JP2019121186A - サーバ装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
サーバ装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】所定外のカートリッジが情報処理装置に装着されている場合、その旨をユーザに報知可能とすることを目的とする。【解決手段】複数の情報処理装置から収集された、複数の消耗部品の装着情報に基づいて、所定外の消耗部品を判定する判定手段と、判定手段によって所定外の消耗部品と判定された消耗部品に関する情報を記憶する記憶手段と、情報処理装置から消耗部品に関する問い合わせを受信したことに従って、問い合わせに含まれる情報と、記憶手段が記憶する情報とに基づいて、問い合わせの応答として所定の消耗部品であるか否かを示す情報を送信する送信手段と、を有する。【選択図】図10
Description
本発明は、サーバ装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、トナーカートリッジの残量情報等をトナーカートリッジから取得し、表示する機能を有する画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。
画像形成装置の製造者等が画像形成装置における印字性能を保障している所定のカートリッジが未使用の状態、又は使用途中の状態において記憶している情報を複製し、別のカートリッジへ記憶させることで、所定外のカートリッジを所定のカートリッジに見せかけることが可能である。このような、所定外のカートリッジが使用される場合には以下の懸念がある。例えば所定外のカートリッジに収容されたトナーの成分が画像形成装置に最適化されたものではなくユーザが所望する印字性能を得られない恐れがある。また、所定外のカートリッジは、収容されたトナーの初期容量や、印刷時におけるトナーの消費度合が所定のカートリッジとは異なる可能性があるため、残量や交換時期の通知が正しく行うことができない可能性がある。画像形成装置に装着されたカートリッジが所定のカートリッジであるか否かを判別できると、例えば、上記の問題が画像形成装置に装着されたカートリッジに起因しているのか、その他の部品に起因しているのかの判断材料とすることができる。しかしながら、複製された情報が記憶された所定外のカートリッジが装着される場合、所定のカートリッジか否かを正しく判別するのが難しい。そのため、複製された情報が記憶された所定外のカートリッジが画像形成装置に装着されている場合、その旨をユーザに報知することが困難であった。
本発明のサーバ装置は、複数の情報処理装置から収集された、複数の消耗部品の装着情報に基づいて、所定外の消耗部品を判定する判定手段と、前記判定手段によって所定外の消耗部品と判定された消耗部品に関する情報を記憶する記憶手段と、情報処理装置から消耗部品に関する問い合わせを受信したことに従って、前記問い合わせに含まれる情報と、前記記憶手段が記憶する情報とに基づいて、前記問い合わせの応答として所定の消耗部品であるか否かを示す情報を送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、所定外のカートリッジが情報処理装置に装着されている場合、その旨をユーザに報知可能とすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
画像形成装置の製造者が画像形成装置に使用されるカートリッジとして想定しているカートリッジのことを「所定のカートリッジ」又は「所定品」等と表現するが場合がある。また、画像形成装置の製造者が画像形成装置に使用されるカートリッジとして想定していないカートリッジのことを「所定外のカートリッジ」又は「所定外品」等と表現する場合がある。以下の実施形態では、所定のカートリッジが記憶している情報の複製を記憶させることで、所定のカートリッジであるかのように見せかけた所定外のカートリッジを、所定外のカートリッジとして判定する例について説明する。
<実施形態1>
実施形態1について説明する。
図1は、印刷システムのシステム構成の一例を示す図である。サーバ104は、複数のデバイス(画像形成装置とも呼ぶ)とLANを介して接続されており、各デバイスから様々な情報を収集している。本実施形態では、サーバ104を物理サーバとしているが、これに限定されるものではない。例えば、クラウドサーバ等であってもよい。サーバ104が各デバイスから収集する情報のうちの一つに、カートリッジの装着履歴の情報がある。カートリッジの装着履歴の情報とは、各デバイスに装着されている、又は装着されたことのあるカートリッジのシリアルナンバ、印刷カウンタ、初回印刷日時、最終印刷日時等である。デバイス103は、サーバ104とLANを介して接続されている複数のデバイスのうちの一つであり、PC(Personal Computer)102ともUSB(Universal Serial Bus)又はネットワークを介して接続されている。ユーザ101は、PC102の操作部、又はデバイス103の操作・表示部216を操作することで、デバイス103に任意の設定や指示を行うことができる。
デバイス103は、USB又はネットワークを介して接続されたPC102へ画像や情報を送信することができる。また、デバイス103は、PC102から印刷データを受信して印刷することができる。本実施形態ではデバイス103として本体に操作・表示部216を持つプリンタを例に説明するが、デバイス103はプリンタに限らずMFP(Multi Function Peripheral)等、他の画像形成装置であってもよい。デバイス103は、情報処理装置の一例である。
実施形態1について説明する。
図1は、印刷システムのシステム構成の一例を示す図である。サーバ104は、複数のデバイス(画像形成装置とも呼ぶ)とLANを介して接続されており、各デバイスから様々な情報を収集している。本実施形態では、サーバ104を物理サーバとしているが、これに限定されるものではない。例えば、クラウドサーバ等であってもよい。サーバ104が各デバイスから収集する情報のうちの一つに、カートリッジの装着履歴の情報がある。カートリッジの装着履歴の情報とは、各デバイスに装着されている、又は装着されたことのあるカートリッジのシリアルナンバ、印刷カウンタ、初回印刷日時、最終印刷日時等である。デバイス103は、サーバ104とLANを介して接続されている複数のデバイスのうちの一つであり、PC(Personal Computer)102ともUSB(Universal Serial Bus)又はネットワークを介して接続されている。ユーザ101は、PC102の操作部、又はデバイス103の操作・表示部216を操作することで、デバイス103に任意の設定や指示を行うことができる。
デバイス103は、USB又はネットワークを介して接続されたPC102へ画像や情報を送信することができる。また、デバイス103は、PC102から印刷データを受信して印刷することができる。本実施形態ではデバイス103として本体に操作・表示部216を持つプリンタを例に説明するが、デバイス103はプリンタに限らずMFP(Multi Function Peripheral)等、他の画像形成装置であってもよい。デバイス103は、情報処理装置の一例である。
図2は、デバイス103のコントローラユニット213、プリンタエンジン214及びそれらと接続されている機器のハードウェア構成の一例を示す図である。
