JP2019114888A - 投影装置、投影方法、投影システム - Google Patents

投影装置、投影方法、投影システム Download PDF

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Abstract

【課題】デコーダなどの追加機材を用いずに、ユーザにテストパターンの投影を視認されることなく、再度投影領域を検出する投影装置を提供する。【解決手段】プロジェクタ40は、投影画像の位置を示す較正パターンの羅列模様で構成される第一のパターンを付加する第一の付加手段と、投影画像の位置を示す較正パターンの羅列模様で構成される第二のパターンを付加する第二の付加手段と、第一の付加手段が生成した画像と第二の付加手段が生成した画像とを切り替える表示手段と、影面を撮像する撮像部491と、投影対象の色を指定する投影対象色選択手段と、撮像部で表示手段が投影した第一の付加手段が生成した画像を撮像した撮像画像と第二の付加手段が生成した画像を撮像した撮像画像の両方に基づいて投影対象を検出する投影対象検出部492と、を有する。投影対象検出部の結果に基づいて、入力画像の投影領域を決定する。【選択図】図4

Description

本発明は、投影装置に関するものである。
近年では、プロジェクションマッピングやサイネージなどスクリーン以外に投影する機会が増えている。例えば、建物の壁面や、立方体や球体などの模型への投影も増えている。これらのものは共通して従来のスクリーンへの投影とは異なり、立体への投影となる。
立体物に対し表面を覆うようにマッピングし投影する場合、立体の形状を検知し、立体への投影領域とそれ以外の非投影領域を分けて投影する必要がある。
図1にプロジェクタ10による投影対象102へのマッピング投影の概略図を示す。プロジェクタ10の入力画像104の一部を立体物102の表面にマッピングする場合、投影領域103内でどこに投影対象102があるかを示すマスク画像105が必要である。マスク画像105の白い部分は投影領域103内の投影対象102に対しプロジェクタ10の照射光が当たっている領域を示し、マスク画像105の黒い部分は投影領域103内の照射光が投影対象102に当たっていない領域を示している。このマスク画像105と入力画像104をかけ合わせることによって、投影対象102用のマッピング画像106を生成することが出来る。このマッピング画像106を投影すると、投影対象102の表面を入力画像104の一部でマッピングした立体物107を作ることが出来る。
近年では前記、立体形状に対する投影領域の検知をカメラによる撮像画像から行うことで簡単に立体へのマッピングをする技術が増えてきている。
開示された特許文献1では、カメラをプロジェクタに内蔵している。図2に特許文献1におけるマッピング技術の構成を示す。
特許文献1では図2のように、プロジェクタ20内に光源201とカメラ202を光軸が合うようにハーフミラー203を用いて設置する。このようにすることで、投影領域と撮像領域の位置関係が既知となる。また図2のように、プロジェクタ20とカメラ202の画角が同じである場合、撮像画像から投影領域204における投影対象102の位置関を求めることが出来、マスク画像105を生成することが出来る。
一方、開示された特許文献2では、プロジェクタに対しカメラは外付けである。図3に特許文献2におけるマッピング技術の概要を示す。
図3(a)では特許文献2における構成を示す。
また、図3(b)に外付けカメラ302を用いて、投影対象102と投影領域103の位置関係を示すマスク画像105を生成するフローを示す。
まず、図3(b)の(i)の工程では、投影対象102をカメラ302で撮像した時の撮像領域303から、投影対象102と撮像領域303の位置関係を示すマスク画像304を生成する。この時、撮像領域303からどの物体が投影対象102なのかを判断する為に、ユーザは事前にプロジェクタ10に投影対象102の色を記録する。プロジェクタ10に投影対象102の色を記録することで、プロジェクタ10は撮像領域303からユーザ指定の色を検出し投影対象102が撮像画像の中のどこにあるのかを識別することが出来る。投影対象102にのみ入力画像が投影されるように、例えば撮像領域303内の投影対象102の色の部分の階調を255、それ以外の階調を0とし二値化するなどしてマスク画像304を生成する。
次に図3(b)の(ii)の工程では、プロジェクタ10からある色のテストパターンを投影し撮像した画像から、投影領域103と撮像領域303の位置関係を示すマスク画像305を生成する。
