JP2019118843A - リニア振動モータ及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 弾性部材の塑性変形を防ぐ。【解決手段】 固定子10と、固定子10に沿って振動する可動子20と、可動子20を振動可能に支持する弾性部材30とを備え、可動子20には、可動子20が初期位置から所定量以上移動した際にその移動方向側の不動部位に当接して可動子20の移動量を規制する規制突部が設けられている。【選択図】 図4
Description
本発明は、リニア振動モータ、及びこのリニア振動モータを備えた電子機器に関するものである。
振動モータ(或いは振動アクチュエータ)は、携帯電子機器に内蔵され、着信やアラームなどの信号発生等を振動によって携帯者に伝える装置として広く普及しており、携帯者が身につけて持ち運ぶウエアラブル電子機器においては、不可欠な装置になっている。また、振動モータは、タッチパネルなどのヒューマン・インターフェイスにおけるハプティクス(皮膚感覚フィードバック)を実現する装置として、近年注目されている。
このような振動モータについて各種の形態が開発されている中で、可動子の直線的な往復振動によって比較的大きな振動を発生させることができるリニア振動モータが注目されている。リニア振動モータは、可動子側に錘とマグネットを設け、固定子側に設けたコイルに通電することでマグネットに作用するローレンツ力が駆動力となり、可動子を一軸方向に往復振動させるものである(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来技術によれば、例えば、落下等の強い衝撃で、可動子が大きく振れると、板バネ等により構成される弾性部材が、弾性域を超えて塑性変形し、振動特性が変わってしまったり、弾性部材の止着箇所が破損したりするおそれがある。
このような課題を解決するために、本発明は以下の構成を具備するものである。
固定子と、前記固定子に沿って振動する可動子と、前記可動子を振動可能に支持する弾性部材とを備え、前記可動子には、前記可動子が初期位置から所定量以上移動した際にその移動方向側の不動部位に当接して前記可動子の移動量を規制する規制突部が設けられていることを特徴とするリニア振動モータ。
固定子と、前記固定子に沿って振動する可動子と、前記可動子を振動可能に支持する弾性部材とを備え、前記可動子には、前記可動子が初期位置から所定量以上移動した際にその移動方向側の不動部位に当接して前記可動子の移動量を規制する規制突部が設けられていることを特徴とするリニア振動モータ。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の説明で異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
リニア振動モータ1は、中空箱状の固定子10と、固定子10に沿う一軸方向へ振動する可動子20と、可動子20を振動可能に支持する複数の弾性部材30とを備えている(図1〜図4参照)。
固定子10は、平板状の基部11と、この基部11上に固定されたコイル12と、コイル12に電力を供給する端子用基板13と、基部11の周縁側に止着されたカバー部14とから一体的に構成される。
基部11は、非磁性材料により長尺な矩形板状に形成される。この基部11の一方の長辺側には、端子用基板13が固定されている。
端子用基板13は、端子T,Tを側方へ突出させるようにして、基部11の上面に止着される。端子T,Tは、それぞれ、コイル12の両端部に電気的に接続される。この端子T,Tには、例えば、可動子20の質量と弾性部材30の弾性係数で決まる共振周波数(固有振動数)を有する交番電流又はパルス電流からなる駆動信号が供給される。
端子用基板13は、端子T,Tを側方へ突出させるようにして、基部11の上面に止着される。端子T,Tは、それぞれ、コイル12の両端部に電気的に接続される。この端子T,Tには、例えば、可動子20の質量と弾性部材30の弾性係数で決まる共振周波数(固有振動数)を有する交番電流又はパルス電流からなる駆動信号が供給される。
