JP2019111871A - 農業用マルチコプター - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に作業を行うことができる農業用マルチコプターを提供する。【解決手段】農業用マルチコプターは、本体と、本体に取り付けられた複数本のアームと、アームに取り付けられ且つ揚力を発生させる回転翼と、回転翼にエネルギーを供給するエネルギー供給部と、を有する機体と、本体の下方に設けられ、且つ、運搬する資材を収容する作業装置と、本体の上部に取り付けられ、且つ、内部に浮揚ガスが充填された浮力発生部と、を備えている。また、作業装置は、農場に散布される散布物を収容するタンクである。また、作業装置は、画像を撮像する撮像装置であり、撮像装置が撮像した画像は、有線通信又は無線通信を介して外部に出力される。【選択図】図1

Description

本発明は、農業用マルチコプターに関する。
従来、特許文献1には、薬剤貯留タンクと貯留された薬剤を噴出するノズルを備えたマルチロータ型ヘリコプターであって、その機体の平面視における機体中心を通って機体の左右に延びた仮想線上に沿って、機体の正面から見て左右それぞれに同数の複数のロータが並設され、少なくとも当該機体の左右に並設された各ロータの、各々のロータの回転により生ずる吹き下ろしの気流の中に前記ノズルが各々配置された構成を有するものが開示されている。
特開2017−036011号公報
特許文献1のマルチロータ型ヘリコプターでは、マルチコプターのロータの直下に薬剤を噴出するノズルを配置することで、ロータが回転することで生ずる吹き下ろしの気流の中にノズルから噴出された薬剤が混ざって、ロータの真下に向けて薬剤を一様に散布することができる。しかしながら、揚力を発生させ、マルチロータ型ヘリコプターをホバリンクさせるためにはロータを回転させる必要がある。ロータを回転させるモータは、バッテリにより駆動するため、バッテリの容量により当該マルチロータ型ヘリコプターは稼働時間が制限される。つまり、薬剤を散布する時間が制限され、圃場が広大である場合には、複数回に分けて作業を行う必要があるという問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、容易に作業を行うことができる農業用マルチコプターの提供を目的とする。
本発明の一態様に係る農業用マルチコプターは、本体と、本体に取り付けられた複数本のアームと、アームに取り付けられ且つ揚力を発生させる回転翼と、回転翼にエネルギーを供給するエネルギー供給部と、を有する機体と、本体の下方に設けられ、且つ、農業に関する作業を行う作業装置と、本体の上部に取り付けられ、且つ、内部に浮揚ガスが充填された浮力発生部と、備えている。
また、作業装置は、農場に散布される散布物を収容するタンクを有している。
また、作業装置は、画像を撮像する撮像装置であり、撮像装置が撮像した画像は、有線通信又は無線通信を介して外部に出力される。
また、農業用マルチコプターは、作業装置の重量と、浮力発生部が発生する浮力と、に基づいて、回転翼の回転を制御する制御装置を備えている。
また、浮力発生部は、機体と、作業装置とに発生する重力の和よりも小さい浮力を設定する。
また、浮力発生部は、機体と、作業装置とに発生する重力の和よりも大きい浮力を設定する。
また、制御装置は、重力方向に向かう負の揚力を発生するよう回転翼を制御し、且つ、重力と負の揚力の和が、浮力よりも大きくなるよう回転翼の回転を制御する。
また、エネルギー供給部は、バッテリである。
また、浮力発生部は、開放部が形成されたリング体であって、開放部は、当該開放部から、外部の空気を回転翼に向けて通過させる。
上記農業用マルチコプターによれば、容易に農薬を散布することができる。
第1実施形態に係る農業用マルチコプターの前方斜視図である。 第1実施形態に係る農業用マルチコプターの前方斜視図である。 第1実施形態に係る農業用マルチコプターの機体の前方斜視図である。 第1実施形態に係る農業用マルチコプターの要部の正面図である。 第1実施形態に係る農業用マルチコプターの要部の側面図である。 第1実施形態に係る農業用マルチコプターの要部の平面図である。 第1実施形態に係る農業用マルチコプターの制御フローである。 第2実施形態に係る農業用マルチコプターの前方斜視図である。 第2実施形態に係る農業用マルチコプターの前方斜視図である。 第2実施形態に係る農業用マルチコプターの制御フローである。 第3実施形態に係る農業用マルチコプターのシステム図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図3は、本発明の一実施形態に係る農業用マルチコプター(以下、単に「マルチコプター」という)を示す斜視図である。
