JP2019125524A - 燃料電池用セパレータの製造方法及び燃料電池用セパレータの製造装置 - Google Patents

燃料電池用セパレータの製造方法及び燃料電池用セパレータの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】成形荷重を抑えつつ、一度のプレス工程によりセパレータを成形することのできる燃料電池用セパレータの製造方法を提供する。【解決手段】燃料電池用セパレータの製造方法は、第1成形型30の成形面40及び第2成形型50の成形面60の双方と基材120との間に、弾性部材71,72を配置する配置工程と、弾性部材71,72を介して第1成形型30と第2成形型50とにより基材120を加圧する加圧工程と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池用セパレータを製造する方法及び装置に関する。
固体高分子形燃料電池は、複数の単セルを積層して構成された燃料電池スタックを備えている。単セルは、膜電極接合体と、膜電極接合体を挟持する一対のセパレータとを有している。
膜電極接合体は、固体高分子材料のイオン交換膜からなる電解質膜と、同電解質膜の一方の面に設けられた燃料極(アノード)と、同電解質膜の他方の面に設けられた空気極(カソード)とを有している。
一対のセパレータは、それぞれ金属などの導電性材料からなる。膜電極接合体の燃料極側に設けられるセパレータの燃料極側の面には、同燃料極に対して水素などの燃料ガスを供給するガス通路が形成されている。膜電極接合体の空気極側に設けられるセパレータの空気極側の面には、同空気極側に空気などの酸化ガスを供給するガス通路が形成されている。また、積層方向に隣接する単セルのセパレータ同士は当接されており、これらセパレータの対向面には、冷却媒体が流通する冷却通路が形成されている。
各ガス通路を通じて燃料ガス及び酸化ガスが供給されることにより、膜電極接合体内において燃料ガスと酸化ガスとの電気化学反応が生じ、これに伴って起電力が得られる。
こうしたガス通路や冷却通路は、セパレータの両面に設けられた多数の溝部により構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−48616号公報
ところで、セパレータと膜電極接合体との間やセパレータ同士の間におけるシール性、導電性、及び熱伝達性を確保する上で、セパレータの各溝部の底部を平坦にしてセパレータと膜電極接合体との接触面積やセパレータ同士の接触面積を確保する必要がある。
ところが、プレス金型を用いて金属板材からなるセパレータ材を一度に成形しようとすると、金型に高い精度が求められることで加工費が増大するといった問題や、大きな成形荷重が求められるために製造装置が大型化するといった問題が生じる。
これに対して、特許文献1に記載のセパレータの製造装置及び製造方法では、まず一対の第1成形型を用いてセパレータ材を曲げ加工することにより、上記溝部となる部位を仮成形する。次に、一対の第2成形型を用いて、上記部位が成形されたセパレータ材を圧縮加工することにより上記溝部を本成形する。
しかしながら、この場合には、2種類の成形型が必要となるとともに2つの成形工程が必要となるといった背反が生じる。
本発明の目的は、成形荷重を抑えつつ、一度のプレス工程によりセパレータを成形することのできる燃料電池用セパレータの製造方法及び燃料電池用セパレータの製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するための燃料電池用セパレータの製造方法は、第1凸部及び前記第1凸部を挟んで設けられた一対の第1凹部がそれぞれ延在されてなる成形面を有する第1成形型と、前記第1凹部の各々に対向する一対の第2凸部及び前記第2凸部の各々の間に設けられて前記第1凸部に対向する第2凹部がそれぞれ延在されてなる成形面を有する第2成形型と、を備え、前記第1成形型と前記第2成形型とにより金属板材をプレスすることにより、その両面に多数の溝部を形成する燃料電池用セパレータの製造方法であって、前記第1成形型の成形面及び前記第2成形型の成形面の少なくとも一方と前記金属板材との間に、弾性部材を配置する配置工程と、前記弾性部材を介して前記第1成形型と前記第2成形型とにより前記金属板材を加圧する加圧工程と、を備える。
