JP2019119211A - インクジェット記録装置およびその制御方法 - Google Patents

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寛史 平
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Abstract

【課題】 フルライン式の記録ヘッドによるマルチパス記録動作において、予備吐出動作による廃インク量を低減する。
【解決手段】 フルライン式の記録ヘッドと、記録ヘッドにより記録された記録媒体が排出される排出部と、記録ヘッドから排出部へ向かう第1方向と、第1方向と反対の第2方向に記録媒体を搬送可能な搬送手段と、記録媒体が第1方向に搬送されているときに記録ヘッドから第1領域にインクを吐出する第1記録動作と、第1記録動作の後に当該記録媒体が第2方向に搬送されているときに記録ヘッドから第1領域にインクを吐出する第2記録動作と、を少なくとも1回ずつ行うことによって第1領域の画像を完成させる制御手段と、第1領域に吐出されたインク量を算出する算出手段と、算出されたインク量に基づいて予備吐出動作で吐出する予備吐出量を決定する決定手段を備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、記録ヘッドで記録動作を行うインクジェット記録装置およびその制御方法に関する。
特許文献1には、記録媒体の幅に対応する長さのフルライン式の記録ヘッドを用いるインクジェット記録装置において、記録媒体の搬送方向と交差する方向(幅方向)に対して記録ヘッドを移動する構成が開示されている。フルライン式の記録ヘッドを幅方向に複数回移動させて画像を完成させる、いわゆるマルチパス記録動作を行うことで、ノズル間隔以上の解像度で画像を記録することができる。
特開2006−96022号公報
インクジェット方式の記録ヘッドは、記録動作に寄与しないインクを記録ヘッドから予備吐出させることで、ノズルにおける吐出不良が改善されることが知られている。一般的に予備吐出動作は、予め定められた所定時間毎か所定記録回数毎に記録ヘッドから一定量のインクを吐出する。しかしながら、特許文献1の構成において従来のように所定時間毎に予備吐出動作を行うと、必要以上にインクを排出してしまう虞がある。
上記課題に鑑みて本発明は、フルライン式の記録ヘッドによるマルチパス記録動作を行う際に、予備吐出動作による廃インク量を低減することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、インクを吐出するノズルが記録媒体の幅に相当する領域に複数配列されたフルライン式の記録ヘッドと、前記記録ヘッドにより記録された記録媒体が排出される排出部と、前記記録ヘッドから前記排出部へ向かう第1方向と、前記排出部から前記記録ヘッドへ向かい前記第1方向と反対の第2方向に記録媒体を搬送可能な搬送手段と、前記搬送手段によって記録媒体が前記第1方向に搬送されているときに前記記録ヘッドから第1領域にインクを吐出する第1記録動作と、前記第1記録動作の後に前記搬送手段によって当該記録媒体が前記第2方向に搬送されているときに前記記録ヘッドから前記第1領域にインクを吐出する第2記録動作と、を少なくとも1回ずつ行うことによって前記第1領域の画像を完成させるマルチパス記録を行う制御手段と、前記記録ヘッドに予備吐出動作を行わせる予備吐出手段と、を備えるインクジェット記録装置において、前記第1領域に吐出されたインク量を算出する算出手段と、算出された前記インク量に基づいて前記予備吐出動作で吐出する予備吐出量を決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、フルライン式の記録ヘッドを用いてマルチパス記録動作を行う際に、予備吐出動作による廃インク量を低減することができるインクジェット記録装置が提供される。