JP2019118189A - 制御装置、制御方法および通信システム - Google Patents

制御装置、制御方法および通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】受電電力量の抑制要求に応じて、適切にトータルの受電電力量を減少させる制御装置、制御方法および通信システムを提供する。【解決手段】通信システム1において、制御装置20は、整流器、充放電可能な蓄電池、通信負荷および電力制御部104を含む複数の直流電源装置10の各々における通信負荷の消費電力情報を各直流電源装置から受信する情報受信部202と、外部サーバ30から整流器へ供給される電力量である受電電力量を抑制させる受電電力量情報を含んだ要求を受信する要求受信部201と、受信された要求に含まれる受電電力量情報と受信された各直流電源装置における通信負荷の消費電力情報とに基づいて、蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を複数の直流電源装置から選択する選択部203と、選択された直流電源装置に蓄電池の放電指令を送信する指令送信部204と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、制御方法および通信システムに関する。例えば、無線基地局に設けられた直流電源装置内の蓄電池の放電制御を行う制御装置、制御方法および通信システムに関する。
現在、EMS(Energy Management System)などの電力管理システムの導入が進んでいる。電力管理システムは、例えば、電力消費機器の消費電力、発電量、蓄電池の蓄電量などを制御することにより、省エネルギー、電力料金削減等を図るシステムである。
ところで、無線基地局においては、商用電源から供給される交流電力を整流器により直流電力に変換し、変換後の直流電力を蓄電池および通信負荷に供給している場合が多い。この場合、蓄電池に蓄えた電力を放電させることで蓄電池から通信負荷へ電力を供給し、これにより、放電している間は商用電源からの受電電力を減少させることができる。
一方、無線基地局は、小型の携帯型端末との間で双方向通信を行うため、おおむね半径数キロメートル程度のサービスエリアを形成する.したがって、無線通信サービスを全国各地で行うために、多数の無線基地局が設置されている。
特開2014−157574号公報
省エネルギーの効果を高めるため、無線基地局に設けられた直流電源装置における受電電力量の抑制要求を受信した際に、蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を、多数の無線基地局の直流電源装置から選択し、選択された直流電源装置の蓄電池を放電させることで、通信システムにおけるトータルの受電電力量を減少させたいという要望がある。しかしながら、現在は、上記のような受電電力量の抑制要求に応じてトータルの受電電力量を減少させるための技術は、あまり検討されていない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、受電電力量の抑制要求に応じて、適切にトータルの受電電力量を減少させることを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の一実施形態に係る制御装置は、整流器と、充放電可能な蓄電池と、前記整流器および前記蓄電池から電力供給を受ける通信負荷と、少なくとも前記通信負荷の消費電力情報の送信を行う電力制御部と、を含む複数の直流電源装置の各々における前記通信負荷の消費電力情報を、各直流電源装置から受信する情報受信部と、外部から前記整流器へ供給される電力量である受電電力量を抑制させることの要求であって、抑制させる受電電力量情報を含んだ当該要求を受信する要求受信部と、前記要求受信部により受信された前記要求に含まれる前記受電電力量情報と、前記情報受信部により受信された各直流電源装置における通信負荷の消費電力情報とに基づいて、前記蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を前記複数の直流電源装置から選択する選択部と、前記選択部により選択された直流電源装置に前記蓄電池の放電指令を送信する指令送信部と、を備える。
上記の制御装置では、情報受信部が、複数の直流電源装置の各々における前記通信負荷の消費電力情報を各直流電源装置から受信するとともに、要求受信部が、外部から直流電源装置内の整流器へ供給される電力量である受電電力量を抑制させることの要求であって、抑制させる受電電力量情報を含んだ当該要求を受信する。そして、選択部が、受信された上記要求に含まれる受電電力量情報と、受信された各直流電源装置における通信負荷の消費電力情報とに基づいて、蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を複数の直流電源装置から選択し、さらに、指令送信部が、選択された直流電源装置に蓄電池の放電指令を送信する。これにより、選択された直流電源装置において、上記放電指令に応じた蓄電池の放電が行われ、蓄電池から通信負荷へ電力が供給され、当該通信負荷の消費電力量に相当する受電電力量が減少し、これに伴い、通信システムにおけるトータルの受電電力量を減少させることができる。このようにして受電電力量の抑制要求に応じて、適切にトータルの受電電力量を減少させることができる。
本発明によれば、受電電力量の抑制要求に応じて、適切にトータルの受電電力量を減少させることができる。
