JP2019114980A - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮像対象の動きに合わせた適切な画像を撮像できるようにする。【解決手段】 動作検出装置1は、撮像対象(人物や移動体など)側に備え付けられたもので、その撮像対象の動作を検出して動作情報として発信出力する。撮像装置2は、動作検出装置1により検出された動作情報を動作検出装置1から受信取得し、この動作情報に基づいて、撮像対象の動作を予測すると共に、予測した撮像対象の動作に基づいて“撮像に係る設定”を変更し、この“撮像に係る設定”に基づいて撮像手段(撮像機能)を制御する。【選択図】 図1
Description
本発明は、撮像に係る設定に基づいて撮像を制御する撮像装置、撮像方法及びプログラムに関する。
一般に、デジタルカメラなどの撮像装置により撮像対象(主要被写体)を撮像する際に、不安定な持ち方による手ブレや被写体の動きよる被写体ブレが起きてしまうと、撮像された画像内に画像ブレが現れてしまう。そこで、従来では、このような画像ブレを検出する技術として、例えば、Nフレーム目の画像とN+1フレーム目の画像とを比較して、それらの差異を移動ベクトルとして求め、画像の一部で検出した場合には、被写体ブレが起きていると判断するようにした技術(特許文献1参照)が開示されている。
しかしながら、上述した特許文献のように複数の画像を比較することによって画像ブレを検出するものは、画像ブレを検出する精度が画像の状態に大きく影響されてしまうため、例えば、夕方や夜間又は室内などのように光量の少ない環境下で撮像した場合には勿論、撮像した被写体の動きによっては、画像ブレを抑えた適切な画像を得ることが困難となることがあった。
本発明の課題は、撮像対象の動きに合わせた適切な画像を撮像できるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明は、
撮像手段と、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された動作情報に基づいて前記撮像対象の動作を予測する予測手段と、
前記予測手段により予測された撮像対象の動作に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置である。
撮像手段と、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された動作情報に基づいて前記撮像対象の動作を予測する予測手段と、
前記予測手段により予測された撮像対象の動作に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置である。
本発明によれば、撮像対象の動きに合わせた適切な画像を撮像することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図6を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、撮像装置としてコンパクトカメラに適用した場合を例示したもので、図1は、このカメラで撮像対象(主要被写体)を撮像する場合の様子を例示した図である。すなわち、図1は、撮像対象側に備え付けられその撮像対象の動作を検出する動作検出装置1と、撮像機能を有する撮像装置2とが通信接続された撮像システムにおいて、動作検出装置1によって検出された撮像対象の動作に応じて撮像装置2がその撮像対象を撮像する場合の様子を例示した図である。
(第1実施形態)
まず、図1〜図6を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、撮像装置としてコンパクトカメラに適用した場合を例示したもので、図1は、このカメラで撮像対象(主要被写体)を撮像する場合の様子を例示した図である。すなわち、図1は、撮像対象側に備え付けられその撮像対象の動作を検出する動作検出装置1と、撮像機能を有する撮像装置2とが通信接続された撮像システムにおいて、動作検出装置1によって検出された撮像対象の動作に応じて撮像装置2がその撮像対象を撮像する場合の様子を例示した図である。
動作検出装置1は、撮像対象(主要被写体)に着脱自由に装着されるもので、図示の例は、サッカーボールを蹴る瞬間の選手を撮像対象として、この選手の腰部に動作検出装置1が装着されている場合を示している。なお、図中、“拡大”とは、動作検出装置1を拡大したことを示している。動作検出装置1は、撮像対象の動きを検出するための各種のセンサ(図1では図示省略)を有する小型のウエアラブル・モーションセンサ(センシング端末)であり、撮像対象の任意の箇所に着脱自由に装着可能な装着部1Aを有している。破線の円形は、動作検出装置1の一側面を拡大して示した図で、装着部1Aは、図示のように、人の腰のベルトの部分にクリップで挟むだけの簡単な装着構成であるが、クリップ構成に限らず、撮像対象に着脱自由に固定可能であれば、その構成は問わない。
本実施形態の動作検出装置(センシング端末)1は、撮像対象(主要被写体)に直接装着する場合を例示したが、撮像対象の動作を検出することができれば、撮像対象に備え付けられていなくてもよい。つまり、動作検出装置1は、撮像対象側にあればよく、撮像対象に動作検出装置1を間接的に取り付けるようにしてもよい。この動作検出装置1と撮像装置2とは、無線通信を介して連携可能(送受信可能)となっており、動作検出装置1により検出されたセンシング動作信号は、撮像対象の動作を示す動作情報として撮像装置(コンパクトカメラ)2に逐次送信される。
図2は、動作検出装置1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
動作検出装置1は、制御部11を中核とする構成で、制御部11は、電源部(二次電池)12からの電力供給によって動作し、記憶部13内に格納されている各種のプログラムに応じてこの動作検出装置1の全体動作を制御するもので、この制御部11には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部13は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、図5に示した動作手順に応じて第1実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されている。
動作検出装置1は、制御部11を中核とする構成で、制御部11は、電源部(二次電池)12からの電力供給によって動作し、記憶部13内に格納されている各種のプログラムに応じてこの動作検出装置1の全体動作を制御するもので、この制御部11には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部13は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、図5に示した動作手順に応じて第1実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されている。
制御部11にはその入出力デバイスとして、操作部14、センサ部15、無線通信部16が接続されている。操作部14は、図示省略しているが、電源をオン又はオフする電源スイッチ、検出開始又は終了を指示する検出スイッチなどを有している。センサ部15は、各種のセンサとして、例えば、3軸の加速度センサ・ジャイロセンサ・地磁気センサ(図示省略)を有し、加速度、傾き、方向などを検出する構成で、各センサ特性の違いに応じて、ゆっくりとした動き及び素早い動きなど、あらゆる動作に対応可能な三次元モーションセンサを構成する。なお、動作検出装置1は、その全体が長方形の薄型筐体であり、例えば、筐体の短辺の方向を3軸のX軸方向、筐体の長辺の方向を3軸のY軸方向、筐体の厚さ方向を3軸のZ軸方向としているが、センサ部15を構成する各種のセンサは、3軸に限らないことは勿論である。
このセンサ部15により撮像対象の動作が検出されると、撮像対象の動作に応じて逐次変化するセンシング動作信号は、撮像対象の動作を示す動作情報として、無線通信部16に送られる。無線通信部16は、Bluetooth(登録商標)規格の短距離無線通信機能、又は無線LAN(Local Area Network)機能を構成するもので、センサ部15により検出されたセンシング動作信号(撮像対象の動作を示す動作情報)を逐次発信出力する。
図3は、撮像装置2の基本的な構成要素を示したブロック図である。
制御部21は、電源部(二次電池)22からの電力供給によって動作し、記憶部23内に格納されている各種のプログラムに応じてこの撮像装置2の全体動作を制御するもので、この制御部21には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部23は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、図6に示した動作手順に応じて第1実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ23a、フラグなどのデータを一時記憶するワークメモリ23b、撮影された画像を保存する画像メモリ23cなどを有している。
