JP2019124370A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】背丈の高い物を収納する場合であっても、棚部材を有効利用できる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫本体3に設けられる貯蔵室5と、貯蔵室5の内部に取り外し可能に設けられる棚部材7と、貯蔵室5の内壁に設けられ、棚部材7を支持する係合突起31及び側壁突部33と、を有する。棚部材7は、屈曲部10を介して互いに屈曲する第1の棚部9及び第2の棚部11を備える。第1の棚部9及び第2の棚部11は、係合突起31及び側壁突部33に支持された状態で、貯蔵物を載せる載置面が同一面上の水平面となる「同一面形状」と、「同一面形状」に対し、第1の棚部9が屈曲部10を介して屈曲した状態で、第2の棚部11が係合突起31及び側壁突部に支持される「屈曲形状」と、に変位する。【選択図】図1

Description

本発明は、貯蔵室の内部を区画する棚部材を備えた冷蔵庫に関する。
特許文献1には、貯蔵室に収納する物の大きさに応じて、区画する空間の大きさを変えることができる庫内棚装置が開示されている。庫内棚装置は、横方向に連なるように並べられる第1、第2、第3の棚部材を備えている。第1の棚部材は、庫内の左右方向一方の空間を上下方向に区画するもので、左右方向中央側の端部が、第1の棚部材に対して下方に屈曲する脚部材により支持されている。第2、第3の棚部材は、庫内の左右方向他方の空間を、上下方向に区画する使用状態から、相互の連結部分を中心として折り畳んで庫内の側面に沿わせた不使用状態に変換可能となっている。
実開昭63−87494号公報
従来の庫内棚装置は、第2、第3の棚部材を使用状態から不使用状態とすることで、背丈の高い瓶を立てたままで収納することができる。しかし、背丈の高い瓶を立てたままで収納する際には、折り畳んだ状態の第2、第3の棚部材を庫内の側面に沿わせて不使用状態、すなわち使用していない状態とする必要がある。このため、第2、第3の棚部材は、背丈の高い瓶を立てたままで収納する際には、不要なものとなり、有効利用されていないことになる。
そこで本発明は、背丈の高い物を収納する場合であっても、棚部材を有効利用できるようにすることを目的としている。
本発明の実施の形態の冷蔵庫は、冷蔵庫本体に設けられる貯蔵室と、前記貯蔵室の内部に取り外し可能に設けられる棚部材と、前記貯蔵室の内壁に設けられ、前記棚部材を支持する支持部と、を有し、前記棚部材は、屈曲部を介して互いに屈曲する第1の棚部及び第2の棚部を備え、前記第1の棚部及び第2の棚部は、前記支持部に支持された状態で、貯蔵物を載せる載置面が同一面上の水平面となる同一面形状と、前記同一面形状に対し、いずれか一方が前記屈曲部を介して屈曲した状態で、いずれか他方が前記支持部に支持される屈曲形状と、に変位する。
本発明の一実施形態に係わる冷蔵庫の扉を省略した状態の斜視図である。 図1の冷蔵庫に使用される棚部材を「同一面形状」とした場合の斜視図である。 図1の冷蔵庫に使用される棚部材を「屈曲形状」とした場合の斜視図である。 図2の「同一面形状」とした棚部材を図1の冷蔵庫に取り付けた状態を示す正面図である。 図3の「屈曲形状」とした棚部材を図1の冷蔵庫に取り付けた状態を示す正面図である。 図4のA−A断面図である。 図4のB−B断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。なお、以下の説明において、冷蔵庫における「左右方向」は、冷蔵庫を正面から見たときの左右方向で、「前後方向」は、冷蔵庫の前面側を前、後面側(奥側)を後とした前後方向である。
図1は、本発明の一実施形態に係る冷蔵庫1の斜視図である。冷蔵庫1は冷蔵庫本体3を備え、冷蔵庫本体3の内部に貯蔵室5が形成されている。冷蔵庫本体3は、外側側板からなる外箱と、内側側板からなる内箱とを有し、外箱と内箱との間に断熱材を配置した断熱構造体である。貯蔵室5は、冷蔵庫1の前面側に開口部5aが形成され、開口部5aは図示省略した扉によって開閉される。貯蔵室5内に図2、図3に示す棚部材7を取り外し可能に配置している。棚部材7は、第1の棚部9と第2の棚部11とが、屈曲部10において回転支持軸13を中心として相対的に回動自在であり、図2に示す「同一面形状」と、図3に示す「屈曲形状」とに変位する。