通信システムの構成を示すシステム構成図である。 直流電源装置の構成を示す構成図である。 (a)は単一の直流電源装置の蓄電池を放電した場合の受電電力の変化を示すグラフであり、(b)は単一の直流電源装置の蓄電池を放電した場合の蓄電池残量の変化を示すグラフである。 抑制要求に係る受電電力量と抑制された受電電力量の合計との関係を説明するための図である。 制御装置により実行される処理を示すフローチャートである。 直流電源装置の選択のために作成される配列の一例を示す図である。 制御装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明に係る一実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
図1を参照して、本実施形態に係る通信システム1の構成を説明する。図1に示すように、通信システム1は、制御装置20と複数の直流電源装置10とを含んで構成される。
このうち、複数の直流電源装置10のそれぞれは、一例として無線基地局に設けられ、図2に示すように、常時稼働する無線通信装置に相当する通信負荷103と、商用電源からの交流電力を直流電力に変換し、変換後の直流電力を通信負荷103に供給する整流器101と、充電および通信負荷103への放電が可能とされた蓄電池102と、通信負荷103に安定的に電力を供給するための制御を行う電力制御部104と、を含んで構成される。このうち電力制御部104は、通信負荷103の消費電力および蓄電池102の電池残量を測定し、得られた消費電力情報および電池残量情報を制御装置20へ送信する。また、電力制御部104は、蓄電池102の放電指令を制御装置20から受信した場合、同指令に基づき蓄電池102から通信負荷103への放電を実行させる。
一方、制御装置20は、図1に示すように、要求受信部201、情報受信部202、選択部203、および指令送信部204を備える。以下、各部の機能を説明する。
要求受信部201は、商用電源から整流器101へ供給される電力量である受電電力量を抑制させることの要求を外部(ここでは一例として、通信システム全体の電力消費量の監視等を行う外部サーバ30)から受信する。上記要求には、抑制させる受電電力量情報が含まれる。
情報受信部202は、各直流電源装置10の電力制御部104から、通信負荷103の消費電力情報および蓄電池102の電池残量情報を受信する。
選択部203は、要求受信部201により受信された上記要求に含まれる受電電力量情報、情報受信部202により受信された各直流電源装置10における通信負荷103の消費電力情報および蓄電池102の電池残量情報を用いて、後述する図5の処理により、蓄電池102の放電を実行させる直流電源装置10を選択する。
指令送信部204は、選択部203により選択された直流電源装置10に、蓄電池102の放電指令を送信し、蓄電池102の放電を実行させる。
次に、図3(a)、(b)を用いて、単一の直流電源装置において、蓄電池を放電した場合の受電電力の変化および蓄電池残量の変化を説明する。図3(a)に示すように交流電力受電時に蓄電池を放電させた場合、当該蓄電池から通信負荷へ電力が供給されるため、放電している時間帯(図3(a)、(b)における時間T1〜時間T2)には、通信負荷の消費電力に相当する受電電力が抑制される。
図3(a)は単一の直流電源装置における受電電力の変化を示しているが、複数の直流電源装置において同様に蓄電池を放電させることで、通信システムにおけるトータルの受電電力量を抑制し、外部サーバ30からの、受電電力量を抑制させることの要求を達成することができる。より具体的には、制御装置20の選択部203は、抑制させる受電電力量情報としての、抑制要求される所定時間内(ここでは一例として30分間)の受電電力量を示す30分間の受電電力量抑制要求値と、各直流電源装置における通信負荷の消費電力情報に基づき得られる、複数の蓄電池の放電により減少する所定時間内(ここでは一例として30分間)の受電電力量に関する30分間の受電電力量の合計と、の差の絶対値が最小になるように、蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を選択する。例えば、図4における左側に示す抑制要求される30分間の受電電力量抑制要求値と、図4における右側に示す複数の直流電源装置の蓄電池の放電により減少する30分間の受電電力量合計値(即ち、各直流電源装置における30分間の受電電力量減少分の合計値)と、の差の絶対値が最小になるように、蓄電池を放電させる直流電源装置が選択される。図4の例では、図4における左側に示す抑制要求される30分間の受電電力量抑制要求値と、図4における右側に示す各直流電源装置における30分間の受電電力量減少分の合計値と、の差の絶対値がほぼ0になるよう、蓄電池を放電させる直流電源装置として、基地局番号1、9、28、73、91の基地局に設けられた直流電源装置が選択されている。なお、本実施形態では、上記の「所定時間」が30分間である処理例を説明するが、30分間は一例であり、これに限定されるものではない。
また、図3(b)に示す「最低保持残量」とは、商用電源の停電時に無線基地局が無線通信サービスを一定時間継続させるために必要となる、蓄電池が保持すべき最低限の電池残量を意味しており、後述する図5の処理では、放電後の予測蓄電池残量が最低保持残量を下回るおそれのある蓄電池を備えた直流電源装置を、選択候補の直流電源装置から除外して、蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を選択する。
次に、図5のフローチャートに沿って、制御装置20により実行される処理を説明する。
