JP2019124373A - 熱交換ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】水ポンプの回転周波数を制御するインバータ装置から漏電する危険性及びインバータ装置が許容温度範囲を超える危険性を低下させる。【解決手段】冷媒を循環させる冷媒系統と、水入口部15から流入する水を水出口部17から排出する水系統と、冷媒系統の一部及び水系統を収容する機械室20と、を備え、冷媒系統が、冷媒と水との熱交換を行う水熱交換器9A,9Bを有し、水系統が、水ポンプ16と、水ポンプ16の回転周波数を制御するインバータ装置19aと、を有し、水ポンプ16が機械室20の長手方向の一端に配置され、インバータ装置19aが機械室20の長手方向の他端に配置されるチラーユニット1を提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、冷媒系統と水系統とを備える熱交換ユニットに関するものである。
従来、複数の冷媒サイクル系統を収容し、各冷媒サイクル系統に接続された水熱交換器において冷媒と水とを熱交換させることにより冷水や温水を生成し、この冷温水によって室内の冷暖房や給湯を行うチラーユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−106643号公報
チラーユニットにおいて、水熱交換器で冷媒と熱交換する水は、水循環ポンプが作動することにより水入口部から水出口部へ向けて流れる。水循環ポンプの回転周波数は、インバータ装置により制御される。
しかしながら、従来のチラーユニットにおいては、水循環ポンプの近傍にインバータ装置が配置されているため、水循環ポンプやその近傍の配管で水漏れが発生すると、インバータ装置から漏電する可能性がある。
また、水熱交換器での熱交換により水が加熱される場合、加熱された水によってインバータ装置の周辺が温度上昇し、インバータ装置の許容温度範囲を超えてしまう可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、水ポンプの回転周波数を制御するインバータ装置から漏電する危険性及びインバータ装置が許容温度範囲を超える危険性を低下させることが可能な熱交換ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明の一態様にかかる熱交換ユニットは、冷媒を循環させる冷媒系統と、水入口部から流入する水を水出口部から排出する水系統と、前記冷媒系統の一部及び前記水系統を収容する機械室と、を備え、前記冷媒系統が、前記冷媒と前記水との熱交換を行う水熱交換器を有し、前記水系統が、水ポンプと、該水ポンプの回転周波数を制御する第1インバータ装置と、を有し、前記水ポンプが前記機械室の長手方向の一端に配置され、前記第1インバータ装置が前記機械室の前記長手方向の他端に配置される。
本発明の一態様にかかる熱交換ユニットによれば、通常であれば制御信号に対するノイズの影響等を考慮して第1インバータ装置を水ポンプに隣接した位置に配置するところ、第1インバータ装置を水ポンプから機械室の長手方向に離れた位置に敢えて配置するようにした。そのため、水ポンプやその近傍の配管で水漏れが発生した場合に、第1インバータ装置から漏電する危険性が低下する。また、第1インバータ装置の周辺に加熱源となる水ポンプが存在しないため、水ポンプ及びそれに隣接した配管からの熱によって第1インバータ装置の周辺が温度上昇して第1インバータ装置の許容温度範囲を超える危険性が低下する。
本発明の一態様にかかる熱交換ユニットにおいて、前記冷媒系統は、前記冷媒を圧縮する圧縮機を有し、前記圧縮機は、前記機械室の前記長手方向において、前記水ポンプと前記第1インバータ装置とに挟まれた位置に配置されていてもよい。
水ポンプと第1インバータ装置とに挟まれた位置に圧縮機を配置することで、第1インバータ装置を水ポンプから十分に離れた位置に配置することができる。
本発明の一態様にかかる熱交換ユニットにおいて、前記冷媒系統は、前記圧縮機の回転周波数を制御する第2インバータ装置と、該第2インバータ装置が発生する高調波成分を低減するアクティブフィルタ装置と、を有し、前記第1インバータ装置が前記アクティブフィルタ装置の下方に配置される構成としてもよい。
