JP2019115098A - フィードバック回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力電圧の変動に応じて適切にフィードバック制御を行うための技術を提供する。【解決手段】フィードバック回路は、トランス(3)の入力側に接続される入力側回路と、トランスの出力側に接続される出力側回路とを備え、出力側回路は、入力側回路からの入力に基づいて第1の電圧を出力し、入力側回路は、トランスを介して出力側回路へ入力を行う入力部(4)と、入力部の動作を、第1の電圧に応じて生成されるフィードバック信号に基づいて制御する制御部(9)とを備え、フィードバック回路は、制御部に入力されるフィードバック信号が、第1の電圧の変動に対する線形性を保つように、フィードバック信号を補正する補正部(22)をさらに備える。【選択図】図4

Description

本願明細書に開示される技術は、トランスを有するフィードバック回路に関するものである。
従来から、絶縁電源(すなわち、トランス)を用いる回路において、出力電圧Voutの変動に応じたフィードバック信号を、受光素子と発光素子とを組み合わせたフォトカプラなどを用いて制御用ICへ絶縁伝送し、出力電圧Voutの安定化を図るフィードバック制御が用いられている。
特開2003−289668号公報
しかしながら、出力電圧Voutの変動に対し生成されるフィードバック信号が歪む、すなわち、クローズドループゲインの線形性(すなわち、リニアリティ)が保てなくなる場合があった。それを防ぐためには、出力側回路における出力部のコンデンサ容量を大きくしなければならないという設計上の制約などがあった。
本願明細書に開示される技術は、以上に記載されたような問題を解決するためになされたものであり、出力電圧の変動に応じて適切にフィードバック制御を行うための技術を提供することを目的とするものである。
本願明細書に開示される技術の第1の態様は、トランスを備えるフィードバック回路であり、前記トランスの入力側に接続される入力側回路と、前記トランスの出力側に接続される出力側回路とを備え、前記出力側回路は、前記入力側回路からの入力に基づいて第1の電圧を出力し、前記入力側回路は、前記トランスを介して前記出力側回路へ入力を行う入力部と、前記入力部の動作を、前記第1の電圧に応じて生成されるフィードバック信号に基づいて制御する制御部とを備え、前記フィードバック回路は、前記制御部に入力される前記フィードバック信号が、前記第1の電圧の変動に対する線形性を保つように、前記フィードバック信号を補正する補正部をさらに備え、前記補正部は、前記出力側回路と電気的に接続され、前記補正部によって補正された前記フィードバック信号を、前記出力側回路から前記入力側回路へ絶縁伝送する一対の伝送部をさらに備える。
本願明細書に開示される技術の第2の態様は、トランスを備えるフィードバック回路であり、前記トランスの入力側に接続される入力側回路と、前記トランスの出力側に接続される出力側回路とを備え、前記出力側回路は、前記入力側回路からの入力に基づいて第1の電圧を出力し、前記入力側回路は、前記トランスを介して前記出力側回路へ入力を行う入力部と、前記入力部の動作を、前記第1の電圧に応じて生成されるフィードバック信号に基づいて制御する制御部とを備え、前記フィードバック回路は、前記制御部に入力される前記フィードバック信号が、前記第1の電圧の変動に対する線形性を保つように、前記フィードバック信号を補正する補正部をさらに備え、前記トランスの出力側に接続され、かつ、前記入力側回路と電気的に接続されるバイアス回路をさらに備え、前記補正部は、前記入力側回路および前記バイアス回路と電気的に接続され、前記フィードバック信号は、前記第1の電圧に応じて前記バイアス回路から出力される第2の電圧に基づいて生成される。
本願明細書に開示される技術の第1の態様は、トランスを備えるフィードバック回路であり、前記トランスの入力側に接続される入力側回路と、前記トランスの出力側に接続される出力側回路とを備え、前記出力側回路は、前記入力側回路からの入力に基づいて第1の電圧を出力し、前記入力側回路は、前記トランスを介して前記出力側回路へ入力を行う入力部と、前記入力部の動作を、前記第1の電圧に応じて生成されるフィードバック信号に基づいて制御する制御部とを備え、前記フィードバック回路は、前記制御部に入力される前記フィードバック信号が、前記第1の電圧の変動に対する線形性を保つように、前記フィードバック信号を補正する補正部をさらに備え、前記補正部は、前記出力側回路と電気的に接続され、前記補正部によって補正された前記フィードバック信号を、前記出力側回路から前記入力側回路へ絶縁伝送する一対の伝送部をさらに備えるものである。このような構成によれば、制御部に入力されるフィードバック信号の、第1の電圧の変動に対する線形性が保たれるため、制御部が、入力されるフィードバック信号に基づいて入力部を制御することによって、出力側回路の第1の電圧を適切に制御することができる。
