JP2019115267A - 農作業支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業エリアの条件によらず、自動運転で走行する作業車両の作業エリア外への逸脱を防止すること。【解決手段】実施形態に係る農作業支援システムは、作業車両1と、測位装置と、制御装置とを備える。作業車両1は、圃場Fを走行可能である。測位装置は、作業車両1に設けられ、作業車両1の位置を測定する。制御装置は、測位装置の測位情報に基づいて作業車両1を自動走行させる制御を行う。制御装置は、圃場Fにおいて作業車両1が自動走行可能な作業エリア202を設定する作業エリア設定モードを設定し、作業エリア設定モードにおいて作業エリア202が設定されると、作業エリア202に対応する逸脱防止ライン203を設定し、作業車両1が逸脱防止ライン203に到達した場合には作業車両1を停止させる制御を行う。【選択図】図6A

Description

本発明は、農作業支援システムに関する。
従来、自動運転で走行する作業車両について、作業エリアの境界に設置された投光器と受光器との間を横切ったことを検出すると進行方向を転換させて作業エリア外への逸脱を防止する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平7−147804号公報
しかしながら、上記したような従来技術は、たとえば、投光器および受光器の検出可能範囲よりも作業エリアの方が広い場合や、圃場が矩形以外の多角形状のような作業エリアの境界に投光器および受光器の設置が難しい場合など、作業エリアの条件によっては実施が困難なことがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、作業エリアの条件によらず、自動運転で走行する作業車両の作業エリア外への逸脱を防止することができる農作業支援システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の農作業支援システム(100)は、圃場(F)を走行可能な作業車両(1)と、前記作業車両(1)に設けられ該作業車両(1)の位置を測定する測位装置(120)と、前記測位装置(120)からの測位情報に基づいて前記作業車両(1)を予定走行経路(300)に沿って自動走行させる制御を行う制御装置(150)とを備え、前記制御装置(150)は、前記圃場(F)において前記作業車両(1)が自動走行可能な作業エリア(202)を設定する作業エリア設定モードを設定し、前記作業エリア設定モードにおいて前記作業エリア(202)が設定されると、前記作業エリア(202)に対応する逸脱防止ライン(203)を設定し、前記作業車両(1)が前記逸脱防止ライン(203)に到達した場合には当該作業車両(1)を停止させる制御を行うことを特徴とする。
請求項2に記載の農作業支援システム(100)は、請求項1に記載の農作業支援システム(100)において、前記制御装置(150)は、前記作業エリア設定モードにおいて前記作業車両(1)が手動運転により前記圃場(F)を周回走行した場合の走行経路を前記作業エリア(202)として設定することを特徴とする。
請求項3に記載の農作業支援システム(100)は、請求項2に記載の農作業支援システム(100)において、前記制御装置(150)は、前記逸脱防止ライン(203)を前記作業エリア(202)よりも外側に設定することを特徴とする。
請求項4に記載の農作業支援システム(100)は、請求項3に記載の農作業支援システム(100)において、前記作業車両(1)は、圃場(F)を走行可能な走行車体(2)と、前記走行車体(2)に装着される作業機(3)とを備え、前記測位装置(120)は、前記走行車体(2)の左右方向における中央部に設けられ、前記制御装置(150)は、前記作業機(3)の幅に基づいた作業幅(W)の情報を取得するとともに、前記作業エリア(202)の端から前記作業幅(W)の半分の長さ以内に前記逸脱防止ライン(203)を設定することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、作業車両を自動運転で走行させる圃場において作業エリアを設定する場合に、作業車両の作業エリア外への逸脱を防止するための逸脱防止ラインを作業エリアに対応させて別途設定することで、作業エリアの条件によらず、作業車両の作業エリア外への逸脱を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、作業エリアを容易に設定することができる。