コントローラユニット213は、画像出力デバイスとして機能するプリンタエンジン214と接続されることで、PC102とプリンタエンジン214との画像データやデバイス情報の入出力を行う。また、コントローラユニット213は、操作・表示部216と接続されることで、ユーザからの任意の設定や指示を受け付けることができる。CPU(Central Processing Unit)201は、システム全体を制御するプロセッサーである。RAM(Random Access Memory)203は、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。NVRAM(Non Volatile RAM)204は、不揮発性のメモリであり設定情報等を記録する。
コントローラユニット213は、画像出力デバイスとして機能するプリンタエンジン214と接続されることで、PC102とプリンタエンジン214との画像データやデバイス情報の入出力を行う。また、コントローラユニット213は、操作・表示部216と接続されることで、ユーザからの任意の設定や指示を受け付けることができる。CPU(Central Processing Unit)201は、システム全体を制御するプロセッサーである。RAM(Random Access Memory)203は、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データを一時記録するための画像メモリでもある。NVRAM(Non Volatile RAM)204は、不揮発性のメモリであり設定情報等を記録する。
Flash ROM(Read Only Memory)202は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、システムを制御するための各種制御プログラムが記録される。操作・表示部I/F(インタフェース)215は、操作・表示部216とのインタフェース部で、操作・表示部216からの入力信号を受け付け、また、操作・表示部216を介してユーザにより入力された情報を、CPU201に伝える役割をする。また、CPU201の制御に応じて操作・表示部216への出力信号を出力する。本実施形態では、操作・表示部216は、タッチパネル機能を有する液晶表示部や各種ハードキーを備え、情報を表示する表示部やユーザの指示を受け付ける受付部として機能する。USB I/F206は、PC102とのUSB接続を可能にする。LAN I/F211は、PC102やサーバ104とのLAN接続を可能にする。以上のデバイスがシステムバス205上に配置される。イメージバス(IMAGE BUS)I/F207は、システムバス205と画像データを高速で転送する画像バス212とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス212は、PCIバス又はIEEE1394で構成される。イメージバス(IMAGE BUS)212上には以下のデバイスが配置される。ラスタイメージプロセッサ(RIP)208は、PDLコードのようなベクトルデータをビットマップイメージに展開する。プリンタI/F210は、プリンタエンジン214とコントローラユニット213とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換やデータのやりとりを行う。画像処理部209は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行ったり、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行ったりする。また、これに加えて、画像処理部209は、画像データの回転や、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MH等の圧縮伸張処理を行う。
CPU201がFlash ROM202に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによってデバイスの機能及び後述する図8、図11のフローチャートの処理が実現される。
CPU201がFlash ROM202に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによってデバイスの機能及び後述する図8、図11のフローチャートの処理が実現される。
プリンタエンジン214は、コントローラユニット213から受信したラスタイメージデータに基づいてシートに画像を印刷するためのユニットである。コントローラI/F221は、プリンタエンジン214とコントローラユニット213とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換やデータのやりとりを行う。CPU222は、ROM223に格納されたプログラムをRAM224に展開し、プログラムを実行してプリンタエンジン214の制御を行う。ROM223は、CPU222が実行するプログラム等を記憶する。RAM224は、ROM223から展開されたプログラム等を記憶する。駆動制御部225は、画像形成部227が画像形成を行う際に必要な各種モーターを駆動させる。ステータス変化検知部226は、画像形成装置におけるジャムやカバーオープン等のステータス変化を検知する。また、ステータス変化検知部226は、カートリッジ228の交換も検知する。ステータス変化の検知は、CPU222が行うこととしてもよい。画像形成部227は、コントローラユニット213から受信したラスタイメージデータに基づいて、シートに画像を印刷する。本実施形態では、画像形成部227における印刷方式は、感光体ドラム上に静電潜像を形成した後トナーにより現像し、そのトナー像をシートに転写し、転写されたトナー像を定着することにより画像を形成する電子写真方式としているが、これに限定されるものではない。例えば、印刷方式として、微少ノズルアレイからインクを吐出してシート上に直接画像を印字するインクジェット方式や、熱転写方式等その他の印刷方式を適用することもできる。
バス230は、プリンタエンジン214内の各構成を相互に接続する。
カートリッジ228は、トナーを収容する収容部として、デバイス103に装着可能な所謂プロセスカートリッジであり、画像形成部227が画像形成を行う際に使用するトナー等を格納する。また、カートリッジ228は、不揮発性の記憶媒体であるメモリタグ229を有し、その中にはカートリッジ228に関する情報が記憶される。メモリタグ229に記憶されている情報の詳細は、図4で説明する。カートリッジ228は、バス230に接続されているが、専用線を介してCPU222と接続されることとしてもよい。
給紙部220には印刷に使用するシートが格納される。
プリント動作の起動は、CPU201からの指示によって開始する。
カートリッジ228は、トナーを収容する収容部として、デバイス103に装着可能な所謂プロセスカートリッジであり、画像形成部227が画像形成を行う際に使用するトナー等を格納する。また、カートリッジ228は、不揮発性の記憶媒体であるメモリタグ229を有し、その中にはカートリッジ228に関する情報が記憶される。メモリタグ229に記憶されている情報の詳細は、図4で説明する。カートリッジ228は、バス230に接続されているが、専用線を介してCPU222と接続されることとしてもよい。
給紙部220には印刷に使用するシートが格納される。
プリント動作の起動は、CPU201からの指示によって開始する。
