JP2019117348A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置に印加される交流電圧が異常か否かを決定できる、画像形成装置を提供する。【解決手段】商用交流電源から供給される交流電圧(AC電圧)は、整流部42によって整流される。ゼロクロス信号出力部46は、その整流された電圧の値が所定閾値以上となる期間に応じたゼロクロス信号ZC_outを出力する。ゼロクロス信号ZC_outのゼロクロス周期Tzが正常範囲内ではない場合、AC電圧が異常であると決定される。ゼロクロス信号出力部46が出力するゼロクロス信号ZC_outのパルス幅が所定幅である場合であっても、整流された電圧の最大値が画像形成部の画像形成に必要な電圧値、つまり第2ツェナーダイオードZD2の降伏電圧を超えたことを検出部43が検出しない場合には、AC電圧が異常であると決定される。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
プリンタや複写機などの画像形成装置では、用紙などのシートが画像形成部を経由して搬送され、シートが画像形成部を通過する間に、そのシートに画像が形成される。画像形成部では、たとえば、感光体ドラムの表面に形成されたトナー像がシートに転写された後、定着器での加熱および加圧によりトナー像がシートに定着される。
画像形成装置では、交流電源から交流電圧が印加されて、その交流電圧が直接または直流電圧に変換されて各部の動作に使用される。交流電源からの交流電圧が異常であると、各部が正常に動作しないおそれがある。
そのため、下記の特許文献1の画像形成装置では、規定期間における交流電圧のゼロクロスの数とピークの数とが比較されて、交流電圧の異常が判断される。また、特許文献1の画像形成装置には、交流電圧の絶対値が所定値未満となる期間に応じてゼロクロスパルスを発生するゼロクロスパルス発生部が設けられている。
特開2013−134462号公報
ゼロクロスパルスの幅を検出可能な構成では、そのゼロクロスパルス幅から交流電圧の異常を判断することができる。しかしながら、波形に高調波成分による歪を有する交流電圧の場合、ゼロクロスパルス幅からはその異常が判断されない場合がある。波形に高調波成分による歪を有する交流電圧が印加された場合、画像形成部によりシートに形成される画像の画質等に影響が出るおそれがある。
本発明の目的は、画像形成装置に印加される交流電圧が異常か否かを決定できる、画像形成装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、画像形成部と、交流電源より印加される交流電圧を整流する整流部と、電圧値の絶対値が所定値以上となるタイミングに応じて出力されるゼロクロスパルスを出力するゼロクロスパルス出力部と、整流された電圧が印加されるツェナーダイオードを有し、整流された電圧の最大値が画像形成部の画像形成に必要な電圧値を超えたことを検出する検出部と、制御部と、を備えた画像形成装置であって、制御部は、ゼロクロスパルス出力部が出力するゼロクロスパルスのパルス幅が所定幅であるか否かを決定するゼロクロスパルス幅決定処理と、ゼロクロスパルス幅決定処理によってパルス幅が所定幅でないと決定された場合、又は、ゼロクロスパルス幅決定処理によってパルス幅が所定幅であって、かつ、整流された電圧の最大値が画像形成部の画像形成に必要な電圧値を超えたことを検出部が検出していない場合、交流電圧が異常であると決定し、ゼロクロスパルス幅決定処理によってパルス幅が所定幅であって、かつ、整流された電圧の最大値が画像形成部の画像形成に必要な電圧値を超えたことを検出部が検出した場合、交流電圧が正常であると決定する交流電圧異常決定処理と、を実行する。
この構成によれば、交流電源より印加される交流電圧は、整流部によって整流される。ゼロクロスパルス出力部は、その整流された電圧の値が所定閾値以上となる期間に応じたゼロクロスパルスを出力する。検出部は、ツェナーダイオードの状態から整流された電圧の最大値が画像形成部の画像形成に必要な電圧値を超えたことを検出する。
ゼロクロスパルス出力部が出力するゼロクロスパルスのパルス幅が所定幅ではない場合、交流電圧が異常であると決定される。
ゼロクロスパルス出力部が出力するゼロクロスパルスのパルス幅が所定幅である場合であって、整流された電圧の最大値が画像形成部の画像形成に必要な電圧値を超えたことを検出部が検出した場合、交流電圧が正常であると決定される。
ゼロクロスパルス出力部が出力するゼロクロスパルスのパルス幅が所定幅である場合であっても、整流された電圧の最大値が画像形成部の画像形成に必要な電圧値を超えたことを検出部が検出しない場合には、交流電圧が異常であると決定される。
よって、ゼロクロスパルスのパルス幅からは交流電圧の異常が決定されない場合でも、画像形成部の画像形成に必要な電圧を得ることができない交流電圧の異常が生じていることを決定できる。
本発明によれば、画像形成部の画像形成に必要な電圧を得ることができない交流電圧の異常が生じていることを決定できる。