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の主要部を示す断面模式図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の主要部を示す上面模式図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の制御系を示すブロック図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置のマルチパス記録動作を説明する断面模式図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置のマルチパス記録動作を説明する断面模式図である。 第1実施形態に係る予備吐出数を算出するためのフローチャートである。 第1実施形態に係る予備吐出動作の制御に関するフローチャートである。 第1実施形態に係る予備吐出動作の制御の効果を示す図である。 第2実施形態に係る予備吐出数の算出方法を示す図である。 第3実施形態に係る予備吐出カウンタを算出するためのフローチャートである。 第3実施形態に係る予備吐出動作の制御に関するフローチャートである。 第3実施形態に係る予備吐出動作の制御の効果を示す図である。 第4実施形態に係るインクジェット記録装置の主要部を示す上面模式図である。 第4実施形態に係るインクジェット記録装置の主要部を示す上面模式図である。 第5実施形態に係るインクジェット記録装置のマルチパス記録動作を説明する断面模式図である。
本発明に係るインクジェット記録装置の実施形態について説明する。ただし、実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。本明細書において「インク」とは、記録液などの液体の総称として用いる。さらに本明細書において「記録」とは、平面的なものに対する記録に限らず、立体物に対する記録も含む。本明細書において「記録媒体」とは、液体を吐出されるものであって、紙、布、プラスチックフィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等の記録媒体の総称として用いる。さらに、記録媒体はロール状の連続紙に限らずカット紙も含む。さらに、「ノズル」とは、特に断らない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
〔第1実施形態〕
図1は本実施形態のインクジェット記録装置(以下、記録装置)の記録部と搬送部を中心とした主要部の模式図である。また、図2は図1に示す主要部を上から見た上面模式図である。記録部はインクを吐出する記録ヘッド2を有し、搬送手段としての搬送ユニット7は記録媒体4を搬送するための搬送ローラを有する。
搬送ユニット7は、搬送方向であるX方向にシート状の記録媒体4を所定速度で搬送する搬送動作を行う。また、搬送ユニット7は、搬送ローラの回転方向を変更することによって、X方向に沿って記録媒体4を前進させることも後退させることもできる。ここで、前進とは記録媒体4をX方向の下流に進める方向(第1方向)に搬送することを言う。また、後退とは第1方向の反対方向であって、記録媒体4をX方向の上流へ戻す方向(第2方向)に搬送することを言う。
記録ヘッド2は、使用が想定される記録媒体4の最大幅に相当する領域で、インクジェット方式のノズルがX方向と交差するY方向(記録媒体の幅方向)に沿って複数配列されたフルライン式のヘッドである。なお、本実施形態ではX方向とY方向は直交する。インクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。
本実施形態は、シアンインク(C)を吐出可能な記録ヘッド2C、マゼンタインク(M)を吐出可能な記録ヘッド2M、イエローインク(Y)を吐出可能な記録ヘッド2Y、ブラックインク(B)を吐出可能な記録ヘッド2Bを備える。4つの記録ヘッドをまとめて記録ヘッド2とも称する。記録ヘッド2はヘッドホルダ5によって一体的に保持されている。ヘッドホルダ5は、記録ヘッド2と記録媒体4との間の距離を変更するためにZ方向に沿って上下移動可能な構成となっている。
記録装置は、搬送ユニット7が記録媒体4を搬送しながら記録ヘッド2からインクを吐出することで記録動作を行う。記録動作が終わった記録媒体4は、搬送ユニット7によって記録部3の下流に搬送され、不図示のカッタユニットで切断される。切断された記録媒体4は、記録装置の外部へ排出されて排出トレイ(排出部)等で受けられる。