また、作業エリアが広大である場合や矩形以外の多角形状である場合においても、作業車両が作業エリア外に出るのを防止することができるため、作業エリアの広さや形状などの条件によらず、作業車両の作業エリア外への逸脱を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加えて、逸脱防止ラインを作業エリアよりも外側に設定することにより、作業エリアの端付近で、たとえば、測位情報の僅かな誤差などで作業車両が予定走行経路からずれても、作業車両が逸脱防止ラインから出ないため、作業車両を停止させないで作業を継続することができる。これにより、作業効率の低下を抑えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加えて、作業エリア設定モードにおいて走行車体が走行可能なエリアを作業機の幅にあわせて走行して作業エリアを設定した場合には、測位装置が作業機の幅(作業幅)の中央部に位置するため、測位装置と作業機との位置関係により作業エリアの端(側端縁)から作業幅の半分の長さだけ外側が走行車体の走行可能なエリアの最も外側となる。このため、走行可能なエリアの内側に逸脱防止ラインを設定することができ、たとえば、逸脱防止ラインを出た作業車両についても、走行可能なエリア内で停止するため、安全性を確保することができる。
図1は、実施形態に係る農作業支援システムの概要を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る農作業支援システムの機能を示すブロック図である。 図3は、携帯端末装置の概要を示すブロック図である。 図4は、制御装置を含む制御ユニットの機能を示すブロック図である。 図5は、圃場における作業エリアを示す説明図である。 図6Aは、圃場における逸脱防止ラインを示す説明図である。 図6Bは、図6AにおけるAR部の拡大図である。 図7は、制御装置による逸脱防止制御の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態に係る農作業支援システムについて、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、下記の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能なもの、あるいは実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
まず、図1〜図4を参照して農作業支援システム100の全体構成について説明する。図1は、実施形態に係る農作業支援システム100の概要を示す説明図である。図2は、実施形態に係る農作業支援システム100の機能を示すブロック図である。図3は、携帯端末装置140の概要を示すブロック図である。図4は、制御装置150を含む制御ユニット160の機能を示すブロック図である。
図1に示すように、農作業支援システム100は、たとえば、作業車両の一例としてのトラクタ1と、トラクタ1の位置を測定する測位装置120と、トラクタ1による作業関連情報を生成可能な制御ユニットである作業制御装置160(図2参照)と、作業制御装置160と通信可能な情報処理装置130とを備える。
作業車両であるトラクタ1は、農業用トラクタであり、走行車体2と、作業機3とを備える。走行車体2は、圃場F(F−A,F−B,F−C)を走行可能なものである。作業機3は、たとえば、走行車体2の後部に装着され、圃場Fにおいて対地作業を行う。トラクタ1の作業機3としては、たとえば、ロータリ耕耘機などであるが、作業車両が苗移植機であれば苗植付装置などであり、作業車両が施肥機であれば施肥装置である。また、作業車両がコンバインであれば、刈取装置や脱穀装置などが作業機3である。なお、上記例は一例であり、圃場Fにおいて農作業を行うための作業機であればとくに限定されない。
また、圃場Fには、トラクタ1の進入口Finおよび退出口Foutが設けられている。なお、圃場Fには、1つの進入口Finまたは退出口Foutが設けられてもよい。この場合、トラクタ1は、1つの進入口Finまたは退出口Foutから圃場F内に出入りする。
走行車体2は、エンジンと、動力伝達装置とを備える。エンジンは、走行車体2の動力源であるとともに、作業機3の動力源でもある。エンジンは、ディーゼル機関やガソリン機関などの熱機関である。動力伝達装置は、エンジンの動力を駆動輪および作業機3に伝達する。走行車体2は、農道Rや圃場F内を自由に走行することができる。
測位装置120は、上記したように、トラクタ1の位置を測定する。具体的には、測位装置120は、たとえば、トラクタ1の位置を示す位置情報を取得するGNSS(Global Navigation Satellite System)制御装置である。測位装置であるGNSS制御装置120は、地球上を周回している航法衛星123からの電波を受信してトラクタ1の自己位置を測位可能であり、かつ計時することができる。