本発明の一実施形態に係るプリンタの電気的構成の要部を示すブロック図である。 図1に示される異常検出回路の構成を示す回路図である。 図1に示されるプリンタで実行される異常検出処理の流れを示すフローチャートである。 整流後の電圧波形およびゼロクロス信号の波形を示す図である。 整流後の電圧波形と検出部のツェナーダイオードの降伏電圧との関係を説明するための図である。 整流後の電圧の状態と検出部の検出信号との関係を示す表である。 本発明の他の実施形態に係るプリンタの電気的構成の要部を示すブロック図である。 図7に示される異常検出回路の構成を示す回路図である。 図7に示されるプリンタで実行される異常検出処理の流れを示すフローチャートである。 図1に示される構成の変形例を示すブロック図である。 図7に示される構成の変形例を示すブロック図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1に示されるプリンタ1は、低圧電源基板2(第2基板の一例)およびメイン基板3(第1基板)を備えている。
低圧電源基板2は、商用交流電源ACから入力される交流電圧(以下、「AC電圧」という。)を一定の直流電圧に変換して、その一定の直流電圧をメイン基板3に供給する。そのため、低圧電源基板2は、スイッチングトランス11を備えている。また、低圧電源基板2は、スイッチングトランス11の一次側に、整流回路12、平滑回路13および電源制御IC14を備え、スイッチングトランス11の二次側に、整流回路15、平滑回路16およびフィードバック回路17を備えている。
商用交流電源ACから供給される交流電圧は、整流回路12により全波整流され、その全波整流後の電圧が平滑回路13にて平滑化される。これにより、交流電圧が直流電圧に変換される。平滑回路13から出力される直流電圧は、スイッチングトランス11の一次巻線に印加される。
スイッチングトランス11には、平滑回路13と一次巻線との間に介在されるスイッチング素子を備えている。電源制御IC14(スイッチング制御部の一例)は、スイッチングトランス11のスイッチング素子のスイッチング動作を制御する。このスイッチング動作により、スイッチングトランス11の一次巻線に直流電圧がパルス的に入力され、スイッチングトランス11の二次巻線に交流電圧が発生する。この交流電圧が整流回路15により整流され、その整流後の電圧が平滑回路16にて平滑化されることにより、スイッチングトランス11の二次側に直流電圧が生成される。フィードバック回路17は、スイッチングトランス11の二次側に生成される直流電圧を検出し、その検出電圧が一定電圧を超える場合に、検出電圧をフォトカプラ18を介して電源制御IC14に入力する。電源制御IC14は、フィードバック回路17から入力される検出電圧に基づいて、スイッチング素子のスイッチング動作のデューティ比を制御する。これにより、二次側の出力電圧が一定に保たれる。
また、低圧電源基板2は、商用交流電源ACから入力される交流電圧を定着器4に供給する。定着器4は、画像形成部5に備えられている。画像形成部5では、画像データに係るトナー像が用紙に転写された後、その用紙が定着器4に搬送されて、定着器4における加熱および加圧によりトナー像が用紙に定着される。これにより、用紙への画像の形成が達成される。
低圧電源基板2は、リレー21およびトライアック22を備えている。リレー21およびトライアック22は、定着器4に内蔵されたヒータ23と商用交流電源ACとを接続するヒータ回路に介装されている。リレー21がオンの状態で、トライアック22がオンされることにより、商用交流電源ACから入力される交流電圧が定着器4のヒータに供給され、トライアック22がオフされることにより、定着器4のヒータへの交流電圧の供給が停止される。
メイン基板3は、メインCPU31と、メインCPU31にリセット信号を入力するリセットIC32とを備えている。また、メイン基板3は、低圧電源基板2から供給される一定の直流電圧(たとえば、24V)を降圧してメインCPU31およびリセットIC32に印加するため、4個のDC/DCコンバータ33,34,35,36を備えている。
第1のDC/DCコンバータ33は、低圧電源基板2から供給される直流電圧を5Vに降圧する。第2のDC/DCコンバータ34は、第1のDC/DCコンバータ33により降圧された直流電圧を1.8Vにさらに降圧する。第3のDC/DCコンバータ35は、低圧電源基板2から供給される直流電圧を3.3Vに降圧する。第4のDC/DCコンバータ36は、第3のDC/DCコンバータ35により降圧された直流電圧を1.0Vにさらに降圧する。メインCPU31には、DC/DCコンバータ33,34,35,36による降圧後の直流電圧が印加される。リセットIC32には、第3のDC/DCコンバータ35による降圧後の直流電圧が印加される。
メインCPU31は、フォトカプラ37を介して、低圧電源基板2のトライアック22のオンおよびオフの切り替えを制御する。
<異常検出回路>
低圧電源基板2は、AC電圧の異常を検出するため、異常検出回路41を備えている。