まず、制御装置20において、要求受信部201が、受電電力量を抑制させることの要求(抑制させる受電電力量Wrequestの情報を含んだ要求)を外部サーバ30から受信するとともに、情報受信部202が、各直流電源装置10の電力制御部104から、通信負荷103の消費電力Pload(n)の情報および蓄電池102の電池残量CBT(n)の情報を受信する(ステップS1)。上記の受電電力量Wrequestの情報を含んだ要求、通信負荷103の消費電力Pload(n)の情報、および蓄電池102の電池残量CBT(n)の情報は、選択部203へ送られる。
次に、選択部203は、各直流電源装置の蓄電池について、所定時間(ここでは一例として30分間)放電させた後の電池残量として予測される予測電池残量が、予め定められた蓄電池の最低保持残量以上になるか否かを、通信負荷103の消費電力Pload(n)および蓄電池102の電池残量CBT(n)に基づいて判断する(ステップS2)。ここで、予測電池残量が最低保持残量以上にならない(即ち、最低保持残量を下回る)と判断された場合、当該蓄電池を備えた直流電源装置を、放電を実行させる直流電源装置の候補(候補局)から除外する(ステップS3)。これにより、30分間放電させた後の予測電池残量が最低保持残量以上となる蓄電池を備えた直流電源装置のみが、候補局として残る。
次に、選択部203は、残った候補局(即ち、予測電池残量が最低保持残量以上となる蓄電池を備えた直流電源装置)を対象として、当該対象となる直流電源装置の数(ここでは、n個)と同じ長さの配列(「0」と「1」から成る配列)をm種類作成する(ステップS4)。例えば、図6に示すように、対象となる直流電源装置の数nと同じ長さの配列をm個作成する。図6の上部に記載の1〜nは、対象となるn個の直流電源装置を識別するための基地局番号である。通常は1つの基地局に1つの直流電源装置が設けられるため、n個の直流電源装置それぞれが設けられた基地局(計n個の基地局)に対し割り当てられた基地局番号を、n個の直流電源装置を識別するために用いている。各配列の各要素は「0」又は「1」とし、ランダムに設定される。このとき要素が「0」の場合は、当該要素の識別番号に相当する直流電源装置では蓄電池を放電させないことを意味し、「1」の場合は、当該要素の識別番号に相当する直流電源装置では蓄電池を放電させることを意味する。なお、作成する配列の数mは、任意の数でよく、また、予め定めた数であってもよい。
次に、選択部203は、各直流電源装置10の通信負荷103の消費電力Pload(n)の情報に基づいて、各配列において、要素が「1」である(即ち、蓄電池を放電させる)直流電源装置について蓄電池の放電によって減少する30分間の受電電力量に相当する通信負荷103の消費電力Pload(n)の30分間積算値の合計fk(k:1〜m)(以下「評価値」と称する)を算出する(ステップS5)。
次に、選択部203は、各配列において、算出された評価値fkに基づく当該配列の更新を行う(ステップS6)。ただし、配列の数mは不変とする。ここでは、例えば、評価値fkと抑制させる受電電力量Wrequestとの差の絶対値の逆数の大小に応じた確率で、配列を更新する。つまり、現世代のm個の配列から次世代のm個の配列に引き継ぐことを想定して、現世代のm個の配列それぞれについて、次世代の配列として選択される確率を、上記の評価値fkと受電電力量Wrequestとの差の絶対値の逆数に応じた値となるよう設定し、設定された確率に基づいて、現世代のm個の配列から一の配列を、重複も許して計m回選択し、そして、選択されたm個の配列を次世代のm個の配列とするように、現世代のm個の配列を更新する。
次に、選択部203は、m個の配列から任意の2つの配列を選択するとともにランダムに要素番号を選択し、選択された2つの配列において、選択された要素番号の要素を入れ替える(ステップS7)。
上記のステップS6の処理は、各配列内における配列の更新に相当し、上記のステップS7の処理は、複数の配列間での配列の更新に相当する。これらの処理を行った後、選択部203は、各配列において、前述の評価値fkを再度算出する(ステップS8)。
そして、選択部203は、各配列の評価値fkが、前述した抑制要求に係る受電電力量Wrequestより大きいか否かを判断する(ステップS9)。ここで、ある配列の評価値fkが抑制要求に係る受電電力量Wrequestより大きい場合、選択部203は、当該配列の中からランダムに要素番号を選択し、選択された要素番号の要素が「1」であれば「0」に更新する(ステップS10)。なお、要素番号の選択方法は任意の手法を採用でき、選択される要素番号の個数も任意に定めてよい、これにより、評価値fkが抑制要求に係る受電電力量Wrequestより大きい配列においては、「1」の要素(即ち、蓄電池の放電を実行させる直流電源装置)の数が減少し、従前より小さな放電によって30分間の受電電力量減少分の合計値に相当する評価値fkは減少し、抑制要求に係る受電電力量Wrequestに近づくことになる。
一方、ステップS9で、ある配列の評価値fkが抑制要求に係る受電電力量Wrequestより大きくない場合、選択部203は、当該配列の中からランダムに要素番号を選択し、選択された要素番号の要素が「0」であれば「1」に更新する(ステップS11)。なお、要素番号の選択方法は任意の手法を採用でき、選択される要素番号の個数も任意に定めてよい、これにより、評価値fkが抑制要求に係る受電電力量Wrequestより大きくない配列においては、「1」の要素(即ち、蓄電池の放電を実行させる直流電源装置)の数が増加し、従前より大きな放電によって30分間の受電電力量減少分の合計値に相当する評価値fkは増加し、抑制要求に係る受電電力量Wrequestに近づくことになる。