本願明細書に開示される技術の第2の態様は、トランスを備えるフィードバック回路であり、前記トランスの入力側に接続される入力側回路と、前記トランスの出力側に接続される出力側回路とを備え、前記出力側回路は、前記入力側回路からの入力に基づいて第1の電圧を出力し、前記入力側回路は、前記トランスを介して前記出力側回路へ入力を行う入力部と、前記入力部の動作を、前記第1の電圧に応じて生成されるフィードバック信号に基づいて制御する制御部とを備え、前記フィードバック回路は、前記制御部に入力される前記フィードバック信号が、前記第1の電圧の変動に対する線形性を保つように、前記フィードバック信号を補正する補正部をさらに備え、前記トランスの出力側に接続され、かつ、前記入力側回路と電気的に接続されるバイアス回路をさらに備え、前記補正部は、前記入力側回路および前記バイアス回路と電気的に接続され、前記フィードバック信号は、前記第1の電圧に応じて前記バイアス回路から出力される第2の電圧に基づいて生成されるものである。このような構成によれば、制御部に入力されるフィードバック信号の、第1の電圧の変動に対する線形性が保たれるため、制御部が、入力されるフィードバック信号に基づいて入力部を制御することによって、出力側回路の第1の電圧を適切に制御することができる。
本願明細書に開示される技術に関する目的と、特徴と、局面と、利点とは、以下に示される詳細な説明と添付図面とによって、さらに明白となる。
実施の形態に関する、絶縁電源のフィードバック回路を例示する図である。 シャントレギュレータの具体的な構成を例示する図である。 シャントレギュレータにおける入力電圧とフィードバック信号との関係を例示する図である。 実施の形態に関する、絶縁電源のフィードバック回路を例示する図である。 図4に例示された絶縁電源のフィードバック回路の一部を例示する図である。 実施の形態に関する、絶縁電源のフィードバック回路を例示する図である。 制御用ICのDET端子およびF/B端子における内部接続構成を例示する図である。 トランスにおける二次巻線の出力電圧とバイアス巻線の出力電圧との関係を例示する図である。 実施の形態に関する、絶縁電源のフィードバック回路を例示する図である。 図9に例示された絶縁電源のフィードバック回路の一部を例示する図である。
以下、添付される図面を参照しながら実施の形態について説明する。
なお、図面は概略的に示されるものであり、説明の便宜のため、適宜、構成の省略、または、構成の簡略化がなされるものである。また、異なる図面にそれぞれ示される構成などの大きさおよび位置の相互関係は、必ずしも正確に記載されるものではなく、適宜変更され得るものである。
また、以下に示される説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称と機能とについても同様のものとする。したがって、それらについての詳細な説明を、重複を避けるために省略する場合がある。
また、以下に記載される説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「側」、「底」、「表」または「裏」などの特定の位置と方向とを意味する用語が用いられる場合があっても、これらの用語は、実施の形態の内容を理解することを容易にするために便宜上用いられるものであり、実際に実施される際の方向とは関係しないものである。
また、以下に記載される説明において、「第1の」、または、「第2の」などの序数が用いられる場合があっても、これらの用語は、実施の形態の内容を理解することを容易にするために便宜上用いられるものであり、これらの序数によって生じ得る順序などに限定されるものではない。
<第1の実施の形態>
以下、本実施の形態に関するフィードバック回路について説明する。
<フィードバック回路の構成について>
図1は、本実施の形態に関する、絶縁電源のフィードバック回路を例示する図である。
入力端子1および入力端子2は、直流入力電圧Vinを供給する入力電源(ここでは、図示しない)を接続する端子である。入力端子1と入力端子2との間には、一次側の回路と二次側の回路とを絶縁するトランス3の一次巻線3Aと、MOS型FETからなるスイッチング素子4との直列回路が接続される。
さらに、一次巻線3Aの両端には、ダイオード100と、コンデンサ101および抵抗102の並列回路との直列回路が接続される。また、一次巻線3Aの両端には、出力コンデンサ103と抵抗104との直列回路が接続される。
また、トランス3のバイアス巻線3Cには、ダイオード19および出力コンデンサ23などで構成される整流平滑回路が接続される。
トランス3のバイアス巻線3Cの一方の端部にはダイオード19が接続され、ダイオード19は、さらに制御用IC9のVcc端子に接続される。トランス3のバイアス巻線3Cの他方の端部には、フォトカプラ10の受光素子であるフォトトランジスタ10Bが接続され、フォトトランジスタ10Bは、さらに制御用IC9のF/B端子と接地ラインとの間に接続される。フォトトランジスタ10Bを介して、制御用IC9にフィードバック信号が供給される。また、バイアス巻線3Cの両端には、出力コンデンサ23が接続される。
また、一次巻線3Aの一方の端部に接続される抵抗105は、ダイオード19とともに制御用ICのVcc端子に接続される。
また、スイッチング素子4は、抵抗106および抵抗107の直列回路とも接続される。抵抗106と抵抗107との間の接続点は、制御用IC9のCLM端子に接続される。また、制御用IC9のCLM端子と制御用IC9のGND端子との間には、コンデンサ108が接続される。
一方、トランス3の二次巻線3Bには、ダイオード5および出力コンデンサ6などで構成される整流平滑回路が接続される。