異常検出回路41には、図2に示されるように、整流部42、検出部43、検出切替部44、電圧検出信号出力部45およびゼロクロス信号出力部46が含まれる。
整流部42は、4個のダイオードD1,D2,D3,D4をブリッジ接続した構成の回路である。具体的には、整流部42では、2個のダイオードD1,D2の直列回路と残りの2個のダイオードD3,D4の直列回路とが並列に接続されている。一方の直列回路におけるダイオードD1,D2の接続点と他方の直列回路におけるダイオードD3,D4の接続点との間に、リレー21および抵抗R1,R2を介して商用交流電源ACが接続されている。ダイオードD1,D2の直列回路とダイオードD3,D4の直列回路との一方の接続点には、配線W1が接続され、他方の接続点は、低圧電源基板2のグランドライン(0V)に接続されている。
AC電圧は、抵抗R1,R2で降圧されて、4個のダイオードD1,D2,D3,D4のブリッジ回路により全波整流される。これにより、配線W1とグランドラインとの間には、その全波整流された波形の電圧が発生する。
検出部43は、第1ツェナーダイオードZD1(第3ツェナーダイオードの一例)と第1NPNトランジスタTr1との直列回路、第2ツェナーダイオードZD2(第1ツェナーダイオードの一例)と第2NPNトランジスタTr2(第1スイッチング素子の一例)との直列回路、および第3ツェナーダイオードZD3(第2ツェナーダイオードの一例)と第3NPNトランジスタTr3(第2スイッチング素子の一例)との直列回路を並列に接続した構成の回路である。具体的には、検出部43では、第1ツェナーダイオードZD1のカソードが配線W1に接続され、第1ツェナーダイオードZD1のアノードに第1NPNトランジスタTr1のコレクタ端子に接続されている。また、第2ツェナーダイオードZD2のカソードが配線W1に接続され、第2ツェナーダイオードZD2のアノードに第2NPNトランジスタTr2のコレクタ端子に接続されている。第3ツェナーダイオードZD3のカソードが配線W1に接続され、第3ツェナーダイオードZD3のアノードに第3NPNトランジスタTr3のコレクタ端子に接続されている。第1NPNトランジスタTr1、第2NPNトランジスタTr2および第3NPNトランジスタTr3の各エミッタ端子は、出力線W2に共通に接続されている。
検出切替部44は、第1AND回路51、第2AND回路52、第1NOT回路53、第2NOT回路54および抵抗R3,R4を備えている。
第1AND回路51の出力端子は、抵抗R3を介して、第1NPNトランジスタTr1のゲート端子に接続されている。第1AND回路51の一方の入力端子には、フォトカプラ61(図1参照)のフォトトランジスタが接続されている。第1AND回路51の他方の入力端子には、フォトカプラ62(図1参照)のフォトトランジスタが接続されている。
第2AND回路52の出力端子は、抵抗R4を介して、第2NPNトランジスタTr2のゲート端子に接続されている。第2AND回路52の一方の入力端子には、フォトカプラ61のフォトトランジスタが接続されている。第2AND回路52の他方の入力端子には、第1NOT回路53の出力端子が接続されている。第1NOT回路53の入力端子には、フォトカプラ62のフォトトランジスタが接続されている。
第2NOT回路54の出力端子は、第3NPNトランジスタTr3のゲート端子に接続されている。第2NOT回路54の入力端子には、フォトカプラ61のフォトトランジスタが接続されている。
フォトカプラ61,62の各発光ダイオードの発光は、メインCPU31(図1参照)により制御される。
フォトカプラ61,62の各発光ダイオードが発光しているときには、フォトカプラ61,62の各フォトトランジスタが導通する。このとき、フォトカプラ61の出力信号OUT1およびフォトカプラ62の出力信号OUT2の両方がハイレベルとなる。したがって、第1AND回路51の一方の入力端子にハイレベルの出力信号OUT1が入力され、他方の入力端子にハイレベルの出力信号OUT2が入力される。そのため、第1AND回路51の出力端子からハイレベル信号が出力され、このハイレベル信号が第1NPNトランジスタTr1のゲート端子に入力されるので、第1NPNトランジスタTr1がオンである。また、第2AND回路52の一方の入力端子には、ハイレベルの出力信号OUT1が入力される。第1NOT回路53の入力端子にハイレベルの出力信号OUT2が入力されるので、第2AND回路52の他方の入力端子には、第1NOT回路53の出力端子から出力されるローレベル信号が入力される。そのため、第2AND回路52の出力端子からローレベル信号が出力され、このローレベル信号が第2NPNトランジスタTr2のゲート端子に入力されるので、第2NPNトランジスタTr2がオフである。第2NOT回路54の入力端子には、ハイレベルの出力信号OUT1が入力されるので、第2NOT回路54の出力端子からは、ローレベル信号が出力される。このローレベル信号が第3NPNトランジスタTr3のゲート端子に入力されるので、第3NPNトランジスタTr3はオフである。すなわち、フォトカプラ61,62の各発光ダイオードが発光しているときには、第1NPNトランジスタTr1のみがオンであり、第2NPNトランジスタTr2および第3NPNトランジスタTr3がオフである。