マルチコプター1は、複数の回転翼により無人で飛行可能な回転翼機であって、例えば、ドローンと呼ばれる飛行体である。マルチコプター1は、無線又は有線通信による遠隔操作により飛行するものであってもよいし、遠隔装置に依らずに自律制御により飛行するものであってもよい。
マルチコプター1は、機体2と、作業装置7とを備えている。
先ず、機体2について説明する。図1〜図5に示すように、機体2は、本体3と、アーム4と、回転翼5と、スキッド(脚)6を有している。
図6に示すように、本体3は、第1縁部31と、第2縁部32と、第3縁部33と、第4縁部34とを有している。第1縁部31は、上面視において一方側に位置している。第2縁部32は、上面視において、第1縁部31と反対側(他方側)に位置している。第3縁部33は、第1縁部31と第2縁部32とを繋ぐ直線に対して直交する方向(前記一方側と前記他方側に直交する方向)の一端側に位置している。第4縁部34は、第3縁部33と反対側に位置している。
以下、説明の便宜上、第1縁部31が位置する方向を前方、第2縁部32が位置する方向を後方、第3縁部33が位置する方向を左方、第4縁部34が位置する方向を右方という。また、第1縁部31側から第2縁部32側或いは第2縁部32側から第1縁部31側に向かう方向を前後方向といい、当該前後方向に直交する方向を幅方向という。また、幅方向であって本体3の幅方向中心に近づく方向を幅方向内方といい、幅方向であって本体3の幅方向中心から離れる方向を幅方向外方という。
尚、本体3の形状(外形)は、本実施形態の場合、略直方体形であるが、円板形等の他の形状であってもよい。第1縁部31〜第3縁部34の形状は、本体3の形状に応じて変化する。そのため、第1縁部31〜第3縁部34の形状は、直線状であってもよいし、一部又は全部が曲線状であってもよい。
図4に示すように、本体3は、ケース35(以下、「第1ケース35」という)と、電装品36(以下、「第1電装品36」という)と、を備えている。
第1ケース35は、本体3の外殻を構成する箱体であって、密閉可能な内部空間を有している。第1ケース35の内部空間には、第1電装品36が収容されている。つまり、第1電装品36の周囲は、第1ケース35により覆われている。
第1電装品36は、マルチコプター1の飛行に関する制御を行う電装品であって、例えば、GPSアンテナ、制御装置70、各種センサ(ジャイロセンサ、加速度センサ等)等である。
図1、図2に示すように、本体3には、複数本のアーム4が取り付けられている。本実施形態の場合、4本のアーム4が本体3に取り付けられている。4本のアーム4は、本体3の中心から水平面(着地状態で地面と平行な面)内で放射状に延びている。但し、アーム4の本数は、4本に限定されず、5本以上であってもよいし、3本以下であってもよい
。また、アーム4は、本体3側に向けて折り畳み可能な構造としてもよい。
アーム4の基端側は、本体3に取り付けられている。アーム4の先端側は、中途部4aで二股状(Y字状)に分岐している。複数のアーム4の先端側には、夫々回転翼5が取り付けられている。本実施形態の場合、4本のアーム4の先端側が夫々二股状に分岐し、各分岐端に回転翼5が取り付けられているため、回転翼5の数は8つである。
回転翼5は、マルチコプター1が飛行するための揚力を発生させる。回転翼5は、ロータ51及びブレード(プロペラ)52から構成されている。ロータ51は、電動モータ(DCモータ等)から構成されている。ロータ51は、後述するバッテリ13aから供給される電力により駆動される。ロータ51の回転軸の上部には、ブレード52が取り付けられている。隣り合う回転翼5は、互いに逆方向に回転する。回転翼が一方に向かって回転して正の揚力を発生させる場合、回転翼は他方に向かって回転すると、負の揚力を発生させる。つまり、回転翼が一方に向かって回転すると、マルチコプターは、上昇する。また、回転翼が他方に向かって回転すると、マルチコプターは、下降する。なお、正の揚力とは重力方向の揚力であり、負の揚力とは重力方向と逆方向の揚力をいう。
回転翼5の数は、特に限定はされず、必要な揚力等に応じて変更することができる。例えば、マルチコプター1は、3つの回転翼5を有するトリコプターであってもよいし、4つの回転翼5を有するクアッドコプターであってもよいし、6つの回転翼5を有するヘキサコプターであってもよいし、8つの回転翼5を有するオクトコプターであってもよい。
