップS52:N)、処理を終了する。
制御部33は、指による動作が行われていると判断した場合(ステップS52:Y)、当該指の動作による入力操作を受け付ける(ステップS53)。具体的には、制御部33は、搭乗者の各指の動きや、ジェスチャーによって異なる入力操作を受け付ける。すなわち、制御部33は入力受付部として機能する。
制御部33は、受け付けた入力操作に基づいて、オーディオ装置AEに入力情報を送信する(ステップS54)。
尚、制御部33は、表示装置10に接続されたオーディオ装置AE等の機器の操作情報のみならず、表示装置10の操作情報を受け付けることもできる。
また、表示装置10は、ステップS53において搭乗者によってなされた入力操作に応じてマルチ情報表示領域22bにエンターテイメント情報を表示するようにしてもよい。例えば、表示装置10は、マルチ情報表示領域22bに、音楽再生を行う楽曲のリスト等を表示してもよい。また、表示装置10は、ステップS51において手を検知したことに基づいて、表示内容を適宜変更してもよい。具体的には、搭乗者が入力操作可能なメニューリストの表示を行うようにしてもよい。
尚、本実施例においては、物体検知装置60をカメラによって構成した。しかし、物体検知装置60はカメラに限られず、例えば、抵抗感圧式のセンサを有するタッチパッドによって物体の動きを検知するようにしてもよい。また物体検知装置60は、光位置検出式のセンサによって物体の動きを検知するようにしてもよい。
以上のように、本実施例に係る表示装置10によれば、ダッシュボードDBの拡張部ET上の動きを検知して入力の受付を行うため、自動車AMの搭乗者は、拡張部ETを見なくても入力操作することが可能となる。特に、5本の各指で異なる入力操作が可能なコンテンツが対応付けられているようにすることで、搭乗者は感覚的に入力操作を行うことが可能となる。従って、搭乗者の感覚によって入力操作をすることができるため、操作性の改善を図ることができる。すなわち、表示装置10は、入力装置としても機能することが可能である。
このため、搭乗者は、直感的な入力操作が可能となり、入力操作に際しセンターコンソールに手を伸ばしたりセンターコンソールを注視したりする必要がないので、自動車AMを運転しながらでも容易に運転以外の入力操作を行うことが可能となる。さらに、入力受付部の受付に応じて、すなわち物体検知装置60の搭乗者の手の動きの検知に応じて拡張部ETに埋設した振動子が振動することにより、入力操作を行った搭乗者は、当該入力操作に対するフィードバックを受けることが可能となる。特に運転者が入力操作する場合に、運転者が入力操作時に対する応答表示等を直接見ることを行わなくても振動によるフィードバックを受けることにより運転者は確実に所望とする入力操作がされたことを認識することができる。
図17は、実施例8に係る表示装置10の入力処理フローを示している。実施例8に係る表示装置10は、実施例7に係る表示装置10と同様の構成であるが、入力内容を受け付ける態様が異なる点で実施例7に係る表示装置10とは異なる。
図17に示すように、制御部33は、物体検知装置60の検知データに基づいてダッシュボードDB上に搭乗者の手があるか判断する(ステップS61)。
制御部33は、ダッシュボードDB上に手がないと判断した場合(ステップS61:N)、処理を終了する。
制御部33は、ダッシュボードDB上に手があると判断した場合(ステップS61:Y)、検知した手が自動車AMの運転操作を行う運転者の手であるか判断する(ステップS62)。運転者の手であるかどうかは、例えば、検知した手が右手であるか左手であるかで判断することができる。具体的には、運転位置12が自動車AMの前方に対して右側に設けられている場合、左手を検知したときは運転者の手であると判断することができる。
制御部33は、検知した手が自動車AMの運転操作を行う運転者の手であると判断する場合(ステップS62:Y)、受け付ける入力操作を制限する(ステップS63)。
受け付ける入力操作を制限する例としては、音楽の再生ボタン、停止ボタン、一時停止ボタンのみ入力操作を受け付け、その他の入力操作については受け付けないことが挙げられる。
以後のステップS64乃至ステップS66の処理は、図16のステップS52乃至ステップS54と同一であるので説明を省略する。
制御部33は、検知した手が自動車AMの運転操作を行う運転者の手ではないと判断する場合(ステップS62:N)、ステップS64の処理に進む。
尚、制御部33による入力を受け付けの制限は、少なくとも自動運転モードのうち、運転者の操作が介入する制御モード時に行うとよい。例えば、制御部は、運転者の操作によって自動車AMの運転が行われている状況下で、運転者の手で入力操作が行われた場合、エンターテイメント情報に対する入力受付を制限するようにするとよい。
以上ように、本実施例に係る表示装置10によれば、運転者による入力か否かによって、受け付ける入力の態様を異なるようにする。この結果、運転者に自動車AMの運転に集中を促すことができる。また、運転者以外の搭乗者は、自由に入力操作を行うことができるため、入力操作の快適性を維持することが可能となる。
AM 自動車
10 表示装置
11 ステアリングハンドル
11a 基準標示
12 運転位置
MP 合わせ位置
MR 合わせ領域
10 表示装置
11 ステアリングハンドル
11a 基準標示
12 運転位置
MP 合わせ位置
MR 合わせ領域
Claims (10)
- 移動体の操舵に関する操作を受け付ける操作受付手段と、
前記移動体の運転位置からみて前記操作受付手段の後方に前記操作受付手段に対する操作に関する情報である操作情報を表示する表示手段と、
前記移動体の周囲の画像を取得する画像取得部と、を有し、
前記表示手段は、前記操作情報の周辺に前記画像取得部が取得した前記画像を表示することを特徴とする表示装置。 - 前記表示手段は、前記操作情報として前記操作受付手段への推奨される操作量を表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記操舵受付手段は、回動するステアリングハンドルであって、前記表示手段は、前記操作情報として前記ステアリングハンドルへの推奨される回動量を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
- 前記ステアリングハンドルは基準標示を有し、
前記表示手段は、前記操作情報として前記基準標示が合わせられるべき位置を表示することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。 - 前記ステアリングハンドルは基準標示を有し、
前記表示手段は、前記操作情報として前記基準標示が合わせられるべき領域を表示することを特徴とする請求項3又は4に記載の表示装置。 - 前記運転位置に搭乗する前記移動体の運転位置に存在する搭乗者の目の位置を検知する位置検知手段を有し、
前記表示手段は、当該検知された前記搭乗者の目の位置に応じて前記操作情報を表示する位置を変更することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記表示手段は、前記移動体が後退する際に、前記操作情報と前記画像とを表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の表示装置。
- 前記画像は、前記移動体の後方又は側方のうち少なくとも一方の画像であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の表示装置。
- 前記移動体の周囲に存在する物体を検知する検知手段を有し、
前記表示手段は、前記検知手段の検知結果に基づいた前記操作情報を表示することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記表示手段は、前記検知手段の検知結果に基づいて、前記操作情報を表示することを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2018008366A JP2019127077A (ja) | 2018-01-22 | 2018-01-22 | 表示装置 |
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JP2018008366A JP2019127077A (ja) | 2018-01-22 | 2018-01-22 | 表示装置 |
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Family Applications (1)
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2018
- 2018-01-22 JP JP2018008366A patent/JP2019127077A/ja active Pending
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