図3は、サーバ104のハードウェア構成の一例を示す図である。CPU301は、システム全体を制御するプロセッサーである。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリとして使用される。HDD(Hard Disk Drive)303はデータ記憶領域である。カートリッジ装着履歴リスト508、所定外カートリッジリスト701は、このHDD303に記録されているものとする。所定外カートリッジリスト701は、一覧の一例である。リスト701を実現するデータストアは様々な実装を採用することができる。例えば、リレーショナルデータベースでリスト701を実装してもよい。また、KVS(Key−Value Store)等に代表される、非リレーショナルデータベースでリスト701を実装してもよい。また、データストアに連想配列等を採用することもできる。操作部I/F304は、操作部306とのインタフェース部で、操作部306からの入力信号を受け付ける。また、操作部I/F304は、操作部306からユーザが入力した情報を、CPU301に伝える役割をする。表示部I/F309は、表示部310とのインタフェース部で、CPU301の制御に応じて表示部310への出力信号を出力する。USBインタフェース308は、USBデバイスに接続するための機能ユニットで、USBを介して他のデバイスのステータスを取得したり、ステータスを返したりするために使用される。LANインタフェース307は、LANに接続するための機能ユニットで、LANを介して他のデバイスのステータスを取得したり、ステータスを返したりするために使用される。以上のデバイスがシステムバス305上に配置される。CPU301が、HDD303等に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによってサーバ104の機能及び後述する図6、図10のフローチャートの処理が実現される。
図4は、カートリッジ228のメモリタグ229のメモリマップの一例を示す図である。ID領域401は、各カートリッジ228を識別するための固有IDが書き込まれている領域である。この固有IDは各カートリッジ228に一意に割り当てられている。の固有IDは、消耗部品の識別情報の一例である。本実施形態では固有IDとしてシリアルナンバを例に説明する。製造ベンダ情報領域402は、各カートリッジ228のベンダを示す情報が書き込まれている領域である。印刷カウンタ領域403は、各カートリッジ228がデバイス103に装着された状態での印刷カウンタが書き込まれている領域である。残量なし履歴フラグ領域404は、各カートリッジ228がコントローラにより残量なしと判定された履歴がある(ON)か否(OFF)かを示す情報が書き込まれている領域である。残量なし履歴フラグは、一度ONに書き換えられるとその後OFFに書き換えられることはない。初回印刷日時領域405は、各カートリッジ228が初めて任意のデバイスにて印刷に使用された日時を示す情報が書き込まれている領域である。初回印刷日時は、一度書き込まれるとその後書き換えられることはない。最終印刷日時領域406は、各カートリッジ228が最後に任意のデバイスにて印刷に使用された日時を示す情報が書き込まれている領域である。最終印刷日時は、適時新しい日時に書き換えられる。
図5は、サーバ104が各デバイスから収集した情報を基に作成したカートリッジ装着履歴リスト508の一例を示す図である。サーバ104は、自身のHDD303にこのカートリッジ装着履歴リスト508を記憶しているものとする。履歴ナンバ501は、カートリッジ装着履歴リスト508における各装着履歴の通し番号である。デバイス識別子502は、サーバ104がカートリッジの装着履歴を収集した元のデバイスを識別するための識別子である。シリアルナンバ503、初回印刷日時504、最終印刷日時505はそれぞれ、カートリッジ228のメモリタグ229のID領域401、初回印刷日時領域405、最終印刷日時領域406に書き込まれていた情報である。印刷カウンタ506、残量なし履歴フラグ507はそれぞれ、カートリッジ228のメモリタグ229の印刷カウンタ領域403、残量なし履歴フラグ領域404に書き込まれていた情報である。
本実施形態では、サーバ104は、本リストに装着履歴がある各カートリッジが、所定のカートリッジが記憶している情報の複製を記憶し、所定のカートリッジであるかのように見せかけた所定外品であるのか否かを判定する。その判定フロー及び判定結果については、図6で説明する。
本実施形態では、サーバ104は、本リストに装着履歴がある各カートリッジが、所定のカートリッジが記憶している情報の複製を記憶し、所定のカートリッジであるかのように見せかけた所定外品であるのか否かを判定する。その判定フロー及び判定結果については、図6で説明する。
図6は、サーバ104のCPU301がカートリッジ装着履歴リスト508内の装着履歴に含まれる所定外のカートリッジを検出し、それらのリスト(所定外カートリッジリスト701)を作成する情報処理の動作フローである。本実施形態では、本動作フローを実行するタイミングを夜間バッチによる定時刻自動実行タイミングとするが、これに限定されるものではなく、例えばサーバ104が各デバイスからカートリッジの装着履歴を収集し終えたタイミング等でもよい。
S609では、CPU301は、カートリッジ装着履歴リスト508に、一つ以上の装着履歴が存在するか否かを判定する。CPU301は、存在しない場合は、所定外品か否かの判定の対象とする装着履歴がないと判定し、一連のフローを終了する。一方、CPU301は、何かしら装着履歴が存在する場合は、処理をS610に進める。装着履歴は、装着情報の一例である。
S610では、CPU301は、カートリッジ装着履歴リスト508内で履歴ナンバが最少である装着履歴を、以降のS601〜S608の処理対象に定め、処理をS601に進める。
S601では、CPU301は、カートリッジ装着履歴リスト508内で、対象の装着履歴とは別のデバイスの装着履歴に、同一のシリアルナンバ503が存在するか否かを判定する。即ち、CPU301は、デバイス識別子502が異なり、かつ、カートリッジのシリアルナンバ503が一致する装着履歴が存在するか否かを判定する。CPU301は、存在しない場合は、対象のカートリッジは所定品であると判定し、処理をS608に進める(例えば、図5に示す対象の履歴ナンバが5、10の場合が該当)。一方、CPU301は、そのような装着履歴が存在する場合は、処理をS602に進める(例えば、図5の履歴ナンバが1又は6、2又は7、3又は8、4又は9の場合が該当)。
S609では、CPU301は、カートリッジ装着履歴リスト508に、一つ以上の装着履歴が存在するか否かを判定する。CPU301は、存在しない場合は、所定外品か否かの判定の対象とする装着履歴がないと判定し、一連のフローを終了する。一方、CPU301は、何かしら装着履歴が存在する場合は、処理をS610に進める。装着履歴は、装着情報の一例である。
S610では、CPU301は、カートリッジ装着履歴リスト508内で履歴ナンバが最少である装着履歴を、以降のS601〜S608の処理対象に定め、処理をS601に進める。
S601では、CPU301は、カートリッジ装着履歴リスト508内で、対象の装着履歴とは別のデバイスの装着履歴に、同一のシリアルナンバ503が存在するか否かを判定する。即ち、CPU301は、デバイス識別子502が異なり、かつ、カートリッジのシリアルナンバ503が一致する装着履歴が存在するか否かを判定する。CPU301は、存在しない場合は、対象のカートリッジは所定品であると判定し、処理をS608に進める(例えば、図5に示す対象の履歴ナンバが5、10の場合が該当)。一方、CPU301は、そのような装着履歴が存在する場合は、処理をS602に進める(例えば、図5の履歴ナンバが1又は6、2又は7、3又は8、4又は9の場合が該当)。
S602では、CPU301は、S601でシリアルナンバ503が同一であると判定した各装着履歴の情報を比較し、初回印刷日時504が異なっているか否かを判定する。CPU301は、異なっている場合は、初回印刷日時504は一度書き込まれるとその後書き換えられることは通常の使用において有り得ないので比較したカートリッジはそれぞれ別の個体でありそれらの少なくとも一つは所定外のカートリッジであると判定する。そして、CPU301は、処理をS605に進める(例えば、図5の履歴ナンバが1又は6の場合が該当)。一方、CPU301は、初回印刷日時504が同じ場合は、処理をS603に進める(例えば、図5の履歴ナンバが2又は7、3又は8、4又は9の場合が該当)。