同方法によれば、金属板材は、第1成形型及び第2成形型の少なくとも一方との間に弾性部材を介した状態で加圧される。このとき、弾性部材のうち第1成形型及び第2成形型の一方の凸部の頂面と他方の凹部の底面とによって加圧される部分には、自身の弾性変形(圧縮変形)に伴い第2成形型の進退方向に沿う弾性反発力が発生する。このため、上記部分には、双方の成形型による押圧力に加えて、弾性部材による弾性反発力が作用することとなる。これにより、双方の成形型のみで金属板材を加圧する場合と比較して、金属板材を加圧する際に必要となる荷重を低減できる。
また、金属板材の加圧時において、弾性部材は、自身の弾性変形により金属板材の表面形状に追従する。これにより、金属板材のうち第1成形型及び第2成形型の一方の凸部の頂面と他方の凹部の底面とによって加圧される部分、すなわち溝部の底部となる部分が略均一に加圧されることとなる。したがって、溝部の底部を平坦にすることができる。よって、成形荷重を抑えつつ、一度のプレス工程によりセパレータを成形することができる。
上記方法において、前記第1成形型の成形面及び前記第2成形型の成形面の双方と前記金属板材との間に、前記弾性部材を配置することが好ましい。
同方法によれば、金属板材は、第1成形型及び第2成形型の双方との間に弾性部材が介在された状態で加圧される。このため、金属板材のうち、第1成形型の凸部と第2成形型の凹部とによって加圧される部分、及び第2成形型の凸部と第1成形型の凹部とによって加圧される部分の双方に対して、双方の成形型による押圧力に加えて、弾性部材による弾性反発力が作用することとなる。したがって、金属板材の両面に形成される溝部の底部を平坦にすることができる。
上記方法において、前記金属板材に対して、熱硬化性樹脂からなり、導電性粒子を含有する塗料を塗布する塗布工程を備え、前記加圧工程では、前記塗料が塗布された前記金属板材を加熱しつつ前記金属板材を加圧することで前記塗料を硬化させることが好ましい。
同方法によれば、金属板材の加圧と塗膜形成とが同時に行われる。したがって、セパレータの生産性を一層向上させることができる。
また、上記目的を達成するための燃料電池用セパレータの製造装置は、第1凸部及び前記第1凸部を挟んで設けられた一対の第1凹部がそれぞれ延在されてなる成形面を有する第1成形型と、前記第1凹部の各々に対向する一対の第2凸部及び前記第2凸部の各々の間に設けられて前記第1凸部に対向する第2凹部がそれぞれ延在されてなる成形面を有する第2成形型と、を備え、前記第1成形型と前記第2成形型とにより金属板材をプレスすることにより、その両面に多数の溝部を形成する燃料電池用セパレータの製造装置であって、前記第1成形型の成形面及び前記第2成形型の成形面の少なくとも一方と前記金属板材との間には、弾性部材が設けられている。
同構成によれば、上記燃料電池用セパレータの製造方法による作用効果に準じた作用効果を奏することができる。
本発明によれば、成形荷重を抑えつつ、一度のプレス工程によりセパレータを成形することができる。
燃料電池用セパレータの製造方法の第1実施形態について、当該セパレータを有する単セルを中心とした燃料電池スタックの拡大断面図。 同実施形態の燃料電池用セパレータの製造過程において、配置工程の状態を示す断面図。 同実施形態の燃料電池用セパレータの製造過程において、加圧工程の状態を示す断面図。 燃料電池用セパレータの製造方法の第2実施形態について、(a)は、塗布工程の状態を示す断面図、(b)は、(a)のA部を拡大して示す拡大断面図、(c)は、配置工程及び加圧工程の状態を示す断面図。
<第1実施形態>
以下、図1〜図3を参照して、第1実施形態について説明する。
本実施形態の燃料電池用セパレータの製造装置(以下、製造装置)は、図1に示す固体高分子形燃料電池のスタック100に用いられるセパレータ20を製造する装置である。なお、セパレータ20は、後述する一対のセパレータ21,22の総称である。
