JP2019126456A - ワーククランプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大きさの異なるワークをそれぞれ押さえることのできるワーククランプ装置を提供すること。【解決手段】ワーククランプ装置(30)は、第1のワーク(50)及び第2のワーク(60)を支持可能な支持部(40)と、支持部(40)に支持された第1のワーク(50)又は第2のワーク(60)に載せられ支持部(40)と共に支持部(40)に載せられたワーク(50、60)を挟み込む板状のクランプ板(32)と、を有する。支持部(40)は、第2のワーク(60)の最大外形部である第2の大径部(61)が上面に載置可能であると共に、支持部開口部(40a)の一部からこの支持部開口部(40a)の中心に向かって延び第1のワーク(50)の最大外径部である第1の大径部(51)を載置可能な支持部突出部(40b)を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、ミリングマシンに取り付けられ、補綴物に加工されるワークを押さえる、ワーククランプ装置に関する。
ワークを削り出すことにより、人工歯(義歯)等の補綴物へ加工するミリングマシンが知られている。ミリングマシンに関する従来技術として特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に示されるような、ミリングマシンは、補綴物に加工されるワークを押さえるワーククランプ装置を有している。ワーククランプ装置は、回転可能に設けられている。ワークを回転させながら、ドリル等の工具によってワークを所定の形状に加工する。
ミリングマシンによって加工される補綴物は、人工歯の他に、人工歯と義歯床とが一体的に形成されたもの等がある。加工される補綴物の種類によって、ワークの種類も異なる。人工歯と義歯床とが一体的に形成された補綴物を加工する際には、人工歯のみを加工するためのワークよりも大きなワークが必要となる。大きさの異なるワークであっても、1つのクランプ装置で押さえることができれば好ましい。
本発明は、大きさの異なるワークをそれぞれ押さえることのできるワーククランプ装置の提供を課題とする。
本発明によれば、略円板状に形成された第1の大径部が外径の最も大きな部位とされ削られることにより補綴物が作成される第1のワーク、及び、前記第1の大径部よりも外径の大きな第2の大径部が外径の最も大きな部位とされ削られることにより前記補綴物とは異なる補綴物が作成される第2のワークを支持可能であり、前記第2の大径部が上面に載置可能であると共に、前記第1のワーク及び前記第2のワークが貫通可能な支持部開口部が空けられ、且つ、この支持部開口部の一部からこの支持部開口部の中心に向かって延び前記第1の大径部を載置可能な支持部突出部を有する支持部と、
この支持部に支持された前記第1のワーク又は前記第2のワークに載せられ、前記支持部と共に前記支持部に載せられたワークを挟み込む板状のクランプ板と、を有することを特徴とするワーククランプ装置が提供される。
この支持部に支持された前記第1のワーク又は前記第2のワークに載せられ、前記支持部と共に前記支持部に載せられたワークを挟み込む板状のクランプ板と、を有することを特徴とするワーククランプ装置が提供される。
支持部は、上面に第2の大径部が載置可能であると共に、支持部開口部の中心に向かって延びる支持部突出部に第1の大径部を載置可能である。大きさの異なる2種類のワークを上面及び支持部突出部へそれぞれ載置することができる。ワークの種類に応じて支持部やクランプ板をそれぞれ準備する必要がなく、大きさの異なるワークをそれぞれ押さえることのできるワーククランプ装置を提供することができる。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図中Frは前、Rrは後、Leは左、Riは右、Upは上、Dnは下、Ceはワーククランプ装置の中心を示している。
<実施例>
<実施例>
図1を参照する。ミリングマシン10は、歯科用の補綴物を加工するために用いられる。ミリングマシン10は、筐体としてのミリングマシン本体11の内部に、第1のワーク50を回転可能に支持する回転装置13と、この回転装置13に固定され第1のワーク50を押さえているワーククランプ装置30と、第1のワーク50に臨み第1のワーク50を削るためのドリル15と、を備えてなる。
ミリングマシン本体11には、上下方向にスライド可能にミリングマシン蓋体11aが取り付けられている。第1のワーク50をドリル15によって削る際は、ミリングマシン蓋体11aを下降させ、削りくず等が外部へ飛散することを防止する。
図2を併せて参照する。回転装置13は、ミリングマシン本体11に回転可能に取り付けられていると共に、ワーククランプ装置30を回転可能に支持している。