第1の棚部9は、平板形状の棚面9aを有し、棚面9aの回転支持軸13が設けられた側縁を除く三方の側縁から、フランジ9b,9c,9dが90度の角度で屈曲して形成されている。フランジ9bは、回転支持軸13が設けられた側縁と反対側の側縁に位置しており、フランジ9c,9dは互いに対向する位置にある。フランジ9bの両端は、フランジ9c,9dの回転支持軸13が設けられた側縁と反対側の端部にそれぞれ連続している。第1の棚部9は、フランジ9b,9c,9dを備えることで剛性が向上する。
棚面9aは、回転支持軸13が設けられた側縁がフランジ9c,9dの端部から突出する突出部9a1を備えている。図3に示すように、フランジ9c,9dの端部近傍の突出部9a1の裏面に、回転支持軸13を回転支持する一対の回転軸支持部9e,9fを設けている。一対の回転軸支持部9e,9fは、フランジ9c,9dよりも互いに接近する側に位置している。
第2の棚部11は、平板形状の棚面11aを有し、棚面11aの回転支持軸13が設けられた側縁を除く三方の側縁から、フランジ11b,11c,11dが90度の角度で屈曲して形成されている。フランジ11bは、回転支持軸13が設けられた側縁と反対側の側縁に位置しており、フランジ11c,11dは互いに対向する位置にある。フランジ11bの両端は、フランジ11c,11dの回転支持軸13が設けられた側縁と反対側の端部にそれぞれ連続している。第2の棚部11は、フランジ11b,11c,11dを備えることで剛性が向上する。棚面9a,11aは、いずれも平面視でほぼ矩形状であり、貯蔵物を載せる載置面を構成している。
フランジ11c,11dのフランジ11bと反対側の端部は、回転軸取付部11c1,11d1となっている。回転軸取付部11c1,11d1は、第1の棚部9の回転軸支持部9e,9fを両側から挟むようにして、回転軸支持部9e,9fの外側に位置している。回転支持軸13は、回転軸取付部11c1,11d1及び回転軸支持部9e,9fに挿入され、第1の棚部9と第2の棚部11とを相対回転自在に支持している。回転軸取付部11c1,11d1の先端の角部は面取りもしくはR形状としている。これにより、第1の棚部9と第2の棚部11とが回転支持軸13を中心として相対回転するときに、回転軸取付部11c1,11d1の先端角部の第1の棚部9に対する接触を抑制でき、円滑な回転が可能となる。
図3に示すように、棚面11aは、回転軸取付部11c1,11d1相互間に位置する部分が、棚面11aのほぼ板厚分、回転支持軸13側に屈曲して段差14を形成し、段差面15となっている。段差面15の回転軸取付部11c1,11d1近傍には、段差14と反対側の端部から切り欠かれた切欠部15a,15bが形成され、切欠部15a,15bに、第1の棚部9の回転軸支持部9e,9fが入り込んでいる。すなわち、切欠部15a,15bは、第1の棚部9と第2の棚部11とを組み付けた状態での回転軸支持部9e,9fの逃げ部となっている。
第2の棚部11における段差面15の段差14からフランジ11bと反対側の端部までの長さは、第1の棚部9における突出部9a1のフランジ11c,11dの端部からの突出長さとほぼ同等である。これにより、棚部材7を図3の「屈曲形状」から図2の「同一面形状」に変位させたときに、突出部9a1が段差面15に整合して入り込み、図2に示すように、棚面9a,11aがほぼ同一面となる。
図1に示す冷蔵庫本体3は、上壁3aと、下壁3bと、左側壁3cと、右側壁3dと、後壁3eとを備えており、これら各壁に囲まれた内側に前述した貯蔵室5が形成されている。貯蔵室5の上方には、隔壁17を介してエバプレート19が設けられている。隔壁17は、エバプレート19側から流れ落ちる結露水を受け、当該結露水を貯蔵室5の外部に排出する。
ここでは、隔壁17の下方の空間が貯蔵室5となる。図1に示す棚部材7は図3の「屈曲形状」に対応している。図4は、棚部材7を図2の「同一面形状」とした場合の冷蔵庫本体3の正面図、図5は、棚部材7を図3の「屈曲形状」とした場合の図1に対応する冷蔵庫本体3の正面図である。
図4のA−A断面図である図6に示すように、後壁3eは、下部において、前方(図6中で左側)に向けて膨出する膨出部21が形成されている。膨出部21は、下壁3bの後端から立ち上がる縦壁21aと、後壁3eの下端から前方に向けて屈曲する横壁21bとを備える。縦壁21aの上端と横壁21bの前端とは、傾斜壁21cによりつながっている。