作業制御装置160は、トラクタ1に搭載された後述する制御装置であるコントローラ150の他、トラクタ1に持ち込み可能な情報処理装置である携帯端末装置の一例であるタブレット端末140により構成される。なお、本実施形態に係る農作業支援システム100においては、作業制御装置160としては、コントローラ150およびタブレット端末140のうち、いずれか一方のみでもよい。
図2に示すように、農作業支援システム100は、複数のトラクタ1が、通信ネットワーク110を介して少なくとも1つの情報処理装置130と互いに接続可能な状態で構築される。各トラクタ1には、それぞれ作業制御装置160が設けられる。すなわち、本実施形態に係る農作業支援システム100は、いわゆるクラウドコンピューティング(Cloud Computing)が可能なシステムである。
作業制御装置160は、少なくともトラクタ1が自動走行可能な走行可能エリア情報を含む作業関連情報を生成することができる。ここで、走行可能エリア情報とは、たとえば、図1に示すように、所定の圃場F(F−A)において、トラクタ1が自動走行により、圃場F−A内における有効な耕地の最外側縁から逸脱することなく、安全に無人走行可能な走行経路(予定走行経路)300を含む情報である。
情報処理装置130は、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置や、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置、さらには、入出力装置が設けられたコンピュータなどである。
ここでは、情報処理装置130として、たとえば、農作業支援サーバ130aやパーソナルコンピュータ130bが、通信ネットワーク110を介して作業制御装置160(コントローラ150およびタブレット端末140)と接続される。なお、本実施形態では、情報処理装置130としては、図1に示すように、農作業支援サーバ130aあるいはパーソナルコンピュータ130bからなる1つの情報処理装置130が、複数の圃場F−A,F−B,F−Cを管理する管理舎H内に設置される。
情報処理装置130は、複数の圃場F−A,F−B,F−Cについて、それぞれ圃場識別情報200a〜200i(図3参照)に関連付けられた圃場地図情報を記憶している。また、情報処理装置130は、作業制御装置160により生成された作業関連情報を取得して、圃場F−A,F−B,F−Cごとに独立して記憶することができる。
作業制御装置160を構成するコントローラ150は、上記した情報処理装置130と同様にコンピュータにより構成される。コントローラ150は、エンジンや走行装置などの車両に搭載される各システムを制御する各種ECU(Electronic Control Unit)11(図4参照)と接続される。なお、コントローラ150の詳細については、図4を用いて後述する。
コントローラ150は、各種ECU11と協働することで、トラクタ1を自動走行させる自動走行モードと、作業者が搭乗してマニュアル運転するマニュアル走行モードとに切り替えることができるとともに、作業機3の昇降動作、動力伝達スイッチの開閉動作、走行駆動装置の動作などを制御することができる。
また、コントローラ150は、測位装置であるGNSS制御装置120からの測位情報に基づいて、トラクタ1を予め登録された予定走行経路300(図1参照)に沿って自動走行させる。コントローラ150は、圃場Fにおいてトラクタ1が自動走行可能な後述する作業エリア202(図5参照)を設定する作業エリア設定モードを設定するとともに、作業エリア設定モードを実行する。
タブレット端末140も構成的には上記したコンピュータの一種であり、図3に示すように、制御部143と、制御部143に接続される記憶部141と、各種情報を表示する表示部および各種入力操作を受け付ける操作部が一体となったタッチパネル142と、GNSSアンテナ121とを備える。
図3に示すように、記憶部141の圃場関連情報には、圃場識別情報200a〜200iが個々に付与された圃場F−A,F−B,F−C(図1参照)の場所を示す圃場地図情報と、圃場地図情報に関連付けられた作業関連情報が記憶される。すなわち、地区別に区分された圃場F−A(A地区),F−B(B地区),F−C(C地区)のそれぞれに、区画された複数の区画圃場A0〜A2,B0〜B3,C0〜C1に関する作業関連情報が必要情報としてデータベース化されて記憶部141に記憶される。なお、以下では、とくに区別する必要がない場合、各地区における区画圃場A0〜A2,B0〜B3,C0〜C1についても圃場F−A,F−B,F−Cと記載する場合があり、圃場F−A,F−B,F−Cについても圃場Fと記載する場合がある。