フォトカプラ61の発光ダイオードが発光し、フォトカプラ62の発光ダイオードが発光していないときには、フォトカプラ61のフォトトランジスタのみが導通する。このとき、フォトカプラ61の出力信号OUT1がハイレベルとなり、フォトカプラ62の出力信号OUT2がローレベルとなる。したがって、第1AND回路51の一方の入力端子にハイレベルの出力信号OUT1が入力され、他方の入力端子にローレベルの出力信号OUT2が入力される。そのため、第1AND回路51の出力端子からローレベル信号が出力され、このローレベル信号が第1NPNトランジスタTr1のゲート端子に入力されるので、第1NPNトランジスタTr1がオフである。また、第2AND回路52の一方の入力端子には、ハイレベルの出力信号OUT1が入力される。第1NOT回路53の入力端子にローレベルの出力信号OUT2が入力されるので、第2AND回路52の他方の入力端子には、第1NOT回路53の出力端子から出力されるハイレベル信号が入力される。そのため、第2AND回路52の出力端子からハイレベル信号が出力され、このハイレベル信号が第2NPNトランジスタTr2のゲート端子に入力されるので、第2NPNトランジスタTr2がオンである。第2NOT回路54の入力端子には、ハイレベルの出力信号OUT1が入力されるので、第2NOT回路54の出力端子からは、ローレベル信号が出力される。このローレベル信号が第3NPNトランジスタTr3のゲート端子に入力されるので、第3NPNトランジスタTr3はオフである。すなわち、フォトカプラ61の発光ダイオードが発光し、フォトカプラ62の発光ダイオードが発光していないときには、第2NPNトランジスタTr2のみがオンであり、第1NPNトランジスタTr1および第3NPNトランジスタTr3がオフである。
フォトカプラ61,62の各発光ダイオードが発光していないときには、フォトカプラ61,62の各フォトトランジスタが非導通である。このとき、フォトカプラ61の出力信号OUT1およびフォトカプラ62の出力信号OUT2の両方がローレベルとなる。したがって、第1AND回路51の一方の入力端子にローレベルの出力信号OUT1が入力され、他方の入力端子にローレベルの出力信号OUT2が入力される。そのため、第1AND回路51の出力端子からローレベル信号が出力され、このローレベル信号が第1NPNトランジスタTr1のゲート端子に入力されるので、第1NPNトランジスタTr1がオフである。また、第2AND回路52の一方の入力端子には、ローレベルの出力信号OUT1が入力される。第1NOT回路53の入力端子にローレベルの出力信号OUT2が入力されるので、第2AND回路52の他方の入力端子には、第1NOT回路53の出力端子から出力されるハイレベル信号が入力される。そのため、第2AND回路52の出力端子からローレベル信号が出力され、このローレベル信号が第2NPNトランジスタTr2のゲート端子に入力されるので、第2NPNトランジスタTr2がオフである。第2NOT回路54の入力端子には、ローレベルの出力信号OUT1が入力されるので、第2NOT回路54の出力端子からは、ハイレベル信号が出力される。このハイレベル信号が第3NPNトランジスタTr3のゲート端子に入力されるので、第3NPNトランジスタTr3はオンである。すなわち、フォトカプラ61,62の各発光ダイオードが発光していないときには、第3NPNトランジスタTr3のみがオンであり、第1NPNトランジスタTr1および第2NPNトランジスタTr2がオフである。
電圧検出信号出力部45は、発光ダイオードLED1およびフォトトランジスタPT1で構成されるフォトカプラからなる。発光ダイオードLED1のアノードは、出力線W2に接続されている。発光ダイオードLED1のカソードは、グランドラインに接続されている。フォトトランジスタに含まれるNPNトランジスタのコレクタ端子は、VCC電源(5V)に接続されている。フォトトランジスタに含まれるNPNトランジスタのエミッタ端子は、抵抗R5を介してグランドラインに接続されるとともに、メインCPU31(図1参照)に接続されている。また、発光ダイオードLED1と並列にシャント抵抗R6が設けられている。
ゼロクロス信号出力部46(ゼロクロスパルス出力部の一例)は、発光ダイオードLED2およびフォトトランジスタPT2で構成されるフォトカプラからなる。発光ダイオードLED2のアノードは、配線W1に接続されている。発光ダイオードLED2のカソードは、グランドラインに接続されている。フォトトランジスタに含まれるNPNトランジスタのコレクタ端子は、抵抗R7を介してVCC電源(5V)に接続されるとともに、メインCPU31(図1参照)に接続されている。フォトトランジスタに含まれるNPNトランジスタのエミッタ端子は、グランドラインに接続されている。
