JP2019120811A - 異常検出装置、投影装置、異常検出方法、及びプログラム - Google Patents

異常検出装置、投影装置、異常検出方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成で光源の異常を検出する異常検出装置、投影装置、異常検出方法及びプログラムを提供すること。【解決手段】光源装置は、フレーム内で時分割された各セグメント期間に光を出射する光源部と、光源部から出射される光の照度値をセンサにより取得し(S202)、フレーム内における各セグメント期間の照度値の全てが閾値未満である場合に、光源部を異常と判定する(S205)検出部27と、を備える。検出部27は、光源部を異常と判定した場合に、光源部の動作を停止させる(S206,S103,S304)。【選択図】 図4

Description

本発明は、異常検出装置及びこの異常検出装置を備える投影装置並びに異常検出方法、及びプログラムに関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画面、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像撮影装置として、データプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させる。
このようなプロジェクタにおいて、内部に異常が発生した場合に光源の駆動を停止するため技術が提案されている。例えば、特許文献1の投影装置は、内部の光源側光学系上に設置した照度センサの出力値を、赤色波長帯域光の発光タイミング信号、緑色波長帯域光の発光タイミング信号、及び青色波長帯域光の発光タイミング信号と同期して取得し、色ごとに設定される異なる閾値の範囲内に照度センサの出力値が収まっていない場合に、投影装置の内部に異常が発生したと判断して光源装置の駆動を停止している。
特開2013−197807号公報
しかしながら、特許文献1のプロジェクタでは、色ごとに異なる発光タイミング信号を出力させる必要があり、専用の光源駆動アッシーが必要となる場合がある。また、全ての色の光について判定を行っていることから、照度センサを設置する場所は、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光の各々が入射される場所に限定されて構成に制約が生じる。さらに、色毎に上下に2つの閾値が設定されており、合計で6つの閾値が必要となる。
本発明は、以上の点に鑑み、簡易な構成で光源の異常を検出することを目的とする。
本発明の異常検出装置は、フレーム内で時分割された各セグメント期間に光を出射する光源部から出射される光の照度値を取得する照度値取得手段と、前記フレーム内における前記各セグメント期間に取得された前記照度値の全てが閾値未満である場合に、前記光源部を異常状態であると検出する検出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の投影装置は、上述の異常検出装置と、前記異常検出装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記表示素子と前記異常検出装置を制御する制御部と、を有することを特徴とする。
本発明の異常検出方法は、光源装置の異常検出方法であって、前記光源装置は、フレーム内で時分割された各セグメント期間に光を出射する発光手段と、前記発光手段から出射される光の照度値をセンサにより取得し、前記フレーム内における前記各セグメント期間の前記照度値の全てが閾値未満である場合に、前記光源装置を異常状態であると検出する検出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、異常検出装置が実行するプログラムであって、フレーム内で時分割された各セグメント期間に光源部により出射された光の照度値を取得する照度値取得手段、及び、前記フレーム内における前記各セグメント期間に取得された前記照度値の全てが閾値未満である場合に、前記光源部を異常状態として検出する検出手段、としての機能を実行することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で光源の異常を検出することができる。
本発明の実施形態1に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置のシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態1に係る投影装置のタイミング信号と照度センサの出力のタイムチャートを示す図である。 本発明の実施形態2に係る投影装置のシーケンスを示す図である。 本発明の実施形態2の変形例に係る投影装置のタイミング信号と照度センサの出力のタイムチャートを示す図である。 本発明の実施形態3に係る投影装置のシーケンスを示す図である。
(実施形態1)
以下、本発明を実施するための形態について述べる。図1は、本実施形態に係る投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10は、図1に示すように、略直方体形状であって、筐体の前方の側板である正面パネル12の側方に投影口を覆うレンズカバー19を有すると共に、この正面パネル12には複数の吸気孔18や排気孔17を設けている。さらに、図示しないがリモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
また、筐体の上面パネル11にはキー/インジケータ部37が設けられ、このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源ユニットや表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知する過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
さらに、筐体の背面パネルには、USB端子や画像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子20が設けられている。また、背面パネルには、複数の吸気孔が形成されている。なお、筐体の側板である図示しない右側パネル、及び、図1に示した側板である左側パネル15には、各々複数の排気孔17が形成されている。また、左側パネル15の背面パネル近傍の隅部には、吸気孔18が形成されている。