トランス3の二次巻線3Bの一方の端部にはダイオード5が接続される。トランス3の二次巻線3Bの両端には、出力コンデンサ6と、分圧抵抗12および分圧抵抗13の直列回路とが並列に接続される。分圧抵抗12および分圧抵抗13は、出力電圧Voutを分圧する。
二次巻線3Bの一方の端部と分圧抵抗12との間の接続点には、抵抗15が接続され、さらに抵抗15と直列に、フォトカプラ10の発光素子であるフォトダイオード10Aと抵抗16との並列回路が接続される。すなわち、抵抗15と、フォトダイオード10Aおよび抵抗16の並列回路との直列回路が、出力電圧Voutとシャントレギュレータ11のK端子との間に接続される。
なお、抵抗15および抵抗16は、シャントレギュレータ11内部のオペアンプの増幅率を設定するものである。
フォトダイオード10Aおよび抵抗16の並列回路と、分圧抵抗13とは、シャントレギュレータ11および位相補償回路14を介して接続される。
シャントレギュレータ11のREF端子は、分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点に接続される。また、位相補償回路14も、分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点に接続される。
シャントレギュレータ11は、分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点から得られる出力電圧Voutの検出信号を、内部の基準電源と比較して増幅するコンパレータとして機能する。
フォトカプラ10は、シャントレギュレータ11で得られた出力電圧Voutの変動に応じた二次側のフィードバック信号を、電気的に絶縁しつつトランス3の一次側に絶縁伝送する。
位相補償回路14は、シャントレギュレータ11内部のオペアンプの異常発振を防止するための回路である。位相補償回路14は、抵抗14Aとコンデンサ14Bとの直列回路、および、コンデンサ14Cが、シャントレギュレータ11のREF端子とK端子との間に並列に接続される。
ここで、分圧抵抗12と、分圧抵抗13と、シャントレギュレータ11と、フォトカプラ10と、制御用IC9とを備える回路を、フィードバック回路24とする。フィードバック回路24は、主なコンバータ回路からの直流電圧Voutを安定化させる回路である。
上記の回路において、制御用IC9がスイッチング素子4のスイッチング動作を制御することによって、トランス3の一次巻線3Aに直流入力電圧Vinが断続的に印加される。具体的には、制御用IC9は、フォトカプラ10によって一次側に絶縁伝送されたフィードバック信号に基づいて、Vout端子から抵抗109を介してスイッチング素子4へ入力されるパルス駆動信号の導通幅を制御する。これによって、トランス3の二次巻線3Bとバイアス巻線3Cとに電圧が誘起される。
誘起された当該電圧を整流平滑回路で整流平滑することによって、出力端子7と出力端子8との間に所望の直流出力電圧Voutを得ることができる。
そして、スイッチング素子4のスイッチング動作中に、たとえば、出力電圧Voutが上昇すると、分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点から得られる検出信号の電圧レベルも上昇し、シャントレギュレータ11内部の基準電源11Bの電圧との比較結果であるシャントレギュレータ11のK端子電圧が低下する。
これによって、フォトダイオード10Aに流れる二次側のフィードバック信号の電流IKA、さらには、フォトダイオード10Aの発光量が増加する。それに伴って、フォトトランジスタ10Bを流れる一次側のフィードバック信号の電流も増加する。
制御用IC9は出力電圧Voutを低下させるために、スイッチング素子4へのパルス駆動信号の導通幅を狭める制御を行う。
これに対して、出力電圧Voutが低下した場合は、分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点から得られる検出信号の電圧レベルが低下し、シャントレギュレータ11内部の基準電源11Bの電圧との比較結果であるシャントレギュレータ11のK端子電圧が上昇する。
これによって、フォトダイオード10Aに流れる二次側のフィードバック信号の電流IKA、さらには、フォトダイオード10Aの発光量が減少する。それに伴って、フォトトランジスタ10Bを流れる一次側のフィードバック信号の電流も減少する。
制御用IC9は出力電圧Voutを上昇させるために、スイッチング素子4へのパルス駆動信号の導通幅を広げる制御を行う。
図2は、シャントレギュレータの具体的な構成を例示する図である。図2に例示されるように、シャントレギュレータ11は、オペアンプ11Aと、オペアンプ11Aに入力される基準電源11Bと、オペアンプ11Aに並列に接続されるトランジスタ11Cおよびダイオード11Dとを備える。
また、図3は、シャントレギュレータにおける入力電圧とフィードバック信号との関係を例示する図である。図3に例示されるように、シャントレギュレータ11において、出力電圧Voutの変動に応じた二次側の電圧信号を、フォトカプラ10さらにはシャントレギュレータ11内部のトランジスタ11Cを流れる電流IKAに変換する際に、シャントレギュレータ11の入力電圧(すなわち、REF電圧)と出力電流(すなわち、K−A間に流れるフィードバック信号である電流IKA)との間の関係は、非線形的な特性(理想的には、指数関数的特性)となる。