制御部21は、電源部(二次電池)22からの電力供給によって動作し、記憶部23内に格納されている各種のプログラムに応じてこの撮像装置2の全体動作を制御するもので、この制御部21には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部23は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、図6に示した動作手順に応じて第1実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ23a、フラグなどのデータを一時記憶するワークメモリ23b、撮影された画像を保存する画像メモリ23cなどを有している。
記憶部23は、例えば、SDカード、USBメモリなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては所定のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。また、撮像装置2は、その記憶部23に各種のアプリケーション・プログラムをインストールすることにより様々な処理を実行可能となっている。操作部24は、図示省略しているが、電源オン/オフを行う電源キー、撮像モードと再生モードとを切り替えるモードキー、撮像開始を指示する2段押し(半押し、全押し)形式のレリーズキー、ズームレバー、露出やシャッタースピードなどの撮像パラメータを任意に設定する設定キーなどを備え、制御部11は、この操作部24からの入力操作信号に応じた処理を行う。
表示部25は、高精細液晶ディスプレイなどで、撮像画像(ライブビュー画像)をリアルタイムに表示するモニタ画面(ライブビュー画面)となったり、撮影済み画像を再生する再生画面となったりする。無線通信部26は、Bluetooth(登録商標)規格の短距離無線通信機能、又は無線LAN機能を構成するもので、動作検出装置1より発信出力されたセンシング動作信号を逐次受信取得する。撮像部27は、被写体を高精細に撮影可能なカメラ部を構成するもので、そのレンズユニット27Aは、ズームレンズ27B、フォーカスレンズ(合焦レンズ)27C、絞り・シャッタ27D、撮像素子27Eを有する光学系・機構系を主体とする構成で、制御部21からの指示に応じて、自動焦点調整(AF)、自動露出調整(AE)、撮影開始/終了などを行う。
撮像素子27Eに光学レンズ系からの被写体像が結像されると、光電変換された画像信号(アナログ値の信号)は、デジタル変換などが施されてライブビュー画像として表示部25にモニタ表示される。本実施形態ではレリーズ操作によって撮影が指示されると、制御部21は、撮像された画像に対して必要に応じて、例えば、手ブレ補正、ホワイトバランス、シャープネス、美顔処理などの画像処理を施すようにしているが、この画像処理を撮像部27側で行うようにしてもよい。このような画像処理が施された画像データは、所定のサイズに圧縮された後、撮影画像として記憶部23の画像メモリ(例えば、SDカード)23cに記録保存される。
撮像装置2の制御部21は、動作検出装置1よりセンシング動作信号を、無線通信部26を介して受信取得すると、このセンシング動作信号に基づいて撮像に係る設定を行う。ここで、“撮像に係る設定”とは、レリーズキーの半押し操作に応答して設定される撮像パラメータ、例えば、絞り値、シャッタースピード、ISO感度などに限らず、必要に応じて手ブレ補正処理、ホワイトバランス処理、美顔処理などを実行させる指示も含むもので、本実施形態においては、この“撮像に係る設定”に基づいて撮像手段(撮像機能)を制御するようにしている。なお、“撮像手段(撮像機能)”とは、撮像部27に限らず、制御部21も含み、撮像時から撮像された画像を保存するまでの一連の機能を意味している。
図4は、撮像対象の動作に基づいて、「画質優先」又は「ブレ対策優先」となるように“撮像に係る設定”を変更する場合を説明するための図である。
図4(1)は、静止又はゆっくりと動いている人物を撮像対象(被写体)として撮像する場合を示し、図中のセンシング動作信号は、この場合における撮像対象の動作変化を概念的に示したもので、実際にはそれよりも複雑な動作信号波形となっている。制御部21は、図示のようにセンシング動作信号の振動状態(振動回数と振動強度)を解析することによって被写体ブレが小さいと判断すると、「画質優先」となるように“撮像に係る設定”を変更する。この場合の「画質優先」としては、例えば、ISO感度を低くする設定、シャッタースピードを遅くする設定、美顔処理の実行を指示する設定を行うようにしている。
図4(1)は、静止又はゆっくりと動いている人物を撮像対象(被写体)として撮像する場合を示し、図中のセンシング動作信号は、この場合における撮像対象の動作変化を概念的に示したもので、実際にはそれよりも複雑な動作信号波形となっている。制御部21は、図示のようにセンシング動作信号の振動状態(振動回数と振動強度)を解析することによって被写体ブレが小さいと判断すると、「画質優先」となるように“撮像に係る設定”を変更する。この場合の「画質優先」としては、例えば、ISO感度を低くする設定、シャッタースピードを遅くする設定、美顔処理の実行を指示する設定を行うようにしている。
図4(2)は、サッカーボールを蹴った瞬間の選手を撮像対象として撮像する場合を示し、図中のセンシング動作信号は、この場合における撮像対象の動作変化を概念的に示したもので、実際にはそれよりも複雑な動作信号波形となっている。制御部21は、図示のようにセンシング動作信号の振動状態(振動回数と振動強度)を解析することによって被写体ブレが大きいと判断すると、「ブレ対策優先」となるように“撮像に係る設定”を変更する。この場合の「ブレ対策優先」としては、例えば、ISO感度を高くする設定、シャッタースピードを速くする設定、手ブレ補正を強く処理の実行を指示する設定を行うようにしている。なお、被写体ブレが大きいか小さいかを決める閾値をユーザが任意に設定しておいてもよく、また、「画質優先」、「ブレ対策優先」時における“撮像に係る設定”の値もユーザが任意に選択しておいてもよい。
このように第1実施形態において撮像装置2は、動作検出装置1より取得したセンシング動作信号から対応する撮像モードを判別し、この判別した撮像モードに基づいて“撮像に係る設定”を行うようにしている。ここで、撮像モードとは画質を優先とする設定のモード(画質優先モード)か、ブレ対策を優先とする設定のモード(ブレ対策優先モード)であるが、これに限らず、例えば、「絞り値優先モード」又は「シャッタースピード優先モード」などであってもよい。そして、各撮像モードには、“撮像に係る設定”が予め関連付けられており、センシング動作信号に基づいて撮像モードを判別した際にその撮像モードに対応する“撮像に係る設定”に基づいてその設定を行うようにしている。
次に、第1実施形態における動作検出装置1及び撮像装置2の動作概念を図5及び図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図5は、動作検出装置1の動作概要を説明するためのフローチャートで、電源投入によって実行開始される。
いま、動作検出装置1がその装着部1Aを介して撮像対象の任意の箇所(例えば、人の腰など)に装着されているものとする。ここで、動作検出装置1の電源が投入されると、その制御部11は、検出開始が指示されたか、つまり、操作部14の検出スイッチ(図示省略)が操作されたかを調べる(ステップA1)。いま、検出開始が指示されると(ステップA1でYES)、センサ部15を起動させると共に、このセンサ部15により検出されたセンシング動作信号(撮像対象の動作を示す動作情報)を逐次取得する(ステップA2)。
いま、動作検出装置1がその装着部1Aを介して撮像対象の任意の箇所(例えば、人の腰など)に装着されているものとする。ここで、動作検出装置1の電源が投入されると、その制御部11は、検出開始が指示されたか、つまり、操作部14の検出スイッチ(図示省略)が操作されたかを調べる(ステップA1)。いま、検出開始が指示されると(ステップA1でYES)、センサ部15を起動させると共に、このセンサ部15により検出されたセンシング動作信号(撮像対象の動作を示す動作情報)を逐次取得する(ステップA2)。
そして、取得したセンシング動作信号を無線通信部16に送って逐次発信出力(ステップA3)させた後、検出終了が指示されたか、つまり、操作部14の検出スイッチが再び操作されたかを調べ(ステップA4)、検出終了が指示されるまで上述のステップA2に戻り、以下、上述の動作を繰り返す(ステップA2〜A4)。なお、上述の検出開始又は終了の指示は、検出スイッチの操作に限らず、撮像装置2から検出開始又は終了を指示する信号を受信するようにしてもよい。
図6は、撮像装置2の動作概要を説明するためのフローチャートで、撮像モードに切り替えられた際に実行開始される。
撮像装置2の制御部21は、撮像モードに切り替えられると、撮像部27から取得した画像を表示部25にライブビュー画像としてモニタ表示(ステップB1)させながらレリーズ半押し操作の待ち状態となる(ステップB2)。いま、レリーズ半押し操作が行われると(ステップB2でYES)、自動焦点調整(AF)及び自動露出調整(AE)を撮像部27に対して指示(ステップB3)した後、動作検出装置1より発信出力されているセンシング動作信号を受信取得して(ステップB4)、このセンシング動作信号を解析し(ステップB5)、この解析結果に基づいて各種の“撮像に係る設定”を変更する処理を行う(ステップB6)。