カバー部14は、非磁性の硬質材料により基部11側を開口した箱状に形成され、矩形状の天壁部14aと、この天壁部14aの短手方向の両端から基部11側へ突出する壁部14b,14cと、天壁部14aの長手方向の両端から基部11側へ突出する壁部14d,14eとを有する。
壁部14b,14cの内面には、可動子20を弾性的に支持する弾性部材30や、可動子20を弾性的に受ける緩衝部材15が止着されている。
壁部14b,14cの内面には、可動子20を弾性的に支持する弾性部材30や、可動子20を弾性的に受ける緩衝部材15が止着されている。
緩衝部材15は、ゴムやエラストマー樹脂等の弾性材料から直方体状に形成される。この緩衝部材15は、図3に示すように、振動前の初期位置にある可動子20に接触しないように、可動子20の錘体22と、この錘体22に対向する壁部14b(又は14c)との間において、後述する第一の規制突部22aに干渉しないように位置する。
そして、緩衝部材15には、可動子20の錘体22を、振動方向側から弾性的に受ける受け面15aが設けられる。
この緩衝部材15は、可動子20を、通常の振動時にその振動方向側から、受け面15aにより弾性的に受けて、騒音等の発生を防ぐ。
そして、緩衝部材15には、可動子20の錘体22を、振動方向側から弾性的に受ける受け面15aが設けられる。
この緩衝部材15は、可動子20を、通常の振動時にその振動方向側から、受け面15aにより弾性的に受けて、騒音等の発生を防ぐ。
可動子20は、振動方向に沿って並ぶ長尺状の一対のマグネット21,21と、これらマグネット21,21の長手方向の両端側に固定された錘体22,22と、一対のマグネット21,21に長手方向へわたって固定されたヨーク23とを一体的に備え、弾性部材30,30によって短手方向へ振動するように支持されている。
各マグネット21は、長尺な直方体状に形成され、コイル30面に対し直交する方向(図示例によればZ方向)の一方をN極、他方をS極としている。
一対のマグネット21,21は、所定の間隔を置いて略平行に設けられる。一方のマグネット21は、他方のマグネット21に対し磁極が逆になっている。
これら一対のマグネット21,21は、ヨーク23によって一体に固定されている。
一対のマグネット21,21は、所定の間隔を置いて略平行に設けられる。一方のマグネット21は、他方のマグネット21に対し磁極が逆になっている。
これら一対のマグネット21,21は、ヨーク23によって一体に固定されている。
各錘体22は、比重の高い金属材料(例えば、タングステン)などによって形成される。
この錘体22には、落下衝撃等に起因して、可動子20が初期位置から所定量以上移動した際にその移動方向側の不動部位(壁部14b,14c)に当接して可動子20の移動量を規制する第一の規制突部22a(図4参照)及び第二の規制突部22b(図2参照)と、通常の振動時にコイル12との干渉を防ぐ切欠部22cとが設けられる。
ここで、前記不動部位は、移動可能な固定子10に対し動かない部分を意味する。本実施の形態の一例では、固定子10の一部分を前記不動部位としている。
この錘体22には、落下衝撃等に起因して、可動子20が初期位置から所定量以上移動した際にその移動方向側の不動部位(壁部14b,14c)に当接して可動子20の移動量を規制する第一の規制突部22a(図4参照)及び第二の規制突部22b(図2参照)と、通常の振動時にコイル12との干渉を防ぐ切欠部22cとが設けられる。
ここで、前記不動部位は、移動可能な固定子10に対し動かない部分を意味する。本実施の形態の一例では、固定子10の一部分を前記不動部位としている。
第一の規制突部22aは、図3及び図4に示すように、弾性部材30の曲部33の近傍に位置し、可動子20の振動方向(Y軸方向)に沿って、曲部33よりも壁部14b(又は14c)側へ突出している。
この第一の規制突部22aは、緩衝部材15に対し、振動方向に対する交差方向(図示のX軸方向)へずれて位置し、緩衝部材15の受け面15aよりも壁部14b(又は14c)側へ突出している。
そして、図4に示す初期状態において、第一の規制突部22aの突端部と壁部14b(又は14c)との間には、間隙c2が確保される。
