JP2019112758A - 下着 - Google Patents

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JP2019112758A
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初子 溝口
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Abstract

【課題】装着のストレスを少なくすることができる下着を提供する。【解決手段】下着1は、大島紬を用いて形成され、ブラジャー、ブリーフ、トランクス、シャツ、ショーツ、ガードル、スリップ、またはランジェリーとすることができる。ブラジャー1は、人体の胸部を保持する左右のカップ体10と、カップ体10を上方から支持する左右の上部支持体20と、カップ体10の下端と連結しつつ左右方向に延びてカップ体10の下端を支持する左右の下部支持体30と、を備え、カップ体10の下端と下部支持体30とは、左右のカップ体10の中間部に行くにしたがって漸次間隔を広げながら離間してカップ体10の下端と下部支持体30との間に開口31を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、下着に関し、特に人体の胸部を保持する左右のカップ体を備える下着に関する。
従来からブラジャーをはじめとする各種の下着が開発されている。例えば、ブラジャーには、人体の胸部の形状が良好に保持されるように各種の工夫が施されているものがあり、例えば、特許文献1に記載された技術が参照される。
特開2000−273705号
しかしながら、ブラジャーをはじめ従来の下着においては、装着がストレスになることがあった。このため、装着のストレスを少なくすることができる下着の開発が強く望まれていた。
本願発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、装着のストレスを少なくすることができる下着を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る下着は、大島紬を用いて形成されることを特徴とする。
本発明によれば、大島紬を用いて形成されることとしたので、しなやかで肌触りが良くしかも軽い下着とすることができ、下着を装着することによる使用者のストレスを少なくすることができる。
前記下着は、ブラジャー、ブリーフ、トランクス、シャツ、ショーツ、ガードル、スリップ、またはランジェリーとすることができる。
前記ブラジャーは、人体の胸部を保持する左右のカップ体と、前記カップ体を上方から支持する左右の上部支持体と、前記カップ体の下端と連結しつつ左右方向に延びて前記カップ体の下端を支持する左右の下部支持体と、を備え、前記カップ体の下端と前記下部支持体とは、前記左右のカップ体の中間部に行くにしたがって漸次間隔を広げながら離間して前記カップ体の下端と前記下部支持体との間に開口を有することとすれば、カップ体および下部支持体により胸部の形状を保持しつつ、カップ体の下端と下部支持体とが中間部に行くにしたがって漸次間隔を広げながら離間することにより胸部の動きが保持されて締め付けも少なく装着のストレスを少なくすることができる。
本発明によれば、装着のストレスを少なくすることができる。
本発明の実施形態に係る下着(ブラジャー)の全体構成を示す正面図である。 同下着(ブラジャー)の全体構成を示す背面図である。 本発明の変形例に係る下着(ブラジャー)の全体構成を示す正面図である。 同下着(ブラジャー)の全体構成を示す背面図である。 他の発明に係る下着(パンティ)の構成を示す図である。 他の発明に係る下着(トランクス)の構成を示す図で、(a)は本発明のトランクスの構成を示す正面図、(b)は従来のトランクスの構成を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施形態を示す下着1より詳しくはブラジャー1の全体構成を示す正面図(図1は、人体の図を省略しているが、人体の胸部にブラジャー1を装着した状態を示す正面図であり、ブラジャー1の前部側のみを示す正面図である(ブラジャー1の後部側を省略した正面図))、図2は同ブラジャーの全体構成を示す背面図である(図2は、人体の図を省略しているが、人体の胸部にブラジャー1を装着した状態を示す背面図であり、ブラジャー1の後部側のみを示す背面図である(ブラジャー1の前部側を省略した背面図))。なお、以下の説明においては、ブラジャーを装着した状態の人体を基準として、前後、左右、上下を定義するものとする。