かかる情報は、通信ネットワーク110を介して情報処理装置130の記憶部に記憶される。
上記構成を備える農作業支援システム100では、地図情報により視覚的に識別できる複数の圃場F−A,F−B,F−Cのそれぞれにおいて、トラクタ1によって取得された作業関連情報を、複数の圃場F−A,F−B,F−Cのそれぞれに関連付けて、たとえば、農作業支援サーバ130aなどで一元的に管理することができる。このため、今後の農作業計画の立案なども容易となり、利便性が向上する。
また、タブレット端末140を介して作業関連情報などを農作業支援サーバ130aに逐次アップロードすれば、農作業計画についてもクラウドコンピューティングを利用して当該農作業支援サーバ130aやパーソナルコンピュータ130bで作成することが可能となる。
また、自動走行による走行可能エリア情報までも情報処理装置130に記憶できるため、作業対象となる複数の圃場F−A,F−B,F−Cのうちのいずれの圃場F−A,F−B,F−Cにおいても自動走行による農作業が可能となる。
また、本実施形態に係る農作業支援システム100においては、トラクタ1を自動走行させるための予定走行経路300(図1参照)を含む走行可能エリア情報は、制御ユニットである作業制御装置160によって生成される。トラクタ1を圃場F内で有人走行(マニュアル走行)させた場合に、作業制御装置160(コントローラ150およびタブレット端末140の少なくともいずれか一方)は予定走行経路300(図1参照)を取得し、取得した予定走行経路300に基づいて走行可能エリア情報を生成する。
ここで、作業制御装置160は、実際に有人走行したトラクタ1が自動走行可能な第1の自動走行エリアと、有人走行したトラクタ1ではなく、有人走行を行っていない他のトラクタ1についても自動走行可能な範囲である第2の自動走行エリアとを生成する。すなわち、作業制御装置160には、圃場Fにおいて作業する、自車両および他の車両まで含めたトラクタ1(作業車両)に関し、ホイルベース、トレッド、タイヤ幅、その他各種諸元を含む車両情報が予め記憶される。
このように、1台のトラクタ1が有人走行した圃場Fにおいては、有人走行したトラクタ1はもとより、有人走行をしていない他のトラクタ1についても、自動走行による所定の作業を、所定の作業エリアにおいて行うことができる。この場合、有人走行をしていないトラクタ1、すなわち、自動走行するトラクタ1は、圃場F(図1参照)における作業エリア202から逸脱することなく、安全に走行することができる。かかる逸脱防止制御については、図6A、図6Bおよび図7を用いて後述する。
ここで、作業制御装置160について説明する。農作業支援システム100におけるトラクタ1は、電子制御によって各部を制御することが可能である。図4に示すように、トラクタ1は、走行車体2(図1参照)にコントローラ150が設けられる。また、コントローラ150と共に作業制御装置160を構成するタブレット端末140は、走行車体2に持ち込み可能、あるいは着脱自在である。タブレット端末140およびコントローラ150は、たとえば、ブルートゥース(登録商標)などの近距離無線通信規格により接続可能である。なお、タブレット端末140とコントローラ150とは、有線により接続可能に構成されてもよい。
コントローラ150には、上記した情報処理装置130などと同様に、CPUなどを有する処理装置や、ROM、RAM、HDDなどの記憶装置、および入出力装置が設けられる。なお、各装置は、互いに接続されて互いに信号の受け渡しが可能である。
また、コントローラ150には、各種ECU11、運転モード選択スイッチ12、各種アクチュエータ170、カメラ171、各種センサ172、自動操舵装置180、GNSS制御装置120が接続される。また、コントローラ150には、タブレット端末140と通信を行うための通信部151が接続される。
運転モード選択スイッチ12は、トラクタ1を自動運転で走行(自動走行)させる自動運転モードと、作業者によるマニュアル運転で走行(マニュアル走行)させるマニュアル運転モードとに切り替えるためのスイッチであり、たとえば、走行車体2に設けられる。
また、各種アクチュエータ170としては、たとえば、作業機3を昇降させる昇降シリンダなどの様々なシリンダや、圃場F(図1参照)の水深を検出する水深センサなどを回動させるモータ、エンジンの吸気量を調節するスロットルモータなどの電動モータなど、様々なモータがある。