この間隙c2は、可動子20の錘体22と緩衝部材15の受け面15aとの間の間隙c1よりも大きく、可動子20の通常の振動時に第一の規制突部22aが壁部14b(又は14c)に当接せず、かつ、弾性部材30が塑性変形を起こす前に第一の規制突部22aを壁部14b(又は14c)に当接させるように、適宜な寸法に設定されている。
この第一の規制突部22aは、緩衝部材15に対し、振動方向に対する交差方向(図示のX軸方向)へずれて位置し、緩衝部材15の受け面15aよりも壁部14b(又は14c)側へ突出している。
そして、図4に示す初期状態において、第一の規制突部22aの突端部と壁部14b(又は14c)との間には、間隙c2が確保される。
この間隙c2は、可動子20の錘体22と緩衝部材15の受け面15aとの間の間隙c1よりも大きく、可動子20の通常の振動時に第一の規制突部22aが壁部14b(又は14c)に当接せず、かつ、弾性部材30が塑性変形を起こす前に第一の規制突部22aを壁部14b(又は14c)に当接させるように、適宜な寸法に設定されている。
第二の規制突部22bは、図2に示すように、可動子20の振動方向に対し直交してコイル12を向く方向(図示の反Z方向)へ突出し、その突端部と基部11の間に間隙c3を確保している。
この間隙c3は、可動子20(詳細には錘体22)とコイル12の間の間隙c4よりも小さく、可動子20の通常の振動時に第二の規制突部22bが基部11に接触せず、かつ、Z軸方向の過剰な衝撃が加わった場合でも弾性部材30を塑性変形させないように、適宜な寸法に設定される。
この間隙c3は、可動子20(詳細には錘体22)とコイル12の間の間隙c4よりも小さく、可動子20の通常の振動時に第二の規制突部22bが基部11に接触せず、かつ、Z軸方向の過剰な衝撃が加わった場合でも弾性部材30を塑性変形させないように、適宜な寸法に設定される。
また、切欠部22cは、錘体22におけるマグネット21,21側であって且つコイル12側の角部を切欠するようにして形成される。この切欠部22cは、図2に示すように断面逆L字状を呈し、コイル12に対し隙間を置いて嵌り合う。
ヨーク23は、磁性金属材料により、一対のマグネット21,21の反コイル側(言い換えれば、コイル12側に対する反対側)の面を覆う長尺状に形成され、その長手方向の両端側に、マグネット21,21の端面を覆うように突出する突片部23a,23aを有する。各突片部23aには、一対のマグネット21,21の端部が、接着剤を介して接着されている。
弾性部材30は、弾性的に撓み可能な金属製の長尺板材を曲げ加工してなる板バネであり、可動子20における振動時の移動方向(図示のY軸方向)側の端面と、この端面に対向する不動部位(壁部14b又は14c)との間の空間で弾性変形するように形成される。この弾性部材30は、可動子20の長手方向(図示のX軸方向)の一方側と他方側に、点対称に二つ設けられる(図3参照)。
各弾性部材30は、一端側が可動子20に止着されるとともに他端側が不動部位(壁部14b又は14c)に止着される。可動子20との止着箇所の近傍に位置する曲部33を弾性的に曲げ変形させるように構成される。
この弾性部材30は、各マグネット21,21(詳しくはヨーク23の突片部23a,23a)と錘体22の間に挟まれて溶接固定された一片部31と、この一片部31に対し、曲部33を介して接続されるとともに交差状に延設された他片部32と、他片部32の延設方向の端部側に接続されて不動部位である壁部14b(又は14c)に溶接固定された止着片部34とを有する。
この弾性部材30は、各マグネット21,21(詳しくはヨーク23の突片部23a,23a)と錘体22の間に挟まれて溶接固定された一片部31と、この一片部31に対し、曲部33を介して接続されるとともに交差状に延設された他片部32と、他片部32の延設方向の端部側に接続されて不動部位である壁部14b(又は14c)に溶接固定された止着片部34とを有する。
他片部32は、図3に示すように、マグネット21,21の短手方向の端面と、対向する壁部14b(又は14c)との間の空間に位置し、この空間内で、傾斜状に延設されている。この他片部32には、長手方向の中央寄りに、括れ部32aが設けられる。この括れ部32aは、他片部32の幅を部分的に狭めており、可動子20の移動時に曲部33や止着片部34の付近に加わる応力を分散する。