記録装置はさらに、記録ヘッド2が記録動作に寄与しないインクを吐出する予備吐出動作を行うときに、吐出されたインクを受けるためのクリーニング部6を備える。図2に示すように、クリーニング部6は記録ヘッド2が記録動作を行う記録領域からY方向に離れたクリーニング領域に配されている。記録ヘッド2が予備吐出動作を行うときは、駆動モータ15によってヘッドホルダ5がY方向へスライドして、記録媒体の通過する領域より外側に配されたクリーニング部6と対向する予備吐出位置に移動する。従って、ヘッドホルダ5は上下移動に加えて、Y方向へのスライド移動も可能な構成となっている。
図3は記録装置の制御系を示すブロック図である。ホストコンピュータ10から記録すべき画像のデータが記録装置の受信バッファ11に入力される。また、画像データが正しく転送されているかを確認するデータや、記録装置の動作状態を知らせるデータが記録装置からホストコンピュータ10に出力される。受信バッファ11のデータは制御部(CPU)13の管理の元で、メモリ部12に転送されRAM(ランダムアクセスメモリ)に一時的に格納される。
駆動モータドライバ14はCPU13からの指令により、ヘッドホルダ5等の機構部(メカ部)の駆動モータ15を駆動させる。搬送モータドライバ16はCPU13からの指令により、記録媒体4を搬送するための搬送ユニット7を制御する。CPU13からの指令は記録ヘッド2を駆動制御して記録動作や予備吐出動作を実行させるため、予備吐出制御手段としての役割も担う。
次に記録装置によるマルチパス記録動作について図4を用いて説明する。本実施形態においてマルチパス記録動作とは、所定領域に対して画像を記録する際に、X方向において記録媒体4の前進と後退を繰り返し行いながら複数回の記録動作を行うことによって記録を完成させることを言う。本実施形態において1回の記録動作を1パスと表現する。図4は例として、所定領域に対して3回の記録動作を行って画像を記録する3パス記録を示す。すなわち、図4は、X方向において前進と後退を含めた3回の搬送動作を行って画像を記録する様子を示す。
図4(a)に示すように、CPU13の指令により、搬送ユニット7が記録媒体4をX方向の下流に向けて所定量前進させながら、記録ヘッド2が記録媒体4に対して記録動作(第1の記録動作)を行う。記録媒体4の第1領域Aに対する記録が完了すると、搬送ユニット7は記録媒体4の搬送を停止する。このように第1領域Aに対して記録ヘッド2が記録物1Aを記録する1回目の記録動作を第1パスと表現する。
続いて図4(b)に示すように、CPU13の指令により、搬送ユニット7が記録媒体4をX方向の上流に向けて所定量後退させながら、記録ヘッド2が記録媒体4に対して記録動作(第2の記録動作)を行う。先ほどの第1パス目で記録された記録物1Aの上に記録物2Aの記録動作が行われ、記録が完了すると搬送ユニット7は記録媒体4の搬送を停止する。このように第1領域Aに対して記録ヘッド2が記録物2Aを記録する2回目の記録動作を、第2パスと表現する。
最後に図4(c)に示すように、CPU13の指令により、搬送ユニット7が記録媒体4をX方向の下流に向けて前進させながら、記録ヘッド2が記録媒体4に対して記録動作(第3の記録動作)を行う。第2パス目で記録された記録物2Aの上に記録物3Aの記録動作が行われた後、続けてX方向において第1領域Aより下流の第2領域Bに対する記録動作(第1の記録動作)も行われる。すなわち記録ヘッド2によって、第1領域Aに対する3回目の記録動作(第3パス)の後、続けて第2領域Bに対する1回目の記録動作(第1パス)が行われる。
図4(c)に示す第3パス目のX方向下流への搬送量は、続けて第2領域Bに対する記録動作を行うため、図4(a)に示す第1パス目のときよりも大きい。すなわち、X方向における第1領域Aの長さと第2領域Bの長さに対応する分だけ記録媒体4を搬送する。このように、マルチパス記録動作は、搬送ユニット7による記録媒体4の前進と後退を含む搬送動作と記録ヘッド2による記録動作を繰り返すことで、記録媒体4の全体に画像を記録する。
