JP2019123430A - バネ力付与装置 - Google Patents

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【課題】 設置性良く、ショックアブソーバのピストンロッドに働く横入力および前後入力を低減する。【解決手段】 バネ力付与装置100は、横バネ力付与ユニット110Aと前後バネ力付与ユニット110Bとを備える。各バネ力付与ユニット110は、コイルスプリング140によって伸長方向に付勢された伸縮棒120を備える。横バネ力付与ユニット110Aは、伸縮棒120の一方端がピストンロッド12の上端に揺動可能に連結され、他方端がピストンロッド12の上端位置よりも車幅方向内側となる位置で車体にブシュ160を介して連結される。前後バネ力付与ユニット110Bは、伸縮棒120の一方端がピストンロッド12の上端に揺動可能に連結され、他方端がピストンロッド12の上端位置よりも車両前後方向における後方となる位置で車体にブシュ160を介して連結される。【選択図】 図1

Description

本発明は、車両のストラット型サスペンションに関する。
ストラット型サスペンションは、その構造上、ショックアブソーバのピストンロッドの上端に横方向(車幅方向)の力が働くことが知られている。ストラット型サスペンションは、ピストンロッドの上端がアッパサポートを介して車体に連結され、その連結位置がタイヤの接地位置よりも車幅方向内側となる。このため、タイヤに働く上向きの路面反力によって、ピストンロッドには、ピストンロッドの傾斜している方向に倒れ込もうとするモーメントが発生する。ピストンロッドの上端は、アッパサポートに支持されているため、アッパサポートから車幅方向外側に向いた反力(横入力と呼ぶ)を受ける。従って、ショックアブソーバがたわみ、ショックアブソーバの油漏れや、ピストン摺動部の摩擦抵抗の上昇を招くおそれがある。
こうした課題に対して、従来から、コイルスプリングの荷重軸線をショックアブソーバの軸線からオフセットさせて横入力を低減する手法が知られている。しかしながら、コイルスプリングの荷重軸線の位置調整では横入力を適切に低減することができない場合がある。例えば、軽量化のためにコイルスプリングを樹脂化した場合には、樹脂の弾性定数が鉄の弾性定数に比べて低いため、必要ばね定数の確保のためにコイルスプリング体格が大きくなる。このため、コイルスプリングあるいはスプリングシートと、他部材(タイヤなど)との間に干渉防止用の隙間を十分に確保できなくなり、横入力を十分低減することができない。
他にも横入力による課題を解決するものとして、例えば、特許文献1および特許文献2に提案されているサスペンションが知られている。特許文献1に提案されたサスペンションは、サスペンションストラットの下端付近と、その車幅方向の車体間にバネ部材を備える。また、特許文献2に提案されたサスペンションは、上端がストラットシリンダに連結され下端がロアアームに連結されるサブシリンダを備える。
特開平2−227309号公報 特開平3−104718号公報
しかしながら、これらの特許文献に提案されている車両のサスペンションでは、タイヤハウスの中にバネ部材あるいはサブシリンダを設ける必要があり、スペース的に好ましくなく設置性に改良の余地がある。また、ピストンロッドの上端には、横入力に加えて車両前後方向の力(前後入力と呼ぶ)も入力されるため、この前後入力についても低減する必要がある。
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、設置性良く、ショックアブソーバのピストンロッドに働く横入力および前後入力を低減することにある。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、
車両のストラット型サスペンションに設けられたショックアブソーバ(10)のピストンロッド(12)の上端にバネ力を付与するバネ力付与装置であって、
円筒パイプ材(121)と、前記円筒パイプ材の中に一部が挿入される丸棒材(122)とを有し、前記丸棒材が前記円筒パイプ内を軸方向に進退することによって全体の軸方向の長さが変化する伸縮棒(120)と、
前記円筒パイプ材の外周に設けられた第1スプリングシート(131)と、
前記丸棒材の外周に設けられた第2スプリングシート(132)と、
前記第1スプリングシートと、前記第2スプリングシートとの間に圧縮状態で設けられたコイルスプリング(140)と、
前記第1スプリングシートの前記円筒パイプ材における軸方向の位置、あるいは、前記第2スプリングシートの前記丸棒材における軸方向の位置を調整して、前記コイルスプリングのセット荷重を設定するセット荷重設定部(122c,133,132a)と