次に、投影装置10について、図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置10は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御部として機能するものである。表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応したフレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動する。そして、投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を、導光光学系を介して表示素子51に照射する。また投影装置10は表示素子51で照射された光線束を反射することによって光像を形成し、後述する投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされる記憶部32に順次書き込む記録処理を行う。さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時に記憶部32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長する。画像圧縮/伸長部31は、その画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、記憶部32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。また、記憶部32には、制御部38や検出部27が実行する光源装置60の異常検出用のプログラムを記憶することができる。そのため、光源装置60は、異常検出装置として機能する。
制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPUや各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
筐体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出される。リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36でコード信号に復調された後、制御部38に出力される。
制御部38は、システムバス(SB)を介して音声処理部47と接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声報音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御部41を制御している。光源制御部41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60の励起光照射装置70(図3参照)の動作を個別に制御する。また、光源制御部41は、制御部38の指示により、投影モードに応じて、蛍光体ホイール101等の同期のタイミングを制御する。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置10本体の電源のOFF後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をOFFにする等の制御を行う。
検出手段である検出部27は、光源装置60が出射する赤色波長帯域光L、緑色波長帯域光L及び青色波長帯域光Lを検出し、光源装置60に異常が発生したか否かの判定を行う。
図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、右側パネル14の近傍に制御回路基板241を備えている。この制御回路基板241は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備えている。また、投影装置10は、投影装置10の筐体の略中央部分に光源装置60を備えている。さらに、投影装置10には、光源装置60と左側パネル15との間に、光源側光学系170や投影側光学系220を備えている。
光源装置60は、発光手段として光源部である励起光照射装置70、緑色光源装置80及び赤色光源装置120を備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70及び蛍光ホイール装置100により形成される。励起光照射装置70は、青色波長帯域光を出射する青色光源装置である。蛍光ホイール装置100は緑色波長帯域光を出射する。赤色光源装置120は赤色波長帯域光を出射する。光源装置60には、各色波長帯域光を導光して出射する導光光学系140が配置される。導光光学系140は、励起光照射装置70、蛍光ホイール装置100及び赤色光源装置120から出射される各色波長帯域光を光源側光学系170へ導光する。
励起光照射装置70は、投影装置10の筐体の左右方向における略中央部分であって背面パネル13近傍に配置される。そして、励起光照射装置70は、背面パネル13と光軸が平行になるよう配置された複数の半導体発光素子である青色レーザダイオード71から成る光源群(励起光源)、各青色レーザダイオード71からの出射光の光軸を正面パネル12方向に90度変換する反射ミラー群75、及び、青色レーザダイオード71と右側パネル14との間に配置されたヒートシンク81等を備える。
光源群は、複数の青色レーザダイオード71がマトリクス状に配置されて形成される。本実施形態の例では、図3の上下方向を行、紙面に垂直な方向を列として、左側パネル15側から見た側面視2行3列のマトリクス状に合計6個の青色レーザダイオード71が配置される。
各青色レーザダイオード71の光軸上には、各青色レーザダイオード71から出射される青色波長帯域光の指向性を高めるように平行光に変換する複数のコリメータレンズ73が配置される。反射ミラー群75は、複数の反射ミラーが階段状に配置されてミラー基盤と一体化して形成される。反射ミラー群75は、青色レーザダイオード71から出射される光線束を一方向に縮小して第一ダイクロイックミラー141へ向けて出射させる。
ヒートシンク81と背面パネル13との間には冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261とヒートシンク81とによって青色レーザダイオード71が冷却される。さらに、反射ミラー群75と背面パネル13との間にも冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261によって反射ミラー群75等が冷却される。