縦壁21a、横壁21b及び傾斜壁21cに囲まれた、冷蔵庫本体3の下部後方の外側の領域は、機械室23を構成しており、機械室23に圧縮機25を配置している。すなわち、機械室23に対応する貯蔵室5には、前方に膨出する膨出部21が形成されている。圧縮機25は、下壁3bの下面及び機械室23を下方から覆っている底板26の上に固定している。
傾斜壁21cは、図4に示すように、左右方向に沿って一定間隔をおいて断続的に形成している。断続的に形成した傾斜壁21c相互間には、前方に向けて突出する突起27を形成している。突起27は、図6に示すように、側面視でほぼ直角三角形状であり、突起上面27aは、横壁21bの上面21b1と同一面であり、突起前面27bは、縦壁21aの前面21a1と同一面である。突起前面27bに棚部材7のフランジ9d,11dがほぼ当接する。
図4に示すように、左右方向中央に位置する突起27(以下、この突起27を突起27Aとする。)は、他の突起27よりも左右方向の幅がやや大きい。突起27Aの左右両側には、図4のB−B断面図である図7に示すように、縦壁21aから前方に向けて突出する係合突起29,31を形成している。係合突起29,31は、縦壁21a側の上部に、フランジ9d,11dが上方から入り込む係合凹部29a,31aを備えており、棚部材7の後方側を支持する後方支持部を構成している。突起27Aの左右方向の幅、換言すれば、係合突起29,31相互間の隙間32は、棚部材7のフランジ9d,11dの棚面9a,11aからの高さ寸法よりやや大きい。なお、図6、図7では、左側壁3cの内壁に形成してある後述する側壁突部33や側壁下突部47を省略している。
図4に示すように、左側壁3c及び右側壁3dの上下方向ほぼ中央位置の各内壁には、互いに対向する方向に向けて突出する側壁突部33,35を形成している。側壁突部33,35の上に棚部材7のフランジ9b,11bがそれぞれ載置される。棚部材7は、フランジ9b,11bを側壁突部33,35の上に載置し、かつ、フランジ9d,11dを係合凹部29a,31aに係合させた状態で、図6、図7に示すように、棚面9a,11aが横壁21bの上面21b1とほぼ同一面となる。側壁突部33,35は、棚部材7の左右方向両側を支持する側方支持部を構成している。
ここで、棚部材7の第1の棚部9は、第1の支持部を構成する係合突起29及び側壁突部33に支持され、棚部材7の第2の棚部11は、第2の支持部を構成する係合突起31及び側壁突部35に支持される。側壁突部33,35の上方には、側壁上突部37,39が形成されている。図4に示すように、側壁突部33,35と側壁上突部37,39との間の間隙に、「同一面形状」とした状態の棚部材7の左右両側部が入り込む。
係合突起29,31の下方には、屈曲形状支持部としての後壁突部41,43が、前方に向けて突出するようにして形成されている。後壁突部41,43相互間の隙間45は、前述した係合突起29,31相互間の隙間32に対し、左右方向の間隔が同等であり、かつ、左右方向に関して同一位置である。図7に示すように、後壁突部41,43の縦壁21a側の上部には、棚部材7の各フランジ9d,11dが上方から入り込む係合凹部41a,43aが形成されている。
側壁突部33,35の下方には、側壁下突部47,49が形成されている。側壁突部33,35と側壁下突部47,49との間の間隙に、「同一面形状」とした状態の棚部材7の左右両側部を入り込ませることができる。すなわち、棚部材7は、「同一面形状」とした状態で、図4の位置よりも下方位置において、フランジ9b,11bを側壁下突部47,49の上に載置し、かつ、フランジ9d,11dを係合凹部41a,43aに係合させることができる。
図2のように「同一面形状」とした棚部材7を図4に示すように、側壁突部33,35の上に載置して貯蔵室5内に取り付けたときには、棚部材7の下方の空間の他に、棚部材7の上方の空間に適宜貯蔵物を収納して貯蔵することができる。このとき、フランジ9d,11dが係合凹部29a,31aに係合するので、棚部材7は、前後方向の移動が規制される。
「同一面形状」とした棚部材7を図4の位置より下方の側壁下突部47,49の上に載置して貯蔵室5内に取り付けたときにも、フランジ9d,11dが係合凹部41a,43aに係合するので、棚部材7は、前後方向の移動が規制される。このとき、棚部材7の下方の空間は、図4のときよりも狭くなるが、棚部材7の上方の空間は図4のときよりも広くなる。このため、棚部材7を図4のように側壁突部33,35に載置したときと、側壁下突部47,49に載置したときとで、貯蔵物によって使い分けることができる。