これにより、配線W1の電圧が発光ダイオードLED2のスレッショルド電圧を下回るときには、発光ダイオードLED2が発光せず、フォトトランジスタPT2がオフであり、フォトトランジスタPT2のコレクタ端子の電圧がハイレベルとなり。一方、配線W1の電圧が発光ダイオードLED2のスレッショルド電圧以上であるときには、発光ダイオードLED2が発光し、フォトトランジスタPT2がオンであり、フォトトランジスタPT2のコレクタ端子の電圧がローレベルとなる。すなわち、配線W1の電圧が発光ダイオードLED2のスレッショルド電圧を下回るときには、ゼロクロス信号出力部46から出力されるゼロクロス信号ZC_outがハイレベルとなり、配線W1の電圧が発光ダイオードLED2のスレッショルド電圧以上であるときには、ゼロクロス信号出力部46から出力されるゼロクロス信号ZC_outがローレベルとなる。
<異常検出処理>
メイン基板3のメインCPU31は、低圧電源基板2の異常検出回路41から出力される信号からAC電圧の異常を検出するため、図3に示される異常検出処理を実行する。
異常検出処理では、メインCPU31は、リレー21をオンにする(S1)。
その後、メインCPU31は、ゼロクロス信号出力部46から出力されるゼロクロス信号ZC_outに基づいて、AC電圧のゼロクロスの周期(幅)であるゼロクロス(ZC)周期Tzを測定する(S2)。
リレー21のオンにより、AC電圧が抵抗R1,R2で降圧されて、4個のダイオードD1,D2,D3,D4のブリッジ回路により全波整流される。この全波整流により、配線W1には、図4に示されるような波形の電圧が発生する。そのため、ゼロクロス信号出力部46から出力されるゼロクロス信号ZC_outの波形は、ローレベルとハイレベルとが交互に繰り返される波形となる。メインCPU31は、たとえば、ゼロクロス信号ZC_outの立ち下がりから次の立ち下がりまでの期間をゼロクロス周期Tzに決定する。
次いで、メインCPU31は、ゼロクロス周期Tzが所定の下限値Tz_minよりも大きく、かつ、所定の上限値Tz_maxよりも小さい正常範囲内に含まれるか否かを判別する(S3)。
ゼロクロス周期Tzが正常範囲内に含まれる場合(S3:YES)、メインCPU31は、検出切替部44に対し、所定周期分の切替信号を入力する(S4)。
具体的には、メインCPU31は、ゼロクロス周期Tzと同期して、ゼロクロス周期Tzの1周期目には、フォトカプラ61,62の各発光ダイオードを発光させることにより、検出切替部44にハイレベルの切替信号(フォトカプラ61,62の出力信号)OUT1,OUT2を入力する。これにより、検出切替部44から検出部43の第1NPNトランジスタTr1のゲート端子にハイレベル信号が出力され、第1NPNトランジスタTr1がオンになる。
図5に示されるように、検出部43の第1ツェナーダイオードZD1の降伏電圧は、配線W1に発生する定格電圧の上限値であって画像形成部5に供給される電圧の上限値と同じ電圧値に設定されている。したがって、配線W1に定格電圧の上限値を超える電圧が発生しているときには、第1ツェナーダイオードZD1が導通する。第1ツェナーダイオードZD1が導通すると、電圧検出信号出力部45の発光ダイオードLED1が発光し、フォトトランジスタPT1がオンになり、フォトトランジスタPT1のエミッタ端子の電圧がハイレベルとなって、メインCPU31にハイレベルの検出信号が入力される。一方、配線W1に定格電圧の上限値未満の電圧が発生しているときには、第1ツェナーダイオードZD1が導通せず、電圧検出信号出力部45の発光ダイオードLED1が発光しない。そのため、フォトトランジスタPT1がオフであり、フォトトランジスタPT1のエミッタ端子の電圧がローレベルとなって、メインCPU31にローレベルの検出信号が入力される。
ゼロクロス周期Tzの2周期目には、メインCPU31は、フォトカプラ61の発光ダイオードのみを発光させることにより、検出切替部44にハイレベルの切替信号OUT1とローレベルの切替信号OUT2とを入力する。これにより、検出切替部44から検出部43の第2NPNトランジスタTr2のゲート端子にハイレベル信号が出力され、第2NPNトランジスタTr2がオンになる。
図5に示されるように、検出部43の第2ツェナーダイオードZD2の降伏電圧は、配線W1に発生する定格電圧の範囲内における定格電圧の下限値に近い電圧値または下限値と同じ電圧値であって画像形成部5による画像の形成に最低限必要な電圧値と同じ電圧値に設定されている。したがって、配線W1に定格電圧の下限値を超える電圧が発生しているときには、第2ツェナーダイオードZD2が導通する。第2ツェナーダイオードZD2が導通すると、電圧検出信号出力部45の発光ダイオードLED1が発光し、フォトトランジスタPT1がオンになり、フォトトランジスタPT1のエミッタ端子の電圧がハイレベルとなって、メインCPU31にハイレベルの検出信号が入力される。一方、配線W1に定格電圧の下限値以下の電圧が発生しているときには、第2ツェナーダイオードZD2が導通せず、電圧検出信号出力部45の発光ダイオードLED1が発光しない。そのため、フォトトランジスタPT1がオフであり、フォトトランジスタPT1のエミッタ端子の電圧がローレベルとなって、メインCPU31にローレベルの検出信号が入力される。