これらの図を参照して本発明のブラジャー1の概要を説明すると、同ブラジャー1は、人体の胸部より詳しくは女性の胸部を保持し、全体が天然素材より詳しくは大島紬を用いて形成されている。ブラジャー1は、カップ体10、上部支持体20、下部支持体30、連結体40、および締め付け体50を備えている。
カップ体10は、左右に備えられており、カップ状より詳しくはドーム状に前方に突出し人体の胸部を保持する機能を有している。
カップ体10は、左右方向に3つの領域に区画されており、人体の胸部の中央の位置に対応する第1の領域11と、第1の領域11の左右両側に位置する第2の領域12および第3の領域13からなる。
カップ体10は、1枚の生地または数枚の生地を重ねて形成されており第1の領域11のうち第2の領域12に隣接する側端の縁部12a(以下、単に縁部12aとする)および第3の領域13に隣接する側端の縁部13a(以下、単に縁部13aとする)は、上端から下端にかけて帯状体をなす生地を更に重ねて形成されている(縁部12aは、左右のカップ体10の中間部40´と相対的にはなれた位置にあり、縁部13aは、左右のカップ体の中間部40´と相対的に近い位置ある)。縁部12a,13aに更に重ねられた生地は、下方に行くにしたがって幅寸法を漸次増加させている。
上部支持体20は、左右に備えられており、帯状体をなしている。上部支持体20は、端部がカップ体10の上端10aと連結しつつ上方に延びてカップ体10の上端10aを上方から引っ張り上げるように支持している。
また、上部支持体20は、人体に身に着けたときに、人体の肩の相当位置において湾曲しながら後方にターンし他端が人体の背部の相当位置まで延びている。これにより、上部支持体20は、人体の肩に掛け回されることを可能とする。
ここで、上部支持体20は、第1の領域11の左右の縁部12a,13aのうち左右のカップ体10の中間部40´と相対的に離れた位置にある一方の縁部12aの上端から上方に帯状体をなして延びる第1の上部支持体21と、第1の領域11の左右の縁部12a,13aのうち左右のカップ体10の中間部40´と相対的に近くの位置にある他方の縁部13aの上端から上方に帯状体をなして延びる第2の上部支持体22と、を左右に備えている。
第1の上部支持体21は、カップ体10の第1の領域11の一方の縁部12aの更に重ねられた生地と連続して一体に形成されるとともに、第2の上部支持体22は、カップ体10の第1の領域11の他方の縁部13aの更に重ねられた生地と連続して一体に形成されている。
すなわち、第1の上部支持体21と縁部12aとは、一の生地を用いて連続して形成され、第2の上部支持体22と縁部13aとは、一の生地を用いて連続して形成されている。
つまり、第1の上部支持体21および第2の上部支持体22は、下方に行くにしたがって幅寸法を漸次増加させており、第1の上部支持体21および第2の上部支持体22の下端と連続して一体に形成されるカップ体10の縁部12a,13aにおける更に生地を重ねられた部分でも下方に行くにしたがって幅寸法を漸次増加させている。上方から下方にかけての幅寸法の増加率は、第1の上部支持体21および第2の上部支持体22よりもカップ体10の縁部12a,13aにおける更に生地を重ねられた部分の方が、更に大きく設定されている。
このように構成される第1の上部支持体21と第2の上部支持体22は、上端で連結され、該連結した形状が逆V字状に形成、より詳しくは上方に行くにしたがって逆V字状に間隔を漸次減少させながら上端で連結して形成されている。そして、第1の上部支持体21と第2の上部支持体22は、人体に身に着けたときに、逆V字状の上端の位置を人体の胸部の上方であって人体の前部の相当位置に位置させている。そして、更に上部支持体20は、第3の上部支持体23を左右に備えている。
すなわち、第3の上部支持体23は、第1の上部支持体21および第2の上部支持体22がなす逆V字状の上端から上方に延びるとともに、人体に身に着けたときに、人体の肩の相当位置において湾曲しながら後方にターンし人体の背部の相当位置にまで延びている。これにより、第3の上部支持体23は、人体の肩に掛け回されることを可能としている。
