JP2019111948A - 車両用情報表示装置 - Google Patents

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【課題】より一層適切な警告情報の表示を行うことができる車両用情報表示装置を提供する。【解決手段】車両用情報表示装置1は、車両運転者に注意喚起する警告情報を表示する表示部13〜15と、車両運転者の視線方向を認識する視線認識部16と、視線認識部16により認識された視線方向が正面方向である場合と、当該視線方向が正面方向でない場合とで、表示部13〜15による警告情報の表示態様を変化させる制御部10とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用情報表示装置に関する。
従来、車両運転者が視認可能なように車内へ複数の表示部を設置し、運転者の視線方向を認識して視線方向に近い表示部に、運転者に注意喚起する警告情報を表示する車両用情報表示装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この車両用情報表示装置によれば、視線方向に近い表示部に警告情報が表示されるため、表示した警告情報に運転者が気付かない可能性を低減することができる。
特開2017−97687号公報
しかし、特許文献1に記載の車両用情報表示装置は、運転者が正面を視認しており警告情報を表示する必要性が低い場合においても通常の通り警告情報が表示されてしまう。このため、適切な表示を行っているとは言い難いものであった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、より一層適切な警告情報の表示を行うことができる車両用情報表示装置を提供することにある。
かかる課題を解決するために、本発明は、表示部と、視線認識部と、制御部とを備えた車両用情報表示装置である。表示部は、車両運転者に注意喚起する警告情報を表示するものである。視線認識部は、車両運転者の視線方向を認識するものである。制御部は、視線認識部により認識された視線方向が正面方向であると判断された場合とそうでないと判断された場合とで、警告情報の表示態様を変化させる。なお、ここでいう正面方向とは、アイリプス中心から車両真正面方向に対して所定角度範囲内をいう。
本発明によれば、認識された視線方向が正面方向である場合とそうでない場合とで警告情報の表示態様を変化させるため、車両運転者(以下単に運転者という)が正面を視認している場合には、例えば警告情報を目立ち難い表示にしたり、警告情報を表示しなかったりすることで、警告情報を表示する必要性が低い場合に応じた表示とすることができる。一方、運転者が正面を視認していない場合には、例えば警告情報を目立ち易い表示にすることで、警告情報を表示する必要性が高い場合に応じた表示とすることができる。従って、より一層適切な警告情報の表示を行うことができる。
本実施形態に係る車両用情報表示装置の構成を示すブロック図である。 情報テーブルの一例を示す概念図である。 本実施形態に係る車両用情報表示装置の情報表示に関する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、本実施形態に係る車両用情報表示装置の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る車両用情報表示装置1は、運転者に注意喚起する警告情報の表示を行う装置である。
この車両用情報表示装置1は、制御部10と、記憶部11と、入力部12と、複数の表示部13〜15と、視線認識部16とを主体に構成されている。
制御部10は、車両用情報表示装置1の全体を制御するものであり、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータである。CPUは、制御プログラムに従い、各種の制御を行う。ROMは、CPUが実行するプログラム、又はそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAMは、CPUがプログラムを実行する際の作業領域である。
記憶部11は、例えばハードディスク装置や不揮発メモリ等の記憶装置で構成されている。この記憶部11には、情報テーブル11aが格納されている。
図2は、情報テーブル11aの一例を示す概念図である。情報テーブル11aは、警告情報毎に、優先度と警告情報の表示先となる表示部13〜15の情報との関係を規定したテーブルである。同図において、「A」〜「H」は、運転者に表示する各種の警告情報を示し、全部で8つの警告情報A〜Hについての関係が示されている。ここで、優先度はその数値が小さいもの程、優先度の高い情報であることを示している。
制御部10は、この情報テーブル11aを参照することで、各警告情報A〜Hについて、その優先度と表示先の表示部13〜15とを把握することができる。例えば、警告情報Aは、優先度が「1」で(優先度の最も高い情報)、その情報の表示先がHUD(Head-Up Display)13であることが分かる。
さらに、情報テーブル11aは、運転者が正面を視認している場合に表示の必要性がある警告情報か、表示の必要性がない警告情報であるかを示す表示必要性情報を記憶している。具体的に情報テーブル11aは、「正面視認時の表示必要性」の項目に、警告情報A,B,F,Eについて「有」と記憶し、警告情報D,C,G,Hについて「無」と記憶している。
