JP6186346B2 - 合成桁コンクリートの撤去方法 - Google Patents
合成桁コンクリートの撤去方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6186346B2 JP6186346B2 JP2014260845A JP2014260845A JP6186346B2 JP 6186346 B2 JP6186346 B2 JP 6186346B2 JP 2014260845 A JP2014260845 A JP 2014260845A JP 2014260845 A JP2014260845 A JP 2014260845A JP 6186346 B2 JP6186346 B2 JP 6186346B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- crushing agent
- remaining
- residual
- girder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
(1)残存コンクリートの橋軸方向と橋軸直角方向の双方又はいずれか一方に切り込み溝を形成して自由端を設けるため、周辺のコンクリートによる拘束がなく、残存コンクリートが破砕され易くなる。
(2)破砕剤として、非火薬破砕剤(例えば、テルミット反応などのガスの膨張圧によって膨張する非火薬破砕剤)を用いた場合、瞬発的に残存コンクリートを破砕することができるため、従来の静的破砕剤を用いる場合よりも作業時間を短縮することができる。
(3)橋軸方向と橋軸直角方向の双方に切り込み溝を形成した場合、破砕後の残存コンクリートの塊が小型化するため、撤去作業を行いやすく、作業時間を短縮することができる。
(4)切り込み溝の形成時に残存コンクリートとともに、残存コンクリート内の鉄筋をも切断した場合、鉄筋同士或いは鉄筋とコンクリートの結合が弱くなるため、残存コンクリートが破砕しやすくなる。
(5)切り込み溝を鋼桁の上フランジの直近までの深さとした場合、自由端が広がって破砕範囲が広がるため、非火薬破砕剤の一度の爆発で残存コンクリートを広範囲に渡って破砕することができ、残存コンクリートの撤去作業の効率が向上する。
(6)装填孔を鋼桁の上フランジの直近までの深さとした場合、非火薬破砕剤で残存コンクリートの底近くまで破砕範囲が広がるため、残存コンクリートを広範囲に渡って破砕することができ、残存コンクリートの撤去作業の効率が向上する。装填孔を底面からもあけた場合は、より一層破砕され易くなる。
(7)残存コンクリートの外周を飛散防止用と防音用の双方又はいずれか一方の養生をした後に、破砕剤を点火して残存コンクリートを破砕するようにすれば、残存コンクリートを破砕する際の音や破砕による残存コンクリートの飛散を防止することができる。
本発明のコンクリート撤去方法の一例を、図面を参照して説明する。このコンクリート撤去方法は、図1のように、鋼桁Aに支持された既設鉄筋コンクリート床版Bの支間部を搬出可能な大きさの床版ブロックCに切断して撤去し、当該床版ブロックCの撤去後に鋼桁Aの上フランジDの上に残った残存コンクリート10を撤去する方法であって、上フランジDの上の残存コンクリート10の橋軸方向及び橋軸直角方向に切り込み溝1(図2(a)〜(c))を形成し、当該残存コンクリート10に一又は二以上の装填孔2(図3(a)〜(c))を形成し、当該装填孔2にテルミット反応によって膨張する非火薬破砕剤3(図5(a)〜(c))を装填し、当該非火薬破砕剤3を点火して当該非火薬破砕剤3の膨張圧で残存コンクリート10を破砕し、当該破砕後の残存コンクリート10を上フランジDの上から撤去する方法である。以下、詳細に説明する。
本発明のコンクリート撤去方法では、図1(a)(b)に示すように、鋼桁Aに支持された既設鉄筋コンクリート床版Bの支間部を搬出可能な大きさのブロックCに切断して撤去する。既設鉄筋コンクリート床版Bの切断には、既存のコンクリートカッターを用いることができる。切断した床版ブロックCは、クレーンなどの既存の揚重機で吊り上げて撤去するとか、他の機器を使用して撤去することができる。
支間部の床版ブロックCを撤去する前に、図2(a)〜(c)に示すように、残存コンクリート10の橋軸方向及び橋軸直角方向に切り込み溝1を形成する。切り込み溝1とは一定の幅及び深さを有する切り込みのことを意味する。図2(a)〜(c)に示す例では、橋軸方向の切り込み溝(以下「橋軸方向溝」という)1aが一本と、橋軸直角方向の切り込み溝(以下「直角方向溝」という)1bが複数本(図2(b)(c)には複数本のうちの四本が現れている)形成され、それら切り込み溝1によって、残存コンクリート10が複数の区画領域11a〜11fに区画されている。橋軸方向溝1aは、橋軸直角方向の中心部に長手方向に沿って形成され、四本の直角方向溝1bは橋軸方向溝1aに直交する方向に、等間隔(略等間隔)で平行(略平行)に形成されている。橋軸方向溝1aは二本以上形成することもできる。直角方向溝1bは一本であってもよい。直角方向溝1bを複数本形成する場合、異なる間隔で設けることもできる。