上部支持体20より詳しくは第3の上部支持体23の背部の相当位置側には、アジャスター24が設けられており、このアジャスター24の位置を上下に調節することにより、上部支持体20の長さの調節が可能となっている。アジャスター24は、金属以外の材料、例えばプラスチックより好ましくは天然プラスチックを用いて形成することができ、上下方向に移動可能に形成されている。
下部支持体30は、左右に備えられており、帯状体をなしている。下部支持体30は、上端がカップ体10の下端と連結しつつ左右のカップ体10の中間部まで左右方向に曲線状に所定の角度をもって斜め上方に上昇しながら延びており、カップ体10の下端を支持している。
また、下部支持体30は、人体に身に着けたときに、カップ体10の下端から人体の背部の相当位置まで人体に沿って左右方向にまわるように後方に更に延在して形成されており、人体の背部の相当位置において左右の端部30a,30bが離間して形成されている。下部支持体30の離間した端部30a,30bと上部支持体30の他端側とは連結する構成となっている。下部支持体30は、人体の前部の相当位置から背部の相当位置に行くにしたがって幅寸法を漸次増加するように形成されている。下部支持体30の幅寸法の増加率は、人体の前部の相当位置よりも人体の側部および背部の相当位置の方が大きく設定されている。
ここで、上述したカップ体10は、該カップ体10の下端が左右のカップ体10の中間部に行くにしたがって下部支持体30の上端の上昇角度よりも大きい角度をもって斜め上方に曲線状に上昇するように形成されている。そして、カップ体10の下端と下部支持体10の上端とは、カップ体10の側方の端部の下端10bからカップ体10の中央部の下端10cまで連結し、かつ、中央部の下端10cから左右のカップ10の中間部40´に行くにしたがって漸次間隔を広げながら離間している。これにより、カップ体10の下端と下部支持体30との間にはカップ体10の中央部の下端から左右のカップ体10の中間部40´にかけて開口31が形成される。この開口31は、略三角形状に設定されている。
なお、下部支持体30の上端と、第1の上部支持体21と連続して一体に形成されるカップ体10の第1の領域11の一方の縁部12aの下端12a´とは連結する一方で、第2の上部支持体22と連続して一体に形成されるカップ体10の第1の領域11の他方の縁部13aの下端13a´は、開口31の上端に位置し、下部支持体30の上端と開口31を介して離間する構成となっている。
連結体40は、左右のカップ体10の中間部40´に設けられるとともに、左右の下部支持体30の中間部40´´に設けられている。すなわち、連結体40は、左右のカップ体10および左右の下部支持体30を中間部40´,40´´で連結する機能を有するとともに、ブラジャー1の左右のバランスを保持する機能を有している。なお、図からも明らかなように、上述した開口31は、カップ体10の下端と下部支持体30の上端と連結体40に囲まれて略三角形状をなしている。
締め付け体50は、左右に備えられており、帯状体をなしている。締め付け体50は、下部支持体30を人体に締め付ける機能を有している。
締め付け体50は、下部支持体30の離間した左右の端部30a,30bのそれぞれから離間した端部30a,30b間で交差するように左右方向により詳しくは左右方向の斜め下方側に人体に沿ってまわるように前方に延びており、人体に身に着けたときに、長さを人体の背部から人体の前部に至る長さに設定されている。つまり、これら締め付け体50の端部50a,50bは、人体の前部の相当位置まで達しており、人体の前部の相当位置で例えば玉結びや蝶結び等の結び目50´を形成するように結ぶことを可能としている。なお、下部支持体30の前部側の下端には挿通部50´´が設けられている。つまり、締め付け体50は、挿通部50´´に挿通されつつ人体の前部の相当位置まで達しており、挿通部50´´により締め付け体50の絡まりを防止するとともに、締め付け作業を容易に行うことができる。この挿通部50´´は、布材料を用いて形成されるループ状の共布ループが用いられる。
より詳しくは、下部支持体30の離間した左右の端部30a,30bのうち一方の端部30aには、第1の環状体32が設けられるとともに、他方の端部30bには、第2の環状体34が設けられている。
更に第1の環状体32および第2の環状体34は、それぞれ上位置および下位置の少なくとも2箇所に設けられ、締め付け体50は、一本の帯状体の中間部を上位置の第1の環状体32および上位置の第2の環状体34のうちいずれか一方に挿通しながら該環状体32,34に固定される。
