JP2019120095A - 杭頭処理工法 - Google Patents

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Hiroyuki Takeuchi
博幸 竹内
祐一 ▲高▼橋
祐一 ▲高▼橋
Yuichi Takahashi
武樹 松家
Takeki Matsuya
武樹 松家
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Abstract

【課題】水平破断した杭頭余盛部を小割にして場外にそのまま搬出可能な形状・寸法にする杭頭処理工法を提供する。【解決手段】水平破断された杭頭余盛部21の上面から複数の装薬孔50〜54を縦方向に削孔し、複数の装薬孔50〜54に装薬材40を装填し、装薬材内の動的破砕剤により杭頭余盛部21を小割破砕する。複数の装薬孔50〜54は、杭頭余盛部21の杭断面中心に設けられた縦方向の装薬孔50、および、杭断面中心を中心とした同一円周上に等間隔に設けられた少なくとも3つの縦方向の装薬孔である。【選択図】図4

Description

本発明は、場所打ちコンクリート杭の杭頭処理工法に関する。
場所打ちコンクリート杭の杭頭処理に関する従来の工法として次のものが知られている。
(1)はつり工法
杭頭の余盛部を手動式の破砕機を用いて人力によりはつり、発生したコンクリートガラを処理する工法で、作業時間に制限があるなどして時間を要するばかりでなく、騒音・振動が著しく、周辺環境に大きく影響する。また、作業中に、杭頭の鉄筋を傷めるなど、工法的な問題もある。
(2)静的破砕剤による破砕工法
あらかじめ杭頭に設置したシース管などに挿入した静的破砕剤の膨張作用により、杭頭のコンクリートを小割にし、処理する工法であるが、後施工となるため、破砕剤が適度に作用することが難しく、また、水平面がうまく形成され難いため、結果的に人力による仕上げはつりの量が多くなる傾向にある。
(3)動的破砕剤による鉛直破砕工法
動的破砕剤を鉛直方向に装着し、動的破砕により杭頭を鉛直方向に破砕し、補助的に手動破砕機によるはつり作業を伴い、発生するコンクリートガラを処理する工法が提案されているが、まだ諸条件の最適化には到っていない。
(4)竪管方式水平フィン付装薬ホルダ方式による動的破砕適用の水平破断工法
杭筋組立て時に、竪管方式の水平フィン(平鋼2枚重ね)付装薬ホルダ4本を杭外周の杭主筋内側に配置し、密閉状態とし、杭工事、掘削工事以降における杭頭表出後に、動的破砕剤を装薬ホルダに挿入し、天端部を速硬モルタルで拘束した後、遠隔操作にて杭頭余盛部を動的破砕により水平破断する(たとえば、特許文献1,2参照)。この方法も杭施工前に関連機器材を装着する必要があり、上記(3)と同様の短所が指摘されている。
(5)横孔方式による動的破砕適用の水平破断工法
あと施工となる横孔方式により動的破砕剤を装薬し、杭頭余盛部を水平破断する工法であるが、杭頭余盛部をさらに細分するまでの手法とはなっていない。したがって、引き続いて、横孔方式による水平破断工法を適用して分離された杭頭余盛部を対象として小割工法が実施されることになる(たとえば、特許文献3参照)。
特開2016-151162号公報 特開2013-124509号公報 特開2014-227675号公報
従来、杭頭処理工法に動的破砕を適用するにあたっては、まず杭頭余盛部を所定位置において水平破断し、予め取り付けた吊り元により破断された杭頭余盛部を一体として揚重移動する工法を採用していた。その際、各主筋に鉄筋カバーやボイド材を取り付けることにより、鉄筋とコンクリートの縁を切っておくことが必要条件となる。しかしながら、実際には杭頭余盛部は、通常直径が1mを超え、高さも80cmから1m近辺であることから、そのまま場外に搬出すると言う訳には行かない。通常は、場内で15〜20cm大程度に小割した上で搬出する。したがって、杭頭部に関しては、水平破断後の杭頭余盛部を小割破砕する方法が望まれる。もちろん、その方法は、騒音・粉塵が発生するようなものでなく、かつ、手間を要さずに、簡易に、瞬時にコンクリート片を破砕するような方法が望ましい。