ゼロクロス周期Tzの3周期目には、フォトカプラ61,62の各発光ダイオードを発光させないことにより、検出切替部44にローレベルの切替信号OUT1,OUT2を入力する。これにより、検出切替部44から検出部43の第3NPNトランジスタTr3のゲート端子にハイレベル信号が出力され、第3NPNトランジスタTr3がオンになる。
図5に示されるように、検出部43の第3ツェナーダイオードZD3の降伏電圧は、配線W1に発生する定格電圧の下限値を下回る範囲におけるメインCPU31の動作に必要な電圧値(たとえば、5V)以上の電圧値に設定されている。したがって、配線W1の電圧が定格電圧の下限値以下であるときには、第3ツェナーダイオードZD3が導通するか、または、導通しない。第3ツェナーダイオードZD3が導通すると、電圧検出信号出力部45の発光ダイオードLED1が発光し、フォトトランジスタPT1がオンになり、フォトトランジスタPT1のエミッタ端子の電圧がハイレベルとなって、メインCPU31にハイレベルの検出信号が入力される。一方、第1ツェナーダイオードZD1が導通せず、電圧検出信号出力部45の発光ダイオードLED1が発光しない場合、フォトトランジスタPT1がオフであり、フォトトランジスタPT1のエミッタ端子の電圧がローレベルとなって、メインCPU31にローレベルの検出信号が入力される。
以上のゼロクロス周期の3周期分を異常検出の1周期として、メインCPU31は、所定周期分の検出を実行する(S5)。
そして、メインCPU31は、所定周期分の検出を実行すると(S5:YES)、各周期における検出結果が「L,H,H」であるか否かを判別する(S6)。すなわち、メインCPU31は、ゼロクロス周期の1周期目に電圧検出信号出力部45からローレベルの信号が入力され、2周期目に電圧検出信号出力部45からハイレベルの信号が入力され、3周期目に電圧検出信号出力部45からハイレベルの信号が入力されたか否かを判別する。
検出結果が「L,H,H」であった場合(S6:YES)、配線W1に発生している電圧の最大値が定格電圧の範囲内であるから、メインCPU31は、AC電圧が正常であるとして、定着器4のヒータ制御を含む動作を実行して(S7)、異常検出処理を終了する。
検出結果が「L,H,H」ではない場合(S6:NO)、メインCPU31は、AC電圧が異常であるとして、印刷動作中であれば印刷動作を停止させ、リレーを21をオフにする(S8)。そして、メインCPU31は、AC電圧が異常である旨をプリンタ1に設けられている表示器(図示せず)に表示させて(S9)、異常検出処理を終了する。
なお、図5に示されるように、検出結果が「H,H,H」であった場合、その検出結果からAC電圧が過電圧状態であると判別でき、検出結果が「L,L,H」であった場合、その検出結果からAC電圧が低電圧状態であると判別でき、検出結果が「L,L,L」であった場合、その検出結果からAC電圧が供給されない停電状態であると判別できる。
また、ゼロクロス周期Tzが正常範囲内に含まれない場合(S3:NO)、メインCPU31は、AC電圧が異常であるとして、印刷動作中であれば印刷動作を停止させ、リレーを21をオフにする(S8)。そして、メインCPU31は、AC電圧が異常である旨をプリンタ1に設けられている表示部(図示せず)に表示させて(S9)、異常検出処理を終了する。
<作用効果>
以上のように、AC電圧は、整流部42によって整流される。ゼロクロス信号出力部46は、その整流された電圧の値、つまり配線W1に発生する電圧の値が所定閾値(発光ダイオードLED2のスレッショルド電圧)以上となる期間に応じたゼロクロス信号ZC_outを出力する。ゼロクロス信号出力部46が出力するゼロクロス信号ZC_outのゼロクロス周期Tzが正常範囲内ではない場合、AC電圧が異常であると決定される。
ゼロクロス信号出力部46が出力するゼロクロス信号ZC_outのパルス幅が所定幅である場合であって、整流された電圧の最大値が定格電圧の範囲内であることを検出部43が検出した場合、メインCPU31により、AC電圧が正常であると決定される。
ゼロクロス信号出力部46が出力するゼロクロス信号ZC_outのパルス幅が所定幅である場合であっても、整流された電圧の最大値が画像形成部5の画像形成に必要な電圧値、つまり第2ツェナーダイオードZD2の降伏電圧を超えたことを検出部43が検出しない場合には、AC電圧が異常であると決定される。
よって、ゼロクロス信号ZC_outのパルス幅からはAC電圧の異常が決定されない場合でも、画像形成部5の画像形成に必要な電圧を得ることができないAC電圧の異常が生じていることを決定できる。
<第2実施形態>
図7は、本発明の他の実施形態に係るプリンタ101の電気的構成の要部を示すブロック図である。図8は、異常検出回路41の構成を示す回路図である。なお、図7および図8において、それぞれ図1および図2に示される各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、その同一の参照符号が付された部分の説明を省略する。
