JP2019118764A - 洗濯機 - Google Patents

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【課題】香り付け柔軟剤を用いる場合に短時間で十分な香り付け効果が得られる洗濯機を提供する。【解決手段】本洗濯機は、自動洗濯コースの一つとして、柔軟剤を用いて洗濯を行う場合の柔軟仕上げコースを有する。柔軟仕上げコースでは、すすぎ工程後に柔軟仕上げ工程を行う。そして、柔軟仕上げ工程では、洗濯槽内のすすぎ水を脱水(第2脱水処理)した後、脱水によって洗濯槽内で偏った洗濯物をほぐすほぐし動作と、洗濯槽内に給水する給水動作とを行う。ほぐし動作および給水動作の開始後に、洗濯槽内に柔軟剤の投入を行う柔軟剤投入動作を行う。【選択図】図3

Description

本発明は、香り付き柔軟剤の使用に適した柔軟仕上げコースを有する洗濯機に関する。
近年、様々な香り付き柔軟剤が商品化されており、そのような香り付き柔軟剤の使用が一般的となっている。柔軟剤は、洗剤と一緒に使用すると効果が失われるため、洗濯機において柔軟剤を使用する場合は、洗濯工程における最終すすぎ及び脱水が終了したのち、再度洗濯槽に給水してから柔軟剤を投入する必要がある。
脱水終了後の洗濯物は、洗濯槽内で衣類等が偏った状態にあり、給水を行うのみでは洗濯物が偏った状態は解消されない。そのような状態で香り付き柔軟剤を投入しても洗濯物の表面の一部にしか柔軟剤は接触せず、また従来の洗濯機では香り付き柔軟剤を投入した後は短時間の攪拌を行っただけで排水されてしまうため、十分な香り付け効果が得られないといった問題がある。
特許文献1,2には、香り付き柔軟剤を使用した場合にその香り付け効果を向上させるための香り付け専用コースを設けた洗濯機が開示されている。特許文献1では、香り付き柔軟剤を投入した後の攪拌運転前または攪拌運転の途中に芳香成分を洗濯物に含ませるための浸け置き期間を設けている。また、特許文献2では、香り付け専用コースでの最終すすぎ工程の時間を、標準コース(香り付き柔軟剤を使用しない場合)の最終すすぎ工程の時間よりも長くすることで、芳香成分を洗濯物に十分に含ませるようにしている。
特開2017−12208号公報 特開2014−212886号公報
上記特許文献1,2に開示された香り付け専用コースは、いずれも、香り付き柔軟剤の投入後における洗濯物に対して、芳香成分の浸漬時間を長く取ることで香り付け効果を向上させるものである。しかしながら当然のことながら、芳香成分の浸漬時間を長く取る方法では、洗濯時間が長くなるといった問題が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、香り付け柔軟剤を用いる場合に短時間で十分な香り付け効果が得られる洗濯機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、自動洗濯コースの一つとして、柔軟剤を用いて洗濯を行う場合の柔軟仕上げコースを有する洗濯機であって、前記柔軟仕上げコースでは、すすぎ工程後に柔軟仕上げ工程を行い、前記柔軟仕上げ工程では、洗濯槽内のすすぎ水を脱水した後、脱水によって前記洗濯槽内で偏った洗濯物をほぐすほぐし動作と、前記洗濯槽内に給水する給水動作とを行い、前記ほぐし動作および前記給水動作の開始後に前記洗濯槽内に柔軟剤の投入を行う柔軟剤投入動作を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、柔軟仕上げ処理において、脱水処理によって偏った洗濯物に対し、柔軟剤が洗濯槽に投入される前にほぐし動作によって洗濯物のほぐしが行われる。このようにほぐされた洗濯物に対しては、洗濯物の表面全体に柔軟剤が良好に接触するため、柔軟剤として香り付き柔軟剤を用いた場合には、十分な香り付け効果を得ることができる。また、香り付け効果を向上させるために長時間の浸け置き時間を設けるものではないため、洗濯時間が長くなることも抑制でき、短時間で十分な香り付け効果が得られる。
また、上記洗濯機では、前記ほぐし動作は、前記洗濯槽内の水位が低いうちは小さいほぐし力で洗濯物のほぐしを行い、前記洗濯槽内の水位が高くなるとより大きいほぐし力で洗濯物のほぐしを行う構成とすることができる。