本構成によれば、アクティブフィルタ装置の下方に第1インバータ装置を配置することで、アクティブフィルタ装置を配置するための空間の下方を活用して、第1インバータ装置を機械室に収容することができる。また、重量物である第1インバータ装置を下方に配置することにより、熱交換ユニットの重心が低くなり、熱交換ユニットの姿勢が安定する。
上記構成の熱交換ユニットにおいて、前記機械室には、前記アクティブフィルタ装置が収容可能な棚を高さ方向に複数段有するラックが設けられていてもよい。
アクティブフィルタ装置をラックに収納することで、機械室内の空間を有効に利用することができる。また、棚を高さ方向に複数段設けることとしたので、アクティブフィルタ装置を複数台収容する場合には、より有効に空間を利用することができる。
本発明によれば、水ポンプの回転周波数を制御するインバータ装置から漏電する危険性及びインバータ装置が許容温度範囲を超える危険性を低下させることが可能な熱交換ユニットを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るチラーユニットの概略構成を示す系統図である。 図1に示すチラーユニットの外観を示す斜視図である。 図2のチラーユニットからパネルを取り外した状態を示す斜視図である。 ラックにアクティブフィルタ装置を収納した状態を示す斜視図である。 機械室内の各機器の配置を示した平面図である。
以下に、本発明にかかる一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態のチラーユニット(熱交換ユニット)1は、空冷ヒートポンプチラーユニットであり、第1〜第4の4つの冷媒系統R1,R2,R3,R4と、水系統Wと、を備える。
第1〜第4冷媒系統R1〜R4は、冷媒を循環させる冷媒回路であり、それぞれ、圧縮機5と、圧縮機5を駆動するインバータ装置(第2インバータ装置)5a(図5参照)と、オイルセパレータ6と、逆止弁7と、四方弁8と、第1〜第3水熱交換器9A,9B,9Cと、レシーバ10と、電子膨張弁11と、空冷熱交換器12と、気液分離器13と、を備えている。空冷熱交換器12には冷却ファン12aが設けられている。
圧縮機5はガス冷媒を吸入し、圧縮して吐出する。オイルセパレータ6は圧縮機5から吐出された圧縮冷媒中のオイルを分離して圧縮機5に還流させる。逆止弁7は圧縮冷媒の逆流を防止する。
四方弁8は圧縮機5から吐出された圧縮冷媒を第1〜第3水熱交換器9A,9B,9Cに送る暖房運転モードと、空冷熱交換器12に送る冷房運転モードとの2つのポジションを選択する弁である。図1では四方弁8が暖房運転モードのポジションとなっている。
第1〜第3水熱交換器9A,9B,9Cは、暖房運転モードにおいて圧縮冷媒を凝縮させ、冷房運転モードにおいて凝縮冷媒を気化させ、冷媒と水との熱交換を行う熱交換器である。そして、その凝縮熱または気化熱により、後述するように水系統Wを流れる水を加熱または冷却して暖房用の温水または冷房用の冷水を生成する。
第1水熱交換器9Aは第1冷媒系統R1に含まれ、第2水熱交換器9Bは第2冷媒系統R2に含まれる。また、第3水熱交換器9Cは第3冷媒系統R3と第4冷媒系統R4とに共用される。即ち、第3水熱交換器9Cは2層構造となっており、第3冷媒系統R3の冷媒と第4冷媒系統R4の冷媒とが混合しないように通過するようになっている。
ここで、第1水熱交換器9Aおよび第2水熱交換器9Bのそれぞれの容量は、第3水熱交換器9Cの容量よりも小さく、例えば第3水熱交換器9Cの半分程度に設定されている。
レシーバ10は凝縮した液冷媒を所定量貯留するタンクである。電子膨張弁11は凝縮冷媒の圧力を低下させて気化を促進させる。空冷熱交換器12は冷却ファン12aによって外気を送風されることにより、暖房運転モードにおいて凝縮冷媒を気化させ、冷房運転モードにおいて圧縮冷媒を凝縮させる熱交換器である。気液分離器13は圧縮機5に吸入される前の冷媒を気液分離してガス冷媒のみを圧縮機5に吸入させる。