切り込み溝1で区画されたそれぞれの区画領域11a〜11fには非火薬破砕剤3を装填するための複数の装填孔2を形成し、それぞれの装填孔2に非火薬破砕剤3を一つずつ装填する。装填孔2は既存のハンマードリルなどを用いて形成することができる。削孔に際して、ドリルがコンクリートE内の鉄筋Fに当たったときは、位置をずらして削孔し直すか、コアドリルに代えて残りを削孔することができる。削孔し直す場合、特に、削孔を断念した装填孔2の近くに装填孔2をあけ直す場合には、当該断念した装填孔2が非火薬破砕剤3の破砕圧の逃げ道とならないように、モルタルや注入型接着系アンカー、砂などの埋め戻し材で孔埋めを行っておくのが好ましい。装填孔2の深さや形状は非火薬破砕剤3の形状に合わせて変更することができ、細長のカートリッジ型の非火薬破砕剤3を用いている本実施形態では、当該細長の非火薬破砕剤3を装填可能な細長形状であって、当該非火薬破砕剤3を装填した後に、非火薬装填材3の外側に空間4ができる程度の深さとしてある。
装填孔2の形成後、図5(a)〜(c)に示す要領で、残存コンクリート10に形成した装填孔2内に非火薬破砕剤3を装填する。非火薬破砕剤3の破砕圧を確実に残存コンクリート10に伝達するため、非火薬破砕剤3は装填孔2の底まで押し込むと共に、当該非火薬破砕剤3の外周と装填孔2の内周面との間の空間4に孔埋め材5を充填する(孔埋めを行う)。孔埋めには、モルタルや注入型接着系アンカー、砂などの孔埋め材5を用いることができる。孔埋めにモルタルを用いる場合、作業効率の観点から、速硬性の高いモルタルを用いるのが好ましい。注入型接着系アンカーを用いるときは、例えば、旭化成ジオテック株式会社製のARケミカルセッター(登録商標)EA−500Wなどを用いることができる。モルタルや注入型接着系アンカー、砂はこれら以外のものを用いることもできる。また、孔埋め材5にはモルタルや注入型接着系アンカー、砂以外のものを代用することもできる。
非火薬破砕剤3の装填及び孔埋め後、実際に非火薬破砕剤3に点火をする前に、破砕する残存コンクリート10の外周を養生し、残存コンクリート10の飛散や破砕音を防止できるようにする。養生は様々な方法で行うことができるが、本件出願人が実験を行った際には、次の方法で飛散養生と防音養生を行った。
以上の手順を踏んだ後、非火薬破砕剤3を点火して当該非火薬破砕剤3の膨張圧で残存コンクリート10を破砕する。破砕による残存コンクリート10の壊れ方のイメージを図6に示す。図6に示すように、非火薬破砕剤3の膨張圧を受けた残存コンクリート10は、その上方部10xが小さな塊の状態で吹き飛ぶとともに、両側方部10yが砕けて横に押し出された。残存コンクリート10は飛散防止用ワイヤーによって抑えてあるため、小さな塊が遠くまで飛び散ることがない。正面から見たときに非火薬破砕剤3に挟まれた内側の芯部分10zは吹き飛ぶことなく上フランジDの上に残るが、非火薬破砕剤3の破砕圧によってひびが入り、簡単に崩れる状態になっている。塊の状態のコンクリートはそのまま揚重機で吊り上げて撤去することができ、ひびが入った芯部分10zは軽くはつり取ることによって容易に撤去することができる。なお、非火薬破砕剤3は全てを同時に破砕させることもできるが、非火薬破砕剤3ごと或いは複数の非火薬破砕剤3のグループごとに、時間差(例えば、0.1秒)をもって破砕させてもよい。
本件出願人は、鋼桁Aの上フランジD部分と残存コンクリート10部分を模した実物大試験体Xを製作し、非火薬破砕剤3の破砕による試験体Xの破砕実験を行った。本実験の概要は、図2〜図5に示すとおりである。具体的には、橋軸方向溝1aを試験体Xの橋軸直角方法(幅狭方向)の中心部に形成するとともに、その橋軸方向溝1aに直交する方向に直角方向溝1bを500mmピッチの等間隔で四本形成した。橋軸方向溝1aと直角方向溝1bは、上フランジDの10mm上に到達する深さとした。橋軸方向溝1aと直角方向溝1bによって区画された六つの区画領域11a〜11fの夫々に、橋軸方向溝1aに近い位置に一つの非火薬破砕剤3を単独配置するとともに、その外側に五つの非火薬破砕剤3を列配置した。それぞれの非火薬破砕剤3の薬量は15gとした。試験体Xを養生したのち、すべての非火薬破砕剤3を同時に点火して破砕させた。
前記実験の結果を示すものとして、破砕前の試験体Xの写真を図7に、破砕後の試験体Xの写真を図8に、破砕により生じたコンクリート塊Yの写真を図9に示す。試験体Xは非火薬破砕剤3の破砕圧によって破壊され、上方部10xが図9のような塊で吹き飛ぶとともに、両側方部10yが砕けて横に押し出された。上フランジDの上には芯部分10zが残ったが、この芯部分10zには破砕圧によってひびが入り、簡単に崩れる状態になっていた。
1a 橋軸方向溝
1b 直角方向溝
2 装填孔
3 非火薬破砕剤
4 空間
5 孔埋め材
10 残存コンクリート
10a (残存コンクリート)の上面
10b (残存コンクリート)の下面
10x 上方部
10y 側方部