上記の構成によれば、洗濯槽内の水位に応じてほぐし力を変更することで、ほぐしによって洗濯物に与えるストレスを抑制することができる。
また、上記洗濯機では、前記ほぐし動作を前記給水動作よりも先に開始する構成とすることができる。
また、上記洗濯機では、前記ほぐし動作と前記給水動作とを同時に開始する構成とすることができる。
上記の構成によれば、洗濯槽への給水がより早く終了し、洗濯時間をより短時間にすることができる。
本発明の洗濯機は、脱水処理によって偏った洗濯物に対して柔軟剤が洗濯槽に投入される前に洗濯物がほぐされることで、柔軟剤として香り付き柔軟剤を用いた場合に、洗濯時間が長くなることを抑制しながらも十分な香り付け効果を得ることができるといった効果を奏する。
本発明が適用可能な洗濯機を側方から見た縦断面図である。 図1の洗濯機の制御ブロック図である。 「柔軟仕上げコース」での洗濯を行う場合の処理手順を示す図である。 実施の形態1における柔軟仕上げ処理でのメイン給水弁の開閉動作、サブ給水弁の開閉動作、及び攪拌モータの駆動動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1における柔軟仕上げ処理でのメイン給水弁の開閉動作、サブ給水弁の開閉動作、及び攪拌モータの駆動動作の変形例を示すタイミングチャートである。 実施の形態2における柔軟仕上げ処理でのメイン給水弁の開閉動作、サブ給水弁の開閉動作、及び攪拌モータの駆動動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態3における柔軟仕上げ処理でのメイン給水弁の開閉動作、サブ給水弁の開閉動作、及び攪拌モータの駆動動作を示すタイミングチャートである。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適用可能な洗濯機1の基本構成を示す図であり、洗濯機1を側方から見た縦断面図である。
図1に示す洗濯機1は、金属または合成樹脂製の本体ケーシング10を備えている。本体ケーシング10は直方体形状に成形され、その上面には洗濯物を投入するための洗濯物投入口10aが設けられている。本体ケーシング10の上方には、洗濯物投入口10aを開閉する上蓋11が洗濯機の奧側で回動可能に支持されており、上蓋11を上下に回動させて洗濯物投入口10aを開閉する。
洗濯機1は、本体ケーシング10内に、洗濯槽12とその洗濯槽12を収納する水槽13とを収容している。洗濯槽12には、洗剤を溶かした水またはすすぎ用の水が溜められる。水槽13および洗濯槽12は、上側が開口した有底筒状のカップの形状をしており、各々中心軸を垂直にして、水槽13を外側とし、洗濯槽12を内側とする形で同軸に配置されている。
洗濯槽12内の底面には、攪拌翼14が回転可能に配置されている。また、本体ケーシング10内の水槽13の下側には、クラッチ・ブレーキ機構21と駆動モータ22とを有する駆動ユニット20が取り付けられている。攪拌翼14は、クラッチ・ブレーキ機構21の回転軸21aの先端に取り付けられている。
洗濯機1は、洗剤および柔軟剤を収容する収容部15を備えている。収容部15は、本体ケーシング10内の上側かつ後面側に配置されている。
続いて、洗濯機1の制御系について説明する。図2は、洗濯機1の制御ブロック図である。洗濯機1は、図2に示すように、マイクロコンピュータおよび入出力回路などからなる制御装置30を備えている。
制御装置30には、操作表示部31、水位センサ32、上蓋開閉センサ33、クラッチ・ブレーキ機構21、駆動モータ22、給水弁34および排水弁35が接続されている。操作表示部31は、操作部31aと表示部31bを有する。水位センサ32は、洗濯槽12内の水位を検出する。上蓋開閉センサ33は、上蓋11の開閉を検出する。クラッチ・ブレーキ機構21および駆動モータ22は、洗濯槽12および攪拌翼14を回転させる。すなわち、クラッチ・ブレーキ機構21は、駆動モータ22の駆動力を洗濯槽12に伝えることも、攪拌翼14に伝えることもできる。また、駆動モータ22は、順方向及び逆方向の両方に回転方向を切り替えることができる。
給水弁34は、外部から洗濯槽12内へ水道水などを供給する給水配管(図示せず)を開閉する。排水弁35は、洗濯槽12内の洗濯水を外部に排水する排水配管(図示せず)を開閉する。