図3乃至図5を参照する。ワーククランプ装置30は、第1のワーク50が載置された支持部40と、この支持部40と共に第1のワーク50を挟み込む板状のクランプ板32と、これらの支持部40及びクランプ板32を締結する締結部材33と、を有する。
図3及び図6を参照する。支持部40には、中央に略円形状の支持部開口部40aが空けられている。支持部40は、4枚の金属板製の板材41〜44が重ね合わされることにより形成されている。これらの板材41〜44を、下から順に第1の板材41〜第4の板材44とする。第1の板材41〜第4の板材44は、それぞれプレス成形により形成されている。
図5を参照する。第1の板材41の中心に空けられ支持部開口部40aの一部を構成する第1の開口部41aは、他の板材42〜44の中心に空けられ支持部開口部40aの一部を構成する第2の開口部42a〜第4の開口部44aに比べて小さく形成されている。このため、第1の板材41は、第2の板材42〜第4の板材44に比べて、中心側に突出している。この突出した部位は、支持部開口部40aの一部からこの支持部開口部40aの中心に向かって延び第1のワークを載置可能な支持部突出部40bということができる。
図6を参照する。支持部突出部40bは、第1の板材41に断続的に形成されている。
図2及び図3を参照する。クランプ板32は、略ドーナツ形状の金属板によって構成されている。クランプ板32は、外周部分にそれぞれ締結部材33の軸に当接可能な締結部材当接部32aが周方向を基準として同じ方向に向けて形成されている。
図3を参照する。第1のワーク50は、例えば、円板状の石膏によって構成されている。第1のワーク50から複数の人工歯T1(補綴物)を削り出すことができる。
第1のワーク50は、円板状に形成され外径の最も大きな部位である第1の大径部51と、この第1の大径部51の上下に一体的に形成され第1の大径部51よりも外径の小さな円板状に形成された第1の小径部52と、からなる。
第1のワーク50をワーククランプ装置30に固定する際には、まず、第1のワーク50を支持部開口部40aに臨ませる。図5を併せて参照する。第1の大径部51の外径は、支持部突出部40bの内径よりも大きく、第1の小径部52の外径は、支持部突出部40bの内径よりも小さい。このため、第1の大径部51を支持部突出部40bに載置することができる。
次に、支持部40の上方にクランプ板32を重ねる。クランプ板32の内径は、第1の小径部52の外径よりも大きく、第1の大径部51の外径よりも小さい。このため、クランプ板32を第1の大径部51に載置することができる。
図4を参照する。締結部材33を締めることにより、第1のワーク50は、ワーククランプ装置30によってクランプされる。
図1を参照する。第1のワーク50をクランプしたワーククランプ装置30は、回転装置13に固定される。第1のワーク50を回転させながら、ドリル15によって第1のワーク50を削り、人工歯が製造される。
ワーククランプ装置30によれば、第1のワーク50とは大きさの異なるワークもクランプすることができる。以下、説明する。
図7を参照する。第2のワーク60は、樹脂によって構成され、ミリングマシン10(図1参照)に削られることにより、入れ歯(補綴物)として用いることができる。より詳細には、第2のワーク60は、人工歯T2が立てられた樹脂製のワークであり、人工歯T2の周縁を患者の歯茎の形状に合わせて削ることにより、義歯床Gとされるものである。
第2のワーク60は、円板状に形成され外径の最も大きな部位である第2の大径部61と、この第2の大径部61に一体的に形成され位置決めを行うための位置決め部62と、この位置決め部62に一体的に形成され削ることにより補綴物とされる本体部63と、を有する。
図4を併せて参照する。第2の大径部61の外径は、第1の大径部51の外径よりも大きい。
位置決め部62には、中心に向かって凹状に形成された位置決め凹部62aが4箇所に形成されている。
図8を参照する。第2のワーク60は、スペーサ70を介してワーククランプ装置30に固定される。スペーサ70は、金属板製の部品である。スペーサ70は、位置決め凹部62aに嵌まる位置決め凸部71と、締結部材33(図2参照)の軸部が貫通すると共に軸部の外径よりも大きな締結部材貫通穴72と、を有する。
なお、第2のワーク60の軸線方向の長さが小さい場合や、第4の板材44に位置決め凸部が形成されている場合には、スペーサ70を用いなくてもよい。
図9を参照する。第2の大径部61の外径は、第1の開口部41a〜第4の開口部44aの内径(支持部開口部40aの内径)よりも大きい。第2の大径部61は、スペーサ70を介して支持部40の上面40cに載せられている。
図8を併せて参照する。第2のワーク60をワーククランプ装置30に固定する際には、支持部40の上部にスペーサ70を載置した上で、第2のワーク60を支持部40の上部に載置する。第2のワーク60を載置した後にクランプ板32を載せる。締結部材33(図2参照)を締めることにより、第2のワーク60は、ワーククランプ装置30によってクランプされる。