スキッド6は、マルチコプター1が着地したときに接地して本体3を地面上に支持する。図1〜図6等に示すように、スキッド6は、本体3の第3縁部33側(左側)に設けられたスキッド6Lと、第4縁部34側(右側)に設けられたスキッド6Rと、を有している。
図6に示すように、スキッド6Lは、前部材6L1と、後部材6L2と、下部材6L3と、を有している。前部材6L1は、第1縁部31側(前側)に配置されて本体3から下方に延びている。後部材6L2は、第2縁部32側(後側)に配置されて本体3から下方に延びている。下部材6L3は、前部材6L1の下端部と後部材6L2の下端部とを連結している。
スキッド6Rは、前部材6R1と、後部材6R2と、下部材6R3と、を有している。前部材6R1は、第1縁部31側(前側)に配置されて本体3から下方に延びている。後部材6R2は、第2縁部32側(後側)に配置されて本体3から下方に延びている。下部材6R3は、前部材6R1の下端部と後部材6R2の下端部とを連結している。
図5に示すように、スキッド6Lの前部材6L1及び後部材6L2と、スキッド6Rの前部材6R1及び後部材6R2とは、本体3から離れる方向(下方)に向かうにつれて互いの距離が次第に広がるように傾斜している。
図1〜図6に示すように、本体3の下方には装着部15が設けられている。装着部15は、作業装置7をスキッド6Lとスキッド6Rの間で着脱可能に支持する。
次に、作業装置7について説明する。
作業装置7は、農業に関する作業を行う装置である。作業装置7としては、例えば、農場に農薬や肥料等の散布物を散布する散布装置、農場を撮影する撮像装置(カメラ)、農場の温度を検知する温度センサ(赤外線センサ等)、農場の色(農作物の色)を検知する色センサ等のセンサ装置等が例示できる。
本実施形態の場合、作業装置7は、散布装置であって、散布物を収容するタンク8を有している。
図1〜図6等に示すように、タンク8は、本体3の下方に設けられた装着部15に装着される。タンク8は、装着部15に対して着脱可能である。なお、タンク8は、装着部15に対して一体成形されていてもよい。装着部15は、断面L字形状のレールである。装着部15には、タンク8の側方から幅方向外方に向かって夫々突出した非装着部8aが懸架される。図5及び図6において、タンク8の装着状態を実線で示し、タンク8を装着部15から離脱させる方向(矢印Aで示す)にスライド移動させた状態を仮想線で示している。以下の説明において、タンク8に関する方向については、装着状態を基準とする。
タンク8は、容器81と、蓋体82と、を有している。
容器81は、農場に散布される散布物が収容される内部空間を形成している。散布物は、例えば、肥料、水、農薬等である。容器81は、当該容器81の上面に、散布物を内部空間に供給するための供給部83を有している。供給部83は、容器81の上面から円筒状に突出する筒状部84を有している。筒状部84には、蓋体82がネジ等により着脱可能に装着される。なお、タンク8に収容されている肥料、水、農薬等はタンクからポンプ10に供給される。
図5に示すように、機体2には、第1電装品36とは別の電装品13(以下、「第2電装品13」という)が装着されている。第2電装品13は、本体3の下方であって且つ回転翼5の下方に着脱可能に配置されている。第2電装品13は、回転翼5のロータ51にエネルギーを供給するエネルギー供給部13aを含む。本実施形態において、エネルギー供給部13aは、電力を供給するバッテリ13aを含んでいる。なお、回転翼5のロータ51の代わりにエンジンでブレード52を回転させる場合には、エネルギー供給部13aは、ガソリンを収納したガソリンタンクである。
第2電装品13は、第1ケース35とは別のケース14(以下、「第2ケース14」という)に収容されている。
図4〜図6に示すように、第2ケース14は、本体3の下方に設けられた取付部11に取り付けられている。取付部11は、第1取付部11Lと、第2取付部11Rとを有している。第1取付部11Lは、本体3の第3縁部33側(左側)に設けられ、スキッド6Lの前部材6L1と後部材6L2とを連結している。第2取付部11Rは、本体3の第4縁部34側(右側)に設けられ、スキッド6Rの前部材6R1と後部材6R2とを連結している。
本実施形態の場合、ポンプ10を、第2電装品13と同様に、本体3の下方であって且つ回転翼5の下方に配置しているが、第2電装品13の下方に配置してもよい。