上述したマルチパス記録動作を行う際に、記録ヘッド2のノズル列から安定してインクを吐出するために、CPU13の指令によって記録ヘッド2に適切なタイミングで予備吐出動作を行わせる必要がある。本実施形態ではクリーニング部6に対して予備吐出動作を行うため、従来のように所定時間毎に予備吐出動作を行う形態の場合は、記録ヘッド2(ヘッドホルダ5)のY方向の移動によりスループットが低下する虞がある。また、従来のように所定時間毎に予備吐出動作を行うと、必要以上に予備吐出によってインクを排出する虞がある。
マルチパス記録動作では、例えば第1パスの記録動作完了後に第2パスの記録動作を行う際に、記録媒体4が搬送ユニット7に搬送されることで、記録媒体4上の記録物1Aが記録ヘッド2と対向する位置を通過する。記録物1Aが記録ヘッド2の下方を通過するときに記録物1Aからインクが蒸発することによって、記録物1Aと対向するノズル近傍のインクの乾燥を緩和する作用がある。この作用は、記録物1Aに吐出されたインク量が多いほど蒸発するインク量も多くなり、インクの乾燥によるインクの増粘が抑制されやすい。第2パスの記録動作完了後に第3パスの記録動作を行う際にも、記録物2Aが記録ヘッド2の下方を通過することによって同様の効果が得られる。以下に、マルチパス記録動作において、記録物による記録ヘッド2の乾燥抑制作用を用いた予備吐出動作の制御について説明する。
本実施形態では、ノズルから吐出されるインク滴の吐出数をカウントすることによって、記録物1Aに吐出されたインク量を算出し、算出されたインク量に基づいて予備吐出量を制御する。以下、記録物に対するインクの吐出数をドット数Dとする(図5)。なお、記録物1Aのインク量を計算する方法はこれに限らず、画像データから算出する方法も挙げられる。
本実施形態の基本とする予備吐出動作は、搬送ユニット7によって記録媒体4の搬送動作が16回行われる毎に、CPU13の指令によって記録ヘッド2の各ノズルからインクを10発ずつ予備吐出する構成である。以下、記録動作におけるインクの吐出数をドット数Dとし、予備吐出動作におけるインクの吐出数を予備吐出数Eと称する。
図6は、予備吐出動作における予備吐出数Eの算出に関するフローチャートである。本実施形態ではドット数Dに対して閾値を2つ設定する。第1の閾値aは1×10^8とし、第2の閾値bは5×10^7とする。まずステップS101で、CPU13は、直前の記録動作におけるドット数Dを取得する。
次にステップS102にて、CPU(算出手段)13は、取得されたドット数Dが第1の閾値a以上か否かを判定する。ドット数Dが第1の閾値a以上の場合、ステップS103に進み、CPU13が既定の予備吐出数E(本実施形態では初期値が10)から2を減算して予備吐出数Eを更新する。
一方、ステップS102にてドット数Dが第1の閾値a未満の場合はステップS104に進む。ステップS104にて、CPU13はドット数Dが第2の閾値b以上で且つ第1の閾値a未満か否かを判定する。ドット数Dが第2の閾値b以上で且つ第1の閾値a未満の場合は、ステップS105に進み、CPU13によって既定の予備吐出数Eから1が減算されて予備吐出数Eが更新される。ドット数Dが第2の閾値b未満の場合は予備吐出数Eに対する減算は行われず、そのまま処理が終了する。
図7は、本実施形態における予備吐出動作の制御に関するフローチャートである。まずステップS111にて、搬送ユニット7による記録媒体4の搬送を伴う記録動作が行われる。このときの記録動作とは、1回の搬送動作により前進または後退のどちらかの方向に搬送される記録媒体4に対してインクを吐出する動作を示す。従って、ステップS111の記録動作は、例えば図4(c)に示すように、複数の領域(第1領域A及び第2領域B)に亘ってインクの吐出が行われるものも含む。
ステップS112にてCPU13が搬送動作回数Pを更新し、ステップS113にて図6に示したフローチャートに従って予備吐出数Eを算出して決定する。続いてステップS114に進み、搬送動作回数Pが16以上か否かを判定する。本実施形態では、記録媒体4の搬送動作が16回行われる毎にCPU13によって予備吐出動作が行われる。搬送動作回数Pが16未満の場合は、ステップS111に戻り記録ヘッド2による記録動作が継続される。