最後に図3(b)の(iii)の工程では、マスク画像304と305から、投影対象102と投影領域103との相対的な位置関係を示すマスク画像105を生成する。
以上のように、特許文献1と2の手法を用いればマスク画像105を生成することが出来、マッピング画像106を生成することが出来る。このマッピング画像106は、投影対象102と投影領域103との位置関係が変わるとずれてしまう為、再度マスク画像105から生成し直す必要がある。
特開2007−312026号公報 特開2011−048364号公報
特許文献2の場合、プロジェクタ10と外付けカメラ302が独立で存在する。その為プロジェクタ10が単独で動いた場合、マスク画像105を生成するのに、再度図3の工程(ii)が必要であり、プロジェクタ10からテストパターンを投影する必要がある。この為、マスク画像105の再生成時にユーザにテストパターンを視認されてしまい、観賞の妨げとなってしまう。
一方、特許文献1では光源201とカメラ202の光軸が一致している為、特許文献2の図3の工程(ii)が不要である。しかし、投影領域204がプロジェクタ20のズームやレンズシフトによって変化した場合、その変化の検出に専用のデコーダが必要であり、追加の機材が必要となってしまう。例えば、レンズが交換できるプロジェクタであった場合、デコーダのそのレンズに対応した設定が必要である。
そこで、本発明は、デコーダなどの追加機材を用いずに、ユーザにテストパターンの投影を視認されることなく、再度投影領域を検出することが出来る投影装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る投影装置は、
投影画像の位置を示す較正パターンの羅列模様で構成される第一のパターンを付加する第一の付加手段と、
投影画像の位置を示す較正パターンの羅列模様で構成される第二のパターンを付加する第二の付加手段と、
前記第一の付加手段が生成した画像と前記第二の付加手段が生成した画像とを切り替える表示手段と、
投影面を撮像する撮像手段と、
投影対象の色を指定する投影対象色選択手段と、
前記撮像手段で前記表示手段が投影した第一の付加手段が生成した画像を撮像した撮像画像と第二の付加手段が生成した画像を撮像した撮像画像の両方に基づいて投影対象を検出する投影対象検出手段と、
を有し、
前記投影領域対象検出手段の結果に基づいて入力画像の投影領域を決定することを特徴とする。
本発明に係る投影装置によれば、デコーダなどの追加機材を用いずに、ユーザにテストパターンの投影を視認されることなく、再度投影領域を検出することができる。
投影対象へのマッピング投影の概略図である。 カメラ内蔵型プロジェクタによるマッピングの概略図である。 外付けカメラプロジェクタによるマッピングの概略図である。 実施例1のブロック図である。 実施例1の画像処理部440内の構成を示したブロック図である。 2次元座標情報パターンの一例を示した図である。 実施例1のフローチャートである。 入力画像に投影対象検出パターンを付加する際のパネル書き換えタイミングを示した図である。 投影領域における投影対象の位置の検出方法を示した概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
なお、本実施例において説明される各機能ブロックは必ずしも個別のハードウェアである必要はない。すなわち、例えばいくつかの機能ブロックの機能は、1つのハードウェアにより実行されても良い。また、いくつかのハードウェアの連係動作により1つの機能ブロックの機能または、複数の機能ブロックの機能が実行されても良い。また、各機能ブロックの機能は、CPUがメモリ上に展開したコンピュータプログラムにより実行されても良い。
実施例1では、入力画像にテストパターンを組み込み、且つそれをカメラで撮像しリアルタイムに投影領域内の投影対象の位置を検出するプロセスを説明する。
実施例1に関わるプロジェクタ40のブロック図を図4に示す。
制御部410は、各部の動作を制御し、例えばマイコン、例えばCPUとメモリ等から構成される。プロジェクタ40を構成する各ブロックへの指示は制御部410からなされる。
RAM411は、ワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納する揮発メモリである。
ROM412は、制御部410により使用されるプログラムや、不図示のガンマ補正部で用いるLUT、各動作ブロックの設定パラメータや工場調整値等のデータを記憶している不揮発メモリである。