その結果、出力電圧Voutが低下した場合に比べ、出力電圧Voutが上昇した場合のフィードバック信号の感度が鈍くなる。したがって、フィードバック回路24のクローズドループゲインのリニアリティが保てなくなる。
上記の場合、たとえば、6V/4A出力の絶縁電源で出力電圧を安定化させるためには、出力コンデンサ6として数100uF以上、かつ、数1000uF以下の静電容量を有するアルミ液体電解コンデンサを使用しなければならない、というような制約が生じる。このような制約は、出力コンデンサ6がプリント基板上において占める実装面積を大きくしてしまう。
図4は、本実施の形態に関する、絶縁電源のフィードバック回路を例示する図である。図4に例示される構成では、図1に例示された構成に対し、さらに、信号歪み補正回路22が接続されている。
信号歪み補正回路22は、分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点に接続される。シャントレギュレータ11のREF端子および位相補償回路14は、信号歪み補正回路22に接続される。信号歪み補正回路22は、二次巻線3Bと電気的に接続される。信号歪み補正回路22には、二次巻線3Bの出力電圧に基づくフィードバック信号が入力される。
信号歪み補正回路22は、シャントレギュレータ11で生じる入力電圧と出力電流との間の非線形的な変換を補正する回路である。
図5は、図4に例示された絶縁電源のフィードバック回路の一部を例示する図である。図5に例示されるように、信号歪み補正回路22は、出力電圧Voutを分圧抵抗12と分圧抵抗13とで分圧した後段に接続される。
図5における信号歪み補正回路22は、オペアンプ22Aとトランジスタ22Bと抵抗22Cとで構成される対数変換回路と、正負反転インバータ22Dとの直列回路である。トランジスタ22Bは、たとえば、MOS型FETからなるスイッチング素子である。
対数変換回路は、オペアンプ22Aとトランジスタ22Bとが並列に接続される並列回路と、並列回路と直列に接続される抵抗22Cとを備える。
このように構成された信号歪み補正回路22を備えることによって、シャントレギュレータ11で生じる入力電圧と出力電流との間の非線形的な変換(理想的には指数関数的変換)を、たとえば、図3において点線で示されるように補正することができる。
したがって、フィードバック回路24のクローズドループゲインのリニアリティを改善することができる。そのため、従来は非線形的な特性によってクローズドループゲインがほとんどなかった領域でのフィードバック制御を行うことができる。よって、より大きなダイナミックレンジで、高速な制御が可能となる。
また、出力部(たとえば、出力コンデンサ6)のコンデンサ容量を大きくしなければならないという設計上の制約が緩和される。そのため、たとえば、出力コンデンサ6として、アルミ液体電解コンデンサではなく、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、または、セラミックコンデンサを採用することができる。したがって、絶縁電源の小型化または長寿命化が実現する。
上記の、シャントレギュレータ11で生じる入力電圧VREF’と出力電流IKAとの間の非線形的な変換に対する補正は、たとえば、以下の簡易的な式(1)で示すことができる。
Figure 2019115098
なお、IKA0およびV’は、それぞれ回路構成で決まる定数とする。
ここで、シャントレギュレータ11前段の対数変換回路によって、以下の式(2)のように変換することができる。
Figure 2019115098
そうすると、以下の式(3)を導くことができる。
Figure 2019115098
式(3)によれば、入力電圧VREF’と出力電流IKAとの間で線形性が保たれることが分かる。
さらに、本実施の形態においては、絶縁電源の回路トポロジーとしてフライバックコンバータが例示されたが、フォワードコンバータなどのその他の絶縁電源に変更した場合であっても、同様にフィードバック回路のクローズドループゲインのリニアリティを改善する効果がある。
<第2の実施の形態>
本実施の形態に関するフィードバック回路について説明する。以下の説明においては、以上に記載された実施の形態で説明された構成要素と同様の構成要素については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略するものとする。
<フィードバック回路の構成について>
図6は、本実施の形態に関する、絶縁電源のフィードバック回路を例示する図である。
入力端子1および入力端子2は、直流入力電圧Vinを供給する入力電源(ここでは、図示しない)を接続する端子である。入力端子1と入力端子2との間には、一次側の回路と二次側の回路とを絶縁するトランス3の一次巻線3Aと、MOS型FETからなるスイッチング素子4との直列回路が接続される。
さらに、一次巻線3Aの両端には、ダイオード100と、コンデンサ101および抵抗102の並列回路との直列回路が接続される。また、一次巻線3Aの両端には、出力コンデンサ103と抵抗104との直列回路が接続される。
また、トランス3のバイアス巻線3Cには、ダイオード19および出力コンデンサ25などで構成される整流平滑回路が接続される。