撮像装置2の制御部21は、撮像モードに切り替えられると、撮像部27から取得した画像を表示部25にライブビュー画像としてモニタ表示(ステップB1)させながらレリーズ半押し操作の待ち状態となる(ステップB2)。いま、レリーズ半押し操作が行われると(ステップB2でYES)、自動焦点調整(AF)及び自動露出調整(AE)を撮像部27に対して指示(ステップB3)した後、動作検出装置1より発信出力されているセンシング動作信号を受信取得して(ステップB4)、このセンシング動作信号を解析し(ステップB5)、この解析結果に基づいて各種の“撮像に係る設定”を変更する処理を行う(ステップB6)。
すなわち、センシング動作信号を解析してその振動状態(振動回数と振動強度など)に応じて被写体ブレが小さいと判断すると、図4(1)に示す「画質優先」となるように“撮像に係る設定”を変更し、また、被写体ブレが大きいと判断すると、図4(2)に示す「ブレ対策優先」となるように“撮像に係る設定”を変更する。そして、レリーズ全押し操作の待ち状態となり(ステップB7)、レリーズ全押し操作が行われるまで上述のステップB3に戻り、以下、上述の動作を繰り返す(ステップB3〜B7)。
レリーズ全押し操作が行われると(ステップB7でYES)、シャッタースピードなどの“撮像に係る設定”に基づいて撮像された画像を取得し、この画像に対して、上述のステップB6の“撮像に係る設定”によって実行指示されている画像処理(例えば、美顔処理、手ブレ補正処理など)を施す(ステップB8)。なお、美顔処理は、例えば、人物を検出し、顔、首、腕などの肌色の部分を対象として、画像の露出を補正したり、彩度、明度を補正する処理を行うことによって肌を白くしたりする画像処理である。手ブレ補正処理は、シャッタースピードやISO感度などによる光学的な手ブレ補正ではなく、デジタル的な手ブレ補正を意味し、画像データの中から移動量や特徴を特定して擬似的に手ブレのない画像を得る画像処理である。
次に、この撮像画像に対して現像及び画像圧縮などの画像処理を施して標準的なファイル形式に変換し(ステップB9)、記憶部23の画像メモリ23cに記録保存させる(ステップB10)。そして、撮像モードが解除されたかを調べ(ステップB11)、撮像モードのままであれば(ステップB11でNO)、上述のステップB1に戻り、以下、上述の動作を繰り返すが、撮像モードが解除されると(ステップB11でYES)、図6のフローから抜けて、撮像装置2の全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
以上のように、第1実施形態において撮像装置2は、撮像対象側の動作検出装置1により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を動作検出装置1から取得し、この動作情報に基づいて“撮像に係る設定”を変更すると共に、この“撮像に係る設定”に基づいて撮像手段(撮像機能)を制御するようにしたので、撮像対象の動きに合わせた適切な画像を撮像することができ、被写体ブレによる影響を抑えた画像の撮像が可能となる。
撮像装置2は、動作検出装置1から取得した動作情報から対応する撮像モードを判別し、この判別した撮像モードに基づいて“撮像に係る設定”を行うようにしたので、撮像対象の動作から撮像モードを判別して撮像対象の動作に合った適切な設定が可能となる。
撮像装置2は、動作検出装置1より取得した動作情報に基づいて“撮像に係る設定”を、画質を優先とする設定にするか、ブレ対策を優先とする設定にするかを制御するようにしたので、撮像対象の動作に合わせて適切な画像を得ることができる。
各撮像モードに関連付けられている撮像に係る設定に基づいてその設定を行うようにしたので、撮像モード毎に適切な設定が可能となる。
“撮像に係る設定”は、撮像パラメータ、例えば、絞り値、シャッタースピード、ISO感度などに限らず、必要に応じて手ブレ補正処理、ホワイトバランス処理、美顔処理などを実行させる指示も含めることができ、多彩な設定が可能となる。
更に、第1実施形態においては、撮像対象の動作を検出する検出手段を有する動作検出装置1と、撮像手段を有する撮像装置2とが通信接続された撮像システムであって、動作検出装置1の検出手段により検出された撮像対象の動作を示す動作情報を取得し、この取得した動作情報に基づいて“撮像に係る設定”を行うと共に、この“撮像に係る設定”に基づいて撮像手段を制御するようにしたので、撮像対象の動きに合わせた適切な画像を撮像することができる。
なお、上述した第1実施形態の撮像システムは、撮像装置2が動作検出装置1より動作情報を取得し、この動作情報に基づいて“撮像に係る設定”を行うようにしたが、動作検出装置1側で動作情報を解析し、その解析結果に基づいて“撮像に係る設定”を指示する通知を撮像装置2に送信してその撮像手段を制御するようにしてもよい。
また、上述した第1実施形態においては、撮像対象の動作を示す動作情報に基づいて“撮像に係る設定”を「画質優先」又は「ブレ対策優先」となるようにしたが、これに限らず、例えば、「絞り値優先」又は「シャッタースピード優先」となるようにしてもよい。これによってユーザの所望する表現の画像を撮像することが可能となる。
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態について図7及び図8を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態において撮像装置2は、センシング動作信号を解析してその振動状態(被写体ブレの大きさ)に基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたが、この第2実施形態においては、センシング動作信号を解析することにより繰り返して出現する動作パターンを特定し、この繰り返しパターンに基づいて撮像対象の次の動作を予測し、この予測した動作パターンに基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
以下、この発明の第2実施形態について図7及び図8を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態において撮像装置2は、センシング動作信号を解析してその振動状態(被写体ブレの大きさ)に基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたが、この第2実施形態においては、センシング動作信号を解析することにより繰り返して出現する動作パターンを特定し、この繰り返しパターンに基づいて撮像対象の次の動作を予測し、この予測した動作パターンに基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図7は、第2実施形態の特徴を概念的に説明するための図である。
図7(1)は、動作検出装置1を装着して撮像対象がジョギングしている場合に、その撮像対象の動きに応じて逐次変化するセンシング動作信号(波形信号)を概念的に示した図である。撮像装置2は、動作検出装置1より取得したセンシング動作信号を解析して、繰り返して出現する動作パターン(定期的な動作パターン)を特定し、この定期的な動作パターン(繰り返しパターン)P1に基づいて撮像対象の次の動作パターンP2を予測するようにしている。
図7(1)は、動作検出装置1を装着して撮像対象がジョギングしている場合に、その撮像対象の動きに応じて逐次変化するセンシング動作信号(波形信号)を概念的に示した図である。撮像装置2は、動作検出装置1より取得したセンシング動作信号を解析して、繰り返して出現する動作パターン(定期的な動作パターン)を特定し、この定期的な動作パターン(繰り返しパターン)P1に基づいて撮像対象の次の動作パターンP2を予測するようにしている。
図7(2)、(3)は、上述のようにして予測した行動パターン(予測パターン)P2と、レリーズタイムラグによる遅延時間に基づいて“撮像に係る設定(露光時間の設定)”を変更する場合を例示したもので、図7(2)において、“T11”はレリーズキーが操作されたときのタイミング、“T12”はレリーズタイムラグによる遅延時間、“T13”はレリーズタイムラグ後の実際の露光時間を示している。同様に、図7(3)において、“T21”はレリーズキーが操作されたときのタイミング、“T22”はレリーズタイムラグによる遅延時間、“T23”はレリーズタイムラグ後の実際の露光時間を示している。
予測パターンP2の振動状態から被写体ブレが小さいか大きいかを判断することができるが、いま、図7(2)に示すようにレリーズキーの操作タイミングT11は、被写体ブレが小さいときであるが、レリーズタイムラグT12の後は、予測パターンP2の振動状態から被写体ブレが大きくなると予想されるので、“撮像に係る設定”としてシャッタースピードを標準値よりも速め(露光時間T13を短め)に設定するようにしている。また、図7(3)に示すようにレリーズキーの操作タイミングT11は、被写体ブレが大きいときであるが、レリーズタイムラグT22の後は、予測パターンP2の振動状態から被写体ブレが小さくなると予想されるので、“撮像に係る設定”としてシャッタースピードを標準値よりも遅め(露光時間T23を長め)に設定するようにしている。これによってT23>T13の関係となる。
図8は、第2実施形態において、撮像モードに切り替えられた際に実行開始される撮像装置2の動作概要を説明するためのフローチャートである。
撮像装置2の制御部21は、撮像部27から取得した画像を表示部25にライブビュー画像としてモニタ表示(ステップC1)させながらレリーズ半押し操作の待ち状態となる(ステップC2)。いま、レリーズ半押し操作が行われると(ステップC2でYES)、自動焦点調整(AF)及び自動露出調整(AE)を撮像部27に対して指示(ステップC3)した後、動作検出装置1より発信出力されているセンシング動作信号を受信取得する(ステップC4)。
撮像装置2の制御部21は、撮像部27から取得した画像を表示部25にライブビュー画像としてモニタ表示(ステップC1)させながらレリーズ半押し操作の待ち状態となる(ステップC2)。いま、レリーズ半押し操作が行われると(ステップC2でYES)、自動焦点調整(AF)及び自動露出調整(AE)を撮像部27に対して指示(ステップC3)した後、動作検出装置1より発信出力されているセンシング動作信号を受信取得する(ステップC4)。
そして、このセンシング動作信号を解析することにより(ステップC5)、繰り返して出現する動作パターン(定期的な動作パターン)を特定し(ステップC6)、この定期的な動作パターン(繰り返しパターン)P1を次の動作パターンP2として予測する(ステップC7)。これによって予測した行動パターン(予測パターン)と、レリーズタイムラグによる遅延時間に基づいて“撮像に係る設定(シャッタースピードの設定)”を変更する(ステップC8)。すなわち、図7(2)に示すような場合には、“撮像に係る設定”としてシャッタースピードを速めに変更したり、図7(3)に示すような場合には、“撮像に係る設定”としてシャッタースピードを遅めに変更したりする。
いま、レリーズ全押し操作が行われると(ステップC9でYES)、“撮像に係る設定(シャッタースピード)”に基づいて撮像された画像を取得し、この画像に対して、現像及び画像圧縮などの画像処理を施して標準的なファイル形式に変換して(ステップC10)、記憶部23の画像メモリ23cに記録保存させる(ステップC11)。その後、撮像モードが解除されたかを調べ(ステップC12)、撮像モードのままであれば(ステップC12でNO)、上述のステップC1に戻り、以下、上述の動作を繰り返すが、撮像モードが解除された場合には(ステップC12でYES)、図8のフローから抜けて、撮像装置2の全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
以上のように、第2実施形態において撮像装置2は、撮像対象側の動作検出装置1により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を動作検出装置1から取得し、この動作情報に基づいて撮像対象の動作を予測し、この予測された撮像対象の動作に基づいて“撮像に係る設定”を変更すると共に、この“撮像に係る設定”に基づいて撮像部27を制御するようにしたので、撮像対象の動きに合わせた適切な画像を撮像することができ、被写体ブレによる影響を抑えた画像の撮像が可能となる。
撮像装置2は、予測した動作パターン及びレリーズタイムラグによる遅延時間に基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたので、レリーズ操作後のレリーズタイムラグを考慮して“撮像に係る設定”を変更することができる。
(第2実施形態の変形例1)
なお、上述した第2実施形態において撮像装置2は、センシング動作信号を解析することにより繰り返して出現する動作パターンを特定し、この繰り返しパターンに基づいて撮像対象の次の動作を予測するようにしたが、センシング動作信号を解析することにより動作ベクトルを求め、この動作ベクトルに基づいて撮像対象の動作を予測するようにしてもよい。この場合、センサ部15に、動作検出装置1に現在位置を検出するセンサとしてGPS(Global Positioning System)測位部(図示省略)を設けるようにしてもよい。
なお、上述した第2実施形態において撮像装置2は、センシング動作信号を解析することにより繰り返して出現する動作パターンを特定し、この繰り返しパターンに基づいて撮像対象の次の動作を予測するようにしたが、センシング動作信号を解析することにより動作ベクトルを求め、この動作ベクトルに基づいて撮像対象の動作を予測するようにしてもよい。この場合、センサ部15に、動作検出装置1に現在位置を検出するセンサとしてGPS(Global Positioning System)測位部(図示省略)を設けるようにしてもよい。
図9は、撮像対象の移動方向に基づいて撮像に係る設定を行う場合を説明するための図である。
撮像装置2は、撮像対象がジョギングしている場合に、レリーズの半押し操作が行われると、その撮像対象(走者)の動きに応じて逐次変化するセンシング動作信号(例えば、GPS信号)を動作検出装置1より受信取得して、このセンシング動作信号を解析することにより撮像対象の移動ベクトルを求める。図中、矢印は移動ベクトルを示し、走者の移動方向は、矢印方向(右方向)となる。この移動ベクトルに基づいて“撮像に係る設定”を変更して、例えば、ISO感度、露出やホワイトバランスの設定を行う。これによって撮像対象の動きに合わせた適切な画像を撮像することができる。
撮像装置2は、撮像対象がジョギングしている場合に、レリーズの半押し操作が行われると、その撮像対象(走者)の動きに応じて逐次変化するセンシング動作信号(例えば、GPS信号)を動作検出装置1より受信取得して、このセンシング動作信号を解析することにより撮像対象の移動ベクトルを求める。図中、矢印は移動ベクトルを示し、走者の移動方向は、矢印方向(右方向)となる。この移動ベクトルに基づいて“撮像に係る設定”を変更して、例えば、ISO感度、露出やホワイトバランスの設定を行う。これによって撮像対象の動きに合わせた適切な画像を撮像することができる。
(第2実施形態の変形例2)
上述した変形例(1)において撮像装置2は、センシング動作信号を解析することにより動作ベクトルを求め、この動作ベクトルに基づいて撮像対象の動作を予測するようにしたが、動作検出装置1側でセンシング動作信号を解析して動作ベクトルを求めるようにしてもよい。この場合、撮像装置2は、動作検出装置1より取得した動作ベクトルに基づいて撮像対象の動作を予測するようにしてもよい。これによって撮像装置2ではアプリケーションの簡素化が可能となる。
上述した変形例(1)において撮像装置2は、センシング動作信号を解析することにより動作ベクトルを求め、この動作ベクトルに基づいて撮像対象の動作を予測するようにしたが、動作検出装置1側でセンシング動作信号を解析して動作ベクトルを求めるようにしてもよい。この場合、撮像装置2は、動作検出装置1より取得した動作ベクトルに基づいて撮像対象の動作を予測するようにしてもよい。これによって撮像装置2ではアプリケーションの簡素化が可能となる。
(第3実施形態)
以下、この発明の第3実施形態について図10及び図11を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態において撮像装置2は、動作検出装置1より受信取得したセンシング動作信号を解析してその振動状態に応じた被写体ブレの大きさに基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたが、この第3実施形態においては、撮像対象が移動体(例えば、乗り物など)を利用している場合に、撮像装置2は、動作検出装置1からセンシング動作信号を受信取得すると、このセンシング動作信号を解析して移動体の種類(例えば、電車、自動車など)を特定し、その移動体の種類に基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたものである。この第3実施形態においては、センサ部15に、動作検出装置1の現在位置を検出するセンサとしてGPS測位部(図示省略)を設けるようにしている。ここで、第1及び第3実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
以下、この発明の第3実施形態について図10及び図11を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態において撮像装置2は、動作検出装置1より受信取得したセンシング動作信号を解析してその振動状態に応じた被写体ブレの大きさに基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたが、この第3実施形態においては、撮像対象が移動体(例えば、乗り物など)を利用している場合に、撮像装置2は、動作検出装置1からセンシング動作信号を受信取得すると、このセンシング動作信号を解析して移動体の種類(例えば、電車、自動車など)を特定し、その移動体の種類に基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたものである。この第3実施形態においては、センサ部15に、動作検出装置1の現在位置を検出するセンサとしてGPS測位部(図示省略)を設けるようにしている。ここで、第1及び第3実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図10は、第3実施形態で使用する設定テーブル23dを説明するための図である。
この設定テーブル23dは、撮像装置2の記憶部23内に設けられたもので、「移動体の種類」に対応してその移動体の撮像に適した各種の「撮像パラメータ」を記憶する構成となっている。例えば、設定テーブル23dには“自転車”、“自動車”、“電車”などの「移動体の種類」に対応してその「撮像パラメータ」として“シャッタースピード”、“ホワイトバランス”、“手振れ補正の強さ”などが記憶されている。なお、予めユーザ操作によって「撮像パラメータ」を任意に変更するようにしてもよい。
この設定テーブル23dは、撮像装置2の記憶部23内に設けられたもので、「移動体の種類」に対応してその移動体の撮像に適した各種の「撮像パラメータ」を記憶する構成となっている。例えば、設定テーブル23dには“自転車”、“自動車”、“電車”などの「移動体の種類」に対応してその「撮像パラメータ」として“シャッタースピード”、“ホワイトバランス”、“手振れ補正の強さ”などが記憶されている。なお、予めユーザ操作によって「撮像パラメータ」を任意に変更するようにしてもよい。
図11は、第3実施形態において、撮像モードでの撮像装置2の特徴的な動作を示したフローチャートである。
撮像装置2は、撮像モードにおいて、図6のステップB1〜B2と同様の処理(図示省略)を行う。いま、レリーズ半押し操作が行われると、自動焦点調整(AF)及び自動露出調整(AE)を撮像部27に対して指示(ステップD1)した後、動作検出装置1よりセンシング動作信号を受信取得する(ステップD2)。そして、このセンシング動作信号を解析することにより(ステップD3)、移動体の種類を特定する(ステップD4)。
撮像装置2は、撮像モードにおいて、図6のステップB1〜B2と同様の処理(図示省略)を行う。いま、レリーズ半押し操作が行われると、自動焦点調整(AF)及び自動露出調整(AE)を撮像部27に対して指示(ステップD1)した後、動作検出装置1よりセンシング動作信号を受信取得する(ステップD2)。そして、このセンシング動作信号を解析することにより(ステップD3)、移動体の種類を特定する(ステップD4)。
すなわち、撮像対象の移動速度、揺れ具合(振動状態)、移動軌跡などの移動状態を総合的に判断して、移動体の種類を特定する。例えば、撮像対象の移動速度と揺れ具合(緩やかな振動など)から撮像対象は移動体として自転車を利用していると判定したり、移動速度と移動軌跡(滑らかなカーブなど)から自動車を利用していると判定したりする。このようにして撮像対象が利用している移動体の種類を特定すると、制御部21は、この移動体の種類に基づいて設定テーブル23dを参照し、該当する移動体の種類に対応する各種の撮像パラメータを読み出し(ステップD5)、この撮像パラメータに基づいて“撮像に係る設定”を変更する(ステップD6)。例えば、自転車利用の場合には、撮像対象が乗車しているので、肌色を綺麗にするホワイトバランスを調整する設定を行い、自動車利用の場合には、動きが速く、かつ屋外なので、シャッタースピードを速くする設定を行う。その後、図6のステップB7〜B11と同様の処理を行うためにレリーズ全押し操作の待ち状態となる。
以上のように、第3実施形態において撮像装置2は、撮像対象側の動作検出装置1により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を動作検出装置1から取得し、この動作情報に基づいて移動体の種類を判定し、この移動体の種類に基づいて“撮像に係る設定”を変更すると共に、この“撮像に係る設定”に基づいて撮像手段(撮像機能)を制御するようにしたので、撮像対象が利用している移動体の種類に応じた動きに合わせた適切な画像を撮像することが可能となる。
撮像装置2の制御部21は、判定した移動体の種類に基づいて設定テーブル23dを参照し、その移動体の種類に対応する撮像パラメータを読み出して“撮像に係る設定”を変更するようにしたので、移動体に適した撮像パラメータの設定(撮像に係る設定)を容易に行うことができる。
なお、上述した第2実施形態において撮像装置2は、判定した移動体の種類に基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたが、判定した移動体の種類及び取得した動作を示す動作情報に基づいて“撮像に係る設定”を行うようにしてもよい。これによって更にその設定を精度良く行うことが可能となる。
(第4実施形態)
以下、この発明の第4実施形態について図12を参照して説明する。
なお、上述した第3実施形態において撮像装置2は、動作検出装置1から取得したセンシング動作信号に基づいて移動体の種類を判定し、この移動体の種類に基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたが、この第4実施形態においては、公共性の高い移動体(例えば、電車、バスなど)を撮像対象とした場合に、動作検出装置1からその移動体の種類と共に、そのセンシング動作信号を取得し、この移動体の種類別のセンシング動作信号に基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたものである。ここで、動作検出装置1は、公共性の高い移動体の所定個所に取り付けられたもので、その移動体の種類を示す識別情報(移動体タグ)をその移動体の動きを示すセンシング動作信号と共に送信するようにしている。
以下、この発明の第4実施形態について図12を参照して説明する。
なお、上述した第3実施形態において撮像装置2は、動作検出装置1から取得したセンシング動作信号に基づいて移動体の種類を判定し、この移動体の種類に基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたが、この第4実施形態においては、公共性の高い移動体(例えば、電車、バスなど)を撮像対象とした場合に、動作検出装置1からその移動体の種類と共に、そのセンシング動作信号を取得し、この移動体の種類別のセンシング動作信号に基づいて“撮像に係る設定”を変更するようにしたものである。ここで、動作検出装置1は、公共性の高い移動体の所定個所に取り付けられたもので、その移動体の種類を示す識別情報(移動体タグ)をその移動体の動きを示すセンシング動作信号と共に送信するようにしている。
図12は、第4実施形態において、撮像モードでの撮像装置2の特徴的な動作を示したフローチャートである。
撮像装置2は、撮像モードにおいて、図6のステップB1〜B2と同様の処理(図示省略)を行う。いま、レリーズ半押し操作が行われると、自動焦点調整(AF)及び自動露出調整(AE)を撮像部27に対して指示(ステップE1)した後、動作検出装置1より移動体の種類を示す識別情報(移動体タグ)と共に、その移動体のセンシング動作信号を受信取得し(ステップE2)、この移動体の種類を示す識別情報(移動体タグ)に応じてセンシング動作信号を解析し(ステップE3)、その解析結果に基づいて“撮像に係る設定”を変更する(ステップE4)。
撮像装置2は、撮像モードにおいて、図6のステップB1〜B2と同様の処理(図示省略)を行う。いま、レリーズ半押し操作が行われると、自動焦点調整(AF)及び自動露出調整(AE)を撮像部27に対して指示(ステップE1)した後、動作検出装置1より移動体の種類を示す識別情報(移動体タグ)と共に、その移動体のセンシング動作信号を受信取得し(ステップE2)、この移動体の種類を示す識別情報(移動体タグ)に応じてセンシング動作信号を解析し(ステップE3)、その解析結果に基づいて“撮像に係る設定”を変更する(ステップE4)。
例えば、電車がカーブする場所や駅に停車する場所で撮影者が待ち構えている場合に、取得したセンシング動作信号を解析することによって電車がカーブ又は駅に停車するタイミングを特定した際に、その電車の動作に応じて“撮像に係る設定”を最適化する。また、乗り合いバスの場合には、信号待ち、停留所での発着時に、そのバスの動作に応じて“撮像に係る設定”を最適化する。その後、図6のステップB7〜B11と同様の処理を行うためにレリーズ全押し操作の待ち状態となる。
以上のように、第4実施形態において撮像装置2の制御部21は、撮像対象である移動体側の動作検出装置1により検出された当該移動体の種類を示す情報を動作検出装置1から取得し、この取得した移動体の種類を示す情報に基づいて“撮像に係る設定”を変更すると共に、この“撮像に係る設定”に基づいて撮像手段(撮像機能)を制御するようにしたので、撮像対象である移動体の種類に応じた動きに合わせた適切な画像を撮像することができる。
撮像装置2の制御部21は、撮像対象である移動体側の動作検出装置1により検出された当該移動体の種類を示す情報とその動作を示す動作情報を動作検出装置1から取得し、この取得した移動体の種類を示す情報とその動作を示す動作情報に基づいて撮像に係る設定を行うようにしたので、更にその設定を精度良く行うことが可能となる。
(第5実施形態)
以下、この発明の第5実施形態について図13及び図14を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態において撮像装置2は、1つ撮像対象側に備え付けられている動作検出装置1により動作情報を取得し、この動作情報に基づいて撮像に係る設定を行うようにしたが、この第5実施形態においては、複数の撮像対象の個々に備え付けられている各動作検出装置1により動作情報をそれぞれ取得してそれらを比較し、その比較結果に基づいて何れかの撮像対象を選択して、撮像に係る設定をその選択した撮像対象に合わせるようにしたものである。
以下、この発明の第5実施形態について図13及び図14を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態において撮像装置2は、1つ撮像対象側に備え付けられている動作検出装置1により動作情報を取得し、この動作情報に基づいて撮像に係る設定を行うようにしたが、この第5実施形態においては、複数の撮像対象の個々に備え付けられている各動作検出装置1により動作情報をそれぞれ取得してそれらを比較し、その比較結果に基づいて何れかの撮像対象を選択して、撮像に係る設定をその選択した撮像対象に合わせるようにしたものである。
図13は、複数の撮像対象を撮像装置2で撮像する場合の様子として、サッカーの試合中に複数の選手(撮像対象)X1、X2、X3がボールを奪い合っている場面を撮像する場合を例示した図である。この場合、複数の選手(撮像対象)X1、X2、X3の所定個所(例えば、腰部分)には、動作検出装置1がそれぞれ装着されている。撮像装置2は、複数の選手(撮像対象)X1、X2、X3の各動作検出装置1からセンシング動作信号を受信取得して、それらを比較し、その比較結果に基づいて何れかの撮像対象を選択して、“撮像に係る設定”をその選択した撮像対象に合わせるようにしている。
図14は、第5実施形態において、撮像モードでの撮像装置2の特徴的な動作を示したフローチャートである。
撮像装置2は、撮像モードにおいて、図6のステップB1〜B2と同様の処理(図示省略)を行う。いま、レリーズ半押し操作が行われると、自動焦点調整(AF)及び自動露出調整(AE)を撮像部27に対して指示(ステップF1)した後、複数の動作検出装置1からセンシング動作信号を順次受信取得して(ステップF2)、各センシング動作信号を解析する(ステップF3)。
撮像装置2は、撮像モードにおいて、図6のステップB1〜B2と同様の処理(図示省略)を行う。いま、レリーズ半押し操作が行われると、自動焦点調整(AF)及び自動露出調整(AE)を撮像部27に対して指示(ステップF1)した後、複数の動作検出装置1からセンシング動作信号を順次受信取得して(ステップF2)、各センシング動作信号を解析する(ステップF3)。
そして、制御部21は、この複数の解析結果を比較し、複数の撮像対象の中から特異な動作をしている撮像対象を選択し(ステップF4)、“撮像に係る設定”をその選択した撮像対象に合わせるように“撮像に係る設定”の変更を行う(ステップF5)。図示の例では、複数の選手X1〜X3のうち、最も衝撃の大きい選手(ボールを蹴っている選手)X3を選択し、シャッタースピードを速くするなど、撮像に係る設定をその選手X3に合わせる。また、ジャンプをしている選手を選択した場合にも、シャッタースピードを速くするなど、撮像に係る設定をその選手に合わせる。その後、図6のステップB7〜B11と同様の処理を行うためにレリーズ全押し操作の待ち状態となる。
以上のように、第5実施形態において撮像装置2は、複数の撮像対象の個々に備え付けられている各動作検出装置1により動作情報をそれぞれ取得してそれらを比較し、その比較結果に対応する動作情報に基づいて“撮像に係る設定”を行うようにしたので、複数の撮像対象の中から特異な動作を行っている撮像対象に“撮像に係る設定”を合せることができ、特異な動きに合わせた適切な画像を撮像することができる。
(第5実施形態の変形例1)
なお、第5実施形態において撮像装置2は、複数の撮像対象の動作情報を比較することにより特異な動作を行っている撮像対象を選択するようにしたが、何れからの撮像対象から指示を受けた際に、その撮像対象の動作に“撮像に係る設定”を合せるようにしてもよい。例えば、複数の撮像対象の何れかが、自己の動作検出装置1を手で叩いて大きな振動を与えた場合(合図した場合)に、撮像装置2は、その振動に応じた動作情報を解析することによって叩かれた(合図された)ことを検出すると、その叩いた撮像対象を特定してその撮像対象の動作に“撮像に係る設定”を合せるようにしてもよい。これによって撮像対象の意志をもって“撮像に係る設定”を行うことができる。
なお、第5実施形態において撮像装置2は、複数の撮像対象の動作情報を比較することにより特異な動作を行っている撮像対象を選択するようにしたが、何れからの撮像対象から指示を受けた際に、その撮像対象の動作に“撮像に係る設定”を合せるようにしてもよい。例えば、複数の撮像対象の何れかが、自己の動作検出装置1を手で叩いて大きな振動を与えた場合(合図した場合)に、撮像装置2は、その振動に応じた動作情報を解析することによって叩かれた(合図された)ことを検出すると、その叩いた撮像対象を特定してその撮像対象の動作に“撮像に係る設定”を合せるようにしてもよい。これによって撮像対象の意志をもって“撮像に係る設定”を行うことができる。
その他、上述した各実施形態においては、“撮像に係る設定”に基づいて撮像のタイミングを制御するようにしてもよい。すなわち、撮像対象が特異な動作(ポーズなど)を行ったことをその動作情報を解析することによって検出した際に、自動的にシャッタを制御して自動撮影を行うようにしてもよい。これによって撮像対象の意志をもって自動撮影することが可能となる。
また、上述した各実施形態においては、撮像装置としてカメラに適用した場合を示したが、カメラ機能付きパーソナルコンピュータ・PDA(個人向け携帯型情報通信機器)・
タブレット端末装置・スマートフォンなどの携帯電話機・電子ゲーム機・音楽プレイヤーなどに適用するようにしてもよい。
タブレット端末装置・スマートフォンなどの携帯電話機・電子ゲーム機・音楽プレイヤーなどに適用するようにしてもよい。
また、上述した各実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
撮像手段と、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された動作情報に基づいて前記撮像対象の動作を予測する予測手段と、
前記予測手段により予測された撮像対象の動作に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記設定手段は、前記予測手段により予測された撮像対象の動作及びレリーズタイムラグによる遅延時間に基づいて撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、
前記取得手段により取得された動作情報を解析することによりその動作ベクトルを得る解析手段を、更に備え、
前記予測手段は、前記解析手段により解析された動作ベクトルに基づいて前記撮像対象の動作を予測する、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、
前記取得手段は、前記動作検出装置により検出された動作情報が解析されることによって得られた動作ベクトルを前記動作検出装置から取得し、
前記予測手段は、前記取得手段により取得された動作ベクトルに基づいて前記撮像対象の動作を予測する、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、
撮像手段と、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された動作情報を解析して前記撮像対象である移動体の種類を判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定された移動体の種類に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の撮像装置において、
前記設定手段は、前記判定手段によって判定された移動体の種類、及び前記取得手段により取得された動作を示す動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の撮像装置において、
移動体の種類に対応して、その撮像パラメータを記憶する記憶手段を、更に備え、
前記設定手段は、前記移動体の種類に基づいて前記記憶手段を参照し、その移動体の種類に対応して記憶されている前記撮像パラメータを読み出して撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、
撮像手段と、
撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報を前記動作検出装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された移動体の種類を示す情報に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の撮像装置において、
前記取得手段は、撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報とその動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得し、
前記設定手段は、前記取得手段により取得された移動体の種類を示す情報とその動作を示す動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、
撮像手段と、
複数の撮像対象側の個々に対応する動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置の個々から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の撮像対象の動作情報を比較し、その比較結果に対応して前記取得された動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、
撮像装置における撮像方法であって、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する処理と、
前記取得された動作情報に基づいて前記撮像対象の動作を予測する処理と、
前記予測された撮像対象の動作に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、
撮像装置のコンピュータに対して、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する機能と、
前記取得された動作情報に基づいて前記撮像対象の動作を予測する機能と、
前記予測された撮像対象の動作に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、
撮像装置における撮像方法であって、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する処理と、
前記取得された動作情報を解析して前記撮像対象である移動体の種類を判定する処理と、
前記判定された移動体の種類に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、
撮像装置のコンピュータに対して、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する機能と、
前記取得された動作情報を解析して前記撮像対象である移動体の種類を判定する処理と、
前記判定された移動体の種類に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、
撮像装置における撮像方法であって、
撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報を前記動作検出装置から取得する処理と、
前記取得された移動体の種類を示す情報に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、
撮像装置のコンピュータに対して、
撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報を前記動作検出装置から取得する機能と、
前記取得された移動体の種類を示す情報に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
撮像装置における撮像方法であって、
複数の撮像対象側の個々に対応する動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置の個々から取得する処理と、
前記取得された複数の撮像対象の動作情報を比較し、その比較結果に対応して前記取得された動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、
撮像装置のコンピュータに対して、
複数の撮像対象側の個々に対応する動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置の個々から取得する機能と、
前記取得された複数の撮像対象の動作情報を比較し、その比較結果に対応して前記取得された動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
撮像手段と、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された動作情報に基づいて前記撮像対象の動作を予測する予測手段と、
前記予測手段により予測された撮像対象の動作に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記設定手段は、前記予測手段により予測された撮像対象の動作及びレリーズタイムラグによる遅延時間に基づいて撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、
前記取得手段により取得された動作情報を解析することによりその動作ベクトルを得る解析手段を、更に備え、
前記予測手段は、前記解析手段により解析された動作ベクトルに基づいて前記撮像対象の動作を予測する、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置において、
前記取得手段は、前記動作検出装置により検出された動作情報が解析されることによって得られた動作ベクトルを前記動作検出装置から取得し、
前記予測手段は、前記取得手段により取得された動作ベクトルに基づいて前記撮像対象の動作を予測する、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、
撮像手段と、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された動作情報を解析して前記撮像対象である移動体の種類を判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定された移動体の種類に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の撮像装置において、
前記設定手段は、前記判定手段によって判定された移動体の種類、及び前記取得手段により取得された動作を示す動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の撮像装置において、
移動体の種類に対応して、その撮像パラメータを記憶する記憶手段を、更に備え、
前記設定手段は、前記移動体の種類に基づいて前記記憶手段を参照し、その移動体の種類に対応して記憶されている前記撮像パラメータを読み出して撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、
撮像手段と、
撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報を前記動作検出装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された移動体の種類を示す情報に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の撮像装置において、
前記取得手段は、撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報とその動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得し、
前記設定手段は、前記取得手段により取得された移動体の種類を示す情報とその動作を示す動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、
撮像手段と、
複数の撮像対象側の個々に対応する動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置の個々から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の撮像対象の動作情報を比較し、その比較結果に対応して前記取得された動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、
撮像装置における撮像方法であって、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する処理と、
前記取得された動作情報に基づいて前記撮像対象の動作を予測する処理と、
前記予測された撮像対象の動作に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、
撮像装置のコンピュータに対して、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する機能と、
前記取得された動作情報に基づいて前記撮像対象の動作を予測する機能と、
前記予測された撮像対象の動作に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、
撮像装置における撮像方法であって、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する処理と、
前記取得された動作情報を解析して前記撮像対象である移動体の種類を判定する処理と、
前記判定された移動体の種類に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、
撮像装置のコンピュータに対して、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する機能と、
前記取得された動作情報を解析して前記撮像対象である移動体の種類を判定する処理と、
前記判定された移動体の種類に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、
撮像装置における撮像方法であって、
撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報を前記動作検出装置から取得する処理と、
前記取得された移動体の種類を示す情報に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、
撮像装置のコンピュータに対して、
撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報を前記動作検出装置から取得する機能と、
前記取得された移動体の種類を示す情報に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
撮像装置における撮像方法であって、
複数の撮像対象側の個々に対応する動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置の個々から取得する処理と、
前記取得された複数の撮像対象の動作情報を比較し、その比較結果に対応して前記取得された動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、
撮像装置のコンピュータに対して、
複数の撮像対象側の個々に対応する動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置の個々から取得する機能と、
前記取得された複数の撮像対象の動作情報を比較し、その比較結果に対応して前記取得された動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1 動作検出装置
1A 装着部
11、21 制御部
13、23 記憶部
15 センサ部
16、26 無線通信部
2 撮像装置
27 撮像部
1A 装着部
11、21 制御部
13、23 記憶部
15 センサ部
16、26 無線通信部
2 撮像装置
27 撮像部
Claims (18)
- 撮像手段と、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された動作情報に基づいて前記撮像対象の動作を予測する予測手段と、
前記予測手段により予測された撮像対象の動作に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記設定手段は、前記予測手段により予測された撮像対象の動作及びレリーズタイムラグによる遅延時間に基づいて撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記取得手段により取得された動作情報を解析することによりその動作ベクトルを得る解析手段を、更に備え、
前記予測手段は、前記解析手段により解析された動作ベクトルに基づいて前記撮像対象の動作を予測する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。 - 前記取得手段は、前記動作検出装置により検出された動作情報が解析されることによって得られた動作ベクトルを前記動作検出装置から取得し、
前記予測手段は、前記取得手段により取得された動作ベクトルに基づいて前記撮像対象の動作を予測する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。 - 撮像手段と、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された動作情報を解析して前記撮像対象である移動体の種類を判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定された移動体の種類に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記設定手段は、前記判定手段によって判定された移動体の種類、及び前記取得手段により取得された動作を示す動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。 - 移動体の種類に対応して、その撮像パラメータを記憶する記憶手段を、更に備え、
前記設定手段は、前記移動体の種類に基づいて前記記憶手段を参照し、その移動体の種類に対応して記憶されている前記撮像パラメータを読み出して撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。 - 撮像手段と、
撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報を前記動作検出装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された移動体の種類を示す情報に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記取得手段は、撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報とその動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得し、
前記設定手段は、前記取得手段により取得された移動体の種類を示す情報とその動作を示す動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う、
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。 - 撮像手段と、
複数の撮像対象側の個々に対応する動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置の個々から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の撮像対象の動作情報を比較し、その比較結果に対応して前記取得手段により取得された動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う設定手段と、
前記設定手段により設定された撮像に係る設定に基づいて前記撮像手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 撮像装置における撮像方法であって、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する処理と、
前記取得された動作情報に基づいて前記撮像対象の動作を予測する処理と、
前記予測された撮像対象の動作に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする撮像方法。 - 撮像装置のコンピュータに対して、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する機能と、
前記取得された動作情報に基づいて前記撮像対象の動作を予測する機能と、
前記予測された撮像対象の動作に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。 - 撮像装置における撮像方法であって、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する処理と、
前記取得された動作情報を解析して前記撮像対象である移動体の種類を判定する処理と、
前記判定された移動体の種類に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする撮像方法。 - 撮像装置のコンピュータに対して、
撮像対象側の動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置から取得する機能と、
前記取得された動作情報を解析して前記撮像対象である移動体の種類を判定する処理と、
前記判定された移動体の種類に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。 - 撮像装置における撮像方法であって、
撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報を前記動作検出装置から取得する処理と、
前記取得された移動体の種類を示す情報に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする撮像方法。 - 撮像装置のコンピュータに対して、
撮像対象である移動体側の動作検出装置により検出された当該移動体の種類を示す情報を前記動作検出装置から取得する機能と、
前記取得された移動体の種類を示す情報に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。 - 撮像装置における撮像方法であって、
複数の撮像対象側の個々に対応する動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置の個々から取得する処理と、
前記取得された複数の撮像対象の動作情報を比較し、その比較結果に対応して前記取得された動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う処理と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する処理と、
を含むことを特徴とする撮像方法。 - 撮像装置のコンピュータに対して、
複数の撮像対象側の個々に対応する動作検出装置により検出された当該撮像対象の動作を示す動作情報を前記動作検出装置の個々から取得する機能と、
前記取得された複数の撮像対象の動作情報を比較し、その比較結果に対応して前記取得された動作情報に基づいて撮像に係る設定を行う機能と、
前記設定された撮像に係る設定に基づいて撮像手段を制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。
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