棚部材7を図2に示す「同一面形状」から、第1の棚部9と第2の棚部11との間で、回転支持軸13を中心として90度屈曲させて、図3の「屈曲形状」とすることができる。「屈曲形状」の棚部材7は、図1、図5に示すように、第2の棚部11の右側端部を右側の側壁突部35の上に載置し、かつ、フランジ11dを右側の係合突起31の係合凹部31aに係合させる。このとき、第1の棚部9は、係合突起29,31相互間の隙間32及び、後壁突部41,43相互間の隙間45に入り込み、左右方向の位置が決められる。「屈曲形状」の棚部材7は、第1の棚部9の下端が下壁3bの上面(貯蔵室5の底面)に接触する。このとき、第1の棚部9は、フランジ9bが下壁3bの上面(貯蔵室5の底面)に面接触するので、「屈曲形状」がより安定する。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
(1)本実施形態は、冷蔵庫本体3に設けられる貯蔵室5と、貯蔵室5の内部に取り外し可能に設けられる棚部材7と、貯蔵室5の内壁に設けられ、棚部材7を支持する係合突起29,31及び側壁突部33,35と、を有する。棚部材7は、屈曲部10を介して互いに屈曲する第1の棚部9及び第2の棚部11を備える。第1の棚部9及び第2の棚部11は、係合突起29,31及び側壁突部33,35に支持された状態で、貯蔵物を載せる載置面が同一面上の水平面となる「同一面形状」と、「同一面形状」に対し、第1の棚部9が屈曲部10を介して屈曲した状態で、第2の棚部11が係合突起31及び側壁突部35に支持される「屈曲形状」と、に変位する。
棚部材7を図1、図5に示す「屈曲形状」とすることで、棚部材7より左側の貯蔵室5の空間の上下方向の高さが、右側の空間よりも高くなり、例えば容量が2Lのペットボトル51のような背丈の高い物であっても、立てたままで収納することができる。その際、棚部材7は、貯蔵室5の右側の空間を上下に区画する使用状態である。すなわち、第2の棚部11の上下の各空間に他の貯蔵物を適宜収納することができ、貯蔵室5に背丈の高い物を収納する場合であっても、棚部材7を有効利用していることになる。
(2)本実施形態は、貯蔵室5の前後方向後側の外側下部に、圧縮機25を収容配置する機械室23が形成され、機械室23に対応する貯蔵室5には、前方に膨出する膨出部21が形成されている。膨出部21の上面21b1の延長上に、棚部材7の貯蔵物を載せる載置面となる棚面9a,11aが位置している。
この場合、膨出部21の上面21b1が棚面9a,11aと同一面となることで、棚面9a,11aに載せる貯蔵物を上面21b1にも載せることができ、膨出部21の上面21b1を有効利用することができる。
(3)本実施形態は、貯蔵室5の前後方向後側の後壁3eの内壁には、「同一面形状」に対して屈曲した状態の第1の棚部9を、左右両側から支持する後壁突部41,43が設けられている。
このため、「屈曲形状」とした棚部材7の第1の棚部9を、後壁突部41,43により両側から挟むようにして安定して保持することができる。その際、貯蔵室5の底面(下壁3bの上面)には、第1の棚部9の下部を保持するための突部などを設ける必要がない。このため、図4のように棚部材7を「同一面形状」としたときに、貯蔵室5の底面全体が平らな面となり、貯蔵物の収納を円滑に行え、底面の見栄えも向上する。
(4)本実施形態は、係合突起29,31が貯蔵室5の前後方向後側の内壁に設けられ、側壁突部33,35が貯蔵室5の左右方向両側の内壁に設けられている。係合突起29,31は、第1の棚部9を支持する係合突起29と、第2の棚部11を支持する係合突起31とを備えている。係合突起29と係合突起31の間に隙間32が形成され、隙間32の上方に屈曲部10が位置し、かつ、隙間32に、「同一面形状」に対して屈曲した状態の第1の棚部9が位置する。
この場合、棚部材7は、「同一面形状」としたときに、前後方向後側が係合突起29,31に、左右方向両側が側壁突部33,35にそれぞれ支持されて、より確実に冷蔵庫本体3に取り付けることができる。一方棚部材7は、「屈曲形状」としたときに、隙間32の上方に屈曲部10が位置するので、第1の棚部9は、第2の棚部11に対して屈曲させたときに、貯蔵室5の底面に対して直角となる状態を確保でき、収納空間をより有効に利用できる。