本発明は、上述のような従来技術の問題に鑑み、水平破断した杭頭余盛部を小割にして場外にそのまま搬出可能な形状・寸法にする杭頭処理工法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための杭頭処理工法は、場所打ちコンクリート杭の杭頭処理を行う杭頭処理工法であって、杭頭部の杭頭余盛部を水平破断する工程と、前記水平破断された杭頭余盛部を前記杭頭部から分離する工程と、前記分離された杭頭余盛部の上面から複数の装薬孔を縦方向に削孔する工程と、前記複数の装薬孔に装薬材を装填する工程と、前記装薬材内の動的破砕剤により前記杭頭余盛部を小割破砕する工程と、を含み、前記複数の装薬孔は、前記杭頭余盛部の杭断面中心に設けられた縦方向の装薬孔、および、前記杭断面中心を中心とした同一円周上に等間隔に設けられた少なくとも3つの縦方向の装薬孔である。
この杭頭処理工法によれば、場所打ちコンクリート杭の杭頭処理部から水平破断され分離された杭頭余盛部の上面に複数の装薬孔を縦方向に削孔し、複数の装薬孔は、杭頭余盛部の杭断面中心に設けられた縦方向の装薬孔、および、杭断面中心を中心とした同一円周上に等間隔に設けられた少なくとも3つの縦方向の装薬孔であることで、複数の装薬孔における各動的破砕剤による破砕力がほぼ同時に発生すると、一の装薬孔からの破砕力による亀裂が別の破砕力の発生元である最近接の他の装薬孔に向かうため、杭頭余盛部を小割破砕することができる。
上記杭頭処理工法において、前記杭頭余盛部は、前記各装薬孔における前記動的破砕剤による破砕力により、前記杭断面中心の装薬孔から前記少なくとも3つの装薬孔に向けて放射状に鉛直破断されるようにすることが好ましい。
杭断面中心の装薬孔と、杭断面中心を中心とした円周上に等間隔に設けられた少なくとも3つの装薬孔の各々とが最近接の装薬孔同士の関係となって、杭頭余盛部は、各装薬孔における動的破砕剤による破砕力により、杭断面中心の装薬孔から少なくとも3つの装薬孔に向けて放射状に鉛直破断される。
また、前記複数の装薬孔内の前記動的破砕剤を複数の脚線の直列連結により同時に点火することで、複数の装薬孔における各動的破砕剤による破砕力をほぼ同時に発生させることができる。
また、複数の前記コンクリート杭が打設され、前記杭頭部から水平破砕されて分離された小割破砕前の他の杭頭余盛部を小割破砕対象の前記杭頭余盛部の上に載せて破砕時の前記動的破砕剤による上方へのガス噴出を防止するようにすることが好ましい。
本発明の杭頭処理工法によれば、水平破断した杭頭余盛部を小割にして場外にそのまま搬出可能な形状・寸法にすることができる。
本実施形態による杭頭処理工法の各工程S01〜S13を説明するためのフローチャートである。 本実施形態におけるコンクリート杭の杭頭余盛部を説明するために杭鉄筋と杭頭部を水平方向に切断して見た要部断面図(a)および鉛直方向に切断して見た要部断面図(b)である 本実施形態による杭頭処理工法に用いる装薬材を概略的に示す縦断面図である。 水平破断後で小割破砕前の杭頭余盛部の上面を示す平面図(a)、b-b線方向に切断して見た断面図(b)および装薬孔の拡大平面図(c)である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。図1は本実施形態による杭頭処理工法の各工程S01〜S13を説明するためのフローチャートである。図2は、本実施形態におけるコンクリート杭の杭頭余盛部を説明するために杭鉄筋と杭頭部を水平方向に切断して見た要部断面図(a)および鉛直方向に切断して見た要部断面図(b)である。