を有するバネ力付与ユニット(110A,110B)を2組備え、
前記バネ力付与ユニットの1つは、前記伸縮棒が車幅方向に向くように配置され、前記伸縮棒の一方端が前記ピストンロッドの上端に揺動可能に連結され、前記伸縮棒の他方端が前記ピストンロッドの上端位置よりも車幅方向内側となる位置で車体にブシュを介して連結され、
前記バネ力付与ユニットの他の1つは、前記伸縮棒が車両前後方向に向くように配置され、前記伸縮棒の一方端が前記ピストンロッドの上端に揺動可能に連結され、前記伸縮棒の他方端が前記ピストンロッドの上端位置よりも車両前後方向に離れた位置で車体にブシュを介して連結されたことにある。
本発明のバネ力付与装置は、車両のストラット型サスペンションに設けられたショックアブソーバのピストンロッドの上端にバネ力を付与する装置である。バネ力付与装置は、バネ力付与ユニットを2組備備えている。
バネ力付与ユニットは、伸縮棒と、第1スプリングシートと、第2スプリングシートと、コイルスプリングと、セット荷重設定部とを備えている。
伸縮棒は、円筒パイプ材と、円筒パイプ材の中に一部が挿入される丸棒材とを有する。伸縮棒は、丸棒材が円筒パイプ内を軸方向に進退することによって全体の軸方向の長さが変化する。円筒パイプ材と丸棒材とは同軸上に配置されるとよい。
第1スプリングシートは、円筒パイプ材の外周に設けられる。第2スプリングシートは、丸棒材の外周に設けられる。この第1スプリングシートと、第2スプリングシートとの間にコイルスプリングが圧縮状態で設けられる。
セット荷重設定部は、第1スプリングシートの円筒パイプ材における軸方向の位置、あるいは、第2スプリングシートの丸棒材における軸方向の位置を調整して、第1スプリングシートと第2スプリングシートとの間の距離を変化させることにより、コイルスプリングのセット荷重を設定する。例えば、セット荷重設定部が第1スプリングシートの円筒パイプ材における軸方向の位置を調整する構成であれば、第2スプリングシートは、丸棒材の外周に軸方向の移動が不能に固定されているとよい。また、セット荷重設定部が第2スプリングシートの丸棒材における軸方向の位置を調整する構成であれば、第1スプリングシートは、円筒パイプ材の外周に軸方向の移動が不能に固定されているとよい。
バネ力付与ユニットの1つは、伸縮棒が車幅方向に向くように配置され、伸縮棒の一方端がピストンロッドの上端に揺動可能に連結され、伸縮棒の他方端がピストンロッドの上端位置よりも車幅方向内側となる位置で車体にブシュを介して連結される。これにより、ピストンロッドの上端に、車幅方向外側に向いたバネ力を付与することができる。従って、路面反力によって発生するピストンロッドが車幅方向内側に倒れ込もうとする車幅方向の力(ロッド横力と呼ぶ)を、そのロッド横力と反対方向に働くバネ力付与ユニットのバネ力によって低減することができる。また、ピストンロッドの上端は、タイヤハウスの外(上方)に位置するため、バネ力付与ユニットをタイヤハウスの外に配置することができる。
ピストンロッドにおけるアッパサポートで支持される位置には、横入力だけでなく車両前後方向の力(前後入力と呼ぶ)も入力されるため、この前後入力についても低減する必要がある。そこで、バネ力付与ユニットの他の1つは、伸縮棒が車両前後方向に向くように配置され、伸縮棒の一方端がピストンロッドの上端に揺動可能に連結され、伸縮棒の他方端がピストンロッドの上端位置よりも車両前後方向に離れた位置で車体にブシュを介して連結される。これにより、ピストンロッドの上端に、車両前後方向に向いたバネ力を付与することができる。
例えば、ピストンロッドにおける車体連結位置がタイヤの接地位置よりも車両前後方向における後方となる場合には、タイヤに働く上向きの路面反力によって、ピストンロッドには、ピストンロッドの傾斜している方向(後方)に倒れ込もうとするモーメントが発生する。この場合には、伸縮棒の他方端を、ピストンロッドの上端位置よりも後方となる位置で車体にブシュを介して連結すればよい。逆に、ピストンロッドにおける車体連結位置がタイヤの接地位置よりも車両前後方向における前方となる場合には、タイヤに働く上向きの路面反力によって、ピストンロッドには、前方に倒れ込もうとするモーメントが発生する。この場合には、伸縮棒の他方端を、ピストンロッドの上端位置よりも前方となる位置で車体にブシュを介して連結すればよい。
これにより、路面入力によって発生するピストンロッドが車両前方あるいは車両後方に倒れ込もうとする前後方向の力(ロッド前後力と呼ぶ)を、そのロッド前後力と反対方向に働くバネ力付与ユニットのバネ力によって低減することができる。また、ピストンロッドの上端は、タイヤハウスの外(上方)に位置するため、バネ力付与ユニットをタイヤハウスの外に配置することができる。