さて、マルチコプター1は、浮力発生部60を備えている。浮力発生部は、気嚢60であって、内部に浮揚ガスが充填されている。気嚢60は、アラミド繊維等の空気や水素等の機体2を通過させない素材で構成されている。なお、浮力発生部は、気嚢60がアラミド繊維等の素材で構成される軟式の気嚢60に限定されず、気嚢60の下側にキールが取り付けられた半硬式であってもよく、気嚢60が骨格を有する硬式のものでもなんでもよい。本実施形態において、気嚢60は、水平方向が長尺のバルーン形状である。言い換えれば、気嚢60は、平面視で円状であって、且つ、断面形状が紡錘体状である。なお、気嚢60の形状は、砲丸形状であってもよいし、トーラス体のリング形状であってもよく、何でもよい。気嚢60の内部は、例えば、夫々分離された複数のセルが分割されている。これによって、複数のセルのうち、一のセルから充填されたガスが漏れたとしても、他のセルで当該一のセルを補完することができる。また、気嚢60は、複数の気嚢60を有する構成であってもよく、何でもよい。
気嚢60の内部には、水素やヘリウム等の浮揚ガスが充填されている。これによって、気嚢60は浮力を発生させる。具体的に説明すると、本実施形態において気嚢60は、本体3や回転翼5を含むマルチコプター1の総重量に対する重力以下の浮力を設定する。即ち、気嚢60は、マルチコプター1の回転翼5が発生させる揚力を補助する。言い換えれば、マルチコプター1は、気嚢60が設定した浮力と、回転翼5が発生させた揚力によって空中を飛行する。これによって、回転翼5だけでなく、気嚢60が設定した浮力によりマルチコプター1は上昇することができる。このため、マルチコプター1の上昇に必要となるエネルギーの浪費を低減することができる。それゆえ、マルチコプター1は、従来のマルチコプターよりも稼働時間を延長することができる。
気嚢60は、本体3と連結されている。例えば、気嚢60は、アーム4の中途部4aの上部に設けられた取付部61と、気嚢60の周囲に設けられた取付部63と、を連結部62で連結して本体3と連結されている。具体的に説明すると、取付部61は、アーム4の中途部4aの上部に設けられたリング状の部材である。また、取付部63は、気嚢60の周囲に設けられたリング状の部材である。当該取付部63は、気嚢60において平面視で
等間隔に配置されている。連結部62は、ワイヤーを有している。当該ワイヤーの一方端と他方端にはフック62aが設けられている。フック62aは、リングに取り付け及び取外しが可能な部材である。なお、連結部62は、本体3と、気嚢60とを連結できればよく、ワイヤーの代わりに棒部材を用いても良い。また、取付部61は、本体3と、気嚢60とを連結できればよく、アーム4の中途部4aではなく、スキッド6に設けられていても良い。
図3に示すように、マルチコプター1は制御装置70と、高度検出装置71と、を有している。制御装置70は、CPUや記憶部70aに記憶(保存)されているプログラム等から構成され、マルチコプター1に関する様々な制御を行う。具体的には、制御装置70は、例えば、ロータ51の回転を制御する。制御装置70は、記憶部70aを有している。記憶部70aは、不揮発性のメモリ等であって、マルチコプター1の情報を含む様々な情報を記憶する。記憶部70aは、例えば、農場のマップや当該農場における指示情報等を記憶する。指示情報には、マルチコプター1が圃場で行う作業内容や、マルチコプター1の進行ルート等が含まれる。つまり、マルチコプター1は、指示情報に基づいて圃場を移動し、且つ、作業を行う。なお、指示情報は、予め記憶部70aに記憶されているものであってもよいし、マルチコプター1に外部との通信を行う通信装置が設けられている場合には、通信装置が外部サーバから受信した指示情報を記憶部70aに記憶するものであってもなんでもよい。
高度検出装置71は、衛星測位システム(Global Positioning System,Galileo、GLONASSなど)によって自己の位置(緯度、経度、高度を含む測位情報)を検出する装置である。この高度検出装置71は、測位衛星(例えば、GPS衛星)Gから送信された信号(GPS衛星の位置、送信時刻、補正情報等)を受信し、受信した信号に基づいて高度を含む自己の位置(位置情報)を検出する。高度検出装置71が検出した高度は、制御装置70に出力される。制御装置70は、当該高度に基づいて、ロータ51の回転を制御する。言い換えれば、作業装置7の重量と、気嚢60が発生する浮力と、に基づいて回転翼5を制御する。これによって、マルチコプター1は、回転翼5の回転数を変更することで、揚力を制御することができる。このため、マルチコプター1は、散布物を散布して、タンク8に収容された散布物が減少した場合であっても、上昇、下降、及び所定の高度を維持することができる。