図7に示されるプリンタ101の低圧電源基板2では、図1に示される電圧検出信号出力部45が省略されている。
そして、図8に示されるように、出力線W2がゼロクロス信号出力部46の発光ダイオードLED2のアノードに接続されている。ゼロクロス信号出力部46のフォトトランジスタに含まれるNPNトランジスタのコレクタ端子は、抵抗R7を介してVCC電源(5V)に接続されている。フォトトランジスタに含まれるNPNトランジスタのエミッタ端子は、抵抗R8を介してグランドラインに接続されるとともに、メインCPU31(図1参照)に接続されている。
また、出力線W2と発光ダイオードLED2のアノードとの接続点と配線W1との間には、スイッチ111が介装されている。さらに、リレー21のオンから所定時間が経過すると、スイッチ111をオフからオンに切り替えるように動作するタイマ回路112が設けられている。
プリンタ101における異常検出処理では、図9に示されるように、メインCPU31は、リレー21をオンにする(S11)。リレー21のオンの直後は、スイッチ111がオフになっている。
その後、メインCPU31は、検出切替部44に対し、所定周期分の切替信号を入力する(S12)。このステップS12の処理は、前述した図3のステップS4の処理と同一であるから、ここでの説明は省略するが、検出結果を表す信号は、ゼロクロス信号出力部46から出力される。すなわち、第1ツェナーダイオードZD1、第2ツェナーダイオードZD2または第3ツェナーダイオードZD3が導通すると、ゼロクロス信号出力部46の発光ダイオードLED2が発光し、フォトトランジスタPT2がオンになり、フォトトランジスタPT2のエミッタ端子の電圧がハイレベルとなって、メインCPU31にハイレベルの検出信号が入力される。一方、第1ツェナーダイオードZD1、第2ツェナーダイオードZD2および第3ツェナーダイオードZD3が導通しない状態では、ゼロクロス信号出力部46の発光ダイオードLED2が発光しない。そのため、フォトトランジスタPT2がオフであり、フォトトランジスタPT2のエミッタ端子の電圧がローレベルとなって、メインCPU31にローレベルの検出信号が入力される。
メインCPU31は、所定周期分の検出を実行すると(S13:YES)、各周期における検出結果が「L,H,H」であるか否かを判別する(S14)。
検出結果が「L,H,H」であった場合(S14:YES)、配線W1に発生している電圧の最大値が定格電圧の範囲内である。この場合、メインCPU31は、ゼロクロス信号出力部46から出力されるゼロクロス信号ZC_outに基づいて、AC電圧のゼロクロスの周期(幅)であるゼロクロス(ZC)周期Tzを測定する(S15)。このステップS15の処理は、前述した図3のステップS2の処理と同一であるから、ここでの説明は省略する。
なお、ゼロクロス周期Tzの測定時には、スイッチ111がオンになっている。
次いで、メインCPU31は、ゼロクロス周期Tzが所定の下限値Tz_minよりも大きく、かつ、所定の上限値Tz_maxよりも小さい正常範囲内に含まれるか否かを判別する(S16)。
ゼロクロス周期Tzが正常範囲内に含まれる場合(S16:YES)、AC電圧は正常であり、メインCPU31は、定着器4のヒータ制御を含む動作を実行して(S17)、異常検出処理を終了する。
検出結果が「L,H,H」ではない場合(S14:NO)、メインCPU31は、AC電圧が異常であるとして、印刷動作中であれば印刷動作を停止させ、リレーを21をオフにする(S18)。そして、メインCPU31は、AC電圧が異常である旨をプリンタ1に設けられている表示器(図示せず)に表示させて(S19)、異常検出処理を終了する。
また、ゼロクロス周期Tzが正常範囲内に含まれない場合(S16:NO)、メインCPU31は、AC電圧が異常であるとして、印刷動作中であれば印刷動作を停止させ、リレー21をオフにする(S18)。そして、メインCPU31は、AC電圧が異常である旨をプリンタ1に設けられている表示器(図示せず)に表示させて(S19)、異常検出処理を終了する。
<作用効果>
図7に示される構成では、図1に示される電圧検出信号出力部45が省略されているので、図1に示される構成よりもフォトカプラの個数を1個削減することができる。
<変形例>
以上、本発明の2つの実施形態について説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施することもできる。
たとえば、図1および図7に示される各構成では、メイン基板3のメインCPU31からフォトカプラ61,62を介して異常検出回路41の検出切替部44に切替信号が入力されている。これに対し、図10および図11に示されるように、電源制御IC14が異常検出回路41の検出切替部44に切替信号を入力し、異常検出回路41の電圧検出信号出力部45またはゼロクロス信号出力部46から出力される信号に基づいて、電源制御IC14が異常検出処理を実行する構成が採用されてもよい。この場合、フォトカプラ61,62が不要であるから、フォトカプラの個数をさらに削減することができる。