水系統Wは、水入口部15と、水ポンプ16と、水出口部17と、水配管18a〜18dと、インバータ装置(第1インバータ装置)19aとを具備して構成されている。水系統Wは、水入口15から流入する水を水出口部17から排出する系統である。水入口部15から延びる水配管18aに水ポンプ16が接続され、水配管18aの端部から水配管18bと水配管18cとが分岐し、水配管18bは第1水熱交換器9Aの内部を通過し、水配管18cは第2水熱交換器9Bの内部を通過している。また、水配管18bと水配管18cとの合流部から延びる水配管18dが第3水熱交換器9Cの内部を通過して水出口部17に繋がっている。
このため、第1水熱交換器9Aと第2水熱交換器9Bは水配管18bと水配管18cとによって並列に接続され、第3水熱交換器9Cは第1水熱交換器9Aおよび第2水熱交換器9Bに対して水配管18dにより直列に接続されている。
水系統Wにおいて、水ポンプ16が作動すると、第1〜第3水熱交換器9A,9B,9Cで熱交換される水は、水入口部15から水ポンプ16を経て水配管18aを通り、水配管18bと水配管18cとに均等に分流する。そして、第1水熱交換器9Aと第2水熱交換器9Bを通過した後、水配管18dに合流し、第3水熱交換器9Cを通過して水出口部17に流れる。
暖房運転時には、第1冷媒系統R1の圧縮機5により圧縮された圧縮冷媒は第1水熱交換器9Aに流れて水配管18bを流れる水と熱交換され、第2冷媒系統R2の圧縮機5により圧縮された圧縮冷媒は第2水熱交換器9Bに流れて水配管18cを流れる水と熱交換される。また、第3冷媒系統R3と第4冷媒系統R4の圧縮機5により圧縮された圧縮冷媒は第3水熱交換器9Cに流れて水配管18dを流れる水と熱交換される。このように第1〜第3水熱交換器9A,9B,9Cにて高温な圧縮冷媒と熱交換した水は温水または熱水となり、水出口部17から所定の暖房箇所もしくは給湯箇所に供給される。
冷房運転時には、圧縮機5により圧縮された高温高圧の圧縮冷媒は四方弁8を経て空冷熱交換器12に流れ、冷却ファン12aによって外気を送風されることにより空気と熱交換して凝縮して液化し、レシーバ10を経て第1〜第3水熱交換器9A,9B,9Cのいずれか、もしくは全てに流れて水系統Wの水配管18b,18c,18dを流れる水と熱交換して気化する。このように、第1〜第3水熱交換器9A,9B,9Cにて低温な冷媒と熱交換した水は冷水となり、水出口部17から所定の冷房箇所に供給される。
次に、図2及び図3を参照してチラーユニット1の構造について説明する。
図2は図1に示すチラーユニット1の外観を示す斜視図であり、図3は図2のチラーユニット1からパネルを取り外した状態を示した斜視図である。
図2に示すように、チラーユニット1の上部には、空冷熱交換器12が設けられている。空冷熱交換器12によって外部の空気と冷媒との間で熱交換が行われる。空冷熱交換器12によって囲まれた内部空間には、図示しない複数の冷却ファン12aが設けられている。各冷却ファン12aによって、空冷熱交換器12を通過する空気流れが形成される。チラーユニット1の天井面には、各冷却ファン12aを防護する複数のファンガード12bが設けられている。各ファンガード12bの下方に、冷却ファン12aが設けられている。
チラーユニット1の下部、すなわち空冷熱交換器12の下方には、第1〜第4冷媒系統R1〜R4の一部及び水系統Wを収容する機械室20が設けられている。機械室20の正面には、取り外し可能とされた複数のパネル21が設けられている。パネル21を取り外すことによって、機械室20の内部にアクセスすることができるようになっている。
図3には、機械室20のパネル21が取り外された状態が示されている。
図3に示すように、機械室20の長手方向の一端には、水ポンプ16と、第1水熱交換器9Aと第2水熱交換器9Bとが配置されている。一方、機械室20の長手方向の他端には、インバータ収容ボックス19が配置されている。インバータ収容ボックス19は、内部にインバータ装置19aと電源変換トランス19bとを収容する筐体である。インバータ装置19aは、制御部(図示略)からの指令によって水ポンプ16の回転周波数を制御するものである。電源変換トランス19bは、商業用電源からの電圧を各種電気部品に適した電圧に降圧するものである。
機械室20の図3における長手方向の他端には、ラック22が設けられている。ラック22は、上下方向に複数段の棚が設けられている。図3では、上方の2段の棚に、2台のアクティブフィルタ装置23が収納されている。