そして、締め付け体50は、更に固定された状態で一端部50aを上位置の第1の環状体32および上位置の第2の環状体34のうちいずれか他方に挿通しつつ方向を反転させて、更に一端部50aを下位置の第1の環状体32および下位置の第2の環状体34のうちいずれか一方に挿通しつつ方向を反転させて人体の前部の相当位置まで達するように左右方向により詳しくは左右方向の斜め下方側に延びることとしている。
また締め付け体50は、更に固定された状態で他端部50bを下位置の第1の環状体32および下位置の第2の環状体34のうちいずれか他方に挿通しつつ方向を反転させて人体の前部の相当位置まで達するように左右方向により詳しくは左右方向の斜め下方側に延びることとしている。なお、第1の環状体32および第2の環状体34は、金属以外の材料、例えばプラスチックより好ましくは天然プラスチックを用いて形成されている。また、第1の環状体32および第2の環状体34は、布材料を用いて形成されたループ(共布ループ)32´,34´を介して下部支持体30の離間した左右の端部30a,30bに設けられている。
以上説明したように、本実施形態にあっては、下着1より詳しくはブラジャー1のカップ体10は、下端が左右のカップ体10の中間部40´に行くにしたがって下部支持体30の上昇角度よりも大きい角度をもって斜め上方に曲線状に上昇するとともに、カップ体10の下端と下部支持体30の上端とは、カップ体10の中央部の下端から左右のカップ体10の中間部40´に行くにしたがって漸次間隔を広げながら離間してカップ体10の下端と下部支持体30との間に開口31を有することとしている。これにより、カップ体10および下部支持体30により人体の胸部の形状を保持しつつ、カップ体10の下端と下部支持体30とが中間部40´,40´´に行くにしたがって漸次間隔を広げながら離間することにより胸部の動きが保持されて締め付けも少なく装着のストレスを少なくすることができる。
また、カップ体10は、左右方向に3つの領域に区画され、人体の胸部の中央の位置に対応する第1の領域11と、第1の領域11の両側に位置する第2の領域12および第3の領域13と、からなり、第1の領域11の両側端の縁部12a,13aを上端から下端にかけて帯状体をなす生地12b,13bを更に重ねるとともに、上部支持体20は、第1の領域11の一方の縁部12aの上端から上方に帯状体をなして延びる第1の上部支持体21と、第1の領域11の他方の縁部13aの上端から上方に帯状体をなして延びる第2の上部支持体22と、を左右に有することとしたので、人体の胸部の中央部が第1の上部支持体21と第2の上部支持体22の間に保持されて良好な形状に保持することができる。
更に、第1の上部支持体21は、カップ体10の第1の領域11の一方の縁部12aの更に重ねられた生地と連続して一体とするとともに、第2の上部支持体22は、カップ体10の第1の領域11の他方の縁部13aの更に重ねられた生地と連続して一体とすることとしたので、人体の胸部の中央部が第1の上部支持体21と第2の上部支持体22の間に更に一層保持されて良好な形状に保持することができる。
更にまた、第1の上部支持体21と連続して一体とされるカップ体10の第1の領域11の一方の縁部12aの下端12a´と、下部支持体30の上端と、は連結するとともに、第2の上部支持体22と連続して一体とされるカップ体10の第1の領域11の他方の縁部13aの下端13a´は、開口31の上端に位置し、前記下端13a´は、下部支持体30の上端と開口31を介して離間することとしたので、第1の上部支持体21、第2の上部支持体22、カップ体10、および下部支持体30により人体の胸部の形状を更に一層保持しつつ、前記第1の領域11の他方の縁部13aの下端13a´と下部支持体30の上端とが離間することにより、胸部の自由な動きも保持することができる。
また更に、下部支持体30を人体に締め付ける左右の帯状体をなす締め付け体50を有し、下部支持体30は、カップ体10の下端から人体の背部の相当位置まで更に延在するとともに、人体の背部の相当位置において左右の端部30a,30bが離間し、締め付け体50は、下部支持体30の離間した左右の端部30a,30bのそれぞれから離間した端部30a,30b間で交差するように左右方向に延びて、締め付け体50の端部50a,50bは、人体の前部の相当位置まで至ることとしたので、締め付け体50を左右方向より詳しくは左右方向の斜め下方側に引っ張ったときに、左右の下部支持体30も引っ張られて離間した端部30a,30b間の間隔が狭くなり、下部支持体30を人体に締め付けることができる。また、締め付け体50を、左右方向の斜め下方側に引っ張ることにより、下部支持体30と連結する上部支持体20も下方に引っ張られ、これにより、ブラジャー1の全体を人体に締め付けることができる。更に、人体の前部で締め付け体50の端部50a,50bを結び目50´を形成するように結ぶことができ、締め付け作業を容易に行うことができるとともに、締め付け力の調節も容易に行うことができる。