蛍光ホイール装置100は、励起光照射装置70から出射される励起光の光路上であって、正面パネル12の近傍に配置される。蛍光ホイール装置100は、蛍光体ホイール101、モータ110、集光レンズ群111、集光レンズ115を備える。
蛍光体ホイール101は、正面パネル12と略平行となるように、つまり、励起光照射装置70からの出射光の光軸と直交するように配置される。モータ110は、蛍光体ホイール101を回転駆動させる。集光レンズ群111は、励起光照射装置70から出射される励起光を蛍光体ホイール101に集光させるとともに蛍光体ホイール101から背面パネル13方向に出射される蛍光光を集光する。集光レンズ115は、蛍光体ホイール101から正面パネル12方向に出射される蛍光光を集光する。なお、モータ110の正面パネル12側には冷却ファン261が配置されており、この冷却ファン261によって蛍光ホイール装置100等が冷却される。
蛍光体ホイール101は略円盤状に形成される。蛍光体ホイール101の中心軸はモータ110の軸部に固定される。蛍光体ホイール101の基材は銅やアルミニウム等の金属により形成することができる。励起光照射装置70側の基材の表面は銀蒸着等によってミラー加工された反射面となっている。蛍光体ホイール101の外周縁近傍には、励起光の入射側に、緑色波長帯域光を出射する蛍光発光領域と青色波長帯域光を透過する透過領域とが周方向に並設される。
蛍光発光領域には緑色蛍光体である蛍光体層が形成される。蛍光体層は、ミラー加工された蛍光体ホイール101の反射面上に形成される。透過領域は、半円弧状に形成される。透過領域は、例えば、蛍光体ホイール101の基材の外周縁部に形成された切欠き部に、透光性を有する透明基材が嵌入されて形成される。
蛍光体層は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光が照射されると、緑色波長帯域光の蛍光光を出射する。透過領域は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光が照射されると、その光を拡散させて蛍光体ホイール101の表側から裏側へ向かって透過させる。
赤色光源装置120には、青色レーザダイオード71と光軸が平行となるように配置された赤色光源121と、赤色光源121からの出射光を集光する集光レンズ群125と、が設けられる。赤色光源121は、赤色波長帯域光を出射する半導体発光素子である発光ダイオードである。また、赤色光源装置120は、赤色光源装置120が出射する赤色波長帯域光の光軸が、蛍光体ホイール101から出射される緑色波長帯域光の光軸と交差するように配置される。また、赤色光源装置120は、赤色光源121の右側パネル14側にヒートシンク130を備える。このヒートシンク130と正面パネル12との間には冷却ファン261が配置されている。赤色光源121は、この冷却ファン261及びヒートシンク130によって冷却される。
導光光学系140は、ダイクロイックミラー(第一ダイクロイックミラー141,第二ダイクロイックミラー148)、各色波長帯域の光線束の光軸を変換して同一の光軸とさせる反射ミラー(第一反射ミラー143,第二反射ミラー145)、各色波長帯域の光線束を集光させる集光レンズ146,147,149等からなる。以下、各部材について説明する。
第一ダイクロイックミラー141は、反射ミラー群75と集光レンズ群111との間の位置に配置される。赤色光源121が出射する赤色波長帯域光は第一ダイクロイックミラー141を透過し、蛍光体ホイール101から出射される緑色波長帯域光は第一ダイクロイックミラー141を反射するため、赤色波長帯域光と緑色波長帯域光は集光レンズ149に向かって同一光路となる。
蛍光体ホイール101を透過して出射された青色波長帯域光の光軸上、つまり、集光レンズ115と正面パネル12との間には、第一反射ミラー143が配置される。
第一反射ミラー143は、青色波長帯域光を反射して、集光レンズ146へ導光する。集光レンズ146は、第一反射ミラー143の左側パネル15側に配置される。第二反射ミラー145は、集光レンズ146の左側パネル15側に配置される。第二反射ミラー145は、集光レンズ146から入射される青色波長帯域光の光軸を背面パネル13側に90度変換する。
集光レンズ147は、第二反射ミラー145の背面パネル13側に配置される。また、第二ダイクロイックミラー148は、集光レンズ149の左側パネル15側であって、集光レンズ147の背面パネル13側に配置される。第二ダイクロイックミラー148は、緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光を反射し、青色波長帯域光を透過させる。
集光レンズ147により集光された青色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148を透過して、光源側光学系170の集光レンズ173に集光される。
また、集光レンズ149は、第一ダイクロイックミラー141の左側パネル15側に配置される。第一ダイクロイックミラー141において反射された緑色波長帯域光及び透過した赤色波長帯域光は、集光レンズ149に導光される。集光レンズ149に入射して集光された緑色波長帯域光及び赤色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148により反射され、光源側光学系170の集光レンズ173に集光される。こうして、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光が光源側光学系170に導光される。
光源側光学系170は、集光レンズ173、ライトトンネル175、集光レンズ178、光軸変換ミラー181、集光レンズ183、照射ミラー185、コンデンサレンズ195等により構成されている。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を投影側光学系220に向けて出射するので、投影側光学系220の一部でもある。
集光レンズ173は、ライトトンネル175の入射口の近傍に配置され、光源光を集光する。集光レンズ173により集光された各色波長帯域光は、ライトトンネル175に向かって出射される。