加えて、情報テーブル11aは、運転者が正面を視認している場合にタイミング調整の必要性がある警告情報か、タイミング調整の必要性がない警告情報であるかを示す調整必要性情報を記憶している。具体的に情報テーブル11aは、「正面視認時のタイミング調整必要性」の項目に、警告情報A,Fについて「有」と記憶し、警告情報B,Eについて「無」と記憶している。なお、警告情報D,C,G,Hについては、運転者の正面視認時に表示する必要性がない(すなわち表示しない)ことから、表示タイミングに関する調整必要性情報が記憶されていない。
図1を参照する。入力部12は、制御部10と車両側の各種制御装置(ECU:Electric Control Unit)等との間の通信を行うためのインターフェースであり、例えばCAN(Controller Area Network)規格に対応している。この入力部12を介して、運転者に対して表示する警告情報が入力される。
ここで、運転者に表示する警告情報としては、車両の横滑り警告、シートベルト解離警告、前方衝突警告、ETCゲート接近警告、燃料低下警告、信号の接近警告、踏切の接近警告、標識(規制標識、警戒標識及び案内標識等)警告等が挙げられる。
青信号の接近警告や標識警告については、例えば図2に示す警告情報Dに該当し、運転者の正面視認時には表示する必要性がない情報となる。また、例えば黄信号の接近警告については、例えば図2に示す警告情報Bに該当し、運転者の正面視認時において表示する必要性があるが、タイミング調整する必要性がない情報となる。さらに、赤信号の接近警告や踏切の接近警告については、例えば図2に示す警告情報Aに該当し、運転者の正面視認時において表示する必要性があると共にタイミング調整する必要性がある情報となる。
図1を参照する。複数の表示部13〜15は、車内において運転者が視認可能に複数箇所に設けられたものである。このような複数の表示部13〜15の1つであるHUD13は、運転者に情報を表示する表示部であり、具体的には、ウインドシールドやコンバイナに映像を投影することにより、虚像による遠方表示を通じて所定の情報を運転者に視認させる装置である。運転者は、HUD13から照射される光の像と、ウインドシールド等を通して見える車両前方の風景とを重ね合わせた状態で同時に視認することができる。
また、複数の表示部13〜15の1つであるMID(Multi Information Display)14は、運転者に情報を表示する表示部であり、具体的には、メータユニットにおいて各種の計器とともに配設され、所定の情報を表示するディスプレイである。このMID14は、主として車両に関する情報(各種の警告や車両状態など)の表示に供される。
さらに、複数の表示部13〜15の1つである車載ディスプレイ15は、運転者に情報を表示する表示部であり、具体的には、インストルメントパネルの中央に配設されて、所定の情報を表示するディスプレイである。この車載ディスプレイ15は、主としてマルチメディア機器やナビゲーションシステムの利用に供される。
視線認識部16は、運転者の視線方向を認識するものであり、カメラ16a及び画像処理部16bを主体に構成される。カメラ16aは、運転者の顔を含む領域を所定の周期で撮像する。カメラ16aにより撮像された画像データは、画像処理部16bに出力される。画像処理部16bは、カメラ16aから入力される画像データに周知の画像処理技術を適用して、運転者の視線方向を認識する。画像処理部16bによる認識結果(運転者の視線方向)は、制御部10に出力される。
ここで、本実施形態では以下の2つの特徴を有している。第1に、制御部10は、入力部12に警告情報が入力された場合、複数の表示部13〜15のいずれかを制御して、入力された警告情報の表示を行う。この場合、制御部10は、情報テーブル11aを参照して入力部12に入力された警告情報の表示先となる表示部13〜15を特定する。そして、制御部10は、視線認識部16によって認識された運転者の視線方向に基づいて、当該特定した表示部13〜15に対して運転者の視線が向いていないことを判定した場合には、運転者の視線方向に存在する表示部13〜15(視線方向に最も近い表示部13〜15)に、入力部12に入力された警告情報を表示する。
特に、本実施形態において制御部10は、特定した表示部13〜15に対して運転者の視線が向いていないことに加え、入力部12に入力された情報の優先度が予め定められた基準優先度よりも高いことを判定した場合に、運転者の視線方向に存在する表示部13〜15に、入力部12に入力された警告情報を表示する。例えば基準優先度は「2」であった場合、これよりも優先度が高い警告情報、すなわち優先度が「1」に該当する警告情報について上記の制御が行われる。
第2に、制御部10は、視線認識部16により認識された視線方向が正面方向である場合と、当該視線方向が正面方向でない場合とで、表示部13〜15による警告情報の表示態様を変化させる。
例えば制御部10は、表示必要性情報が「無」である警告情報について、視線認識部16により認識された視線方向が正面方向である場合に警告情報を非表示とする。一方、制御部10は、当該視線方向が正面方向でない場合には、通常の通り警告情報を表示させる。
この制御によれば、運転者が正面を視認しており、警告情報を表示しなくとも既に警告原因を認識済みである可能性が高い場合に、警告情報を非表示として適切な警告情報の表示を行うことができる。