また、各種センサ172としては、上記した水深センサ、圃場Fの作土深を検出する作土深センサ、圃場Fの肥料濃度を検出する肥沃度センサ、収穫物である籾などの重さを検出したり苗の重量を検出したりするロードセルなどの重量センサ、後輪の回転数を検出する回転センサ、走行車体2の傾きを検出する傾きセンサ、あるいは作業クラッチセンサや温度センサなど、様々なセンサがある。
なお、カメラ171は、走行車体2の適宜箇所に複数設けられる。カメラ171による撮像データは、たとえば、図1に示す管理舎H内に設置された情報処理装置130などを介して確認することができる。また、作業制御装置160は、かかるカメラ171による撮像データから作物の生育状況や作業状況などを判定することもできる。
トラクタ1の自己位置を示す位置情報を取得するGNSS制御装置120は、走行車体2に設けられた受信アンテナ122と、タブレット端末140に設けられたGNSSアンテナ121とを備える測位ユニットとして機能する。GNSS制御装置120は、GNSSアンテナ121や受信アンテナ122によって航法衛星123からの電波を受信し、所定時間ごとにGNSS座標を取得することにより、地球上での位置情報を所定間隔で取得することができる。
コントローラ150は、GNSS制御装置120が取得する位置情報と位置ごとの作業関連情報とを、圃場F−A,F−B,F−C(図1参照)の場所を示す圃場地図情報とに互いに関連付けて記録した圃場関連情報(図3参照)を、各圃場F−A,F−B,F−Cごとの独立情報として生成する。生成された独立情報は、通信ネットワーク110(図2参照)を介して情報処理装置130に送られる。
自動操舵装置180は、運転モード選択スイッチ12を介して自動走行モードが選択された場合に、GNSS制御装置120が取得する位置情報に基づきコントローラ150により制御される。すなわち、コントローラ150により、走行車体2に設けられた操縦ハンドルが自動操作され、走行車体2が自動で運転される。図4に示すように、自動操舵装置180は、任意の回転力を付与して操縦ハンドルを回転させる操舵モータ181と、操縦ハンドルの回転角度を検知するハンドルポテンショメータ182とを備える。
なお、図示しないが、農作業支援システム100として、いわゆるドローンと呼ばれる無人飛行体を利用することも可能である。かかる無人飛行体には、たとえば、トラクタ1に設けたカメラ171と同じような撮像装置を搭載するとともに、GNSS制御装置120の一部を構築可能なアンテナを設けておくとよい。
この場合、無人飛行体とタブレット端末140とを通信可能に構成し、タッチパネル142により所定の操作を行うことにより、作業者が撮像装置の操作を含め、無人飛行体の全ての動作を遠隔操作することができる。かかるシステムであれば、圃場F(図1参照)に植付けた作物の生育状態などを上空から撮像し、撮像した位置をGNSS制御装置120により農作業情報と関連付けておけば、作物の生育に関する有益な圃場関連情報とすることができる。
コントローラ150と共に作業制御装置160を構成するタブレット端末140は、上記したように、制御部143と、記憶部141と、タッチパネル142と、GNSSアンテナ121とを備える。また、タブレット端末140は、走行車体2側の通信部151に対応する端末通信部144を備える。
タブレット端末140の制御部143は、作業情報取得部1431を備える。作業情報取得部1431は、たとえば、トラクタ1が備える各種センサ172が検出した情報を逐次受信し、受信した情報を圃場自体に関する圃場情報なのか、あるいは作業自体に関するものなのかを判別し、判別結果に応じて、情報を圃場データベース1411、あるいは作業データベース1412に格納する。
また、制御部143は、作業経路生成部1432を備える。作業経路生成部1432は、GNSS制御装置120を備えるトラクタ1のコントローラ150と協働して位置情報と圃場関連情報に含まれる作業関連情報とに基づき、トラクタ1が自動走行可能な走行経路情報、すなわち、走行可能エリア情報を自動生成することができる。生成された走行可能エリア情報は、経路データベース1413に、区画圃場A0〜A2,B0〜B3,C0〜C1(図3参照)にそれぞれ1対1で対応して記憶される。
タブレット端末140の記憶部141は、制御部143による制御処理に必要な各種プログラムの他、各種情報が記憶される。すなわち、記憶部141は、圃場データベース1411、作業データベース1412、経路データベース1413、さらには、各種プログラムが格納されたプログラム部1414が生成される。
記憶部141には、個々に圃場識別情報200a〜200iが付与された圃場F−A,F−B,F−C(図1参照)の場所を示す圃場地図情報に関連付けて、作業関連情報が、複数の圃場F−A,F−B,F−Cごとの独立情報である圃場関連情報として記憶される。すなわち、地区別に区分された圃場F−A,F−B,F−Cそれぞれに、区画された複数の区画圃場A0〜A2,B0〜B3,C0〜C1に関する舵行関連情報などの必要情報が、データベース化されて記憶部141に記憶される。なお、作業関連情報としては、圃場F−A,F−B,F−Cに関する圃場関連情報などが含まれる。