この結果、本発明によれば、設置性良く(設置スペースを確保しやすく)、ショックアブソーバのピストンロッドに働く横入力および前後入力を低減することができる。また、ピストンロッドの上端に付与するバネ力は、車幅方向と車両前後方向とで個々に独立して調整することができるため、一層、良好に、ショックアブソーバを外部入力から保護することができる。
尚、上記説明においては、発明の理解を助けるために、実施形態に対応する発明の構成に対して、実施形態で用いた符号を括弧書きで添えているが、発明の各構成要件は前記符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係るバネ力付与装置の平面図である。 バネ力付与装置が設けられるサスペンションの概略構成図である。 セット荷重を調整する部分の拡大図である。 バネ力付与装置が車両に取り付けられている状態、および、バネ力の付与方向を概略的に説明する斜視図である。 丸棒材の抜け止め構造を説明する断面図である。 セット荷重を調整する方法を説明する説明図である。 セット荷重を調整する他の方法を説明する説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係るバネ力付与装置について図面を用いて説明する。図2は、本実施形態に係るバネ力付与装置が連結される車両用サスペンションの概略構成図である。この車両用サスペンション(以下、単にサスペンションと呼ぶ)は、ストラット型サスペンションである。本実施形態のストラット型サスペンションは、前輪駆動車両の左右の前輪に適用される。尚、本発明は、ストラット型のサスペンションであれば、左右の後輪に適用されてもよいし、後輪駆動車両あるいは4輪駆動車両における左右の前輪および/あるいは左右の後輪に適用されてもよい。
図2に示すように、サスペンションは、ショックアブソーバ10と、サスペンションスプリングであるコイルスプリング50とを備えている。
ショックアブソーバ10は、シリンダ本体11と、シリンダ本体11内を進退する図示しないピストンを先端に設けたピストンロッド12とを備えている。シリンダ本体11の上端部には、円筒状のバンプストッパキャップ13が上から下方に向けて圧入して固定されている。シリンダ本体11の下端部は、ブラケット14を介して図示しないナックルに締結される。図示しないが、ナックルは、その下端においてボールジョイントを介して揺動可能にロアアームに連結される。図2においては、ショックアブソーバ10は、その軸線が上下方向に向けて表示されているが、車体に取り付けられている状態においては、傾斜して設けられる。
ピストンロッド12は、その上方側に段部12aが形成され、この段部12aより下方側となる大径部12bの上端にバンプストッパ15が設けられている。バンプストッパ15は、シリンダ本体11の先端部に固定されたバンプストッパキャップ13と向かい合って設けられ、車輪が突き上げられてショックアブソーバ10が大きく収縮したときに、バンプストッパキャップ13と衝突して、ショックアブソーバ10の収縮ストロークを規制するとともに、衝突時の衝撃を吸収する。
ピストンロッド12は、バンプストッパ15の上端位置でアッパサポート20を介して車体Bに弾性支持される。アッパサポート20は、内筒21と、外筒22と、インシュレータ23とから構成される。外筒22は、車体Bに締結される。インシュレータ23は、ゴムなどの弾性材料にて形成され、内筒21と外筒22との間に介装される。内筒21には、ピストンロッド12と同径の円孔が形成され、この円孔にピストンロッド12の小径部12cが挿通される。
アッパサポート20の裏側(インシュレータ23の裏側)には、上スプリングシートユニット30が設けられる。上スプリングシートユニット30は、アッパサポート20に回転不能に嵌め込まれるベース部31と、インシュレータ32を介してコイルスプリング50を支持するリング状の上シート部33と、ベース部31と上シート部32との間に設けられ、上シート部32をベース部31に対して回転可能に支持するストラットベアリング34とを備えている。
シリンダ本体11の外周面には、インシュレータ17を介してコイルスプリング50を支持する下スプリングシート18が溶接により固定されている。コイルスプリング50は、上スプリングシートユニット30の上シート部33と、下スプリングシート18との間に圧縮された状態で装着される。本実施形態のコイルスプリング50は、樹脂製であるが、必ずしも樹脂製にする必要は無く、例えば、鉄製であってもよい。
ショックアブソーバ10とコイルスプリング50との間には、砂等の異物からショックアブソーバ10のオイルシールを保護するためのダストカバー40が設けられている。