例えば、マルチコプター1が圃場において、農薬を散布した場合、当該散布に応じてタンク8の内部に収納された内容物の重量が減少する。係る場合、制御装置70は、マルチコプター1を所定の高度に維持するため、ロータ51の回転を制御する。具体的には、制御装置70は、回転翼5が発生させる揚力を減少させるため、ロータ51の回転数を減少させる。なお、高度検出装置71は、マルチコプター1の高度を検出できればよく、衛星測位システムではなく、超音波センサを有する構成であっても何でもよい。マルチコプター1が超音波センサを備え、自己の高度を検出する場合、超音波センサは、例えばアーム4の中途部4aの下部に設けられる。超音波センサは、送波器と受波器とを有する。送波器は、超音波を圃場内の物体に向け発信する。受波器は、当該物体に反射された超音波である反射波を受信する。高度検出装置71は、超音波の発信から受信までに要した時間や音速等を演算し、センサから対象物までの距離を算出する。これによって、高度検出装置71は、マルチコプター1の高度を検出する。
以下、図7に基づいて、第1実施形態における制御装置70の回転翼5の制御の一連の流れを説明する。
制御装置70が記憶部70aから指示情報を取得する(S1)。制御装置70は、記憶部70aから取得した指示情報に基づいて、当該指示情報に指定されている高度(指示高度)を取得する。
高度検出装置71がマルチコプター1の高度を検出する(S2)。具体的には、高度検出装置71は、衛星測位システムによって自己の高度を検出する装置である。高度検出装置71は、測位衛星Gから送信された信号を受信し、受信した信号に基づいて自己の位置を検出する。
制御装置70が、高度検出装置71が検出した高度を取得する(S3)。制御装置70は、高度検出装置71が検出した位置情報のうち、自己の高度に関する情報を取得する。
制御装置70は、当該自己の高度が、指示高度と一致するかを確認する(S4)。制御装置70は、記憶部70aから取得した指示高度と、高度検出装置71が検出した高度との一致又は不一致の確認を行う。
制御装置70が、自己の高度と指示高度とが一致したと判断した場合(S4,Yes)、制御装置70は、回転翼5の回転数を維持する(S5)。これによって、回転翼5から発生される揚力が維持される。このため、マルチコプター1の高度が維持される。
制御装置70が、自己の高度と指示高度とが一致しないと判断した場合(S4,No)、当該高度が指示よりも低いかを確認する(S6)。
制御装置70が、自己の高度は指示高度よりも低いと判断した場合(S6,Yes)、制御装置70は、回転翼5の回転数を増加させる(S7)。これによって、回転翼5が発生させる揚力が増加する。このため、マルチコプター1に加わる上方向の力の合計が増加して、マルチコプター1は上昇する。
一方、制御装置70が、自己の高度は指示高度よりも高いと判断した場合(S6,No)、制御装置70は、回転翼5の回転数を減少させる(S8)。これによって、回転翼5が発生させる揚力が減少する。このため、マルチコプター1に加わる上方向の力の合計が減少して、マルチコプター1は下降する。
本発明の一態様に係る農業用マルチコプター1は、本体3と、本体3に取り付けられた複数本のアーム4と、アーム4に取り付けられ且つ揚力を発生させる回転翼5と、回転翼5にエネルギーを供給するエネルギー供給部13aと、を有する機体2とを備えている。また、農業用マルチコプター1は、本体3の下方に設けられ、且つ、運搬する資材を収容する作業装置7と、本体3の上部に取り付けられ、且つ、内部に浮揚ガスが充填された浮力発生部60と、を備えている。これによって、回転翼5だけでなく、浮力発生部60が設定した浮力によりマルチコプター1は上昇することができる。このため、マルチコプター1の上昇に必要となるエネルギーの浪費を低減することができる。それゆえ、マルチコプター1は、従来のマルチコプターよりも稼働時間を延長することができる。
また、作業装置7は、農場に散布される散布物を収容するタンク8を有している。これによって、マルチコプター1は、回転翼5が発生させた揚力と、浮力発生部60が設定した浮力とで上昇するため、従来のマルチコプター1が運搬できる重量以上の散布物を散布することができる。そのため、マルチコプター1は、農場において、一度に広範囲に亘って散布物を散布することができる。
また、農業用マルチコプター1は、作業装置7の重量と、浮力発生部60が発生する浮力と、に基づいて、回転翼5の回転を制御する制御装置70を備えている。これによって、マルチコプター1は、回転翼5の回転数を変更することで、揚力を制御することができる。このため、マルチコプター1は、散布物を散布して、タンク8に収容された散布物が減少した場合であっても、上昇、下降、及び所定の高度を維持することができる。