トランス3のバイアス巻線3Cの一方の端部にはダイオード19が接続され、ダイオード19は、さらにダイオード21を介して制御用IC9AのVcc端子に接続される。トランス3のバイアス巻線3Cの他方の端部は、分圧抵抗12および分圧抵抗13の直列回路を介して、制御用IC9Aの接地ラインに接続される。また、バイアス巻線3Cの両端には、出力コンデンサ23および出力コンデンサ25が並列に接続される。
分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点の1つは、直接、制御用IC9AのDET端子に接続される。分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点の他の1つは、位相補償回路14を介して、制御用IC9AのF/B端子に接続される。
ここで、図7は、制御用ICのDET端子およびF/B端子における内部接続構成を例示する図である。図7に例示されるように、当該構成においては、オペアンプ9Cに対し、DET端子および基準電源9Bがそれぞれが接続されている。
位相補償回路14は、制御用IC9A内部のオペアンプ9C(図7を参照)の異常発振を防止するための回路である。位相補償回路14は、抵抗14Aとコンデンサ14Bとの直列回路、および、コンデンサ14Cから構成される。位相補償回路14を介して、制御用IC9Aにフィードバック信号が供給される。
ここで、分圧抵抗12と、分圧抵抗13と、制御用IC9Aとを備える回路を、フィードバック回路24Aとする。フィードバック回路24Aは、主なコンバータ回路からの直流電圧Voutを安定化させる回路である。
制御用IC9AのDET端子は、分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点から得られる出力電圧Voutの検出信号を、制御用IC9A内部の基準電源9B(図7を参照)の電圧と比較して増幅するコンパレータとして機能する。
制御用IC9Aは、トランス3のバイアス巻線3Cのバイアス巻線電圧を整流することによって得られる出力電圧Voutの変動に応じた一次側のフィードバック信号に基づき、スイッチング素子4へのパルス駆動信号の導通幅を制御する。
また、一次巻線3Aの一方の端部に接続される抵抗105は、ダイオード19およびダイオード21とともに制御用ICのVcc端子に接続される。
また、スイッチング素子4は、抵抗106および抵抗107の直列回路とも接続される。抵抗106と抵抗107との間の接続点は、制御用IC9AのCLM端子に接続される。また、制御用IC9AのCLM端子と制御用IC9AのGND端子との間には、コンデンサ108が接続される。
一方、トランス3の二次巻線3Bには、ダイオード5および出力コンデンサ6などで構成される整流平滑回路が接続される。
上記の回路において、制御用IC9Aがスイッチング素子4のスイッチング動作を制御することによって、トランス3の一次巻線3Aに直流入力電圧Vinが断続的に印加される。具体的には、制御用IC9Aは、フィードバック信号に基づいて、Vout端子から抵抗109を介してスイッチング素子4へ入力されるパルス駆動信号の導通幅を制御する。これによって、トランス3の二次巻線3Bとバイアス巻線3Cとに電圧が誘起される。
誘起された当該電圧を整流平滑回路で整流平滑することによって、出力端子7と出力端子8との間に所望の直流出力電圧Voutを得ることができる。
そして、スイッチング素子4のスイッチング動作中に、たとえば、出力電圧Voutが上昇すると、分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点から得られる検出信号の電圧レベルも上昇し、制御用IC9A内部の基準電源9B(図7を参照)の電圧との比較結果であるオペアンプ9Cの誤差信号出力電圧が低下する。
これによって、制御用IC9AのF/B端子から出力される一次側のフィードバック信号の電流が増加する。
制御用IC9Aは出力電圧Voutを低下させるために、スイッチング素子4へのパルス駆動信号の導通幅を狭める制御を行う。
これに対して、出力電圧Voutが低下した場合は、分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点から得られる検出信号の電圧レベルが低下し、制御用IC9A内部の基準電源9B(図7を参照)の電圧との比較結果であるオペアンプ9Cの誤差信号出力電圧が上昇する。
これによって、制御用IC9AのF/B端子から出力される一次側のフィードバック信号の電流が減少する。
制御用IC9Aは出力電圧Voutを上昇させるために、スイッチング素子4へのパルス駆動信号の導通幅を広げる制御を行う。
ここで、図8は、トランスにおける二次巻線の出力電圧とバイアス巻線の出力電圧との関係を例示する図である。図8に例示されるように、トランス3において、二次巻線3Bの出力電圧Voutの変動に応じた二次側のフィードバック信号を、バイアス巻線3Cで平滑された一次側のフィードバック信号に変換する際に、二次巻線3Bの出力電圧とバイアス巻線3Cの出力電圧(すなわち、フィードバック信号)との間の関係は、非線形的な特性(理想的には、指数関数的特性)となる。
その結果、出力電圧Voutが上昇した場合に比べ、出力電圧Voutが低下した場合のフィードバック信号の感度が高くなる。したがって、フィードバック回路24Aのクローズドループゲインのリニアリティが保てなくなる。