10z 芯部分
11、11a〜11f 区画領域
A 鋼桁
B 既設鉄筋コンクリート床版
C 床版ブロック
D 上フランジ
E コンクリート
F 鉄筋
X 試験体
Y コンクリート塊
Claims (8)
- 合成桁の鉄筋コンクリート床版の支間部を搬出可能な大きさのブロックに切断して撤去し、当該支間部の撤去後の残存コンクリートを撤去する合成桁コンクリートの撤去方法において、
前記残存コンクリートの橋軸方向と橋軸直角方向の双方又はいずれか一方に切り込み溝を形成して当該残存コンクリートを二以上に区画し、
前記残存コンクリートに一又は二以上の装填孔を形成し、
前記装填孔に破砕剤を装填し、
装填孔に装填した破砕剤の外側に孔埋め材を充填して孔埋めをし、
前記破砕剤を点火して当該破砕剤の膨張圧で残存コンクリートを破砕し、残存コンクリートを上フランジの上から撤去する、
ことを特徴とする合成桁コンクリートの撤去方法。 - 請求項1記載の合成桁コンクリートの撤去方法において、
装填孔に装填する破砕剤が非火薬破砕剤である、
ことを特徴とする合成桁コンクリートの撤去方法。 - 請求項1又は請求項2記載の合成桁コンクリートの撤去方法において、
装填孔に装填する破砕剤が、ガスの膨張圧を利用する非火薬破砕剤である、
ことを特徴とする合成桁コンクリートの撤去方法。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の合成桁コンクリート床版の撤去方法において、
切り込み溝の形成時に、残存コンクリートとともに当該残存コンクリート内の鉄筋をも切断する、
ことを特徴とする合成桁コンクリートの撤去方法。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の合成桁コンクリートの撤去方法において、
切り込み溝は、残存コンクリートの上面から少なくともその厚さ方向半分よりも下側であって鋼桁の上フランジに到達しない深さとする、
ことを特徴とする鉄筋コンクリート床版の撤去方法。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の合成桁コンクリートの撤去方法において、
装填孔を残存コンクリートの上面から少なくともその厚さ方向半分よりも下側であって鋼桁の上フランジに接触しないように形成する、
ことを特徴とする合成桁コンクリート床版の撤去方法。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の合成桁コンクリートの撤去方法において、
装填孔を残存コンクリートの上面から下向きに又は/及び残存コンクリートの下面側であって鋼桁の上フランジの側方から斜め上向きに形成する、
ことを特徴とする合成桁コンクリート床版の撤去方法。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の合成桁コンクリート床版の撤去方法において、
残存コンクリートの外周を飛散防止用と防音用の双方又はいずれか一方の養生をした後に、破砕剤を点火して残存コンクリートを破砕する、
ことを特徴とする合成桁コンクリート床版の撤去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014260845A JP6186346B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | 合成桁コンクリートの撤去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014260845A JP6186346B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | 合成桁コンクリートの撤去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016121458A JP2016121458A (ja) | 2016-07-07 |
JP6186346B2 true JP6186346B2 (ja) | 2017-08-23 |
Family
ID=56328196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014260845A Active JP6186346B2 (ja) | 2014-12-24 | 2014-12-24 | 合成桁コンクリートの撤去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6186346B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6826872B2 (ja) * | 2016-12-05 | 2021-02-10 | 鹿島建設株式会社 | コンクリート床版の撤去方法及びコンクリート床版の新設方法 |
CN110284610B (zh) * | 2019-07-29 | 2024-04-19 | 南京君缘科爆工程技术有限公司 | 一种定制化部分拆除的钢筋混凝土结构及其静态破碎拆除方法 |