プログラム部1414には、たとえば、トラクタ1を自動走行させる場合の作業経路情報を生成する作業経路生成プログラムや、生成された作業経路情報にしたがってトラクタ1を自動走行させるための自動操舵プログラムなど、トラクタ1の動作全般を制御するコンピュータプログラムが格納される。なお、作業経路生成プログラムや自動操舵プログラムなどを含む各種コンピュータプログラムは、走行車体2に搭載されたコントローラ150の記憶部に格納されてもよい。
作業経路生成プログラムとしては、たとえば、測位装置であるGNSS制御装置120により測位した自己位置を示す情報を取得する自己位置取得工程と、取得した自己位置情報と、予め記憶した圃場地図情報とに基づいて、少なくとも自車両であるトラクタ1が自動走行可能な走行可能エリア情報を含む予定走行経路300(図1参照)を生成する走行経路生成工程とが含まれる。さらに、予定走行経路300に加えて各種の作業関連情報を生成し、生成した情報を情報処理装置へ送信する送信工程が含まれる。
また、記憶部141の圃場データベース1411には、図3に示す圃場関連情報が記憶される。圃場関連情報は、たとえば、圃場F−A,F−B,F−Cを特定する圃場識別情報200a〜200iに、圃場F−A,F−B,F−Cの位置を地図上で示す画像データからなる圃場地図情報、作業関連情報などが紐づけされ、作業制御装置160により生成される。
次に、図5を参照して作業制御装置160(コントローラ150)により設定される圃場Fにおける作業エリア(作業規定エリア)202について説明する。図5は、圃場Fにおける作業エリア(作業規定エリア)202を示す説明図である。図5に示すように、圃場Fには、圃場Fの最も外側の端縁(端)となる畦際ライン201の内側に、作業エリアとして最も広範囲に規定した作業規定エリア(精密規定エリアともいう)202が設定される。作業規定エリア202は、作業制御装置160を構成するコントローラ150により、上記した作業エリア設定モードにおいて設定される。
ここで、上記したように、トラクタ1は、自動走行モードとマニュアル走行モードとを選択する運転モード選択スイッチ12を備える。また、マニュアル走行モードには、通常運転モードと上記した作業エリア設定モードとがあり、走行可能エリア情報である走行可能エリアを生成する場合は、作業エリア設定モードを選択する。
作業エリア設定モードにおいて、トラクタ1(走行車体2)は、圃場Fの最外側となる畦際ライン201の内側を、マニュアル走行で周回(周回走行という)する。コントローラ150は、トラクタ1が周回走行した走行経路を、作業エリアのうちの作業規定エリア202として設定する。
また、コントローラ150は、たとえば、多角形の作業規定エリア202の各頂点で頂点登録指示を行い、作業者による登録終了操作により登録した各頂点を登録順に従い結んだエリアを作業規定エリアとして設定する。このように、GNSS制御装置120が搭載されたトラクタ1による一度の周回走行で作業規定エリア202を取得することができるため、取得が容易であるとともに取得した作業規定エリア202の情報を継続して使用することも可能である。
なお、コントローラ150は、圃場Fにおける予定走行経路300(図1参照)を囲むエリアを作業エリア202として設定してもよい。また、コントローラ150は、圃場地図情報(図3参照)に基づいて作業エリア202を設定してもよい。
また、コントローラ150は、畦際ライン201から、作業機3の幅に基づいて算出された作業幅W(図6A参照)に基づいて作業規定エリア202を設定する。
次に、図6Aおよび図6Bを参照して作業制御装置160(コントローラ150)により設定される圃場Fにおける逸脱防止ライン203について説明する。図6Aは、圃場Fにおける逸脱防止ライン203を示す説明図である。図6Bは、図6AにおけるAR部の拡大図である。図6Aに示すように、圃場Fには、作業車両であるトラクタ1の作業規定エリア202外への逸脱を防止するための逸脱防止ライン203が設定される。
ここで、コントローラ150は、作業エリア設定モードにおいて作業規定エリア202が設定されると、設定された作業規定エリア202に対応する逸脱防止ライン203を設定する。コントローラ150は、自動走行するトラクタ1が逸脱防止ライン203に到達した場合には、トラクタ1を停止させる制御を行う。なお、コントローラ150による逸脱防止制御の処理手順については、図7を用いて後述する。