更に、ブラジャー1は、大島紬を用いて形成することとしたので、しなやかで肌触りが良くしかも軽いブラジャーとすることができ、ブラジャーを装着することによる使用者のストレスを大幅に緩和することができる。大島紬は、通気性、抗菌性に優れ下着の使用にも適している。
すなわち、大島紬とは、世界三大織物の一つであり、鹿児島県奄美大島特産の絹織物より詳しくは紬織物である。大島紬は、主に泥染技法により媒染を行い、先染め、かつ、締機で手作業により織られる織物である。このような大島紬は、使い込まれ、洗濯を繰り返し、着込めば着込む程しなやかさや肌触りが更に向上することが知られており装着時のストレス緩和効果が大きい等ブラジャー等の下着の材料として好適である。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内において種々の変形実施が可能であることは勿論である。
すなわち、例えば、上述した実施形態においては、上部支持体20、下部支持体30、および締め付け体50は帯状体に形成することとしているが、紐状体としても所要の効果を奏する。ただし、上部支持体20、下部支持体30、および締め付け体50は、紐状体とするよりも帯状体とする方がより好適となる。
また、上述した実施形態においては、上部支持体20は、第1の上部支持体21乃至第3の上部支持体23を有することとしているが、図3および図4に示す下着100より詳しくはブラジャー100のように、一の上部支持体120のみとしてカップ体110を上方に引っ張り上げて支持する構成とすることとしても所要の効果を奏する。ただし、上部支持体は、一の上部支持体とするよりも上述した実施形態の如く第1の上部支持体21乃至第3の上部支持体23を有することとする方がより好適となる。
更に、図3(図3は、人体の図を省略しているが、人体の胸部にブラジャー100を装着した状態を示す正面図であり、ブラジャー100の前部側のみを示す正面図である(ブラジャー100の後部側を省略した正面図))および図4(図4は、人体の図を省略しているが、人体の胸部にブラジャー100を装着した状態を示す背面図であり、ブラジャー100の後部側のみを示す背面図である(ブラジャー100の前部側を省略した背面図))に示すブラジャー100のように、左右の上部支持体120は、下部支持体130の上方であって人体の背部の相当位置において交差することとし、上部支持体120の交差する位置を上下方向に調整するアジャスター125を有することとしてもよい。このアジャスター125は、上下方向に移動可能な環状体をなし、環状体に左右の上部支持体120の交差部分を挿通する。なお、アジャスターは、金属以外の材料、例えばプラスチックより好ましくは天然プラスチックを用いて形成することができる。なお、図3に示すように、人体の前部側において左右の上部支持体130にアジャスター126を設けることとしてもよい。
また更に、図3および図4に示すように、下部支持体130の離間した左右の端部130a,130bに締め付け体150の他端部150c,150dを固定するとともに、下部支持体130の離間した左右の端部130a,130bのそれぞれから該端部130a,130b間の下方で交差するように左右方向により詳しくは左右方向の斜め下方側に延びて、長さを人体の背部から人体の前部に至る長さに設定されることとして、人体の前部相当位置で結び目150´を形成することとしても所要の効果を奏する。なお、下部支持体130の前部側の下端には挿通部150´´が設けられている。つまり、締め付け体150は、挿通部150´´に挿通されつつ人体の前部の相当位置まで達しており、挿通部150´´により締め付け体150の絡まりを防止するとともに、締め付け作業を容易に行うことができる。この挿通部150´´は、布材料を用いて形成されるループ状の共布ループが用いられる。