操作部413は、ユーザからのプロジェクタ40の操作に関する入力信号を受け付ける。
画像入力部420は、プロジェクタ40に入力される画像を読み込み、解像度、フレームレートなどの画像情報も一緒に取得する。
記録媒体421は、静止画データや動画データ、その他、本実施例のプロジェクタ40に必要な制御データなどを記録することができるものであり、磁気ディスク、光学式ディスク、半導体メモリなどのあらゆる方式の記録媒体であっても良い。着脱可能な記録媒体や、内蔵型の記録媒体であってもよい。
記録再生部422は、記録媒体421から静止画データや動画データを再生する。更に、記録再生部422は、静止画や動画データを制御部410から受信し、記録媒体421に記録する。
光源制御部430は、光源460が出力する光量を制御する。
図5は画像処理部440の内部構成を示した図である。
画像処理部440は、前処理部501、メモリ制御部506、画像メモリ505、後処理部507、出力同期信号生成部512から構成される。
前処理部501、メモリ制御部506、後処理部507、出力同期信号生成部512は、レジスタバス499を介して制御部410と接続されている。また、前処理部501、メモリ制御部506には、画像入力部420からの入力垂直同期信号(以下、IVDと略す)を含んだタイミング信号が入力されている。更には、メモリ制御部506、後処理部507には、出力同期信号生成部512からの出力垂直同期信号(以下、OVDと略す)を含んだタイミング信号が入力されている。
前処理部501は、ヒストグラム取得部502、入力信号変換部503、オフセット・ガンマ補正部504から構成される。
ヒストグラム取得部502は、画像入力部420から入力された入力画像データのヒストグラムを検出する。R,G,B毎に入力画像データの全画素の階調値をヒストグラム化する。もしくは、RGB→Yuvのマトリクス変換によって、輝度値をヒストグラム化してもよい。
入力信号変換部503は、光変調素子470に適した色空間、解像度へ変換する。具体的には、色空間変換、拡大縮小処理を含む表示レイアウトの変換処理を行う。後述の較正パターン生成部508が輝度成分に対する較正パターンを生成する場合には、入力信号変換部503で色空間を輝度・色度成分に変換しておいてもよい。
オフセット・ガンマ補正部504は、入力された画像に対し、オフセットを加え、ガンマ補正を行う。ガンマ補正は1D−LUTを用いた方法でも、計算による変換でもよい。入力信号変換部503によって、入力画像が輝度・色度成分に変換されている場合は、輝度のみガンマ補正を行う。
メモリ制御部506は、IP変換やフレームレート変換などの時間軸上の変換処理や、入力画像のマスキングのために使用される画像メモリ505のメモリアドレスの発行および画像の書き込み・読み出し制御を行う。いずれのケースにおいても、画像メモリ505に対して、IVDに同期して画像の書き込み制御を行い、OVDに同期して画像の読み出し制御を行う。
後処理部507は、較正パターン生成部508、合成部509、カラースペース変換部510、画像補正部511で構成されている。
較正パターン生成部508は、投影映像の投影位置もしくは形状の較正のために必要なパターンを生成する。このパターンは公知のものであってよい。例えば、US8907795で開示されている技術を用いて生成される2次元座標情報をコード化したパターンであってもよい。図6(a)に2次元座標情報をコード化したパターンの一例601を示す。パターン601はパターンの一部602を見ると、単位ブロック毎にユニークなパターンとなっており、図6(b)のように単位ブロック毎にパネルの座標を示す較正パターンで出来ている。これを用いて投影領域内の投影対象の位置を検出する。
この較正パターンを用いると、投影領域よりも撮像画像の画角が小さく、投影対象は撮像出来ていても投影領域全体が撮像出来ていない場合であっても、プロジェクタの入力画像のどこの部分が投影対象に照射されているのか判断することが出来る。従って、デコーダが無くてもプロジェクタのズームやレンズシフトに追従して入力画像と投影対象との位置関係を取得することが出来る。
合成部509は、較正パターン生成部508が生成した較正パターンを所定の階調で入力画像に合成(加算もしくは減算により付与)する。
カラースペース変換部510は、入力信号変換部503で輝度・色度成分に変換している場合に、光変調素子470に適した色空間に変換する。