かかる構成によれば、トラクタ1を自動走行させる圃場Fにおいて作業規定エリア202を設定する場合に、トラクタ1の作業規定エリア202外への逸脱を防止するための逸脱防止ライン203を作業規定エリア202に対応させて別途設定することで、作業規定エリア202の広さや形状などの条件によらず、トラクタ1の作業規定エリア202外への逸脱を防止することができる。
また、作業規定エリア202を容易に設定することができる。また、作業規定エリア202が広大である場合や矩形以外の多角形状である場合においても、トラクタ1が作業規定エリア202外に出るのを防止することができるため、作業規定エリア202の広さや形状などの条件によらず、トラクタ1の作業規定エリア202外への逸脱を防止することができる。
また、図6Aに示すように、コントローラ150は、逸脱防止ライン203を、作業規定エリア202よりも外側に設定する。かかる構成によれば、逸脱防止ライン203を作業規定エリア202よりも外側に設定することにより、作業規定エリア202の端付近で、たとえば、測位情報の僅かな誤差などでトラクタ1が予定走行経路300からずれても、トラクタ1が逸脱防止ライン203から出ないため、トラクタ1を停止させないで作業を継続することができる。これにより、作業効率の低下を抑えることができる。
また、測位装置であるGNSS制御装置120は、走行車体2の左右方向における中央部に設けられる。ここで、コントローラ150は、作業機3の幅に基づいて算出された作業幅Wを取得する。コントローラ150は、作業規定エリア202の端縁(端)から作業幅Wの半分の長さ以内に逸脱防止ライン203を設定する。
かかる構成によれば、作業エリア設定モードにおいて走行車体2が走行可能エリアを作業機3の幅にあわせて走行して作業規定エリア202を設定した場合には、測位装置であるGNSS制御装置120が作業幅Wの中央部に位置するため、GNSS制御装置120と作業機3との位置関係により作業規定エリア202の端から作業幅Wの半分の長さだけ外側が走行車体2の走行可能エリアの最も外側となる。このため、走行可能エリアの内側に逸脱防止ライン203を設定することができ、たとえば、逸脱防止ライン203を出たトラクタ1についても、走行可能エリア内で停止するため、安全性を確保することができる。
また、逸脱防止ライン203は、上記したように、畦際ライン201に対して所定長さ内側に設定するとともに、作業規定エリア202に対して所定長さ外側に設定されるが、図6Bに示すように、逸脱防止ライン203は、作業規定エリア202に対して、0.5〜1.0m程度外側(d2=0.5〜1.0m)に設定されることが好ましい。また、図6Bに示すように、作業規定エリア202は、畦際ライン201に対して、作業幅Wの半分の長さ以内(d1≦W/2)に設定されることが好ましい。なお、作業規定エリア202は、作業幅Wの半分の長さ程度であることがより好ましい。
このように、逸脱防止ライン203を、作業規定エリア202から所定長さ外側に設定することで、非常停止などを必要とする圃場F外への飛び出しを防止するライン(すなわち、逸脱防止ライン203)を圃場Fの形状に応じて容易に設定することができる。また、畦際ライン201の内側は、たとえば、水口などが設けられるなど、自動走行において障害となる環境下にあるため、逸脱防止ライン203を畦際ライン201よりも内側に設定することで、水口などの破損を防ぐことができる。
なお、図6Aに示すように、コントローラ150は、圃場Fにおけるトラクタ1の外形枠1aを実際に自動走行しているトラクタ1として認識し、外形枠1aが逸脱防止ライン203に到達した場合に実際のトラクタ1を停止するように制御する。
次に、図7を参照して制御装置(コントローラ)150による逸脱防止制御の処理手順について説明する。図7は、制御装置(コントローラ)150による逸脱防止制御の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、コントローラ150は、トラクタ1が自動走行モードであるか否かを判定する(ステップS101)。コントローラ150は、トラクタ1が自動走行モードであると判定した場合には(ステップS101:Yes)、作業エリア設定モードを実行する(ステップS102)。コントローラ150は、トラクタ1が自動走行モードでないと判定した場合には(ステップS101:No)、トラクタ1が自動走行モードであると判定するまで処理を繰り返す。
次いで、コントローラ150は、作業エリア設定モードが実行されると、圃場Fにおける作業規定エリア202を設定する(ステップS103)。なお、作業規定エリア202については、上記したように、圃場Fを周回走行した場合の走行経路を作業規定エリア202として設定する。次いで、コントローラ150は、作業規定エリア202が設定されると、圃場Fにおける逸脱防止ライン203を設定する(ステップS104)。