また、上述した実施形態にあっては、大島紬を用いて下着1より詳しくはブラジャー1を形成することとしているが、コットン(綿)、麻等の他の天然素材を用いて形成することとしても所要の効果を奏する。ただし、コットン(綿)、麻等を用いてブラジャー1を形成するよりも、大島紬を用いてブラジャー1を形成する方がより好適となる。
更に、上述した実施形態にあっては、下着1をブラジャー1とすることとしているが、下着1をブリーフ、トランクス、シャツ、ショーツ、ガードル、スリップ、またはランジェリーとして大島紬を用いて形成することとしてもよい。この場合にあってもしなやかで肌触りが良くしかも軽い下着1とすることができ、下着1を装着することによる使用者のストレスを少なくすることができる。
以上説明した本発明の下着1,100より詳しくはブラジャー1,100は、上記からも明らかなように天然の素材を用いて形成されるとともに、ワイヤー等の金属やゴム等を用いずに形成される。本発明のブラジャー1,100は、ワイヤーやゴム等を用いずとも胸部の形状を保持することができ、装着のストレスを少なくすることができる。
[他の発明]
図5に示すように、下着200より詳しくはパンティ200を形成する際に、一枚の布地を股間の相当位置210で連続するパンティの展開した形状200aに型取りして形成し、側端部220のみで縫い合わせる。これにより、股間の相当位置210において縫い合わせることを省略することができ、該股間の相当位置210における縫い目を無くすことができる。このように股間の相当位置210における縫い目を無くすことにより、衣服を身に着けたときにパンティの縫い目が衣服に浮き出ることを確実に防止することができる。
また、図6(a)に示すように、下部に人体の脚部が挿通される一対の脚部挿入口310を有するとともに、上部に人体の胴部を挿入して保持する胴部挿入口320を有する下着300より詳しくはブリーフ300において、脚部挿入口310の前部の下端310aは、内側から外側に行くにしたがって斜め上方に漸次上昇するように形成することにより、例えば着席等したときにブリーフ300が人体の臀部に引っ張られて、脚部挿入口310の前部の下端310aの位置を人体の脚部の付け根の相当位置に設定することが可能となる(図から明らかなように脚部挿入口310の後部の下端310bは、左右方向に延びている)。
すなわち、図6(b)に示すように、従来の下着400より詳しくはブリーフ400においては、脚部挿入口410の前部の下端410aは、内側から外側に行くにしたがって略水平に伸びており、着席等したときに脚部挿入口410の前部の下端410aの位置が人体の脚部の付け根よりも前方の位置(脚部の上部)に設定され、着席等したときに突っ張り感があり違和感があると指摘されていた。
ブリーフ300を図6(a)のように形成することで、突っ張り感による違和感を低減し履き心地を向上させることができる。
上記の下着300より詳しくはブリーフ300は、大島紬を用いて形成され、しなやかで肌触りが良くしかも軽い下着300とすることができ、下着300を装着することによる使用者のストレスを少なくすることができる。
本発明は、装着のストレスを少なくすることができる下着を提供することができ、下着業界の発展に大きく貢献する。
1:下着(ブラジャー)
10:カップ体
10a:上端
10b:端部の下端
10c:中央部の下端
11:第1の領域
12:第2の領域
12a:縁部
12a´:下端
13:第3の領域
13a:縁部
13a´:下端
20:上部支持体
21:第1の上部支持体
22:第2の上部支持体
23:第3の上部支持体
24:アジャスター
30:下部支持体
30a,30b:端部
31:開口
32:第1の環状体
32´:ループ
34;第2の環状体
34´:ループ
40:連結体
40´:左右のカップ体の中間部
40´´:左右の下部支持体の中間部
50:締め付け体
50´:結び目
50´´:挿通部
100:下着(ブラジャー)
120:上部支持体
125,126:アジャスター
130:下部支持体
150:締め付け体
200:下着(パンティ)
210:股間の相当位置
220:側端部
300:下着(トランクス)
310:脚部挿入口
320:胴部挿入口
400:従来の下着(トランクス)
410:脚部挿入口

Claims (2)

  1. 大島紬を用いて形成されることを特徴とする下着。
  2. ブラジャー、ブリーフ、トランクス、シャツ、ショーツ、ガードル、スリップ、またはランジェリーとすることを特徴とする請求項1に記載の下着。
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