図1に示すように、スタック100は、複数の単セル10が積層された構造を有している。単セル10は、凹凸形状を有する一対のセパレータ21,22により挟持された膜電極接合体11と、膜電極接合体11と各セパレータ21,22との間に介設された炭素繊維からなるガス拡散層14とを備えている。膜電極接合体11は、イオン交換膜である電解質膜12と、電解質膜12を挟持する一対の触媒電極層13とを備えている。
一方のセパレータ21の両面には、それぞれ延在する第1溝部21a及び第2溝部21bが交互に並設されている。また、他方のセパレータ22の両面には、それぞれ延在する第1溝部22a及び第2溝部22bが交互に並設されている。各セパレータ21,22の第1溝部21a,22aの底面の裏面(図1の下面及び上面)は、各ガス拡散層14に当接されている。一方のセパレータ21の第2溝部21bと一方のガス拡散層14とで区画される部分は、水素などの燃料ガスが流通されるガス流路とされている。他方のセパレータ22の第2溝部22bと他方のガス拡散層14とで区画される部分は、空気などの酸化ガスが流通されるガス流路とされている。
また、一方のセパレータ21における第2溝部21bの底面の裏面(図1の上面)と、同セパレータ21に隣り合う他方のセパレータ22の第2溝部22bの裏面(図1の下面)とは当接されている。一方のセパレータ21の第1溝部21aと、他方のセパレータ22における上記第1溝部21aに対向する第1溝部22aとで区画される部分は、冷却水が流通する冷却流路とされている。
各セパレータ21,22は、例えば、ステンレス鋼やチタンなどの金属材料からなる基材120を有している。
次に、製造装置について説明する。
図2に示すように、製造装置は、可動型である第1成形型30と、固定型である第2成形型50とを備えている。第1成形型30は、第2成形型50に対して進退可能に設けられている。
第1成形型30は、それぞれ延在する第1凸部41と第1凹部42とが交互に設けられた成形面40を有している。
第2成形型50は、それぞれ延在する第2凸部61と第2凹部62とが交互に設けられた成形面60を有している。
セパレータ20の材料である基材120のプレス成形時においては、第1成形型30の成形面40及び第2成形型50の成形面60と、基材120との間には、それぞれ弾性部材71,72が設けられる。本実施形態では、各弾性部材71,72は、シート状をなしており、いずれもポリテトラフルオロエチレン(PTFE)により形成されている。各弾性部材71,72の板厚は、基材120の板厚よりも小さくされている。本実施形態では、各弾性部材71,72の板厚が同一に設定されている。
次に、燃料電池用セパレータの製造方法について説明する。
まず、図2に示すように、第2成形型50の第2凸部61上に、弾性部材72、基材120、及び弾性部材71を順に載置する。すなわち、第1成形型30の成形面40及び第2成形型50の成形面60の双方と、基材120との間にそれぞれ弾性部材71,72を配置する。
次に、図3に示すように、第1成形型30を第2成形型50に向かって変位させることで、基材120は、各成形面40,60の凹凸形状に倣うように波形に成形される。これにより、基材120には、第1成形型30の第1凸部41の頂面及び第2成形型50の第2凹部62の底面によって加圧されて突出された第1突出部121と、第2成形型50の第2凸部61の頂面及び第1成形型30の第1凹部42の底面によって加圧されて突出された第2突出部122とが交互に形成される。ここで、弾性部材72のうち基材120の第1突出部121が形成される部分と、第2凸部61の各側面との間には、基材120の変形を逃がすための逃げ部130が形成される。
本実施形態の作用について説明する。