光軸変換ミラー181は、ライトトンネル175の背面パネル13側の光軸上である、集光レンズ178の後方に配置される。ライトトンネル175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178で集光された後、光軸変換ミラー181により、左側パネル15側に光軸を変換される。また、光軸変換ミラー181の裏面には、照度値取得手段である照度センサ90が配置される。照度センサ90は、光軸変換ミラー181に導光されて反射される光の漏れ光又は間接光が照度センサ90に入射するような位置に設置される。つまり、照度センサ90は、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光を受光可能な位置に配置される。
光軸変換ミラー181で反射した光線束は、集光レンズ183により集光された後、照射ミラー185により、コンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。なお、本実施形態では、表示素子51としてDMDを使用している。表示素子51は、背面パネル13側に設けられたヒートシンク190により冷却される。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光である光線束は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影側光学系220を介してスクリーンに投影される。ここで、投影側光学系220は、コンデンサレンズ195、可動レンズ群235、固定レンズ群225等により構成される。可動レンズ群235は、レンズモータにより移動可能に形成される。そして、可動レンズ群235及び固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。よって、可動レンズ群235を備える固定鏡筒は、可変焦点型レンズを備え、ズーム調節やフォーカス調節が可能に形成される。
このように投影装置10を構成することで、蛍光体ホイール101を回転させるとともに励起光照射装置70及び赤色光源装置120から適宜のタイミングで光を出射すると、赤色、緑色及び青色の各波長帯域光が導光光学系140及び光源側光学系170を介して表示素子51に入射される。そのため、投影装置10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、光源装置60の異常検出方法について説明する。まず、本実施形態における光源装置60の光学部材等の位置ずれや取り出し等の異常判定の概要を説明する。本実施形態では、図3に示したように、光源装置60から出射された赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光の一部が、光路上(例えば図3の光源側光学系170の光路上)に設置された照度センサ90に照射される。そして、その照度センサ90により検出された照度は、図2に示す検出部27にデジタル値として渡される。検出部27は、そのデジタル値を基にして光源装置60が異常であるか否かについて判定を行う。その結果、検出部27が光源装置60を異常状態であると判定した場合に、制御部38が光源制御部41を介して光源装置60を停止させる。
図4は、検出部27が行う異常判定処理のシーケンスを示す図である。また、図5は、投影装置10のタイミング信号と照度センサ90の出力のタイムチャートを示す図である。
まず、ステップS101で、制御部38は、タイミング信号a11,a12(a1)を検出部27及び光源制御部41に送信する。タイミング信号a1とは、時分割光発生器を実現する機能として用いられ、光源装置60が出射する光を、赤色波長帯域光から緑色波長帯域光へ、緑色波長帯域光から青色波長帯域光へ、又は青色波長帯域光から赤色波長帯域光へ、切り替えるためのトリガーとなる信号である。そのため、制御部38は、タイミング信号a11,a12(a1)により赤色波長帯域光L、緑色波長帯域光L及び青色波長帯域光Lの出射のタイミングを制御する。
また、照度センサ90は、このタイミング信号a1の立ち上りに同期して、照度値V,V,Vを取得することができる。なお、本実施形態におけるタイミング信号a1のみではいずれの波長帯域の光を出射させる指示であるかの区別はないが、光源装置60が出射する光の波長帯域の順は予め定められている。タイミング信号a1は、例えば図5に示すように、パルス波であり、初期状態では最初のフレームF1のタイミングT11において送信される。
ステップS301で、光源制御部41は、制御部38からセグメント切り替えのタイミング信号a11をトリガーとして受信すると、ステップS302の処理に進む。ステップS302で、光源制御部41は、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光のいずれかを出射するように、光源装置60の駆動を指示する。例えば、図5において、タイミングT11でタイミング信号a11を受信した光源制御部41は、図3の赤色光源装置120から赤色波長帯域光Lを出射するように発光指示をする。また、光源制御部41は、タイミングT13でタイミング信号a11を受信すると緑色波長帯域光Lを出射するように発光指示をし、タイミングT15でタイミング信号a11を受信すると青色波長帯域光Lを出射するように発光指示する。
ステップS201で、検出部27は、タイミング信号a12を受信すると、ステップS202の処理に進む。
ステップS202で、検出部27は、タイミング信号a12を受信してから予め定めた遅延時間の経過後、赤色波長帯域光L、緑色波長帯域光L又は青色波長帯域光Lのいずれかを受信して、照度値V,V,Vを取得する。図5に示したタイミングT12,T14,T16は、各々タイミングT11,T13,T15からの遅延時間が経過したタイミングである。光源装置60が赤色波長帯域光Lを出射している図5のセグメント期間P11では、検出部27は、タイミングT12に赤色波長帯域光Lの照度値Vを取得する。また、検出部27は、セグメント期間P12ではタイミングT14に緑色波長帯域光Lの照度値Vを取得し、セグメント期間P13ではタイミングT16に青色波長帯域光Lの照度値Vを取得する。
ステップS203で、検出部27は、ステップS202で取得した照度をAD(アナログ−デジタル)変換したデジタル値として記憶部32に記憶する。
ステップS204で、検出部27は、1フレーム分以上の照度値を記憶部32に記憶したか判定する。検出部27は、1フレーム分以上の照度値を記憶していない場合(S204,N)ステップS201の処理に戻り、1フレーム分の照度値を記憶した場合(S204,Y)、ステップS205の処理に進む。
1フレーム分以上の照度値を記憶していない場合(S204,N)、検出部27は、再びタイミング信号a12を受信して、ステップS201〜S204の処理を繰り返すことにより、緑色波長帯域光Lと青色波長帯域光Lの照度値V,Vを取得する。