また、浮力発生部60は、機体2と、作業装置7とに発生する重力の和よりも小さい浮力を設定する。これによって、浮力発生部60は、マルチコプター1の上昇を補助することができる。このため、マルチコプター1は、回転翼5の回転数を減少させ、回転翼5が発生させる揚力を減少させることで下降することができる。
また、エネルギー供給部13aは、バッテリ13aである。これによって、電力を浪費したバッテリ13aを、充電されたバッテリ13aに交換すれば、マルチコプター1は、飛行を継続することができる。このため、マルチコプター1は、バッテリ13aの電力を浪費して飛行を継続できなくなった場合であっても、容易に作業に復帰することができる。
[第2実施形態]
図8及び図9は、マルチコプター1の別の実施形態(第1実施形態)を示す。
以下、第2実施形態のマルチコプター1について、上述した実施形態(第1実施形態)と異なる構成を中心に説明し、第1実施形態と共通する構成については同じ符号を付して
詳しい説明を省略する。
さて、第2実施形態に係る気嚢60は、中央が上下方向に向かって貫通している開放部60aが形成されている。言い換えれば、平面視でドーナツ形状である。さらに言い換えれば、気嚢60は、トーラス体のリング形状である。図9の矢印Rに示すように、気嚢60上方の空気が開放部60aから回転翼5に導入される。つまり、気嚢60が空気の流れRを妨げることなく、回転翼5に導入される空気を十分に確保することができる。気嚢60の内部は、例えば、夫々分離された複数のセルが分割されている。これによって、複数のセルのうち、一のセルから充填されたガスが漏れたとしても、他のセルで当該一のセルを補完することができる。また、気嚢60は、複数の気嚢60を有する構成であってもよく、何でもよい。
気嚢60の内部には、水素やヘリウム等の浮揚ガスが充填されている。これによって、気嚢60は浮力を発生させる。具体的に説明すると、本実施形態において気嚢60は、本体3や回転翼5を含むマルチコプター1の総重量に対する重力以上の浮力を設定する。即ち、気嚢60は、所定の高度までマルチコプター1を上昇させる。これによって、マルチコプター1は、回転翼5が揚力を発生させずとも上昇することができる。このため、所定の高度に上昇するまでマルチコプター1は、上昇にエネルギーを浪費する必要がない。つまり、従来のマルチコプター1よりも移動距離を延長することができる。また、回転翼5が発生させる揚力は、当該浮力を補助する。言い換えれば、マルチコプター1は、気嚢60が設定した浮力と、回転翼5が発生させた揚力によって空中を飛行する。例えば、気嚢60が設定した浮力により上昇したマルチコプター1の高度が、目的の高度よりも低い場合、制御装置70は、回転翼5の回転数を増加する。これによって、回転翼5が発生させた重力方向の揚力である正の揚力は増加し、マルチコプター1は上昇する。一方、気嚢60が設定した浮力により上昇したマルチコプター1の高度が、目的の高度よりも高い場合、制御装置70は、回転翼5を制御して、負の揚力を発生させる。詳しく説明すると、制御装置70は、回転翼5を制御して、重力方向とは逆方向の揚力を発生させる。このため、回転翼5が負の揚力を発生した場合、マルチコプター1は下降する。これによって、マルチコプター1の高度が指示情報の高度よりも高い場合、回転翼5が発生させる揚力と、気嚢60が設定した浮力との和を減少させることができる。このため、気嚢60が設定した浮力が、機体2と、作業装置7とに発生する重力の和よりも大きい場合でも、制御装置70が回転翼5を制御することでマルチコプター1を着陸させることができる。
以下、図10に基づいて、第2実施形態における制御装置70の回転翼5の制御の一連の流れを説明する。
制御装置70が記憶部70aから指示情報を取得する(S11)。制御装置70は、記憶部70aから取得した指示情報に基づいて、指示情報によって指定されている高度(指示高度)を取得する。
高度検出装置71がマルチコプター1の高度を検出する(S12)高度検出装置71は、測位衛星Gから送信された信号を受信し、受信した信号に基づいて自己の位置を検出する。
制御装置70が、高度検出装置71が検出した高度を取得する(S13)。制御装置70は、高度検出装置71が検出した位置情報のうち、自己の高度に関する情報を取得する。
制御装置70は、当該マルチコプター1の高度が指示高度と一致するかを確認する(S14)。制御装置70は、記憶部70aから取得した指示高度と、高度検出装置71が検出した高度との一致又は不一致の確認を行う。