(5)本実施形態は、屈曲部10が、第1の棚部9と第2の棚部11とを回転自在に連結する回転支持軸13を備えている。このため、第1の棚部9と第2の棚部11とを備える棚部材7は、回転支持軸13を中心として、図2に示す「同一面形状」と図3に示す「屈曲形状」とに容易に変位させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は本発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎず、本発明は当該実施形態に限定されるものではない。本発明の技術的範囲は、上記実施形態で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含む。
例えば、上記した実施形態では、図4の水平状態の第2の棚部11に対し、図1、図5のように第1の棚部9を屈曲させて下壁3bに垂直としているが、これとは逆に図4の水平状態の第1の棚部9に対し、第2の棚部11を屈曲させて下壁3bに垂直となるようにしてもよい。この場合、棚部材7より右側の貯蔵室5の空間の上下方向の高さが、左側の空間よりも高くなり、例えば容量が2Lのペットボトル51のような背丈の高い物であっても、立てたままで収納することができる。
上記した実施形態では、第1の棚部9と第2の棚部11との間の屈曲部10に回転支持軸13を設けているが、回転支持軸13を設けずに、第1の棚部9と第2の棚部11とを、例えば可撓性の部材で連結することで屈曲部を形成してもよい。
1 冷蔵庫
3 冷蔵庫本体
5 貯蔵室
7 棚部材
9 第1の棚部
9a,11a 棚面(載置面)
11 第2の棚部
10 屈曲部
13 回転支持軸
21 膨出部
21b1 膨出部の上面
23 機械室
25 圧縮機
29 係合突起(第1の支持部、支持部)
31 係合突起(第2の支持部、支持部)
32 隙間
33,35 側壁突部(支持部)
41,43 後壁突部(屈曲形状支持部)

Claims (5)

  1. 冷蔵庫本体に設けられる貯蔵室と、
    前記貯蔵室の内部に取り外し可能に設けられる棚部材と、
    前記貯蔵室の内壁に設けられ、前記棚部材を支持する支持部と、を有し、
    前記棚部材は、屈曲部を介して互いに屈曲する第1の棚部及び第2の棚部を備え、
    前記第1の棚部及び第2の棚部は、前記支持部に支持された状態で、貯蔵物を載せる載置面が同一面上の水平面となる同一面形状と、前記同一面形状に対し、いずれか一方が前記屈曲部を介して屈曲した状態で、いずれか他方が前記支持部に支持される屈曲形状と、に変位することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記貯蔵室の前後方向後側の外側下部に、圧縮機を収容配置する機械室が形成され、
    前記機械室に対応する前記貯蔵室には、前方に膨出する膨出部が形成され、
    前記膨出部の上面の延長上に、前記棚部材の貯蔵物を載せる載置面が位置していることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記貯蔵室の前後方向後側の内壁には、前記同一面形状に対して屈曲した状態の前記第1の棚部と第2の棚部とのいずれか一方を、左右両側から支持する屈曲形状支持部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記支持部は、前記貯蔵室の前後方向後側の内壁及び、左右方向両側の内壁にそれぞれ設けられ、
    前記貯蔵室の前後方向後側の内壁の支持部は、前記第1の棚部を支持する第1の支持部と、前記第2の棚部を支持する第2の支持部と、を備え、
    前記第1の支持部と前記第2の支持部との間に隙間が形成され、
    前記隙間の上方に前記屈曲部が位置し、かつ、前記隙間に、前記同一面形状に対して屈曲した状態の前記第1の棚部と第2の棚部とのいずれか一方が位置することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記屈曲部は、前記第1の棚部と前記第2の棚部とを回転自在に連結する回転支持軸を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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