ステップS205で、検出部27は、一つのフレーム内の照度値V,V,Vが全て閾値Vref未満であるか判定する。検出部27は、フレーム内の照度値が全て閾値Vref未満でない場合(S205,N)、ステップS201の処理に戻り、フレーム内の照度値が全て閾値Vref未満である場合(S205,Y)、ステップS206の処理に進む。図5のフレームF1の例では、フレームF1内の赤色波長帯域光L1の照度値Vが閾値Vref未満で、緑色波長帯域光Lの照度値V及び青色波長帯域光Lの照度値Vが閾値Vref未満でないため、検出部27はステップS201の処理に戻る。
ステップS206で、検出部27は、制御部38対して光源が異常状態であることを示す異常判定結果a2を送信する。
ステップS102で、制御部38は、検出部27から異常判定結果a2を受信したか判定する。制御部38は、異常判定結果a2を受信しない場合(S102,N)、ステップS101の処理に戻り、異常判定結果a2を受信した場合(S102,Y)、ステップS103の処理に進む。
ステップS103で、制御部38は、光源制御部41に対し光源装置60の発光動作を停止させるための光源停止指示a3を送信する。
ステップS303で、光源制御部41は、制御部38から光源停止指示a3を受信したか判定する。光源制御部41は、光源停止指示a3を受信していない場合(S303,N)、ステップS301の処理に戻り、光源停止指示a3を受信した場合(S303,Y)、ステップS304の処理に進む。ステップS304で、光源制御部41は、光源装置60の光の出射動作を停止する。
以上、本実施形態では、フレーム内において2つに時分割された各セグメント期間に出射される光の照度値を、一つの閾値Vrefを用いて異常判定をおこなうため、簡易な構成で光源装置60の異常を検出することができる。
(実施形態2)
次に、実施形態2について説明する。図6は、実施形態2に係る投影装置10のシーケンスを示す図である。本実施形態では、図4に示した検出部27のステップS205の代わりに、ステップS205a及びステップS205bの処理を行っている。なお、図4と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
ステップS205aで、検出部27は、フレーム内の照度値V,V,Vが全て閾値Vref未満であるか判定する。検出部27は、フレーム内の照度値V,V,Vが全て閾値Vref未満でない場合(ステップS205,N)ステップS205bの処理に進み、フレーム内の照度値V,V,Vが全て閾値Vref未満である場合(S205,Y)ステップS206の処理に進む。
ステップS205bで、検出部27は、フレーム内の照度値V,V,Vが全て閾値Vref以上であるか判定する。検出部27は、フレーム内の照度値V,V,Vが全て閾値Vref以上でない場合(S205,N)ステップS201の処理に戻り、フレーム内の照度値V,V,Vが全て閾値Vref以上である場合(S205,Y)ステップS206の処理に進む。
図5に示したフレームF1の照度値V,V,Vの例では、フレームF1内の全ての照度値V,V,Vが閾値Vref未満でなく(S205a,N)、かつ、フレームF1内の全ての照度値V,V,Vが閾値Vref以上でないため(S205,N)、検出部27は光源装置60が異常状態でないと判定してステップS201の処理に戻る。
(実施形態2の変形例)
次に、実施形態2の変形例について説明する。図7は、実施形態2の変形例における投影装置10のタイミング信号a1と照度センサ90の出力のタイムチャートを示す図である。照度センサ90から照度値V,V,Vを取得するタイミングT12,T14,T16は実施形態1と同様に、タイミング信号a1を基に決定される。
検出部27は、図6のステップS205bにおいて、フレーム内の照度値の全てが照度センサ90の出力の最大値(Max値)VMaxであるか判定を行うようにしてもよい。この場合、検出部27は、フレーム内の照度値が全て最大値VMaxでない場合(S205b,N)ステップS201の処理に戻り、フレーム内の照度値が全て最大値VMaxである場合(S205b,Y)ステップS206の処理に進む。
本実施形態の照度値V,V,Vは、赤色波長帯域光L、緑色波長帯域光L及び青色波長帯域光Lのうち、緑色波長帯域光Lが最も大きい値を示す。そこで、緑色波長帯域光Lの出射時に照度センサ90が出力する照度値Vの最大値VMaxと略同じか最大値VMaxより低くなるように照度センサ90の出力を予め調整しておく。図7では、緑色波長帯域光Lの照度値Vは最大値VMaxより低く設定されている。そして、赤色波長帯域光L、緑色波長帯域光L及び青色波長帯域光Lのいずれも最大値VMaxより低いため(S205b,N)、検出部27は光源装置60が異常状態でないと判定してステップS201の処理に戻る。
以上、本実施形態では、照度センサ90の照度値が常に閾値Vrefより大きいか最大値VMaxの場合であっても、光源装置60が異常状態であると判定する。照度センサ90の出力端子をショートさせると、照度値V,V,Vを閾値Vrefより高くすることができる場合があり、実施形態1のステップS205のみの判定では異常状態ではないと判定されてしまうが、本実施形態ではステップS205bにより異常判定を正しく行うことができ、判定結果が欺かれることを防ぐことができる。このように、簡易な構成で光源装置60の異常を検出することができる。
(実施形態3)
次に、実施形態3について説明する。図8は、本実施形態の投影装置10のシーケンスを示す図である。本実施形態では、図4に示したステップS205の処理の代わりに、ステップS205c及びステップS205dの処理を行う。なお、本実施形態の説明において、実施形態1と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。また、投影装置10のタイミング信号a1と照度センサ90の出力のタイムチャートについては実施形態1に示した図5と同様である。
ステップS205cで、検出部27は、1フレーム内の照度値の全てが、実施形態1の図5に示す閾値Vref未満であるか判定する。検出部27は、照度値の全てが閾値未満である場合(S205c,Y)、ステップS206の処理に進み、照度値の全てが閾値未満でない場合(S205c,N)、ステップS205dの処理に進む。