制御装置30は、操作部31aからの操作信号および水位センサ32、上蓋開閉センサ33からの検出信号に基づいて、表示部31b、駆動モータ22、給水弁34および排水弁35などを制御する。
洗濯機1では、ユーザは、操作表示部31の操作部31aから所望する洗濯コースを入力することができ、制御装置30は、予め記憶されている所定のプログラムに従って駆動モータ22、給水弁34および排水弁35を制御することで、ユーザが所望する洗濯コース(自動洗濯コース)で自動洗濯を行うことができる。そして、洗濯機1は、自動洗濯コースの一つとして、少なくとも「柔軟仕上げコース」を有している。この「柔軟仕上げコース」は、柔軟剤を用いて洗濯物に対して柔軟仕上げを行う場合に使用する自動洗濯コースであり、特に香り付き柔軟剤を用いた場合には洗濯物に対する香り付け効果を向上させることができる。
「柔軟仕上げコース」での洗濯を行う場合には、洗濯槽12内に洗濯物を入れ、収容部15(図1参照)に洗剤および柔軟剤を投入した状態で洗濯を開始する。そのため、収容部15は、洗剤の収容部分と柔軟剤の収容部分とが分離しており、洗剤と柔軟剤とが混じり合わず、洗剤および柔軟剤を別々に洗濯槽12に投入できる構成とされている。
続いて、「柔軟仕上げコース」での洗濯を行う場合の具体的な運転制御について、図3を参照して説明する。本実施の形態1に係る「柔軟仕上げコース」は、図3に示すように、洗い工程、すすぎ工程、柔軟仕上げ工程および脱水工程から構成される。
洗い工程では、制御装置30は、次の[給水]〜[バランス]期間の動作を順に行う。
[給水]:給水弁34を開いて洗濯槽12内に水を供給する共に、収容部15から洗剤を投入する。
「なじませ」:給水完了後の所定時間、洗濯水(洗剤が溶けた水)を洗濯物に充分含ませる攪拌運転を行う(例えば攪拌翼14の回転を1秒毎にON/OFFする)。
[主水流]:駆動モータ22により攪拌翼14を駆動して洗濯槽12内の洗濯物を攪拌する攪拌運転を行う。
[バランス]:洗濯槽12内の洗濯物の偏りをなくす(例えば攪拌翼14の回転を0.2秒毎にON/OFFする)。
すすぎ工程は、大略的には、第1脱水処理およびすすぎ処理からなる。第1脱水処理では、制御装置30は、次の[排水]〜[慣性]期間の動作を順に行う。
[排水]:排水弁35を開いて洗濯槽12内の洗濯水を排水する。
[低速]:排水完了後に洗濯槽12を低速で回転させて脱水する。
[高速]:洗濯槽12を高速で回転させて脱水する。
[慣性]:高速で回転させた後に洗濯槽12をそのまま慣性運動により回転させる。
すすぎ処理では、制御装置30は、次の[給水]〜[バランス]期間の動作を順に行う。
[給水]:給水弁34を開いて洗濯槽12内にすすぎ用の水を供給する。
[なじませ]:給水後の所定時間、すすぎ水を洗濯物に充分含ませる攪拌運転を行う(攪拌翼14の回転を所定のデューティでON/OFFする)。
[主水流]:駆動モータ22により攪拌翼14を駆動して洗濯槽12内の洗濯物を攪拌する攪拌運転を行って、すすぎを促進する(攪拌翼14の回転を所定のデューティでON/OFFする)。
[バランス]:洗濯槽12内の洗濯物の偏りをなくす(例えば攪拌翼14の回転を0.2秒毎にON/OFFする)。
なお、上記[なじませ],[主水流]期間では、夫々攪拌翼14の回転をON/OFFするデューティが異なる。
柔軟仕上げ工程は、大略的には、第2脱水処理および柔軟仕上げ処理からなる。第2脱水処理は、柔軟仕上げ処理の前にすすぎ水を洗濯槽12から排出するための処理である。柔軟仕上げ処理の前に第2脱水処理を行うことで、洗濯物には洗剤成分の残った水が殆ど含まれなくなり、柔軟剤における柔軟効果が洗剤成分によって損なわれることを防止できる。この第2脱水処理では、制御装置30は、第1脱水処理と同様に[排水]〜[慣性]期間の動作を順に行う。
柔軟仕上げ処理では、制御装置30は、次の[ほぐし]〜[バランス]期間の動作を順に行う。
[ほぐし]:駆動モータ22により攪拌翼14を駆動して、第2脱水処理によって偏った洗濯物のほぐし動作を行う。
[給水]:攪拌翼14の駆動(ほぐし動作)を継続しながら、給水弁34を開いて洗濯槽12内に水を供給する。
「なじませ」:収容部15から柔軟剤を投入し、柔軟剤が溶けた水を洗濯物に充分含ませる攪拌運転を所定時間行う。