サスペンションは、上述した構成については、従来のものと変わらないが、ピストンロッド12の上端にバネ力付与装置100が連結されているという特徴を有している。そのようにするために、ピストンロッド12(小径部12c)は、アッパサポート20よりも上方にまで延設されている。このピストンロッド12の上部は、カラー41とボールジョイント150とを挿通した状態で、ナット42により締め付けられる。ボールジョイント150は、後述するが、バネ力付与装置100の一部であって、バネ力付与装置100とピストンロッド12(小径部12c)とを揺動可能に連結する部材である。
ピストンロッド12の先端からナット42を噛合して締め付けることにより、カラー41がアッパサポート20の内筒21の円孔の周囲をピストンロッド12の段部12aに押し付けて、内筒21がピストンロッド12に固定される。従って、ピストンロッド12は、アッパサポート20を介して車体Bに弾性支持される。この場合、サスペンションで発生する振動は、その一部が、ピストンロッド12から、内筒21、インシュレータ23、外筒22を介して車体Bに伝達される。インシュレータ23は、そのばね定数が、サスペンションの振動やノイズを適切に吸収できる値に設定されている。例えば、インシュレータ23のばね定数は、500N/mmである。
ストラット型サスペンションの場合、ピストンロッド12が車体Bに連結される位置(アッパサポート20の位置)は、タイヤの接地位置よりも車幅方向内側となる。このため、タイヤに働く上向きの路面反力によって、ピストンロッド12には、ピストンロッドの傾斜している方向に倒れ込もうとするモーメントが発生する。ピストンロッド12は、アッパサポート20に支持されているため、反力としてアッパサポート20から車幅方向外側に向いた力(横入力と呼ぶ)を受ける。従って、ショックアブソーバ10がたわみ、ショックアブソーバ10の油漏れや、ピストン摺動部の摩擦抵抗の上昇を招くおそれがある。
そこで、バネ力付与装置100は、ピストンロッド12が車幅方向内側に倒れ込もうとしてアッパサポート20を押す車幅方向成分の力(ロッド横力と呼ぶ)を打ち消すために、ロッド横力とは反対方向に働くバネ力をピストンロッド12の上端に付与する。つまり、図4において矢印aにて示すように、車幅方向外側に向いたバネ力をピストンロッド12の上端に付与する。
また、ピストンロッド12には、横入力だけでなく、前後方向の力(前後入力)も入力される。例えば、前輪の場合には、ピストンロッド12が車体Bに連結される位置(アッパサポート20の位置)は、タイヤの接地位置よりも車両前後方向における後方となる。このため、タイヤに働く上向きの路面反力により発生するモーメントによって、ピストンロッド12には、アッパサポート20から前後入力が働く。この前後入力によっても、ショックアブソーバ10がたわんで、油漏れや、ピストン摺動部の摩擦抵抗の上昇を招くおそれがある。
そこで、バネ力付与装置100は、ピストンロッド12が後方に倒れ込もうとしてアッパサポート20を押す車両前後方向成分の力(ロッド前後力と呼ぶ)を打ち消すために、ロッド前後力とは反対方向に働くバネ力をピストンロッド12の上端に付与する。つまり、図4において矢印bにて示すように、車両前方に向いたバネ力をピストンロッド12の上端に付与する。
図1は、右前輪のバネ力付与装置100の平面図である。バネ力付与装置100は、ピストンロッド12の上端にロッド横力をキャンセルする(打ち消す)ためのバネ力を付与する横バネ力付与ユニット110Aと、ピストンロッド12の上端にロッド前後力をキャンセルするためのバネ力を付与する前後バネ力付与ユニット110Bとを備えている。横バネ力付与ユニット110Aと前後バネ力付与ユニット110Bとは、ばね定数が異なるだけで基本的な構成は共通している。従って、横バネ力付与ユニット110Aと前後バネ力付与ユニット110Bとを区別して説明する必要が無い場合には、両者をバネ力付与ユニット110と総称する。
バネ力付与装置100は、右前輪だけでなく左前輪にも設けられるが、左前輪のバネ力付与装置100については、右前輪のバネ力付与装置100と左右対称に配置して設けられるものであるため、その説明を省略する。尚、図4は、車両のボンネットを開けた状態において、バネ力付与装置100が車両に取り付けられている状態、および、バネ力の付与方向を概略的に説明する斜視図である。
図1に示すように、バネ力付与ユニット110は、伸縮棒120を備えている。伸縮棒120は、円筒パイプ材121と丸棒材122とから構成される。円筒パイプ材121と丸棒材122とは、共に直線状に形成されている。丸棒材122は、その一端が、円筒パイプ材121の中(円筒空間内)に軸方向に進退可能に挿入される。円筒パイプ材121と丸棒材122とは同軸上に配置される。従って、伸縮棒120は、円筒パイプ材121と丸棒材122とによって1本の棒状に形成され、円筒パイプ材121に対する丸棒材122の挿入位置(進退位置)を変化させることにより、全体の軸方向の長さが可変となっている。尚、本実施形態で用いられる丸棒材122は、中実であるが、中空の円筒パイプを用いることもできる。