ステップS205dで、検出部27は、フレーム内に出射される光の照度値の大小パターンと、記憶部32内に予め記憶した判定パターンとを比較して、一致するか判定する。検出部27は、フレーム内の照度と判定パターンとが一致する場合(ステップS205d,Y)、ステップS201の処理に戻り、フレーム内の照度と判定パターンとが一致しない場合(ステップS205d,N)、ステップS206の処理に進む。
本実施形態では、図5に示したように、赤色波長帯域光L、緑色波長帯域光L及び青色波長帯域光Lで照度値V,V,Vが異なることを利用して異常判定を行っている。照度値V,V,Vの大きさは、正常時では赤色波長帯域光L、緑色波長帯域光L及び青色波長帯域光Lの順に、一つのフレームF内で小→大→中と繰り返される。したがって、この値の繰り返しパターンを判定パターンとして予めステップS205dで行う異常判定用に記憶部32に記憶させておき、ステップS202で取得した照度値V,V,Vと比較することにより異常判定を行うことができる。
例えば、記憶部32には、予め照度値V,V,Vの判定パターンを小→大→中と記憶しておく。図5では、フレームF1内の照度値V,V,Vの全てが閾値Vref未満ではなく(S205c,N)、照度値V,V,Vのパターンが判定パターンである小→大→中と一致するため(S205d,Y)、検出部27は光源装置60が異常状態ではないと判定してステップS201の処理に戻る。
なお、実施形態3のパターンによるステップS205dの判定は、実施形態2のステップS205bの処理の前又は後に組み合わせて行ってもよい。
また、実施形態1〜3で、モードや投影装置10の仕様により、4種類以上の波長帯域の光を4つ以上のセグメント期間に時分割して出射する光源装置60としてもよい。例えば、4分割の場合、光源装置60は赤色波長帯域光、緑色波長帯域光、青色波長帯域光及び黄色波長帯域光を光源光として出射することができる。また、6分割の場合、光源装置60は赤色波長帯域光、緑色波長帯域光、青色波長帯域光、シアン色波長帯域光、マゼンタ色波長帯域光及び黄色波長帯域光を光源光として出射することができる。
また、最も照度値の大きい緑色波長帯域光の照度値Vのみにより判定することもでき、ステップS205において、検出部27は、照度値Vが予め定めた閾値Vref未満でないと判定した場合にステップS201の処理に進み、照度値Vが閾値Vref未満と判定した場合にステップS206の処理に進む構成とすることができる。
また、青色波長帯域光や緑色波長帯域光の光源であるレーザ光源(青色レーザダイオード71)が異常である場合のみの識別を想定する場合において、構造制約上、照度センサ90を赤色波長帯域光の受光可能な位置にのみ設置可能である場合であっても、赤色波長帯域光を遮光するテープ等の部材を追加することで照度センサ90に赤色波長帯域光が入射しない構成とすることができる。これにより、赤色波長帯域光を完全に遮光できなくても、閾値Vrefの調整やパターン比較により、実施形態1〜実施形態3の処理を実施することができる。
また、光源装置60の経年劣化を考慮して、投影時間ごとに所定の閾値を設定しておくことで、誤判定によって通常動作中に光源が停止することを防ぎ、利便性を保つことができる。例えば、閾値は、徐々に低くなるように経時変化する値とすることができる。
また、照度センサ90を設置させる場所として、図3に示したように、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光の光路上に設けたが、赤色波長帯域光が入射されない場所に設置してもよい。これにより、投影装置10の危険度が大きい光源(例えば本実施形態の青色レーザダイオード71から出射される青色波長帯域光や、この青色波長帯域光により励起された緑色波長帯域光)の光が投影装置10外部に照射されるなどの異常状態を識別することができる。この場合であっても、各実施形態に示した異常検出方法を適用することができる。
以上、説明した投影装置10は、フレーム内で時分割された各セグメント期間に光を出射する光源部から出射される光の照度値を取得する照度値取得手段と、フレーム内における各セグメント期間の照度値の全てが閾値未満である場合に、光源部を異常状態であると検出する検出手段と、を備える。
よって、従来発生する可能性のあった、照度センサ90の出力端子の改造による騙しやこれによる光源装置60の取り外し等の光源装置60の不正な使用を防ぐことができる。また、照度センサ90側のゲイン調整などに係る工数を大きく削減することができる。また、すべての光源を照度センサ90に照射する必要がなく、実装上の制約を緩和することができる。
また、照度センサ90に照射する光と照射されない光とを予め分けておくことで、1フレーム中に照度が閾値Vref以上になる期間と閾値Vref未満になる期間とを意図的に作り出して、光源装置60内の光学部材等の取り外しやずれ等の異常を的確に検出することができる。
また、検出部27では実際にどの色が点灯しているかを検出する必要が無く、照度センサ90を設置する場所に自由度があり、赤色波長帯域光Lを受光できない場所でも設置可能である。正常時における照度値Vが最も低いセグメント期間P11に出射される赤色波長帯域光Lの受光ができない照度センサ90の配置構成や、照度センサ90の直前に赤色波長帯域光Lを遮光するテープ等の部材を追加等して閾値の設定変更をする構成であっても、照度センサ90の配置に依存することなく各実施形態に示した判定アルゴリズムを流用することができる。
よって、簡易な構成で、光源装置60や投影装置10に異常が発生した場合に光源装置60を停止することができ、安全性を向上させることができる。
また、検出手段により、照度値の全てが閾値Vref以上である場合に、光源部を異常状態と判定する異常検出装置は、負荷の少ない判定処理により、光源装置60の異常を検出することができる。
また、検出手段により、照度値の全てが、閾値Vrefより大きく、且つ照度値取得手段の出力の最大値VMaxである場合に、光源部を異常状態と判定する異常検出装置は、タイミング信号a1に同期しない方法で照度センサ90の出力値を騙すことが困難であるため、異常判定を容易に行うことができる。
また、検出手段により、複数の照度値のパターンが、予め定めた判定パターンと異なる場合に、光源部を異常状態と判定する異常検出装置は、照度センサ90の出力端子の改変をして照度値を騙すことを困難にすることができる。
また、閾値が徐々に低くなるように経時変化する異常検出装置は、誤判定によって通常動作中に光源が停止することを防ぎ、利便性を保つことができる。
また、検出手段が光源部を異常状態と判定した場合に光源部の動作を停止させる異常検出装置は、光源装置60の安全性を確保することができる。