上記の場合、たとえば、6V/4A出力の絶縁電源で出力電圧を安定化させるためには、出力コンデンサ6として数100uF以上、かつ、数1000uF以下の静電容量を有するアルミ液体電解コンデンサを使用しなければならない、というような制約が生じる。このような制約は、出力コンデンサ6がプリント基板上において占める実装面積を大きくしてしまう。
図9は、本実施の形態に関する、絶縁電源のフィードバック回路を例示する図である。図9に例示される構成では、図6に例示された構成に対し、さらに、信号歪み補正回路22が接続されている。
信号歪み補正回路22は、分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点に接続される。位相補償回路14および制御用IC9AのDET端子は、信号歪み補正回路22に接続される。信号歪み補正回路22は、バイアス巻線3Cおよび制御用IC9Aと電気的に接続される。信号歪み補正回路22には、バイアス巻線3Cの出力電圧に基づくフィードバック信号が入力される。
信号歪み補正回路22は、トランス3で生じる二次巻線3Bの出力電圧とバイアス巻線3Cの出力電圧との間の非線形的な変換を補正する回路である。
図10は、図9に例示された絶縁電源のフィードバック回路の一部を例示する図である。図10に例示されるように、信号歪み補正回路22は、出力電圧Voutを分圧抵抗12と分圧抵抗13とで分圧した後段に接続される。
図10における信号歪み補正回路22は、オペアンプ22Aとトランジスタ22Bと抵抗22Cとで構成される対数変換回路と、正負反転インバータ22Dとの直列回路である。
このように構成された信号歪み補正回路22を備えることによって、トランス3で生じる二次巻線3Bの出力電圧とバイアス巻線3Cの出力電圧との間の非線形的な変換(理想的には指数関数的変換)を、たとえば、図8において点線で示されるように補正することができる。
したがって、フィードバック回路24Aのクローズドループゲインのリニアリティを改善することができる。そのため、従来は非線形的な特性によってクローズドループゲインがほとんどなかった領域でのフィードバック制御を行うことができる。よって、より大きなダイナミックレンジで、高速な制御が可能となる。
また、出力部(たとえば、出力コンデンサ6)のコンデンサ容量を大きくしなければならないという設計上の制約が緩和される。そのため、たとえば、出力コンデンサ6として、アルミ液体電解コンデンサではなく、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、または、セラミックコンデンサを採用することができる。したがって、絶縁電源の小型化または長寿命化が実現する。
トランス3で生じる、電源出力電圧Voutと、分圧抵抗12と分圧抵抗13とで分圧された後の電圧VREF’との間の非線形的な変換の補正は、たとえば、以下の簡易的な式(4)で示すことができる。
Figure 2019115098
なお、VREFおよびV’は、それぞれ回路構成で決まる定数とする。
ここで、「分圧抵抗12および分圧抵抗13」の後段の対数変換回路によって、以下の式(5)のように自然対数変換することができる。
Figure 2019115098
式(5)によれば、「Voutに比例した線形的なフィードバック信号」を制御用IC9のF/B端子に供給することができる。
さらに、本実施の形態においては、絶縁電源の回路トポロジーとしてフライバックコンバータが例示されたが、フォワードコンバータなどのその他の絶縁電源に変更した場合であっても、同様にフィードバック回路のクローズドループゲインのリニアリティを改善する効果がある。
<以上に記載された実施の形態によって生じる効果について>
次に、以上に記載された実施の形態によって生じる効果を例示する。なお、以下の説明においては、以上に記載された実施の形態に例示された具体的な構成に基づいて当該効果が記載されるが、同様の効果が生じる範囲で、本願明細書に例示される他の具体的な構成と置き換えられてもよい。
また、当該置き換えは、複数の実施の形態に跨ってなされてもよい。すなわち、異なる実施の形態において例示されたそれぞれの構成が組み合わされて、同様の効果が生じる場合であってもよい。
以上に記載された実施の形態によれば、フィードバック回路は、一次側の回路と二次側の回路とを絶縁するトランス3と、トランス3の入力側に接続される入力側回路と、トランス3の出力側に接続される出力側回路と、補正部とを備える。ここで、補正部は、たとえば、信号歪み補正回路22に対応するものである。出力側回路は、入力側回路からの入力に基づいて第1の電圧を出力する。ここで、第1の電圧は、たとえば、出力電圧Voutに対応するものである。入力側回路は、入力部と、制御部とを備える。ここで、入力部は、たとえば、スイッチング素子4に対応するものである。また、制御部は、たとえば、制御用IC9に対応するものである。スイッチング素子4のスイッチング動作によって、トランス3を介して出力側回路へ入力がなされる。制御用IC9は、スイッチング素子4の動作を、出力電圧Voutに応じて生成されるフィードバック信号に基づいて制御する。信号歪み補正回路22は、制御用IC9に入力されるフィードバック信号が、出力電圧Voutの変動に対する線形性を保つように、フィードバック信号を補正する。