第1成形型30及び第2成形型50と、基材120との間には、それぞれ弾性部材71,72が設けられている。このため、各弾性部材71,72は、第1成形型30及び第2成形型50により、基材120とともに押圧されることとなる。このとき、各弾性部材71,72のうち、基材120の第1突出部121と第2突出部122とに対応する部分には、自身の弾性変形(圧縮変形)に伴い、第1成形型30の進退方向(同図の上下方向)に沿う弾性反発力が生じる。なお、弾性反発力は、各弾性部材の弾性変形に伴う復元力を指す。このため、基材120のうち、特に、変形の起点となる第1突出部121及び第2突出部122には、第1成形型30及び第2成形型50による押圧力に加えて、各弾性部材71,72による弾性反発力が作用する。
本実施形態の効果について説明する。
(1)燃料電池用セパレータの製造方法は、第1成形型30の成形面40及び第2成形型50の成形面60の双方と基材120との間に、各弾性部材71,72を配置する配置工程と、各弾性部材71,72を介して第1成形型30と第2成形型50とにより基材120を加圧する加圧工程と、を備える。
こうした方法によれば、上記作用を奏することから、第1成形型30及び第2成形型50に準じた成形型のみで基材120を加圧する場合と比較して、基材120を加圧する際に必要となる荷重を低減できる。
また、基材120の加圧時において、各弾性部材71,72は、自身の弾性変形により基材120の表面形状に追従する。これにより、基材120のうち第1突出部121及び第2突出部122、すなわちセパレータ20の溝部の底部となる部分が略均一に加圧されることとなる。したがって、セパレータ20の溝部の底部を平坦にすることができる。よって、成形荷重を抑えつつ、一度のプレス工程によりセパレータ20を成形することができる。
<第2実施形態>
以下、図4を参照して、第2実施形態について説明する。
図4(a)に示すように、基材120の両面には、基材120のプレスに先立ち、塗料90が塗布される。図4(b)に示すように、塗料90は基材120の表面に塗布される第1層80と、第1層80の上に塗布される第2層85とからなる。第1層80は、窒化チタンからなる導電性粒子81とエポキシ樹脂からなる第1結合材82とを有している。第2層85は、グラファイト粒子86とポリフッ化ビニリデン(PVDF)樹脂からなる第2結合材87とを有している。なお、ポリフッ化ビニリデンは熱可塑性樹脂であり、エポキシ樹脂は熱硬化性樹脂である。また、エポキシ樹脂の熱硬化温度は、ポリフッ化ビニリデン樹脂の融点よりも低い。
また、第1成形型及び第2成形型(いずれも図示略)の内部には、電熱線などのヒータ(図示略)が設けられている。
次に、燃料電池用セパレータの製造方法について説明する。
まず、図4(a)に示すように、基材120の両面に上述した塗料90を塗布する。
次に、図4(c)に示すように、第1成形型及び第2成形型の双方と、塗料90が塗布された基材120との間にそれぞれ弾性部材71,72を配置する。
次に、第1成形型を第2成形型に向けて変位させることで、基材120は、各成形型の凹凸形状に倣うように波形に成形される。このとき、上記ヒータにより各成形型をエポキシ樹脂の熱硬化温度以上に加熱する。これにより、基材120の両面に塗布された塗料90が、熱硬化されるとともに基材120の両面に圧着される。なお、基材120の加圧時と塗料90の熱硬化時のプレス圧力は同一とされている。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(2)基材120に対して、熱硬化性樹脂からなる第1結合材82と、導電性粒子81とを含有する塗料90を塗布する塗布工程を備え、加圧工程では、塗料90が塗布された基材120を加熱しつつ基材120を加圧することで塗料90を硬化させる。
こうした方法によれば、基材120の加圧と塗料90の形成とが同時に行われる。したがって、セパレータ20の生産性を一層向上させることができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・第2実施形態において例示した導電性粒子81は窒化チタンに限定されず、カーボンブラックや炭化チタン、硼化チタンなど他の導電性セラミックスに変更することもできる。また、第1結合材82及び第2結合材87の双方をエポキシ樹脂にすることもできる。また、エポキシ樹脂以外の熱硬化性樹脂を用いることもできる。