また、照度値取得手段が、フレームに含まれる全てのセグメント期間に出射される光を受光可能な位置に配置される、又は、フレームに含まれるセグメント期間に出射される光のうち正常時において最も低い照度値の光が受光されない位置に配置される異常検出装置は、設計の自由度を高いものとすることができる。
また、照度値取得手段がフレームに含まれるセグメント期間に出射される光のうち正常時において最も低い照度値Vの赤色波長帯域光Lが受光されない位置に配置される異常検出装置は、光源装置60の設計自由度を高くすることができる。
また、光源部が赤色光源装置120、緑色光源装置80及び青色光源装置を含み、検出手段がフレーム中に時分割された3つのセグメント期間に赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光の照度値V,V,Vを取得する、異常検出装置は、カラー画像の表示を可能としつつ異常判定及び異常検出を可能とすることができる。
また、光源装置60の異常検出方法は、光源装置60が、フレーム内で時分割されたセグメント期間P11,P12,P13毎に光を出射する発光手段と、発光手段から出射される光の照度値V,V,Vを照度センサ90により取得し、フレーム内におけるセグメント期間の照度値の全てが閾値Vref未満である場合に、光源装置60を異常状態であると検出する検出手段と、を備える。また、異常検出装置が実行するプログラムは、検出部27が、フレーム内で時分割された各セグメント期間に光源部により出射された光の照度値を取得する照度値取得手段、及び、フレーム内における各セグメント期間に取得された照度値の全てが閾値未満である場合に、光源部を異常状態として検出する検出手段、としての機能を実行する。
そのため簡易な構成で、光源装置60や投影装置10に異常が発生した場合に光源装置60を停止することができ、安全性を向上させることができる。
なお、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] フレーム内で時分割された各セグメント期間に光を出射する光源部から出射される光の照度値を取得する照度値取得手段と、
前記フレーム内における前記各セグメント期間に取得された前記照度値の全てが閾値未満である場合に、前記光源部を異常状態であると検出する検出手段と、
を備えることを特徴とする異常検出装置。
[2] 前記照度値取得手段は、照度センサを含む、ことを特徴とする上記[1]に記載の異常検出装置。
[3] 前記検出手段は、前記照度値の全てが前記閾値以上である場合に、前記光源部を異常状態と判定することを特徴とする上記[1]又は上記[2]に記載の異常検出装置。
[4] 前記検出手段は、前記照度値の全てが、前記閾値より大きく、且つ前記照度値取得手段の出力の最大値である場合に、前記光源部を異常状態と判定することを特徴とする上記[1]乃至上記[3]の何れか1項に記載の異常検出装置。
[5] 前記検出手段は、複数の前記照度値のパターンが、予め定めた判定パターンと異なる場合に、前記光源部を異常状態と判定することを特徴とする上記[1]乃至上記[4]の何れかに記載の異常検出装置。
[6] 前記閾値は、徐々に低くなるように経時変化することを特徴とする上記[1]乃至上記[5]の何れかに記載の異常検出装置。
[7] 前記検出手段は、前記光源部を異常状態と判定した場合に前記光源部の動作を停止させることを特徴とする上記[1]乃至上記[6]の何れかに記載の異常検出装置。
[8] 前記照度値取得手段は、前記フレームに含まれる全ての前記セグメント期間に出射される光を受光可能な位置に配置される、又は、前記フレームに含まれる前記セグメント期間に出射される光のうち正常時において最も低い前記照度値の光が受光されない位置に配置されることを特徴とする上記[1]乃至上記[7]の何れかに記載の異常検出装置。
[9] 前記光源部は、赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置と、緑色波長帯域光を出射する緑色光源装置と、青色波長帯域光を出射する青色光源装置とを備え、
前記照度値取得手段は、前記フレームに含まれる前記セグメント期間に出射される光のうち正常時において最も低い前記照度値の前記赤色波長帯域光が受光されない位置に配置される、
ことを特徴とする上記[8]に記載の異常検出装置。
[10] 前記光源部は、前記照度値が小さい赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置と、前記照度値が前記赤色波長帯域光より大きい青色波長帯域光をレーザとして出射する青色光源装置と、前記照度値が前記青色波長帯域光より大きい緑色波長帯域光を前記レーザにより励起された蛍光光として出射する緑色光源装置と、を含み、
前記検出手段は、前記フレーム中に時分割された前記セグメント期間に、前記赤色波長帯域光、前記緑色波長帯域光及び前記青色波長帯域光の前記照度値を取得する、
ことを特徴とする上記[1]乃至上記[8]の何れかに記載の異常検出装置。
[11] 上記[1]乃至上記[10]の何れか記載の異常検出装置と、
前記異常検出装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記表示素子と前記異常検出装置を制御する制御部と、
を有することを特徴とする投影装置。
[12] 光源装置の異常検出方法であって、
前記光源装置は、
フレーム内で時分割された各セグメント期間に光を出射する発光手段と、
前記発光手段から出射される光の照度値をセンサにより取得し、前記フレーム内における前記各セグメント期間の前記照度値の全てが閾値未満である場合に、前記光源装置を異常状態であると検出する検出手段と、
を備えることを特徴とする異常検出方法。
[13] 異常検出装置が実行するプログラムであって、
フレーム内で時分割された各セグメント期間に光源部により出射された光の照度値を取得する照度値取得手段、及び、
前記フレーム内における前記各セグメント期間に取得された前記照度値の全てが閾値未満である場合に、前記光源部を異常状態として検出する検出手段、
としての機能を実行することを特徴とするプログラム。
10 投影装置 11 上面パネル
12 正面パネル 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
17 排気孔 18 吸気孔
19 レンズカバー 20 端子
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
27 検出部 31 画像圧縮/伸長部
32 記憶部 35 Ir受信部