次に、上記構成のリニア振動モータ1について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
リニア振動モータ1に対し落下等により図示のY軸方向に沿う過剰な衝撃が加わった場合、可動子20は、図3〜図4に示すように、短手方向両側の弾性部材30を弾性変形させて、Y軸方向の一方側(図4によれば上方側)へ移動する。
詳細に説明すれば、前記移動の際、各弾性部材30が、他片部32と止着片部34の境目付近を支点35にして、壁部14b側へ回動し、この回動に伴って、可動子20が壁部14bに近づく。
この移動の過程において、可動子20は、一方の錘体22を緩衝部材15に当接させた後、同錘体22の第一の規制突部22aを壁部14bへ当接させる(図4参照)。
このため、可動子20の移動量が規制されるとともに、弾性部材30の変形量も規制されることになる。
したがって、弾性部材30に塑性変形や破損を生じ、振動特性が変化してしまうようなことを防ぐことができる。
リニア振動モータ1に対し落下等により図示のY軸方向に沿う過剰な衝撃が加わった場合、可動子20は、図3〜図4に示すように、短手方向両側の弾性部材30を弾性変形させて、Y軸方向の一方側(図4によれば上方側)へ移動する。
詳細に説明すれば、前記移動の際、各弾性部材30が、他片部32と止着片部34の境目付近を支点35にして、壁部14b側へ回動し、この回動に伴って、可動子20が壁部14bに近づく。
この移動の過程において、可動子20は、一方の錘体22を緩衝部材15に当接させた後、同錘体22の第一の規制突部22aを壁部14bへ当接させる(図4参照)。
このため、可動子20の移動量が規制されるとともに、弾性部材30の変形量も規制されることになる。
したがって、弾性部材30に塑性変形や破損を生じ、振動特性が変化してしまうようなことを防ぐことができる。
特に本実施の形態の好ましい一例によれば、第一の規制突部22aを、弾性部材30の曲部33の近傍に配置するとともに曲部33よりも壁部14b側へ突出させているため、前記移動により曲部33が壁部14bに当接するのを阻むことができ、曲部33における局部的な塑性変形や破損等を効果的に防ぐことができる。
以上、振動方向の一方側(図4の上方側)について、第一の規制突部22aや弾性部材30等の作用効果を述べたが、振動方向の他方側(図4の下方側)についても、同様の作用効果を奏するのは勿論である。
以上、振動方向の一方側(図4の上方側)について、第一の規制突部22aや弾性部材30等の作用効果を述べたが、振動方向の他方側(図4の下方側)についても、同様の作用効果を奏するのは勿論である。
また、リニア振動モータ1に対し落下等により図示のZ軸方向の衝撃が加わり、可動子20が弾性部材30を変形させてコイル12側へ移動した場合、この移動の過程において、可動子20は、コイル12に当接することなく、第二の規制突部22bのみを基部11に当接させる。
よって、落下衝撃等により可動子20が振動方向に対する交差方向へ過剰に移動して、弾性部材30が塑性変形や破損してしまうことを防ぐことができる上、コイル12が可動子20との接触により変形や損傷等するのも防ぐことができる。
よって、落下衝撃等により可動子20が振動方向に対する交差方向へ過剰に移動して、弾性部材30が塑性変形や破損してしまうことを防ぐことができる上、コイル12が可動子20との接触により変形や損傷等するのも防ぐことができる。
また、コイル12に交流電力が供給された際には、コイル12の電流方向(図示のX軸方向)に対しマグネット21,21の磁界方向(図示のZ軸方向)を直交させた磁気回路が構成され、マグネット21に作用するローレンツ力によって可動子20が短手方向へ往復動し、この往復動による振動が弾性部材30を介して固定子10に伝達される。
次に、上記したリニア振動モータ1を備えた電子機器の一例について説明する。
図5は、リニア振動モータ1を備えたタッチ操作パネル50(タッチディスプレイを含むタッチ入力装置)、及びこのタッチ操作パネル50を装備した電子機器として、携帯情報端末100を例示している。