S603では、CPU301は、同一シリアルナンバの各装着履歴の情報を比較し、最終印刷日時505が新しい方の印刷カウンタ506が、古い方のそれよりも少ないか否かを判定する。即ち、CPU301は、比較したカートリッジ間で印刷カウンタ506が巻き戻っているか否かを判定する。CPU301は、巻き戻っている場合は、印刷カウンタ506が巻き戻ることは通常の使用において有り得ないので、比較したカートリッジはそれぞれ別の個体であり、それらの少なくとも一つは所定外のカートリッジであると判定する。そして、CPU301は、処理をS605に進める(例えば、図5の履歴ナンバが2又は7の場合が該当)。一方、CPU301は、印刷カウンタ506が巻き戻っていない場合は、処理をS604に進める(例えば、図5の履歴ナンバが3又は8、4又は9の場合が該当)。
S604では、CPU301は、同一シリアルナンバの各装着履歴の情報を比較し、残量なし履歴フラグ507が、最終印刷日時505が古い方で既にONになっているのに、新しい方ではOFFになっているか否かを判定する。即ち、CPU301は、残量なし履歴フラグ507が巻き戻っているか否かを判定する。CPU301は、巻き戻っている場合は、残量なし履歴フラグ507が巻き戻ることは通常の使用において有り得ないので、比較したカートリッジはそれぞれ別の個体であり、それらの少なくとも一つは所定外のカートリッジであると判定する。そして、CPU301は、処理をS605に進める(例えば、図5の履歴ナンバが4又は9の場合が該当)。一方、CPU301は、残量なし履歴フラグ507が巻き戻っていない場合は、対象のシリアルナンバのカートリッジは所定品であると判定し、処理をS608に進める(例えば、図5の履歴ナンバが3又は8の場合が該当)。
S603では、CPU301は、同一シリアルナンバの各装着履歴の情報を比較し、最終印刷日時505が新しい方の印刷カウンタ506が、古い方のそれよりも少ないか否かを判定する。即ち、CPU301は、比較したカートリッジ間で印刷カウンタ506が巻き戻っているか否かを判定する。CPU301は、巻き戻っている場合は、印刷カウンタ506が巻き戻ることは通常の使用において有り得ないので、比較したカートリッジはそれぞれ別の個体であり、それらの少なくとも一つは所定外のカートリッジであると判定する。そして、CPU301は、処理をS605に進める(例えば、図5の履歴ナンバが2又は7の場合が該当)。一方、CPU301は、印刷カウンタ506が巻き戻っていない場合は、処理をS604に進める(例えば、図5の履歴ナンバが3又は8、4又は9の場合が該当)。
S604では、CPU301は、同一シリアルナンバの各装着履歴の情報を比較し、残量なし履歴フラグ507が、最終印刷日時505が古い方で既にONになっているのに、新しい方ではOFFになっているか否かを判定する。即ち、CPU301は、残量なし履歴フラグ507が巻き戻っているか否かを判定する。CPU301は、巻き戻っている場合は、残量なし履歴フラグ507が巻き戻ることは通常の使用において有り得ないので、比較したカートリッジはそれぞれ別の個体であり、それらの少なくとも一つは所定外のカートリッジであると判定する。そして、CPU301は、処理をS605に進める(例えば、図5の履歴ナンバが4又は9の場合が該当)。一方、CPU301は、残量なし履歴フラグ507が巻き戻っていない場合は、対象のシリアルナンバのカートリッジは所定品であると判定し、処理をS608に進める(例えば、図5の履歴ナンバが3又は8の場合が該当)。
S605では、CPU301は、対象のシリアルナンバが既に所定外カートリッジリスト701に存在するか否かを判定する。CPU301は、存在しない場合は、S606で対象のシリアルナンバを所定外カートリッジリスト701に追加し(この時点では、追加したシリアルナンバ702の所定外判定カウンタ703は0とする)、処理をS607へ進める。一方、CPU301は、対象のシリアルナンバが既に所定外カートリッジリスト701に存在する場合は、処理をS607に進める。S606の処理は、所定外の消耗部品と判定された消耗部品に関する情報をデータベースへ登録する処理の一例である。
S607では、CPU301は、所定外カートリッジリスト701内の該当のシリアルナンバ702の所定外判定カウンタ703をインクリメントし、処理をS608に進める。
S608では、CPU301は、カートリッジ装着履歴リスト508から対象のシリアルナンバを持つ装着履歴を全て消去し、S609の処理に戻る。
以上説明した制御をCPU301が実行すると、カートリッジ装着履歴リスト508内の装着履歴のうち、AAA111、BBB222、DDD444の3つのシリアルナンバが所定外カートリッジリスト701に追加される。また、所定外判定カウンタ703は全て1となる。
S607では、CPU301は、所定外カートリッジリスト701内の該当のシリアルナンバ702の所定外判定カウンタ703をインクリメントし、処理をS608に進める。
S608では、CPU301は、カートリッジ装着履歴リスト508から対象のシリアルナンバを持つ装着履歴を全て消去し、S609の処理に戻る。
以上説明した制御をCPU301が実行すると、カートリッジ装着履歴リスト508内の装着履歴のうち、AAA111、BBB222、DDD444の3つのシリアルナンバが所定外カートリッジリスト701に追加される。また、所定外判定カウンタ703は全て1となる。
図7は、サーバ104のCPU301が図6に示した動作フローを実行することにより作成した所定外カートリッジリスト701の一例を示す図である。サーバ104は、自身のHDD303にこの所定外カートリッジリスト701を記憶しているものとする。シリアルナンバ702は、図6に示した動作フローにより所定外品であると判定されたカートリッジ228のメモリタグ229のID領域401に書き込まれていた情報である。所定外判定カウンタ703は、図6に示した動作フローにより、そのシリアルナンバ702が所定外品であると判定された回数が書き込まれている。この所定外判定カウンタ703は、図6に示した動作フロー中のS607の処理によりカウントアップされる。所定外カートリッジリスト701は、所定外の消耗部品の識別情報と閾値に関する情報とが対応付けられた一覧の一例である。
本実施形態では、所定外のカートリッジを検出するための判定にシリアルナンバ、印刷カウンタ、初回印刷日時、最終印刷日時、残量なしフラグを用いているが、これに限定されるものではない。例えば、キャリブレーションカウンタ、残量少フラグ等を用いてもよい。
本実施形態では、所定外のカートリッジを検出するための判定にシリアルナンバ、印刷カウンタ、初回印刷日時、最終印刷日時、残量なしフラグを用いているが、これに限定されるものではない。例えば、キャリブレーションカウンタ、残量少フラグ等を用いてもよい。
図8は、デバイス103のコントローラユニット213のCPU201が、現在装着されているカートリッジ228が所定外品か否かをサーバ104に問い合わせる処理の動作フローである。CPU201は、デバイス103のコントローラユニット213の電源が起動している間、所定の間隔(例えば1秒ごと)で動作フローを繰り返し行うものとする。
S801では、CPU201は、カートリッジ228が交換されたことを検知したか否かを判定する。CPU201は、検知していない場合は、S801の処理に戻る。一方、CPU201は、検知した場合は、処理をS802に進める。
S802では、CPU201は、現在装着されているカートリッジ228のメモリタグ229のID領域401から読み込んだシリアルナンバについて、サーバ104に問い合わせを行い、処理をS803に進める。