さらに、制御部10は、タイミング調整必要性情報が「有」である警告情報について、視線認識部16により認識された視線方向が正面方向でない場合の警告情報の表示タイミングを、当該視線方向が正面方向である場合の警告情報の表示タイミングよりも早くする。
この制御によれば、運転者が正面を視認しておらず警告原因を認識している可能性が低い場合に、警告情報を早期に表示して、運転者に警告原因に対応する時間を与える適切な警告情報の表示を行うことができる。
なお、制御部10は、視線方向が正面方向である場合の警告情報の表示タイミングを、当該視線方向が正面方向でない場合の警告情報の表示タイミングよりも遅くするようにしてもよい。この場合、運転者が正面を視認しており、警告情報を表示しなくとも既に警告原因を認識済みである可能性が高い場合に、警告情報の表示タイミングを遅くして適切な警告情報の表示を行うことができるからである。
図3は、本実施形態に係る車両用情報表示装置1の情報表示に関する処理を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、制御部10によって実行される。
まず、制御部10は、入力部12に警告情報が入力されたか否かを判断する(S10)。入力部12に警告情報が入力されていないと判断した場合(S10:NO)、入力されたと判断されるまで、この処理が繰り返される。一方、入力部12に警告情報が入力されたと判断した場合(S10:YES)、制御部10は、情報テーブル11aを参照し、入力部12に入力した警告情報の優先度と、警告情報の表示先となる表示部13〜15を特定する(S11)。
次いで、制御部10は、視線認識部16により認識された運転者の視線方向の情報を取得する(S12)。その後、制御部10は、表示対象となる警告情報(ステップS10にて入力された警告情報)が、運転者の正面視認時に表示の必要性があるものかを判断する(S13)。この処理において、制御部10は、情報テーブル11aの表示必要性情報を参照して、警告情報について正面視認時に表示の必要性があるものかを判断する。
正面視認時に表示の必要性がないものであると判断した場合(S13:NO)、すなわち表示必要性情報が「無」である場合、制御部10は、ステップ12にて取得した視線方向の情報に基づいて、運転者が正面を視認しているかを判断する(S14)。運転者が正面を視認していると判断した場合(S14:YES)、図3に示す処理は終了する。すなわち、運転者が正面を視認しており、警告原因に気付いている可能性が高いため、表示を行うことなく、処理を終了する。一方、運転者が正面を視認していないと判断した場合(S14:NO)、処理はステップS18に移行する。
ところで、正面視認時に表示の必要性があるものであると判断した場合(S13:YES)、すなわち表示必要性情報が「有」である場合、制御部10は、表示対象となる警告情報(ステップS10にて入力された警告情報)が、運転者の正面視認時にタイミング調整の必要性があるものかを判断する(S15)。正面視認時にタイミング調整の必要性がないものであると判断した場合(S15:NO)、すなわち調整必要性情報が「無」である場合、処理はステップS18に移行する。
一方、正面視認時にタイミング調整の必要性があるものであると判断した場合(S15:YES)、すなわち調整必要性情報が「有」である場合、制御部10は、ステップ12にて取得した視線方向の情報に基づいて、運転者が正面を視認しているかを判断する(S16)。運転者が正面を視認していると判断した場合(S16:YES)、処理はステップS18に移行する。すなわち、運転者が正面を視認しており、警告原因に気付いている可能性が高いため、通常のタイミングで警告情報を表示することとなる。
一方、運転者が正面を視認していないと判断した場合(S16:NO)、制御部10は、警告情報を表示タイミングが早くなるように設定する(S17)。その後、処理はステップS18に移行する。
ステップS18において、制御部10は、警告情報の優先度が基準優先度よりも高いかを判断する(S18)。例えば基準優先度を「2」とした場合には、情報テーブル11aにおいて「1」が記述された警告情報が、基準優先度よりも優先度の高い情報となる。警告情報の優先度が基準優先度よりも高いと判断した場合(S18:YES)、制御部10は、ステップS12において取得された視線方向が、ステップS11において特定された表示部13〜15に最も近いかを判断する(S19)。
視線方向が特定された表示部13〜15に最も近いものではないと判断した場合(S19:NO)、すなわち視線方向が他の表示部13〜15に近い場合、制御部10は、視線方向に最も近い他の表示部13〜15に警告情報を表示させる(S20)。このとき、ステップS17の処理において表示タイミングが早期化されている場合、制御部10は、警告情報を早めのタイミングで表示させる。その後、図3に示す処理は終了する。
また、警告情報の優先度が基準優先度よりも高くないと判断した場合(S18:NO)、及び、視線方向が特定された表示部13〜15に最も近いと判断した場合(S19:YES)、制御部10は、情報テーブル11aに規定される表示部13〜15に対して警告情報を表示させる(S21)。その後、図3に示す処理は終了する。
このような一連の処理により、車両用情報装置1は、例えば以下に示すように動作する。例えば、警告情報Aが赤信号の接近警告であり、運転者が正面を視認していない場合、警告情報Aの表示タイミングは早期化されると共に、HUD13に限らず、運転者の視線方向に近い表示部13〜15に警告情報Aが表示される。また、例えば警告情報Dが青信号の接近警告であり、運転者が正面を視認している場合、警告情報Dは表示されないこととなる。