一方搬送動作回数Pが16以上の場合は、ステップS115に進み、CPU13によって記録ヘッド2から予備吐出動作が行われる。ここでの予備吐出数Eは、ステップS113で算出された値に基づく。
その後、ステップS116にてCPU13が搬送動作回数Pをリセットし、ステップS117にて記録動作が終了したか否かを判定する。記録動作が終了していない場合は、ステップS111に戻って記録ヘッド2による記録動作が継続される。記録動作の終了によって、CPU13による予備吐出動作の制御も終了する。なお、ステップS113でCPU13によって算出された予備吐出数Eが0または負の値となった場合は、ステップS115における予備吐出動作は実行されない。
上述した制御による効果を図8に示す。CPU13は、搬送動作が行われる度にドット数Dを算出し、閾値との比較によって減算値を決定する。本実施形態では、既定の予備吐出数Eは各ノズルから10発ずつとする。制御を何もしない場合は、16搬送目が終わるとCPU13によって記録ヘッド2の各ノズルからインクを10発ずつ吐出する予備吐出動作が行われる。
一方、図6及び図7に示す制御を実行した場合は、16搬送目が終わると、CPU13によってインクを1発吐出する予備吐出動作が行われる。すなわち、制御を行わない場合と比較して、9発吐出される分のインク量を低減することができる。これは、2搬送目、6搬送目、7搬送目、9搬送目、11搬送目、12搬送目、14搬送目のそれぞれにおいて、既定の予備吐出数である10発から減算した結果、最終的な予備吐出数がE=1と算出されたことによる。
以上のように、本実施形態では、マルチパス記録動作において吐出されたインク量に基づいて予備吐出動作におけるインクの吐出数をCPU13が制御する。具体的には、ドット数Dが大きいほど、予備吐出数Eが小さくなるようにCPU13によって制御される。これにより、予備吐出動作に伴うインクの消費量が抑制され、廃インク量を低減することができる。また、予備吐出動作にかかる時間も低減され、記録動作のスループットが向上する。なお、記録ヘッド2が複数設けられている場合は、記録ヘッド2毎に算出されたドット数Dに基づいて、予備吐出数Eも記録ヘッド2毎に算出される形態が適用される。他にも、全ての記録ヘッド2から吐出された累計のドット数Dを算出して、全ての記録ヘッド2に対して共通の予備吐出数Eを決定する形態も適用することができる。
〔第2実施形態〕
本実施形態は、図9に示すように記録ヘッド2をY方向において複数の領域に分割して、領域毎に予備吐出数Eを算出する。例えば、記録ヘッド2をY方向において複数に分割し、左端から第1の分割領域L、第2の分割領域M、第3の分割領域Nとする。第1の分割領域Lから吐出された分割ドット数をD1、第2の分割領域Mから吐出された分割ドット数をD2、第3の分割領域Nから吐出された分割ドット数をD3とする。
CPU13は、領域毎に図6に示す予備吐出算出フローを実行し、第1の分割領域Lにおける分割予備吐出数E1、第2の分割領域Mにおける分割予備吐出数E2、第3の分割領域Nにおける分割予備吐出数E3を算出する。
このように、分割領域毎に予備吐出数を変更することで、CPU13によって分割領域毎に好適な吐出数の予備吐出動作が実行される。これにより、第1実施形態よりもさらに、予備吐出動作によるインクの排出量を低減することができる。なお、本実施形態では記録ヘッド2を複数の領域に分割したが、これに限らず、記録媒体4をY方向において複数の領域に分割し、対向する記録ヘッド2の領域毎に予備吐出数を変更することもできる。
〔第3実施形態〕
本実施形態は、CPU13が、マルチパス記録動作において吐出されたインク量に基づいて予備吐出動作を行う頻度を制御する。具体的には、第1実施形態及び第2実施形態においては、記録媒体4の搬送動作が16回行われる毎に予備吐出動作を1回行っていたが、本実施形態ではドット数Dに基づいて予備吐出動作の実行タイミングを変更する。すなわち、予備吐出動作を行うタイミングを変更する。