S803では、CPU201は、サーバ104から、現在装着されているカートリッジ228が所定外品か否かの判定結果を受信したか否かを判定する。CPU201は、受信していない場合は、S803の処理に戻る。一方、CPU201は、受信した場合は、処理をS804に進める。
S804では、CPU201は、S803でサーバ104から受信した判定結果に基づき、現在装着されているカートリッジ228が所定外品か否かを判定する。CPU201は、所定外品ではない場合は、一連のフローを終了する。一方、CPU201は、所定外品である場合は、処理をS805に進める。
S805では、CPU201は、現在装着されているカートリッジ228が所定外品である旨をユーザ101に報知する。本実施形態では、ユーザへの報知手段を、図9に示すようなUI画面をデバイス103の操作・表示部216に表示することとするが、これに限定されるものではない。例えば、CPU201は、PC102上のアプリケーション等を介してユーザに報知する等でもよい。S805の処理は、装着されている消耗部品が想定外の消耗部品である旨をユーザに報知する処理の一例である。
S801では、CPU201は、カートリッジ228が交換されたことを検知したか否かを判定する。CPU201は、検知していない場合は、S801の処理に戻る。一方、CPU201は、検知した場合は、処理をS802に進める。
S802では、CPU201は、現在装着されているカートリッジ228のメモリタグ229のID領域401から読み込んだシリアルナンバについて、サーバ104に問い合わせを行い、処理をS803に進める。
S803では、CPU201は、サーバ104から、現在装着されているカートリッジ228が所定外品か否かの判定結果を受信したか否かを判定する。CPU201は、受信していない場合は、S803の処理に戻る。一方、CPU201は、受信した場合は、処理をS804に進める。
S804では、CPU201は、S803でサーバ104から受信した判定結果に基づき、現在装着されているカートリッジ228が所定外品か否かを判定する。CPU201は、所定外品ではない場合は、一連のフローを終了する。一方、CPU201は、所定外品である場合は、処理をS805に進める。
S805では、CPU201は、現在装着されているカートリッジ228が所定外品である旨をユーザ101に報知する。本実施形態では、ユーザへの報知手段を、図9に示すようなUI画面をデバイス103の操作・表示部216に表示することとするが、これに限定されるものではない。例えば、CPU201は、PC102上のアプリケーション等を介してユーザに報知する等でもよい。S805の処理は、装着されている消耗部品が想定外の消耗部品である旨をユーザに報知する処理の一例である。
図9は、現在装着されているカートリッジ228が所定外品であると判定され、その旨をユーザに報知する(S805)際に、デバイス103の操作・表示部216に表示するUI画面例を示す図である。メインメッセージ部901と補助メッセージ部903とには、所定外カートリッジが装着されている旨等のメッセージが表示されている。ステータス画面部902には、カートリッジ228の確認を示唆するイラストが表示されている。ユーザがカートリッジ228を交換し、デバイス103のカバーをクローズすると本UI画面は閉じられ、図8に示す動作フローが再び実行される。
図10は、サーバ104のCPU301がデバイス103から問い合わせを受けたシリアルナンバを持つカートリッジについて、所定外品か否かを判定し、その判定結果をデバイス103に送信する処理の動作フローである。CPU301は、サーバ104の電源が起動している間、所定の間隔(例えば1秒ごと)で動作フローを繰り返し行うものとする。
S1001では、CPU301は、デバイス103から、カートリッジ228のシリアルナンバについての問い合わせを受信したか否かを判定する。CPU301は、受信していない場合は、S1001の処理に戻る。一方、CPU301は、受信した場合は、処理をS1002に進める。
S1002では、CPU301は、S1001で受信したシリアルナンバが所定外カートリッジリスト701に存在するか否かを判定する。CPU301は、存在しない場合は、対象のカートリッジは所定品であると判定し、処理をS1005に進める。一方、CPU301は、存在する場合は、対象のカートリッジは所定外品であると判定し、処理をS1003に進める。
S1003では、CPU301は、所定外カートリッジリスト701において、S1001で受信したシリアルナンバの所定外判定カウンタ703が閾値以上であるか否かを判定する。CPU301は、閾値未満である場合は、処理をS1005に進める。一方、CPU301は、閾値以上である場合は、処理をS1004に進める。なお、S1003の処理は、所定品が所定外品として判定されることがないように、間違いなく所定外品であるといえるカートリッジのみ所定外品として取り扱うようにするための処理である。本実施形態では、この閾値の設定はサーバ104の管理者が変更可能とする。即ち、CPU301は、サーバ104の管理者による表示部310及び/又は操作部306を介した変更操作等に応じて、HDD303等に記憶されている閾値を変更する。但し、これに限定されるものではない。S1003の処理は、消耗部品の識別情報が一致する装着情報が所定数以上見つかったことに従って、識別情報が一致する消耗部品を所定外の消耗部品であると判定する処理の一例である。
S1004では、CPU301は、デバイス103に、問い合わせを受けたシリアルナンバを持つカートリッジが所定外品である旨を送信し、一連のフローを終了する。S1004の処理は、問い合わせの応答として所定の消耗部品であるか否かを示す情報を送信する処理の一例である。
S1005では、CPU301は、デバイス103に、問い合わせを受けたシリアルナンバを持つカートリッジが所定品である旨を送信し、一連のフローを終了する。S1005の処理は、問い合わせの応答として所定の消耗部品であるか否かを示す情報を送信する処理の一例である。
S1001では、CPU301は、デバイス103から、カートリッジ228のシリアルナンバについての問い合わせを受信したか否かを判定する。CPU301は、受信していない場合は、S1001の処理に戻る。一方、CPU301は、受信した場合は、処理をS1002に進める。
S1002では、CPU301は、S1001で受信したシリアルナンバが所定外カートリッジリスト701に存在するか否かを判定する。CPU301は、存在しない場合は、対象のカートリッジは所定品であると判定し、処理をS1005に進める。一方、CPU301は、存在する場合は、対象のカートリッジは所定外品であると判定し、処理をS1003に進める。
S1003では、CPU301は、所定外カートリッジリスト701において、S1001で受信したシリアルナンバの所定外判定カウンタ703が閾値以上であるか否かを判定する。CPU301は、閾値未満である場合は、処理をS1005に進める。一方、CPU301は、閾値以上である場合は、処理をS1004に進める。なお、S1003の処理は、所定品が所定外品として判定されることがないように、間違いなく所定外品であるといえるカートリッジのみ所定外品として取り扱うようにするための処理である。本実施形態では、この閾値の設定はサーバ104の管理者が変更可能とする。即ち、CPU301は、サーバ104の管理者による表示部310及び/又は操作部306を介した変更操作等に応じて、HDD303等に記憶されている閾値を変更する。但し、これに限定されるものではない。S1003の処理は、消耗部品の識別情報が一致する装着情報が所定数以上見つかったことに従って、識別情報が一致する消耗部品を所定外の消耗部品であると判定する処理の一例である。