このような構成によれば、制御用IC9に入力されるフィードバック信号の、出力電圧Voutの変動に対する線形性が保たれるため、制御用IC9が、入力されるフィードバック信号に基づいてスイッチング素子4を制御することによって、出力側回路の出力電圧Voutを適切に制御することができる。
また、クローズドループゲインのリニアリティをほぼ一定に保つことができるため、従来は非線形的な特性によってクローズドループゲインがほとんどなかった領域でのフィードバック制御を行うことによって、入力電圧または出力電流が広範囲に変化する場合であっても、より大きなダイナミックレンジで、拘束な制御が可能となる。
なお、これらの構成以外の本願明細書に例示される他の構成については適宜省略することができる。すなわち、少なくともこれらの構成を備えていれば、以上に記載された効果を生じさせることができる。
しかしながら、本願明細書に例示される他の構成のうちの少なくとも1つを以上に記載された構成に適宜追加した場合、すなわち、以上に記載された構成としては言及されなかった本願明細書に例示される他の構成が適宜追加された場合であっても、同様の効果を生じさせることができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、信号歪み補正回路22は、出力側回路と電気的に接続される。そして、フィードバック回路は、信号歪み補正回路22によって補正されたフィードバック信号を、出力側回路から入力側回路へ絶縁伝送する一対の伝送部を備える。ここで、伝送部は、たとえば、フォトカプラ10に対応するものである。このような構成によれば、フォトカプラ10を流れる電流IKAに変換する際の非線形な特性は信号歪み補正回路22によってあらかじめ補正されることとなるため、出力側回路の出力電圧の変動に対して線形性を保つフィードバック信号を、出力側回路から入力側回路へ絶縁伝送することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、伝送部が、受光素子と発光素子とを備えるフォトカプラ10である。このような構成によれば、二次側のフィードバック信号を、電気的に絶縁しつつトランス3の一次側へ絶縁伝送することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、トランス3の出力側に接続され、かつ、入力側回路と電気的に接続されるバイアス回路を備える。ここで、バイアス回路は、たとえば、バイアス巻線3Cに電気的に接続される回路に対応するものである。そして、信号歪み補正回路22は、入力側回路およびバイアス回路と電気的に接続される。そして、フィードバック信号は、出力電圧Voutに応じてバイアス回路から出力される第2の電圧に基づいて生成される。このような構成によれば、二次巻線3Bの出力電圧Voutの変動に応じた二次側のフィードバック信号を、バイアス巻線3Cで平滑された一次側のフィードバック信号に変換する際の非線形な特性は信号歪み補正回路22によって補正されるため、出力側回路の出力電圧の変動に対して線形性を保つフィードバック信号を、出力側回路から入力側回路へ伝送することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、直列に接続される第1の抵抗および第2の抵抗と、位相補償回路14とを備える。ここで、第1の抵抗は、たとえば、分圧抵抗12に対応するものである。また、第2の抵抗は、たとえば、分圧抵抗13に対応するものである。位相補償回路14は、分圧抵抗12と分圧抵抗13との間の接続点に、信号歪み補正回路22を介して接続される。このような構成によれば、制御用IC9に入力されるフィードバック信号の、出力電圧Voutの変動に対する線形性が保たれるため、制御用IC9が、入力されるフィードバック信号に基づいてスイッチング素子4を制御することによって、出力側回路の出力電圧Voutを適切に制御することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、信号歪み補正回路22は、対数変換回路と、対数変換回路に直列に接続される正負反転インバータ22Dとを備える。また、対数変換回路は、オペアンプ22Aとトランジスタ22Bとが並列に接続される並列回路と、並列回路と直列に接続される抵抗22Cとを備える。このような構成によれば、制御用IC9に入力されるフィードバック信号の、出力電圧Voutの変動に対する線形性が保たれるように、フィードバック信号を補正することができる。
また、以上に記載された実施の形態によれば、対数変換回路におけるトランジスタ22Bが、MOS型FETからなるスイッチング素子である。このような構成によれば、制御用IC9に入力されるフィードバック信号の、出力電圧Voutの変動に対する線形性が保たれるように、フィードバック信号を補正することができる。
<以上に記載された実施の形態における変形例について>
以上に記載された実施の形態では、それぞれの構成要素の材質、材料、寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件などについても記載する場合があるが、これらはすべての局面において例示であって、本願明細書に記載されたものに限られることはないものとする。