画像補正部511は、光変調素子470と投影光学系481起因の表示むら(色むら、輝度むら)、ディスクリネーションなどの補正処理を行う。更には、光変調素子470の階調性に合わせた、階調変換やガンマ変換などの画像処理を行う。
出力同期信号生成部512は、出力垂直同期信号(OVD)を生成するブロックである。出力同期信号生成部512は、自身に入力されている不図示のドットクロックのベースとなる基準クロックをカウントしてOVDを生成する。このOVDは、メモリ制御部506による画像メモリ505の読み出しから後処理部507、更には光変調素子制御部450までの処理ブロックを同期化するための基準信号として扱われる。
光変調素子制御部450は、赤色(R),緑色(G),青色(B)の各光変調素子470に電圧を印加し、制御するものであって、各光変調素子470の光強度を変調する。赤色(R)の光変調素子では赤色(R)の光強度を変調する。緑色(G)、青色(B)もそれぞれの色の光強度を変調する。
光源460は、光変調素子470に光を供給する。また、図4には光源460は1つしか描かれていないが、光変調素子470に対し、R、G、B各色に光源を持ち、光源460R、G、B各色を光源制御部430が制御する構成でも良い。また、光源460は複数個あり、投影領域のエリア毎に光量を調整出来る仕様でも良い。
光変調素子470は、光源460から照射された光強度を変調する。
色合成部480は、光変調素子470R、470G、470Bを経た赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光を合成するものであり、例えば、ダイクロイックミラーやプリズムなどからなる。
投影光学系481は、光源460から供給される光が赤色(R),緑色(G),青色(B)の各光変調素子470によって変調されたことで得られる光学像を投影画像として投影する。レンズシフトやズームも投影光学系481で行われる。
撮像部491は、投影光学系481が投射する投影画像を撮像する。また、制御部410の指示により、シャッタースピードや絞りなどの光学パラメータを変更する。
投影対象検出部492は、撮像部491が取得したテストパターンを加算した投影面の撮像画像と、テストパターンを減算した投影面の撮像画像から投影領域内の投影対象の位置を検出する。
マッピングパラメータ生成部493は、投影対象検出部492が算出した投影領域内の投影対象の位置データから画像入力部420の入力画像の内、投影対象に照射される領域以外をマスクする為のパラメータを生成する。また、生成したパラメータは画像処理部440内の画像メモリ505に格納する。
以下に、プロジェクタ40によって投影領域内の投影対象の位置検出をユーザに視認されることなく行い、投影対象へのマッピング画像を生成するまでの一連の流れを説明する。この投影領域内の投影対象の検出はユーザが不図示のリモコンなどにより操作部413にマッピング投影を指示した際に実行される。
図7に実施例1における投影領域内の投影対象の検出をし、入力画像の一部を投影対象にマッピングするまでのフローチャートを示す。
S701では、ユーザは不図示のリモコンなどにより投影対象の色を指示し、操作部413に入力する。本実施例では撮像画像から投影対象を識別する。この識別にS701で指示した投影対象の色情報を使用する。投影対象の色は、例えばRGB各色の階調値で与えても良いし、制御部410の指示によりROM412に格納されたカラーパレットデータを投影面に表示し、カラーパレットから投影対象の色に近い色をユーザに指定させても良い。
S702では、制御部410は、光変調素子470に画像を描画する速度を倍速にする。以下、実施例1ではパネルの駆動を2倍速駆動としたが、2倍以上のn倍(nは整数)でも良い。また、入力画像が静止画の場合は倍速駆動をする必要がない。
S703では、制御部410は画像入力部420に画像が入力されているか確認する。入力画像がある場合S703へ、入力画像が無い場合はマッピング投影を行わない。
S704では、制御部410の指示により、入力信号変換部503は入力画像をRGBからYUVに変換する。これは、投影対象検出パターンを入力画像に加算または減算する際に輝度リニアな領域で合成し、パターンの検出をしやすくする為である。
以下、S705〜S710の間で、投影対象検出パターンを加算または減算した時の投影面の撮像画像をそれぞれ取得するまでの流れを示す。図8にOVDとパネルの書き換えタイミングの概略図を示す。