制御装置70が、マルチコプター1の高度と、指示高度とが一致したと判断した場合(S14,Yes)、制御装置70は、回転翼5の回転数を維持する(S15)。これによって、回転翼5から発生される揚力が維持される。このため、マルチコプター1の高度が維持される。
制御装置70が、マルチコプター1の高度と、指示高度とが一致しないと判断した場合(S14,No)、当該高度が指示よりも低いかを確認する(S16)。
制御装置70が、マルチコプター1の高度は、指示高度よりも低いと判断した場合(S16,Yes)、制御装置70は、回転翼5が発生させる揚力を正の方向に増加させる(S17)。つまり、回転翼5が正の揚力を発生させている場合、回転翼5の回転数を増加させ、正の揚力を増加させる。また、回転翼5が負の揚力を発生させている場合であって、且つ、指示情報の高度が、回転翼5が揚力を発生させていない場合の高度よりも高い場合、ブレード52の向きを反転させ、正の揚力を発生させる。これによって、マルチコプター1の高度が指示情報の高度よりも低い場合、回転翼5が発生させる揚力と、気嚢60が設定した浮力との和を増加させる。このため、マルチコプター1に加わる上方向の力の合計が増加して、マルチコプター1は上昇する。
一方、指示情報の高度よりも高い場合(S16,No)、制御装置70は、回転翼5が発生させる揚力を負の方向に増加させる(S18)。つまり、回転翼5が正の揚力を発生させている場合であって、且つ、指示情報の高度が、回転翼5が揚力を発生させていない場合の高度よりも高い場合、回転翼の回転数を減少させ、正の揚力を減少させる。また、回転翼5が正の揚力を発生させている場合であって、且つ、指示情報の高度が、回転翼5が揚力を発生させていない場合の高度よりも低い場合、ブレード52の向きを反転させ、負の揚力を発生させる。これによって、マルチコプター1の高度が指示情報の高度よりも高い場合、回転翼5が発生させる揚力と、気嚢60が設定した浮力との和を減少させる。このため、マルチコプター1に加わる重力方向の力の合計が増加して、マルチコプター1は下降する。
本発明の一態様に係る農業用マルチコプター1の浮力発生部60は、機体2と、作業装置7とに発生する重力の和よりも大きい浮力を設定する。これによって、マルチコプター1は、回転翼5が揚力を発生させずとも上昇することができる。このため、所定の高度に上昇するまでマルチコプター1は、上昇にエネルギーを浪費する必要がない。つまり、従来のマルチコプター1よりも移動距離を延長することができる。
また、制御装置70は、重力方向に向かう負の揚力を発生するよう回転翼5を制御し、且つ、重力と負の揚力の和が、浮力よりも大きくなるよう回転翼5の回転を制御する。つまり、回転翼5が正の揚力を発生させている場合であって、且つ、指示情報の高度が、回転翼5が揚力を発生させていない場合の高度よりも低い場合、ブレード52の向きを反転させ、負の揚力を発生させる。これによって、マルチコプター1の高度が指示情報の高度よりも高い場合、回転翼5が発生させる揚力と、浮力発生部60が設定した浮力との和を減少させることができる。このため、浮力発生部60が設定した浮力が、機体2と、作業装置7とに発生する重力の和よりも大きい場合でも、制御装置70が回転翼5を制御することでマルチコプター1を着陸させることができる。
また、浮力発生部60は、開放部60aが形成されたリング体であって、開放部60aは、当該開放部60aから、外部の空気を回転翼5に向けて通過させる。これによって、図9の矢印に示すように、気嚢60上方の空気が開放部60aから回転翼5に導入される。このため、浮力発生部60が空気の流れを妨げることなく、回転翼5に導入される空気を十分に確保することができる。
[第3実施形態]
図11は、マルチコプター1の別の実施形態(第3実施形態)のシステム図を示す。
以下、第3実施形態のマルチコプター1について、上述した実施形態(第1実施形態及び第2実施形態)と異なる構成を中心に説明し、第1実施形態又は第2実施形態と共通する構成については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
第3実施形態に係るマルチコプター1は、作物の生育を示す生育データを取得することが可能である。マルチコプター1は、撮像装置9を有している。撮像装置9は、赤外線カメラ等で構成され、圃場の作物を撮像可能な装置である。マルチコプター1は、圃場上を飛行して、圃場上の作物を空撮し、撮像装置9で撮像した画像(撮像画像)に、高度検出装置71で検出された位置を対応付けて撮像データとする。