JP7309509B2 (ja) * | 2019-08-05 | 2023-07-18 | 株式会社大林組 | 主桁とコンクリート床版の合成化構造、及び主桁とコンクリート床版の再合成化方法 |
CN112962417A (zh) * | 2021-02-25 | 2021-06-15 | 四川省公路规划勘察设计研究院有限公司 | 一种适用于弯坡斜钢板梁桥的连续构造及其施工方法 |
JP7089105B1 (ja) | 2021-11-25 | 2022-06-21 | 三井住友建設株式会社 | 合成床版におけるブロックジベル周辺のコンクリートの破砕方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6255306A (ja) * | 1985-09-04 | 1987-03-11 | 三井造船株式会社 | 橋梁鉄筋コンクリ−ト床版の撤去工法 |
JP3803298B2 (ja) * | 2002-02-26 | 2006-08-02 | 横河工事株式会社 | 橋梁の鉄筋コンクリート床版の解体方法 |
JP2005179924A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd | 鉄筋コンクリート構造物の爆破解体方法 |
-
2014
- 2014-12-24 JP JP2014260845A patent/JP6186346B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016121458A (ja) | 2016-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6186346B2 (ja) | 合成桁コンクリートの撤去方法 | |
JP5620706B2 (ja) | 解体方法 | |
JP4201633B2 (ja) | 鉄筋コンクリート構造物の爆破解体方法 | |
JP6423690B2 (ja) | 解体方法 | |
JP2005179924A (ja) | 鉄筋コンクリート構造物の爆破解体方法 | |
JP4245614B2 (ja) | 杭頭処理工法及び簡易装薬ホルダ | |
JP7295610B2 (ja) | 鉄筋コンクリート躯体の表面からコンクリートを除去する方法 | |
KR100923328B1 (ko) | 대구경 대용량 자유면을 이용한 암반 굴착방법 | |
KR101400797B1 (ko) | 다수의 자유면 형성을 이용한 미진동 굴착방법 | |
JP2018168546A (ja) | コンクリート躯体の表面を所定の深さではつる方法 | |
JP2012162787A (ja) | 解体工法 | |
JP2019167690A (ja) | 杭頭処理工法 | |
JP6611592B2 (ja) | 鉄筋コンクリート躯体の表面からコンクリートを除去して鉄筋を露出させる方法 | |
JP2007138598A (ja) | コンクリート解体方法 | |
JP7467530B2 (ja) | 合成桁の床版におけるブロックジベル周辺のコンクリートの破砕方法 | |
RU1153628C (ru) | Способ добычи блочного камня | |
JP2020165146A (ja) | 杭頭処理工法 | |
JP6761734B2 (ja) | ひび割れを制御してコンクリート躯体を爆破する方法 | |
JP7061853B2 (ja) | 岩盤類の掘削部位からの掘削物を資材として採取することにより資材を製造する方法 | |
CN108775226A (zh) | 一种井下静态破碎钢筋混凝土碹体的装置和方法 | |
JP2019120095A (ja) | 杭頭処理工法 | |
KR101131047B1 (ko) | 간이 장약홀더 및 이를 포함하는 동적파괴 장치 | |
JP2023078059A5 (ja) | ||
WO2003004797A1 (en) | Method for demolishing concrete structures provided with internal reinforcing | |
JP2010116682A (ja) | コンクリート構造物の解体工法。 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170714 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170725 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170731 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6186346 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |