JP2019126391A5 - - Google Patents

Description

（１） 各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、
前記可変表示部を変動表示した後、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシン（スロットマシン１）において、
表示結果が導出される前に、特別遊技状態（ＢＢ）への移行を伴う特別入賞（特別役）と、特別入賞以外の一般入賞（一般役）と、を含む複数種類の入賞について発生を許容するか否かを決定する事前決定手段（内部抽選処理）と、
前記事前決定手段により特別入賞の発生を許容する旨が決定され、当該特別入賞が発生しなかったときに、当該特別入賞の発生を許容する旨の決定（特別役の当選）を次ゲーム以降に持ち越す持越手段と、
を備え、
前記事前決定手段は、初期設定処理の後に終了条件（いずれかの抽選対象役が当選するか、すべての抽選対象役について抽選を行うこと）が成立するまで、所定数値（現在位置アドレス（ＨＬ））を一定値分（１アドレス分）更新し、更新した所定数値から特定されるデータ（検索データ）を用いて対応する決定対象（所定役番号の抽選対象役）を決定するか否かを判定する共通の決定判定処理（ループ処理）を予め定められた順番（役番号の大きい順）で複数の決定対象毎に繰り返し実行し、
前記初期設定処理では、最初の決定対象（通常時は役番号４８の抽選対象役、ＢＢ中は役番号５０の抽選対象役）に対応するデータ（検索データ）が特定される所定数値（ＢＢ中はアドレスｎｃ、通常時はアドレスｎｄ）の一定値分（１アドレス分前）前の所定数値を初期の所定数値（現在位置アドレス（ＨＬ））として設定し、
前記決定判定処理では、決定対象が特別入賞の発生を許容し、かつ一般入賞の発生を許容しない特別決定対象（非内部中の抽選対象役）である場合に、特別入賞の発生を許容する旨の決定が持ち越されているか否かを判定し、特別入賞の発生を許容する旨の決定が持ち越されている場合には、決定対象（抽選対象役）を特別決定対象以外で次に決定の対象となる決定対象（例えば、役番号３３の抽選対象役等）に更新する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、一の決定対象について決定するか否かを判定する共通の決定判定処理を複数の決定対象毎に行うので、個々の決定対象毎に異なる決定判定処理を必要としないため、プログラム容量を削減することができる。また、決定判定処理では、決定対象が特別入賞の発生を許容し、かつ一般入賞の発生を許容しない特別決定対象である場合に、特別入賞の発生を許容する旨の決定が持ち越されているか否かを判定し、特別入賞の発生を許容する旨の決定が持ち越されている場合には、決定対象が特別決定対象以外で次に決定の対象となる決定対象に更新されるので、特別決定対象をいずれの決定対象も決定しない決定結果に置き換える処理を必要とせず、また、複数の特別決定対象が決定の対象とならない場合に、特別決定対象以外で次に決定の対象となる決定対象についての決定判定処理まで進められるので、無駄な処理をなくすことができる。

Claims (1)

1. 各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、
   前記可変表示部を変動表示した後、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシンにおいて、
   表示結果が導出される前に、特別遊技状態への移行を伴う特別入賞と、特別入賞以外の一般入賞と、を含む複数種類の入賞について発生を許容するか否かを決定する事前決定手段と、
   前記事前決定手段により特別入賞の発生を許容する旨が決定され、当該特別入賞が発生しなかったときに、当該特別入賞の発生を許容する旨の決定を次ゲーム以降に持ち越す持越手段と、
   を備え、
   前記事前決定手段は、初期設定処理の後に終了条件が成立するまで、所定数値を一定値分更新し、更新した所定数値から特定されるデータを用いて対応する決定対象を決定するか否かを判定する共通の決定判定処理を予め定められた順番で複数の決定対象毎に繰り返し実行し、
   前記初期設定処理では、最初の決定対象に対応するデータが特定される所定数値の一定値分前の所定数値を初期の所定数値として設定し、
   前記決定判定処理では、決定対象が特別入賞の発生を許容し、かつ一般入賞の発生を許容しない特別決定対象である場合に、特別入賞の発生を許容する旨の決定が持ち越されているか否かを判定し、特別入賞の発生を許容する旨の決定が持ち越されている場合には、決定対象を特別決定対象以外の決定対象に更新する、スロットマシン。