36 Ir処理部 37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御部
43 冷却ファン駆動制御回路 45 レンズモータ
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子 60 光源装置
70 励起光照射装置 71 青色レーザダイオード
73 コリメータレンズ 75 反射ミラー群
80 緑色光源装置 81 ヒートシンク
90 照度センサ 100 蛍光ホイール装置
101 蛍光体ホイール 110 モータ
111 集光レンズ群 115 集光レンズ
120 赤色光源装置 121 赤色光源
125 集光レンズ群 130 ヒートシンク
140 導光光学系 141 第一ダイクロイックミラー
143 第一反射ミラー 145 第二反射ミラー
146 集光レンズ 147 集光レンズ
148 第二ダイクロイックミラー 149 集光レンズ
170 光源側光学系 173 集光レンズ
175 ライトトンネル 178 集光レンズ
181 光軸変換ミラー 183 集光レンズ
185 照射ミラー 190 ヒートシンク
195 コンデンサレンズ 220 投影側光学系
225 固定レンズ群 235 可動レンズ群
241 制御回路基板 261 冷却ファン
F1,F2 フレーム L 赤色波長帯域光
緑色波長帯域光 L 青色波長帯域光
11〜P13 セグメント期間 T11〜T16 タイミング
21〜T26 タイミング
〜V 照度値 VMax 最大値
ref 閾値 a1(a11,a12)タイミング信号
a2 異常判定結果 a3 光源停止指示

Claims (13)

  1. フレーム内で時分割された各セグメント期間に光を出射する光源部から出射される光の照度値を取得する照度値取得手段と、
    前記フレーム内における前記各セグメント期間に取得された前記照度値の全てが閾値未満である場合に、前記光源部を異常状態であると検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする異常検出装置。
  2. 前記照度値取得手段は、照度センサを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記検出手段は、前記照度値の全てが前記閾値以上である場合に、前記光源部を異常状態と判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の異常検出装置。
  4. 前記検出手段は、前記照度値の全てが、前記閾値より大きく、且つ前記照度値取得手段の出力の最大値である場合に、前記光源部を異常状態と判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の異常検出装置。
  5. 前記検出手段は、複数の前記照度値のパターンが、予め定めた判定パターンと異なる場合に、前記光源部を異常状態と判定することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の異常検出装置。
  6. 前記閾値は、徐々に低くなるように経時変化することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の異常検出装置。
  7. 前記検出手段は、前記光源部を異常状態と判定した場合に前記光源部の動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の異常検出装置。
  8. 前記照度値取得手段は、前記フレームに含まれる全ての前記セグメント期間に出射される光を受光可能な位置に配置される、又は、前記フレームに含まれる前記セグメント期間に出射される光のうち正常時において最も低い前記照度値の光が受光されない位置に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の異常検出装置。
  9. 前記光源部は、赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置と、緑色波長帯域光を出射する緑色光源装置と、青色波長帯域光を出射する青色光源装置とを備え、
    前記照度値取得手段は、前記フレームに含まれる前記セグメント期間に出射される光のうち正常時において最も低い前記照度値の前記赤色波長帯域光が受光されない位置に配置される、
    ことを特徴とする請求項8に記載の異常検出装置。
  10. 前記光源部は、前記照度値が小さい赤色波長帯域光を出射する赤色光源装置と、前記照度値が前記赤色波長帯域光より大きい青色波長帯域光をレーザとして出射する青色光源装置と、前記照度値が前記青色波長帯域光より大きい緑色波長帯域光を前記レーザにより励起された蛍光光として出射する緑色光源装置と、を含み、
    前記検出手段は、前記フレーム中に時分割された前記セグメント期間に、前記赤色波長帯域光、前記緑色波長帯域光及び前記青色波長帯域光の前記照度値を取得する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の異常検出装置。
  11. 請求項1乃至請求項10の何れか記載の異常検出装置と、
    前記異常検出装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
    前記表示素子と前記異常検出装置を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする投影装置。
  12. 光源装置の異常検出方法であって、
    前記光源装置は、
    フレーム内で時分割された各セグメント期間に光を出射する発光手段と、
    前記発光手段から出射される光の照度値をセンサにより取得し、前記フレーム内における前記各セグメント期間の前記照度値の全てが閾値未満である場合に、前記光源装置を異常状態であると検出する検出手段と、
    を備えることを特徴とする異常検出方法。
  13. 異常検出装置が実行するプログラムであって、
    フレーム内で時分割された各セグメント期間に光源部により出射された光の照度値を取得する照度値取得手段、及び、
    前記フレーム内における前記各セグメント期間に取得された前記照度値の全てが閾値未満である場合に、前記光源部を異常状態として検出する検出手段、
    としての機能を実行することを特徴とするプログラム。
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