また、本発明は、シートに画像を印刷する印刷機能のみを有するプリンタ1,101に限らず、印刷機能に加えて、原稿の画像を読み取る読取機能などの機能を併せて有する複合機に適用されてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:プリンタ
2:低圧電源基板
3:メイン基板
4:定着器
5:画像形成部
21:リレー
23:ヒータ
31:メインCPU
42:整流部
43:検出部
44:検出切替部
45:フォトカプラ
46:ゼロクロス信号出力部
AC:商用交流電源
14:電流制御IC
Tr1:第1NPNトランジスタ
Tr2:第2NPNトランジスタ
Tr3:第3NPNトランジスタ
ZD1:第1ツェナーダイオード
ZD2:第2ツェナーダイオード
ZD3:第3ツェナーダイオード

Claims (8)

  1. 画像形成部と、
    交流電源より印加される交流電圧を整流する整流部と、
    電圧値の絶対値が所定値以上となるタイミングに応じて出力されるゼロクロスパルスを出力するゼロクロスパルス出力部と、
    前記整流された電圧が印加されるツェナーダイオードを有し、前記整流された電圧の最大値が前記画像形成部の画像形成に必要な電圧値を超えたことを検出する検出部と、
    制御部と、
    を備えた画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記ゼロクロスパルス出力部が出力するゼロクロスパルスのパルス幅が所定幅であるか否かを決定するゼロクロスパルス幅決定処理と、
    前記ゼロクロスパルス幅決定処理によって前記パルス幅が前記所定幅でないと決定された場合、又は、前記ゼロクロスパルス幅決定処理によって前記パルス幅が前記所定幅であって、かつ、前記整流された電圧の最大値が前記画像形成部の画像形成に必要な電圧値を超えたことを前記検出部が検出していない場合、前記交流電圧が異常であると決定し、
    前記ゼロクロスパルス幅決定処理によって前記パルス幅が前記所定幅であって、かつ、前記整流された電圧の最大値が前記画像形成部の画像形成に必要な電圧値を超えたことを前記検出部が検出した場合、前記交流電圧が正常であると決定する交流電圧異常決定処理と、
    を実行する、画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記ツェナーダイオードは、
    降伏電圧が前記画像形成部の画像形成に必要な電圧値以上である第1ツェナーダイオードと、
    降伏電圧が前記画像形成部の画像形成に必要な電圧値未満であって前記制御部の動作に必要な電圧値以上である第2ツェナーダイオードと、
    を含む、画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記ツェナーダイオードは、
    降伏電圧が前記画像形成部に供給される電圧の上限である第3ツェナーダイオード、
    を含む、画像形成装置。
  4. 請求項2または3に記載の画像形成装置であって、
    前記第1ツェナーダイオードと直列に接続される第1スイッチング素子と、
    前記第2ツェナーダイオードと直列に接続される第2スイッチング素子と、
    所定時間毎に、前記第1スイッチング素子へのオン信号の出力と前記第2スイッチング素子へのオン信号の出力とを切り替える検出切替部と、
    を備える、画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記検出切替部は、前記制御部が実装されている第1基板とは別の第2基板に実装されており、
    前記第2基板に実装されて、前記検出切替部による出力の切り替えを制御するスイッチング制御部、
    を備える、画像形成装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記制御部に信号を伝達するフォトカプラ、
    を備え、
    前記フォトカプラは、前記ゼロクロスパルス出力部から出力されるゼロクロスパルスおよび前記検出部の検出信号の前記制御部への伝達に共用されている、
    画像形成装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記画像形成部は、ヒータを備える定着器を含み、
    前記定着器に前記交流電源から前記交流電圧が印加される、
    画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置であって、
    前記交流電源と前記定着器とを接続する回路に介装されたリレーを備え、
    前記整流部は、前記交流電源に対して前記リレーを介して接続されている、
    画像形成装置。
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