以上に説明した本発明は、以下の効果を奏する。
支持部40は、上面40cに第2の大径部61が載置可能であると共に、支持部開口部40aの中心に向かって延びる支持部突出部40bに第1の大径部51を載置可能である。大きさの異なる2種類のワーク50、60を上面40c及び支持部突出部40bへそれぞれ載置することができる。ワーク50、60の種類に応じて支持部40やクランプ板32をそれぞれ準備する必要がなく、大きさの異なるワーク50、60をそれぞれ押さえることのできるワーククランプ装置30を提供することができる。
支持部40は、複数の板材41〜44が重ねられることにより形成され、複数の板材41〜44のうちの1枚の板材41に、支持部突出部40bが形成されている。それぞれ形状の異なる板材41〜44を重ね合わせるため、支持部40を短時間で製造することができる。
複数の板材41〜44は、それぞれプレス成形により形成されていることが望ましい。複数の板材41〜44をプレス成形してから重ねることにより、鋳造品を削り出す場合に比べて、支持部40を容易に作成することができる。
尚、第1のワークは、人工歯に加工するもの、第2のワークは、義歯床に人工歯が一体的に形成されたものを例に説明したが、第1のワーク及び第2のワークの大きさが異なるものであれば、第1のワーク及び第2のワークは、これらのものに限られない。
即ち、本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は、実施例に限定されるものではない。
本発明のワーククランプ装置は、歯科用補綴物となるワークの固定に好適である。
30…ワーククランプ装置
32…クランプ板
40…支持部
40a…支持部開口部
40b…支持部突出部
40c…上面
41…第1の板材
42…第2の板材
43…第3の板材
44…第4の板材
50…第1のワーク
51…第1の大径部
60…第2のワーク
61…第2の大径部
32…クランプ板
40…支持部
40a…支持部開口部
40b…支持部突出部
40c…上面
41…第1の板材
42…第2の板材
43…第3の板材
44…第4の板材
50…第1のワーク
51…第1の大径部
60…第2のワーク
61…第2の大径部
Claims (2)
- 略円板状に形成された第1の大径部が外径の最も大きな部位とされ削られることにより補綴物が作成される第1のワーク、及び、前記第1の大径部よりも外径の大きな第2の大径部が外径の最も大きな部位とされ削られることにより前記補綴物とは異なる補綴物が作成される第2のワークを支持可能であり、前記第2の大径部が上面に載置可能であると共に、前記第1のワーク及び前記第2のワークが貫通可能な支持部開口部が空けられ、且つ、この支持部開口部の一部からこの支持部開口部の中心に向かって延び前記第1の大径部を載置可能な支持部突出部を有する支持部と、
この支持部に支持された前記第1のワーク又は前記第2のワークに載せられ、前記支持部と共に前記支持部に載せられたワークを挟み込む板状のクランプ板と、を有することを特徴とするワーククランプ装置。 - 前記支持部は、複数の板材が重ねられることにより形成され、
前記複数の板材のうちの1枚の板材に、前記支持部突出部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のワーククランプ装置。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018008751A JP2019126456A (ja) | 2018-01-23 | 2018-01-23 | ワーククランプ装置 |
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---|---|---|---|
JP2018008751A Pending JP2019126456A (ja) | 2018-01-23 | 2018-01-23 | ワーククランプ装置 |
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- 2018-01-23 JP JP2018008751A patent/JP2019126456A/ja active Pending
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2019
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JP2020037153A (ja) * | 2018-09-04 | 2020-03-12 | キヤノン電子株式会社 | 反転ユニットおよび加工装置 |
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