図4に示すように、ラック22は、左右前後にそれぞれ設けられた4本の支柱22aと、前後の支柱22a間にわたって設けられた左右4本ずつの前後梁22bと、後方の支柱22aの上部の間を左右方向にわたって設けられた1本の横梁22cとを備える。支柱22a、前後梁22b及び横梁22cは、ぞれぞれ、溶接やボルト及びナット等によって固定されている。支柱22aの下端は、機械室20の底面に対してボルト等によって固定される。
左右4本ずつの前後梁22bによって4段の棚が設けられている。例えば、図4に示すように、最上段及び上から2段目に、アクティブフィルタ装置23が収納される。
ラック22は、上述のように骨組構造とされているので、上下に隣接する棚にわたって連続する空間が形成されるようになっている。したがって、図4に示したように、アクティブフィルタ装置23の下方には2段分の空間を形成することができる。アクティブフィルタ装置23の下方に、インバータ収容ボックス19に収容されるインバータ装置19aと電源変換トランス19bとが配置される。
アクティブフィルタ装置23は、ラック22の棚に対してボルト及びナット等によって着脱可能となっている。すなわち、アクティブフィルタ装置23は、ラック22の棚に対応した形状の筐体を有している。アクティブフィルタ装置23は、圧縮機5を駆動するインバータ装置5a(図5参照)に入力される電流波形を補正し、インバータ装置5aが発生する高調波成分を低減する。アクティブフィルタ装置23の筐体内には、ノイズフィルタ、リップルフィルタ、リアクタ、コントロール基板、セメント抵抗、コンデンサ、冷却ファン等が設けられている。
図3に示すように、ラック22と第1水熱交換器9A及び第2水熱交換器9Bとの間には、他端から一端に向かって、液冷媒を貯留するレシーバ10と、ガス冷媒中の液を分離する気液分離器13と、気液分離器13によって分離されたガス冷媒を圧縮する圧縮機5とが設けられている。圧縮機5は、例えばスクロール圧縮機とされ、スクロール機構を駆動するモータを備えている。モータは、インバータ装置5a(図5参照)によって回転周波数可変に制御される。
図5には、機械室20内の各機器の配置が具体的に示されている。なお、同図では、図2及び図3とは一端及び他端の位置が逆になっている。
図5に示されているように、圧縮機5(CM1,CM2,CM3,CM4)は4台設けられている。また、レシーバ10(R1,R2,R3,R4)と気液分離器13(AC1,AC2,AC3,AC4)とインバータ装置5a(INV1,INV2,INV3,INV4)も冷媒系統ごとに4台ずつ設けられている。また、第1水熱交換器9A,第2水熱交換器9B,第3水熱交換器9C(HW1,HW2,HW3,HW4)が設けられている。
レシーバ10とラック22の後方には、チラーユニット1の運転を制御する4つの制御部(CTL(A),CTL(B),CTL(C),CTL(D))30が設けられている。各制御部30は、圧縮機5の回転周波数を制御するインバータ装置5aを備えている。インバータ装置5aを備えた各制御部30は、それぞれ、コントローラボックス(筐体)内に設けられている。
ラック22の側方には、電源ボックス35が設けられている。電源ボックス35から各機器へと電力が供給される。ラック22と電源ボックス35との間、及び、ラック22と各制御部30との間には電気配線37が設けられている。このように、ラック22に隣接する位置に電源ボックス35及び制御部30を設けることとしたので、電気配線の接続が容易となる。したがって、ラック22にアクティブフィルタ装置23等の電気機器を設置した場合には、電気配線工事が容易となる。
図5に示すように、機械室20の長手方向の他端部に配置されるラック22には、インバータ装置19aと電源変換トランス19bとを収容するインバータ収容ボックス19が配置されている。したがって、圧縮機5は、機械室20の長手方向において、一端側に配置される水ポンプ16と他端側に配置されるインバータ装置19aとに挟まれた位置に配置される。
次に、本実施形態のチラーユニット1が奏する作用及び効果について説明する。