S1004では、CPU301は、デバイス103に、問い合わせを受けたシリアルナンバを持つカートリッジが所定外品である旨を送信し、一連のフローを終了する。S1004の処理は、問い合わせの応答として所定の消耗部品であるか否かを示す情報を送信する処理の一例である。
S1005では、CPU301は、デバイス103に、問い合わせを受けたシリアルナンバを持つカートリッジが所定品である旨を送信し、一連のフローを終了する。S1005の処理は、問い合わせの応答として所定の消耗部品であるか否かを示す情報を送信する処理の一例である。
以上に述べた処理制御を行うことで、消耗部品に記録された、消耗部品に記憶された情報が複製された情報であるか否かを正しく判定することができる。また、それにより、複製された情報が記憶された所定外の消耗部品が画像形成装置に装着されている場合、その旨をユーザに報知することができる。
<実施形態2>
実施形態2について説明する。
実施形態1では、図8と図10とに示したように、デバイス103は、現在装着されているカートリッジ228のシリアルナンバについてサーバ104に問い合わせ、サーバ104から所定外品か否かの判定結果を受信する。また、デバイス103に現在装着されているカートリッジ228が所定外品か否かの判定は、デバイス103では行わず、サーバ104側で行っている。一方、実施形態2では、デバイス103は、現在装着されているカートリッジ228が所定外品か否かの判定を、サーバ104に問い合わせることなく、自身で行う。そのために、デバイス103は、サーバ104から所定外カートリッジリスト701をダウンロードする。実施形態2におけるデバイス103の動作フローについては、図11で説明する。
実施形態2について説明する。
実施形態1では、図8と図10とに示したように、デバイス103は、現在装着されているカートリッジ228のシリアルナンバについてサーバ104に問い合わせ、サーバ104から所定外品か否かの判定結果を受信する。また、デバイス103に現在装着されているカートリッジ228が所定外品か否かの判定は、デバイス103では行わず、サーバ104側で行っている。一方、実施形態2では、デバイス103は、現在装着されているカートリッジ228が所定外品か否かの判定を、サーバ104に問い合わせることなく、自身で行う。そのために、デバイス103は、サーバ104から所定外カートリッジリスト701をダウンロードする。実施形態2におけるデバイス103の動作フローについては、図11で説明する。
図11は、デバイス103のコントローラユニット213のCPU201が、現在装着されているカートリッジ228が所定外品か否かを判定する処理の動作フローである。CPU201は、デバイス103のコントローラユニット213の電源が起動している間、所定の間隔(例えば1秒ごと)で動作フローを繰り返し行うものとする。
S1101では、CPU201は、カートリッジ228が交換されたことを検知したか否かを判定する。CPU201は、検知していない場合は、S1101の処理に戻る。一方、CPU201は、検知した場合は、処理をS1102に進める。
S1102では、CPU201は、前回、サーバ104から所定外カートリッジリスト701をダウンロードした時から一定期間(例えば24時間)が経過しているか否かを判定する。CPU201は、経過していない場合は、今回改めてダウンロードする必要はないと判定し、処理をS1105に進める。一方、CPU201は、経過している場合は、今回改めてダウンロードする必要があると判定し、処理をS1104に進める。本実施形態では、この一定期間の設定はデバイス103の管理者が変更可能とする。
S1103では、CPU201は、サーバ104に対して所定外カートリッジリスト701の取得要求(ダウンロード要求)を送信する。
S1104では、CPU201は、サーバ104から所定外カートリッジリスト701を受信(ダウンロード)し、NVRAM204に記憶し、処理をS1105に進める。CPU201は、NVRAM204に既に所定外カートリッジリスト701が記憶されていた場合は、ダウンロードした所定外カートリッジリスト701で上書き更新する。
S1101では、CPU201は、カートリッジ228が交換されたことを検知したか否かを判定する。CPU201は、検知していない場合は、S1101の処理に戻る。一方、CPU201は、検知した場合は、処理をS1102に進める。
S1102では、CPU201は、前回、サーバ104から所定外カートリッジリスト701をダウンロードした時から一定期間(例えば24時間)が経過しているか否かを判定する。CPU201は、経過していない場合は、今回改めてダウンロードする必要はないと判定し、処理をS1105に進める。一方、CPU201は、経過している場合は、今回改めてダウンロードする必要があると判定し、処理をS1104に進める。本実施形態では、この一定期間の設定はデバイス103の管理者が変更可能とする。
S1103では、CPU201は、サーバ104に対して所定外カートリッジリスト701の取得要求(ダウンロード要求)を送信する。
S1104では、CPU201は、サーバ104から所定外カートリッジリスト701を受信(ダウンロード)し、NVRAM204に記憶し、処理をS1105に進める。CPU201は、NVRAM204に既に所定外カートリッジリスト701が記憶されていた場合は、ダウンロードした所定外カートリッジリスト701で上書き更新する。
S1105では、CPU201は、現在装着されているカートリッジ228のシリアルナンバが、S1104でダウンロードした所定外カートリッジリスト701に存在するか否かを判定する。CPU201は、存在しない場合は、現在装着されているカートリッジ228は所定品であると判定し、一連のフローを終了する。一方、CPU201は、存在する場合は、対象のカートリッジは所定外品であると判定し、処理をS1106に進める。
S1106では、CPU201は、S1104でダウンロードした所定外カートリッジリスト701において、現在装着されているカートリッジ228のシリアルナンバの所定外判定カウンタ703が閾値以上であるか否かを判定する。CPU201は、閾値未満である場合は、現在装着されているカートリッジ228はおそらく所定外品であるがその信憑性は高くはないと判定し、一連のフローを終了する。一方、CPU201は、閾値以上である場合は、現在装着されているカートリッジ228は所定外品であると判定し、処理をS1107に進める。本実施形態では、この閾値の設定はデバイス103の管理者が変更可能とする。但し、即ち、CPU201は、デバイス103の管理者による操作・表示部216を介した変更操作等に応じて、Flash ROM202等に記憶されている閾値を変更する。但し、これに限定されるものではない。
S1107では、CPU201は、現在装着されているカートリッジ228が所定外品である旨をユーザ101に報知する。CPU201は、図9に示すようなUI画面をデバイス103の操作・表示部216に表示してもよいし、PC102上のアプリケーションを用いてユーザに報知する等でもよい。
S1106では、CPU201は、S1104でダウンロードした所定外カートリッジリスト701において、現在装着されているカートリッジ228のシリアルナンバの所定外判定カウンタ703が閾値以上であるか否かを判定する。CPU201は、閾値未満である場合は、現在装着されているカートリッジ228はおそらく所定外品であるがその信憑性は高くはないと判定し、一連のフローを終了する。一方、CPU201は、閾値以上である場合は、現在装着されているカートリッジ228は所定外品であると判定し、処理をS1107に進める。本実施形態では、この閾値の設定はデバイス103の管理者が変更可能とする。但し、即ち、CPU201は、デバイス103の管理者による操作・表示部216を介した変更操作等に応じて、Flash ROM202等に記憶されている閾値を変更する。但し、これに限定されるものではない。