例えば、伸縮棒120は、図5に示すように、組み付け作業時に、丸棒材122が円筒パイプ材121から抜け落ちないような構成にするとよい。この例では、円筒パイプ材121の先端(丸棒材122が挿入される側)に、カシメ等によって内径を縮める方向に変形させた小径部121aが形成されている。一方、丸棒材122の先端(円筒パイプ材121に挿入される側)には、小径部121aの内径よりも大きな外径(円筒パイプ材121の内径と同じ寸法の外径)を有する半球状のストッパ122a(ゴム製)が固定されている。
丸棒材122を円筒パイプ材121の中に挿入する際においては、ストッパ122aは、その外径が縮む方向に弾性変形して小径部121aを通過することができる。こうして、丸棒材122の一端が円筒パイプ材121の中に挿入される。このように挿入された後においては、丸棒材122を円筒パイプ材121から引き抜く力が発生しても、ストッパ122aの平坦面122bが小径部121aに当接するため、ストッパ122aは、その外径が縮む方向には変形しない。これにより、丸棒材122の抜け止めが可能となる。
図1および図3に示すように、円筒パイプ材121には、その外周にリング状の第1スプリングシート131が溶接等により固定して設けられる。丸棒材122には、その外周に、リング状の第2スプリングシート132、および、リングナット133が設けられる。丸棒材122の外周面には、所定の軸方向範囲にわたってねじ122c(外周ねじ122cと呼ぶ)が形成されている。尚、外周ねじ122cは、図3においてのみ記載され、他の図面においては、その記載が省略されている。
第2スプリングシート132には、丸棒材122に形成された外周ねじ122cと噛合可能なねじ(図示略、内周ねじと呼ぶ)が内周面に形成された円筒部132aを一体的に備えている。第2スプリングシート132は、その内周ねじを丸棒材122の外周ねじ122cに噛合させて回転させることによって、丸棒材122における軸方向の位置が変化する。また、リングナット133は、丸棒材122の外周ねじ122cと噛合可能な内周ねじ(図示略)が形成されており、第2スプリングシート132の裏側(円筒部側)位置で、内周ねじが丸棒材122の外周ねじ122cと噛合した状態で設けられる。
第1スプリングシート131と第2スプリングシート132とは、丸棒材122の一端が円筒パイプ材121の中に挿入されている状態において互いに向かい合う。第1スプリングシート131と第2スプリングシート132との間には、コイルスプリング140が設けられる。コイルスプリング140は、円筒パイプ材121および丸棒材122と同軸上に設けられる。
伸縮棒120の一方端である円筒パイプ材121の先端には、ボールジョイント150が設けられる。ボールジョイント150は、上述したように、ピストンロッド12(小径部12c)の上端に固定される。このボールジョイント150は、球面滑り軸受であって、図2に示すように、内筒151と外筒152とを備えている。内筒151は、ピストンロッド12(小径部12c)の外径と同じ径の円孔が形成され、その円孔にピストンロッド12が挿通される。内筒151は、その外周面が球状に膨出した形状に形成されている。外筒152は、この内筒151の外周面を摺動可能に覆う内周面を備えている。ボールジョイント150は、ピストンロッド12の先端からナット42を締め付けることにより、内筒151の両端がカラー41とナット42とによって狭圧されてピストンロッド12に固定される。
ボールジョイント150の外筒152には、円筒パイプ材121の先端が接合されている。従って、円筒パイプ材121は、ピストンロッド12の上端に揺動可能(上下方向、水平方向、それらを組み合わせた方向に揺動可能)に連結される。
尚、図1に示すように、横バネ力付与ユニット110Aにおける円筒パイプ材121の先端と、前後バネ力付与ユニット110Bにおける円筒パイプ材121の先端とは、共通のボールジョイント150に接合される。この場合、横バネ力付与ユニット110Aにおける円筒パイプ材121と、前後バネ力付与ユニット110Bにおける円筒パイプ材121とは、ボールジョイント150の外筒152の外周面において、周方向に互いに90deg異なる位置にて接合される。図2では、横バネ力付与ユニット110Aにおける円筒パイプ材121のみが示されている。