まず、本実施形態における場所打ちコンクリート杭について図2を参照して説明する。図2(a)(b)のように、破線で示す場所打ちのコンクリート杭10を施工するための杭鉄筋は、コンクリート杭10の杭軸方向に延びる複数の杭主筋11が上面から見て円周上に等間隔に配置されるとともに、複数の杭主筋11を包囲するようにリング状のせん断補強筋12が配置されることで、組み立てられる。複数のせん断補強筋12は、図2(b)のように、コンクリート杭10の杭軸方向に等間隔に配置される。
図2(a)(b)のように、コンクリート打設により形成されたコンクリート杭10の杭頭部20において杭頭余盛部21が杭天端22と余盛天端23との間に位置するが、杭頭余盛部21には、水平破断後に揚重する際の埋め込み式吊りアンカー13が4箇所に設けられている。吊りアンカー13は、吊り具ネジ込み方式のアンカーで、杭10の外周で等間隔四箇所のかぶり部分に杭主筋11に固定されて設けられる。
また、杭頭部20の破断処理後、水平破断された杭頭余盛部21を円滑に揚重するため、杭鉄筋の組立て時に、杭頭余盛部21に相当する部分において杭主筋11の全数に鉄筋カバーと鉄筋径に合わせたボイド材(紙製)を2重に巻いておく。
図3は本実施形態による杭頭処理工法に用いる装薬材を概略的に示す縦断面図である。図3のように、装薬材40内には動的破砕剤41と点火具42とが配置されている。すなわち、装薬材40は、可撓性のあるビニル管43内に、粒状物からなる動的破砕剤41と点火具42とが収容されており、ビニル管43の両端は、プラスチック製の栓45a,45bがはめ込まれてからシール材46a,46bにより止水され密閉されている。また、点火具42から脚線44が外部へと延びている。
なお、動的破砕剤41は、公知の各種破砕剤を使用でき、たとえば、酸化第2銅、アルミニウム、硫酸マグネシウム7水和物を主成分としたものを使用でき、点火すると、テルミット反応により激しい還元反応とともに高温・高圧の水蒸気が発生し、この発生した膨張圧を破砕力として利用する。また、臭素酸塩等のガス発生剤を主剤とした薬筒と点火具が一体となったものも使用でき、密閉状態で点火すると、高温・高圧ガスを発生する。
次に、本実施形態による場所打ちコンクリート杭の杭頭処理工法の各工程S01〜S13について図1〜図4を参照して説明する。図4は、水平破断後で小割破砕前の杭頭余盛部の上面を示す平面図(a)、b-b線方向に切断して見た断面図(b)および装薬孔の拡大平面図(c)である。
図2(a)(b)のような杭鉄筋を杭設置位置に建て込み、トレミー管を通して杭鉄筋内へコンクリートを打設する。次に、掘削工事を行い、図2(b)のコンクリート杭10の杭頭部20が表出した後、杭頭部20の想定破断面高さ(たとえば、約50mm)において図2(a)のように外周面4点につき放射状に装薬孔30を電動ドリル等で削孔する。装薬孔30は、図2(a)のように、端部のある孔であり、杭断面中心Pから放射状に略等角間隔に形成される。
次に、装薬孔30内に、装薬口30aから、ビニル管内に動的破砕剤と点火具を詰めて密閉した装薬材を挿入し、点火具に接続した脚線を装薬孔30の外部に取り出した後、砂等からなる込め物を残りの間隙に充填し装薬孔を密閉する。点火具から外部へ取り出した脚線を発破器から延長された発破母線に接続し、発破器による遠隔操作にて図2(b)の杭頭部20の杭頭余盛部21を水平破断する(S01)。
次に、杭頭部20にあらかじめ設置した複数の吊りアンカー13を用いて、水平破断された杭頭余盛部21を揚重し、コンクリート杭10から分離し撤去する(S02)。次に、分離された杭頭余盛部21を小割破砕するためにコンクリート杭の設置位置から離れた場所に移動する(S03)。