したがって、例示されていない無数の変形例、および、均等物が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。たとえば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの実施の形態における少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
また、矛盾が生じない限り、以上に記載された実施の形態において「1つ」備えられるものとして記載された構成要素は、「1つ以上」備えられていてもよいものとする。
さらに、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素は概念的な単位であって、本願明細書に開示される技術の範囲内には、1つの構成要素が複数の構造物から成る場合と、1つの構成要素がある構造物の一部に対応する場合と、さらには、複数の構成要素が1つの構造物に備えられる場合とを含むものとする。
また、以上に記載された実施の形態におけるそれぞれの構成要素には、同一の機能を発揮する限り、他の構造または形状を有する構造物が含まれるものとする。
また、本願明細書における説明は、本技術に関するすべての目的のために参照され、いずれも、従来技術であると認めるものではない。
1,2 入力端子、3 トランス、3A 一次巻線、3B 二次巻線、3C バイアス巻線、4 スイッチング素子、5,100,11D,19,21 ダイオード、6,23,25,103 出力コンデンサ、7,8 出力端子、9,9A 制御用IC、9C,11A,22A オペアンプ、9B,11B 基準電源、10 フォトカプラ、10A フォトダイオード、10B フォトトランジスタ、11 シャントレギュレータ、11C,22B トランジスタ、12,13 分圧抵抗、14 位相補償回路、14B,14C,101,108 コンデンサ、14A,15,16,22C,102,104,105,106,107,109 抵抗、22 信号歪み補正回路、22D 正負反転インバータ、24,24A フィードバック回路。

Claims (6)

  1. トランスを備えるフィードバック回路であり、
    前記トランスの入力側に接続される入力側回路と、
    前記トランスの出力側に接続される出力側回路とを備え、
    前記出力側回路は、前記入力側回路からの入力に基づいて第1の電圧を出力し、
    前記入力側回路は、
    前記トランスを介して前記出力側回路へ入力を行う入力部と、
    前記入力部の動作を、前記第1の電圧に応じて生成されるフィードバック信号に基づいて制御する制御部とを備え、
    前記フィードバック回路は、前記制御部に入力される前記フィードバック信号が、前記第1の電圧の変動に対する線形性を保つように、前記フィードバック信号を補正する補正部をさらに備え、
    前記補正部は、前記出力側回路と電気的に接続され、
    前記補正部によって補正された前記フィードバック信号を、前記出力側回路から前記入力側回路へ絶縁伝送する一対の伝送部をさらに備える、
    フィードバック回路。
  2. 前記伝送部が、受光素子と発光素子とを備えるフォトカプラである、
    請求項1に記載のフィードバック回路。
  3. トランスを備えるフィードバック回路であり、
    前記トランスの入力側に接続される入力側回路と、
    前記トランスの出力側に接続される出力側回路とを備え、
    前記出力側回路は、前記入力側回路からの入力に基づいて第1の電圧を出力し、
    前記入力側回路は、
    前記トランスを介して前記出力側回路へ入力を行う入力部と、
    前記入力部の動作を、前記第1の電圧に応じて生成されるフィードバック信号に基づいて制御する制御部とを備え、
    前記フィードバック回路は、前記制御部に入力される前記フィードバック信号が、前記第1の電圧の変動に対する線形性を保つように、前記フィードバック信号を補正する補正部をさらに備え、
    前記トランスの出力側に接続され、かつ、前記入力側回路と電気的に接続されるバイアス回路をさらに備え、
    前記補正部は、前記入力側回路および前記バイアス回路と電気的に接続され、
    前記フィードバック信号は、前記第1の電圧に応じて前記バイアス回路から出力される第2の電圧に基づいて生成される、
    フィードバック回路。
  4. 直列に接続される第1の抵抗および第2の抵抗と、
    前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との間の接続点に、前記補正部を介して接続される位相補償回路とをさらに備える、
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のフィードバック回路。
  5. 前記補正部は、
    対数変換回路と、前記対数変換回路に直列に接続される正負反転インバータとを備え、
    前記対数変換回路は、
    オペアンプとトランジスタとが並列に接続される並列回路と、
    前記並列回路と直列に接続される抵抗とを備える、
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載のフィードバック回路。
  6. 前記対数変換回路における前記トランジスタが、MOS型FETからなるスイッチング素子である、
    請求項5に記載のフィードバック回路。
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