その後、上記のステップS5〜S11の処理は、規定回数だけ繰り返し実行され、その間、評価値fkは、抑制要求に係る受電電力量Wrequestに近づいていく。
そして、上記のステップS5〜S11の処理が規定回数だけ繰り返し実行された後は、ステップS12で肯定判断され、選択部203は、評価値fkを再度算出し、算出された評価値fkと抑制要求に係る受電電力量Wrequestとの差の絶対値が最も小さい配列を解とし、解として得られた配列において要素が「1」である直流電源装置を、蓄電池を放電させる直流電源装置として選択する(ステップS13)。
ステップS13における選択情報は指令送信部204へ送られ、指令送信部204は、選択された直流電源装置(蓄電池を放電させる直流電源装置)に蓄電池の放電指令を送信する(ステップS14)。
これにより、選択された直流電源装置において、上記放電指令に応じた蓄電池の放電が行われ、蓄電池から通信負荷へ電力が供給される。そのため、当該通信負荷の消費電力量に相当する受電電力量が減少することとなり、これに伴い、通信システムにおけるトータルの受電電力量を減少させることができる。このようにして受電電力量の抑制要求に応じて、適切にトータルの受電電力量を減少させることができる。
また、上記の図5の処理により、評価値fkと、抑制要求に係る受電電力量Wrequestとの差の絶対値が最小になるように、蓄電池の放電を実行させる直流電源装置が選択されるため、抑制要求に対し過不足無く、蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を適切に選択することができる。
また、図5のステップS2で、30分間放電させた後の予測電池残量が最低保持残量以上にならない(最低保持残量を下回る)と判断された蓄電池を備えた直流電源装置については、放電を実行させる直流電源装置の候補(候補局)から除外する。そのため、最終的に選択された直流電源装置において、蓄電池を30分間放電させた後に蓄電池の電池残量が最低保持残量を下回るような事態を未然に防止することができる。
なお、上記の実施形態では、直流電源装置が無線基地局に設けられ、直流電源装置内の通信負荷が無線基地局における無線通信を実行するための機能を有する例を示したが、これに限定されるものではなく、1つの基地局に複数の直流電源装置が設けられてもよいし、直流電源装置は無線基地局以外の装置に設けられてもよいし、通信負荷は電力を消費する他の装置であってもよい。
上記の実施形態の説明で用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、上記の実施形態における制御装置20は、上述した制御装置20の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図7は、制御装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の制御装置20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。なお、図1における制御装置20以外の装置についても、制御装置20と同様の構成であってもよい。以下では、制御装置20を例にとって説明する。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。制御装置20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
制御装置20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、制御装置20の各機能部は、プロセッサ1001を含んで実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、制御装置20の各機能部は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の制御装置20の各機能部は、通信装置1004を含んで実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、制御装置20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報などは特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報などは、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報などは削除されてもよい。入力された情報などは他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。
移動通信端末は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。
1…通信システム、10…直流電源装置、20…制御装置、30…外部サーバ、101…整流器、102…蓄電池、103…通信負荷、104…電力制御部、201…要求受信部、202…情報受信部、203…選択部、204…指令送信部、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、1007…バス。

Claims (7)