[主水流]:駆動モータ22により攪拌翼14を駆動して洗濯槽12内の洗濯物を攪拌する攪拌運転を行う。
[バランス]:洗濯槽12内の洗濯物の偏りをなくす(例えば攪拌翼14の回転を0.2秒毎にON/OFFする)。
脱水工程では、制御装置30は、第1および第2脱水処理と同様に[排水]〜[慣性]期間の動作を順に行う。
本実施の形態1に係る洗濯機1は、特に柔軟仕上げ工程における柔軟仕上げ処理に特徴を有するものである。この柔軟仕上げ処理における洗濯機1の動作を、図4を参照して詳細に説明する。但し、柔軟仕上げ処理における[主水流]および[バランス]期間の動作内容は、洗い工程やすすぎ工程での[主水流]および[バランス]期間の動作と基本的に同じであるため、ここでは、[ほぐし]から[なじませ]期間までの動作のみ説明する。
図4は、メイン給水弁の開閉動作、サブ給水弁の開閉動作、及び攪拌モータの駆動動作のタイミングチャートである。尚、メイン給水弁は、洗濯槽12内に水のみを給水する給水弁であり、上述した給水弁34がこれに相当する。サブ給水弁は、洗濯槽12内に柔軟剤を投入する場合に開放される給水弁であり、収容部15における柔軟剤の収容部分を経由する給水経路の給水弁である。サブ給水弁における単位時間当たりの給水量は、メイン給水弁における単位時間当たりの給水量よりも少なくされている。攪拌モータは、攪拌翼14を駆動するモータであり、クラッチ・ブレーキ機構21が駆動モータ22の駆動力を攪拌翼14に伝えるようにした場合に、駆動モータ22が攪拌モータとして機能する。
図4に示すように、最初の[ほぐし]期間では、メイン給水弁およびサブ給水弁が何れも閉状態(OFF)のままで、攪拌モータのみ駆動される。すなわち、洗濯槽12内に水が無い状態で攪拌翼14を回転させ、第2脱水処理によって偏った洗濯物をほぐすほぐし動作を行う。この時、攪拌モータは、右(R)回転と左(L)回転とを交互に切り替えながら、断続的に攪拌翼14を回転させることが好ましい。これにより、洗濯物に過剰なストレスを与えることなく洗濯物のほぐしを行うことができる。
続く「給水」期間では、メイン給水弁が開状態(ON)とされ、洗濯槽12内への給水動作が開始される。尚、「給水」期間においても攪拌モータは駆動され、攪拌翼14の回転による洗濯物のほぐし動作は継続される。
洗濯槽12の水位が設定水位に近づくと「給水」期間は終了し、「なじませ」期間に移行する。「なじませ」期間に入ると、メイン給水弁が閉状態(OFF)とされ、サブ給水弁が開状態(ON)とされる。これにより、洗濯槽12内に柔軟剤が投入される。洗濯槽12の水位が設定水位に達した時点でサブ給水弁が閉状態(OFF)とされて給水動作が終了し、「なじませ」期間は終了する。尚、「なじませ」期間においても攪拌モータは駆動され、攪拌翼14の回転による洗濯物のほぐし動作は継続される。
上記柔軟仕上げ処理では、第2脱水処理によって偏った洗濯物に対し、[ほぐし]および[給水]期間で洗濯物のほぐしを行い、洗濯槽12内に洗濯物をまんべんなく配置させた後、柔軟剤が洗濯槽12に投入される。このようにほぐされた洗濯物に対しては、洗濯物の全体に柔軟剤が均一に接触するため、柔軟剤として香り付き柔軟剤を用いた場合には、十分な香り付け効果を得ることができる。また、香り付け効果を向上させるために長時間の浸け置き時間を設けるものではないため、洗濯時間が長くなることも抑制でき、短時間で十分な香り付け効果が得られる。
尚、図4の例では、「なじませ」期間においてメイン給水弁を閉状態(OFF)とし、サブ給水弁のみで給水を行っている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、図5に示すように「なじませ」期間の途中でメイン給水弁を開状態(ON)として、メイン給水弁とサブ給水弁との両方を用いて給水を行うようにしてもよい。この場合は、洗濯槽12の水位が設定水位に到達するまでの時間を短縮することができる。
〔実施の形態2〕
本実施の形態2における柔軟仕上げ処理での洗濯機1の動作を、図6を参照して説明する。本実施の形態2における柔軟仕上げ処理は、メイン給水弁の開閉動作およびサブ給水弁の開閉動作が実施の形態1と同じであり、攪拌モータの駆動動作のみ異なっている。尚、図6において、メイン給水弁の開閉動作およびサブ給水弁の開閉動作は図4に示される動作と同じとされているが、図5に示される動作と同じであってもよい。
