JP2019126520A - ワイピングシート - Google Patents
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Abstract
Description
前記第1面又は前記第2面のいずれか一方の面において、前記太径繊維の存在割合が10%以上30%以下であり、且つ前記細径繊維の存在割合が70%以上90%以下である、ワイピングシートを提供するものである。
上述した製造方法に従って、ワイピングシートを製造した。太径繊維11としてPET:アクリル:レーヨン=7:1.5:1.5を質量割合で含む平均繊維径11.4μmの混合ステープルファイバ(繊維長50mm)を用いた。細径繊維12としてメルトブローン法で得られた平均繊維径1μmのポリプロピレン繊維を用いた。繊維集合体の坪量は67g/m2とし、太径繊維の交絡体の坪量は60g/m2とし、細径繊維の交絡体の坪量は7g/m2とした。ワイピング面として用いられる一方の面における細径繊維の占める存在割合(面積比率)は81%であり、同面における太径繊維の占める存在割合(面積比率)は19%であった。ワイピングシートは矩形のものであり、その寸法は285mm×205mmであった。本実施例のワイピングシートは、シート自体に洗浄液を担持しない乾式のものとした。
ワイピング面における細径繊維の占める存在割合(面積比率)を90%とし、同面における太径繊維の占める存在割合(面積比率)を10%となるようにワイピングシートを製造した他は、実施例1と同様にワイピングシートを製造した。
ワイピング面における細径繊維の占める存在割合(面積比率)を60%とし、同面における太径繊維の占める存在割合(面積比率)を40%となるようにワイピングシートを製造した他は、実施例1と同様にワイピングシートを製造した。
ワイピング面における細径繊維の占める存在割合(面積比率)を97%とし、同面における太径繊維の占める存在割合(面積比率)を3%となるようにワイピングシートを製造した他は、実施例1と同様にワイピングシートを製造した。
本比較例では、ワイピングシートとして、ブラーバ(登録商標)専用ウエットクロス(iRobot社製)を用いた。本シートは、乾式のものであった。本シートは、1種類の繊維から構成された乾式のものであり、ワイピング面を構成する繊維の平均繊維径は18.2μmであった。
本比較例では、ワイピングシートとして、ウェーブ(登録商標)超水分キープワイピングシート(ユニチャーム社製)を用いた。本シートは、1種類の繊維から構成された湿式のものであり、ワイピング面を構成する繊維の平均繊維径は12.5μmであった。
実施例、参考例及び比較例のワイピングシートを、清掃用ロボットの清掃部に装着して、以下の方法で微粒子汚れの捕集率を評価した。
まず、1820mm×910mmの面積(1畳の面積に相当)を有するフローリング床(コンビットニューアドバンス101、ウッドワン社製)に、JIS Z 8901に規定される試験用粉体7種(粒径:5〜75μm)を0.6g散布した。
続いて、自走式の清掃用ロボット(ブラーバ(登録商標)、iRobot社製)の清掃部に、ワイピングシートのワイピング面が外面に向くように装着した。この清掃用ロボットを用いて上述のフローリング床をワイピングした。なお、実施例及び参考例におけるワイピング面は、細径繊維の存在割合が高い面とした。
これらのシートについて、乾燥状態におけるシート使用前後のシート質量をそれぞれ測定して、以下の式から微粒子汚れの捕集率(%)を算出した。
また、上述の試験用粉体7種に代えて、JIS Z 8901に規定される試験用粉体11種(粒径:0.01〜8μm)を用いて、同様の評価を行った。これらの結果を表1に示す。
また、比較例2のシートは、そのまま湿式の態様で使用した状態を「湿式」とし、該シートを乾燥して乾式の態様で使用した状態を「乾燥」として表1に示した。比較例2では、清掃用ロボットからの洗浄液(水)の供給量を0mL/秒に設定した。
実施例、参考例及び比較例のワイピングシートについて、毛髪捕集率の評価を行った。すなわち、毛髪を10本散布した1820mm×910mmのフローリング(コンビットニューアドバンス101、ウッドワン社製)をワイピング対象面として、実施例、参考例及び比較例のワイピングシートを装着した清掃用ロボットを用いて、上述の〔微粒子汚れの捕集率〕の項と同様の方法でワイピングした。毛髪捕集率(%)は、以下の式で算出した。結果を表1に示す。
1A 繊維集合体
1F 第1面
1R 第2面
10 製造装置
11 太径繊維
12 細径繊維
20 ウェブ形成部
30 第1水流交絡部
40 第2水流交絡部
50 凹凸部形成部材
100 自走式の清掃用ロボット
110 清掃部
120 ロボット本体部(本体部)
Z 厚さ方向
MD 搬送方向
Claims (4)
- 繊維径が10μm以上の太径繊維と、繊維径が3μm以下の細径繊維とを少なくとも含み、これらの繊維が交絡してなる繊維集合体を備え、第1面と、該第1面の反対側に位置する第2面とを有し、自走式の清掃用ロボットの清掃部に装着して使用されるワイピングシートであって、
前記第1面又は前記第2面のいずれか一方の面において、前記太径繊維の存在割合が10%以上30%以下であり、且つ前記細径繊維の存在割合が70%以上90%以下である、ワイピングシート。 - 前記太径繊維として親水性繊維を少なくとも1種含み、
前記繊維集合体の全質量に対して、前記親水性繊維を5質量%以上含む、請求項1に記載のワイピングシート。 - 前記第1面又は前記第2面のいずれか一方の面に、曲線部を有する巨視的パターンの凹凸部を有する、請求項1又は2に記載のワイピングシート。
- 前記太径繊維の存在割合が10%以上30%以下であり、且つ前記細径繊維の存在割合が70%以上90%以下である面をワイピング面として用いる、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のワイピングシート。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2018
- 2018-01-24 JP JP2018009595A patent/JP7030542B2/ja active Active
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