S705では、制御部410の指示により、合成部509は較正パターン生成部508が生成した投影対象検出パターンを入力画像に加算する。この時、時間T0にて制御部410よりメインフレームでのパネル駆動信号が生成される。この信号を受け、合成部509は投影対象検出パターンを入力画像に加算する。このパターンは入力画像に付加した際に撮像部491が投影対象撮像時にパターンを付加していることが判別出来るくらいの輝度差(ΔY)があれば良い。
また、入力画像にパターンを加算または減算した際にオーバーフローまたはアンダーフローしてしまい加算または減算出来ない場合、入力画像をパターンが付加できるように補正しても良い。例えば、ヒストグラム取得部502で入力画像のヒストグラムを取得し、その輝度ピーク値から、制御部410はパターンが付加出来るか判断し、オフセット・ガンマ補正部504に入力画像の補正を指示しても良い。特に、入力画像をマスクした場合、黒い領域が在る為、そこに投影対象検出パターンを減算出来るようにパターンの輝度分だけ浮かせる。
S706では、光変調素子制御部450はパネル駆動信号を受け、時間T1〜T2間でパネルに生成した投影対象検出パターン加算画像を書きこみ、時間T1〜T4間にて投影する。
S707では、時間T2〜T4間にて撮像部491はパターンを加算した画像の投影時の投影対象を撮像する。
S708では、制御部410の指示により、合成部509は較正パターン生成部508が生成した投影対象検出パターンを入力画像に減算する。この時、時間T3にて制御部410よりサブフレームでのパネル駆動信号が生成される。この信号を受け、合成部509は投影対象検出パターンを入力画像に減算する。このパターンはメインフレーム間の投影時の投影対象の見えとサブフレーム間の投影時の投影対象の見えを時間積分すると、入力画像投影時の投影対象の見えと同じになるように付加する。よって、加算と減算する輝度差ΔY値は同値の方が好ましい。
S709では、光変調素子制御部450はパネル駆動信号を受け、時間T4〜T5間でパネルに生成した投影対象検出パターン減算画像を書きこみ、時間T4〜T6間にて投影する。
S710では、時間T5〜T6間にて撮像部491はパターンを引いた画像の投影時の投影対象を撮像する。
このように投影対象検出パターンを入力画像に付加し表示を切り替えることによってユーザには投影対象の見えが時間積分され、パターンが視認されなくなる。また、撮像部491の駆動をプロジェクタ40の表示と同期させることによりユーザが視認できないパターン付加画像を検出することができる。
S711では、制御部410の指示により、投影対象検出部492はメインフレーム間での撮像画像とサブフレーム間での撮像画像から投影領域内の投影対象の位置データを検出する。図9に撮像画像から投影対象の位置データを検出するまでの概略図を示す。
図9のように投影対象検出パターンを加算したメインフレーム投影時の撮像画像と、減算したサブフレーム投影時の撮像画像の差分画像901は投影領域のみに2次元座標を示すパターン902が残る。この投影領域を示す2次元座標パターン902の内、投影対象の位置を求める為にS701で得た投影対象の色を用いる。投影領域を示す2次元座標パターン902の内、ユーザ指示の投影対象の色で色付いている部分が投影領域に対する投影対象の位置を示す2次元座標データ903である。また、このユーザ指示の色による投影対象の位置検出では、例えば、指定色に対し投影対象検出部492は許容色差を有し、その色差内の色で示された2次元座標データを検出することで投影対象の検出精度を上げるような工夫を行っても良い。以上の工程により、撮像画像から投影対象の位置データを検出することができる。
S712では、制御部410の指示により、マッピングパラメータ生成部493は、前記投影対象の色の2次元座標データ903が示している座標データに当たる部分のみ入力画像を表示し、他の領域をマスクするようなマスク画像904を生成する。このマスク画像データは画像メモリ505に、入力画像のどこを投影対象にマッピングするのかを指示するマッピングパラメータとして格納する。マッピングパラメータは、例えば、2次元マトリックスのようなメモリ構成となる。
S713では、制御部410の指示により、メモリ制御部506にて画像メモリ505に格納されているマッピングパラメータを用いて投影対象に入力画像が投影されるように入力画像をマスクする。このように、投影対象以外の領域の画像はマスクされ、投影対象にのみ入力画像が投影される。
以上の工程により、デコーダなどの追加機材を用いずに、ユーザにテストパターンの投影を視認されることなく、再度投影領域を検出することが出来る。