次に、図4(a)(b)のように、水平破断された杭頭余盛部21の上面Sから電動ドリルで縦方向に削孔を行い、杭断面中心P(図2(a))に縦方向の装薬孔50を形成し、また、杭断面中心Pを中心とする同一の円周C上に等間隔で4つの縦方向の装薬孔51,52,53,54を形成する(S04)。
図3のように、ビニル管43内に動的破砕剤41と点火具42とを詰めて密閉した装薬材40を予め用意し(S05)、次に、図4(a)〜(c)のように、装薬孔50〜54内に図3の装薬材40を装薬孔50〜54の底部まで挿入する(S06)。
次に、図4(b)のように、装薬孔50〜54内の各装薬材40の上部空間に砂等からなる込め物49を詰めて充填する(S07)。なお、各装薬材40の点火具42から脚線44が外部へと取り出される。
次に、同一の施工現場では、複数のコンクリート杭が打設されるので、上述と同様にして水平破断された他の杭頭余盛部21Aを用意し(S08)、図4(b)のように、小割破砕対象の杭頭余盛部21の上面Sに載せる(S09)。このように、小割破砕時の安全対策として他の杭頭余盛部21Aを杭頭余盛部21に載せることで小割破砕時の動的破砕剤による上方へのガスの噴き出しを防止することができる。
次に、防爆シート(図示省略)を、図4(b)の小割破砕対象の杭頭余盛部21と別の杭頭余盛部21Aとを全体に包むように上方から巻き付けて防爆養生をする(S10)。
次に、装薬孔50〜54内の各装薬材40の点火具42から外部に取り出された各脚線44を直列に連結し、発破器(図示省略)から延長された発破母線(図示省略)に接続する(S11)。
次に、発破器による遠隔操作で各点火具42を点火し、装薬孔50〜54内の各動的破砕剤41が各脚線44の直列連結により同時に点火されることで、装薬孔50〜54内で各動的破砕剤41によりほぼ同時に発生する破砕力によって杭頭余盛部21を小割破砕する(S12)。
すなわち、図4(a)(b)のように、杭断面中心の装薬孔50と、杭断面中心を中心とした同一円周上に等間隔に設けられた4つの装薬孔51〜54の各々とが最近接に位置する関係になっているが、各装薬孔50〜54内で各装薬材40の動的破砕剤41による膨張を伴う燃焼ガスのガス圧による破砕力がほぼ同時に発生すると、杭断面中心の装薬孔50からの破砕力による亀裂が別の破砕力の発生元である最近接の他の装薬孔51〜54に向かい、同時に、4つの装薬孔51〜54からの破砕力による亀裂が別の破砕力の発生元である最近接の杭断面中心の装薬孔50に向かい、また杭頭余盛部21の最近接の外周面にも向かうことで、杭頭余盛部21は、図4(a)の破線で示す破砕ラインL1,L2,L3,L4に沿ったようにして放射状四方向に鉛直破断される。
次に、小割破砕された杭頭余盛部21のコンクリート片を施工現場から外部に搬出する(S13)。
なお、杭頭余盛部21の高さは、たとえば、約800mmであり、各装薬孔50〜54は貫通せずに有底孔で、各装薬孔50〜54の底部は50mm程度のコンクリートを残し、小割破砕により装薬孔50〜54の底部が抜けないようにしておく。また、各装薬孔50〜54の直径は25mm、装薬材40のビニル管43の直径は15mmである。ただし、これらの数値は、一例であって、状況・必要に応じて適宜変更される。
本実施形態の杭頭処理工法によれば、動的破砕剤の使用により騒音・粉塵が発生せずに、手間を要さずに簡易に瞬時に、水平破断後の杭頭余盛部片を小割にして場外にそのまま搬出可能な形状・寸法にすることができる。