攪拌モータの駆動動作に関しては、本実施の形態2では、最初は小さい駆動力に設定され、[給水]期間の途中でより大きい駆動力に変更されている。すなわち、洗濯槽12に水が入っていない状態もしくは水位が低い状態では攪拌モータの駆動力を小さくし、小さいほぐし力で洗濯物のほぐしを行う。そして、水位が高い状態では攪拌モータの駆動力を大きくし、より大きいほぐし力で洗濯物のほぐしを行っている。
これは、洗濯槽12に水が入っていない状態もしくは水位が低い状態で攪拌モータの駆動力を大きくすると、ほぐしを受ける洗濯物に過剰なストレスが生じるためである。本実施の形態2における柔軟仕上げ処理では、洗濯槽12内の水位に応じて攪拌モータの駆動力を途中で切り替えることで、ほぐしによって洗濯物に与えるストレスをさらに抑制することができる。
尚、図6に示す動作例では、攪拌モータの駆動力を洗濯槽12内の水位に応じて2段階に切り替えているが、本発明はこれに限定されるものではなく、3段階以上の切り替えを行うものであってもよい。
〔実施の形態3〕
本実施の形態3における柔軟仕上げ処理での洗濯機1の動作を、図7を参照して説明する。
上記実施の形態1,2では、[給水]期間の前に[ほぐし]期間を設け、[ほぐし]期間中は洗濯槽12内に水が無い状態で攪拌翼14を回転させて洗濯物をほぐしている。すなわち、ほぐし動作を給水動作よりも先に開始している。これに対し、本実施の形態3における柔軟仕上げ処理では、実施の形態1,2における[ほぐし]および[給水]期間に代えて[ほぐし給水]期間を設けている。
[ほぐし給水]期間では、最初からメイン給水弁が開状態(ON)とされ、攪拌翼14の回転による洗濯物のほぐし動作と洗濯槽12内への給水動作とが同時に開始される。これにより、洗濯槽12への給水がより早く終了し、洗濯時間をより短時間にすることができる。
尚、図1は、洗濯槽12内部の攪拌翼14を回転させて洗濯を行う縦型洗濯機を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、洗濯槽自体が回転して洗濯を行うドラム式洗濯機にも本発明は適用可能である。すなわち、縦型洗濯機では攪拌翼の回転によって洗濯物のほぐしを行うが、ドラム式洗濯機では洗濯槽の回転によって洗濯物のほぐしを行えばよい。
今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 洗濯機
10 本体ケーシング
11 上蓋
12 洗濯槽
13 水槽
14 攪拌翼
15 収容部
20 駆動ユニット
21 クラッチ・ブレーキ機構
22 駆動モータ
30 制御装置
31 操作表示部
32 水位センサ
33 上蓋開閉センサ
34 給水弁
35 排水弁

Claims (4)

  1. 自動洗濯コースの一つとして、柔軟剤を用いて洗濯を行う場合の柔軟仕上げコースを有する洗濯機であって、
    前記柔軟仕上げコースでは、すすぎ工程後に柔軟仕上げ工程を行い、
    前記柔軟仕上げ工程では、洗濯槽内のすすぎ水を脱水した後、脱水によって前記洗濯槽内で偏った洗濯物をほぐすほぐし動作と、前記洗濯槽内に給水する給水動作とを行い、前記ほぐし動作および前記給水動作の開始後に前記洗濯槽内に柔軟剤の投入を行う柔軟剤投入動作を行うことを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機であって、
    前記ほぐし動作は、前記洗濯槽内の水位が低いうちは小さいほぐし力で洗濯物のほぐしを行い、前記洗濯槽内の水位が高くなるとより大きいほぐし力で洗濯物のほぐしを行うものであることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または2に記載の洗濯機であって、
    前記ほぐし動作を前記給水動作よりも先に開始することを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項1または2に記載の洗濯機であって、
    前記ほぐし動作と前記給水動作とを同時に開始することを特徴とする洗濯機。
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