このようにして、本実施形態に係る車両用情報表示装置1によれば、認識された視線方向が正面方向である場合とそうでない場合とで警告情報の表示態様を変化させるため、運転者が正面を視認している場合には、例えば警告情報を目立ち難い表示にしたり、警告情報を表示しなかったりすることで、警告情報を表示する必要性が低い場合に応じた表示とすることができる。一方、運転者が正面を視認していない場合には、例えば警告情報を目立ち易い表示にすることで、警告情報を表示する必要性が高い場合に応じた表示とすることができる。従って、より一層適切な警告情報の表示を行うことができる。
また、視線方向が正面方向である場合に警告情報を非表示にし、当該視線方向が正面方向でない場合に警告情報を表示させる。このため、運転者が正面方向を視認しており、正面方向の警告原因に気付いているときに警告情報を非表示することとなり、不要な警告情報の表示を省略してより一層適切な警告情報の表示につなげることができる。
また、視線方向が正面方向でない場合の警告情報の表示タイミングを、当該視線方向が正面方向である場合の警告情報の表示タイミングよりも早くする。このため、運転者が正面方向を視認していない場合には、早めの警告情報の表示が行われ、運転者が警告情報を認識して車両の運転操作を行うための時間を与えることができる。従って、より一層適切な警告情報の表示を行うことができる。
また、複数の表示部13〜15のうち運転者の視線方向から最も近い方向に存在する表示部13〜15に対して警告情報を表示させるため、運転者が見ていない方向の表示部13〜15に警告情報を表示してしまう事態を防止することができる。特に、1回の視線方向の認識結果に基づいて、正面方向を視認している場合とそうでない場合とで表示態様を変化させる処理と、視線方向に近い方向の表示部に警告情報を表示させることの処理とを行うことができ、視線方向を利用したより一層適切な警告情報の表示を行うことができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、周知及び公知の技術を組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態においては、3つの表示部にて情報を表示する手法を示したが、表示部の個数は複数であればよい。
また、上記実施形態において警告情報は入力部12を通じて入力されるが、これに限らず、車両用情報表示装置1が警告判断機能を備えており、自ら警告情報を発生させる構成であってもよい。
さらに、上記実施形態においてはステップS14において「NO」と判断された場合、処理はステップS18に移行するが、これに限らず、ステップS15又はステップS17に移行してもよい。すなわち、表示必要性情報「無」である警告情報についても表示タイミングが早期化されるようになっていてもよい。
加えて、運転者が正面を視認していない場合に表示タイミングが早期化される場合に限らず、運転者が正面を視認している場合に表示タイミングを遅らせるようにしてもよい。さらに、表示タイミングが早期化される場合には、これに合わせて表示音のタイミングについても早期化することが好ましい。遅らせる場合も同様である。
また、上記実施形態では、正面を視認している場合とそうでない場合とで、表示/非表示とを切り換えると共に、タイミングを調整しているが、これに限らず、いずれか一方のみを行うようにしてもよい。
1 車両用情報表示装置
10 制御部
11 記憶部
11a 情報テーブル
12 入力部
13〜15 表示部
13 HUD(表示部)
14 MID(表示部)
15 車載ディスプレイ(表示部)
16 視線認識部
16a カメラ
16b 画像処理部

Claims (4)

  1. 車両運転者に注意喚起する警告情報を表示する表示部と、
    前記車両運転者の視線方向を認識する視線認識部と、
    前記視線認識部により認識された視線方向が正面方向である場合と、当該視線方向が正面方向でない場合とで、前記表示部による前記警告情報の表示態様を変化させる制御部と、
    を備えることを特徴とする車両用情報表示装置。
  2. 前記制御部は、前記視線認識部により認識された視線方向が正面方向である場合に前記警告情報を非表示とし、当該視線方向が正面方向でない場合に前記警告情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用情報表示装置。
  3. 前記制御部は、前記視線認識部により認識された視線方向が正面方向でない場合の前記警告情報の表示タイミングを、当該視線方向が正面方向である場合の前記警告情報の表示タイミングよりも早くする
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の車両用情報表示装置。
  4. 前記表示部は、車両運転者が視認可能に複数箇所に設けられ、
    前記制御部は、前記警告情報を表示させる場合において、複数の前記表示部のうち前記車両運転者の視線方向から最も近い方向に存在する表示部に対して、前記警告情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用情報表示装置。
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