・第2実施形態に代えて、弾性部材71,72における基材120に当接する側の面に塗料90を塗布するようにしてもよい。この場合、弾性部材71,72に第2層85を塗布し、その上から第1層80を塗布すればよい。この場合であっても、第2実施形態の作用及び効果(2)に準じた作用及び効果を奏することができる。
・弾性部材71,72は、基材120の加圧時において弾性反発力を有するものであれば、素材については特に限定されない。ただし、第2実施形態における弾性部材71,72としては、耐熱性及び塗料90との離型性を有するものが好ましい。
・弾性部材は、第1成形型30の第1凸部41のみに設けられていてもよいし、第2成形型50の第2凸部61のみに設けられていてもよいし、その両方であってもよい。
・弾性部材は、第1成形型30の成形面40及び第2成形型50の成形面60に沿った凹凸形状をなしていてもよい。
・弾性部材は、第1成形型30及び第2成形型50に一体に設けられていてもよい。
10…単セル、11…膜電極接合体、12…電解質膜、13…触媒電極層、14…ガス拡散層、20…セパレータ、21…セパレータ、22…セパレータ、21a…第1溝部、21b…第2溝部、22…セパレータ、22a…第1溝部、22b…第2溝部、30…第1成形型、40…成形面、41…第1凸部、42…第1凹部、50…第2成形型、60…成形面、61…第2凸部、62…第2凹部、71…弾性部材、72…弾性部材、80…第1層、81…導電性粒子、82…第1結合材、85…第2層、86…グラファイト粒子、87…第2結合材、90…塗料、100…スタック、120…基材、121…第1突出部、122…第2突出部、130…逃げ部。

Claims (4)

  1. 第1凸部及び前記第1凸部を挟んで設けられた一対の第1凹部がそれぞれ延在されてなる成形面を有する第1成形型と、前記第1凹部の各々に対向する一対の第2凸部及び前記第2凸部の各々の間に設けられて前記第1凸部に対向する第2凹部がそれぞれ延在されてなる成形面を有する第2成形型と、を備え、前記第1成形型と前記第2成形型とにより金属板材をプレスすることにより、その両面に多数の溝部を形成する燃料電池用セパレータの製造方法であって、
    前記第1成形型の成形面及び前記第2成形型の成形面の少なくとも一方と前記金属板材との間に、弾性部材を配置する配置工程と、
    前記弾性部材を介して前記第1成形型と前記第2成形型とにより前記金属板材を加圧する加圧工程と、を備える、
    燃料電池用セパレータの製造方法。
  2. 前記第1成形型の成形面及び前記第2成形型の成形面の双方と前記金属板材との間に、前記弾性部材を配置する、
    請求項1に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
  3. 前記金属板材に対して、熱硬化性樹脂からなり、導電性粒子を含有する塗料を塗布する塗布工程を備え、
    前記加圧工程では、前記塗料が塗布された前記金属板材を加熱しつつ前記金属板材を加圧することで前記塗料を硬化させる、
    請求項1または請求項2に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。
  4. 第1凸部及び前記第1凸部を挟んで設けられた一対の第1凹部がそれぞれ延在されてなる成形面を有する第1成形型と、前記第1凹部の各々に対向する一対の第2凸部及び前記第2凸部の各々の間に設けられて前記第1凸部に対向する第2凹部がそれぞれ延在されてなる成形面を有する第2成形型と、を備え、前記第1成形型と前記第2成形型とにより金属板材をプレスすることにより、その両面に多数の溝部を形成する燃料電池用セパレータの製造装置であって、
    前記第1成形型の成形面及び前記第2成形型の成形面の少なくとも一方と前記金属板材との間には、弾性部材が設けられている、
    燃料電池用セパレータの製造装置。
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