図10は、予備吐出動作の実行タイミングを変更する予備吐出カウンタCの算出に関するフローチャートである。本実施形態ではドット数Dの閾値tを1×10^8と規定する。まず、ステップS301にてCPU13が直前の記録動作におけるドット数Dを取得し、ステップS302で閾値tとの比較を行う。ドット数Dが閾値t以上の場合は、予備吐出カウンタCを1に設定する。一方、ドット数Dが閾値t未満の場合は、Cを0に設定する。以上で、予備吐出カウンタCの算出が終了する。
図11は、本実施形態における予備吐出動作の制御に関するフローチャートである。第1実施形態と同様に、CPU13はステップ311で記録動作を行った後、ステップS312で搬送動作回数Pに1を加算する。ステップS313にて、図10に示す制御フローによってCPU13は予備吐出カウンタCを算出する。続いて、ステップS314にて搬送動作回数Pから予備吐出カウンタCを減算した値が16以上か否かをCPU13が判定する。P−Cが16未満の場合は、ステップS311に戻って記録動作を継続する。
一方P−Cが16以上の場合は、ステップS315に進み、CPU13の指令によって記録ヘッド2が予備吐出動作を行う。本実施形態においては、CPU13の指令によって一律でインク滴を10発吐出する予備吐動作が行われる。その後、ステップS316にて搬送動作回数Pをリセットし、ステップS317にて記録動作が終了したか否かをCPU13が判定する。記録動作が終了していない場合は、ステップS311に戻って記録動作を継続する。記録動作が終了している場合は、CPU13による予備吐出動作の制御も終了する。
上述した制御による効果を図12に示す。本実施形態の制御を行わない場合は、第1実施形態と同様に、16回目の搬送動作が終了すると予備吐出動作が実行される。一方、本実施形態の制御を実行すると、ドット数Dが閾値tを超える度にCPU13によって予備吐出カウンタCが1に設定される。従って、ドット数Dが閾値tを超えた搬送動作の後は、P−Cの値は変更されない。これにより、16搬送目においてもP−Cの値は12であるためCPU13によって予備吐出動作は実行されず、25搬送目が終了するとP−Cが16となって予備吐出動作が実行される。
以上のように、本実施形態では直前の記録動作で記録した記録物のドット数Dが閾値tより大きい場合は、予備吐出動作の実行回数を低減するようにCPU13によって制御される。これにより、一連の記録動作における予備吐出動作の回数が低減され、スループットが向上する。また、予備吐出動作によるインク消費量も抑制されて、廃インク量が低減される。なお、本実施形態では予備吐出動作の制御を頻度によって変更したが、これに限らず所定の時間間隔で行われる予備吐出動作に対して、時間間隔を変更する形態であっても同様の効果が得られる。さらに、第1実施形態における予備吐出数Eの制御と本実施形態における予備吐出動作の頻度の制御を両方行う形態であってもよい。
〔第4実施形態〕
本実施形態は、第1実施形態〜第3実施形態と構成が異なり、クリーニング部6が記録ヘッド2の鉛直下方に配されている。例えば、記録ヘッド2による記録動作中に記録媒体4を下方から支持するプラテンに、予備吐出されたインクを受けるインク受け部が設けられている構成等が挙げられる。
図13は、搬送方向(X方向)において記録媒体4が記録ヘッド2よりも上流側にある様子を示す。このとき、記録ヘッド2の鉛直下方には記録媒体4が存在せず、クリーニング部6が露出された状態なので、CPU13の指令によって予備吐出動作を行うことができる。例えば記録媒体4がX方向において短い場合は、このように記録媒体のページ間でクリーニング部へ向けて予備吐出動作を実行することができる。
一方、記録媒体4がX方向において長い場合は、1ページの記録動作中に予備吐出動作を行う必要がある。記録ヘッド2による記録動作中は、図14に示すようにクリーニング部6の鉛直上方は記録媒体4によって覆われる。従って、記録動作中に予備吐出動作を行う際は、CPU13の指令によって記録動作を中断し、記録媒体4をX方向の上流側へ後退させて、図13に示すようにクリーニング部6を露出させる。図13の状態で予備吐出動作を行った後、CPU13の指令によって搬送ユニット7が記録媒体4をX方向の下流側へ前進させて記録動作を再開する。
本実施形態の構成では、記録動作中の予備吐出動作に対する制御が複雑になるが、Y方向において記録装置を小型化することができる。また、記録ヘッド2をY方向へ横移動させるための機構も不要になる。また、本実施形態の構成において第1実施形態〜第3実施形態に示す制御をCPU13が行うことで、同様の効果を得ることができる。
〔第5実施形態〕
本実施形態は、時間経過によるインクの蒸発量の変化を考慮した制御を行う。インクの蒸発は時間経過とともに少なくなる。そのため、各パスでドット数Dが同じでも、図15に示すように2パス目で記録された記録物2Aの方が、1パス目で記録された記録物1Aよりもインクの蒸発量が大きい。
これを踏まえて本実施形態は、第1実施形態における制御において、経過時間に基づいて重みづけを行った(係数を乗じた)ドット数Dを算出する。具体的には直前の記録動作(2パス目)で吐出されたドット数D6に対しては1倍、1パス前の記録動作(1パス目)で吐出されたドット数D5に対しては0.5倍の重みづけを行う。
例えば、記録物2Aのドット数D6=6×10^7の場合、ドット数D6は閾値a未満であって閾値b以上であるため、予備吐出数Eから1を減算する。このとき、CPU13の指令によってマイナス1に対して1倍の重みづけされるが、算出結果は変わらない。一方、記録物1Aのドット数D5=1.4×10^8の場合、ドット数D5は閾値a以上であるため、CPU13が予備吐出数Eから2を減算する際に、得られた算出結果の2に対して0.5倍の重みづけをする。すなわち、ドット数D5によって予備吐出数Eから減算されるのは1となる。このように、CPU13によって時間経過によってインクの蒸発量が変化することを想定した制御を行うことで、第1実施形態よりも適切な予備吐出動作を行うことができる。
〔その他の実施形態〕
上述した実施形態ではクリーニング部6に対する予備吐出動作を制御する形態を示したが、これに限らず、記録媒体4上に予備吐出動作を行う形態も採用できる。具体的には、ユーザが視認できないようにある一定領域の記録動作中に、記録動作と並行して各ノズルから別々のタイミングで予備吐出動作を行う形態が挙げられる。また、記録媒体4の一定領域に対して予備吐出動作を行い、当該一定領域を不図示のカッタで切断して廃棄する形態であってもよい。
また、記録ヘッド2と記録媒体4の距離に応じて予備吐出動作の制御を行ってもよい。具体的には、記録ヘッド2と記録媒体4の距離が小さいほど、記録媒体4上の記録物から蒸発するインクの影響を大きく受けることが考えられるため、予備吐出動作で吐出するインク量を少なくすることができる。
さらに、記録媒体4が記録ヘッド2の鉛直下方を通過する際の搬送速度や通過にかかる時間に基づいて、予備吐出動作の制御を行ってもよい。具体的には、記録媒体4が記録ヘッド2の下方を通過する際の速度が遅いほど、又は通過にかかる時間が長いほど、記録媒体4上の記録物から蒸発するインクの影響を大きく受ける。そのため、予備吐出動作で吐出するインク量を少なくすることができる。また、記録装置が設置される環境条件に基づいて予備吐出動作の制御が行われてもよい。
2 記録ヘッド
7 搬送ユニット(搬送手段)
4 記録媒体
13 CPU(制御手段、算出手段)

Claims (10)

  1. インクを吐出するノズルが記録媒体の幅に相当する領域に複数配列されたフルライン式の記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドにより記録された記録媒体が排出される排出部と、
    前記記録ヘッドから前記排出部へ向かう第1方向と、前記排出部から前記記録ヘッドへ向かい前記第1方向と反対の第2方向に記録媒体を搬送可能な搬送手段と、
    前記搬送手段によって記録媒体が前記第1方向に搬送されているときに前記記録ヘッドから第1領域にインクを吐出する第1記録動作と、前記第1記録動作の後に前記搬送手段によって当該記録媒体が前記第2方向に搬送されているときに前記記録ヘッドから前記第1領域にインクを吐出する第2記録動作と、を少なくとも1回ずつ行うことによって前記第1領域の画像を完成させるマルチパス記録を行う制御手段と、
    前記記録ヘッドに予備吐出動作を行わせる予備吐出手段と、を備えるインクジェット記録装置において、
    前記第1領域に吐出されたインク量を算出する算出手段と、
    算出された前記インク量に基づいて前記予備吐出動作で吐出する予備吐出量を決定する決定手段と、を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記決定手段は、前記インク量が多いほど前記記録ヘッドから予備吐出するインクの吐出数を少なくすることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記決定手段は、前記インク量が多いほど前記予備吐出動作を行わせる回数を少なくすることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記決定手段は、前記記録ヘッドにおいてノズルが配列された前記領域を、前記第1方向及び前記第2方向と交差する記録媒体の幅方向において複数の領域に分割し、当該領域毎に前記予備吐出量を決定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記算出手段は、直前の記録動作からの経過時間に基づいて前記インク量に係数を乗じることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記記録ヘッドは、前記第1方向及び前記第2方向と交差する記録媒体の幅方向に移動可能であり、前記予備吐出動作を行うときは、前記幅方向に移動することによって記録媒体の通過する領域より外側にインクを吐出することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記幅方向において記録媒体の通過する領域より外側に配され前記記録ヘッドから予備吐出されるインクを受けるクリーニング部をさらに備え、
    前記記録ヘッドは前記クリーニング部と対向する予備吐出位置にて前記予備吐出動作を実行することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 記録動作時の前記記録ヘッドと対向する位置に配され記録媒体を支持するプラテンをさらに備え、
    前記記録ヘッドは前記プラテンに対して前記予備吐出動作を実行することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記予備吐出動作を実行する際、前記搬送手段は記録媒体を前記第2方向に搬送することによって、前記プラテンにおいてインクを受けるインク受け部を露出することを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。
  10. インクを吐出するノズルが記録媒体の幅に相当する領域に複数配列されたフルライン式の記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドにより記録された記録媒体が排出される排出部と、
    前記記録ヘッドから前記排出部へ向かう第1方向と、前記排出部から前記記録ヘッドへ向かい前記第1方向と反対の第2方向に記録媒体を搬送可能な搬送手段と、を備えるインクジェット記録装置の制御方法であって、
    前記搬送手段によって記録媒体が前記第1方向に搬送されているときに前記記録ヘッドから第1領域にインクを吐出する第1記録動作と、前記第1記録動作の後に前記搬送手段によって当該記録媒体が前記第2方向に搬送されているときに前記記録ヘッドから前記第1領域にインクを吐出する第2記録動作と、を少なくとも1回ずつ行うことによって前記第1領域の画像を完成させるマルチパス記録工程と、
    前記記録ヘッドに予備吐出動作を行わせる予備吐出工程と、
    前記第1領域に吐出されたインク量を算出する算出工程と、
    算出された前記インク量に基づいて前記予備吐出工程で吐出する予備吐出量を決定する決定工程と、を有することを特徴とする制御方法。
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