この携帯情報端末100は、外部信号の受信や、タッチ操作パネル50のタッチ操作等に応じてリニア振動モータ1を振動させるように構成され、落下衝撃等の強い衝撃を受けた場合でも破損し難く、耐久性に優れている。
図5は、リニア振動モータ1を備えたタッチ操作パネル50(タッチディスプレイを含むタッチ入力装置)、及びこのタッチ操作パネル50を装備した電子機器として、携帯情報端末100を例示している。
この携帯情報端末100は、外部信号の受信や、タッチ操作パネル50のタッチ操作等に応じてリニア振動モータ1を振動させるように構成され、落下衝撃等の強い衝撃を受けた場合でも破損し難く、耐久性に優れている。
なお、上記実施の形態によれば、規制突部22a,22bを錘体22に設けたが、他例としては、同様の機能を有する規制突部を、可動子20における錘体22以外の部分(例えばヨーク23等)に設けることも可能である。
また、上記実施の形態では、特に好ましい態様として、可動子20の振動方向に沿って突出する第一の規制突部22aと、可動子20の振動方向に対する交差方向へ突出する第二の規制突部22bとの双方を設けたが、他例としては、その一方の規制突部を省くことも可能である。
また、上記実施の形態では、本願発明の作用効果を特に効果的に発揮する一例として、弾性部材30を略L字形の板バネにより構成したが、他例としては、同様に機能する弾性部材を、図示例以外の形状の板バネとしたり、前記弾性部材を、コイルスプリングやゴム等、板バネ以外の弾性材料によって構成したりすることも可能である。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:リニア振動モータ
10:固定子
15:緩衝部材
20:可動子
22:錘体
22a:第一の規制突部
22b:第二の規制突部
30:弾性部材
33:曲部
100:携帯情報端末(電子機器)
c1〜c4:間隙
10:固定子
15:緩衝部材
20:可動子
22:錘体
22a:第一の規制突部
22b:第二の規制突部
30:弾性部材
33:曲部
100:携帯情報端末(電子機器)
c1〜c4:間隙
Claims (7)
- 固定子と、前記固定子に沿って振動する可動子と、前記可動子を振動可能に支持する弾性部材とを備え、前記可動子には、前記可動子が初期位置から所定量以上移動した際にその移動方向側の不動部位に当接して前記可動子の移動量を規制する規制突部が設けられていることを特徴とするリニア振動モータ。
- 前記規制突部は、前記可動子の振動方向に沿って突出していることを特徴とする請求項1記載のリニア振動モータ。
- 前記弾性部材は、一端側が前記可動子に止着されるとともに他端側が前記移動方向側の不動部位に止着された板バネであり、この板バネは、前記可動子との止着箇所の近傍に弾性的に曲げ変形する曲部を有し、
前記規制突部は、前記曲部の近傍に位置していることを特徴とする請求項2記載のリニア振動モータ。 - 前記規制突部は、前記曲部よりも前記移動方向側へ突出していることを特徴とする請求項3記載のリニア振動モータ。
- 前記移動方向側の不動部位には、前記可動子における前記規制突部以外の部分を、通常の振動時にその振動方向側から弾性的に受ける緩衝部材が設けられ、
前記規制突部の突端部と前記移動方向側の不動部位との間の間隙は、前記可動子と前記緩衝部材の受け面との間の間隙よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項2〜4何れか1項記載のリニア振動モータ。 - 前記規制突部は、前記可動子の振動方向に対する交差方向へ突出していることを特徴とする請求項1記載のリニア振動モータ。
- 請求項1〜6何れか1項記載のリニア振動モータを備えた電子機器。
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Publication number | Publication date |
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WO2019130683A1 (ja) | 2019-07-04 |
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