前述の手法では、プロジェクタ40または投影対象の移動の有無に因らず、フレーム毎に投影対象の位置データを取得していたが、動きを検出してから算出しても良い。例えば、投影対象が動かない場合は、プロジェクタ40に加速度センサを搭載することで、加速度センサからプロジェクタ40の移動有無を判定し、移動したときのみ投影対象の位置データを取得しても良い。
102 投影対象、103 投影領域、40 プロジェクタ、
410 制御部、420 画像入力部、430 光源制御部、
440 画像処理部、450 光変調素子制御部、460 光源、
470 光変調素子、481 投影光学系、491 撮像部、
492 投影対象検出部、493 マッピングパラメータ生成部

Claims (7)

  1. 投影画像の位置を示す較正パターンの羅列模様で構成される第一のパターンを付加する第一の付加手段と、
    投影画像の位置を示す較正パターンの羅列模様で構成される第二のパターンを付加する第二の付加手段と、
    前記第一の付加手段が生成した画像と前記第二の付加手段が生成した画像とを切り替える表示手段と、
    投影面を撮像する撮像手段と、
    投影対象の色を指定する投影対象色選択手段と、
    前記撮像手段で前記表示手段が投影した第一の付加手段が生成した画像を撮像した撮像画像と第二の付加手段が生成した画像を撮像した撮像画像の両方に基づいて投影対象を検出する投影対象検出手段と、
    を有し、
    前記投影領域対象検出手段の結果に基づいて入力画像の投影領域を決定することを特徴とする投影装置。
  2. 入力画像の画素毎のRGB階調値を輝度および色度に変換する第一のカラースペース変換手段と、輝度および色度に変換した画像をRGB階調値に変換する第二のカラースペース変換手段と、をさらに備え、前記第一の付加手段または前記第二の付加手段でパターンを付加する前に前記第一のカラースペース変換手段により画像を変換し、前記第一の付加手段または前記第二の付加手段でパターンを付加した後に前記第二のカラースペース変換手段により画像を変換することを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 入力画像のフレームレートを倍速以上で駆動させるパネル駆動制御手段をさらに備え、前記表示手段は前記フレームレートに則って前記第一の付加手段が生成した画像と前記第二の付加手段が生成した画像とを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  4. 投影装置の移動を検出する加速度センサをさらに備え、前記加速度センサから投影装置の移動を検出し、移動したときのみ前記投影対象検出手段が投影対象の位置を算出することを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  5. 入力画像をマスクするパラメータを生成するマスクパラメータ生成手段と、前記マスクパラメータに則って入力画像をマスクする画像処理手段と、をさらに備え、前記投影対象検出手段が求めた投影対象の位置に基づいて投影対象にのみ入力画像が描写されるようにマスクされた画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  6. 前フレームの前記投影対象検出手段の求めた投影対象の位置情報と、現フレームの投影対象の位置情報の比較から前記投影画像による現フレームにおける投影ズレを検出する投影ズレ検出手段と、をさらに備え、前記投影ズレ検出手段が投影対象とその投影画像がずれた事を検出したときに前記マスクパラメータを生成することを特徴とする請求項5に記載の投影装置。
  7. 投影画像の位置を示す較正パターンの羅列模様で構成される第一のパターンを付加する第一の付加手段と、
    投影画像の位置を示す較正パターンの羅列模様で構成される第二のパターンを付加する第二の付加手段と、
    前記第一の付加手段が生成した画像と前記第二の付加手段が生成した画像とを切り替える表示手段と、
    投影面を撮像する撮像手段と、
    投影対象の色を指定する投影対象色選択手段と、
    前記撮像手段で前記表示手段が投影した第一の付加手段が生成した画像を撮像した撮像画像と第二の付加手段が生成した画像を撮像した撮像画像の両方に基づいて投影対象を検出する投影対象検出手段と、
    を有し、
    前記投影領域対象検出手段の結果に基づいて入力画像の投影領域を決定することを特徴とする画像補正プログラム。
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