  1. 整流器と、充放電可能な蓄電池と、前記整流器および前記蓄電池から電力供給を受ける通信負荷と、少なくとも前記通信負荷の消費電力情報の送信を行う電力制御部と、を含む複数の直流電源装置の各々における前記通信負荷の消費電力情報を、各直流電源装置から受信する情報受信部と、
    外部から前記整流器へ供給される電力量である受電電力量を抑制させることの要求であって、抑制させる受電電力量情報を含んだ当該要求を受信する要求受信部と、
    前記要求受信部により受信された前記要求に含まれる前記受電電力量情報と、前記情報受信部により受信された各直流電源装置における通信負荷の消費電力情報とに基づいて、前記蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を前記複数の直流電源装置から選択する選択部と、
    前記選択部により選択された直流電源装置に前記蓄電池の放電指令を送信する指令送信部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記選択部は、
    前記抑制させる受電電力量情報としての、抑制要求される所定時間内の受電電力量を示す所定時間受電電力量要求値と、
    前記各直流電源装置における通信負荷の消費電力情報に基づき得られる、前記蓄電池の放電により減少する前記所定時間内の前記直流電源装置の受電電力量に関する所定時間受電電力量合計値と、
    の差の絶対値が最小になるように、前記蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を選択する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記選択部は、
    前記所定時間受電電力量合計値が前記所定時間受電電力量要求値より大きい場合、前記蓄電池の放電を実行させる直流電源装置の数を減少させて前記所定時間受電電力量合計値が減少するように、前記蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を選択する、
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記選択部は、
    前記所定時間受電電力量合計値が前記所定時間受電電力量要求値より小さい場合、前記蓄電池の放電を実行させる直流電源装置の数を増加させて前記所定時間受電電力量合計値が増加するように、前記蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を選択する、
    請求項2又は3に記載の制御装置。
  5. 前記情報受信部は、さらに、各直流電源装置における蓄電池の電池残量情報を各直流電源装置から受信し、
    前記選択部は、
    各直流電源装置の蓄電池について、予め定められた時間だけ放電させた後の電池残量として予測される予測電池残量が、予め定められた蓄電池の最低保持残量以上になるか否かを、各直流電源装置における前記蓄電池の電池残量情報および前記通信負荷の消費電力情報に基づいて判断し、
    前記予測電池残量が前記最低保持残量以上にならないと判断された蓄電池を備えた直流電源装置を除外して、前記蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を選択する、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の制御装置。
  6. 制御装置により実行される制御方法であって、
    整流器と、充放電可能な蓄電池と、前記整流器および前記蓄電池から電力供給を受ける通信負荷と、少なくとも前記通信負荷の消費電力情報の送信を行う電力制御部と、を含む複数の直流電源装置の各々における前記通信負荷の消費電力情報を、各直流電源装置から受信するステップと、
    外部から前記整流器へ供給される電力量である受電電力量を抑制させることの要求であって、抑制させる受電電力量情報を含んだ当該要求を受信するステップと、
    受信された前記要求に含まれる前記受電電力量情報と、受信された各直流電源装置における通信負荷の消費電力情報とに基づいて、前記蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を前記複数の直流電源装置から選択するステップと、
    選択された直流電源装置に前記蓄電池の放電指令を送信するステップと、
    を備える制御方法。
  7. 整流器と、充放電可能な蓄電池と、前記整流器および前記蓄電池から電力供給を受ける通信負荷と、少なくとも前記通信負荷の消費電力情報の送信を行う電力制御部と、を含む複数の直流電源装置と、
    前記直流電源装置の前記蓄電池の放電制御を行う制御装置と、
    を備える通信システムであって、
    前記制御装置は、
    前記複数の直流電源装置の各々における前記通信負荷の消費電力情報を、各直流電源装置から受信する情報受信部と、
    外部から前記整流器へ供給される電力量である受電電力量を抑制させることの要求であって、抑制させる受電電力量情報を含んだ当該要求を受信する要求受信部と、
    前記要求受信部により受信された前記要求に含まれる前記受電電力量情報と、前記情報受信部により受信された各直流電源装置における通信負荷の消費電力情報とに基づいて、前記蓄電池の放電を実行させる直流電源装置を前記複数の直流電源装置から選択する選択部と、
    前記選択部により選択された直流電源装置に前記蓄電池の放電指令を送信する指令送信部と、
    を含む、
    通信システム。
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