撮像データは、マルチコプター1に設けられた記憶部70aに記憶される。マルチコプター1の記憶部70aに記憶された撮像データは、USBメモリ、SDカード等の電子記
憶媒体94に転送され、当該電子記憶媒体94に記憶される。電子記憶媒体94に記憶された撮像データは、管理コンピュータ95a、又は、管理コンピュータ95aとは別に空撮サービス会社等に設置された固定型の管理コンピュータ95bに転送される。転送された撮像データは管理コンピュータ95a又は管理コンピュータ95bに記憶される。また、管理コンピュータ95a又は管理コンピュータ95bがサーバ96にログイン後、当該管理コンピュータ95a又は管理コンピュータ95bに記憶された撮像データは、当該サーバ96に送信される。サーバ96は、撮像データを受信すると、受信した撮像データを記憶部70a(データベース)に記憶する。サーバ96は、撮像データ(撮像画像)を解析することで、DVI、RVI、NDVI、GNDVI、SAVI、TSAVI、CAI、MTCI、REP、PRI、RSI等の植生指標などにより生育データを生成する。サーバ96によって生成した生育データは記憶部70aに記憶する。上述した植生指数は一例であり、限定されない。なお、マルチコプター1の記憶部70aに記憶された撮像データは、外部に出力できればよく、撮像データは、無線通信を介してサーバ96に送信されるものであってもなんでもよい。
本発明の一態様に係る農業用マルチコプター1の作業装置7は、画像を撮像する撮像装置9であり、撮像装置9が撮像した画像は、電子機構媒体94を介して外部に出力される。これによって、マルチコプター1は、回転翼5が発生させた揚力と、浮力発生部60が設定した浮力とで上昇するため、従来のマルチコプター1よりも長時間滞空することができる。そのため、マルチコプター1は、農場において、一度に広範囲に亘って圃場の撮像をすることができる。それゆえ、マルチコプター1は、エネルギー供給部13aのエネルギーを補給するために作業を中断する回数を減少させ、短時間で生育マップ等の作成が可能となる。
以上、本発明について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 マルチコプター
2 機体
3 本体
4 アーム
5 回転翼
7 作業装置
8 タンク
9 撮像装置
13a エネルギー供給部
51 ロータ
52 ブレード
60 浮力発生部(気嚢)
60a 開放部
70 制御装置
70a 記憶部
71 高度検出装置

Claims (9)

  1. 本体と、前記本体に取り付けられた複数本のアームと、前記アームに取り付けられ且つ揚力を発生させる回転翼と、前記回転翼にエネルギーを供給するエネルギー供給部と、を有する機体と、
    前記本体の下方に設けられ、且つ、農業に関する作業を行う作業装置と、
    前記本体の上部に取り付けられ、且つ、内部に浮揚ガスが充填された浮力発生部と、
    を備えている農業用マルチコプター。
  2. 前記作業装置は、農場に散布される散布物を収容するタンクを有している請求項1に記載の農業用マルチコプター。
  3. 前記作業装置は、画像を撮像する撮像装置であり、
    前記撮像装置が撮像した画像は、有線通信又は無線通信を介して外部に出力される請求項1に記載の農業用マルチコプター。
  4. 前記作業装置の重量と、前記浮力発生部が発生する浮力と、に基づいて、前記回転翼の回転を制御する制御装置を備えている請求項1〜3のいずれか1項に記載の農業用マルチコプター。
  5. 前記浮力発生部は、前記機体と、前記作業装置とに発生する重力の和よりも小さい浮力を設定する請求項1〜4のいずれか1項に記載の農業用マルチコプター。
  6. 前記浮力発生部は、前記機体と、前記作業装置とに発生する重力の和よりも大きい浮力を設定する請求項1〜5のいずれか1項に記載の農業用マルチコプター。
  7. 前記制御装置は、重力方向に向かう負の揚力を発生するよう前記回転翼を制御し、且つ、前記重力と前記負の揚力の和が、前記浮力よりも大きくなるよう前記回転翼の回転を制御する請求項6に記載の農業用マルチコプター。
  8. 前記エネルギー供給部は、バッテリである請求項1〜7のいずれか1項に記載の農業用マルチコプター。
  9. 前記浮力発生部は、開放部が形成されたリング体であって、
    前記開放部は、当該開放部から、外部の空気を前記回転翼に向けて通過させる請求項1〜8のいずれか1項に記載の農業用マルチコプター。
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