次いで、コントローラ150は、逸脱防止ライン203が設定されると、トラクタ1の自動走行を開始する(ステップS105)。ここで、コントローラ150は、トラクタ1が逸脱防止ライン203に到達したか否かを判定する(ステップS106)。コントローラ150は、トラクタ1が逸脱防止ライン203に到達したと判定した場合には(ステップS106:Yes)、トラクタ1の走行を停止する(ステップS107)。コントローラ150は、トラクタ1を走行停止する場合、走行クラッチを切るとともに、油圧を制御してブレーキによる制動制御を行う。
コントローラ150は、トラクタ1が逸脱防止ライン203に到達していない場合には(ステップS106:No)、トラクタ1が逸脱防止ライン203に到達したと判定するまで処理を繰り返す。
なお、上記した農作業支援システム100では、作業エリア設定モードにおいて作業規定エリア202を設定する場合には、圃場Fにおいてトラクタ1が周回走行することで作業規定エリア202を設定しているが、たとえば、上記したように、タブレット端末140において圃場地図情報を取得している場合、すなわち、圃場Fの形状データ(圃場外側データ)を地図データとして取得している場合には、かかる地図データに基づいて手動で設定する構成としてもよい。
なお、この場合においても、逸脱防止ライン203を圃場外側データの内側にしか設定できないように構成することが好ましい。また、逸脱防止ライン203を設定する場合には、規定の幅データの入力により作業規定エリア202の端からの距離を設定可能に構成することが好ましい。また、コントローラ150において、入力される規定の幅データにゼロやマイナスの数値を受け付けないとともに、入力される規定の幅データには10cm程度以上の数値でないと受け付けない構成とすることが好ましい。
このように構成しても、上記同様、非常停止などを必要とする圃場F外への飛び出しを防止するライン(すなわち、逸脱防止ライン203)を圃場Fの形状に応じて容易に設定することができる。また、畦際ライン201の内側は、たとえば、水口などが設けられるなど、自動走行において障害となる環境下にあるため、逸脱防止ライン203を畦際ライン201よりも内側に設定することで、水口などの破損を防ぐことができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 作業車両(トラクタ)
2 走行車体
3 作業機
100 農作業支援システム
120 測位装置(GNSS制御装置)
150 制御装置(コントローラ)
202 作業エリア(作業規定エリア)
203 逸脱防止ライン
300 予定走行経路
F 圃場
W 作業幅

Claims (4)

  1. 圃場を走行可能な作業車両と、
    前記作業車両に設けられ該作業車両の位置を測定する測位装置と、
    前記測位装置からの測位情報に基づいて前記作業車両を予定走行経路に沿って自動走行させる制御を行う制御装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記圃場において前記作業車両が自動走行可能な作業エリアを設定する作業エリア設定モードを設定し、
    前記作業エリア設定モードにおいて前記作業エリアが設定されると、前記作業エリアに対応する逸脱防止ラインを設定し、
    前記作業車両が前記逸脱防止ラインに到達した場合には当該作業車両を停止させる制御を行うこと
    を特徴とする農作業支援システム。
  2. 前記制御装置は、
    前記作業エリア設定モードにおいて前記作業車両が手動運転により前記圃場を周回走行した場合の走行経路を前記作業エリアとして設定すること
    を特徴とする請求項1に記載の農作業支援システム。
  3. 前記制御装置は、
    前記逸脱防止ラインを前記作業エリアよりも外側に設定すること
    を特徴とする請求項2に記載の農作業支援システム。
  4. 前記作業車両は、
    圃場を走行可能な走行車体と、
    前記走行車体に装着される作業機と
    を備え、
    前記測位装置は、
    前記走行車体の左右方向における中央部に設けられ、
    前記制御装置は、
    前記作業機の幅に基づいた作業幅の情報を取得するとともに、前記作業エリアの端から前記作業幅の半分の長さ以内に前記逸脱防止ラインを設定すること
    を特徴とする請求項3に記載の農作業支援システム。
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