また、本実施形態では、水平破断した他の杭頭余盛部21Aを、小割破砕対象の杭頭余盛部21の天端に載せて破砕時のガス噴き出し防止とするので、従来のように上方へのガス噴出防止のため装薬材の上部を速硬モルタルなどの硬化材料で拘束する手間および硬化するまでの時間を省くことができる。
また、図4(b)の装薬孔50〜54内の砂等からなる込め物49の縦方向の長さは、装薬孔50〜54の深さの40%程度となるようにビニル管43の径を調整することが好ましい。この場合、装薬量を決める際に対象となる破断面は破砕ラインL1,L2,L3,L4に沿った鉛直破断面4面であり、破断面の総断面積は、杭半径×余盛り高さ×4となる。
以上のように本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で各種の変形が可能である。たとえば、杭断面中心を中心とした同一円周上に等間隔に設けられる装薬孔は、図4(a)では、4つとしたが、本発明はこれに限定されず、3,5,6,・・・であってもよい。このように、装薬孔の配置・数を替えて小割破砕を行う場合、装薬量は、発生する破断面の総断面積に応じて全体の装薬量で調整することが好ましい。
また、図4(b)のように小割破砕対象の杭頭余盛部21の上面Sにガス噴出防止のために載せる他の杭頭余盛部21Aは、水平破断された他の杭頭余盛部に限定されず、別に用意した同じような寸法を有する同程度のダミー重量物であってもよい。
本発明の杭頭処理工法によれば、杭頭処理において水平破断後の杭頭余盛部を簡単かつ確実に小割にして場外にそのまま搬出可能な形状・寸法にすることができるので、杭頭余盛部を施工現場から外部に容易に搬出でき、廃棄処分を簡単に行うことができる。
10 コンクリート杭
11 杭主筋
12 せん断補強筋
20 杭頭部
21 杭頭余盛部
21A 他の杭頭余盛部
40 装薬材
41 動的破砕剤
42 点火具
43 ビニル管
44 脚線
50 杭断面中心の装薬孔
51,52,53,54 装薬孔
C 円周
L1,L2,L3,L4 破砕ライン
P 杭断面中心
S 上面

Claims (4)

  1. 場所打ちコンクリート杭の杭頭処理を行う杭頭処理工法であって、
    杭頭部の杭頭余盛部を水平破断する工程と、
    前記水平破断された杭頭余盛部を前記杭頭部から分離する工程と、
    前記分離された杭頭余盛部の上面から複数の装薬孔を縦方向に削孔する工程と、
    前記複数の装薬孔に装薬材を装填する工程と、
    前記装薬材内の動的破砕剤により前記杭頭余盛部を小割破砕する工程と、を含み、
    前記複数の装薬孔は、前記杭頭余盛部の杭断面中心に設けられた縦方向の装薬孔、および、前記杭断面中心を中心とした同一円周上に等間隔に設けられた少なくとも3つの縦方向の装薬孔である杭頭処理工法。
  2. 前記杭頭余盛部は、前記各装薬孔における前記動的破砕剤による破砕力により、前記杭断面中心の装薬孔から前記少なくとも3つの装薬孔に向けて放射状に鉛直破断される請求項1に記載の杭頭処理工法。
  3. 前記複数の装薬孔内の前記動的破砕剤を同時に点火する請求項1または2に記載の杭頭処理工法。
  4. 複数の前記コンクリート杭が打設され、
    前記杭頭部から水平破砕されて分離された小割破砕前の他の杭頭余盛部を小割破砕対象の前記杭頭余盛部の上に載せて破砕時の前記動的破砕剤による上方へのガス噴出を防止する請求項1乃至3のいずれかに記載の杭頭処理工法。
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WO2020059884A1 (ja) 2018-09-21 2020-03-26 旭化成株式会社 積層体製造用冶具、積層体の製造方法、梱包体、積層体、電解槽、及び電解槽の製造方法

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