S1107では、CPU201は、現在装着されているカートリッジ228が所定外品である旨をユーザ101に報知する。CPU201は、図9に示すようなUI画面をデバイス103の操作・表示部216に表示してもよいし、PC102上のアプリケーションを用いてユーザに報知する等でもよい。
図12は、サーバ104のCPU301がデバイス103から要求を受け、デバイス103に所定外カートリッジリストを送信する処理の動作フローである。CPU301は、サーバ104の電源が起動している間、所定の間隔(例えば1秒ごと)で動作フローを繰り返し行うものとする。
S1201では、CPU301は、デバイス103から、所定外カートリッジリスト701の要求を受信したか否かを判定する。CPU301は、受信していない場合は、S1201の処理に戻る。一方、CPU301は、受信した場合は、処理をS1202に進める。
S1202では、CPU301は、所定外カートリッジリスト701のコピー等を取得する。
S1203では、CPU301は、取得した所定外カートリッジリスト701のコピー等を所定外カートリッジリスト701として、要求元のデバイス103に送信する。
S1201では、CPU301は、デバイス103から、所定外カートリッジリスト701の要求を受信したか否かを判定する。CPU301は、受信していない場合は、S1201の処理に戻る。一方、CPU301は、受信した場合は、処理をS1202に進める。
S1202では、CPU301は、所定外カートリッジリスト701のコピー等を取得する。
S1203では、CPU301は、取得した所定外カートリッジリスト701のコピー等を所定外カートリッジリスト701として、要求元のデバイス103に送信する。
<実施形態3>
実施形態3について説明する。
実施形態1では、サーバ104がデバイス103に送信する所定外判定結果は、問い合わせを受けたシリアルナンバを持つカートリッジが所定外品か否かのみとしているが、他の情報を送信してもよい。例えば、サーバ104がデバイス103に、問い合わせを受けたシリアルナンバの所定外判定カウンタ703を送信してもよい。そうした場合、サーバ104から受信したシリアルナンバの所定外判定カウンタ703に応じて、デバイス103は、S805でユーザに表示するメッセージの内容等を動的に変えること等もできる。
実施形態3について説明する。
実施形態1では、サーバ104がデバイス103に送信する所定外判定結果は、問い合わせを受けたシリアルナンバを持つカートリッジが所定外品か否かのみとしているが、他の情報を送信してもよい。例えば、サーバ104がデバイス103に、問い合わせを受けたシリアルナンバの所定外判定カウンタ703を送信してもよい。そうした場合、サーバ104から受信したシリアルナンバの所定外判定カウンタ703に応じて、デバイス103は、S805でユーザに表示するメッセージの内容等を動的に変えること等もできる。
<実施形態4>
実施形態4について説明する。
実施形態4では、デバイス103は、S805又はS1107で現在装着されているカートリッジ228が所定外品である旨をユーザ101に報知した後、カートリッジ228のメモリタグ229の所定外フラグ領域にONを書き込む。このフラグがONであることは、そのカートリッジが所定外品であると判定された履歴があることを意味する。また、所定外フラグは、一度ONに書き換えられるとその後OFFに書き換えられることはない。
ネットワークに接続されておらずサーバ104と通信できないデバイス103は、サーバ104から所定外判定結果を受信することも、所定外カートリッジリストをダウンロードすることもできない。しかし、本実施形態によれば、ネットワークに接続されていないデバイス103においても、所定外フラグ領域にONが書き込まれているカートリッジ228であれば、それを所定外品であると判定することができる。
実施形態4について説明する。
実施形態4では、デバイス103は、S805又はS1107で現在装着されているカートリッジ228が所定外品である旨をユーザ101に報知した後、カートリッジ228のメモリタグ229の所定外フラグ領域にONを書き込む。このフラグがONであることは、そのカートリッジが所定外品であると判定された履歴があることを意味する。また、所定外フラグは、一度ONに書き換えられるとその後OFFに書き換えられることはない。
ネットワークに接続されておらずサーバ104と通信できないデバイス103は、サーバ104から所定外判定結果を受信することも、所定外カートリッジリストをダウンロードすることもできない。しかし、本実施形態によれば、ネットワークに接続されていないデバイス103においても、所定外フラグ領域にONが書き込まれているカートリッジ228であれば、それを所定外品であると判定することができる。
<変形例>
実施形態1から実施形態4までにおいては、トナーを収容するカートリッジが所定のカートリッジであるか、所定外のカートリッジであるかを適切に判定することについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、定着ユニット等、その他の消耗部品が所定の消耗部品であるか、所定外の消耗部品であるかを判定する場合にも適用することができる。また、上述の実施形態では、紙等のシートに画像を形成する画像形成装置を一例として説明したが、これに限定されるものではなく、消耗部品を使用する様々なデバイスに適用することもできる。例えば、樹脂や金属等の消耗材を収容した収容部を装着し、消耗材を用いて立体物を形成する3Dプリンタ等に適用することができる。更には、カートリッジやリキッドカプセル等の収容部に収容された消耗品をエアロゾル化して吸入するための電子タバコ等のデバイスに適用することもできる。また、カートリッジ式コーヒーマシン等のデバイスに適用することもできる。
また、上述の各実施形態で説明した所定のカートリッジであるか、所定外のカートリッジであるかを判定する方法はこれに限定されるものではない。例えば、複数の異なる画像形成装置から、同一のシリアル番号のカートリッジ情報が収集されたことに従って所定外のカートリッジであると判定することもできる。例えば、CPU301は、図6の処理に代えて、異なる画像形成装置から同一のシリアル番号のカートリッジ情報が所定数以上(例えば、100個以上)収集された場合に、所定外のカートリッジリストに記録するようにしてもよい。
実施形態1から実施形態4までにおいては、トナーを収容するカートリッジが所定のカートリッジであるか、所定外のカートリッジであるかを適切に判定することについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、定着ユニット等、その他の消耗部品が所定の消耗部品であるか、所定外の消耗部品であるかを判定する場合にも適用することができる。また、上述の実施形態では、紙等のシートに画像を形成する画像形成装置を一例として説明したが、これに限定されるものではなく、消耗部品を使用する様々なデバイスに適用することもできる。例えば、樹脂や金属等の消耗材を収容した収容部を装着し、消耗材を用いて立体物を形成する3Dプリンタ等に適用することができる。更には、カートリッジやリキッドカプセル等の収容部に収容された消耗品をエアロゾル化して吸入するための電子タバコ等のデバイスに適用することもできる。また、カートリッジ式コーヒーマシン等のデバイスに適用することもできる。
また、上述の各実施形態で説明した所定のカートリッジであるか、所定外のカートリッジであるかを判定する方法はこれに限定されるものではない。例えば、複数の異なる画像形成装置から、同一のシリアル番号のカートリッジ情報が収集されたことに従って所定外のカートリッジであると判定することもできる。例えば、CPU301は、図6の処理に代えて、異なる画像形成装置から同一のシリアル番号のカートリッジ情報が所定数以上(例えば、100個以上)収集された場合に、所定外のカートリッジリストに記録するようにしてもよい。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
以上、上述した各実施形態によれば、所定の消耗部品であるか否かを判定することができるようになる。また、所定外の消耗部品が画像形成装置に装着されている場合、その旨をユーザに報知することができる。
103 デバイス
104 サーバ
201 CPU
301 CPU
104 サーバ
201 CPU
301 CPU
Claims (16)
- 複数の情報処理装置から収集された、複数の消耗部品の装着情報に基づいて、所定外の消耗部品を判定する判定手段と、
前記判定手段によって所定外の消耗部品と判定された消耗部品に関する情報を記憶する記憶手段と、
情報処理装置から消耗部品に関する問い合わせを受信したことに従って、前記問い合わせに含まれる情報と、前記記憶手段が記憶する情報とに基づいて、前記問い合わせの応答として所定の消耗部品であるか否かを示す情報を送信する送信手段と、
を有するサーバ装置。 - 複数の情報処理装置から収集された、複数の消耗部品の装着情報に基づいて、所定外の消耗部品を判定する判定手段と、
前記判定手段によって所定外の消耗部品と判定された消耗部品に関する情報を記憶する記憶手段と、
情報処理装置から所定外の消耗部品の一覧を取得する要求を受信したことに従って、前記記憶手段が記憶する所定外の消耗部品に関する情報に基づく前記所定外の消耗部品の一覧を示す情報を送信する送信手段と、
を有するサーバ装置。 - 前記装着情報には少なくとも消耗部品の識別情報が含まれており、
前記判定手段は、消耗部品の識別情報が一致する装着情報が所定数以上見つかったことに従って、前記識別情報が一致する消耗部品を所定外の消耗部品であると判定する請求項1又は2記載のサーバ装置。 - 情報処理装置であって、
前記情報処理装置に装着されている消耗部品に関する情報の問い合わせをサーバ装置に送信する送信手段と、
前記問い合わせの応答として前記消耗部品が所定外の消耗部品である旨を前記サーバ装置から受信したことに従って、前記装着されている消耗部品が所定外の消耗部品である旨をユーザに報知する報知手段と、
を有する情報処理装置。 - 情報処理装置であって、
所定外の消耗部品の一覧をサーバ装置から受信する受信手段と、
前記情報処理装置に装着されている消耗部品に記憶された情報が前記一覧に存在することに従って、前記装着されている消耗部品が所定外の消耗部品である旨をユーザに報知する報知手段と、
を有する情報処理装置。 - 前記報知手段は、前記装着されている消耗部品が所定外の消耗部品である旨のメッセージを画面に出力することにより報知する請求項4又は5記載の情報処理装置。
- 前記一覧には、前記所定外の消耗部品の識別情報と閾値に関する情報とが対応付けられており、
前記報知手段は、前記閾値に関する情報に基づいて前記装着されている消耗部品が所定外の消耗部品である旨のメッセージの内容を異ならせて画面に出力することにより報知する請求項5記載の情報処理装置。 - 前記装着されている消耗部品が所定外の消耗部品である場合、前記消耗部品が所定外の消耗部品であること示す情報を、前記消耗部品が備える不揮発性メモリに書き込む書き込み手段を更に有する請求項4乃至7何れか1項記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は、画像形成装置である請求項4乃至8何れか1項記載の情報処理装置。
- 前記消耗部品は、カートリッジである請求項9記載の情報処理装置。
- 1又は複数のサーバ装置により実行される情報処理方法であって、
複数の情報処理装置から収集された、複数の消耗部品の装着情報に基づいて、所定外の消耗部品を判定する判定工程と、
前記判定工程で所定外の消耗部品と判定された消耗部品に関する情報をデータベースへ登録する登録工程と、
情報処理装置から消耗部品に関する問い合わせを受信したことに従って、前記問い合わせに含まれる情報と、前記データベースに登録された情報とに基づいて、前記問い合わせの応答として所定の消耗部品であるか否かを示す情報を送信する送信工程と、
を含む情報処理方法。 - 1又は複数のサーバ装置により実行される情報処理方法であって、
複数の情報処理装置から収集された、複数の消耗部品の装着情報に基づいて、所定外の消耗部品を判定する判定工程と、
前記判定工程で所定外の消耗部品と判定された消耗部品に関する情報をデータベースへ登録する登録工程と、
情報処理装置から所定外の消耗部品の一覧を取得する要求を受信したことに従って、前記データベースに登録された情報に基づく前記所定外の消耗部品の一覧を示す情報を送信する送信工程と、
を含む情報処理方法。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記情報処理装置に装着されている消耗部品に関する情報の問い合わせをサーバ装置に送信する送信工程と、
前記問い合わせの応答として前記消耗部品が所定外の消耗部品である旨を前記サーバ装置から受信したことに従って、前記装着されている消耗部品が所定外の消耗部品である旨をユーザに報知する報知工程と、
を含む情報処理方法。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
所定外の消耗部品の一覧をサーバ装置から受信する受信工程と、
前記情報処理装置に装着されている消耗部品に記憶された情報が前記一覧に存在することに従って、前記装着されている消耗部品が所定外の消耗部品である旨をユーザに報知する報知工程と、
を含む情報処理方法。 - コンピュータを、請求項1乃至3何れか1項記載のサーバ装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項4乃至10何れか1項記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000695A JP2019121186A (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | サーバ装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000695A JP2019121186A (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | サーバ装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019121186A true JP2019121186A (ja) | 2019-07-22 |
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ID=67307879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018000695A Pending JP2019121186A (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | サーバ装置、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2019121186A (ja) |
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2018
- 2018-01-05 JP JP2018000695A patent/JP2019121186A/ja active Pending
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