伸縮棒120の他方端である丸棒材122の先端には、ブシュ(ラバーブシュ)160が接合されている。ブシュ160は、車体に設けられたスタッドボルトに挿通されてナット締めにより締結される。従って、伸縮棒120の他方端は、車体にブシュ160を介して連結される。
この場合、横バネ力付与ユニット110Aにおける丸棒材122の先端は、ピストンロッド12の上端位置よりも車幅方向内側となる位置において、車体にブシュ160を介して連結される。従って、横バネ力付与ユニット110Aの伸縮棒120は、車幅方向に向くように水平に配置される(伸縮棒120の軸線が車幅方向と平行となるように配置される)。
一方、前後バネ力付与ユニット110Bにおける丸棒材122の先端は、ピストンロッド12の上端位置よりも車両後方となる位置において、車体にブシュ160を介して連結される。従って、前後バネ力付与ユニット110Bの伸縮棒120は、車両前後方向に向くように水平に配置される(伸縮棒120の軸線が車両前後方向と平行となるように配置される)。尚、水平とは、厳密な水平を意味するわけでなく、横バネ力付与ユニット110Aおよび前後バネ力付与ユニット110Bをエンジンルーム内で配置できる範囲での略水平を表す。
バネ力付与ユニット110は、伸縮棒120の一方端がピストンロッド12に連結され、他方端が車体に連結されるため、その連結状態で、軸方向の全体の長さが決まる。この状態で、第2スプリングシート132およびリングナット133を丸棒材122の外周ねじ122cに沿って回して第1スプリングシート131に接近する方向に移動させることにより、第1スプリングシート131と第2スプリングシート132との間の距離が縮まり、コイルスプリング140が軸方向に圧縮される。従って、圧縮されたコイルスプリング140のバネ力をピストンロッド12の上端に水平に付与することができる。
ピストンロッド12の上端に付与されるバネ力の大きさは、コイルスプリング140の圧縮量に応じて変化する。従って、第2スプリングシート132の軸方向の位置を調整することにより、ピストンロッド12の上端に付与されるバネ力(セット荷重)を調整することができる。第2スプリングシート132の軸方向の位置を調整する構成(外周ねじ122c,リングナット133の内周ねじ、第2スプリングシート132における円筒部132aの内周ねじ)が、本発明のセット荷重設定部に相当する。
この場合、図4に示すように、横バネ力付与ユニット110Aにおいては、ピストンロッド12の上端を車幅方向外側に押すバネ力を付与することができる。この横バネ力付与ユニット110Aがピストンロッド12に付与するバネ力は、ロッド横力とは逆方向となっている。従って、横バネ力付与ユニット110Aで発生するバネ力を調節することによって、つまり、第2スプリングシート132の位置を調節することによって、ロッド横力をキャンセルすることができる。
また、前後バネ力付与ユニット110Bにおいては、ピストンロッド12の上端を車両前方に押すバネ力を付与することができる。この前後バネ力付与ユニット110Bがピストンロッド12に付与するバネ力は、ロッド前後力とは逆方向となる。従って、前後バネ力付与ユニット110Bで発生するバネ力を調節することによって、つまり、第2スプリングシート132の位置を調節することによって、ロッド前後力をキャンセルすることができる。
本実施形態のサスペンションにおいては、ピストンロッド12の上端におけるロッド横力は800N、ロッド前後力は100N程度である。そこで、横バネ力付与ユニット110Aでピストンロッド12の上端に付与するバネ力は、ロッド横力と等しい800Nに設定され、前後バネ力付与ユニット110Bでピストンロッド12の上端に付与するバネ力はロッド前後力と等しい100Nに設定される。例えば、コイルスプリング140の圧縮量を40mmと定めると、横バネ力付与ユニット110Aにおいては、ばね定数が20N/mmのコイルスプリング140を用いればよく、前後バネ力付与ユニット110Bにおいては、ばね定数が2.5N/mmのコイルスプリング140を用いればよい。
従って、ピストンロッド12の上端に上記のバネ力を付与することができる。つまり、車両の静止状態において、ピストンロッド12の上端のロッド横力およびロッド前後力をキャンセルするような大きさのバネ力を予め付与(プレロードを付与)することができる。このプレロードは、車両の走行中においても常時付与される。また、車両の走行中においては、バネ力付与ユニット110のコイルスプリング140は、ピストンロッド12の上端の動きに追従して伸縮する。
このようにピストンロッド12の上端にバネ力付与装置100が連結されると、サスペンションの振動は、アッパサポート20のインシュレータ23だけでなく、2組のバネ力付与ユニット110のコイルスプリング140を介して車体に伝達される。アッパサポートのインシュレータ23は、そのばね定数が、サスペンションの振動やノイズを適切に吸収できる値(例えば、500N/mm)に設定されている。一方、バネ力付与ユニット110のばね定数は、20N/mm(横バネ力付与ユニット110A)、2.5N/mm(前後バネ力付与ユニット110B)というように、アッパサポート20のインシュレータ23のばね定数に比べてはるかに小さい。このため、2組のバネ力付与ユニット110が、アッパサポート20の振動吸収性能、ノイズ吸収性能にほとんど影響を与えない。従って、本来のアッパサポート20の有する性能を維持することができる。
また、バネ力付与装置100は、2組のバネ力付与ユニット110A,110Bをピストンロッド12の上端と同じ高さ位置で水平に配置されるため、タイヤハウスの外(エンジンルーム内)に設けることができる。このため、設置スペースを確保することができる。
以上説明した本実施形態のバネ力付与装置100によれば、設置性良く(設置スペースを確保しやすく)、ピストンロッド12に働く横入力および前後入力を低減することができる。また、ピストンロッド12の上端に付与するバネ力は、車幅方向と車両前後方向とで個々に独立して調整することができるため、一層、良好に、ショックアブソーバ10を外部入力から保護することができ、ショックアブソーバ10の耐久性能を向上させることができる。また、バネ力付与ユニット110のばね定数は、バネ力付与ユニット110がアッパサポート20の性能に悪影響を与えないように、アッパサポート20のばね定数との関係を考慮して設定されているため、振動吸収性能、ノイズ吸収性能を良好に維持することができる。
<セット荷重の調整方法1>
コイルスプリング140の適切なセット荷重(バネ力付与ユニット110で付与するバネ力、つまり、プレロード量)は、車両によって異なるが、その種類はある程度限定される。そこで、図6に示すような調整治具200をセット荷重の種類だけ用意しておけば、簡単に車両に応じたセット荷重を設定することができる。この調整治具200は、セット荷重に応じて軸方向の長さが決められた棒状スペーサ201と、棒状スペーサ201の両端に固定されたストッパ202とから構成される。ストッパ202は、半リング状であって、その内径がコイルスプリング140の外径よりもやや大きく形成されている。
セット荷重の調整は、各バネ力付与ユニット110の一方端がボールジョイント150を介してピストンロッド12の先端に連結され、他方端がブシュ160を介してスタッドボルトに連結された状態で行われる。作業者は、車両の種類に応じて決められている調整治具200を、第1スプリングシート131と第2スプリングシート132との間に装着する。そして、第2スプリングシート132およびリングナット133を回転させて、コイルスプリング140の長さが棒状スペーサ201の長さと等しくなるまでコイルスプリング140を圧縮させる。この状態から調整治具200を取り外すことによりセット荷重の調整が完了する。従って、車両の種類に応じた適正なセット荷重を簡単に設定することができる。
<セット荷重の調整方法2>
この調整方法2は、作業者が目視によって簡単に設定することができる方法である。図7に示すように、リングナット133には、イモねじ210(六角穴付き止ねじ)が噛合可能なねじ穴133aが形成されている。一方、丸棒材122には、イモねじ210の先端が挿入可能な幅寸法の溝122dが軸方向に沿って形成されている。この溝122dの底面には、所定間隔で色分けされた色分け目盛り122eが設けられている。色分け目盛り122eは、例えば、5mm刻みで色分けされている。横バネ力付与ユニット110Aでは、例えば、バネ定数が20N/mmのコイルスプリング140が使用されるため、100N刻みにて色分けされる。また、前後バネ力付与ユニット110Bでは、例えば、ばね定数が2.5N/mmのコイルスプリング140が使用されるため、12.5N/mm刻みにて色分けされる。
作業者は、溝122dに表示された色分け目盛り122eを見ながら、第2スプリングシート132およびリングナット133を回転させて、車両に応じて決まっているセット荷重が得られる設定表示色が表れるまで、コイルスプリング140を圧縮させる。更に、作業者は、リングナット133のねじ穴133aが丸棒材122の溝122dと向かい合う位置にまで第2スプリングシート132およびリングナット133の回転位置を調整した後、イモねじ210をねじ穴133aに噛合させて、イモねじ210の先端が溝122dの底面に当接するまでイモねじ210を回転させる。これにより、セット荷重の調整が完了する。従って、車両の種類に応じた適正なセット荷重を簡単に設定することができる。また、イモねじ210を溝122dに挿入することによって、リングナット133の回転防止を図ることができる。この調整方法2では、セット荷重は、イモねじ210のねじピッチ(例えば、1.5mm)を最小単位とした調整となる。
尚、この例では、色分け目盛り122eが用いられるが、それに代えて、色分けしない目盛りを用いてもよい。また、リングナット133の回転防止は、イモねじ210の挿入に限るものでは無く、種々の手法を採用することができる。
以上、本発明の実施形態に係るバネ力付与装置について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態に係るバネ力付与装置100は、左右の前輪に設けられるが、左右の後輪に設けられていてもよい。
また、本実施形態に係るバネ力付与装置100は、ピストンロッド12における車体連結位置(アッパサポート20の位置)がタイヤの接地位置よりも車両前後方向における後方となるサスペンションに適用するが、逆に、ピストンロッド12における車体連結位置がタイヤの接地位置よりも車両前後方向における前方となるサスペンション(例えば、後輪のサスペンション)にも適用することができる。ピストンロッド12における車体連結位置がタイヤの接地位置よりも車両前後方向における前方となる場合には、タイヤに働く上向きの路面反力によって、ピストンロッド12には、前方に倒れ込もうとするモーメントが発生するため、この場合には、伸縮棒120の他方端をピストンロッド12の上端位置よりも前方となる位置で車体にブシュ160を介して連結すればよい。
また、本実施形態では、円筒パイプ材121の先端がボールジョイント150を介してピストンロッド12の先端に連結され、丸棒材122の先端がブシュ160を介して車体に連結されるが、その逆であってもよい。つまり、丸棒材122の先端がボールジョイント150を介してピストンロッド12の先端に連結され、円筒パイプ材121の先端がブシュ160を介して車体に連結される構成であってもよい。
また、本実施形態では、丸棒材122における第2スプリングシート132の軸方向の位置を調整することによりセット荷重を設定する構成であるが、その逆、つまり、円筒パイプ材121における第1スプリングシート131の軸方向の位置を調整することによりセット荷重を設定する構成であってもよい。
10…ショックアブソーバ、11…シリンダ本体、12…ピストンロッド、12a…段部
12b…大径部、12c…小径部、20…アッパサポート、21…内筒、22…外筒、23…インシュレータ、42…ナット、100…バネ力付与装置、110A…横バネ力付与ユニット、110B…前後バネ力付与ユニット、120…伸縮棒、121…円筒パイプ材、121a…小径部、122…丸棒材、122a…ストッパ、122b…平坦面、122c…外周ねじ、122d…溝、122e…色分け目盛り、131…第1スプリングシート、132…第2スプリングシート、132a…円筒部、133…リングナット、140…コイルスプリング、150…ボールジョイント、151…内筒、152…外筒、160…ブシュ、200…調整治具、201…棒状スペーサ、202…ストッパ、210…イモねじ、B…車体。

Claims (1)

  1. 車両のストラット型サスペンションに設けられたショックアブソーバのピストンロッドの上端にバネ力を付与するバネ力付与装置であって、
    円筒パイプ材と、前記円筒パイプ材の中に一部が挿入される丸棒材とを有し、前記丸棒材が前記円筒パイプ内を軸方向に進退することによって全体の軸方向の長さが変化する伸縮棒と、
    前記円筒パイプ材の外周に設けられた第1スプリングシートと、
    前記丸棒材の外周に設けられた第2スプリングシートと、
    前記第1スプリングシートと、前記第2スプリングシートとの間に圧縮状態で設けられたコイルスプリングと、
    前記第1スプリングシートの前記円筒パイプ材における軸方向の位置、あるいは、前記第2スプリングシートの前記丸棒材における軸方向の位置を調整して、前記コイルスプリングのセット荷重を設定するセット荷重設定部と
    を有するバネ力付与ユニットを2組備え、
    前記バネ力付与ユニットの1つは、前記伸縮棒が車幅方向に向くように配置され、前記伸縮棒の一方端が前記ピストンロッドの上端に揺動可能に連結され、前記伸縮棒の他方端が前記ピストンロッドの上端位置よりも車幅方向内側となる位置で車体にブシュを介して連結され、
    前記バネ力付与ユニットの他の1つは、前記伸縮棒が車両前後方向に向くように配置され、前記伸縮棒の一方端が前記ピストンロッドの上端に揺動可能に連結され、前記伸縮棒の他方端が前記ピストンロッドの上端位置よりも車両前後方向に離れた位置で車体にブシュを介して連結されたバネ力付与装置。
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