本実施形態のチラーユニット1によれば、通常であれば制御信号に対するノイズの影響等を考慮してインバータ装置19aを水ポンプ16に隣接した位置に配置するところ、インバータ装置19aを水ポンプ16から機械室20の長手方向に離れた位置に敢えて配置するようにした。そのため、水ポンプ16やその近傍の配管で水漏れが発生した場合に、インバータ装置19aから漏電する危険性が低下する。また、インバータ装置19aの周辺に暖房運転時に加熱源となる水ポンプ16が存在しないため、水ポンプ16及びそれに隣接した配管からの熱によってインバータ装置19aの周辺が温度上昇してインバータ装置19aの許容温度範囲を超える危険性が低下する。
本実施形態のチラーユニット1において、第1〜第4冷媒系統R1〜R4は、冷媒を圧縮する圧縮機5を有し、圧縮機5は、機械室20の長手方向において、水ポンプ16とインバータ装置19aとに挟まれた位置に配置される。
水ポンプ16とインバータ装置19aとに挟まれた位置に圧縮機5を配置することで、インバータ装置19aを水ポンプ16から十分に離れた位置に配置することができる。
本実施形態のチラーユニット1において、第1〜第4冷媒系統R1〜R4は、圧縮機5の回転周波数を制御するインバータ装置5aと、インバータ装置5aが発生する高調波成分を低減するアクティブフィルタ装置23と、を有し、インバータ装置19aがアクティブフィルタ装置23の下方に配置されている。
アクティブフィルタ装置23の下方にインバータ装置19aを配置することで、アクティブフィルタ装置23を配置するための空間の下方を活用して、インバータ装置19aを機械室20に収容することができる。また、重量物であるインバータ装置19aを下方に配置することにより、チラーユニット1の重心が低くなり、チラーユニット1の姿勢が安定する。
本実施形態のチラーユニット1において、機械室20には、アクティブフィルタ装置23が収容可能な棚を高さ方向に複数段有するラック22が設けられている。
アクティブフィルタ装置23をラック22に収納することで、機械室20内の空間を有効に利用することができる。また、棚を高さ方向に複数段設けることとしたので、アクティブフィルタ装置23を複数台収容する場合には、より有効に空間を利用することができる。
1 チラーユニット(熱交換ユニット)
5 圧縮機
5a インバータ装置(第2インバータ装置)
6 オイルセパレータ
7 逆止弁
8 四方弁
9A 第1水熱交換器
9B 第2水熱交換器
9C 第3水熱交換器
10 レシーバ
11 電子膨張弁
12 空冷熱交換器
12a 冷却ファン
12b ファンガード
13 気液分離器
15 水入口部
16 水ポンプ
17 水出口部
18a,18b,18c,18d 水配管
19 インバータ収容ボックス
19a インバータ装置(第1インバータ装置)
20 機械室
21 パネル
22 ラック
22a 支柱
22b 前後梁
22c 横梁
23 アクティブフィルタ装置
30 制御部
35 電源ボックス
37 電気配線
R1,R2,R3,R4 冷媒系統
W 水系統

Claims (4)

  1. 冷媒を循環させる冷媒系統と、
    水入口部から流入する水を水出口部から排出する水系統と、
    前記冷媒系統の一部及び前記水系統を収容する機械室と、を備え、
    前記冷媒系統が、前記冷媒と前記水との熱交換を行う水熱交換器を有し、
    前記水系統が、水ポンプと、該水ポンプの回転周波数を制御する第1インバータ装置と、を有し、
    前記水ポンプが前記機械室の長手方向の一端に配置され、前記第1インバータ装置が前記機械室の前記長手方向の他端に配置される熱交換ユニット。
  2. 前記冷媒系統は、前記冷媒を圧縮する圧縮機を有し、
    前記圧縮機は、前記機械室の前記長手方向において、前記水ポンプと前記第1インバータ装置とに挟まれた位置に配置される請求項1に記載の熱交換ユニット。
  3. 前記冷媒系統は、前記圧縮機の回転周波数を制御する第2インバータ装置と、該第2インバータ装置が発生する高調波成分を低減するアクティブフィルタ装置と、を有し、
    前記第1インバータ装置が前記アクティブフィルタ装置の下方に配置される請求項2に記載の熱交換ユニット。
  4. 前記機械室には、前記アクティブフィルタ装置が収容可能な棚を高さ方向に複数段有するラックが設けられている請求項3に記載の熱交換ユニット。
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